JP2004031517A - 巻線方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】トランス等の薄型化を図ることができる巻線方法を提供することにある。
【解決手段】巻き軸2の一端側から他端側に向かってツインコイル6を螺旋状に巻装し、前記ツインコイル6の巻き始め端6aと巻き終り端6bを前記巻き軸2の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸2にツインコイル6を縦向きにして前記巻き軸2の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸2の途中で巻き終わる際、前記巻き軸2の一端側に第1の端子4、他端側に第2の端子5を設け、前記ツインコイル6の巻き始め端6aを前記第1の端子4に接続し、前記ツインコイル6の巻き終り端6bを前記第2の端子5に接続することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】巻き軸2の一端側から他端側に向かってツインコイル6を螺旋状に巻装し、前記ツインコイル6の巻き始め端6aと巻き終り端6bを前記巻き軸2の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸2にツインコイル6を縦向きにして前記巻き軸2の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸2の途中で巻き終わる際、前記巻き軸2の一端側に第1の端子4、他端側に第2の端子5を設け、前記ツインコイル6の巻き始め端6aを前記第1の端子4に接続し、前記ツインコイル6の巻き終り端6bを前記第2の端子5に接続することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、カメラ等の光学機器や小型電子機器等に使用される低背型トランス等の巻き軸にツインコイルを巻装する巻線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ等の光学機器や小型電子機器等に使用される小型トランスは、光学機器、小型電子機器の限られた狭いスペースに格納されるために、小型化、薄型化が要求されている。
【0003】
例えば、特公平6−48651号公報は、前述のような要求を満足するために提案されたもので、ボビンの上部にコアを搭載した構造のトランスである。そして、コアは、コイルを巻回する中央コア部の両端部に分路コア部を有する主体コアと、この主体コアの両側で各々の分路コア部間を連結させる外コアと、主体コアの分路コア部に嵌合させる嵌合部と中央コア部を略中央に案内させる切欠部とを形成した複数の端子ピン固定板とから構成されている。
【0004】
そして、端子ピン固定板を主体コアの分路コア部に嵌合固着した後、中央コア部にコイルを巻装し、その後に外コアを分路コア部に固着した構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のように構成された小型トランスは、ボビンに巻装するコイルに、2本のコイルを引き揃えて扁平状にしたツインコイルを使用し、このツインコイルをボビンに対して横向きに巻装したり、縦向きに巻装したり、あるいは斜めに巻装してコイルの巻装厚を薄くし、トランスの高さ寸法を小さくする工夫がなされている。
【0006】
しかし、コイルの巻き始め端及び巻き終り端は、ボビンの両端側もしくは一端側に設けられた端子に巻き付け、半田付けするなどして電気的に接続する必要がある。従って、ボビンの途中でコイルの巻装が巻き終わる際、そのコイルの巻き終り端を折り返して既に巻装したコイル層の上に沿わせた状態でボビンの端部に引き出し、巻き終り端をボビンの両端側もしくは一端側に設けられた端子に巻き付けて半田付けしている。
【0007】
従って、コイルの巻き終り端を折り返して既に巻装したコイル層の上に沿わせた部分は、コイルの巻装厚がコイルの直径分だけ厚くなり、トランスの薄型化に限度がある。
【0008】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、巻き軸に対してツインコイルを巻装する際に、そのツインコイルを縦向きもしくは横向きに選択するとともに、端子を巻き軸の一端側もしくは両端側に設けることを選択することにより、コイルの巻装厚を薄くでき、例えばトランス等の薄型化を図ることができる巻線方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を解決するために、請求項1は、巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にツインコイルを縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0010】
請求項2は、巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にツインコイルを横向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続するか、前記巻き軸の一端側に前記第1の端子と第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルを前記巻き軸の途中で折り返してその巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0011】
