JP2000294433A - コンバータトランス - Google Patents
コンバータトランスInfo
- Publication number
- JP2000294433A JP2000294433A JP11102255A JP10225599A JP2000294433A JP 2000294433 A JP2000294433 A JP 2000294433A JP 11102255 A JP11102255 A JP 11102255A JP 10225599 A JP10225599 A JP 10225599A JP 2000294433 A JP2000294433 A JP 2000294433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- primary
- groove
- converter transformer
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は各種電子機器に使用されるコンバー
タトランスにおいて、二次補助巻線の出力電圧特性を良
くすることができ、また、これにより電圧安定化回路の
簡素化を実現するものである。 【解決手段】 複数の巻溝１７ａ〜１７ｃを有するコイ
ルボビン１８に一次主巻線１２と二次主巻線の分割巻線
１４ａ〜１４ｃおよび二次補助巻線１５ａ，１５ｂを巻
装し、このコイルボビン１８に磁芯１１を組み込んでな
るコンバータトランスにおいて、巻溝１７ｂに一次主巻
線１２と二次主巻線の分割巻線１４ａを巻装し、別の巻
溝１７ｃに上記二次主巻線の分割巻線１４ｃと二次補助
巻線１５ｂを巻装する。
タトランスにおいて、二次補助巻線の出力電圧特性を良
くすることができ、また、これにより電圧安定化回路の
簡素化を実現するものである。 【解決手段】 複数の巻溝１７ａ〜１７ｃを有するコイ
ルボビン１８に一次主巻線１２と二次主巻線の分割巻線
１４ａ〜１４ｃおよび二次補助巻線１５ａ，１５ｂを巻
装し、このコイルボビン１８に磁芯１１を組み込んでな
るコンバータトランスにおいて、巻溝１７ｂに一次主巻
線１２と二次主巻線の分割巻線１４ａを巻装し、別の巻
溝１７ｃに上記二次主巻線の分割巻線１４ｃと二次補助
巻線１５ｂを巻装する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に使用
されるコンバータトランスに関するものである。
されるコンバータトランスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】以下に従来のコンバータトランスを使用
したスイッチング電源回路の一例を図７を用いて説明す
る。
したスイッチング電源回路の一例を図７を用いて説明す
る。
【０００３】同図によると、交流入力４１をブリッジダ
イオード４２で整流し、コンデンサ４３で平滑して直流
電圧に変換する。次に起動抵抗４４を流れる起動電流に
よりコンデンサ５０を充電し、駆動制御回路４８を起動
させる。この駆動制御回路４８の出力によってスイッチ
ング素子４５がオンし、コンデンサ４３に蓄積された入
力電圧が一次主巻線４６に印加され、ダイオード４９，
５３，５８がオフしているため、コンバータトランス６
１にエネルギーが蓄えられる。
イオード４２で整流し、コンデンサ４３で平滑して直流
電圧に変換する。次に起動抵抗４４を流れる起動電流に
よりコンデンサ５０を充電し、駆動制御回路４８を起動
させる。この駆動制御回路４８の出力によってスイッチ
ング素子４５がオンし、コンデンサ４３に蓄積された入
力電圧が一次主巻線４６に印加され、ダイオード４９，
５３，５８がオフしているため、コンバータトランス６
１にエネルギーが蓄えられる。
【０００４】更に、スイッチング素子４５がオフする
と、ダイオード４９，５３，５８がオンし、コンバータ
トランス６１に蓄えられたエネルギーは、一次補助巻線
４７から駆動制御回路４８の電源電圧に供給し、また、
二次主巻線６３より放出され、ダイオード５８、コンデ
ンサ５９で平滑され直流電圧となり、さらに、二次補助
巻線６２より放出され、ダイオード５３、コンデンサ５
４で平滑され直流電圧となる。スイッチング素子４５の
オン・オフの駆動制御は次のように行われる。
と、ダイオード４９，５３，５８がオンし、コンバータ
トランス６１に蓄えられたエネルギーは、一次補助巻線
４７から駆動制御回路４８の電源電圧に供給し、また、
二次主巻線６３より放出され、ダイオード５８、コンデ
ンサ５９で平滑され直流電圧となり、さらに、二次補助
巻線６２より放出され、ダイオード５３、コンデンサ５
４で平滑され直流電圧となる。スイッチング素子４５の
オン・オフの駆動制御は次のように行われる。
【０００５】負荷６０の出力電圧を検出して誤差増幅器
５１によって基準電圧５２と比較し、増幅して駆動制御
回路４８に帰還する。この帰還信号によってスイッチン
グ素子４５のオン期間を制御し、常に負荷６０にかかる
電圧を一定に制御する。この時スイッチング素子４５と
ダイオード４９，５３，５８にコンバータトランス６１
のリーケージインダクタンスによって逆起電圧が発生
し、これがスパイク電圧となる。図中５７は二次補助巻
線６２の出力を受ける負荷である。
５１によって基準電圧５２と比較し、増幅して駆動制御
回路４８に帰還する。この帰還信号によってスイッチン
グ素子４５のオン期間を制御し、常に負荷６０にかかる
電圧を一定に制御する。この時スイッチング素子４５と
ダイオード４９，５３，５８にコンバータトランス６１
のリーケージインダクタンスによって逆起電圧が発生
し、これがスパイク電圧となる。図中５７は二次補助巻
線６２の出力を受ける負荷である。
【０００６】図８はコンバータトランスの半断面図であ
り、図９は巻線の結線図を示すものである。磁芯１を組
