JP2003229313A - トランス装置 - Google Patents
トランス装置Info
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- winding
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Abstract
維持しつつ小型化を図ることができ、特性劣化を抑制し
たトランス装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 磁芯37は、第1トランス34および第
2トランス35との間で共有し、第1トランス34およ
び第2トランス35とを互いに磁気結合させており、第
2トランス35の巻線33において、二次巻線40は金
属平板状のエッジワイズ巻線とするとともに一次巻線4
1は断面円形状の円形銅線を巻回したものとし、二次巻
線40をボビン32の外周に配置して一次巻線41は二
次巻線40と磁芯37との間に配置した構成である。
Description
用いられるトランス装置に関するものである。
を参照しながら説明する。
は同断面図、図8は同要部である外装形成前の斜視図、
図9は同装置を液晶プロジェクタ等の点灯装置に用いた
場合における使用回路図である。
は、貫通孔1を形成したボビン2と、このボビン2の外
周に配置した巻線3と、ボビン2の貫通孔1に挿入した
磁芯7とを有する第1トランス4および第2トランス5
と、これら第1トランス4および第2トランス5に絶縁
樹脂を被覆して形成した外装部6と、その他高圧部品
と、これらを被覆するケース8とを備え、ケース8から
リード線9を突出させている。
5には磁芯7を組み込み、第1トランス4および第2ト
ランス5とを互いに磁気結合させ、第1トランス4の一
次巻線、二次巻線および第2トランス5の一次巻線、二
次巻線は、断面円形状の円形銅線を巻回して形成したも
のとし、特に、第2トランス5の二次巻線は三層絶縁被
覆線としている。
第2トランス5のボビン2は、両端に鍔部を設けるとと
もにこの鍔部を隣接させて連接している。
ンス5のボビン2には、それぞれ、1次巻線および二次
巻線とを配置している。
プロジェクタ等の点灯装置の駆動用に用いた場合、使用
回路図は図9に示す通りとなる。
出力する電源部11と、この電源部11の基本電圧を入
力する高電位の第1入力端子15および低電位の第1入
力端子16とを有するとともに、この基本電圧を電圧変
換して第1出力電圧を出力する高電位の第1出力端子1
7と低電位の第1出力端子18とを有した第1トランス
4と、この第1出力電圧を入力する高電位の第2入力端
子19および低電位の第2入力端子20とを有するとと
もに、この第1出力電圧を電圧変換して第2出力電圧を
出力する高電位の第2出力端子21と低電位の第2出力
端子22とを有した第2トランス5と、この第2トラン
ス5の第2出力電圧を供給される液晶プロジェクタ等の
点灯装置24とが互いに接続される。
の間には、点灯装置の特性に合わせ、第1出力電圧を制
御して第2トランス5に入力するための制御回路部23
が接続される。
ランスでは、第2トランス5の二次巻線として、耐絶縁
性を考慮した三層絶縁被覆線を用いており、一般的に、
三層絶縁被覆線はその線径が太くなるので、第2トラン
ス5が小型化できないという問題点を有していた。特
に、巻線3を多く巻回するためには、ボビン2に何度も
折り返しながら積層して巻回する必要があり、積層され
た上下の線輪間における耐絶縁性を考慮することが一層
必要となり、絶縁層が厚く線径の太い三層絶縁被覆線を
用いざるを得なかった。
が厚いために、端子等との半田接続において、絶縁層が
溶融せず、半田接続の信頼性が低下し、特性劣化が生じ
るという問題点をも有していた。
覆線を用いなくても、耐絶縁性を維持しつつ小型化を図
ることができ、特性劣化を抑制したトランス装置を提供
することを目的としている。
めに、本発明は以下の構成を有する。
磁芯は、第1トランスおよび第2トランスとの間で共有
し、前記第1トランスおよび前記第2トランスとを互い
に磁気結合させ、前記第2トランスの巻線において、前
記第2トランスの二次巻線は、絶縁被覆層で被覆された
金属平板状の平角銅線をエッジワイズ巻きしたエッジワ
イズ巻線とするとともに前記ボビンの外周に配置し、前
記第2トランスの一次巻線は前記第2トランスの二次巻
