JP4765006B2 - 電力変換システム - Google Patents

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Description

本発明は、整流器により交流/直流変換を行って負荷に直流電力を供給し、または、前記整流器の出力をインバータにより直流/交流変換して負荷に交流電力を供給する電力変換システムに関するものである。
3相交流電力を直流電力に変換する電力変換器として、電源電圧の1サイクルに6回の転流を行う6パルス整流器が良く用いられる。また、この6パルス整流器を複数台組み合わせれば、12パルス整流器や18パルス整流器等の多パルス整流器を構成することができる。これらの多パルス整流器によれば、転流回数の増加によって電源に流れる高調波電流を低減できることが知られている。
ここで、図8は、ダイオードからなる6パルス整流器1A,1Bを直列接続して12パルス整流器を構成し、これらの整流器1A,1Bを、絶縁変圧器20A,20Bを介して3相交流電源3に接続した電力変換装置を示している。なお、4は整流器1Aの正側出力端子と整流器1Bの負側出力端子との間に接続された負荷である。
なお、本明細書においては、整流器に電源や変圧器等の周辺回路を含めた回路を整流装置または電力変換装置と呼び、負荷を含めた全体を電力変換システムと呼ぶことにする。
図8の構成では、原理的に2つの6パルス整流器1A,1Bの交流入力側を絶縁する必要があるため、絶縁変圧器20A,20Bを用いている。また、12パルス整流器として動作させるためには、絶縁変圧器20A,20Bの2次電圧の位相差、すなわち、整流器1A,1Bの入力電圧の位相差を30度にする必要があるので、例えば、変圧器20A,20Bの1次巻線をデルタ結線、変圧器20Aの2次巻線をデルタ結線、変圧器20Bの2次巻線をスター結線としている。
一方、図8に示した絶縁変圧器に代えて非絶縁形の移相変圧器を用いた従来技術が、非特許文献1及び特許文献1に開示されている。
図9は、非特許文献1に記載された整流装置の等価回路図である。図9において、2は非絶縁形の移相変圧器であり、その1次巻線はデルタ結線されて3相交流電源3に接続され、2次巻線はオープン巻線となっている。また、3つの2次巻線は何れも中間タップを持ち、これらの中間タップは3相交流電源3の各相端子に接続され、3つの2次巻線の各両端は6パルス整流器1A,1Bの入力端子にそれぞれ接続されている。
すなわち、移相変圧器2の2次巻線の中間タップが電源3に接続されていることから、変圧器2の1次巻線と2次巻線とは絶縁されておらず、非絶縁形となっている。
なお、図9において、5A,5Bは整流器1A,1Bの正側出力端子間及び負側出力端子間にそれぞれ接続された相間リアクトル、4はこれらの相間リアクトル5A,5Bの間に接続された負荷である。
上記構成において、移相変圧器2の1次巻線及び2次巻線の巻数比を適切に選定することにより、整流器1A,1Bの入力電圧の位相差を30度にすることができる。具体的には、移相変圧器2の1次巻線の巻数をN1、2次巻線の中間タップから両端までの巻数を何れもN2とすると、N2/N1は約0.15に設計される。
ここで、整流器1A,1Bには2組の3相交流電圧が絶縁されずに入力されており、これらの整流器1A,1Bが並列に接続されているので、負荷4を介して整流器1A,1B間を流れる循環電流を抑制するための付帯機器が必要になり、図8では、この付帯機器として相間リアクトル5A,5Bを用いている。
なお、特許文献1に記載された整流装置では、2台の6パルス整流器の出力側に2つの相間変圧器と更に別の整流器とを付加して高調波電流を一層低減することを目的としているが、非絶縁形の移相変圧器を用いて6パルス整流器の入力電圧に位相差を設け、6パルス整流器の出力側に循環電流抑制用の付帯機器を設けている点では非特許文献1と同等である。
松本久男,「単巻変圧器接続による12パルス変換装置」,電気学会論文誌B,第96巻8号,406〜412頁,昭和51年8月 特開2004−215401号公報([0022]〜[0049]、図1等)
非特許文献1や特許文献1に記載されている非絶縁形の移相変圧器は、2次巻線の巻数が1次巻線に対して非常に少なく、前述したようにN2/N1は約0.15に設計されている。このような巻数比にすると、入力電圧に対する出力電圧の比は約1.035となり、ほとんど1となる。
これを変圧比が1の絶縁変圧器と比較すると、移相変圧器では2次巻数が少ない分だけ2次容量が減少し、これに対応して1次容量も減少する。このため、非絶縁形の移相変圧器を用いれば、絶縁変圧器に比べて小形化、低価格化が可能になる。
