JP2006319176A - 複合リアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノルマルモードリアクトルとコモンモードリアクトルとの機能を1つのリアクトルで実現し、容積を縮小する。
【解決手段】 コア10は、E字型の形状を有し、先端に空隙G1を有するように対向したリップ部12,13を有している。また、コア10は、内側底部の中央から空隙G1に向かって伸びた脚部11を有している。P側コイル14aとN側コイル14bは、コア10の脚部10a,10bに、互いの磁束が同方向を向くように巻回されている。これによって、P側コイル14aとN側コイル14bの同じ方向を向く磁束によってノルマルモードリアクトルが実現され、脚部11を通る磁束によってコモンモードリアクトルが実現される。
【選択図】 図1

Description

本発明は複合リアクトルに関し、特に交流を直流に整流した後、整流した直流から交流を得る電力変換装置の整流回路出力側に接続される複合リアクトルに関する。
電力変換装置では、直流リアクトルや交流リアクトルを用いて電流に含まれる高調波を抑制している。この直流リアクトルには、永久磁石で磁気バイアスをするものがあり、特許文献1、特許文献2などに記載がある。特許文献1に記載されているインダクタンス素子の発明は、磁心空隙に永久磁石を挿入して、磁気バイアスを与えるようにし、インダクタンスの低下を少なくしたものである。また、特許文献2に記載されている発明は、同じく永久磁石で磁気バイアスをする直流リアクトルにおいて、脈動電圧の平滑化に適した小型のインダクタンス素子を提供するものである。
また、これらの発明に共通する課題として、コイル磁束による永久磁石の減磁が生じるという問題点があった。永久磁石の減磁を抑制するための方法については、特許文献3ないし5に記載があり、例えば、一対の永久磁石による磁気バイアス式で、磁石磁束を磁気的空隙でバイパスさせるものがある。また、特許文献6のような外鉄型リアクトルでは、外側磁心の開口部の両側リップ部に永久磁石を取り付けて、巻き線の作る磁束と永久磁石の作る磁束が、リップ部で分岐するようにしている。
ところで、電力変換装置がスイッチングすることで発生する高周波漏れ電流の抑制には、前述のリアクトルとは別にコモンモードリアクトルを接続していた。
図14は、電力変換装置の回路図を示した図である。図に示すように電力変換装置は、ダイオードD31〜D42、ノルマルモードリアクトル(直流リアクトル)L31、コモンモードリアクトルL32、コンデンサC31,C32、電解コンデンサC33、およびトランジスタTr31〜Tr36を有している。また、三相(R相、S相、T相)の電力が供給される端子R,S,Tおよび三相(U相、V相、W相)の電力を出力する端子U,V,Wを有している。
ダイオードD31〜D36は整流器を構成し、端子R,S,Tに入力される三相の電力を整流する。ノルマルモードリアクトルL31は、直流電流に含まれる電源高調波成分を平滑化する。トランジスタTr31〜Tr36およびダイオードD37〜D42は変換器を構成し、直流から交流に電力変換をする。
端子U,V,Wに接続される配線または負荷は、グランドとの間に浮遊容量が存在する。そのため、トランジスタTr31〜36のスイッチングによる高周波漏れ電流が、コンデンサC31,32が接続されている中性点または端子R,S,Tに接続されている電源を介して流入する。コモンモードリアクトルL32は、この高周波漏れ電流を抑制する。
特開昭54−32696号公報 特開昭61−19098号公報 特開2003−318046号公報 特許第3314908号公報 特許第3230647号公報 特開平09−213546号公報
しかし、従来では、ノルマルモードリアクトルとコモンモードリアクトルは別々のものであり、それぞれを用いて直流電流に含まれる高調波成分と高周波漏れ電流とを抑制するため、容積が大きくなるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、電源高調波を抑制するノルマルモードリアクトルと高周波漏れ電流を抑制するコモンモードリアクトルとを1つに複合し、容積を縮小した複合リアクトルを提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、電力変換装置に用いられる複合リアクトルにおいて、外側の2つの外脚部に空隙を有するように対向したリップ部を有し、内側底部の中央から前記空隙に向かって伸びた内脚部を有するE字型コアと、前記2つの外脚部に磁束が同方向を向くように巻回されたコイルと、を有することを特徴とする複合リアクトルが提供される。
