JPWO2005119709A1 - インダクタ - Google Patents

インダクタ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2005119709A1
JPWO2005119709A1 JP2006514068A JP2006514068A JPWO2005119709A1 JP WO2005119709 A1 JPWO2005119709 A1 JP WO2005119709A1 JP 2006514068 A JP2006514068 A JP 2006514068A JP 2006514068 A JP2006514068 A JP 2006514068A JP WO2005119709 A1 JPWO2005119709 A1 JP WO2005119709A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductor
winding
substrate
core member
case body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006514068A
Other languages
English (en)
Inventor
良人 渡部
良人 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumida Corp
Original Assignee
Sumida Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumida Corp filed Critical Sumida Corp
Publication of JPWO2005119709A1 publication Critical patent/JPWO2005119709A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • H01F27/292Surface mounted devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/02Casings
    • H01F27/027Casings specially adapted for combination of signal type inductors or transformers with electronic circuits, e.g. mounting on printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/045Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core of cylindric geometry and coil wound along its longitudinal axis, i.e. rod or drum core
    • H01F2017/046Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core of cylindric geometry and coil wound along its longitudinal axis, i.e. rod or drum core helical coil made of flat wire, e.g. with smaller extension of wire cross section in the direction of the longitudinal axis
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components
    • H05K3/3426Leaded components characterised by the leads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

平角線が用いられ、かつ巻回の軸線方向が実装される基板に対して略平行を為すインダクタにおいて、実装における接合強度を向上させる。インダクタ10は、磁性材料から構成されるコア部材20と、接触面が長手に沿う扁平形状を為すと共に、コア部材20の外周面に対してエッジワイズ巻きで巻回されることにより巻回構造31が形成される平角線30と、コア部材20および平角線30が配置されるケース体40と、を具備している。ここで、平角線30は、コア部材20に対して複数巻回されると共に、該複数の巻回構造31がコア部材20の軸線方向に沿って重ねられる状態で配置されている。

Description

本発明は、例えば車載用の各種装置等に用いられるインダクタに関する。
車載用の各種装置等には、インダクタが搭載されるが、かかる車載用のインダクタとしては、コアに巻線を巻回し、必要に応じてコアおよび巻線をケース等で覆うと共に、巻線の端末をフロー半田等で実装するタイプが知られている。ここで、インダクタの中には、巻回の軸線が実装基板に対して平行を為す状態で取り付けられる、横置きタイプのインダクタもある。横置きタイプのインダクタにおいては、巻線の軸線方向の長さ寸法が大きい場合に、突出寸法を低減できる、というメリットがある。
また、近年、インダクタの占積率を高め、かつ大電流化に対応させるため、巻線として平角線を用いるタイプのインダクタも存在する。その例として、特許文献1には、上述した横置きタイプのインダクタにおいて、平角線を2つに重ねてエッジワイズ巻きで巻回するタイプのインダクタが開示されている。また、特許文献2には、エッジワイズ巻きに巻回された2つの平角線を、実装基板の法線方向に沿って重ねる構成が開示されている。
特開2003−17328号公報(要約、段落番号0012、図1等参照) 特開2001−85232号公報(要約、図1他参照)
ところで、インダクタのうち、平角線を用いるタイプにおいて、該平角線の厚みがあったり、巻き数が多い等の理由により、インダクタの長さ寸法が大きくなると、基板との接合強度を考慮して、横置きタイプのインダクタが用いられる場合がある。特に、車載用の各種装置に用いられるインダクタにおいては、振動が負荷されることを考慮しなければならないため、接合強度を一層考慮しなければならない。
