JP7298545B2 - コイル部品および電子部品 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル部品、および、コイル部品を備える電子部品に関する。
磁心コアの被巻回部に導線が巻回された構造を有するコイル部品が知られている。また、磁心コアと、導線が巻回されたコイル導体とを、バネ性を有する固定部材を用いて固定することも知られている。
特許文献1には、トランスコアとボビン(コイル導体)との組み合わせ構造を、その周囲を囲むイタバネによって固定した構造が記載されている。
特開平7-106157号公報
ここで、コイル部品を実装基板に実装する場合、実装基板上の配線や電極等にコイル導体の導線が接続されるように、はんだ等を用いてコイル部品を実装することが一般的に行われている。しかしながら、コイル導体の導線を接続するだけでは、コイル部品の使用環境下等によっては、実装強度が十分ではない場合がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、実装強度を向上させることができるコイル部品、および、そのようなコイル部品を備える電子部品を提供することを目的とする。
本発明のコイル部品は、
一対の被巻回部を有する磁心コアと、
前記一対の被巻回部に導線がそれぞれ巻回された一対のコイル導体と、
バネ性を有し、上面部と、第1の側面部および第2の側面部と、第1の底面部および第2の底面部とを備え、前記磁心コアを囲う態様で固定する固定部材と、
を備え、
前記磁心コアから取り外された状態で、前記固定部材の前記上面部と前記第1の側面部との成す角、および、前記上面部と前記第2の側面部との成す角はそれぞれ鋭角であり、前記第1の側面部と前記第1の底面部との成す角、および、前記第2の側面部と前記第2の底面部との成す角はそれぞれ鋭角であり、かつ、前記第1の側面部および前記第2の側面部は曲面からなり、
前記第1の底面部および前記第2の底面部は、実装基板に実装される際の実装部となり、
前記固定部材の前記第1の底面部の第1の先端部および前記第2の底面部の第2の先端部のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、前記他方の先端部は、陥没部を有しており、
前記固定部材が前記磁心コアから取り外された状態で、前記突出部は、前記陥没部に入り込んでいることを特徴とする。
本発明の別の態様におけるコイル部品は、
一対の被巻回部を有する磁心コアと、
前記一対の被巻回部に導線がそれぞれ巻回された一対のコイル導体と、
バネ性を有し、上面部と、第1の側面部および第2の側面部と、第1の底面部および第2の底面部とを備え、前記磁心コアを囲う態様で固定する固定部材と、
を備え、
前記固定部材の前記第1の底面部の第1の先端部および前記第2の底面部の第2の先端部のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、前記他方の先端部は、陥没部を有しており、
前記突出部と前記陥没部は、前記第1の側面部と前記第2の側面部とが対向する方向において直線状に並んでおり、
前記第1の底面部および前記第2の底面部は、実装基板に実装される際の実装部となり、
前記固定部材の前記第1の底面部の第1の先端部および前記第2の底面部の第2の先端部のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、前記他方の先端部は、陥没部を有しており、
前記固定部材が前記磁心コアから取り外された状態で、前記突出部は、前記陥没部に入り込んでいることを特徴とする。
本発明のコイル部品によれば、固定部材の第1の底面部および第2の底面部は、実装基板に実装される際の実装部となるので、コイル部品と実装基板との接合強度を向上させることができる。
第1の実施形態におけるコイル部品を斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。 図2は、第1の実施形態におけるコイル部品を斜め下方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。 第1の実施形態におけるコイル部品の構造を説明するための分解斜視図である。 (a)は、第1の実施形態におけるコイル部品の固定部材を斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図であり、(b)は、固定部材を斜め下方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。 