JP2008178180A - 整流回路 - Google Patents

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博 大沢
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博 篠原
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巌 倉田
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【課題】低圧大容量用途に適した小形かつ安価な並列多重形の整流回路を提供する。
【解決手段】互いに絶縁され、出力電圧がほぼ30度の位相差を持つ第1,第2の三相交流電源と、第1の三相交流電源の出力電圧が、結合リアクトル3の第1の入出力端子群を介して入力される第1の三相整流器1Aと、第2の三相交流電源の出力電圧が、結合リアクトル3の第2の入出力端子群を介して入力される第2の三相整流器1Bとを備え、三相整流器1A,1Bの直流側が並列接続された整流回路において、結合リアクトル3は、第1の入力端子群及び出力端子群を介して三相整流器1Aに流入する電流と、第2の入力端子群及び出力端子群を介して三相整流器1Bに流入する電流との実効値が等しく、かつ、これらの電流の位相差がほぼ30度の時に結合リアクトル3の鉄心に作用する起磁力がほぼゼロになるように複数の巻線が互いに磁気結合される。
【選択図】図1

Description

本発明は、低圧大容量の直流電源として好適な、並列多重形の整流回路に関するものである。
三相交流電力を直流電力に変換する電力変換器として、三相ブリッジ整流器がよく用いられている。三相ブリッジ整流器は電源の1サイクルに6回の転流を行うことから、その回路は6パルス整流回路とも呼ばれている。
更に、三相ブリッジ整流器を複数台組み合わせることにより、12パルス整流回路または18パルス整流回路などの多パルス整流回路を構成することができる。この種の多パルス整流回路は、転流回数が増えるため電源に流れる高調波電流を低減できると共に、大容量化が可能であることが良く知られている。
図5、図6は、ダイオードまたはサイリスタにより構成された2台の三相ブリッジ整流器からなる12パルス整流回路の構成例を示しており、例えば、非特許文献1に記載された回路と原理的に同一である。
これらの図において、1A,1Bはそれぞれ三相ブリッジ整流器である。2は一次巻線21がデルタ結線、第1の二次巻線221がスター結線、第2の二次巻線222がデルタ結線され、両二次巻線221,222の出力電圧が30度の位相差を持つ三巻線変圧器である。
図5の回路は、二台の三相ブリッジ整流器1A,1Bが直列接続されてその両端が負荷(図示せず)に接続されており、主に高圧大容量用途に適している。
一方、図6の回路は、相間リアクトル6を介して二台の三相ブリッジ整流器1A,1Bの直流回路が並列接続された並列多重12パルス整流回路であり、主に低圧大容量用途に適している。ここで、相間リアクトル6は、並列接続された三相ブリッジ整流器1A,1B間を流れる横流を抑制する作用を持っている。
図5,図6の何れの回路でも、第5次及び第7次の高調波が理想的には相殺されるので、電源の高調波を低減できるという特徴がある。
また、図7は、特許文献1に記載されている回路と原理的に同一の回路である。
この回路では、三相ブリッジ整流器1A,1Bの交流側に、図5,図6に示したような三巻線変圧器2に代えて、一相あたり三つの巻線が磁気結合されたリアクトル3’が接続されている。このリアクトル3’では異なる相の巻線が互いに磁気結合されていることにより、リアクトル3’の入出力側において移相機能が生じる。これにより、二組のリアクトルの出力電圧が30度の位相差を持つ電源を構成し、図6に示す回路と同様な並列多重12パルス整流回路の機能を実現可能としている。以下では、上記リアクトル3’を結合リアクトルと呼ぶことにする。なお、図7において、4は直流電圧を平滑するための平滑コンデンサである。
