JPH10241957A - 高圧トランス - Google Patents

高圧トランス

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JPH10241957A
JPH10241957A JP9062121A JP6212197A JPH10241957A JP H10241957 A JPH10241957 A JP H10241957A JP 9062121 A JP9062121 A JP 9062121A JP 6212197 A JP6212197 A JP 6212197A JP H10241957 A JPH10241957 A JP H10241957A
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JP
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voltage transformer
transformer according
magnetic circuit
voltage
coil
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JP9062121A
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Masao Ishiwaki
將男 石脇
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Original Assignee
Hitachi Ferrite Electronics Ltd
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電事故が少なく、小型化できる高圧トラン
スの提供。 【構成】 1次コイル1、2で生じた磁束を共用する複
数の2次コイル3、4は、隣接する前記2次コイルの巻
回方向が互いに逆であって、それぞれの2次コイル3、
4は、並列接続されている。主たる磁気回路はソフトフ
ェライトコアで形成され、コア周囲の互いに異なる位置
に、2次コイルが配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高輝度放電ランプ
(HIDランプとも言う)に用いられる高電圧発生用ト
ランスまたはコイルに関するものであり、とりわけメタ
ルハライドや水銀ランプ等の放電灯用の高圧トランスま
たはコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばメタルハライドランプ等の放電灯
を始動させる場合、高電圧が必要である。特に自動車の
前照灯として使用する場合には、消灯直後の再始動性を
確保するため、特に高い始動電圧を発生できる高圧トラ
ンスが必要とされている。
【0003】このような要求に応える従来技術として
は、例えば、図12に示す特開平8−130127号が
ある。図12に見られるように、従来の磁気回路は、1
個の棒状コア105で形成されている。また、前記1個
の棒状コア105の周囲には、2次コイル104と数タ
ーンの1次コイル102(図12では1ターン)が同軸
的に配置されている。
【0004】一般に、メタルハライドランプ点灯用の高
圧トランスは、特に自動車の前照灯用の場合、20kV
〜30kVの高電圧を必要とするものである。このよう
な高電圧を扱う高圧トランスにおいて、2次コイルの1
ターン当たりの印加電圧をとってみると、100V〜数
百Vもの電圧が加わるため、その巻線には、格別の配慮
が必要である。さもなくば、隣接するコイル間で放電を
生じるからである。さらに、上記用途のトランスは、始
動直後に最大5A超の電流が流れるので、上記2次コイ
ルは相応の総断面積を必要とする。すなわち、太い導体
かまたは細い導体の並列接続を必要とする。
【0005】このような設計的事情により特開平8−1
30127号をはじめとする従来技術においては、前記
棒状コア105の周囲にまず、およそ1層の2次コイル
を整列巻で施し、その外周に同様にして第2の2次コイ
ルを施し、両コイルの低圧端同士、高圧端同士を夫々接
続し、同様にして、その外周に第3の2次コイルを施
し、接続していた。すなわち、同軸的に巻回された複数
のコイルを並列接続して2次コイル104としていた。
【0006】仮に、1個のコイルで前述の電流容量を確
保するため、断面積の太い導体を用いるとすれば、高電
圧を得るのに必要な巻数を確保するため、外形の大きな