み込めるコイルボビン７に巻溝８を設け、一次主巻線の
分割巻線２ａ，２ｂと二次主巻線の分割巻線４ａ，４ｂ
と一次補助巻線３を巻装すると共に、二次補助巻線５を
同巻溝８に巻装し、各線輪間に絶縁テープ６を巻装する
ことにより、安全規格上の電気的絶縁を満足させてい
た。
り、図９は巻線の結線図を示すものである。磁芯１を組
み込めるコイルボビン７に巻溝８を設け、一次主巻線の
分割巻線２ａ，２ｂと二次主巻線の分割巻線４ａ，４ｂ
と一次補助巻線３を巻装すると共に、二次補助巻線５を
同巻溝８に巻装し、各線輪間に絶縁テープ６を巻装する
ことにより、安全規格上の電気的絶縁を満足させてい
た。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、二次補助巻線５は一次主巻線２ａ，２ｂ
と同じ巻溝８であるため、二次補助巻線５と一次主巻線
２ａ，２ｂとの磁気的結合が強く、図７に示したように
スイッチング素子４５のオフ時に発生するスパイク電圧
が伝搬し、帰還制御をかけていない二次補助巻線６２の
出力回路は、負荷電流の変化による出力電圧変動を補正
できないため出力電圧特性を悪化させていた。
成においては、二次補助巻線５は一次主巻線２ａ，２ｂ
と同じ巻溝８であるため、二次補助巻線５と一次主巻線
２ａ，２ｂとの磁気的結合が強く、図７に示したように
スイッチング素子４５のオフ時に発生するスパイク電圧
が伝搬し、帰還制御をかけていない二次補助巻線６２の
出力回路は、負荷電流の変化による出力電圧変動を補正
できないため出力電圧特性を悪化させていた。
【０００８】そこで、二次補助巻線６２の出力電圧特性
を安定化するために、二次補助巻線６２に電圧安定化素
子５５とコンデンサ５６などを付加した電圧安定化回路
が必要であるため、高価になると共に電圧安定化回路に
おいて損失が発生するため温度上昇が高くなったり、効
率が悪化するという欠点があった。
を安定化するために、二次補助巻線６２に電圧安定化素
子５５とコンデンサ５６などを付加した電圧安定化回路
が必要であるため、高価になると共に電圧安定化回路に
おいて損失が発生するため温度上昇が高くなったり、効
率が悪化するという欠点があった。
【０００９】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、二次補助巻線の出力電圧特性を良くすることがで
き、また、これにより電圧安定化回路の簡素化が図れる
構成のコンバータトランスを提供することを目的として
いる。
で、二次補助巻線の出力電圧特性を良くすることがで
き、また、これにより電圧安定化回路の簡素化が図れる
構成のコンバータトランスを提供することを目的として
いる。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のコンバータトランスは、複数の巻溝を有する
コイルボビンに一次主巻線と二次主巻線および二次補助
巻線を巻装し、このコイルボビンに磁芯を組み込んでな
るコンバータトランスにおいて、同一の巻溝に一次主巻
線と２つ以上の並列および直列の分割巻線とした二次主
巻線を巻装し、別巻溝に上記二次主巻線と二次補助巻線
を巻装したものである。
に本発明のコンバータトランスは、複数の巻溝を有する
コイルボビンに一次主巻線と二次主巻線および二次補助
巻線を巻装し、このコイルボビンに磁芯を組み込んでな
るコンバータトランスにおいて、同一の巻溝に一次主巻
線と２つ以上の並列および直列の分割巻線とした二次主
巻線を巻装し、別巻溝に上記二次主巻線と二次補助巻線
を巻装したものである。
【００１１】上記構成により、同一の巻溝に一次主巻線
と二次主巻線を巻装することにより、磁気的結合が強く
なりスパイク電圧の発生を抑制し、別巻溝に帰還制御を
かけている二次主巻線と二次補助巻線を巻装することに
より、磁気的結合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が
向上し、また、二次補助巻線を一次主巻線と離した巻溝
に巻装することにより、低分布容量化を図り、スイッチ
ング素子のオフ時に発生するスパイク電圧が伝播しにく
くなるため、二次補助巻線の出力電圧特性を大幅に良く
することができるものである。
と二次主巻線を巻装することにより、磁気的結合が強く
なりスパイク電圧の発生を抑制し、別巻溝に帰還制御を
かけている二次主巻線と二次補助巻線を巻装することに
より、磁気的結合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が
向上し、また、二次補助巻線を一次主巻線と離した巻溝
に巻装することにより、低分布容量化を図り、スイッチ
ング素子のオフ時に発生するスパイク電圧が伝播しにく
くなるため、二次補助巻線の出力電圧特性を大幅に良く
することができるものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、複数の巻溝を有するコイルボビンに一次主巻線と二
次主巻線および二次補助巻線を巻装し、このコイルボビ
ンに磁芯を組み込んでなるコンバータトランスにおい
て、同一の巻溝に一次主巻線と２つ以上の並列および直
列の分割巻線とした構成であり、一次主巻線と二次主巻
線の磁気的結合が強くなりスパイク電圧の発生を抑制
し、帰還制御をかけている二次主巻線と二次補助巻線の
磁気的結合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が向上
し、また、二次補助巻線を一次主巻線と離した巻溝に巻
装することにより低分布容量化を図り、スイッチング素
子のオフ時に発生するスパイク電圧が伝搬しにくくなる
ため、二次補助巻線の出力電圧特性を大幅に良くするこ
とができる。
は、複数の巻溝を有するコイルボビンに一次主巻線と二