線と前記磁芯との間に配置した構成である。
を絶縁被覆層で被覆された金属平板状の平角銅線をエッ
ジワイズ巻きしたエッジワイズ巻線としているので占積
率が向上し小型化を図ることができる。
覆層よりも薄いので、絶縁性は小さいが占積率を向上さ
せ、積層することなく単層で二次巻線を配置することが
でき、積層時における上下の線輪間の耐絶縁性を考慮す
る必要がなく、耐絶縁性を十分維持できる。
一次巻線は二次巻線と磁芯との間に配置しているので、
ボビンを介して二次巻線と一次巻線との絶縁が的確に図
れ耐絶縁性を向上できるとともに、二次巻線が絶縁樹脂
で被覆されるので、二次巻線と外装部との接触面積が広
げられ的確に耐絶縁性を向上できる。
も薄いので、半田接続時に絶縁層も容易に溶融され、半
田接続における接続信頼性を向上し、特性劣化を抑制す
ることができる。
絶縁樹脂を第2トランスの二次巻線の隣接した線輪間に
浸透させた構成である。
り向上できる。
第2トランスの二次巻線の隣接した線輪間には、互いに
前記線輪間を均等にして絶縁樹脂を浸透させた構成であ
る。
り向上できるとともに、線輪間のバラツキに起因した特
性バラツキを低減し信頼性を向上できる。
磁芯は棒状とした構成である。
ョック等によって、内部温度に変化が生じても、第1ト
ランスおよび第2トランスに被覆した外装部と磁芯とは
直接接触する箇所が少なく、互いの熱膨張率の差によっ
て、磁芯が割れたりすることを抑制できる。
磁芯は棒状にするとともに、絶縁樹脂はエポキシ系絶縁
樹脂とした構成である。
ョック等によって、内部温度に変化が生じても、第1ト
ランスおよび第2トランスに被覆した外装部と磁芯とは
直接接触する箇所が少なく、互いの熱膨張率の差によっ
て、磁芯が割れたりすることを抑制できる。
ているので、耐絶縁性と耐湿性を向上できる。一般に、
エポキシ系絶縁樹脂は耐絶縁性および耐湿性が非常に優
れているが、温度変化による膨張収縮の応力が大きいた
め、この絶縁樹脂によって被覆した内部部品は破壊され
ることがある。上記構成では、磁芯を棒状にし、ボビン
の貫通孔内に挿入しているので、応力が加わりにくく、
耐絶縁性および耐湿性を向上させつつ、磁芯の割れを的
確に抑制することができる。
第2トランスのボビンの両端部に鍔部を設け、前記第2
トランスの二次巻線は、軸方向に弾性力を有したエッジ
ワイズ巻線にするとともに、前記二次巻線を軸方向に圧
縮して前記鍔部間に配置し、前記二次巻線が軸方向に伸
張するようにして、前記鍔部を前記二次巻線により互い
に押圧させた構成である。
する輪線間が均等になり易く、線輪間のバラツキに起因
した特性バラツキを低減し、信頼性を向上できる。特
に、このような線輪間には、樹脂注型時に絶縁樹脂が充
填され易く、二次巻線と外装部との接触面積が広がり、
耐絶縁性も向上できる。
第1トランスのボビンおよび第2トランスのボビンは、
互いに連接した1つの連接ボビンとし、前記連接ボビン
の両端部に鍔部を設けるとともに前記鍔部間に中鍔部を
設け、前記第2トランスの二次巻線は、軸方向に弾性力
を有したエッジワイズ巻線にするとともに、前記二次巻
線を軸方向に圧縮して一方の前記鍔部と前記中鍔部との
間に配置し、前記二次巻線が軸方向に伸張するようにし
て、一方の前記鍔部と前記中鍔部とを前記二次巻線によ
り互いに押圧させた構成である。
よび第2トランスのボビンは、互いに連接した1つの連
接ボビンとしているので、小型化をより図ることができ
る。
同軸上に配置され、互いの位置が固定されるので、絶縁
樹脂の注型時に互いのボビンの位置がずれ、互いに近接
等して、耐絶縁性に悪影響が生じたりすることを抑制で
きる。
第2トランスの二次巻線は高圧側を中鍔部側に配置する
とともに、低圧側を一方の鍔部側に配置した構成であ
る。
の高圧側が中鍔部側に配置されるので、最も高い電圧を
出力する部分がトランス装置の内部に配置されることに
なり、周辺部への耐絶縁性を向上できる。
第2トランスの二次巻線の隣接した線輪間を密着させ、
絶縁樹脂を前記二次巻線の隣接した線輪間に非浸透させ
た構成である。
間には絶縁樹脂が浸透しないので、線輪間のバラツキに
起因した特性バラツキを低減できる。
に、第2トランスの二次巻線は自己融着線とし、互いに
融着させて隣接した線輪間を密着させた構成である。
隣接した線輪間を密着させるので、線輪間を容易に密着
して、絶縁樹脂の浸透を抑制でき、線輪間のバラツキに
起因した特性バラツキを低減できる。