第1の側面部および第2の側面部が左右に対向する位置の状態における固定部材の側面図である。 第1の底面部の第1の先端部および第2の底面部の第2の先端部の形状を説明するための図である。 (a)は、第2の実施形態におけるコイル部品の固定部材を斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図であり、(b)は、固定部材を斜め下方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。 (a)は、第3の実施形態におけるコイル部品の固定部材を斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図であり、(b)は、固定部材を斜め下方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。 第4の実施形態におけるコイル部品を斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。 コイル部品が実装基板に実装された状態を示す斜視図である。 従来の固定部材が互いに絡み合っている状態を示す図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴を具体的に説明する。ここでは、本発明のコイル部品がコモンモードチョークコイルであるものとして説明する。ただし、コイル部品がコモンモードチョークコイルに限定されることはない。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態におけるコイル部品100を斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。図2は、第1の実施形態におけるコイル部品100を斜め下方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。図3は、第1の実施形態におけるコイル部品100の構造を説明するための分解斜視図である。
第1の実施形態におけるコイル部品100は、磁心コア1と、一対のコイル導体である第1のコイル導体2aおよび第2のコイル導体2bと、固定部材3とを備える。本実施形態におけるコイル部品100はさらに、保持部材4を備える。
磁心コア1は、図3に示すように、分離可能な第1の磁心コア1aと第2の磁心コア1bとからなる。すなわち、第1の磁心コア1aと第2の磁心コア1bとが連結されて、枠体形状の磁心コア1が形成されている。
磁心コア1は、フェライト材料からなる。フェライト材料に特に制約はなく、例えば、Ni系、Cu-Zn系、Ni-Zn系、Mn-Zn系、Ni-Cu-Zn系等の各種フェライト材料を使用することができる。
磁心コア1は、一対の被巻回部である第1の被巻回部11aと第2の被巻回部11bとを有する。
一対のコイル導体2a、2bは、磁心コア1の一対の被巻回部11a、11bに導線21a、21bがそれぞれ巻回された構造を有する。具体的には、第1のコイル導体2aは、第1の被巻回部11aに第1の導線21aが巻回された構造を有し、第2のコイル導体2bは、第2の被巻回部11bに第2の導線21bが巻回された構造を有する。コイル部品100が実装基板に実装された状態において、第1のコイル導体2aおよび第2のコイル導体2bの巻線軸の軸方向は、実装基板と直交する方向である。
本実施形態において、第1の導線21aおよび第2の導線21bは、芯材がCu、Al、または、それらの合金類等の金属材料からなり、芯材がポリアミドイミド等のエナメル材料で被覆された被覆平角線である。第1の導線21aおよび第2の導線21bが被覆平角線であることにより、被覆丸線を使用した場合と比べて占積率を大きくして定格電流を上げることができ、小型で高性能のコモンモードチョークコイルを得ることができる。ただし、第1の導線21aおよび第2の導線21bの構成が上記構成に限定されることはない。
コモンモードチョークコイルの場合、第1のコイル導体2aと第2のコイル導体2bは、鏡面対称となる形状を有する。本実施形態では、偏平状の被覆平角線である第1の導線21aおよび第2の導線21bをそれぞれ幅方向に曲げて巻回させたエッジワイズ巻きによって、第1のコイル導体2aおよび第2のコイル導体2bが形成されている。
図2に示すように、第1の導線21aおよび第2の導線21bの一端および他端はそれぞれ折り曲げられて、保持部材4の底面4aに係合されている。第1の導線21aのうち、保持部材4の底面4a側に位置する部分211a、212a、および、第2の導線21bのうち、保持部材4の底面4a側に位置する部分211b、212bは、コイル部品100が実装基板に実装されるときに、はんだ等によって、実装基板上の配線や電極等に接続される。