次主巻線および二次補助巻線を巻装し、このコイルボビ
ンに磁芯を組み込んでなるコンバータトランスにおい
て、同一の巻溝に一次主巻線と２つ以上の並列および直
列の分割巻線とした構成であり、一次主巻線と二次主巻
線の磁気的結合が強くなりスパイク電圧の発生を抑制
し、帰還制御をかけている二次主巻線と二次補助巻線の
磁気的結合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が向上
し、また、二次補助巻線を一次主巻線と離した巻溝に巻
装することにより低分布容量化を図り、スイッチング素
子のオフ時に発生するスパイク電圧が伝搬しにくくなる
ため、二次補助巻線の出力電圧特性を大幅に良くするこ
とができる。
【００１３】本発明の請求項２に記載の発明は、同一の
巻溝に巻装した一次主巻線と二次主巻線のうち、少なく
とも一方の巻線を多層の絶縁物からなる電線で構成され
ており、安全規格上の安全距離が不要になり、巻溝を有
効に活用することができコンバータトランスを小型化す
ることができる。
巻溝に巻装した一次主巻線と二次主巻線のうち、少なく
とも一方の巻線を多層の絶縁物からなる電線で構成され
ており、安全規格上の安全距離が不要になり、巻溝を有
効に活用することができコンバータトランスを小型化す
ることができる。
【００１４】本発明の請求項３に記載の発明は、一次主
巻線と二次主巻線を巻装した巻溝と、二次主巻線と二次
補助巻線を巻装した巻溝のうち少なくとも一方の巻溝が
複数の並列および直列の分割巻線として２つ以上の巻溝
で構成されており、さらに一次主巻線と二次主巻線を巻
装した場合には、さらに、一次主巻線と二次主巻線の磁
気的結合が強くなりスパイク電圧の発生を抑制でき、ま
た、さらに二次主巻線と二次補助巻線を巻装した場合
は、さらに帰還制御をかけている二次主巻線と二次補助
巻線の磁気的結合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が
向上でき、より二次補助巻線の出力電圧特性をよくする
ことができる。
巻線と二次主巻線を巻装した巻溝と、二次主巻線と二次
補助巻線を巻装した巻溝のうち少なくとも一方の巻溝が
複数の並列および直列の分割巻線として２つ以上の巻溝
で構成されており、さらに一次主巻線と二次主巻線を巻
装した場合には、さらに、一次主巻線と二次主巻線の磁
気的結合が強くなりスパイク電圧の発生を抑制でき、ま
た、さらに二次主巻線と二次補助巻線を巻装した場合
は、さらに帰還制御をかけている二次主巻線と二次補助
巻線の磁気的結合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が
向上でき、より二次補助巻線の出力電圧特性をよくする
ことができる。
【００１５】本発明の請求項４に記載の発明は、一次主
巻線と二次主巻線を巻装した巻溝と、二次主巻線と二次
補助巻線を巻装した巻溝との間の巻溝にはいずれの巻線
も施されない構成であり、さらに二次補助巻線を一次主
巻線と離した巻溝に巻装することによりさらに低分布容
量化を図り、スイッチング素子のオフ時に発生するスパ
イク電圧が伝搬しにくくなり、より二次補助巻線の出力
電圧特性を良くすることができる。
巻線と二次主巻線を巻装した巻溝と、二次主巻線と二次
補助巻線を巻装した巻溝との間の巻溝にはいずれの巻線
も施されない構成であり、さらに二次補助巻線を一次主
巻線と離した巻溝に巻装することによりさらに低分布容
量化を図り、スイッチング素子のオフ時に発生するスパ
イク電圧が伝搬しにくくなり、より二次補助巻線の出力
電圧特性を良くすることができる。
【００１６】本発明の請求項５に記載の発明は、同一の
巻溝に一次主巻線と二次主巻線のうち少なくとも一方の
巻線を複数の並列および直列の分割巻線として２つ以上
の巻線を交互に巻装した構成であり、さらに複数の一次
主巻線と二次主巻線の積層部を設けることにより、さら
に一次主巻線と二次主巻線の磁気的結合が強くなりスパ
イク電圧の発生を抑制でき、より二次補助巻線の出力電
圧特性を良くすることができる。
巻溝に一次主巻線と二次主巻線のうち少なくとも一方の
巻線を複数の並列および直列の分割巻線として２つ以上
の巻線を交互に巻装した構成であり、さらに複数の一次
主巻線と二次主巻線の積層部を設けることにより、さら
に一次主巻線と二次主巻線の磁気的結合が強くなりスパ
イク電圧の発生を抑制でき、より二次補助巻線の出力電
圧特性を良くすることができる。
【００１７】本発明の請求項６に記載の発明は、同一の
巻溝に二次主巻線と二次補助巻線のうち少なくとも一方
の巻線を複数の並列および直列の分割巻線として、２つ
以上の巻線を交互に巻装した構成であり、さらに帰還制
御をかけている二次主巻線とに二次補助巻線の磁気的結
合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が向上でき、より
二次補助巻線の出力電圧特性を良くすることができる。
巻溝に二次主巻線と二次補助巻線のうち少なくとも一方
の巻線を複数の並列および直列の分割巻線として、２つ
以上の巻線を交互に巻装した構成であり、さらに帰還制
御をかけている二次主巻線とに二次補助巻線の磁気的結
合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が向上でき、より
二次補助巻線の出力電圧特性を良くすることができる。
【００１８】本発明の請求項７に記載の発明は、同一の
巻溝に巻装した二次主巻線と二次補助巻線の巻溝に、一
次補助巻線を巻装した構成であり、二次主巻線が基準電
圧の場合一次補助巻線と二次主巻線の磁気的結合が強く
なり、一次補助巻線の出力電圧特性を向上することがで
きる。
巻溝に巻装した二次主巻線と二次補助巻線の巻溝に、一
次補助巻線を巻装した構成であり、二次主巻線が基準電