しかし、非絶縁形の移相変圧器を用いる場合には、図8に示したように2台の6パルス整流器を直列接続することができず、図9に示すようにこれらの整流器を並列接続する構成が採られている。そして、2台の6パルス整流器を並列接続する場合には、前述したように両整流器間を流れる循環電流を抑制するために相間リアクトル等の付帯機器が必要になり、これらの相間リアクトルは直流回路に接続されるので大形化や高価格化の原因となっている。
すなわち、整流器の入力側に非絶縁形の移相変圧器を用いれば変圧器自体の小形化は可能であるが、相間リアクトル等の付帯機器を含めると、装置全体としては小形化、低価格化が損なわれるという問題があった。
そこで、本発明の解決課題は、非絶縁形の移相変圧器を用いつつ相間リアクトル等の付帯機器を不要にして装置全体の小形化、低価格化を可能にした電力変換システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載した発明は、3相交流電源と、前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つ2組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の移相変圧器と、前記2組の3相交流電圧がそれぞれ入力される第1及び第2の整流器と、第1及び第2の整流器の出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されている2つの負荷要素からなる負荷と、を備えたものである。
請求項2に記載した発明は、3相交流電源と、前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つ2組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の移相変圧器と、前記2組の3相交流電圧がそれぞれ入力される第1及び第2の整流器と、第1及び第2の整流器の出力側にそれぞれ接続された第1及び第2のインバータと、第1及び第2のインバータの出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されている2つの負荷要素からなる負荷と、を備えたものである。
請求項3に記載した発明は、3相交流電源と、前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つn(nは3以上の自然数)組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の変圧器と、前記n組の3相交流電圧がそれぞれ入力されるn台の整流器と、前記n台の整流器の出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されているn個の負荷要素からなる負荷と、を備えたものである。
請求項4に記載した発明は、3相交流電源と、前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つn−1(nは3以上の自然数)組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の移相変圧器と、前記n−1組の3相交流電圧がそれぞれ入力されるn−1台の整流器と、前記3相交流電源に接続されて前記n−1組の3相交流電圧に対し所定の位相差を持つ3相交流電圧が入力される整流器と、全ての前記整流器の出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されているn個の負荷要素からなる負荷と、を備えたものである。
請求項5に記載した発明は、3相交流電源と、前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つn(nは3以上の自然数)組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の変圧器と、前記n組の3相交流電圧がそれぞれ入力されるn台の整流器と、前記n台の整流器の出力側にそれぞれ接続されたn台のインバータと、前記n台のインバータの出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されているn個の負荷要素からなる負荷と、を備えたものである。
請求項6に記載した発明は、請求項2または請求項5に記載した電力変換システムにおいて、前記インバータが3相インバータであり、前記負荷が、負荷要素としての3相巻線を複数備えた3相交流電動機であることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、3相交流電源と、前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つ2組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の第1の移相変圧器と、第1の移相変圧器の2次側に接続されて互いに所定の位相差を有する4組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の第2及び第3の移相変圧器と、前記4組の交流電圧がそれぞれ入力される第1〜第4の整流器と、第1〜第4の整流器の出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されている4個の負荷要素からなる負荷と、を備えたものである。