保持部材4は、絶縁性材料からなり、磁心コア1、第1のコイル導体2a、および、第2のコイル導体2bを囲う態様で保持する。なお、「磁心コア1、第1のコイル導体2a、および、第2のコイル導体2bを囲う態様」とは、少なくとも磁心コア1、第1のコイル導体2a、および、第2のコイル導体2bのそれぞれの一部を囲う態様を意味する。コイル部品100が実装基板に実装される際、保持部材4の底面4aが実装基板と対向する面となる。
図4(a)は、固定部材3を斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図であり、図4(b)は、固定部材3を斜め下方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。また、図5は、固定部材3の側面図、より詳細には、後述する第1の側面部3bおよび第2の側面部3cが左右に対向する位置の状態の側面図である。図4および図5は、磁心コア1から取り外された状態の固定部材3をそれぞれ示している。
固定部材3は、バネ性を有し、上面部3aと、上面部3aと接続されている第1の側面部3bおよび第2の側面部3cと、第1の側面部3bと接続されている第1の底面部3d、および、第2の側面部3cと接続されている第2の底面部3eとを備える。
固定部材3は、弾性力によって、図1および図2に示すように、磁心コア1を囲う態様で固定する。なお、「磁心コア1を囲う態様」とは、少なくとも磁心コア1の一部を囲う態様を意味する。本実施形態では、固定部材3は、磁心コア1および保持部材4を囲う態様で、磁心コア1を固定する。より詳細には、固定部材3は、一対のコイル導体2a、2bの巻線軸の軸方向の両側から磁心コア1を挟み込んで固定している。一方、第1の側面部3bと第2の側面部3cとが対向する方向において、固定部材3と保持部材4との間には隙間が存在しているため、保持部材4は、一定の範囲内に規制されるものの、移動可能である。上記隙間が存在することにより、磁心コア1、一対のコイル導体2a、2b、固定部材3、および、保持部材4のうちのいずれかが温度変化によって膨張収縮した場合でも、コイル部品100の一部に応力が集中することを抑制することができる。
固定部材3の第1の底面部3dおよび第2の底面部3eは、コイル部品100が実装基板に実装される際の実装部となる。具体的には、固定部材3の第1の底面部3dおよび第2の底面部3eは、実装面となる保持部材4の底面4aに係合されて露出し、保持部材4の底面4a側に位置する部分211a、211b、212a、212bと同一平面を形成する。固定部材3の第1の底面部3dおよび第2の底面部3eは、コイル部品100が実装基板に実装される際、はんだ等によって、実装基板上の配線や電極等に接続される。
固定部材3は金属からなり、例えば、Cu-Zn-Ni合金である洋白などの良好なはんだ濡れ性を有する材料からなることが好ましい。また、固定部材3の構成材料として、はんだ濡れ性の低い金属材料を使用する等の場合、実装基板に実装される部分となる第1の底面部3dおよび第2の底面部3eの外側には、めっき膜が形成されていることが好ましい。めっき膜に用いる材料は、実装に適した材料であればよく、例えば、SnやSn合金等を用いることができる。
固定部材3の第1の底面部3dおよび第2の底面部3eを実装部とすることにより、コイル部品100を実装基板に実装する際、はんだ等を用いて、固定部材3も実装基板と接合することができる。これにより、コイル部品100を実装基板に実装する際の実装強度を向上させることができる。
ここで、従来のコイル部品において、実装強度を向上させるために、コイル部品にダミー電極を設け、ダミー電極を実装基板と接合することにより、コイル部品の実装強度を向上させる方法が考えられる。しかしながら、その場合、ダミー電極を別途設ける必要がある。これに対して、本実施形態におけるコイル部品100では、ダミー電極を設けることなく、実装強度を向上させることができる。
図5に示すように、磁心コア1から取り外された状態で、固定部材3の上面部3aと第1の側面部3bとの成す角θ1、および、上面部3aと第2の側面部3cとの成す角θ2はそれぞれ鋭角である。また、第1の側面部3bと第1の底面部3dとの成す角θ3は鋭角であり、第2の側面部3cと第2の底面部3eとの成す角θ4はそれぞれ鋭角である。また、第1の側面部3bおよび第2の側面部3cは、曲面からなる。上記角度θ1~θ4がそれぞれ鋭角であることにより、固定部材3によって、一対のコイル導体2a、2bの巻線軸の軸方向の両側から磁心コア1を挟み込んで固定することができる。