このような複合リアクトルによれば、E字型コアの内脚部において、コモンモードリアクトルの機能が実現され、E字型コアの外周においてノルマルモードリアクトルの機能が実現される。これによって、ノルマルモードリアクトルとコモンモードリアクトルの機能が1つのリアクトルで実現される。
本発明の複合リアクトルでは、E字型コアの内脚部において、コモンモードリアクトルの機能を実現し、E字型コアの外周においてノルマルモードリアクトルの機能を実現するようにした。これによって、ノルマルモードリアクトルとコモンモードリアクトルの機能が1つのリアクトルで実現され、リアクトルの容積を縮小することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る複合リアクトルの正面図である。図に示すようにコア10は、E字型の形状を有しており、E字型の内側底の中央部分に、外側の脚部10a,10bと並行に伸びた脚部11を有している。また、コア10は、脚部10a,10bの先端から内向きに形成されたリップ部12,13を有している。これらリップ部12,13は、磁気的ギャップを構成する空隙G1を挟んで互いに対向している。前述した脚部11は、空隙G1に向かって伸びており、その先端部分は空隙G2を有し、磁気的ギャップを構成している。
コア10の脚部10a,10bには、磁束が同じ方向を向くようにP側コイル14a、N側コイル14bが巻回してある。P側コイル14aは、端子P1,P(+)を有し、N側コイル14bは、端子N1,N(−)を有している。コア10には、P側コイル14aによって、図に示すように磁束φPが発生し、N側コイル14bによって、磁束φNが発生する。
なお、図に示すRg_N、Rg_C、RP_N、RN_N、およびR_Cは、それぞれに対応して示されている両矢印間の磁気抵抗を示している。つまりそれぞれ、空隙G1の磁気抵抗、空隙G2の磁気抵抗、P側コイル14aが巻かれているコア10の図中左半分の磁気抵抗、N側コイル14bが巻かれているコア10の図中右半分の磁気抵抗、および脚部11の磁気抵抗を示している。
図2は、図1の複合リアクトルを適用した電力変換装置の回路例を示した図である。図に示すように電力変換装置は、ダイオードD1〜D12、図1で示した複合リアクトルZ1、コンデンサC1,C2、電解コンデンサC3、トランジスタTr1〜Tr6を有している。また、三相(R相、S相、T相)の電力が供給される端子R,S,Tおよび三相(U相、V相、W相)の電力を出力する端子U,V,Wを有している。
ダイオードD1〜D6は整流器を構成し、端子R,S,Tに入力される三相の電力を整流する。トランジスタTr1〜Tr6およびダイオードD7〜D12は変換器を構成し、直流から交流に電力変換をする。
複合リアクトルZ1は、直流電流に含まれる電源高調波成分を平滑化するとともに、トランジスタTr1〜Tr6およびダイオードD7〜D12より構成される変換器のスイッチングによって発生する高周波漏れ電流を抑制する。複合リアクトルZ1の端子P1は、ダイオードD1〜D6の整流器の正側と接続され、複合リアクトルZ1の端子N1は、ダイオードD1〜D6の整流器の負側と接続される。また、複合リアクトルZ1の端子P(+)および端子N(−)は、トランジスタTr1〜Tr6およびダイオードD7〜D12より構成される変換器と接続される。なお、端子P1から端子P(+)、端子N(−)から端子Nに向かって電流が流れるので、図1に示したP側コイル14aおよびN側コイル14bには図1で示したように磁束φP、φNが発生する。
図1において、高周波漏れ電流が流れていない(平衡状態)とすると、P側コイル14aとN側コイル14bにより発生する磁束φP、φNは大きさが同一でコア10の外周を通過する。高周波漏れ電流が流れると、P側コイル14aとN側コイル14bの磁束φP、φNの大きさが崩れ、図1に示すように脚部11に高周波漏れ電流に相当するコモンモード磁束φCが発生する。すなわち、脚部11により、高周波漏れ電流による磁束を通過させる磁路を設けることによって、コモンモードリアクトルの機能を実現することができる。なお、ノルマルモードリアクトルは、コア10の外周の磁路によってその機能を実現することができる。