請求項8に記載した発明は、請求項1〜7の何れか1項に記載した電力変換システムにおいて、複数台の整流器の入力電流または出力電流を互いにほぼ等しくするように動作する制御手段を備えたものである。
請求項9に記載した発明は、請求項2,5または6の何れか1項に記載した電力変換システムにおいて、複数台のインバータの出力電流を互いにほぼ等しくするように動作する制御手段を備えたものである。
請求項1〜9に記載した発明によれば、整流器の負荷を互いに絶縁された負荷要素によって構成したことにより、非絶縁形の移相変圧器を使用した場合でも整流器の出力側に相間リアクトル等の付帯機器を接続することなく循環電流を抑制できるので、装置全体の小形化、低価格化が可能になる。
特に、請求項2または5に記載した発明によれば、比較的安価で入手が容易な汎用インバータを複数台用いて大容量化を図ると共に、互いに絶縁された負荷要素及び非絶縁形の移相変圧器を組み合わせることにより、電源高調波の低減が可能で循環電流抑制用の付帯機器が不要な電力変換システムを実現することができる。
3相交流電動機は、製造可能な容量限界がインバータに比べて比較的大きく、互いに絶縁されて多重化された複数の3相巻線に複数台のインバータから給電する構成によって大容量化を図ることが通常行われる。
すなわち、請求項6に記載した発明は、上述したような3相交流電動機の駆動用電力変換システムとして好適であり、複数台のインバータの直流中間回路を絶縁して非絶縁形の移相変圧器を組み合わせることにより、電源高調波の低減が可能で循環電流抑制用の付帯機器が不要な電力変換システムを実現することができる。
また、請求項8または9に記載した発明によれば、複数台の整流器の複数の入力電流または出力電流、あるいは複数台のインバータの複数の出力電流をほぼ同一に制御することにより、整流器の多パルス化による高調波低減等の効果を損なうことなく、循環電流抑制用の付帯機器が不要な電力変換システムを実現することができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1は本発明の第1実施形態を示す回路図である。図1において、2は前記同様に非絶縁形の移相変圧器であり、1次巻線2aがデルタ結線されて3相交流電源3に接続され、2次巻線2bはオープン巻線となっている。また、3つの2次巻線2bは中間タップを持ち、これら3つの中間タップは3相交流電源3の各相端子に接続されていると共に、3つの2次巻線2bの各両端はダイオードからなる6パルス整流器1A,1Bの入力端子にそれぞれ接続されている。なお、移相変圧器2の1次巻線2aの巻数をN1、2次巻線2bの中間タップから両端までの巻数を何れもN2とすると、N2/N1は約0.15であり、これによって整流器1A,1Bの入力電圧の位相差が30度となるように設計されている。
更に、6は誘導性を有する負荷であり、互いに絶縁された2つの負荷要素としての巻線6a,6bから構成されている。一方の巻線6aの両端は整流器1Aの正負の出力端子に接続され、他方の巻線6bの両端は整流器1Bの正負の出力端子に接続されている。
本実施形態では、整流器1A,1Bの出力電流が負荷6の巻線6a,6bをそれぞれ流れて磁束を発生することにより、等価的に整流器1A,1Bを並列または直列に接続した状態になり、整流器1A,1B間に循環電流が流れるのを抑制することができる。
これにより、相間リアクトル等の付帯機器を別個に設ける必要がないと共に、非絶縁形の移相変圧器2を用いることで装置全体の小形化、低価格化を図ることが可能である。
次に、図2は本発明の第2実施形態を示す回路図である。
この実施形態は、互いに絶縁された負荷要素としての2つの3相巻線8a,8bからなる負荷(3相交流負荷)8に3相交流電圧を供給するために、6パルス整流器1A,1Bの直流出力側に3相インバータ7A,7Bをそれぞれ接続し、これらの交流出力端子を前記3相巻線8a,8bの各一端にそれぞれ接続したものである。
なお、前記3相インバータ7A,7Bは、3相ブリッジ接続された半導体スイッチング素子71と直流中間コンデンサ72とから構成されている。その他の構成は図1と同様であるため、説明を省略する。
この実施形態において、前記負荷8としては、互いに絶縁された2つの3相巻線8a,8bを備えた3相交流電動機、すなわち2多重巻線3相交流電動機を用いることができる。