ここで、本実施形態のように、第1の側面部3bおよび第2の側面部3cが曲面からなり、上面部3aが平面ではない場合、上面部3aの第1の側面部3b側における端部の接線と、第1の側面部3bの上面部3a側における端部の接線との成す角をθ1とし、上面部3aの第2の側面部3c側における端部の接線と、第2の側面部3cの上面部3a側における端部の接線との成す角をθ2とする。また、第1の側面部3bの第1の底面部3d側における端部の接線と、第1の底面部3dとの成す角をθ3とし、第2の側面部3cの第2の底面部3e側における端部の接線と、第2の底面部3eとの成す角をθ4とする。
図5に示すように、第1の側面部3bと第1の底面部3dとの接続点である第3の接続点30cと、第2の側面部3cと第2の底面部3eとの接続点である第4の接続点30dとの間の距離L2は、上面部3aと第1の側面部3bとの接続点である第1の接続点30aと、上面部3aと第2の側面部3cとの接続点である第2の接続点30bとの間の距離L1より短い。上記距離L2が上記距離L1より短いことにより、第1の側面部3bと第2の側面部3cとが対向する方向において、保持部材4の動きを制限することができる。
固定部材3が磁心コア1を固定している状態では、図1および図2に示すように、第1の側面部3bおよび第2の側面部3cは、保持部材4の形状に応じて、保持部材4の底面4aと直交する方向に平行な略平面状の状態となっている。ただし、固定部材3が磁心コア1を固定している状態において、第1の側面部3bおよび第2の側面部3cは湾曲していてもよい。また、第1の底面部3dおよび第2の底面部3eはそれぞれ、図2に示すように、保持部材4の底面4aと接して、底面4aと平行な状態となっている。
固定部材3は、図4(b)に示すように、第1の底面部3dの第1の先端部31および第2の底面部3eの第2の先端部32のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、他方の先端部は、陥没部を有する。固定部材3が磁心コア1から取り外された状態で、突出部は、陥没部に入り込んでいる。
本実施形態では、第2の底面部3eの第2の先端部32が突出部32aを有し、第1の底面部3dの第1の先端部31が陥没部31aを有する。ただし、第1の底面部3dの第1の先端部31が突出部を有し、第2の底面部3eの第2の先端部32が陥没部を有していてもよい。
図2に示すように、固定部材3が取り付けられた状態で、突出部32aと陥没部31aは、第1の側面部3bと第2の側面部3cとが対向する方向において直線状に並んでいる。そのような構造により、固定部材3の第1の底面部3dおよび第2の底面部3eを構成する外周の長さが長くなるので、実装面と強固に接続することができ、コイル部品100の接続強度が向上する。
本実施形態では、突出部32aは、第1の先端部31に向かって突出する凸部であり、陥没部31aは、凹部である。本実施形態において、凹部は、凸部の形状に応じた形状を有する。すなわち、固定部材3が磁心コア1から取り外された状態では、図4(a)、(b)に示すように、第1の先端部31の陥没部31aである凹部に、第2の先端部32の突出部32aである凸部が入り込むようになっている。
ただし、固定部材3が磁心コア1から取り外された状態では、図4(b)に示すように、第1の底面部3dと第2の底面部3eとの間には隙間が存在し、両者は接触していない。第1の底面部3dと第2の底面部3eとの間に存在する隙間の幅は、少なくとも固定部材3の幅W1(図6参照)よりも短い。
図6は、第2の底面部3eの第2の先端部32および第1の底面部3dの第1の先端部31の形状を説明するための図である。図6に示すように、第1の底面部3dと第2の底面部3eとが対向する方向と直交する方向を幅方向Wとしたときに、第1の底面部3dの幅W1と、第2の底面部3eの幅方向Wの一端から突出部32a(凸部)までの距離W2との間には、次式(1)の関係が成り立つ。
W1/2>W2 (1)
ここで、コイル部品100の製造時には、大量の固定部材3がまとめて保管される。このため、特許文献1に記載のイタバネのような従来の固定部材では、図11に示すように、複数の固定部材300が絡み合うことがある。