請求項3は、巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にツインコイルを縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に第1層巻装し、前記巻き軸の他端側から折り返して前記巻き軸の一端側へ螺旋状に第2層巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記第2層巻装は、前記ツインコイルを横向きに巻装するとともに、前記巻き軸の一端側に第1の端子と第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0012】
請求項4は、巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にツインコイルを横向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に第1層巻装し、前記巻き軸の他端側から折り返して前記巻き軸の一端側へ螺旋状に第2層巻装した後、巻き軸の一端側から折り返して第3層巻装して前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0013】
請求項5は、巻き軸の一端側から他端側に向かってトリプルコイルを螺旋状に巻装し、前記トリプルコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にトリプルコイルの各コイルが上下となるように縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記トリプルコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記トリプルコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0014】
前記構成によれば、巻き軸に対してツインコイルまたはトリプルコイルを巻装する際に、そのツインコイルまたはトリプルコイルの各コイルが上下となるように縦向きもしくは各コイルが左右となるように横向きに選択するとともに、端子を巻き軸の一端側もしくは両端側に設けることを選択することにより、コイルの巻装厚を薄くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は第1の実施形態を示し、(a)は低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図、(b)はA部を拡大した断面図である。コア主体1は、例えばマンガン系のフエライト材のように電気絶縁性の低い材料で形成され、コイルが巻装される巻き軸2は扁平状である。巻き軸2の両端部にはフランジ3a,3bが一体に設けられている。一方のフランジ3aには第1の端子4が設けられ、他方のフランジ3bには第2の端子5が設けられている。
【0017】
巻き軸2に巻装されるコイルは、図2に示すように、ツインコイル6であり、例えば、直径が1mmφの2本のコイルが引き揃えられた状態で接着され、扁平状をなしている。従って、ツインコイル6の肉厚は、1mm、幅は2mmである。なお、ツインコイル6の縦向き(コイルを上下)、横向き(コイルを左右)が図面上で明確となるように、一方のコイルを白色、他方のコイルを黒色にしている。
【0018】
次に、巻き軸2に対してツインコイル6を巻装する巻線方法について説明する。巻き軸2の一端側(フランジ3a側)から他端側(フランジ3b側)に向かってツインコイル6を縦向きにして螺旋状に巻装する。ここで、ツインコイル6の巻線は、巻線機を用いてもよく、手作業でもよく、巻き軸2に対して予め設定された巻き回数だけ密巻き状態に巻線する。
【0019】
巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達し、巻き軸2の途中で巻き終わったとき、ツインコイル6の巻き始め端6aを一方のフランジ3aを貫通して第1の端子4に巻き付ける。また、ツインコイル6の巻き終り端6bを他方のフランジ3bを貫通して第2の端子5に巻き付ける。そして、最後に、第1の端子4に巻き付けた巻き始め端6a及び第2の端子5に巻き付けた巻き終り端6bを半田付け等によって接続する。
【0020】
第1の実施形態によれば、巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達し、巻き軸2の途中で巻き終わったとき、ツインコイル6の巻き終り端6bをそのまま巻き軸2に沿ってフランジ3bから導出することにより、巻き軸2に対するツインコイル6の巻装厚Hは2mmとなり、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【0021】
図3及び図4は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0022】
図3に示すように、一方のフランジ3aに第1の端子4が設けられ、他方のフランジ3bに第2の端子5が設けられている場合、巻き軸2にツインコイル6を横向きにして巻き軸2の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装する。そして、巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達し、巻き軸2の途中で巻き終わったとき、ツインコイル6の巻き始め端6aを一方のフランジ3aを貫通して第1の端子4に巻き付ける。
【0023】
また、ツインコイル6の巻き終り端6bを他方のフランジ3bを貫通して第2の端子5に巻き付ける。そして、最後に、第1の端子4に巻き付けた巻き始め端6a及び第2の端子5に巻き付けた巻き終り端6bを半田付け等によって接続する。
【0024】
また、図4に示すように、一方のフランジ3aに第1の端子4と第2の端子5が設けられている場合、巻き軸2の途中でツインコイル6が巻き終わる際、ツインコイル6の巻き始め端6aを第1の端子4に巻き付ける。ツインコイル6の巻き終り端6bは巻き軸2の途中で折返し(折返し部6c)、第1層巻装7の上に沿わせて一方のフランジ3a側に導出し、その巻き終り端6bを第2の端子5に巻き付ける。