複合リアクトルの磁気等価回路を用いて、上記のコモンモードリアクトルの形成について説明する。図3は、図1の複合リアクトルの磁気等価回路を示した図である。図3に示す磁気抵抗Rg_N、Rg_C、RP_N、RN_N、およびR_Cは、図1で説明した磁気抵抗を示している。また、図3に示すNIPは、P側コイル14aによる起磁力、NINは、N側コイル14bによる起磁力を示し、φPはP側コイル14aによって発生する磁束φP、φNはN側コイル14bによって発生する磁束φN、φCは高周波漏れ電流によって発生するコモンモード磁束φCを示している。
図3より次の式(1)、(2)が成立する。
NIP=φP(Rg_N+RP_N)−φC(Rg_C+R_C) … (1)
NIN=φN(Rg_N+RP_N)−φC(Rg_C+R_C) … (2)
ここで、コア10の脚部10a,10bの磁路長は等しく、同一コア材料のため、次の式(3)が成立する。
P_N=RN_N … (3)
P側コイル14aとN側コイル14bの起磁力が等しい(IP=IN)場合に、式(1)〜(3)より、コモンモード磁束φCを求めると次の式(4)が成り立つ。
(Rg_N+RP_N)(φP−φN)−2(Rg_C+R_C)φC=0 … (4)
式(4)が恒等的に成立するためには、φC=0かつφP=φNとなる。つまり、起磁力が平衡していれば、コモンモード磁束φCは発生しない。
一方、高周波漏れ電流が発生すると、P側コイル14aとN側コイル14bの起磁力は異なり(IP≠IN)、次の式(5)に示すコモンモード磁束φCが脚部11に発生することになる。
φC=(1/2){(Rg_N+RP_N)/(Rg_C+R_C)}(φP−φN
… (5)
このように、脚部10a,10bの先端から内向きに形成されたリップ部12,13を有するE字型のコア10の内側底の中央部分に、脚部10a,10bに平行の脚部11を設け、脚部10a,10bに磁束が同一方向となるようにコイルを巻回すようにした。これによって、電源高調波を抑制するノルマルモードリアクトルと高周波漏れ電流を抑制するコモンモードリアクトルとが1つに複合され、リアクトルの容積を縮小することができる。
なお、図1のコア10は、2つのL字型コアを離してコの字となるように線対称に配置し、配置したことによって形成される小開口(2つのL字型コアが最も近接してできる開口)と大開口(2つのL字型コアによって形成されるコの字の口が開いている側の開口)との大開口を、T字型コアの中央部の脚をコの字の内側に向けてふさぐように配置して形成するようにしてもよい。このとき、T字型コアの中心部にある脚の端と、L字型コアの小開口の部分には、空隙(図1の空隙G2に対応)ができるようにする。これによって、L字型コアにコイルを巻いてからT字型コアを付けて複合リアクトルを組み立てることができ、コイルが巻きやすくなる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、第2の実施の形態に係る複合リアクトルの正面図である。図4において図1と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図に示すように脚部11には、コイル21が巻回されている。コイル21の両端には、抵抗R1が接続されている。脚部11にコイル21を設けることによって、コモンモード磁束φCの発生を抑制し、高周波漏れ電流を抑制する。
図5は、図4の複合リアクトルを適用した電力変換装置の回路例を示した図である。図に示す電力変換装置には、図4に示す複合リアクトルZ2が適用されている。複合リアクトルZ2以外の部分は、図2の回路例と同じであり、その説明を省略する。なお、図5の複合リアクトルZ2に示すコイルと抵抗の図は、図4で示したコイル21と抵抗R1を表し、脚部11に発生するコモンモード磁束φCがコイル21と抵抗R1によって抑制されることを示している。