トランスとするか、さもなくば、コイルの線間放電の危
険を犯して重ね巻をせねばならない。従って、このよう
な非現実的な方法をとらず、従来は上記のような並列接
続の手法を採用していたものである。
【0007】特開平8−130127号をはじめとする
従来技術においては、2次コイルを同軸的に巻回して並
列接続していたので、外周側に配置されたコイルは、よ
り内側に巻回されたコイルに比較して、長い線長を要す
る。このため、外周側になるほど、巻線抵抗が大きくな
る。この結果、並列接続された各2次コイルは、抵抗値
のアンバランスを伴い曳いては信頼性を損う一因ともな
っていた。
【0008】また、同軸的に巻回する複数のコイルによ
って、外形が太くなることは避けられなかった。また、
最外周のコイルは、同時に高圧トランス周辺の他の部品
や部材に最も接近することになるので、これらの部品と
高圧トランスとの間に異常な放電事故を生じ易く、すな
わち信頼性を損なう結果となっていた。また、背高の大
きなトランスとなることも不可避であった。
【0009】さらに、従来は図12に示すように、1個
の棒状コア105を用いた構造であったために、磁束の
漏洩が著しく、曵いてはノイズの影響を受け易い、ノイ
ズを放出し易いなどの問題を持っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明が解決し
ようとする課題は、 高圧トランスの2次コイルの線間放電事故を避けるた
めに、この2次コイルの近接する線輪部分同士が等電位
である。または、近接する線輪部分同士が、大きな電位
差を生じないような配置となっていること。 並列接続された複数の2次コイルは互いに類似構造で
ある。すなわち、同径のコイルであり、同長の巻線から
なるコイルであること。 磁気回路は、主たる磁路が高抵抗の磁性材料で形成さ
れ、その高抵抗の磁性材料の配置は、少なくとも1本の
棒状コアで形成されたものよりも、磁気抵抗が少なく、
すなわち閉磁路に近づく構成であること。このことによ
って、磁束の漏洩を抑制した構成であること。
【0011】放電事故に関する安全性に優れた構造で
あること。 巻線作業や、トランス組立作業の容易な構造であるこ
と。 背高の小さいトランスが提供できること。等々であ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め鋭意研究の結果、発明者らは本願発明に至ったもので
ある。すなわち、第1の発明は、互いに異なる位置に配
置された共通の磁気回路を共有する複数の2次コイルが
並列接続となるように構成した高圧トランスである。
【0013】また、第2の発明は、互いに異なる位置に
配置された複数の2次コイルは、1次コイルで生じた磁
束を共有するとともに、該複数の2次コイルの夫々の低
圧端同士を接続し、該複数の2次コイルの夫々の高圧端
同士を接続し、かつ、前記の接続された低圧端と高圧端
が2次出力端子となるように構成した高圧トランスであ
る。
【0014】また、第3の発明は、1次コイルで生じた
磁束を共有する複数の2次コイルは、各々の2次コイル
の低圧端同士が近接し、かつ、各々の2次コイルの高圧
端同士が近接となるように配置した高圧トランスであ
る。
【0015】また、第4の発明は、1次コイルで生じた
磁束を共有する複数の2次コイルは、少なくとも1箇所
は、隣接する2次コイルの巻回方向が互いに逆となるよ
うに構成した第1〜3の発明のいずれかに記載の高圧ト
ランスである。
【0016】また、第5の発明は、1次コイルで生じた
磁束を共有する複数の2次コイルは、各々単層整列巻と
なるように構成した第1〜4の発明のいずれかに記載の
高圧トランスである。
【0017】また、第6の発明は、1次コイルで生じた
磁束を共有する複数の2次コイルは、単層整列巻の多層
構造となるように構成した第1〜4の発明のいずれかに
記載の高圧トランスである。
【0018】また、第7の発明は、1次コイルで生じた
磁束を共有する複数の2次コイルは、各々コイルボビン
に巻回されて構成した第1〜6の発明のいずれかに記載
の高圧トランスである。
【0019】また、第8の発明は、主たる磁気回路が、
ソフトフェライトコアで形成された第1〜7の発明のい
ずれかに記載の高圧トランスである。
【0020】また、第9の発明は、主たる磁気回路が、
NiZn系フェライトコアで形成された第1〜8の発明
のいずれかに記載の高圧トランスである。
【0021】また、第10の発明は、主たる磁気回路
が、NiCuZn系フェライトコアで形成された第1〜