圧の場合一次補助巻線と二次主巻線の磁気的結合が強く
なり、一次補助巻線の出力電圧特性を向上することがで
きる。
【００１９】本発明の請求項８に記載の発明は、同一の
巻溝に巻装した一次主巻線と二次主巻線の巻溝に一次補
助巻線を巻装した構成であり、一次補助巻線が基準電圧
の場合一次補助巻線と一次主巻線の磁気的結合が強くな
り、一次補助巻線の出力電圧特性を向上することができ
る。
巻溝に巻装した一次主巻線と二次主巻線の巻溝に一次補
助巻線を巻装した構成であり、一次補助巻線が基準電圧
の場合一次補助巻線と一次主巻線の磁気的結合が強くな
り、一次補助巻線の出力電圧特性を向上することができ
る。
【００２０】本発明の請求項９に記載の発明は、一次補
助巻線を単独の巻溝に巻装した構成であり、一次主巻線
と二次主巻線および二次補助巻線の干渉を防ぎ、各巻線
の電圧変動による一次補助巻線の電圧変動を小さくする
ことができ、一次補助巻線の出力電圧特性を向上するこ
とができる。
助巻線を単独の巻溝に巻装した構成であり、一次主巻線
と二次主巻線および二次補助巻線の干渉を防ぎ、各巻線
の電圧変動による一次補助巻線の電圧変動を小さくする
ことができ、一次補助巻線の出力電圧特性を向上するこ
とができる。
【００２１】本発明の請求項１０に記載の発明は、二次
主巻線と二次補助巻線の二次側巻線と一次補助巻線のう
ち少なくとも一方の巻線を多層の絶縁物からなる電線で
構成されており、安全規格上の安全距離が不要になり、
巻溝を有効に活用することができコンバータトランスを
小型化することができる。
主巻線と二次補助巻線の二次側巻線と一次補助巻線のう
ち少なくとも一方の巻線を多層の絶縁物からなる電線で
構成されており、安全規格上の安全距離が不要になり、
巻溝を有効に活用することができコンバータトランスを
小型化することができる。
【００２２】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【００２３】（実施の形態１）以下本発明のコンバータ
トランスの実施の形態１を図１，図２および図７を用い
て説明する。複数のつば１６ａ〜１６ｄによって形成さ
れる複数の巻溝１７ａ〜１７ｃを有するコイルボビン１
８に一次主巻線１２と一次補助巻線１３と二次主巻線の
分割巻線１４ａ〜１４ｃおよび二次補助巻線の分割巻線
１５ａ，１５ｂを巻装し、このコイルボビン１８に磁芯
１１を組み込んで成るコンバータトランスにおいて、巻
溝１７ｂに一次主巻線１２と二次主巻線１４ａを巻装
し、別の巻溝１７ｃに二次主巻線１４ｃと二次補助巻線
１５ｂを巻装し、さらに別の巻溝１７ａに二次主巻線１
４ｂと二次補助巻線１５ａおよび一次補助巻線１３を巻
装し、二次主巻線１４ｂ，１４ｃと二次補助巻線１５
ａ，１５ｂが複数の巻溝１７ａ，１７ｃで構成されてい
る。
トランスの実施の形態１を図１，図２および図７を用い
て説明する。複数のつば１６ａ〜１６ｄによって形成さ
れる複数の巻溝１７ａ〜１７ｃを有するコイルボビン１
８に一次主巻線１２と一次補助巻線１３と二次主巻線の
分割巻線１４ａ〜１４ｃおよび二次補助巻線の分割巻線
１５ａ，１５ｂを巻装し、このコイルボビン１８に磁芯
１１を組み込んで成るコンバータトランスにおいて、巻
溝１７ｂに一次主巻線１２と二次主巻線１４ａを巻装
し、別の巻溝１７ｃに二次主巻線１４ｃと二次補助巻線
１５ｂを巻装し、さらに別の巻溝１７ａに二次主巻線１
４ｂと二次補助巻線１５ａおよび一次補助巻線１３を巻
装し、二次主巻線１４ｂ，１４ｃと二次補助巻線１５
ａ，１５ｂが複数の巻溝１７ａ，１７ｃで構成されてい
る。
【００２４】このとき巻溝１７ｂに巻装した一次主巻線
１２と二次主巻線１４ａのうち、少なくとも一方の巻線
を多層の絶縁物からなる電線で構成し、また、別の巻溝
１７ａに巻装した二次主巻線１４ｂと二次補助巻線１５
ａの二次側巻線と一次補助巻線１３のうち、少なくとも
一方の巻線を多層の絶縁物からなる電線で構成されてい
る。
１２と二次主巻線１４ａのうち、少なくとも一方の巻線
を多層の絶縁物からなる電線で構成し、また、別の巻溝
１７ａに巻装した二次主巻線１４ｂと二次補助巻線１５
ａの二次側巻線と一次補助巻線１３のうち、少なくとも
一方の巻線を多層の絶縁物からなる電線で構成されてい
る。
【００２５】この実施の形態１によれば、一次主巻線１
２と二次主巻線１４ａの磁気的結合が強くなりスパイク
電圧の発生を抑制し、帰還制御をかけている二次主巻線
１４ｃと二次補助巻線１５ｂの磁気的結合が強くなり二
次補助巻線１５ｂの電圧精度が向上し、また、二次補助
巻線１５ｂを一次主巻線１２と離した巻溝１７ｃに巻装
することにより低分布容量化を図り、図７に示したよう
にスイッチング素子４５のオフ時に発生するスパイク電
圧が伝搬しにくくなるため、二次補助巻線６２の出力電
圧特性を大幅に良くすることができ、さらに別巻溝１７
ａに二次主巻線１４ｂと二次補助巻線１５ａを巻装して
いるため、さらに帰還制御をかけている二次主巻線１４
ｂと二次補助巻線１５ａの磁気的結合が強くなり二次補
助巻線１５ａの電圧精度が向上でき、より二次補助巻線
１５ａの出力電圧特性を良くすることができる。
２と二次主巻線１４ａの磁気的結合が強くなりスパイク
電圧の発生を抑制し、帰還制御をかけている二次主巻線
１４ｃと二次補助巻線１５ｂの磁気的結合が強くなり二
次補助巻線１５ｂの電圧精度が向上し、また、二次補助
巻線１５ｂを一次主巻線１２と離した巻溝１７ｃに巻装
することにより低分布容量化を図り、図７に示したよう
にスイッチング素子４５のオフ時に発生するスパイク電
圧が伝搬しにくくなるため、二次補助巻線６２の出力電
圧特性を大幅に良くすることができ、さらに別巻溝１７
ａに二次主巻線１４ｂと二次補助巻線１５ａを巻装して
いるため、さらに帰還制御をかけている二次主巻線１４
ｂと二次補助巻線１５ａの磁気的結合が強くなり二次補