このように、コモンモード磁束φCが発生する脚部11に、コイル巻き損失が発生するようにコイル21を巻回すことによって、コモンモード磁束φCを抑制することができ、高周波漏れ電流の発生をより抑制することができる。なお、抵抗R1を省略し、コイル21の両端を短絡するようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図6は、第3の実施の形態に係る複合リアクトルの正面図である。図6において図1と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図に示すように脚部10a,10bの端は、リップ部12,13を超えて突出し、この突出した部分に、直方体の永久磁石31が挟み込まれている。永久磁石31は、リップ部12,13との間に、空隙が設けられようにして取り付けられている。
永久磁石31は、N極が脚部10a側に、S極が脚部10b側にした状態でコア10に取り付けられている。これによって、図の点線矢印に示すように、P側コイル14aおよびN側コイル14bのコイル磁路とは反対向きの磁束φMgの永久磁石磁路が形成される。
ノルマルモード電流(電源高調波による電流)による磁束は、コモンモード磁束φCより大きく、ノルマルモード電流による磁束を抑制するためには、コア10の断面積を大きくする必要がある。しかし、ノルマルモード電流による磁束方向は決まっているので、永久磁石31により磁気バイアスをすることで、コア10の断面積を小さくできる。
このように、永久磁石31によって、P側コイル14aおよびN側コイル14bのコイル磁路とは反対向きとなる磁束φMgをバイアスすることにより、コア10の断面積を小さくでき、リアクトルの容積を小さくすることができる。
なお、図6の複合リアクトルを電力変換装置に適用すると、図2と同様の回路図となる。この場合、図2の複合リアクトルZ1は図6で示した複合リアクトルとなる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図7は、第4の実施の形態に係る複合リアクトルの正面図である。図7において図6と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図に示すように脚部11には、コイル41が巻回されている。コイル41の両端には、抵抗R11が接続されている。脚部11にコイル41を設けることによって、コモンモード磁束φCの発生を抑制し、高周波漏れ電流を抑制する。
このように、永久磁石31により磁気バイアスを発生してコア10の断面積を小さくするとともに、コモンモード磁束φCが発生する脚部11に、コイル巻き損失が発生するようにコイル41を巻回し、コモンモード磁束φCを抑制するようにした。これにより、リアクトルの容積をより縮小できるとともに、高周波漏れ電流の発生をより抑制することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図8は、第5の実施の形態に係る複合リアクトルを示した図である。図の(A)は複合リアクトルの正面図であり、図の(B)は底面図であり、図の(C)は背面図である。
図に示すように複合リアクトルは長方形のコア51を有している。また、磁気的ギャップを構成する空隙を挟み互いに対向しているリップ部を有したU字型のコア52a,52bを有している。コア51とコア52a,52bの透磁率は、異なる周波数特性を有している。具体的には、コア51は、変換器のスイッチング周波数を越えて減衰する透磁率の周波数特性を有し、コア52a,52bは、電源高調波による整流リプル周波数を超えて減衰する透磁率の周波数特性を有している。なお、コア51は、例えば、周波数特性の高いフェライトから構成され、コア52a,52bは、例えば、フェライトより周波数特性の低い珪素鋼板より構成される。
コア51とコア52a,52bは、外周が重なるように取り付けられている。また、コア52a,52bのリップ部が、コア51の1辺上にあるように取り付けられている。P側コイル53aは、コア51とコア52aの脚部の部分を覆うように巻回され、N側コイル53bは、コア51とコア52bの脚部の部分を覆うように巻回されている。P側コイル53aとN側コイル53bは、磁束φP、φNの方向が互いに逆向きとなるように巻回されている。P側コイル53aは、端子P1,P(+)を有し、N側コイル53bは、端子N1,N(−)を有している。