8の発明のいずれかに記載の高圧トランスである。
【0022】また、第11の発明は、主たる磁気回路
が、MgZnフェライトコアまたはMnMgZnフェラ
イトコアで形成された第1〜8の発明のいずれかに記載
の高圧トランスである。
【0023】また、第12の発明は、主たる磁気回路が
ロ字型のソフトフェライトコアで形成された第1〜11
の発明のいずれかに記載の高圧トランスである。
【0024】また、第13の発明は、主たる磁気回路が
複数のU字型のソフトフェライトコアで形成された第1
〜11の発明のいずれかに記載の高圧トランスである。
【0025】また、第14の発明は、主たる磁気回路が
複数のEE型のソフトフェライトコアで形成された第1
〜11の発明のいずれかに記載の高圧トランスである。
【0026】また、第15の発明は、主たる磁気回路が
1個のU字型またはE字型のソフトフェライトコアで形
成された第1〜11の発明のいずれかに記載の高圧トラ
ンスである。
【0027】また、第16の発明は、主たる磁気回路が
L字型またはI字型のソフトフェライトコアで形成され
た第1〜11の発明のいずれかに記載の高圧トランスで
ある。
【0028】また、第17の発明は、主たる磁気回路が
L字型、T字型およびI字型のソフトフェライトコアの
内の2種類以上を組み合わせて形成された第1〜11の
発明のいずれかに記載の高圧トランスである。
【0029】また、第18の発明は、主たる磁気回路が
UI型またはEI型のソフトフェライトコアで形成され
た第1〜11の発明のいずれかに記載の高圧トランスで
ある。
【0030】また、第19の発明は、主たる磁気回路が
ソフトフェライトコアで形成されるとともに、該ソフト
フェライトの一部が、磁路の断面積は平均断面積の2/
3以下の面積となるように形成された第1〜18の発明
のいずれかに記載の高圧トランスである。
【0031】また、第20の発明は、1次コイルの巻線
は、その磁界が主に上記断面積の小なる部分に印加され
るように配置された第19の発明に記載の高圧トランス
である。
【0032】また、第21の発明は、高圧トランスは、
絶縁樹脂に埋設されたものであり、かつ、メタルハライ
ドランプ用の高圧発生用トランスに適用した第1〜20
の発明のいずれかに記載の高圧トランスである。
【0033】
【発明の実施の形態】本願発明は、互いに異なる位置に
配置された共通の磁気回路を共有する複数の2次コイル
が並列接続された高圧トランスである。
【0034】この並列接続回路にあたっては、2次コイ
ルの高圧端同士、低圧端同士が接続されている。これを
逆にすると、直列接続になってしまうので、本発明の効
果を奏しえない。
【0035】さらに、上記複数の2次コイルは、幾可学
的に略並列となるように、かつ、対向部分の電位が揃う
ように並べて配置され、高圧端同士、低圧端同士を接続
して、夫々高圧端の出力端子、低圧端の出力端子とす
る。ここで、複数の2次コイルの接続は、上記両端部に
限る必要はない。すなわち、対向するすべての部分が等
電位に設定されているので、中間点での接続を加えるこ
とも、何ら問題はない。従って、例えば、任意の位置に
アース電位を設定することも可能である。
【0036】上記、複数の2次コイルを並列に配置し、
その対向部の電位を揃え、かつ、対向する2つの2次コ
イルをひとつの磁路で結合させるための手段としては、
上記対向する2つの2次コイルのコイル巻回方向を互い
に逆とするのが良い。但し、2次コイルを3個以上並列
に配置した場合、磁路の結合上、対向するコイルの巻回
方向が同一となるように、2次コイルを配置することも
ある。
【0037】磁路を同軸的に互いに共有する複数のコイ
ルを1つのコイルと見故して、磁路を別の位置で共有す
る他のコイルの配置を本願発明の配置とすることも、当
然、類似の効果を奏する。ただし、本願発明の効果を最
も端的に発揮するのは、各2次コイルが、夫々単層整列
巻となっている場合である。このような巻線を効率的に
行うためには、予じめコイルのボビンを用意し、これに
巻線を施すのが良い。
【0038】上記複数の2次コイルは、ソフトフェライ
トコアの周囲に配置され、このソフトフェライトで形成
された磁気回路上の2次コイル同士は磁気的に結合され
ている。ここでの磁気回路は単一である必要はなく、例
えば、2つの磁気回路で構成され、各1つの磁気回路に
各2つの2次コイルが配置されていてもよい。また、2
つの磁気回路の一部が、1つのヨークを共有しているこ
とも、何ら差しつかえない。
【0039】ソフトフェライトコアは、高抵抗の材料で