ここで、特許文献1に開示されている、平角線を用いる横置きタイプのインダクタにおいては、2本重ねて巻回させる方式のため、隣り合う平角線の端末が近接する。そのため、基板における実装部位も近接してしまい、半田付け等において隣り合う部位に半田が差し掛かり、ショート等の不具合を引き起こす場合がある。また、巻回の軸線のそれぞれの端部において、端末が近接し、接合部位が近接してしまうと、軸線方向に対する振動には強いが、基板に平行かつ軸線方向に垂直な向きの振動には弱くなる。そのため、車載用機器のように、振動が様々な方向から付与される環境下においては、信頼性の面で好ましくない。
なお、特許文献2に開示されているインダクタは、縦置きタイプであるため、巻回の軸線方向に突出する長さ寸法が大きい場合には、車載用として強度面で不安があると共に、平角線のそれぞれの端末における折り曲げ回数が2回必要となり、横置きタイプよりも多く、その分製造コストが掛かるものとなっている。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、平角線が用いられ、かつ巻回の軸線方向が実装される基板に対して略平行を為すインダクタにおいて、実装における接合強度を向上させることが可能なインダクタを提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、磁性材料から構成されるコア部材と、接触面が長手に沿う扁平形状を為すと共に、コア部材の外周面に対してエッジワイズ巻きで巻回されることにより巻回構造が形成される平角線と、凹陥部を有し、嵌め込みにより巻回構造およびコア部材が該凹陥部に位置すると共に、該コア部材の軸線が凹陥部の底面と対向状態となるケース体と、を具備し、平角線はコア部材に対して複数巻回されると共に、該複数の巻回構造がコア部材の軸線方向に沿って重ねられる状態で配置されているものである。
このように構成した場合には、コア部材および平角線は凹陥部に嵌め込まれ、巻回構造が凹陥部に位置する状態となる。このとき、コア部材の軸線が凹陥部の底面と対向状態となることにより、巻回の軸線方向は、ケース体の開口部に対して略平行となり、コア部材および平角線は、ケース体の凹陥部において寝かされた状態となる。そのため、基板への実装に際しては、インダクタは横置きの状態となる。また、コア部材の外周面には、平角線の巻回により、複数の巻回構造が軸線方向に沿って重ねられる状態となる。そのため、平角線の端末の本数を増やすことができる。それによって、基板にインダクタを実装する場合、端末が増加した分だけ接合部を増やすことができ、インダクタを強固に接合させることができる。
このように、端末の本数を増やし、インダクタの接合強度を高めることにより、該インダクタが用いられる各種装置の信頼性を、長期に亘って確保することが可能となる。そのため、例えば車載用の各種装置のように、振動が負荷される環境下においてインダクタが用いられた場合でも、信頼性を確保し、長期に亘って該装置を動作させることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、ケース体には、該ケース体を構成する側面の開口部側から離間する側に向かうスリットが形成されていて、平角線の端末のうち少なくとも一方には、拡径されて巻回の外側に向かって張り出す張出部が設けられていると共に、張出部は、スリットに差し掛かっているものである。
このように構成した場合には、スリットに張出部が差し掛かることにより、該張出部を外部から視認することが可能となる。そのため、張出部の一部が半田付け等により接合された場合でも、外部から当該接合部分を容易に視認することができる。それによって、接合状況を目視で確認することができ、インダクタの接合における信頼性を高めることが可能となる。また、インダクタの接合部分において剥離等が生じた場合には、その剥離を視認することが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、張出部は、端末のうち他の平角線に対して隣り合う側にのみ存在するものである。
このように構成した場合には、他の平角線に対して隣り合う側に存在する端末にのみ張出部が設けられる。そのため、張出部は、外側に張り出している分だけ、外部から視認し易くなる。それにより、張出部を有する端末の接合状況を、外部から確認し易くなり、インダクタの実装における信頼性を一層高めることが可能となる。
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、平角線は2本設けられているものである。このように構成した場合には、2本の平角線には、それぞれ張出部を有すると共に他の平角線と向かい合う端末と、張出部を有さず平角線と隣り合わない(端部側に位置する)端末とが設けられることになる。そのため、軸線が正面に来る状態でインダクタを見た場合、張出部を有する端末と、張出部を有さない端末とは、位置がずれていて重ならない。それにより、インダクタを正面から見るだけで、端末の接合状態を視認することが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、ケース体には、側面のうち開口部側の縁部から該側面を凹ませる下端凹部が設けられていて、この下端凹部には平角線の端末が折り曲げられることにより構成される基板接合部が位置するものである。
このように構成した場合には、下端凹部には基板接合部が位置する。そのため、ケース体を構成する側面と基板接合部とが干渉するのを防ぐことができる。また、基板接合部を設けることにより、端末が基板に接合される面積を、下端凹部の大きさに対応させて確保することが可能となり、基板とインダクタとの間の接合強度を確保することができる。
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、複数の平角線のうち、他の平角線に対して隣り合う側に存在する端末は、実装される基板を介して互いに接続されるものである。
このように構成した場合には、平角線の基板に対する実装部位は、平角線の本数に対応させて増加させることが可能となる。それにより、接合部位の接合強度を高めることが可能となり、インダクタの信頼性を向上させることが可能となる。また、複数の平角線により構成される複数の巻回構造を、1本の平角線から構成されるインダクタと見なすことが可能となる。