【0025】
第2の実施形態によれば、ツインコイル6を横向きにして巻線しているため、図3の場合は、巻き終り端6bをそのまま巻き軸2に沿ってフランジ3bから導出しているため、巻き軸2に対するツインコイル6の巻装厚Hは1mmとなる。図4の場合は、巻き軸2の途中で折返しているが、第1層巻装7の上に沿わせて一方のフランジ3a側に導出しているため、巻装厚Hは1mm+1mm=2mmとなり、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【0026】
図5は第3の実施形態を示し、巻き軸2にツインコイル6を縦向きにして巻き軸2の一方のフランジ3a側から他方のフランジ3b側に向かって螺旋状に巻線し、フランジ3bまで巻装して第1層巻装8を形成した場合である。
【0027】
さらに、巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達しないため、フランジ3bでツインコイル6を折り返して一方のフランジ3a側に巻線して第2層巻装9を形成する場合、ツインコイル6を横向きに巻装する。
【0028】
そして、巻き軸2の一端側に第1の端子4と第2の端子5がある場合には、ツインコイル6の巻き始め端6aを第1の端子4に接続し、巻き終り端6bを第2の端子5に接続する。
【0029】
第3の実施形態によれば、ツインコイル6を縦向きにして巻線して第1層巻装8を形成し、ツインコイル6を折り返してからは横向きに巻線して第2層巻装9を形成している。従って、ツインコイル6の巻装厚Hは2mm+1mm=3mmとなり、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【0030】
図6は第4の実施形態を示し、巻き軸2にツインコイル6を横向きに巻線して1往復して第1層巻装10と第2層巻装11を形成した場合である。さらに、巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達しないため、フランジ3a側でツインコイル6を折り返して第3層巻装12を形成する。そして、巻線が予め設定された巻き回数に達し、巻き軸2の途中で巻き終わる際、その巻き終り端6bを第2層巻装11上に沿わせてフランジ3bから導出して第2の端子5に巻き付ける。
【0031】
第4の実施形態によれば、ツインコイル6を巻線して第1〜第3層巻装10〜12を形成するが、ツインコイル6を横向きに巻線しているため、ツインコイル6の巻装厚Hは1mm+1mm+1mm=3mmとなり、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【0032】
なお、前記実施形態におけるツインコイル6の縦向きは、巻き軸2に対して垂直であることに限定されず、多少傾斜していても縦向きと呼んでいる。
【0033】
また、ツインコイル6の各コイルの直径を1mmφとしたが、説明の便宜上であり、各コイルの直径は限定されるものではない。さらに、前記実施形態においては、ツインコイルについて説明したが、図7に示すような、トリプルコイル13であってもよい。トリプルコイル13は、例えば、直径が1mmφの3本のコイルが引き揃えられた状態で接着され、扁平状をなしている。従って、トリプルコイル13の肉厚は、1mm、幅は3mmである。
【0034】
前記実施形態においては、コア主体をマンガン系のフエライト材のように電気絶縁性の低い材料で形成したが、コア主体の材料は限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、巻き軸に対してツインコイルを巻装する際に、そのツインコイルを縦向きもしくは横向きに選択するとともに、端子を巻き軸の一端側もしくは両端側に設けることを選択することにより、コイルの巻装厚を薄くでき、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、(a)は低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図、(b)はA部を拡大した断面図。
【図2】同実施形態のツインコイルの斜視図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示し、低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図。
【図4】同実施形態を示し、(a)は低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図、(b)は側面図。
【図5】この発明の第3の実施形態を示し、(a)は低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図、(b)は側面図。
【図6】この発明の第4の実施形態を示し、低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図。
【図7】トリプルコイルの斜視図。
【符号の説明】
2…巻き軸
4…第1の端子
5…第2の端子
6…ツインコイル
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、カメラ等の光学機器や小型電子機器等に使用される低背型トランス等の巻き軸にツインコイルを巻装する巻線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ等の光学機器や小型電子機器等に使用される小型トランスは、光学機器、小型電子機器の限られた狭いスペースに格納されるために、小型化、薄型化が要求されている。
【0003】