あることが望ましく、そのような材料としては、NiZ
n系、NiCuZn系、MgZn系、MnMgZn系フ
ェライトがある。これらのフェライトは、成分中にT
i、Cr、Al、Sn、Li、Co、Pb、Bi、V、
Si、Ca等の酸化物を、添加物あるいは置換成分とし
て含有したものを含む。また、これらのソフトフェライ
トは、発熱を考慮した低損失のソフトフェライトが望ま
しい。
【0040】ソフトフェライトコアの形状は、ロ字型の
ソフトフェライトである。ロ字型は、略正方形であって
もよいし、長方形であってもよい。
【0041】また、断面形状は、円形、長円形、角形等
を含む任意の形状でよい。これらの各種形状を組み合わ
せた、例えば、小判型、半円形でもよいし、一部に切欠
きがある形状でもよい。さらに、断面形状は、部分部分
によって互いに相異なるものを組合わせてもよい。例え
ば、対向する2辺は円形の断面で、隣接する2辺は角形
の断面であってもよい。異形でもよい。ここで述べた断
面形状は、以下に述べる他の形状のソフトフェライトコ
アにおいても同様である。
【0042】上記ロ字型のソフトフェライトコアは、2
個以上のソフトフェライトコアを組合せて構成してもよ
い。例えば、UU型、UI型であってもよい。このよう
な組合せコアは、設計上、ギャップを伴った組合せであ
っても差しつかえない。
【0043】ソフトフェライトコアの形状としては、他
にEE型コアであってもよい。EI型であっても同様で
ある。その中脚部が丸形の断面形状であったり、その両
脚部が角形の断面形状であってもよいことは、既に述べ
た。適宜、ギャップ部を配置してもよい。
【0044】ソフトフェライトコアの形状は、1個のU
字型またはE型のコアであってもよい。また、2個のU
字型コアを組合わせて、略E字型となるように配置した
コアであってもよい。
【0045】ソフトフェライトコアの形状は、L字型の
コア、I字型のコア、T字型のコアの内の1種以上を、
合計2個以上適宜組合せて配置してもよい。最も端的に
は、2個の棒状コアに夫々2次コイルを配置し、この2
つの棒状コアがひとつの磁路を形成するように構成して
もよい。
【0046】ソフトフェライトコアは、その一部が細
く、又は狭くなっていても良い。更に、その細く、又は
狭くなった部分には、1次コイルを配置させても良い。
また、上記細く又は狭くなった部分の断面積は、他の部
分の平均断面積の2/3以下である。更に望ましくは、
1/2以下であり、最も望ましくは1/4以下である。
【0047】以上のように構成された高圧トランスは、
絶縁樹脂中に埋め込まれ、メタルハライドランプの高圧
発生用トランスに適用されてもよい。上記絶縁樹脂は、
エポキシ系の樹脂であってもよい。また、コイルの巻枠
やフランジ部等には、別の樹脂を用いてもよい。例えば
コイルの巻枠用には、フェノール樹脂やノリル樹脂を用
いてもよい。また、上記絶縁樹脂は、ポリブチレンテレ
フタレート(PBT)樹脂製のケース中に、高圧トラン
スを収納した後、ケース中に充填してもよい。
【0048】また、上記メタルハライドランプは、自動
車の前照灯用のメタルハライドランプ用であってもよ
い。さらに、メタルハライドランプは、高輝度放電ラン
プ(HID)であれば、水銀ランプに適用することもで
きる。
【0049】ここで本発明の実施の形態を動作原理を含
めて具体的に説明するため、コアがUU型、2次コイル
数が2個の場合について、図10及び図11を用いて説
明する。図10は、本発明の高圧トランスの磁気回路と
巻線配置との関係を示す簡略配置図である。また図11
は、図10の各端子の接続回路図である。
【0050】U型磁心25によりロ字型コアが構成さ
れ、入力側である1次コイルは1ターンコイル21と1
ターンコイル22が用いられ、出力側の2次コイルはコ
イル23とコイル24を使用する。本発明の高圧トラン
スの接続方法は図11に示すように1次コイルは、1タ
ーンコイル21と1ターンコイル22を直列接続し実質
的に2ターンのコイルとして入力電圧Vinが印加され
る。また2次コイルは、コイル23とコイル24は夫々
巻回方向が異なり、夫々のコイルを単体で見た場合コイ
ル23は端子から端子にかけ電圧が上昇し、コイル
24は端子から端子にかけ電圧が降下する。
【0051】但し、図11に示すように、2次コイルは
コイル23とコイル24を並列コイルとして構成する。
2次コイルのコイル23とコイル24の対向しあうコイ
ルa地点は、夫々同じ電圧を有し、またコイルb地点に
おいても同じ電圧値を有する。すなわちコイル23とコ