本実施形態の動作原理は基本的に図1と同様であり、互いに絶縁された3相巻線8a,8bによって整流器1A,1B間の循環電流が抑制されるため、図9に示したような付帯機器を不要にして装置全体の小形化、低価格化を図ることができる。
図3は、本発明の第3実施形態を示す回路図である。
図3において、第1の移相変圧器2Aは図1,図2における移相変圧器2と同一結線であるが、その巻数比(N2/N1)は約0.21に設計されている。これにより、2次巻線2bの両端電圧は電源電圧に対して±20度の位相差を持ち、入力電圧に対する出力電圧の比は約1.064となる。
また、移相変圧器2Aの3つの2次巻線2bの中間タップは3相交流電源3の各相端子に接続され、3つの2次巻線2bの各両端は6パルス整流器1A,1Bの3相入力端子にそれぞれ接続されている。
一方、第2の非絶縁形の変圧器2Bについては、1次巻線2cがスター結線され、2次巻線2dは中間タップを持たないオープン巻線となっている。そして、2次巻線2dの各一端は1次巻線2cの各一端と共に3相交流電源3の各相端子に接続され、2次巻線2dの各他端は6パルス整流器1Cの3相入力端子にそれぞれ接続されている。
第2の変圧器2Bを上記のように構成することにより、この変圧器2Bは移相特性を持たず、変圧機能だけを持つ。また、1次巻線2cの巻数をN1、2次巻線2dの巻数をN2とするとき、巻数比(N2/N1)を約0.064にすることにより、3つの2次巻線2dの出力電圧は、電圧値が同一であり、電源電圧に対する位相差がそれぞれ−20度、+20度、0度となる。
また、3台の6パルス整流器1A,1B,1Cの正負出力端子は、互いに絶縁された負荷要素としての巻線9a,9b,9cからなる誘導性の負荷9に接続されている。
以上の構成により、本実施形態に係る整流装置は18パルス整流装置となる。
この実施形態においても、互いに絶縁された巻線9a,9b,9cによって整流器1A,1B,1C間の循環電流を抑制し、相間リアクトル等の付帯機器を不要にすることができる。
次に、図4は本発明の第4実施形態を示す回路図である。
この実施形態において、移相変圧器10は、1次巻線10aと2次巻線10bと2つの3次巻線10c,10dとからなる変圧器を3個備えており、個々の変圧器は、図3における1次巻線2a及び2次巻線2bからなる移相変圧器2Aに2つの3次巻線を追加した構成となっている。
また、移相変圧器10内の3つの2次巻線10bの両端は、他の変圧器の3次巻線10c,10dを介して6パルス整流器1A,1Bの3相入力端子にそれぞれ接続されている。
上記構成により、移相変圧器10の変圧比を1にすると共に、電源電圧に対する整流器1A,1Bの入力電圧の位相差は、−20度、+20度に設定されている。
一方、6パルス整流器1Cの入力側には変圧器が接続されておらず、3相交流電源3の各相端子に直接接続されている。
本実施形態においては、整流器1A,1B,1Cの入力電圧は共に等しく、かつ、電源電圧に対する位相差が−20度、+20度、0度となる。
そして、図3と同様に、整流器1A,1B,1Cの正負出力端子は、互いに絶縁された負荷要素としての巻線9a,9b,9cからなる誘導性の負荷9に接続されている。
以上の構成により、本実施形態に係る整流装置は18パルス整流装置となる。
この実施形態においても、図3と同様に互いに絶縁された巻線9a,9b,9cによって整流器1A,1B,1C間の循環電流を抑制し、相間リアクトル等の付帯機器を不要にすることができる。
次いで、図5は本発明の第5実施形態を示す回路図である。
この実施形態は、図3の実施形態における6パルス整流器1A,1B,1Cの出力側の回路構成を変更したものであり、7A,7B,7Cは整流器1A,1B,1Cの出力側にそれぞれ接続された3相インバータ、11は前記インバータ7A,7B,7Cの交流出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁された負荷要素としての3相巻線11a,11b,11cを有する負荷(3相交流負荷)である。なお、負荷11としては、互いに絶縁された3つの3相巻線11a,11b,11cを備えた3相交流電動機、すなわち3多重巻線3相交流電動機を用いることができる。
この実施形態では、整流器1A,1B,1Cの直流出力電圧をインバータ7A,7B,7Cにより3相交流電圧にそれぞれ変換して負荷11の3相巻線11a,11b,11cに印加するものであり、互いに絶縁された3相巻線11a,11b,11cが循環電流を抑制する点で基本的に図3の実施形態と同様の作用効果を奏する。
図6は、本発明の第6実施形態を示す回路図及び制御ブロック図である。
この実施形態では、図5の実施形態における非絶縁形の変圧器2Bを除去して整流器1Cの入力側が3相交流電源3に直接接続されると共に、電流検出器12A,12B,12C、電流調節器13A,13B,13C及びPWM回路14A,14B,14Cからなる電流制御手段が付加されている。なお、これらの電流制御手段は、各インバータ7A,7B,7Cの出力側1相分に関する部分だけを代表して示してある。