本発明によると、平角線が用いられ、かつ巻回の軸線方向が実装される基板に対して略平行を為すインダクタにおいて、実装における接合強度を向上させることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るインダクタの外観形状を示す斜視図である。 図1のインダクタに係り、該インダクタの軸線方向から見た正面断面図である。 図1のインダクタに係り、該インダクタの開口部側から見た底面図である。 図1のインダクタの上方側から見た平面図である。 図1のインダクタに係り、該インダクタの側方から見た側面断面図である。 図1のインダクタの側方から見た側面図である。 図1のインダクタの正面から見た正面図である。 図1のインダクタに用いられる平角線の巻回状態を示す正面図である。 図1のインダクタに用いられる平角線の巻回状態を示す背面図である。 図1のインダクタに用いられる平角線の巻回状態を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインダクタの外観形状を示す斜視図である。 図11のインダクタの側方から見た側面図である。 図11のインダクタの開口部側から見た底面図である。 図11の側方から見た側面断面図である。
符号の説明
10,11…インダクタ
20,200…コア(コア部材に対応)
30…平角線
31…巻回構造
31a…挿通孔
32…端末
33…基板接合部
34…張出部
40…ケース体
40a〜40d…側面
40e…上端面
41…凹陥部
42…開口部
43…位置決め凹部
44…コア受け部
45,450…下端凹部
46…スリット
202…鍔部
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係るインダクタについて、図1から図10に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るインダクタ10の全体構成を示す斜視図である。また、図2〜図7は、インダクタ10の各方向から見た状態を示す図であり、図8〜図10は、巻回状態にある平角線30を各方向から見た状態を示す図である。
なお、以下の説明においては、上方側とは、インダクタ10の軸線L(図3〜図6参照)に対して垂直であって平角線30の端末32が向かう向きとは逆側を指し、下方側とは、インダクタ10の軸線Lに対して垂直であって平角線30の端末32が向かう向きを指す。また、一端側は、軸線Lに沿う方向のうち側面40b側を指し、他端側は、軸線Lに沿う方向のうち側面40d側を指す。
インダクタ10は、基板(不図示)の平面に対して巻回の軸線Lが平行となるように実装される横置きタイプのインダクタである。このインダクタ10は、コア20と、平角線30と、ケース体40とを有している。
図1、図2および図5に示すように、コア部材としてのコア20は、その外観が円柱状を為す部材であり、その外周面21(図2および図5参照)に後述する平角線30が巻回される。コア20は、ニッケル系のフェライトコア等の磁性材から構成されている。しかしながら、コア20の材質はフェライトコアには限られず、パーマロイ等、他の磁性材であっても良い。このコア20は、後述するケース体40の凹陥部41に、平角線30を巻回した状態で位置する。なお、コア20は、後述する凹陥部41に嵌め込まれるのに適した長さ寸法を有している。また、コア20の軸線(インダクタ10の軸線Lと一致)は、該コア20の後述する凹陥部41への嵌め込みにより、凹陥部41の底面と平行を為す対向状態となる。
また、図3および図5等に示すように、本実施の形態では、2本の平角線30が用いられている。図8〜図10に示すように、平角線30は、その位置の違いにより、巻回構造31と、端末32と、基板接合部33(図1参照;図2他は、基板接合部33を形成する前の状態)とに分けられる。平角線30は、断面が扁平形状を為すと共に、その外周面にエナメル等の絶縁皮膜が塗布されている線材である。この平角線30は、エッジワイズ巻きに巻回される。また、かかる巻回により、平角線30を巻回した巻回構造31には、挿通孔31a(図8、図9参照)が形成されるが、この挿通孔31aには、上述したコア20が挿通される。
ここで、図2、図8および図9に示すように、本実施の形態では、平角線30の端末32のうち、少なくとも一方側は、拡径方向に向かって折り曲げられている。それにより、図2に示すように、巻回構造31の中心から平角線30の外周面までの距離(半径)をR1 、巻回構造31の中心から拡径された平角線30の端末32までの距離をR2 とすると、R1 <R2 となっている。なお、以下の説明においては、拡径により外側に張り出している部分を、張出部34と呼ぶ。また、巻回構造31から延伸する2つの端末32は、互いに平行を為して、開口部42側に向かって延伸している。
また、図8〜図10に示す平角線30は、従来用いていた平角線30と比較すると、その断面積が略半分となっている。なお、本実施の形態では、平角線30は、その幅寸法を略半分とすることにより、平角線30の断面積を略半分としており、平角線30の厚み寸法は、従来用いていた平角線30と同様となっている。しかしながら、平角線30の厚み寸法を略半分とすることにより、平角線30の断面積を略半分としても良く、この場合には、平角線30の幅寸法は、従来と同様となる。また、平角線30の幅寸法または厚み寸法は、半分にする場合には限られず、平角線30の幅寸法または厚み寸法の半分以上にしても良い。
ここで、平角線30の幅寸法を略半分とする場合、それに対応させて、コア20の直径を大きくとっても良い。
また、図1に示すように、平角線30の端末32のうち、後述するケース体40の凹陥部41から突出している部位は、屈曲された基板接合部33となっている。かかる基板接合部33は、基板(不図示)の実装部位に対して、例えば半田付け等の手法により、接合される。しかしながら、実装部位に対する基板接合部33の接合手法は、半田付けには限られず、例えばレーザビーム溶接、アーク溶接等、他の接合方法を用いても良い。
また、図1〜図7に示すように、ケース体40は、例えば樹脂といった非磁性の材質から形成されている。このケース体40は、複数(本実施の形態では4つ)の側面40a〜40dと、上端面40eとで囲まれることにより、その外観が箱型形状となっている。また、側面40a〜40dおよび上端面40eで囲まれることにより、ケース体40の内部には、凹陥部41が設けられていて(図3、図5等参照)、箱型の一方側(下端側)が開放した開口部42となっている。
図2に示すように、凹陥部41の内部のうち、上端面40e側には、位置決め凹部43が設けられている。位置決め凹部43は、断面が円弧状を為す窪み部分であり、巻回構造31の外周面を位置決めするための部分である。そのため、位置決め凹部43は、巻回構造31の外周面の円弧に倣う形状に設けられている。