この従来技術では、結合リアクトル3’が相間リアクトルの機能も併せ持つので、相間リアクトルは不要となる。
「電気工学ハンドブック(第6版)」,社団法人電気学会,20編パワーエレクトロニクス、p.846〜p.847 特開2000−358372号公報([0017]〜[0025]、図1等)
さて、金属の誘導加熱分野に適用されるインバータ用の直流電源、あるいは非鉄金属の製造に用いられる電解用の直流電源などでは、例えば電圧が数百V、出力が数千kW以上の低圧大容量の直流電源が必要になる。この直流電源は6kV級以上の高圧商用電源から得るのが望ましいため、降圧変圧器が必要になる。
これらの産業分野においては、例えば非特許文献1に記載された図6の回路を用い、三巻線変圧器2を降圧変圧器として使用すれば、低圧大容量の直流電源を実現することができ、電源の高調波を低減することも可能になる。
しかし、図6の回路を用いた低圧大容量の直流電源には、次のような問題がある。
6kV級以上の高圧から数百V級の電圧を得ようとすると、変圧器の二次巻線の巻数は必然的に多くできない。このため、変圧比の大きな降圧用の三巻線変圧器2ではスター側及びデルタ側の二組の二次電圧に実効値の誤差が生じやすくなる。この電圧実効値誤差は、二台の三相ブリッジ整流器1A,1Bの直流電圧誤差となるが、相間リアクトル6ではこの直流電圧誤差を補償できないので、両整流器1A,1B間を流れる直流成分の横流が大きくなる。この結果、大きな容量を持った整流器や変圧器が必要になる。
また、三巻線変圧器2の二次電流には第5及び第7高調波成分が多く含まれるが、これらの高調波成分は三巻線変圧器2の一次巻線21によって相殺されるため、電源側に流出することはない。すなわち、非特許文献1の回路では、三巻線変圧器2の二次巻線の容量を決定する際に、二次電流の高調波成分を考慮した大きな容量とする必要があった。
一方、特許文献1に記載された従来技術は、前述のように変圧器及び相間リアクトルを不要としたことに特徴がある。
しかしながら、降圧用に変圧器を用いる場合には本回路の利点がなくなる。なぜならば、相間リアクトルは不要であるが、それよりも大形で高価な結合リアクトルが必要になるからである。その理由を、以下に詳細に説明する。
まず、第1の理由としては、図7に示した結合リアクトル3’が移相特性を持つことにある。電源電圧の移相、すなわち結合リアクトル3’の入力電圧に対して出力電圧の位相を変化させようとすると、結合リアクトル3’の入出力間には移相に伴った所定の第1の電圧が生じ、更には、高調波成分による第2の電圧が生じる。
これら第1,第2の電圧を加算した電圧と結合リアクトル3’を流れる電流との積により、結合リアクトル3’の容量が決まる。
一方、相間リアクトルには前記第1の電圧に相当する成分はない。単純化すると、第1の電圧分だけ、特許文献1の結合リアクトル3’は相間リアクトルに比較して容量が増加することになる。
更に、第2の理由は次の通りである。
二台の三相ブリッジ整流器1A,1B間に流れようとする横流には、零相成分も存在する。この零相成分に対して横流の抑制効果を持たせようとすると、例えば三台の単相リアクトルが必要になる。このように、相間リアクトルを用いる場合に比べて機器台数が増えることが大形化の要因になる。
そこで、本発明の解決課題は、低圧大容量用途に適した小形かつ安価な並列多重形の整流回路を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、互いに絶縁され、かつ、出力電圧がほぼ30度の位相差を持つ第1,第2の三相交流電源と、
第1の三相交流電源の出力電圧が、結合リアクトルの第1の入力端子群及び出力端子群を介して入力される第1の三相整流器と、
第2の三相交流電源の出力電圧が、前記結合リアクトルの第2の入力端子群及び出力端子群を介して入力される第2の三相整流器と、を備え、
第1,第2の三相整流器の直流端子が並列接続されてなる整流回路において、