例えば、特公平6−48651号公報は、前述のような要求を満足するために提案されたもので、ボビンの上部にコアを搭載した構造のトランスである。そして、コアは、コイルを巻回する中央コア部の両端部に分路コア部を有する主体コアと、この主体コアの両側で各々の分路コア部間を連結させる外コアと、主体コアの分路コア部に嵌合させる嵌合部と中央コア部を略中央に案内させる切欠部とを形成した複数の端子ピン固定板とから構成されている。
【0004】
そして、端子ピン固定板を主体コアの分路コア部に嵌合固着した後、中央コア部にコイルを巻装し、その後に外コアを分路コア部に固着した構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のように構成された小型トランスは、ボビンに巻装するコイルに、2本のコイルを引き揃えて扁平状にしたツインコイルを使用し、このツインコイルをボビンに対して横向きに巻装したり、縦向きに巻装したり、あるいは斜めに巻装してコイルの巻装厚を薄くし、トランスの高さ寸法を小さくする工夫がなされている。
【0006】
しかし、コイルの巻き始め端及び巻き終り端は、ボビンの両端側もしくは一端側に設けられた端子に巻き付け、半田付けするなどして電気的に接続する必要がある。従って、ボビンの途中でコイルの巻装が巻き終わる際、そのコイルの巻き終り端を折り返して既に巻装したコイル層の上に沿わせた状態でボビンの端部に引き出し、巻き終り端をボビンの両端側もしくは一端側に設けられた端子に巻き付けて半田付けしている。
【0007】
従って、コイルの巻き終り端を折り返して既に巻装したコイル層の上に沿わせた部分は、コイルの巻装厚がコイルの直径分だけ厚くなり、トランスの薄型化に限度がある。
【0008】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、巻き軸に対してツインコイルを巻装する際に、そのツインコイルを縦向きもしくは横向きに選択するとともに、端子を巻き軸の一端側もしくは両端側に設けることを選択することにより、コイルの巻装厚を薄くでき、例えばトランス等の薄型化を図ることができる巻線方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を解決するために、請求項1は、巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にツインコイルを縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0010】
請求項2は、巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にツインコイルを横向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続するか、前記巻き軸の一端側に前記第1の端子と第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルを前記巻き軸の途中で折り返してその巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0011】
請求項3は、巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にツインコイルを縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に第1層巻装し、前記巻き軸の他端側から折り返して前記巻き軸の一端側へ螺旋状に第2層巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記第2層巻装は、前記ツインコイルを横向きに巻装するとともに、前記巻き軸の一端側に第1の端子と第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0012】
請求項4は、巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にツインコイルを横向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に第1層巻装し、前記巻き軸の他端側から折り返して前記巻き軸の一端側へ螺旋状に第2層巻装した後、巻き軸の一端側から折り返して第3層巻装して前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0013】
請求項5は、巻き軸の一端側から他端側に向かってトリプルコイルを螺旋状に巻装し、前記トリプルコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、前記巻き軸にトリプルコイルの各コイルが上下となるように縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記トリプルコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記トリプルコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする。
【0014】
前記構成によれば、巻き軸に対してツインコイルまたはトリプルコイルを巻装する際に、そのツインコイルまたはトリプルコイルの各コイルが上下となるように縦向きもしくは各コイルが左右となるように横向きに選択するとともに、端子を巻き軸の一端側もしくは両端側に設けることを選択することにより、コイルの巻装厚を薄くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は第1の実施形態を示し、(a)は低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図、(b)はA部を拡大した断面図である。コア主体1は、例えばマンガン系のフエライト材のように電気絶縁性の低い材料で形成され、コイルが巻装される巻き軸2は扁平状である。巻き軸2の両端部にはフランジ3a,3bが一体に設けられている。一方のフランジ3aには第1の端子4が設けられ、他方のフランジ3bには第2の端子5が設けられている。