図6の構成において、整流器1Cの入力側を3相交流電源3に直接接続したことにより、インバータ7Cの直流中間電圧は、他のインバータ7A,7Bの直流中間電圧より低くなる。
電流調節器13A,13B,13Cは、図示されていない制御回路から送られた電流指令値iと電流検出器12A,12B,12Cから得た電流検出値i,i,iとのそれぞれの偏差を増幅し、更にPWM回路14A,14B,14Cを介して生成したパルスによりインバータ7A,7B,7Cのスイッチング素子をオンオフして出力電流を制御する。
この実施形態によれば、インバータ7A,7B,7Cの直流中間電圧値が若干異なる場合でも整流器1A,1B,1Cの入力電流値を等しくするような制御を行うことができ、通常の18パルス整流器と同等の効果が得られる。すなわち、3相交流電源3を流れる5次、7次、11次、13次の高調波電流を理想的にはゼロにすることができる。
次に、図7は本発明の第7実施形態を示す回路図である。
この実施形態は、24パルス整流装置に関するものであり、非絶縁形の移相変圧器2A,2Cの結線は、何れも図1の移相変圧器2や図3の移相変圧器2Aと同一である。また、これらの移相変圧器2A,2Cの一次側と3相交流電源3との間に接続される非絶縁形の移相変圧器2’の結線も移相変圧器2A,2Cと同じであるが、移相変圧器2’の1次巻線2eの巻数をN1、2次巻線2fの中間タップから各両端までの巻数を何れもN3とすると、巻数比(N3/N1)は約0.076に設計されている。
この実施形態の全体的な接続構成としては、移相変圧器2’の2次巻線2fの両端は、移相変圧器2A,2Cの2次巻線2bの中間タップと、2つの1次巻線2a同士の接続点とに接続されている。そして、移相変圧器2Aの3つの2次巻線2bの両端は6パルス整流器1A,1Bの各入力端子にそれぞれ接続され、移相変圧器2Cの3つの2次巻線2bの両端は6パルス整流器1C,1Dの各入力端子にそれぞれ接続されている。
また、15は、互いに絶縁された負荷要素としての4つの巻線15a,15b,15c,15dからなる誘導性の負荷であり、これらの巻線15a,15b,15c,15dには整流器1A,1B,1C,1Dの正負の出力端子がそれぞれ接続されている。
上記構成において、整流器1A,1Bの入力電圧の位相差は30度となり、同様に、整流器1C,1Dの入力電圧の位相差も30度となる。また、前述の如く移相変圧器2’の巻数比(N3/N1)を約0.076にすることにより、移相変圧器2A,2Cの入力電圧の位相差は15度となる。
以上により、整流器1A,1Cの入力電圧位相差、1C,1Bの入力電圧位相差、及び1B,1Dの入力電圧位相差は何れも15度となり、本装置は24パルス整流装置として動作する。
なお、前述した図2や図5の実施形態において、図6に示したような電流制御手段を付加してインバータの出力電流を制御すれば、複数台の整流器の入力電流値を等しくすることができ、多パルス化の効果が高くなる。また、インバータを使用しない図1、図3、図4、図7の実施形態においても、ダイオード整流器に代えて、例えばサイリスタ整流器を用い、その入力電流や出力電流を制御すれば同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態を示す回路図である。 本発明の第2実施形態を示す回路図である。 本発明の第3実施形態を示す回路図である。 本発明の第4実施形態を示す回路図である。 本発明の第5実施形態を示す回路図である。 本発明の第6実施形態を示す回路図及び制御ブロック図である。 本発明の第7実施形態を示す回路図である。 絶縁変圧器を用いた従来の12パルス整流装置を示す回路図である。 非特許文献1に記載された整流装置の等価回路図である。
符号の説明
1A〜1D:6パルス整流器
2,2’,2A,2C,10:移相変圧器
2B:非絶縁形の変圧器
2a,2c,2e:1次巻線
2b,2d,2f:2次巻線
3:3相交流電源
6,8,9,11,15:負荷
6a,6b,9a,9b,9c,15a,15b,15c,15d:巻線
7A〜7C:3相インバータ
71:スイッチング素子
72:直流中間コンデンサ
8a,8b,11a,11b,11c:3相巻線
10a:1次巻線
10b:2次巻線
10c,10d:3次巻線
12A,12B,12C:電流検出器
13A,13B,13C:電流調節器
14A,14B,14C:PWM回路

Claims (9)

  1. 3相交流電源と、
    前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つ2組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の移相変圧器と、
    前記2組の3相交流電圧がそれぞれ入力される第1及び第2の整流器と、