前記結合リアクトルは、
第1の入力端子群及び出力端子群を介して第1の三相整流器に流入する電流と、第2の入力端子群及び出力端子群を介して第2の三相整流器に流入する電流と、の実効値が等しく、かつ、これらの電流の位相差がほぼ30度のときに前記結合リアクトルの鉄心に作用する起磁力がほぼゼロになるように複数の巻線が互いに磁気結合されているものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載した整流回路において、
前記結合リアクトルは三脚鉄心を備え、
前記三脚鉄心の個々の鉄心には、第1の三相交流電源のうちの一相の電圧が印加される第1巻線と、第2の三相交流電源のうちの一相の電圧が印加される第2巻線と、第2の三相交流電源のうちの他の一相の電圧が印加される第3巻線と、が巻装されているものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載した整流回路において、
三相交流電圧が入力される一次巻線がデルタ結線あるいはスター結線され、前記結合リアクトルの第1の入力端子群に接続される第1の二次巻線がスター結線されると共に、前記結合リアクトルの第2の入力端子群に接続される第2の二次巻線がデルタ結線された三巻線変圧器を備え、
前記一次巻線と第1の二次巻線とにより第1の三相交流電源を構成し、かつ、前記一次巻線と第2の二次巻線とにより第2の三相交流電源を構成したものである。
請求項4に係る発明は、請求項1または2に記載した整流回路において、
三相交流電圧が入力される一次巻線がデルタ結線あるいはスター結線され、前記結合リアクトルの第1の入力端子群に接続される二次巻線がスター結線された第1の二巻線変圧器と、
三相交流電圧が入力される一次巻線がデルタ結線され、前記結合リアクトルの第2の入力端子群に接続される二次巻線がデルタ結線された第2の二巻線変圧器と、を備え、
第1の二巻線変圧器により第1の三相交流電源を構成し、かつ、第2の二巻線変圧器により第2の三相交流電源を構成したものである。
本発明によれば、第1,第2の三相整流器間を流れる横流を抑制すると共に、変圧器二次電流の高調波成分に起因する装置の大容量化を防ぎ、低圧大容量用途に適した小形かつ安価な並列多重形の整流回路を提供することができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す回路図である。図1において、1A,1Bは前記同様にダイオードからなる第1,第2の三相ブリッジ整流器、2は一次巻線21がデルタ結線、第1の二次巻線221がスター結線、第2の二次巻線222がデルタ結線された三巻線変圧器、3は三巻線変圧器2の二次側と三相ブリッジ整流器1A,1Bの交流側との間に接続された結合リアクトル、4は三相ブリッジ整流器1A,1Bの直流側に接続された平滑コンデンサである。
次に、図2は上記結合リアクトル3の結線図であり、端子U〜W、X〜Z、U〜W、及びX〜Zは、図1の端子記号とそれぞれ同一のものを指している。ここで、端子U,V,Wにより第1の入力端子群が、端子X,Y,Zにより第1の出力端子群が、端子U,V,Wにより第2の入力端子群が、端子X,Y,Zにより第2の出力端子群が構成されるものとする。
図1からも明らかなように、三巻線変圧器2の第1の二次巻線221(一次巻線21と相俟って第1の三相交流電源を構成する)に結合リアクトル3の端子U,V,W(第1の入力端子群)が接続され、三巻線変圧器2の第2の二次巻線222(一次巻線21と相俟って第2の三相交流電源を構成する)に結合リアクトル3の端子U,V,W(第2の入力端子群)が接続されている。また、第1の二次巻線221の出力電圧と、第2の二次巻線222の出力電圧とは、図5,図6と同様に30度の位相差を持っている。