助巻線１５ａの電圧精度が向上でき、より二次補助巻線
１５ａの出力電圧特性を良くすることができる。
【００２６】また、巻溝１７ｂに巻装した一次主巻線１
２と二次主巻線１４ａとの間、および別の巻溝１７ａに
巻装した二次主巻線１４ｂと二次補助巻線１５ａの二次
側巻線と一次補助巻線１３との間には安全規格上要求さ
れる安全距離が不要となるため、巻溝１７ａ，１７ｂの
巻線スペースの有効活用により小型化ができ、また一次
主巻線１２と二次主巻線１４ａの巻線幅および二次主巻
線１４ｂと二次補助巻線１５ａの二次側巻線と一次補助
巻線１３の巻線幅を同一にすることができるため、さら
に磁気的結合が強くなり、コンバータトランスのエネル
ギー変換効率を高くすることができる。
２と二次主巻線１４ａとの間、および別の巻溝１７ａに
巻装した二次主巻線１４ｂと二次補助巻線１５ａの二次
側巻線と一次補助巻線１３との間には安全規格上要求さ
れる安全距離が不要となるため、巻溝１７ａ，１７ｂの
巻線スペースの有効活用により小型化ができ、また一次
主巻線１２と二次主巻線１４ａの巻線幅および二次主巻
線１４ｂと二次補助巻線１５ａの二次側巻線と一次補助
巻線１３の巻線幅を同一にすることができるため、さら
に磁気的結合が強くなり、コンバータトランスのエネル
ギー変換効率を高くすることができる。
【００２７】（実施の形態２）以下本発明のコンバータ
トランスの実施の形態２を図３，図４および図７を用い
て説明する。複数のつば１６ａ〜１６ｄによって形成さ
れる複数の巻溝１７ａ〜１７ｃを有するコイルボビン１
８に一次主巻線１２と一次補助巻線１３と二次主巻線の
分割巻線１４ａ，１４ｂおよび二次補助巻線１５を巻装
し、このコイルボビン１８に磁芯１１を組み込んでなる
コンバータトランスにおいて、一次主巻線１２と二次主
巻線１４ａと一次補助巻線１３を巻装した巻溝１７ａ
と、二次主巻線１４ｂと二次補助巻線１５を巻装した巻
溝１７ｃとの間の巻溝１７ｂにはいずれの巻線も施され
ない構成としている。
トランスの実施の形態２を図３，図４および図７を用い
て説明する。複数のつば１６ａ〜１６ｄによって形成さ
れる複数の巻溝１７ａ〜１７ｃを有するコイルボビン１
８に一次主巻線１２と一次補助巻線１３と二次主巻線の
分割巻線１４ａ，１４ｂおよび二次補助巻線１５を巻装
し、このコイルボビン１８に磁芯１１を組み込んでなる
コンバータトランスにおいて、一次主巻線１２と二次主
巻線１４ａと一次補助巻線１３を巻装した巻溝１７ａ
と、二次主巻線１４ｂと二次補助巻線１５を巻装した巻
溝１７ｃとの間の巻溝１７ｂにはいずれの巻線も施され
ない構成としている。
【００２８】この実施の形態２によれば、一次主巻線１
２と二次主巻線１４ａの磁気的結合が強くなりスパイク
電圧の発生を抑制し、帰還制御をかけている二次主巻線
１４ｂと二次補助巻線１５の磁気的結合が強くなり二次
補助巻線１５の電圧精度が向上し、また、二次補助巻線
１５を一次主巻線１２と離した巻溝１７ｃに巻装するこ
とにより低分布容量化を図り、図７に示したようにスイ
ッチング素子のオフ時に発生するスパイク電圧が伝搬し
にくくなるため、二次補助巻線６２の出力電圧特性を大
幅に良くすることができ、さらにいずれの巻線も施され
ない巻溝１７ｂを設けることにより二次補助巻線１５と
一次主巻線１２との距離が離れ、さらに二次補助巻線１
５と一次主巻線１２の低分布容量化を図り、図７に示し
たようにスイッチング素子４５のオフ時に発生するスパ
イク電圧が伝搬しにくくなるため、二次補助巻線６２の
出力電圧特性を大幅に良くすることができる。
２と二次主巻線１４ａの磁気的結合が強くなりスパイク
電圧の発生を抑制し、帰還制御をかけている二次主巻線
１４ｂと二次補助巻線１５の磁気的結合が強くなり二次
補助巻線１５の電圧精度が向上し、また、二次補助巻線
１５を一次主巻線１２と離した巻溝１７ｃに巻装するこ
とにより低分布容量化を図り、図７に示したようにスイ
ッチング素子のオフ時に発生するスパイク電圧が伝搬し
にくくなるため、二次補助巻線６２の出力電圧特性を大
幅に良くすることができ、さらにいずれの巻線も施され
ない巻溝１７ｂを設けることにより二次補助巻線１５と
一次主巻線１２との距離が離れ、さらに二次補助巻線１
５と一次主巻線１２の低分布容量化を図り、図７に示し
たようにスイッチング素子４５のオフ時に発生するスパ
イク電圧が伝搬しにくくなるため、二次補助巻線６２の
出力電圧特性を大幅に良くすることができる。
【００２９】また、一次主巻線１２と二次主巻線１４ａ
の巻溝１７ａに、一次補助巻線１３を巻装した構成であ
り、一次補助巻線１３が基準電圧の場合、一次補助巻線
１３と一次主巻線１２の磁気的結合が強くなり、一次補
助巻線１３の出力電圧特性を向上することができる。
の巻溝１７ａに、一次補助巻線１３を巻装した構成であ
り、一次補助巻線１３が基準電圧の場合、一次補助巻線
１３と一次主巻線１２の磁気的結合が強くなり、一次補
助巻線１３の出力電圧特性を向上することができる。
【００３０】（実施の形態３）以下本発明のコンバータ
トランスの実施の形態３を図５，図６および図７を用い
て説明する。複数のつば１６ａ〜１６ｄによって形成さ
れる複数の巻溝１７ａ〜１７ｃを有するコイルボビン１
８に一次主巻線の分割巻線１２ａ，１２ｂと一次補助巻
線１３と二次主巻線の分割巻線１４ａ〜１４ｃおよび二
次補助巻線１５を巻装し、このコイルボビン１８に磁芯
１１を組み込んでなるコンバータトランスにおいて、巻
溝１７ｂに一次主巻線１２ａ，１２ｂと二次主巻線１４
ａの巻線を交互に巻装し、別の巻溝１７ａに二次主巻線
１４ａ，１４ｃと二次補助巻線１５の巻線を交互に巻装
し、一次補助巻線１３が単独の巻溝１７ｃに巻装した構
成としている。
トランスの実施の形態３を図５，図６および図７を用い
て説明する。複数のつば１６ａ〜１６ｄによって形成さ