長方形のコア51には、P側コイル53aとN側コイル53bとによって、逆向きとなった磁束φP、φNが発生する。これにより、コモンモードリアクトルは、コア51によって実現される。一方、コア52a,52bは、それぞれにおいてP側コイル53a、N側コイル53bが巻回されているため、それぞれのコア52a,52bにおいて磁束φP、φNが発生する。これにより、ノルマルモードリアクトルは、コア52a,52bによって実現される。
図9は、図8の複合リアクトルを適用した電力変換装置の回路例を示した図である。図に示す電力変換装置には、図8に示す複合リアクトルZ3が適用されている。複合リアクトルZ3以外の部分は、図2の回路例と同じであり、その説明を省略する。
このように、磁束φP、φNが逆向きとなるように長方形のコア51にP側コイル53aとN側コイル53bを巻回してコモンモードリアクトルの機能を実現し、コア52a,52bのそれぞれにおいて磁束φP、φNが発生するようにしてノルマルモードリアクトルの機能を実現するようにした。これによって、電源高調波を抑制するノルマルモードリアクトルと高周波漏れ電流を抑制するコモンモードリアクトルとが1つに複合され、リアクトルの容積を縮小することができる。
また、周波数特性の異なる透磁率のコア51とコア52a,52bとを用いることにより、高周波漏れ電流と電源高調波による磁束が、それぞれのコア51とコア52a,52bとを通過するようにすることによって、効率的に高周波漏れ電流と電源高調波を抑制することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図10は、第6の実施の形態に係る複合リアクトルを示した図である。図の(A)は複合リアクトルの正面図であり、図の(B)は底面図である。図10において図8と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図に示すようにコア52aの脚部の端は、リップ部を超えて突出し、この突出した部分に直方体の永久磁石61aが取り付けられている。永久磁石61aは、コア52aのリップ部との間に、空隙が設けられようにして取り付けられている。同様に、コア52bの脚部の端は、リップ部を超えて突出し、この突出した部分に直方体の永久磁石61bが取り付けられている。永久磁石61bは、コア52bのリップ部との間に、空隙が設けられようにして取り付けられている。
永久磁石61aは、S極がP側コイル53a側にした状態でコア52aに取り付けられている。これによって、コア52aの磁束φPの方向とは逆方向の永久磁石磁路が形成される。同様に、永久磁石61bは、S極がN側コイル53b側にした状態でコア52bに取り付けられている。これによって、コア52bの磁束φNの方向とは逆方向の永久磁石磁路が形成される。
ノルマルモード電流による磁束は、コモンモード磁束より大きく、ノルマルモード電流による磁束を抑制するためには、コア52a,52bの断面積を大きくする必要がある。しかし、ノルマルモード電流による磁束方向は決まっているので、永久磁石61a,61bにより磁気バイアスをすることで、コア52a,52bの断面積を小さくできる。
このように、永久磁石61a,61bによって、P側コイル53aおよびN側コイル53bのコイル磁路とは反対向きの磁束をバイアスすることにより、コア52a,52bの断面積を小さくでき、リアクトルの容積を小さくすることができる。
なお、図10の複合リアクトルを電力変換装置に適用すると、図9と同様の回路図となる。この場合、図9の複合リアクトルZ3は図10で示した複合リアクトルとなる。
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図11は、第7の実施の形態に係る複合リアクトルを示した図である。図に示すようにコア71は、外周が四角形状を有し、対向している辺の中央部において、中心部に向かって伸びる脚部72a,72bを有している。脚部72a,72bは、磁気的ギャップを構成する空隙G3を挟んで互いに対向するように伸びている。