また、凹陥部41の内部には、コア受け部44が設けられている。コア受け部44は、段差状の部分であり、この段差状のコア受け部44によってコア20は受け止められる。このコア受け部44は、開口部42から上端面40eに向かって側面40b,40dを薄肉にすると共に、上端面40eと所定だけ隔てた部位で薄肉化を停止させることにより、形成されている。そのため、コア受け部44は、上端面40eと所定寸法だけ離間した部位に位置している。このコア受け部44でコア20が受け止められることによって、凹陥部41におけるコア20の位置決めが為され、軸線Lが定まる。
また、図1〜図3、図5〜図7に示すように、ケース体40には、側面40a〜40dの下端側に下端凹部45が設けられている。下端凹部45は、平角線30の基板接合部33と、ケース体40の側面40a〜40dとを干渉させないための凹み部分であり、側面40a〜40dの下端側から上方に向かって所定寸法だけ凹んでいる。かかる下端凹部45のうち、側面40b,40dに位置する下端凹部45からは、基板接合部33が凹陥部41の外方に向かって延伸する。
なお、この凹み寸法は、平角線30の基板接合部33を下端凹部45に位置させた場合に、ケース体40の側面40a〜40dの下端よりも、基板接合部33の下面が下方側に突出する程度の寸法に設けられている。それにより、基板接合部33を基板に対して半田付け等により、容易に実装可能となっている。また、下端凹部45のうち、軸線Lと平行を為す側面40a,40cに存在する下端凹部45は、側面40b,40cに存在する下端凹部45よりも幅広となっている。これは、側面40a,40cに存在する下端凹部45の場合、スリット46を挟んで2つ下端凹部45が連なる状態となっているためである。
また、ケース体40のうち、軸線Lと平行を為す側面40a,40cには、スリット46が設けられている。スリット46は、下端凹部45から上方に向かって形成されているが、該スリット46の上端側は、上端面40eと所定の寸法を隔てて離間している。このスリット46には、平角線30の端末32のうち、軸線Lの中央部分に位置する端末32が差し掛かる。この場合、端末32は、側面40a,40cと面一となるか、該側面40a,40cよりも外方に向かって突出するかの、いずれかの状態でスリット46に差し掛かっている。
以上のようなインダクタ10は、巻線機等を用いてコア20の外周面に2つの平角線30を巻回し、2つの巻回構造31を形成する。また、それぞれの平角線30の端末32のうち、軸線Lの中央側に位置する端末32を、拡径方向に向かうように曲げ加工を行い、張出部34を形成する。この場合、拡径前には半径R1 であった巻回構造31の半径が、拡径後には、その半径がR2 となる。また、拡径後の張出部34は、他方の端末32と平行となるように加工される。
このような平角線30の巻回を終了し、2つの巻回構造31が形成された状態で、コア20および平角線30を凹陥部41に嵌め込む。この場合、平角線30の端末32側を凹陥部41の開口部42側に位置させる。すると、巻回構造31の外周面が、位置決め凹部43で位置決めされ、コア20がコア受け部44で位置決めされる。これと共に、中央側の端末32は、スリット46に差し掛かる(入り込む)状態となり、該端末32の外周側面が、側面40a,40cと面一の状態となるか、または端末32の外周側面が側面40a,40cから突出する状態となる。
ここで、ケース体40へのコア20および平角線30の挿入に前後させて、平角線30の端末32の折り曲げ加工を行う。この場合、側面40b,40dにおいては、基板接合部33が下端凹部45に差し掛かり、さらに基板接合部33を下端凹部45から離間する方向に向けて突出させるように、該基板接合部33を折り曲げる。また、側面40a,40cにおいては、軸線Lと平行をなすように端末32を折り曲げて、下端凹部45に基板接合部33が差し掛かる状態とする。そのため、基板接合部33は、側面40a,40cから離間せず、該側面40a,40cと平行を為す状態で延伸される。
なお、本実施の形態では、2つの基板接合部33は、側面40bまたは側面40dを同時に向く状態に折り曲げられ、同じ向きに向かって延伸している。
このような折り曲げを行った後に、それぞれの基板接合部33と基板の実装部位との間で半田付けを行う。かかる半田付けは、例えば基板接合部33を、半田槽に浸す状態にした後に、基板の実装部位に基板接合部33を接触させることにより行う。この場合、2つの平角線30のそれぞれの中央側の基板接合部33は、基板のうち、該2つの基板接合部33を接続する回路パターンと導通する部位に実装される。それにより、2つの基板接合部33は、互いに接続された状態となる。
以上のようにして、半田付け等の接合状態が固まると、インダクタ10が基板に実装される状態となる。
このような構成のインダクタ10によれば、コア20および平角線30は、巻回構造31の外周面が接触する状態でケース体40に存在する。そのため、巻回の軸線Lは、ケース体40の開口部42に対して略平行となり、インダクタ10は横置き状態となるが、コア20の外周面には、軸線Lに沿って、2つの巻回構造31が重ねられる状態となる。そのため、平角線30の端末32の本数を増やすことができ、基板にインダクタ10を実装する場合、端末32が増加した分だけ接合部分を増やすことができる。それにより、インダクタ10を基板に対して強固に接合させることができる。
このように、端末32の本数を増やし、インダクタ10の接合強度を高めることにより、該インダクタ10が用いられる各種装置の信頼性を、長期に亘って確保することが可能となる。そのため、例えば車載用の各種装置のように、振動が負荷される環境下においてインダクタ10が用いられた場合でも、信頼性を確保し、長期に亘って該装置を動作させることが可能となる。
また、特許文献1の平角線を2つ重ねた状態で巻回作業を実行する横置きタイプのインダクタのように、平角線の端末同士が近接する、という不具合を防止することができる。そのため、端末同士の近接により、ショートする、といった不具合を防止することができる。特に、本実施の形態におけるインダクタ10では、端末32の距離を離すことにより、基板に対する接合部位の距離を離間させることができるため、インダクタ10を基板に対して半田付け等によって実装する際に、ショート等が生じるのを防ぐことができる。また、基板接合部33が互いに離れる構成を採用するため、基板に対して基板接合部33を接合する作業を行い易くなり、作業性に優れたものとなる。
また、それぞれの基板接合部33(端末32)の距離を離間させることができるので、特許文献1のインダクタと比較して、基板に平行かつ軸線Lに垂直な方向に向かう振動に強くなる。そのため、車載用機器のように、振動が様々な方向から付与される環境下において、信頼性を低下させるのを防ぐことができる。