図2の結合リアクトル3において、三脚鉄心30を構成する各鉄心には、巻数がNの第1巻線31、巻数がNの第2巻線32、及び巻数がNの第3巻線33が巻かれている。ここで、端子U,Xの間には第1巻線31が接続され、端子U,Xの間には第2巻線31及び第3巻線33が接続されている。また、端子Uに接続される第1巻線31は、端子Uに接続される第2巻線32と逆極性に磁気結合していると共に、端子Vに接続される第3巻線33と同極性に磁気結合している。
他の端子V,Y間、V,Y間、及び、W,Z間、W,Z間における巻線の接続関係や磁気結合の極性も同様である。
ここで、巻数N〜Nの比は、理想的には、N:N:N=√3:1:1とする。
この実施形態によれば、結合リアクトル2の結線を図2のごとく構成することにより、端子U,V,Wに接続された第1巻線31に流れる三相電流と、端子U,V,Wに接続された第2巻線32及び第3巻線33の直列回路に流れる三相電流とは、実効値が等しくなり、しかも、両者の位相差が30度の時に、各鉄心に作用する合成起磁力はゼロになる。
ところで、複数の巻線が磁気結合した交流リアクトルは、鉄心の合成起磁力がゼロになるように各巻線に誘導起電力が発生する。このため、本実施形態の結合リアクトル3は、端子U,V,Wに接続された第1巻線31に流れる三相電流と、端子U,V,Wに接続された第2巻線32及び第3巻線33の直列回路に流れる三相電流との実効値が等しく、かつ、両電流の位相差が30度になるように作用する。
これにより、非特許文献1に係る従来技術と比べて、三巻線変圧器2の第1の二次巻線221の出力電圧と第2の二次巻線222の出力電圧との間に電圧誤差があった場合でも、第1,第2の三相ブリッジ整流器1A,1Bの入力電流を平衡化できるため、整流器1A,1B間の横流を抑制するための相間リアクトルが不要であると共に、直流成分の横流もほぼゼロにすることができる。
また、三巻線変圧器2の二次電流に含まれる第5及び第7高調波成分に対しては、結合リアクトル3の相互インダクタンスが平滑リアクトルとして作用するので、三巻線変圧器2の二次電流は第5及び第7高調波成分が少ない正弦波状の電流となる。
前述した如く、非特許文献1に係る従来技術では、第5及び第7高調波成分に起因して三巻線変圧器2が大容量化する傾向があり、装置の大型化や高価格化を招いていたが、本実施形態によれば、三巻線変圧器2の一次側、二次側の双方において高調波成分が低減されるため、三巻線変圧器2の容量を低減することができ、装置全体の小型化、低価格化が可能になる。
更に、結合リアクトル3の端子U,V,Wに印加される三相電圧と、端子U,V,Wに印加される三相電圧との間には、三巻線変圧器2の移相機能により30度の位相差がある。このため、端子U,V,Wに接続された第1巻線31に流れる三相電流と、端子U,V,Wに接続された第2巻線32及び第3巻線33の直列回路に流れる三相電流との位相差を30度にすることに対して、本実施形態に係る結合リアクトル3は移相する電圧を必要としない。
従って、特許文献1に係る従来技術と比べた場合、結合リアクトル3に印加される電圧は小さくなり、結合リアクトル3の容量を小さくすることができる。
また、端子U,V,Wに印加される三相電圧と、端子U,V,Wに印加される三相電圧とは、三巻線変圧器2変圧器によって互いに絶縁されている。従って、各端子には零相電流が流れないので、結合リアクトル3には、図2に示した如く三脚鉄心30を有する三相リアクトルを用いることができる。
すなわち、特許文献1のように例えば3台の単相リアクトルを使用する場合に比べて、結合リアクトル3の小型化が可能である。
なお、三巻線変圧器2の一次巻線21の結線はスター結線でも良く、それによって前記効果は何ら変わらない。
次に、図3は本発明の第2実施形態を示す回路図であり、図1と同一の構成要素には同一の番号を付してある。
本実施形態では、図1における三巻線変圧器2に代えて、一般に入手・調達が容易な二巻線変圧器を2台用いている。すなわち、2Aは一次巻線21Aがデルタ結線、二次巻線221がスター結線である第1の二巻線変圧器、2Bは一次巻線21B及び二次巻線222が何れもデルタ結線である第2の二巻線変圧器である。結合リアクトル3を含めて他の構成及び動作は第1実施形態と同一であるため、これらの説明は省略する。