コア71の脚部72a,72bと並行の脚部71aには、P側コイル73aが巻回されている。コア71の脚部72a,72bと並行の脚部71bには、N側コイル73bが巻回されている。P側コイル73aとN側コイル73bは、磁束が互いに逆方向となるように巻回されている。P側コイル73aは、端子P1,P(+)を有し、N側コイル73bは、端子N1,N(−)を有している。コア71には、P側コイル73aによって、図に示すように磁束φPが発生し、N側コイル73bによって、磁束φNが発生する。
コア71の脚部72a,72bが設けられている辺の一方には、コイル74が巻回されている。コイル74の両端には、抵抗R21が接続されている。
図12は、図11の複合リアクトルを適用した電力変換装置の回路例を示した図である。図に示す電力変換装置には、図11に示す複合リアクトルZ4が適用されている。複合リアクトルZ4以外の部分は、図2の回路例と同じであり、その説明を省略する。図の複合リアクトルZ4は、図12に示すように接続されて、1つでノルマルモードリアクトルとコモンモードリアクトルの機能を有し、直流電流に含まれる電源高調波成分を平滑化するとともに、高周波漏れ電流を抑制する。
上述したように、P側コイル73aで発生する磁束φPとN側コイル73bで発生する磁束φNは、コア71の外周で互いに逆方向となるように発生する。この磁束φN、φPのうち、コモンモードエネルギー(高周波漏れ電流)による磁束は、コイル74および抵抗R21によって抑制される。すなわち、コイル74および抵抗R21によって、コモンモードリアクトルの機能を実現している。一方、ノルマルモードリアクトルの機能は、脚部72a,72bに磁束を発生させることにより、その機能を実現している。
このように、外周が四角形状のコア71の対向している辺に、空隙G3が形成されるように中心部に向かう脚部72a,72bを設け、脚部72a,72bが設けられている辺の一方に、コイル74を設けるようにした。これによって、電源高調波を抑制するノルマルモードリアクトルと高周波漏れ電流を抑制するコモンモードリアクトルとが1つに複合され、リアクトルの容積を縮小することができる。なお、抵抗R21を省略し、コイル74の両端を短絡するようにしてもよい。
なお、内側の脚部に空隙が形成されるようにE字型コアを対向させてコア71を形成するようにしてもよい。これによって、一方のE字型コアにコイルを巻いてから他方のE字型コアを取り付けて複合リアクトルを組み立てることができ、コイルが巻きやすくなる。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図13は、第8の実施の形態に係る複合リアクトルを示した図である。図13において図11と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図13の複合リアクトルでは、直方体の永久磁石81が、空隙G3を介して脚部72a,72bに取り付けられている。永久磁石81は、N極が脚部72a側に、S極が脚部72b側にした状態でコア71に取り付けられている。これによって、図の点線矢印に示すように、P側コイル73aおよびN側コイル73bのコイル磁路とは反対向きの磁束φMgの永久磁石磁路が形成される。
ノルマルモード電流による磁束は、コモンモード磁束より大きく、ノルマルモード電流による磁束を抑制するためには、コア71の断面積を大きくする必要がある。しかし、ノルマルモード電流による磁束方向は決まっているので、永久磁石81により磁気バイアスをすることで、コア10の断面積を小さくできる。
このように、永久磁石81によって、P側コイル73aおよびN側コイル73bのコイル磁路とは反対向きの磁束φMgをバイアスすることにより、コア71の断面積を小さくでき、リアクトルの容積を小さくすることができる。
なお、図13の複合リアクトルを電力変換装置に適用すると、図12と同様の回路図となる。この場合、図12の複合リアクトルZ3は図13で示した複合リアクトルとなる。
第1の実施の形態に係る複合リアクトルの正面図である。 図1の複合リアクトルを適用した電力変換装置の回路例を示した図である。 図1の複合リアクトルの磁気等価回路を示した図である。 第2の実施の形態に係る複合リアクトルの正面図である。 図4の複合リアクトルを適用した電力変換装置の回路例を示した図である。 第3の実施の形態に係る複合リアクトルの正面図である。 第4の実施の形態に係る複合リアクトルの正面図である。 第5の実施の形態に係る複合リアクトルを示した図である。 図8の複合リアクトルを適用した電力変換装置の回路例を示した図である。 第6の実施の形態に係る複合リアクトルを示した図である。 第7の実施の形態に係る複合リアクトルを示した図である。 図11の複合リアクトルを適用した電力変換装置の回路例を示した図である。 第8の実施の形態に係る複合リアクトルを示した図である。 電力変換装置の回路図を示した図である。