れる複数の巻溝１７ａ〜１７ｃを有するコイルボビン１
８に一次主巻線の分割巻線１２ａ，１２ｂと一次補助巻
線１３と二次主巻線の分割巻線１４ａ〜１４ｃおよび二
次補助巻線１５を巻装し、このコイルボビン１８に磁芯
１１を組み込んでなるコンバータトランスにおいて、巻
溝１７ｂに一次主巻線１２ａ，１２ｂと二次主巻線１４
ａの巻線を交互に巻装し、別の巻溝１７ａに二次主巻線
１４ａ，１４ｃと二次補助巻線１５の巻線を交互に巻装
し、一次補助巻線１３が単独の巻溝１７ｃに巻装した構
成としている。
【００３１】この実施の形態３によれば、一次主巻線１
２ａ，１２ｂと二次主巻線１４ａが交互に巻線されてお
り、さらに一次主巻線１２ａ，１２ｂと二次主巻線１４
ａの磁気的結合が強くなり、スパイク電圧の発生を抑制
し、二次主巻線１４ｂ，１４ｃと二次補助巻線１５が交
互に巻線されており、さらに帰還制御をかけている二次
主巻線１４ｂ，１４ｃと二次補助巻線１５の磁気的結合
が強くなり、帰還制御をかけている二次主巻線１４ｂ，
１４ｃと二次補助巻線１５の磁気的結合が強くなり二次
補助巻線１５の電圧精度が向上し、また、二次補助巻線
１５を一次主巻線１２ａ，１２ｂと離した巻溝１７ａに
巻装することにより低分布容量化を図り、図７に示した
ようにスイッチング素子４５のオフ時に発生するスパイ
ク電圧が伝搬しにくくなるため、二次補助巻線６２の出
力電圧特性を大幅に良くすることができる。
２ａ，１２ｂと二次主巻線１４ａが交互に巻線されてお
り、さらに一次主巻線１２ａ，１２ｂと二次主巻線１４
ａの磁気的結合が強くなり、スパイク電圧の発生を抑制
し、二次主巻線１４ｂ，１４ｃと二次補助巻線１５が交
互に巻線されており、さらに帰還制御をかけている二次
主巻線１４ｂ，１４ｃと二次補助巻線１５の磁気的結合
が強くなり、帰還制御をかけている二次主巻線１４ｂ，
１４ｃと二次補助巻線１５の磁気的結合が強くなり二次
補助巻線１５の電圧精度が向上し、また、二次補助巻線
１５を一次主巻線１２ａ，１２ｂと離した巻溝１７ａに
巻装することにより低分布容量化を図り、図７に示した
ようにスイッチング素子４５のオフ時に発生するスパイ
ク電圧が伝搬しにくくなるため、二次補助巻線６２の出
力電圧特性を大幅に良くすることができる。
【００３２】また、一次補助巻線１３が単独の巻溝１７
ｃに巻装した構成であり、一次主巻線１２ａ，１２ｂと
二次主巻線１４ａ〜１４ｃおよび二次補助巻線１５の干
渉を防ぎ、各巻線の電圧変動による一次補助巻線１３の
電圧変動を小さくすることができ、一次補助巻線１３の
出力電圧特性を向上することができる。
ｃに巻装した構成であり、一次主巻線１２ａ，１２ｂと
二次主巻線１４ａ〜１４ｃおよび二次補助巻線１５の干
渉を防ぎ、各巻線の電圧変動による一次補助巻線１３の
電圧変動を小さくすることができ、一次補助巻線１３の
出力電圧特性を向上することができる。
【００３３】
【発明の効果】以上のように本発明は、二次補助巻線は
一次主巻線と同じ巻溝に重ねて巻装せず、同一の巻溝に
一次主巻線と２つ以上の並列および直列の分割巻線とし
た二次主巻線を巻装し、別の巻溝に上記二次主巻線と二
次補助巻線を巻装した構成によって、一次主巻線と二次
主巻線の磁気的結合が強くなりスパイク電圧の発生を抑
制し、帰還制御をかけている二次主巻線と二次補助巻線
の磁気的結合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が向上
し、また、二次補助巻線を一次主巻線と離した巻溝に巻
装することにより低分布容量化を図り、スイッチング素
子のオフ時に発生するスパイク電圧が伝搬しにくくなる
ため、二次補助巻線の出力電圧特性を大幅に良くすると
いう効果を奏するものである。
一次主巻線と同じ巻溝に重ねて巻装せず、同一の巻溝に
一次主巻線と２つ以上の並列および直列の分割巻線とし
た二次主巻線を巻装し、別の巻溝に上記二次主巻線と二
次補助巻線を巻装した構成によって、一次主巻線と二次
主巻線の磁気的結合が強くなりスパイク電圧の発生を抑
制し、帰還制御をかけている二次主巻線と二次補助巻線
の磁気的結合が強くなり二次補助巻線の電圧精度が向上
し、また、二次補助巻線を一次主巻線と離した巻溝に巻
装することにより低分布容量化を図り、スイッチング素
子のオフ時に発生するスパイク電圧が伝搬しにくくなる
ため、二次補助巻線の出力電圧特性を大幅に良くすると
いう効果を奏するものである。
【００３４】従って、二次補助巻線の出力電圧特性を大
幅に良くすることができるため、二次補助巻線の出力電
圧特性を安定化するために、二次補助巻線に電圧安定化
素子とコンデンサなどを付加した電圧安定化回路を削除
あるいは軽減することができ、部品点数の低減または使
用部品の小型化ができ安価になる。また、電圧安定化回
路においての損失が減るため温度上昇を低減でき、効率
も良くすることができる。
幅に良くすることができるため、二次補助巻線の出力電
圧特性を安定化するために、二次補助巻線に電圧安定化
素子とコンデンサなどを付加した電圧安定化回路を削除
あるいは軽減することができ、部品点数の低減または使
用部品の小型化ができ安価になる。また、電圧安定化回
路においての損失が減るため温度上昇を低減でき、効率
も良くすることができる。
【図１】本発明の実施の形態１を示すコンバータトラン
スの半断面図
スの半断面図
【図２】同巻線の結線を示す結線図
【図３】本発明の実施の形態２を示すコンバータトラン
スの半断面図
スの半断面図
【図４】同巻線の結線を示す結線図
【図５】本発明の実施の形態３を示すコンバータトラン
スの半断面図
スの半断面図
【図６】同巻線の結線を示す結線図
【図７】一般的なスイッチング電源の回路図
【図８】従来のコンバータトランスの半断面図
【図９】同巻線の結線を示す結線図