けるトランス装置について図面を参照しながら説明す
る。
ンス装置の断面図、図2は同斜視図、図3は同要部であ
る外装部形成前の斜視図、図4は同要部である外装部形
成前の分解斜視図、図5は同装置を液晶プロジェクタ等
の点灯装置に用いた場合における使用回路図である。
るトランス装置は、貫通孔31を形成したボビン32
と、このボビン32の貫通孔31に挿入した棒状の磁芯
37と、この棒状の磁芯37の外方に配置した巻線33
とを有する第1トランス34および第2トランス35
と、これら第1トランス34および第2トランス35に
エポキシ系絶縁樹脂を被覆して形成した外装部36と、
その他の高圧部品と、これらを覆うケース38とを備
え、ケース38からはリード線39を突出させている。
び第2トランス35との間で共有し、第1トランス34
および第2トランス35とを互いに磁気結合させてお
り、第2トランス35の巻線33において、第2トラン
ス35の二次巻線40(以下、第1トランス34の二次
巻線40は、単に「二次巻線40」と記す)は絶縁被覆
層で被覆された金属平板状の平角銅線をエッジワイズ巻
きしたエッジワイズ巻線とするとともに第1トランス3
4の一次巻線41(以下第1トランス34の一次巻線4
1は単に「一次巻線41」と記す)は断面円形状の円形
銅線を巻回したものとし、二次巻線40のみをボビン3
2の外周に配置して一次巻線41は他のボビンの外周に
配置して、これらを組み合わせることにより、第2トラ
ンス35の巻線33を磁芯37の外方に配置している。
よび第2トランス35のボビン32は、互いに連接した
1つの連接ボビンとし、この連接ボビンの両端部に鍔部
42を設けるとともに、この鍔部42間に中鍔部43を
設け、第2トランス35の二次巻線40は、軸方向
(X)に弾性力を有したエッジワイズ巻線にするととも
に、二次巻線40を軸方向(X)に圧縮して一方の鍔部
42と中鍔部43との間に配置し、二次巻線40が軸方
向(X)に伸張するようにして、一方の鍔部42と中鍔
部43とを二次巻線40により互いに押圧させている。
高圧側を中鍔部43側に配置するとともに、低圧側を一
方の鍔部42側に配置し、二次巻線40の隣接した線輪
間には、互いに線輪間を均等にして絶縁樹脂を浸透させ
ている。
プロジェクタ等の点灯装置70の駆動用に用いた場合、
使用回路図は図5に示す通りとなる。
出力する電源部61と、この電源部61の基本電圧を入
力する高電位の第1入力端子62および低電位の第1入
力端子63とを有するとともに、この基本電圧を電圧変
換して第1出力電圧を出力する高電位の第1出力端子6
4と低電位の第1出力端子65とを有した第1トランス
34と、この第1出力電圧を入力する高電位の第2入力
端子66および低電位の第2入力端子67とを有すると
ともに、この第1出力電圧を電圧変換して第2出力電圧
を出力する高電位の第2出力端子68と低電位の第2出
力端子69とを有した第2トランス35と、この第2ト
ランス35の第2出力電圧を供給される液晶プロジェク
タ等の点灯装置70とが互いに接続される。
5との間には、点灯装置70の特性に合わせ、第1出力
電圧を制御して第2トランス35に入力するための制御
回路部71が接続される。
端子64と第1ダイオード72のアノード側と第2ダイ
オード73のカソード側とを電気的接続し、低電位の第
1出力端子65と第1コンデンサ74の一端とを電気的
接続し、第1ダイオード72のカソード側と第2コンデ
ンサ75の一端とスパークギャップ部76の一端とを電
気的接続し、低電位の第2入力端子67と第2ダイオー
ド73のアノード側と第1コンデンサ74の他端と第2
コンデンサ75の他端とを電気的接続し、高電位の第2
の入力端子とスパークギャップ部76の他端とを電気的
接続した回路等がある。
の動作を説明する。
巻線40を金属平板状の平角銅線をエッジワイズ巻きし
たエッジワイズ巻線としているので占積率が向上し小型
化を図ることができる。
絶縁被覆層よりも薄いので、絶縁性は小さいが占積率を
向上させ、積層することなく単層で二次巻線40を配置
することもでき、積層時における上下の線輪間の耐絶縁
性を考慮する必要がなく、耐絶縁性を十分維持できる。
配置して一次巻線41は二次巻線40と磁芯37との間
に配置しているので、ボビン32を介して二次巻線40
と一次巻線41との絶縁が的確に図れ耐絶縁性を向上で
きるとともに、二次巻線40と外装部36との接触面積
を広げられ的確に耐絶縁性を向上できる。