符号の説明
10 コア
10a,10b 脚部
11 脚部
12,13 リップ部
14a P側コイル
14b N側コイル
G1,G2 空隙

Claims (13)

  1. 電力変換装置に用いられる複合リアクトルにおいて、
    外側の2つの外脚部に空隙を有するように対向したリップ部を有し、内側底部の中央から前記空隙に向かって伸びた内脚部を有するE字型コアと、
    前記2つの外脚部に磁束が同方向を向くように巻回されたコイルと、
    を有することを特徴とする複合リアクトル。
  2. 前記内脚部には、内脚部コイルが巻回されていることを特徴とする請求項1記載の複合リアクトル。
  3. 前記内脚部コイルの両端には、抵抗が接続されることを特徴とする請求項2記載の複合リアクトル。
  4. 前記E字型コアは、前記コイルによって発生する磁束と逆向きの磁束を発生する永久磁石を有することを特徴とする請求項1記載の複合リアクトル。
  5. 電力変換装置に用いられる複合リアクトルにおいて、
    コの字となるように2つのL字型コアを離して配置し、前記L字型コアによるコの字の口が開いている側を、中心部にある脚が前記コの字の内側となるようにT字型コアでふさいで形成されるコアと、
    前記L字型コアの前記脚と並行となる部分に巻回されたコイルと、
    を有することを特徴とする複合リアクトル。
  6. 電力変換装置に用いられる複合リアクトルにおいて、
    四角形状コアと、
    先端に空隙を有するように対向したリップ部を有し、外周が前記四角形状コアの外周と一致し、前記リップ部が前記四角形状コアの1辺上にあるようにして前記四角形状コアに取り付けられた2つのU字型コアと、
    互いの磁束が逆方向を向くように、前記U字型コアの脚部の部分において、前記脚部と前記四角形状コアとを覆うように巻回されたコイルと、
    を有することを特徴とする複合リアクトル。
  7. 前記四角形状コアと前記U字型コアの透磁率の周波数特性は異なっていることを特徴とする請求項6記載の複合リアクトル。
  8. 前記四角形状コアの透磁率は、前記電力変換装置の電力変換に用いられるスイッチング素子のスイッチング周波数に適した周波数特性を有し、
    前記U字型コアの透磁率は、前記電力変換装置の整流リプル周波数に適した周波数特性を有することを特徴とする請求項6記載の複合リアクトル。
  9. 前記U字型コアのそれぞれは、前記コイルによって発生する磁束と逆向きの磁束を発生する永久磁石を有することを特徴とする請求項6記載の複合リアクトル。
  10. 電力変換装置に用いられる複合リアクトルにおいて、
    外周が四角形状を有し、対向しているそれぞれの辺の中央部から、空隙を有するように前記四角形状の中心部に向かって伸びる内脚部を有するコアと、
    前記コアの前記内脚部と並行している2つの辺に、磁束が逆方向を向くように巻回された第1のコイルと、
    前記内脚部が伸びている辺の一方に巻回された第2のコイルと、
    を有することを特徴とする複合リアクトル。
  11. 前記空隙には、前記第1のコイルによって発生する磁束と逆向きの磁束を発生する永久磁石が取り付けられることを特徴とする請求項10記載の複合リアクトル。
  12. 前記第2のコイルの両端には、抵抗が接続されることを特徴とする請求項10記載の複合リアクトル。
  13. 電力変換装置に用いられる複合リアクトルにおいて、
    内脚部の先端で空隙が形成されるように2つのE字型コアを対向させて形成されたコアと、
    前記コアの前記内脚部と並行している2つの辺に、磁束が逆方向を向くように巻回された第1のコイルと、
    前記内脚部が伸びている辺の一方に巻回された第2のコイルと、
    を有することを特徴とする複合リアクトル。
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