また、従来の縦置きタイプのインダクタにおいては、平角線のそれぞれの端末における折り曲げ回数が2回必要となっているが、本実施の形態におけるインダクタ10においては、端末32を1回折り曲げるだけで、基板接合部33が形成される。そのため、縦置きタイプのインダクタと比較して、製造コストを低減することが可能となる。
また、本実施の形態のように、平角線30の幅寸法を略半分とする場合、コア20の直径を大きくして、インダクタンスの値を大きくできる利点がある。逆に、平角線30の厚み寸法を略半分とする場合には、平角線30の加工が容易になるという利点がある。特に、厚み寸法を略半分とする場合には、上述の平角線30を巻回する場合、巻線機を用いて自動的に巻回させることが容易となり、従来のように太い丸線を巻回させる場合と比較して、巻線機を用いた巻回が一層容易となる。
また、ケース体40には、スリット46が設けられていて、平角線30は、その端末32の一方に、巻回の外径側に向かって拡径される張出部34が設けられていて、この張出部34がスリット46に差し掛かっている。このため、拡径されている張出部34を外部から視認することが可能となる。それにより、基板接合部33が半田付け等により接合された場合でも、外部から当該基板接合部33と基板との間の接合部分を容易に視認することができる。このように、接合状況を目視で確認することにより、インダクタ10の接合における信頼性を高めることが可能となる。また、インダクタ10の接合部分において剥離等が生じた場合にも、その剥離を視認することが可能となり、不良原因の特定が容易となる。
なお、張出部34は、他の平角線30と隣り合う側に存在する端末32に設けられていて、他の平角線30と隣り合わない側に存在する端末32には、設けられていない。これに加えて、本実施の形態では、平角線30が2本のみである。そのため、軸線Lが正面に来る状態(側面40b,40d側が正面に来る状態)でインダクタ10を見れば、端末32の位置がずれて重ならない(図7参照)。それにより、基板接合部33と基板との間の接合状態を視認により一層確認し易くなり、インダクタ10の信頼性を一層高めることが可能となる。
さらに、ケース体40には、側面40a〜40dのうち開口部42側の縁部から該側面40a〜40dを凹ませる下端凹部45が設けられていて、この下端凹部45には基板接合部33が位置する。そのため、端末32が基板に接合される面積を、下端凹部45の大きさに対応させて確保することが可能となり、基板とインダクタ10との間の接合強度を確保することができる。また、側面40a〜40dと基板接合部33とが干渉するのを防ぐことが可能となる。
また、本実施の形態では、2つの平角線30のうち、互いに隣り合う側に存在する端末32は、実装される基板の配線パターンを介して互いに接続されている。このように構成すれば、平角線30の基板に対する実装部位を、平角線30の本数に対応させて増加(2本から4本に増加)させることが可能となり、接合部位の接合強度を高めることが可能となる。それによって、インダクタ10の信頼性を向上させることが可能となる。また、2つの平角線30により構成される巻回構造31を、1本の平角線30から構成されるインダクタ10と見なすことが可能となる。そのため、巻線数は、2つの巻回構造31における巻線数を足し合わせる構成と見なすことができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について、図11〜図13に基づいて説明する。なお、本実施の形態におけるインダクタ11は、基本的な構成が上述の第1の実施の形態で述べたのと同様となっている。そのため、上述の第1の実施の形態で説明したのと同様の部分については、その説明を省略し、上述の第1の実施の形態で用いたのと同じ符号を付して説明する。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係るインダクタ11の全体構成を示す斜視図である。また、図12は、インダクタ11の側面図であり、図13は、インダクタ11の底面図である。
図11および図12に示すように、本実施の形態のインダクタ50は、上述の第1の実施の形態におけるインダクタ10とは異なり、ケース体40にスリット46が設けられていない。そのため、端末32には、スリット46に入り込む張出部34が存在していない。すなわち、端末32は、拡径方向に向かうように曲げ加工が為されておらず、それにより、張出部34が存在していない状態となっている。
また、ケース体40に存在する、一部の下端凹部の形状も、本実施の形態では異なっている。すなわち、本実施の形態では、側面40a,40cに存在する下端凹部(以下、本実施の形態における側面40a,40cに存在する下端凹部を、下端凹部450とする。)は、大きく開口する状態となっている。ここでいう、大きく開口とは、インダクタ11の下方側から上方側に向かって凹ませている下端凹部450の寸法(切欠寸法)が、側面40b,40dに存在する下端凹部45の切欠寸法よりも、十分に大きくなっている。
なお、本実施の形態では、インダクタ11を側方から見た場合、下端凹部450は、巻回構造31が十分に見える程度まで、凹んだ(切り欠かれた)状態に設けられている。しかしながら、下端凹部450の切欠寸法は、これには限られず、インダクタ11を側方から見た場合に巻回構造31が見えない程度に切り欠かれていても良い。また、下端凹部450の、軸線L方向の長さ寸法は、基板接合部33の長さ寸法に対応していれば良い。
また、本実施の形態では、側面40b,40dに存在している下端凹部45も、ケース体40の隅角部側に配置されている。しかしながら、下端凹部45の凹み寸法等は、上述の第1の実施の形態と同様となっている。
また、本実施の形態では、上述の第1の実施の形態におけるコア20とは異なり、その外観が略T字形状を為すコア200を用いている。コア200は、円柱部201と、鍔部部202とより構成されている。このうち、円柱部201は、上述の第1の実施の形態のコア20と同様の直径を有している。また、円柱状部201のうち、鍔部202が存在する側と逆側の部分(先端部分)は、上述の第1の実施の形態におけるのと同様のコア受け部44により受け止められる。また、鍔部202は、凹陥部41の幅寸法よりも若干小さいが、該凹陥部41の幅寸法に対応する直径を有する円盤状部材である。この鍔部202の直径は、円柱部201の直径よりも十分に大きく設けられている。