薄いので、半田接続時に絶縁層も容易に溶融され、半田
接続における接続信頼性を向上し、特性劣化を抑制する
ことができる。
の隣接した線輪間には、互いに線輪間を均等にして絶縁
樹脂を浸透させているので、エッジワイズ巻線の耐絶縁
性をより向上できるとともに、線輪間のバラツキに起因
した特性バラツキを低減し信頼性を向上できる。
絶縁樹脂はエポキシ系絶縁樹脂としているので、使用時
におけるヒートショック等によって、内部温度に変化が
生じても、第1トランス34および第2トランス35に
被覆した外装部36と磁芯37とは直接接触する箇所が
少なく、互いの熱膨張率の差によって、磁芯37が割れ
たりすることを抑制できる。
ているので、耐絶縁性と耐湿性を向上できる。一般に、
エポキシ系絶縁樹脂は耐絶縁性および耐湿性が非常に優
れているが、温度変化による膨張収縮の応力が大きいた
め、この絶縁樹脂によって被覆した内部部品は破壊され
ることがある。上記構成では、磁芯37を棒状にし、ボ
ビン32の貫通孔31内に挿入しているので、応力が加
わりにくく、耐絶縁性および耐湿性を向上させつつ、磁
芯37の割れを的確に抑制することができる。
は、軸方向(X)に弾性力を有したエッジワイズ巻線に
するとともに、二次巻線40を軸方向(X)に圧縮して
鍔部42間に配置し、二次巻線40が軸方向(X)に伸
張するようにして、鍔部42を二次巻線40により互い
に押圧させているので、エッジワイズ巻線の隣接する線
輪間が均等になり易く、線輪間のバラツキに起因した特
性バラツキを低減し、信頼性を向上できる。このような
線輪間には、樹脂注型時に絶縁樹脂が充填され易く、エ
ッジワイズ巻線と外装部36との接触が広がり、耐絶縁
性も向上できる。
よび第2トランス35のボビン32は、互いに連接した
1つの連接ボビンとしているので、小型化をより図るこ
とができるとともに、第1トランス34および第2トラ
ンス35は同軸上に配置され、互いの位置が固定される
ので、絶縁樹脂の注型時に互いのボビン32の位置がず
れ、互いに近接等して、耐絶縁性に悪影響が生じたりす
ることを抑制できる。
は高圧側を中鍔部43側に配置するとともに、低圧側を
一方の鍔部42側に配置しているので、第2トランス3
5の二次巻線40の高圧側が中鍔部43側に配置される
ので、最も高い電圧を出力する部分がトランス装置の内
部に配置されることになり、周辺部への耐絶縁性を向上
できる。
エッジワイズ巻線を用いているので、小型化を図れると
ともに、積層することなく単層で二次巻線40を配置す
るので、積層時における上下の線輪間の耐絶縁性を考慮
する必要がなく、耐絶縁性も十分維持できる。
ビン32を介して配置したり、エッジワイズ巻線と外装
部36との接触面積を広げたり、線輪間に絶縁樹脂を浸
透させたり、ボビン32を連接ボビンとしたりしている
ので、的確に耐絶縁性を向上できる。
ンス装置の内部に配置され、周辺部への耐絶縁性も向上
できる。
上したり、線輪間のバラツキに起因した特性バラツキを
低減したり、使用時におけるヒートショック等に起因し
た磁芯37の割れを抑制したりできる。
脂を浸透させたが、第2トランス35の二次巻線40を
自己融着線とし、互いに融着させて隣接した線輪間を密
着させ、絶縁樹脂を二次巻線40の隣接した線輪間に非
浸透させてもよい。
ず、線輪間のバラツキに起因した特性バラツキを低減で
きる。特に、二次巻線40を自己融着して隣接した線輪
間を密着させれば、線輪間を容易に密着することもでき
る。
ンスの二次巻線は絶縁被覆層で被覆された金属平板状の
平角銅線をエッジワイズ巻きしたエッジワイズ巻線とし
ているので占積率が向上し小型化を図ることができる。
層絶縁被覆層よりも薄いので、絶縁性は小さいが占積率
を向上させ、積層することなく単層で二次巻線を配置す
ることができ、積層時における上下の線輪間の耐絶縁性
を考慮する必要がなく、耐絶縁性を十分維持できる。
一次巻線は二次巻線と磁芯との間に配置しているので、
ボビンを介して二次巻線と一次巻線との絶縁が的確に図
れ耐絶縁性を向上できるとともに、二次巻線と外装部と
の接触面積を広げられ的確に耐絶縁性を向上できる。
も薄いので、半田接続時に絶縁層も容易に溶融され、半
田接続における接続信頼性を向上し、特性劣化を抑制す
ることができる。
も、耐絶縁性を維持しつつ小型化を図れ、特性劣化を抑
制したトランス装置を提供することができる。
断面図
た場合における使用回路図