１１ 磁芯 １２ 一次主巻線 １３ 一次補助巻線 １４ａ〜１４ｃ 二次主巻線の分割巻線 １５ａ，１５ｂ 二次補助巻線の分割巻線 １６ａ〜１６ｄ つば １７ａ〜１７ｃ 巻溝 １８ コイルボビン
Claims (10)
- 【請求項１】 複数の巻溝を有するコイルボビンに一次
主巻線と二次主巻線および二次補助巻線を巻装し、この
コイルボビンに磁芯を組み込んでなるコンバータトラン
スにおいて、同一の巻溝に一次主巻線と２つ以上の並列
および直列の分割巻線とした二次主巻線を巻装し、別の
巻溝に上記二次主巻線と二次補助巻線を巻装したコンバ
ータトランス。 - 【請求項２】 同一の巻溝に巻装した一次主巻線と二次
主巻線のうち、少なくとも一方の巻線を多層の絶縁物か
らなる電線で構成した請求項１に記載のコンバータトラ
ンス。 - 【請求項３】 一次主巻線と二次主巻線を巻装した巻溝
と、二次主巻線と二次補助巻線を巻装した巻溝のうち少
なくとも一方の巻溝が複数の並列および直列の分割巻線
として２つ以上の巻溝で構成された請求項１に記載のコ
ンバータトランス。 - 【請求項４】 一次主巻線と二次主巻線を巻装した巻溝
と、二次主巻線と二次補助巻線を巻装した巻溝との間の
巻溝にはいずれの巻線も施されない構成とした請求項１
に記載のコンバータトランス。 - 【請求項５】 同一の巻溝に一次主巻線と二次主巻線の
うち少なくとも一方の巻線を複数の並列および直列の分
割巻線として２つ以上の巻線を交互に巻装した請求項１
に記載のコンバータトランス。 - 【請求項６】 同一の巻溝に二次主巻線と二次補助巻線
のうち少なくとも一方の巻線を複数の並列および直列の
分割巻線として、２つ以上の巻線を交互に巻装した請求
項１に記載のコンバータトランス。 - 【請求項７】 同一の巻溝に巻装した二次主巻線と二次
補助巻線の巻溝に、一次補助巻線を巻装した請求項１に
記載のコンバータトランス。 - 【請求項８】 同一の巻溝に巻装した一次主巻線と二次
主巻線の巻溝に、一次補助巻線を巻装した請求項１に記
載のコンバータトランス。 - 【請求項９】 一次補助巻線が単独の巻溝に巻装した請
求項１に記載のコンバータトランス。 - 【請求項１０】 二次主巻線と二次補助巻線の二次側巻
線と一次補助巻線のうち少なくとも一方の巻線を多層の
絶縁物からなる電線で構成された請求項７に記載のコン
バータトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11102255A JP2000294433A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | コンバータトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11102255A JP2000294433A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | コンバータトランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000294433A true JP2000294433A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14322497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11102255A Pending JP2000294433A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | コンバータトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000294433A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007043811A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Funai Electric Co Ltd | トランス、多出力型スイッチング電源、液晶テレビ |
| CN102254667A (zh) * | 2011-01-19 | 2011-11-23 | 江苏宝亨新电气有限公司 | 一种大容量变压器线圈 |
| CN102832022A (zh) * | 2011-06-14 | 2012-12-19 | 三星电机株式会社 | 变压器以及使用该变压器的显示装置 |
| JP2013004963A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | トランス及びこれを備えるディスプレイ装置 |
| JP2013229990A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Nichicon Corp | スイッチング電源用トランスおよびこれを備えたスイッチング電源 |
| JP2018064009A (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | オムロン株式会社 | 変圧器およびそれを備えた電力変換器 |
| JP2018195668A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | Tdk株式会社 | トランス及び当該トランスを用いたスイッチング電源装置 |
| CN110415943A (zh) * | 2018-04-28 | 2019-11-05 | 斯特华(佛山)磁材有限公司 | 变压器和对电压进行降压的方法 |
-
1999