なお、コア200のうち、平角線30と接触する部分には、絶縁テープ等の絶縁部を施すようにしても良い。このようにすれば、コア200と平角線30との間の絶縁を実現することができる。また、本実施の形態では、凹陥部41の内部には、コア200の円柱部201のうち、鍔部202から離間する部位を支持するためのスペーサ203が設けられても良い。このスペーサ203が凹陥部41に接触することにより、コア200は、凹陥部41の内部において、軸線Lに対して略平行となるように設けられている。
また、本実施の形態では、2つの平角線30の巻回構造31の巻数は、略同等となっている。ここで、鍔部202には、平角線30が巻回されていない。そのため、鍔部202が設けられている側とは反対側の部位(鍔部202の先端部分)にも、所定の長さ寸法分だけ、平角線30が巻回されていない部分が存在する状態となっている。しかしながら、鍔部202が存在しない側の巻回構造31は、平角線30の巻数を多くするようにしても良い。
このような構成のインダクタ11においても、上述の第1の実施の形態のインダクタ10と同様に、軸線Lに沿って、2つの巻回構造31が重ねられる状態となる。そのため、平角線30の本数を増やすことができ、端末32が増えて、基板との間の接合部分を増やすことができる。それにより、インダクタ11の基板に対する接合を、強固にすることが可能となる。
それにより、上述の第1の実施の形態のインダクタ10と同様に、インダクタ11の接合強度を高めることにより、該インダクタ11が用いられる各種装置の信頼性を、長期に亘って確保することが可能となる。
また、本実施の形態では、切欠寸法の大きな下端凹部450を設けている。そのため、例えば半田付けを行った場合、その接着具合を確認することが可能となる。それにより、半田不良が生じるのを防止でき、インダクタ11の基板に対する半田付け強度を一層強固にすることが可能となる。また、コア200は、鍔部202を有するため、該鍔部202は、コア200に対する平角線30の巻回時に、その位置決めとして機能させることができる。
以上、本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の各実施の形態では、インダクタ10,11は、基板の実装部位に対して基板接合部33によって接合されている。しかしながら、基板と接合される部位は、端末32が折り曲げられた基板接合部33には限られず、端末32を基板に対して差し込んだ後に、該差込部分を半田等で固定するようにしても良い。また、別途の端子部材をケース体40に取り付けるようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、インダクタ10,11は、ケース体40を具備している。しかしながら、インダクタ10は、ケース体40を具備する構成には限られず、該ケース体40を備えないタイプであっても良い。この場合、インダクタ10は、コア20,200と、平角線30とを備える構成となる。さらに、コア部材としては、例えば平角線30の巻回/位置決めを為すものであれば、どのようなものでも良く、例えば、磁性または非磁性の材質から構成される中空の円筒状部材を用いる等しても良い。
さらに、上述の各実施の形態では、2本の平角線30を用いる場合について説明している。しかしながら、平角線30の本数は、2本には限られず、3本以上用いるようにしても良い。なお、3本以上の平角線30を用いる場合には、平角線30が両隣に存在して挟み込まれる状態の平角線30も含まれるが、かかる挟み込み状態の平角線30の両端末32には、それぞれ張出部34が設けられる状態となる。
また、上述の各実施の形態では、2本の平角線30は、基板を介して互いに接続される構成を採用している。しかしながら、平角線30は、基板を介して互いに接続される構成には限られず、それぞれの平角線30に対して、独立的に電流を流すことが可能な構成を採用しても良い。
また、上述の第1の実施の形態では、インダクタ10の軸線Lの略中央部分に張出部34が位置する構成を採用している。しかしながら、張出部34が軸線Lの端部側に位置する構成を採用しても良い。この場合、スリット46を設けるのを省略することができる。
また、上述の第1の実施の形態では、ケース体40に位置決め凹部43、下端凹部45およびスリット46を設ける構成を採用している。しかしながら、これらを設けない構成を採用しても良い。
また、例えば、トランスやフィルタといった、別途の電子部材においても、上述の構成を採用しても良い。
本発明のインダクタは、電気機器の分野において利用することができる。

Claims (6)

  1. 磁性材料から構成されるコア部材と、
    接触面が長手に沿う扁平形状を為すと共に、上記コア部材の外周面に対してエッジワイズ巻きで巻回されることにより巻回構造が形成される平角線と、
    凹陥部を有し、嵌め込みにより上記巻回構造および上記コア部材が該凹陥部に位置すると共に、該コア部材の軸線が上記凹陥部の底面と対向状態となるケース体と、
    を具備し、
    上記平角線は上記コア部材に対して複数巻回されると共に、該複数の上記巻回構造がコア部材の軸線方向に沿って重ねられる状態で配置されている、
    ことを特徴とするインダクタ。
  2. 前記ケース体には、該ケース体を構成する側面の開口部側から離間する側に向かうスリットが形成されていて、
    前記平角線の端末のうち少なくとも一方には、拡径されて巻回の外側に向かって張り出す張出部が設けられていると共に、
    上記張出部は、上記スリットに差し掛かっている、
    ことを特徴とする請求項1記載のインダクタ。
  3. 前記張出部は、前記端末のうち他の前記平角線に対して隣り合う側にのみ存在することを請求項2記載のインダクタ。
  4. 前記平角線は2本設けられていることを特徴とする請求項3記載のインダクタ。
  5. 前記ケース体には、前記側面のうち開口部側の縁部から該側面を凹ませる下端凹部が設けられていて、この下端凹部には前記平角線の端末が折り曲げられることにより構成される基板接合部が位置することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインダクタ。
  6. 複数の前記平角線のうち、他の平角線に対して隣り合う側に存在する前記端末は、実装される基板を介して互いに接続されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインダクタ。
JP2006514068A 2004-06-04 2005-05-23 インダクタ Pending JPWO2005119709A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004166597 2004-06-04
JP2004166597 2004-06-04