イル24の最短距離の対向しあうコイル部分において電
位差がゼロに近く、U型磁心25を組み合わせてなるロ
字型コアの左右側脚を用いることができ、ロ字型コアの
体積を有効に使用することができ、従来に比べ小型化を
可能とした。
【0052】また、2次コイルのコイル23およびコイ
ル24を単層整列巻にすることにより、2次コイルの昇
圧電圧値が数十kVであっても、コイルの巻始めと巻終
わりの距離は十分離れており、また、2次コイル23と
コイル24の最短距離のコイル対向部は電位差がゼロに
近いため放電が起こることはない、なお図示してはいな
いが、コイル21、22、23、24は、絶縁樹脂から
なるボビンに巻回してあり、コアとの絶縁が図られ、コ
イルとコアの間に電位差による放電を発生させない。
【0053】
【実施例】図1から図3に本発明の第1の実施例を示
す。ロ字型コアは、NiCuZn系フェライトのU型磁
心5を組み合わせて構成し、コイルは絶縁樹脂のフェノ
ール樹脂からなるボビン6に巻回され、前記ロ字型コア
に組み込んでトランスとなる。ボビン6はロ字型コアの
側脚挿入用の中空穴7を有しフランジ8、9が施され、
両端にはコア保持用の平坦部10を有しており、一方の
フランジ8は肉厚を十分に有し、該フランジ8内には1
ターンコイル1あるいは1ターンコイル2からなる1次
コイルが取付けられる。
【0054】また、フランジ8−フランジ9間には2次
コイル3あるいは2次コイル4が単層整列巻で巻回して
ある。また、前記ボビン6の下面に位置する端子11、
12は、上記1ターンのコイル1、2の端点が端子とし
ての役割を果たし、2次コイル3、4はボビン6に施さ
れた端子13、14に絡げられる。なお、ロ字型コアの
側脚には、前記コイルを巻回したボビン6を夫々組み込
むが、2次コイル3、4の巻回方向は夫々逆に構成され
ている。
【0055】第2の実施例としては、第1の実施例のソ
フトフェライトコアの材質をNiZn系フェライト、M
gZnフェライト、MnMgZnフェライトに置き換
え、その他の構成は同一で実施した所、いずれも上述の
効果と同じ結果が得られた。特に、MgZn系フェライ
トおよびMnMgZn系フェライトを採用した場合に
は、フェライトコアの価格を著しく低減することができ
た。
【0056】また、第3の実施例として、第1の実施例
のUU型コアに代えて、UI型コアを用いても、同じ効
果が得られた。さらに、第1の実施例のUU型のコアに
代えて、分割しないロ字型のコアを採用しても、同じ効
果が得られた。また、U型やL型、I型のコアを組み合
わせた各種構成についても、同様の効果が得られた。そ
のコアの組み合わせ例は、図4に示す。
【0057】図5は、第1の実施例におけるトランスを
2組用意し、左右対称に配置し、4個の2次コイルを並
列接続した所、当然ながら全く同じ効果が得られ、加え
て、電流容量は2倍となった。なお1次コイルを構成す
る1ターンコイル1、2をすべて接続する必要はなく、
性能に応じた接続でよい。
【0058】図6は、第1の実施例におけるトランス
を、ソフトフェライトコアの形状をEE型15コアと
し、両側脚には右回巻の2次コイル17とし、中脚は左
回巻の2次コイル18とし、これらのコイルを並列に接
続し、1次コイル16は、中脚部の低圧端寄りに設けら
れたところ、実施例1と同様の効果が得られた。加え
て、電流容量は、3並列コイルとなったことで1.5倍
に改善した。
【0059】また、この中脚部のコイル18は単層整列
巻としたものを2層重ねて形成し、これを並列接続した
ものに代えた所、実施例1と同じ効果が得られ、全体の
電流容量は2倍に改善した。前記2層の単層整列巻は、
図7に示すように、2本の線材が一体に形成された平行
線19を用いることにより、単層整列巻の2層重ねを容
易に構成することができる。もちろん、3本以上の平行
線を用いることにより単層整列巻の多層構造が容易に構
成できる。
【0060】このような中脚と両側脚を有するソフトフ
ェライトコアの構成において、このソフトフェライトコ
アの形状を、E型としたもの、EI型としたもの、およ
びI型、U型、T型、L型のコアを組合わせもの等々に
置き換えて実施したところ、実施例1と同様の効果を得
た。このソフトフェライトコアの配置と形状を図8に示
す。
【0061】他の実施例として、第1の実施例の入力側
1次コイルの周辺のコアをダイシングによって薄くし、
これに応じて、1次コイルの巻回径を小さくしたものを
用意して、他は実施例1と同様の構成としたところ、実
施例1と同様の効果を奏した。このことは、逆に相対的