た場合における使用回路図
Claims (10)
- 【請求項1】 貫通孔を有するボビンと、前記ボビンの
貫通孔に挿入した磁芯と、前記磁芯の外方に配置した巻
線とを有する第1トランスおよび第2トランスと、前記
第1トランスおよび前記第2トランスに絶縁樹脂を被覆
して設けた外装部とを備え、前記磁芯は、前記第1トラ
ンスおよび前記第2トランスとの間で共有し、前記第1
トランスおよび前記第2トランスとを互いに磁気結合さ
せるもので、前記第2トランスの巻線において、前記第
2トランスの二次巻線は、絶縁被覆層で被覆された金属
平板状の平角銅線をエッジワイズ巻きしたエッジワイズ
巻線とするとともに前記ボビンの外周に配置し、前記第
2トランスの一次巻線は前記第2トランスの二次巻線と
前記磁芯との間に配置したトランス装置。 - 【請求項2】 絶縁樹脂を第2トランスの二次巻線の隣
接した線輪間に浸透させた請求項1に記載のトランス装
置。 - 【請求項3】 第2トランスの二次巻線の隣接した線輪
間には、互いに前記線輪間を均等にして絶縁樹脂を浸透
させた請求項2に記載のトランス装置。 - 【請求項4】 磁芯は棒状とした請求項1に記載のトラ
ンス装置。 - 【請求項5】 磁芯は棒状にするとともに、絶縁樹脂は
エポキシ系絶縁樹脂とした請求項1に記載のトランス装
置。 - 【請求項6】 第2トランスのボビンの両端部に鍔部を
設け、前記第2トランスの二次巻線は、軸方向に弾性力
を有したエッジワイズ巻線にするとともに、前記二次巻
線を軸方向に圧縮して前記鍔部間に配置し、前記二次巻
線が軸方向に伸張するようにして、前記鍔部を前記二次
巻線により互いに押圧させた請求項1に記載のトランス
装置。 - 【請求項7】 第1トランスのボビンおよび第2トラン
スのボビンは、互いに連接した1つの連接ボビンとし、
前記連接ボビンの両端部に鍔部を設けるとともに前記鍔
部間に中鍔部を設け、前記第2トランスの二次巻線は、
軸方向に弾性力を有したエッジワイズ巻線にするととも
に、前記二次巻線を軸方向に圧縮して一方の前記鍔部と
前記中鍔部との間に配置し、前記二次巻線が軸方向に伸
張するようにして、一方の前記鍔部と前記中鍔部とを前
記二次巻線により互いに押圧させた請求項1に記載のト
ランス装置。 - 【請求項8】 第2トランスの二次巻線は高圧側を中鍔
部側に配置するとともに、低圧側を一方の鍔部側に配置
した請求項7に記載のトランス装置。 - 【請求項9】 第2トランスの二次巻線の隣接した線輪
間を密着させ、絶縁樹脂を前記二次巻線の隣接した線輪
間に非浸透させた請求項1に記載のトランス装置。 - 【請求項10】 第2トランスの二次巻線は自己融着線
とし、互いに融着させて隣接した線輪間を密着させた請
求項9に記載のトランス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002026288A JP2003229313A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | トランス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002026288A JP2003229313A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | トランス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003229313A true JP2003229313A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27748165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002026288A Withdrawn JP2003229313A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | トランス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003229313A (ja) |
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2002
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