PCT/JP2005/009369 WO2005119709A1 (ja) 2004-06-04 2005-05-23 インダクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2005119709A1 true JPWO2005119709A1 (ja) 2008-04-03

Family

ID=35463112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006514068A Pending JPWO2005119709A1 (ja) 2004-06-04 2005-05-23 インダクタ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7411477B2 (ja)
EP (1) EP1752997B1 (ja)
JP (1) JPWO2005119709A1 (ja)
CN (1) CN1961389B (ja)
AT (1) ATE485592T1 (ja)
DE (1) DE602005024262D1 (ja)
TW (1) TW200540888A (ja)
WO (1) WO2005119709A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006034261A1 (de) * 2006-07-18 2008-01-24 Würth Elektronik eiSos Gmbh & Co. KG Koplanare Montage
JP2008098505A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Sumida Corporation アンテナ用コイル装置
DE102006058336A1 (de) * 2006-12-11 2008-06-19 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Induktives SMD-Bauteil
JP5309682B2 (ja) * 2007-05-25 2013-10-09 スミダコーポレーション株式会社 インダクタンス素子
JP5019523B2 (ja) * 2007-05-30 2012-09-05 Fdk株式会社 チョークコイル
US8031040B1 (en) * 2010-02-02 2011-10-04 Universal Lighting Technologies, Inc. Magnetic component having a bobbin structure with integrated winding
CN201886863U (zh) * 2010-08-16 2011-06-29 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 变压器
US9646755B2 (en) * 2010-11-15 2017-05-09 Pulse Electronics, Inc. Advanced electronic header apparatus and methods
US9378885B2 (en) * 2012-03-27 2016-06-28 Pulse Electronics, Inc. Flat coil windings, and inductive devices and electronics assemblies that utilize flat coil windings
DE102013206453B4 (de) * 2013-04-11 2015-02-12 SUMIDA Components & Modules GmbH Gehäuse mit verlängerten Kriech- und Luftstrecken und elektrisches Bauelement mit derartigem Gehäuse
JP6379468B2 (ja) * 2013-09-30 2018-08-29 株式会社村田製作所 巻線型電子部品
WO2015136909A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 コイル部品およびその製造方法
CN105097188B (zh) * 2014-05-13 2018-10-09 台达电子企业管理(上海)有限公司 电感器及具有该电感器的变换器
DE102015104794A1 (de) * 2015-03-27 2016-09-29 Epcos Ag Induktives Bauelement sowie Verfahren zur Herstellung eines induktiven Bauelements
JP6331060B2 (ja) * 2015-04-23 2018-05-30 日立金属株式会社 面実装型リアクトル及びその製造方法
JP6531712B2 (ja) * 2016-04-28 2019-06-19 株式会社村田製作所 複合インダクタ
JP6551338B2 (ja) * 2016-08-22 2019-07-31 住友電装株式会社 コイル組立体、回路構成体、および、電気接続箱
JP2018117012A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 多段コイルおよび回路構成体
JP2021019088A (ja) * 2019-07-19 2021-02-15 株式会社村田製作所 インダクタ
JP7298545B2 (ja) * 2020-05-27 2023-06-27 株式会社村田製作所 コイル部品および電子部品
CN117712786A (zh) * 2022-09-06 2024-03-15 伍尔特电子明康有限公司 转接口组件、感应装置以及用于装配感应装置的方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774036A (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 Tokin Corp コモンモードチョークコイル
JPH08264338A (ja) * 1995-03-28 1996-10-11 Matsushita Electric Works Ltd 電磁装置
JPH10303036A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Tokin Corp モールドコイル及び電子部品