には、2次コイル周辺のフェライトコアを太くすること
が可能であることを指すので、2次コイルのインダクタ
ンスを増加せしめることが可能であり、曳いては定常連
続点灯時のチョークコイルとしての機能を高めることが
できることを示す。
【0062】上記ダイシングによって薄くした部分の断
面積を他の部分の断面積と比較すると、これが2/3の
断面積以下であれば、1次コイルの巻線が突出しないの
で小型化が図れる。1/2の断面積であれば、上記効果
に加えて、出力電圧の低下は微小である。1/4以下の
断面積であれば、大電流印加時の磁気飽和現象が見ら
れ、起動特性を犠牲にせずに起動直後以降の2次コイル
のインダクタンスを大幅に減少せしめることができ、こ
れによって、定常運転時の損失を減縮することができ
た。
【0063】第1の実施例をはじめとする各実施例を、
自動車の前照灯用のメタルハライドランプに適用した
所、起動から定常運転まで問題なく動作し、信頼性試験
例えば繰り返し起動試験、温度サイクル試験等ににおい
ても、充分な成績を収めた。図9に、メタルハライドラ
ンプ点灯回路の要部を示す。
【本発明の効果】本発明の構成を採用することにより、
次の効果が得られる。 高圧トランスの2次巻線の近接する線輪部分同士が放
電ないしショートする事故が皆無となる。 高圧トランスの2次巻線の最大径を小さくできたの
で、部品全体の薄型化に寄与できた。 高圧トランスの2次巻線の最大径を小さくできたの
で、周辺部品への放電事故が極めて少なく、高い信頼性
を有する高圧トランスが提供できる。 磁気回路が閉磁路または閉磁路に近い構成であるた
め、周辺回路等の干渉が少なく、ノイズ対策が容易とな
った。 複数の2次コイルの直流抵抗を容易に揃えることがで
きた。また、これら抵抗値がアンバランスであることに
伴う信頼性劣化要因や設計上無駄な部分を最小限に小さ
くすることができた。たとえば、特に焼損し易いコイル
が無い、特にインダクタンスの少ないコイルがないなど
により、設計上のボ−ダーラインを引き上げることがで
きた。 磁気回路の磁気抵抗が下ったので、大きなインダクタ
ンスが確保でき、その結果全体の小型化が可能となっ
た。 2次コイルの製作は、高品質のものを容易に多量に行
うことができ、生産性と信頼性が飛躍的に向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧トランスの第1の実施例の分解斜
視図
【図2】本発明の高圧トランスの第1の実施例の斜視図
【図3】本発明の高圧トランスの第1の実施例の端子方
向から見た斜視図
【図4】本発明の高圧トランスの第3の実施例のコア組
み合わせ図
【図5】本発明の高圧トランスの第4の実施例の斜視図
【図6】本発明の高圧トランスの第5の実施例の斜視図
【図7】本発明の高圧トランスの説明用分解斜視図
【図8】本発明の高圧トランスの第6の実施例のコア組
み合わせ図
【図9】メタルハライドランプ点灯回路の要部回路図
【図10】本発明の高圧トランスの磁気回路と巻線配置
の簡略配置図
【図11】図10の接続配置図
【図12】従来の高圧トランスの分解斜視図
【符号の説明】
1、2 1次コイル 3、4 2次コイル 5 U型磁心 6 ボビン 7 中空穴 8、9 フランジ 10 平坦部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる位置に配置された共通の磁気
    回路を共有する複数の2次コイルが並列接続されている
    ことを特徴とする高圧トランス。
  2. 【請求項2】互いに異なる位置に配置された複数の2次
    コイルは、1次コイルで生じた磁束を共有するととも
    に、該複数の2次コイルの夫々の低圧端同士を接続し、
    該複数の2次コイルの夫々の高圧端同士を接続し、か
    つ、前記の接続された低圧端と高圧端が2次出力端子と
    なっていることを特徴とする高圧トランス。
  3. 【請求項3】1次コイルで生じた磁束を共有する複数の
    2次コイルは、各々の2次コイルの低圧端同士が近接
    し、かつ、各々の2次コイルの高圧端同士が近接して配
    置されていることを特徴とする高圧トランス。
  4. 【請求項4】1次コイルで生じた磁束を共有する複数の
    2次コイルは、少なくとも1箇所は、隣接する2次コイ
    ルの巻回方向が互いに逆であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の高圧トランス。