しかしながら、本実施形態におけるコイル部品100では、固定部材3の第2の底面部3eの第2の先端部32は突出部32a(凸部)を有し、第1の底面部3dの第1の先端部31は、陥没部31a(凹部)を有し、磁心コア1から取り外された状態において、第1の先端部31の陥没部31a(凹部)に、第2の先端部32の突出部32a(凸部)が入り込むようになっている。したがって、他の固定部材3が第1の底面部3dの第1の先端部31と、第2の底面部3eの第2の先端部32との間の隙間から入り込むのを抑制することができるので、固定部材3同士が絡み合うことを抑制することができる。
ここで、他の固定部材3が第1の底面部3dと第2の底面部3eとの間の隙間に入り込んだ場合でも、第2の底面部3eの突出部32aである凸部に当たってそれ以上は中に入り込みにくい。また、上述した第1の底面部3dの幅W1と、第2の底面部3eの幅方向Wの一端から突出部32a(凸部)までの距離W2との間に、式(1)の関係が成り立つことにより、隙間に入り込んだ他の固定部材3は、簡単に隙間から抜けやすくなっている。すなわち、式(1)の関係が成り立つように固定部材3の形状が定められていることにより、固定部材3同士が絡み合うことをより効果的に抑制することができる。
上述した構成のコイル部品100は、第1の磁心コア1aと第2の磁心コア1bとが連結された磁心コア1が閉磁路を形成する。第1のコイル導体2aおよび第2のコイル導体2bにノーマルモードの電流が流れると、第1のコイル導体2aおよび第2のコイル導体2bには互いに逆方向に磁束が発生して、磁束が打ち消し合うことから、インダクタとしての機能は生じない。一方、第1のコイル導体2aおよび第2のコイル導体2bにコモンモードの電流が流れると、第1のコイル導体2aおよび第2のコイル導体2bに同一方向に磁束が発生し、インダクタとして機能する。
すなわち、ノーマルモードではインダクタとして機能せずに信号成分が伝送され、コモンモードではインダクタとして機能してノイズ成分が伝送される。このように、伝送モードの相違を利用して、信号とノイズとを分離してノイズ除去を行うことができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態におけるコイル部品100が第1の実施形態におけるコイル部品100と異なるのは、固定部材の形状である。
図7(a)は、第2の実施形態におけるコイル部品100の固定部材3Aを斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図であり、図7(b)は、固定部材3Aを斜め下方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。
第2の実施形態におけるコイル部品100でも、固定部材3Aの第1の底面部3dの第1の先端部31および第2の底面部3eの第2の先端部32のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、他方の先端部は、陥没部を有しており、固定部材3Aが磁心コア1から取り外された状態で、突出部は、陥没部に入り込んでいる。ここでも、第2の先端部32が突出部32aを有し、第1の先端部31が陥没部31aを有しているものとして説明する。ただし、第1の底面部3dの第1の先端部31が突出部を有し、第2の底面部3eの第2の先端部32が陥没部を有していてもよい。
本実施形態において、第2の底面部3eの第2の先端部32の突出部32aは、図7(a)、(b)に示すように、第1の底面部3dの第1の先端部31に向かって先細る形状を有する。すなわち、第2の先端部32の幅は、第1の先端部31に向かって少しずつ小さくなっている。
第2の実施形態におけるコイル部品100も、第1の実施形態におけるコイル部品100と同様に、他の固定部材3Aが第1の底面部3dの第1の先端部31と、第2の底面部3eの第2の先端部32との間の隙間から入り込むのを抑制することができるので、固定部材3A同士が絡み合うことを抑制することができる。
また、第2の実施形態における固定部材3Aは、第1の実施形態における固定部材3に設けられている凸部および凹部を有していないため、第1の実施形態における固定部材3と比べて、製造が容易となる。すなわち、固定部材3Aを製造する際に用いる、固定部材3Aの形状に打ち抜くための金型が簡易な構造となるので、金型の製造が容易になり、固定部材3Aの製造コストを低減することができる。
なお、固定部材3Aの第1の底面部3dおよび第2の底面部3eが、コイル部品100を実装基板に実装する際の実装部となるのは、第1の実施形態におけるコイル部品100と同じである。
<第3の実施形態>
第3の実施形態におけるコイル部品100が第1および第2の実施形態におけるコイル部品100と異なるのは、固定部材の形状である。