JP2000150266A (ja) * 1998-11-06 2000-05-30 Stanley Electric Co Ltd 高圧用パルストランス
JP2002093635A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Matsushita Electric Works Ltd 電磁装置及び高電圧発生装置
JP2003017328A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Tabuchi Electric Co Ltd 平角線を用いたインダクタンス素子
JP2003229313A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3590329A (en) 1969-05-05 1971-06-29 Sarkes Tarzian Coil assembly and method of making the same
DE2450513A1 (de) * 1974-10-24 1976-04-29 Standard Elektrik Lorenz Ag Drosselspule
JPS5595310A (en) * 1979-01-13 1980-07-19 Toshiba Corp Reactor and manufacture of the same
JP3306092B2 (ja) * 1992-05-08 2002-07-24 毅 池田 ノイズ・フィルタ
US5805431A (en) * 1996-01-17 1998-09-08 Synergy Microwave Corporation Surface Mountable transformer
JP2001085232A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Tdk Corp 表面実装用コモンモードチョークコイル
US20030184423A1 (en) * 2002-03-27 2003-10-02 Holdahl Jimmy D. Low profile high current multiple gap inductor assembly
DE102004031886A1 (de) * 2004-06-30 2006-01-19 Robert Bosch Gmbh Spulenanordnung und Substrat mit Spulenanordnung

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774036A (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 Tokin Corp コモンモードチョークコイル
JPH08264338A (ja) * 1995-03-28 1996-10-11 Matsushita Electric Works Ltd 電磁装置
JPH10303036A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Tokin Corp モールドコイル及び電子部品
JP2000150266A (ja) * 1998-11-06 2000-05-30 Stanley Electric Co Ltd 高圧用パルストランス
JP2002093635A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Matsushita Electric Works Ltd 電磁装置及び高電圧発生装置
JP2003017328A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Tabuchi Electric Co Ltd 平角線を用いたインダクタンス素子
JP2003229313A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1752997A1 (en) 2007-02-14
TW200540888A (en) 2005-12-16
EP1752997B1 (en) 2010-10-20
DE602005024262D1 (de) 2010-12-02
EP1752997A4 (en) 2007-07-04
ATE485592T1 (de) 2010-11-15
TWI373055B (ja) 2012-09-21
CN1961389B (zh) 2010-06-09
US7411477B2 (en) 2008-08-12
WO2005119709A1 (ja) 2005-12-15
CN1961389A (zh) 2007-05-09
US20070241850A1 (en) 2007-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2005119709A1 (ja) インダクタ
EP0939412B1 (en) Coil components and composite coils therefor
JP3624840B2 (ja) インダクタ
US9196415B2 (en) Coil component
JP6966722B2 (ja) コイル装置
US20220013274A1 (en) Coil device
JP2019186415A (ja) コイル部品
JP5232265B2 (ja) インダクタ及びその製造方法
JP2020126976A (ja) コイル装置
JP6966721B2 (ja) コイル装置
JP4512420B2 (ja) インダクタ
JP4664006B2 (ja) インダクタ
JP6428858B1 (ja) コイル部品及びこれを備える回路基板並びにコイル部品の製造方法
KR100914955B1 (ko) 인덕터
JP6477956B1 (ja) コイル装置
JP2020126975A (ja) コイル装置
JP2021039986A (ja) コイル装置
JP4021746B2 (ja) 電源装置用コイル部品の基板実装構造
JP6413639B2 (ja) 磁性素子
JP4419569B2 (ja) 巻線コイル部品
JPH07115025A (ja) 変成器付き電子回路基板
JP2024044046A (ja) コイル装置
JPH0438497Y2 (ja)
JP2958825B2 (ja) 積層型コイル
JP2000252136A (ja) トランス

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608