  5. 【請求項5】1次コイルで生じた磁束を共有する複数の
    2次コイルは、各々単層整列巻であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の高圧トランス。
  6. 【請求項6】1次コイルで生じた磁束を共有する複数の
    2次コイルは、単層整列巻の多層構造であることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の高圧トランス。
  7. 【請求項7】1次コイルで生じた磁束を共有する複数の
    2次コイルは、各々コイルボビンに巻回されていること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の高圧トラ
    ンス。
  8. 【請求項8】主たる磁気回路が、ソフトフェライトコア
    で形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れかに記載の高圧トランス。
  9. 【請求項9】主たる磁気回路が、NiZn系フェライト
    コアで形成されていることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の高圧トランス。
  10. 【請求項10】主たる磁気回路が、NiCuZn系フェ
    ライトコアで形成されていることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれかに記載の高圧トランス。
  11. 【請求項11】主たる磁気回路が、MgZnフェライト
    コアまたはMnMgZnフェライトコアで形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の高
    圧トランス。
  12. 【請求項12】主たる磁気回路がロ字型のソフトフェラ
    イトコアで形成されていることを特徴とする請求項1〜
    11のいずれかに記載の高圧トランス。
  13. 【請求項13】主たる磁気回路が複数のU字型のソフト
    フェライトコアで形成されていることを特徴とする請求
    項1〜11のいずれかに記載の高圧トランス。
  14. 【請求項14】主たる磁気回路が複数のEE型のソフト
    フェライトコアで形成されていることを特徴とする請求
    項1〜11のいずれかに記載の高圧トランス。
  15. 【請求項15】主たる磁気回路が1個のU字型またはE
    字型のソフトフェライトコアで形成されていることを特
    徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の高圧トラン
    ス。
  16. 【請求項16】主たる磁気回路がL字型またはI字型の
    ソフトフェライトコアで形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜11のいずれかに記載の高圧トランス。
  17. 【請求項17】主たる磁気回路がL字型、T字型および
    I字型のソフトフェライトコアの内の2種類以上を組み
    合わせて形成されていることを特徴とする請求項1〜1
    1のいずれかに記載の高圧トランス。
  18. 【請求項18】主たる磁気回路がUI型またはEI型の
    ソフトフェライトコアで形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜11のいずれかに記載の高圧トランス。
  19. 【請求項19】主たる磁気回路がソフトフェライトコア
    で形成されるとともに、該ソフトフェライトの一部は、
    磁路の断面積が平均断面積の2/3以下の面積となるよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項1〜18の
    いずれかに記載の高圧トランス。
  20. 【請求項20】1次コイルの巻線は、その磁界が主に上
    記の断面積の小なる部分に印加されるように配置された
    ことを特徴とする請求項19に記載の高圧トランス。
  21. 【請求項21】高圧トランスは、絶縁樹脂に埋設された
    ものであり、かつ、メタルハライドランプ用の高圧発生
    用トランスに適用されたものであることを特徴とする請
    求項1〜20のいずれかに記載の高圧トランス。
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