図8(a)は、第3の実施形態におけるコイル部品100の固定部材3Bを斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図であり、(b)は、固定部材3Bを斜め下方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。
第3の実施形態におけるコイル部品100でも、固定部材3Bの第1の底面部3dの第1の先端部31および第2の底面部3eの第2の先端部32のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、他方の先端部は、陥没部を有しており、固定部材3Bが磁心コア1から取り外された状態で、突出部は、陥没部に入り込んでいる。ここでも、第2の先端部32が突出部32aを有し、第1の先端部31が陥没部31aを有しているものとして説明する。ただし、第1の底面部3dの第1の先端部31が突出部を有し、第2の底面部3eの第2の先端部32が陥没部を有していてもよい。
本実施形態において、第2の先端部32の突出部32aの先端は、図8(a)、(b)に示すように、円弧形状を有する。円弧形状には、真円の円弧だけでなく、楕円の円弧も含まれる。
第3の実施形態におけるコイル部品100も、第1の実施形態におけるコイル部品100と同様に、他の固定部材3Bが第1の底面部3dの第1の先端部31と、第2の底面部3eの第2の先端部32との間の隙間から入り込むのを抑制することができるので、固定部材3B同士が絡み合うことを抑制することができる。
また、第3の実施形態における固定部材3Bは、第1の実施形態における固定部材3に設けられている凸部および凹部を有していないため、第1の実施形態における固定部材3と比べて、製造が容易となる。すなわち、固定部材3Bを製造する際に用いる、固定部材3Bの形状に打ち抜くための金型が簡易な構造となるので、金型の製造が容易になり、固定部材3Bの製造コストを低減することができる。
なお、固定部材3Bの第1の底面部3dおよび第2の底面部3eが、コイル部品100を実装基板に実装する際の実装部となるのは、第1および第2の実施形態におけるコイル部品100と同じである。
<第4の実施形態>
図9は、第4の実施形態におけるコイル部品100を斜め上方から見たときの形状を模式的に示す斜視図である。第4の実施形態におけるコイル部品100が第1の実施形態におけるコイル部品100と異なるのは、一対のコイル導体2a、2bの向きである。すなわち、第4の実施形態におけるコイル部品100において、一対のコイル導体2a、2bの巻線軸の軸方向は、固定部材3の第1の側面部3bおよび第2の側面部3cと直交する方向である。
なお、第4の実施形態におけるコイル部品100において、固定部材3の代わりに、図7(a)、(b)に示す固定部材3Aを用いてもよいし、図8(a)、(b)に示す固定部材3Bを用いてもよい。
上述した第1~第4の実施形態におけるコイル部品100は、実装基板に実装されて用いられる。上述したように、コイル部品100を実装基板に実装する際、固定部材3の第1の底面部3dおよび第2の底面部3eも、はんだ等によって、実装基板上の配線または電極等に接合される。図10は、コイル部品100が実装基板200に実装された状態を示す斜視図である。図10に示す例では、第1の底面部3dおよび第2の底面部3eは、はんだを介して実装基板200に実装されている。コイル部品100が実装された実装基板200は、例えば、電子部品に内蔵される。その場合、電子部品は、実装基板200と、実装基板200に実装されたコイル部品100とを少なくとも備える。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。例えば、固定部材3、3A、3Bは、金属からなるものとして説明したが、例えば、プラスチックのような絶縁材料からなり、実装部となる第1の底面部3dおよび第2の底面部3eが金属からなる構成としてもよい。
上述した実施形態において、固定部材3、3A、3Bが磁心コア1から取り外された状態で、第1の側面部3bおよび第2の側面部3cが左右に対向する位置で見たときに、陥没部31aは、突出部32aの形状に応じた形状を有している。しかしながら、固定部材3、3A、3Bが磁心コア1から取り外された状態で、突出部32aは陥没部31aに入り込むように構成されていればよく、陥没部31aの形状が、突出部32aの形状に応じた形状である必要はない。また、突出部32aおよび陥没部31aの数がそれぞれ1つに限定されることはなく、複数であってもよい。なお、第1の先端部31および第2の先端部32が、突出部32aおよび陥没部31aを有していない構成であってもよい。