図4は、本発明の第3実施形態を示す回路図であり、図1,図3と同一の構成要素には同一の番号を付してある。
本実施形態では、図3における三相ブリッジ整流器1A,1Bの直流端子が直流リアクトル5A,5Bを介して並列接続されている。他の構成及び動作は第2実施形態と同一であるため、これらの説明は省略する。
本実施形態によれば、系統電源が三相非対称の場合に、直流リアクトル5A,5Bによって非対称成分の電流を抑制する機能がある。
本発明の第1実施形態を示す回路図である。 本発明の各実施形態に使用される結合リアクトルの結線図である。 本発明の第2実施形態を示す回路図である。 本発明の第3実施形態を示す回路図である。 非特許文献1に記載された従来技術の回路図である。 非特許文献1に記載された他の従来技術の回路図である。 特許文献1に記載された従来技術の回路図である。
符号の説明
1A,1B:三相ブリッジ整流器
2:三巻線変圧器
21,21A,21B:一次巻線
221,222:二次巻線
2A,2B:二巻線変圧器
3,3’:結合リアクトル
30:三脚鉄心
31:一次巻線
32:二次巻線
33:三次巻線
4:平滑コンデンサ
5A,5B:直流リアクトル
6:相間リアクトル

Claims (4)

  1. 互いに絶縁され、かつ、出力電圧がほぼ30度の位相差を持つ第1,第2の三相交流電源と、
    第1の三相交流電源の出力電圧が、結合リアクトルの第1の入力端子群及び出力端子群を介して入力される第1の三相整流器と、
    第2の三相交流電源の出力電圧が、前記結合リアクトルの第2の入力端子群及び出力端子群を介して入力される第2の三相整流器と、を備え、
    第1,第2の三相整流器の直流端子が並列接続されてなる整流回路において、
    前記結合リアクトルは、
    第1の入力端子群及び出力端子群を介して第1の三相整流器に流入する電流と、第2の入力端子群及び出力端子群を介して第2の三相整流器に流入する電流と、の実効値が等しく、かつ、これらの電流の位相差がほぼ30度のときに前記結合リアクトルの鉄心に作用する起磁力がほぼゼロになるように複数の巻線が互いに磁気結合されていることを特徴とする整流回路。
  2. 請求項1に記載した整流回路において、
    前記結合リアクトルは三脚鉄心を備え、
    前記三脚鉄心の個々の鉄心には、第1の三相交流電源のうちの一相の電圧が印加される第1巻線と、第2の三相交流電源のうちの一相の電圧が印加される第2巻線と、第2の三相交流電源のうちの他の一相の電圧が印加される第3巻線と、が巻装されていることを特徴とする整流回路。
  3. 請求項1または2に記載した整流回路において、
    三相交流電圧が入力される一次巻線がデルタ結線あるいはスター結線され、前記結合リアクトルの第1の入力端子群に接続される第1の二次巻線がスター結線されると共に、前記結合リアクトルの第2の入力端子群に接続される第2の二次巻線がデルタ結線された三巻線変圧器を備え、
    前記一次巻線と第1の二次巻線とにより第1の三相交流電源を構成し、かつ、前記一次巻線と第2の二次巻線とにより第2の三相交流電源を構成したことを特徴とする整流回路。
  4. 請求項1または2に記載した整流回路において、
    三相交流電圧が入力される一次巻線がデルタ結線あるいはスター結線され、前記結合リアクトルの第1の入力端子群に接続される二次巻線がスター結線された第1の二巻線変圧器と、
    三相交流電圧が入力される一次巻線がデルタ結線され、前記結合リアクトルの第2の入力端子群に接続される二次巻線がデルタ結線された第2の二巻線変圧器と、を備え、
    第1の二巻線変圧器により第1の三相交流電源を構成し、かつ、第2の二巻線変圧器により第2の三相交流電源を構成したことを特徴とする整流回路。
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