    第1及び第2の整流器の出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されている2つの負荷要素からなる負荷と、
    を備えたことを特徴とする電力変換システム。
  2. 3相交流電源と、
    前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つ2組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の移相変圧器と、
    前記2組の3相交流電圧がそれぞれ入力される第1及び第2の整流器と、
    第1及び第2の整流器の出力側にそれぞれ接続された第1及び第2のインバータと、
    第1及び第2のインバータの出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されている2つの負荷要素からなる負荷と、
    を備えたことを特徴とする電力変換システム。
  3. 3相交流電源と、
    前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つn(nは3以上の自然数)組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の変圧器と、
    前記n組の3相交流電圧がそれぞれ入力されるn台の整流器と、
    前記n台の整流器の出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されているn個の負荷要素からなる負荷と、
    を備えたことを特徴とする電力変換システム。
  4. 3相交流電源と、
    前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つn−1(nは3以上の自然数)組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の移相変圧器と、
    前記n−1組の3相交流電圧がそれぞれ入力されるn−1台の整流器と、
    前記3相交流電源に接続されて前記n−1組の3相交流電圧に対し所定の位相差を持つ3相交流電圧が入力される整流器と、
    全ての前記整流器の出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されているn個の負荷要素からなる負荷と、
    を備えたことを特徴とする電力変換システム。
  5. 3相交流電源と、
    前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つn(nは3以上の自然数)組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の変圧器と、
    前記n組の3相交流電圧がそれぞれ入力されるn台の整流器と、
    前記n台の整流器の出力側にそれぞれ接続されたn台のインバータと、
    前記n台のインバータの出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されているn個の負荷要素からなる負荷と、
    を備えたことを特徴とする電力変換システム。
  6. 請求項2または請求項5に記載した電力変換システムにおいて、
    前記インバータが3相インバータであり、前記負荷が、負荷要素としての3相巻線を複数備えた3相交流電動機であることを特徴とする電力変換システム。
  7. 3相交流電源と、
    前記3相交流電源に接続されて所定の位相差を持つ2組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の第1の移相変圧器と、
    第1の移相変圧器の2次側に接続されて互いに所定の位相差を有する4組の3相交流電圧を出力する非絶縁形の第2及び第3の移相変圧器と、
    前記4組の交流電圧がそれぞれ入力される第1〜第4の整流器と、
    第1〜第4の整流器の出力側にそれぞれ接続され、かつ互いに絶縁されている4個の負荷要素からなる負荷と、
    を備えたことを特徴とする電力変換システム。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載した電力変換システムにおいて、
    複数台の整流器の入力電流または出力電流を互いにほぼ等しくするように動作する制御手段を備えたことを特徴とする電力変換システム。
  9. 請求項2,5または6の何れか1項に記載した電力変換システムにおいて、
    複数台のインバータの出力電流を互いにほぼ等しくするように動作する制御手段を備えたことを特徴とする電力変換システム。
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