1 磁心コア
1a 第1の磁心コア
1b 第2の磁心コア
2a 第1のコイル導体
2b 第2のコイル導体
3、3A、3B 固定部材
3a 固定部材の上面部
3b 固定部材の第1の側面部
3c 固定部材の第2の側面部
3d 固定部材の第1の底面部
3e 固定部材の第2の底面部
4 保持部材
11a 第1の被巻回部
11b 第2の被巻回部
21a 第1の導線
21b 第2の導線
31 第1の先端部
31a 陥没部
32 第2の先端部
32a 突出部
100 コイル部品
200 実装基板

Claims (8)

  1. 一対の被巻回部を有する磁心コアと、
    前記一対の被巻回部に導線がそれぞれ巻回された一対のコイル導体と、
    バネ性を有し、上面部と、第1の側面部および第2の側面部と、第1の底面部および第2の底面部とを備え、前記磁心コアを囲う態様で固定する固定部材と、
    を備え、
    前記磁心コアから取り外された状態で、前記固定部材の前記上面部と前記第1の側面部との成す角、および、前記上面部と前記第2の側面部との成す角はそれぞれ鋭角であり、前記第1の側面部と前記第1の底面部との成す角、および、前記第2の側面部と前記第2の底面部との成す角はそれぞれ鋭角であり、かつ、前記第1の側面部および前記第2の側面部は曲面からなり、
    前記第1の底面部および前記第2の底面部は、実装基板に実装される際の実装部となり、
    前記固定部材の前記第1の底面部の第1の先端部および前記第2の底面部の第2の先端部のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、前記他方の先端部は、陥没部を有しており、
    前記固定部材が前記磁心コアから取り外された状態で、前記突出部は、前記陥没部に入り込んでいることを特徴とするコイル部品。
  2. 一対の被巻回部を有する磁心コアと、
    前記一対の被巻回部に導線がそれぞれ巻回された一対のコイル導体と、
    バネ性を有し、上面部と、第1の側面部および第2の側面部と、第1の底面部および第2の底面部とを備え、前記磁心コアを囲う態様で固定する固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材の前記第1の底面部の第1の先端部および前記第2の底面部の第2の先端部のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、前記他方の先端部は、陥没部を有しており、
    前記突出部と前記陥没部は、前記第1の側面部と前記第2の側面部とが対向する方向において直線状に並んでおり、
    前記第1の底面部および前記第2の底面部は、実装基板に実装される際の実装部となり、
    前記固定部材の前記第1の底面部の第1の先端部および前記第2の底面部の第2の先端部のうちの一方の先端部は、他方の先端部に向かって突出する突出部を有し、前記他方の先端部は、陥没部を有しており、
    前記固定部材が前記磁心コアから取り外された状態で、前記突出部は、前記陥没部に入り込んでいることを特徴とするコイル部品。
  3. 前記突出部は、前記一方の先端部の一部が前記他方の先端部に向かって突出する凸部であり、前記陥没部は凹部であることを特徴とする請求項またはに記載のコイル部品。
  4. 前記突出部は、前記他方の先端部に向かって先細る形状を有することを特徴とする請求項またはに記載のコイル部品。
  5. 前記突出部の先端は円弧形状を有することを特徴とする請求項またはに記載のコイル部品。
  6. 前記磁心コアおよび前記一対のコイル導体を囲う態様で保持する保持部材をさらに備え、
    前記固定部材は、前記磁心コアおよび前記保持部材を囲う態様で固定していることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載のコイル部品。
  7. 前記第1の底面部および前記第2の底面部のうち、前記実装基板に実装される部分にはめっき膜が形成されていることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載のコイル部品。
  8. 実装基板と、
    前記実装基板に実装された、請求項1~のいずれか一項に記載のコイル部品と、
    を備え、
    前記第1の底面部および前記第2の底面部がはんだを介して前記実装基板に実装されていることを特徴とする電子部品。
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