- 1999-04-09 JP JP11102255A patent/JP2000294433A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007043811A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Funai Electric Co Ltd | トランス、多出力型スイッチング電源、液晶テレビ |
| JP4650151B2 (ja) * | 2005-08-02 | 2011-03-16 | 船井電機株式会社 | トランス、多出力型スイッチング電源、液晶テレビ |
| CN102254667A (zh) * | 2011-01-19 | 2011-11-23 | 江苏宝亨新电气有限公司 | 一种大容量变压器线圈 |
| CN102832022A (zh) * | 2011-06-14 | 2012-12-19 | 三星电机株式会社 | 变压器以及使用该变压器的显示装置 |
| JP2013004963A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | トランス及びこれを備えるディスプレイ装置 |
| JP2013004962A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | トランス及びこれを備えるディスプレイ装置 |
| US8749336B2 (en) | 2011-06-14 | 2014-06-10 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Transformer and display device using the same |
| JP2013229990A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Nichicon Corp | スイッチング電源用トランスおよびこれを備えたスイッチング電源 |
| JP2018064009A (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | オムロン株式会社 | 変圧器およびそれを備えた電力変換器 |
| JP2018195668A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | Tdk株式会社 | トランス及び当該トランスを用いたスイッチング電源装置 |
| CN110415943A (zh) * | 2018-04-28 | 2019-11-05 | 斯特华(佛山)磁材有限公司 | 变压器和对电压进行降压的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11251713B2 (en) | Multiple parallel-connected resonant converter, inductor-integrated magnetic element and transformer-integrated magnetic element | |
| US8847719B2 (en) | Transformer with split primary winding | |
| US6281779B1 (en) | Coil device and switching power supply apparatus using the same | |
| KR102020648B1 (ko) | 변압기 및 이를 가지는 llc 공진형 컨버터 | |
| US4858095A (en) | Magnetron drive apparatus | |
| JPS5830111A (ja) | スイッチング電源トランス | |
| US20070216508A1 (en) | Transformer with adjustable leakage inductance and driving device using the same | |
| US20060049903A1 (en) | Pulse type transformer with increased coupling coefficient through configuration of plural primary windings | |
| JP2000294433A (ja) | コンバータトランス | |
| US9136054B1 (en) | Reduced leakage inductance transformer and winding methods | |
| JP3543029B2 (ja) | コンバータトランス | |
| JPS6342493Y2 (ja) | ||
| JP2591968Y2 (ja) | スイッチング電源トランス | |
| JP2000299232A (ja) | 共振型電源用トランス | |
| JPH11206124A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| KR101240269B1 (ko) | 키입력회로의 절연변압기 | |
| JP2737934B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP2000357617A (ja) | マグネトロン駆動用電源のトランス | |
| JPS612311A (ja) | 溶接用高周波変圧器 | |
| JP4277485B2 (ja) | トランス | |
| JP2770034B2 (ja) | インバータ | |
| JPH10106855A (ja) | 低寄生容量トランス | |
| JP2000228318A (ja) | コンバータトランス | |
| JPH04133411U (ja) | スイツチング電源用トランス | |
| JPH046178Y2 (ja) |