【0017】
巻き軸2に巻装されるコイルは、図2に示すように、ツインコイル6であり、例えば、直径が1mmφの2本のコイルが引き揃えられた状態で接着され、扁平状をなしている。従って、ツインコイル6の肉厚は、1mm、幅は2mmである。なお、ツインコイル6の縦向き(コイルを上下)、横向き(コイルを左右)が図面上で明確となるように、一方のコイルを白色、他方のコイルを黒色にしている。
【0018】
次に、巻き軸2に対してツインコイル6を巻装する巻線方法について説明する。巻き軸2の一端側(フランジ3a側)から他端側(フランジ3b側)に向かってツインコイル6を縦向きにして螺旋状に巻装する。ここで、ツインコイル6の巻線は、巻線機を用いてもよく、手作業でもよく、巻き軸2に対して予め設定された巻き回数だけ密巻き状態に巻線する。
【0019】
巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達し、巻き軸2の途中で巻き終わったとき、ツインコイル6の巻き始め端6aを一方のフランジ3aを貫通して第1の端子4に巻き付ける。また、ツインコイル6の巻き終り端6bを他方のフランジ3bを貫通して第2の端子5に巻き付ける。そして、最後に、第1の端子4に巻き付けた巻き始め端6a及び第2の端子5に巻き付けた巻き終り端6bを半田付け等によって接続する。
【0020】
第1の実施形態によれば、巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達し、巻き軸2の途中で巻き終わったとき、ツインコイル6の巻き終り端6bをそのまま巻き軸2に沿ってフランジ3bから導出することにより、巻き軸2に対するツインコイル6の巻装厚Hは2mmとなり、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【0021】
図3及び図4は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0022】
図3に示すように、一方のフランジ3aに第1の端子4が設けられ、他方のフランジ3bに第2の端子5が設けられている場合、巻き軸2にツインコイル6を横向きにして巻き軸2の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装する。そして、巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達し、巻き軸2の途中で巻き終わったとき、ツインコイル6の巻き始め端6aを一方のフランジ3aを貫通して第1の端子4に巻き付ける。
【0023】
また、ツインコイル6の巻き終り端6bを他方のフランジ3bを貫通して第2の端子5に巻き付ける。そして、最後に、第1の端子4に巻き付けた巻き始め端6a及び第2の端子5に巻き付けた巻き終り端6bを半田付け等によって接続する。
【0024】
また、図4に示すように、一方のフランジ3aに第1の端子4と第2の端子5が設けられている場合、巻き軸2の途中でツインコイル6が巻き終わる際、ツインコイル6の巻き始め端6aを第1の端子4に巻き付ける。ツインコイル6の巻き終り端6bは巻き軸2の途中で折返し(折返し部6c)、第1層巻装7の上に沿わせて一方のフランジ3a側に導出し、その巻き終り端6bを第2の端子5に巻き付ける。
【0025】
第2の実施形態によれば、ツインコイル6を横向きにして巻線しているため、図3の場合は、巻き終り端6bをそのまま巻き軸2に沿ってフランジ3bから導出しているため、巻き軸2に対するツインコイル6の巻装厚Hは1mmとなる。図4の場合は、巻き軸2の途中で折返しているが、第1層巻装7の上に沿わせて一方のフランジ3a側に導出しているため、巻装厚Hは1mm+1mm=2mmとなり、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【0026】
図5は第3の実施形態を示し、巻き軸2にツインコイル6を縦向きにして巻き軸2の一方のフランジ3a側から他方のフランジ3b側に向かって螺旋状に巻線し、フランジ3bまで巻装して第1層巻装8を形成した場合である。
【0027】
さらに、巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達しないため、フランジ3bでツインコイル6を折り返して一方のフランジ3a側に巻線して第2層巻装9を形成する場合、ツインコイル6を横向きに巻装する。
【0028】
そして、巻き軸2の一端側に第1の端子4と第2の端子5がある場合には、ツインコイル6の巻き始め端6aを第1の端子4に接続し、巻き終り端6bを第2の端子5に接続する。
【0029】
第3の実施形態によれば、ツインコイル6を縦向きにして巻線して第1層巻装8を形成し、ツインコイル6を折り返してからは横向きに巻線して第2層巻装9を形成している。従って、ツインコイル6の巻装厚Hは2mm+1mm=3mmとなり、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【0030】
図6は第4の実施形態を示し、巻き軸2にツインコイル6を横向きに巻線して1往復して第1層巻装10と第2層巻装11を形成した場合である。さらに、巻き軸2に対するツインコイル6の巻線が予め設定された巻き回数に達しないため、フランジ3a側でツインコイル6を折り返して第3層巻装12を形成する。そして、巻線が予め設定された巻き回数に達し、巻き軸2の途中で巻き終わる際、その巻き終り端6bを第2層巻装11上に沿わせてフランジ3bから導出して第2の端子5に巻き付ける。
【0031】
第4の実施形態によれば、ツインコイル6を巻線して第1〜第3層巻装10〜12を形成するが、ツインコイル6を横向きに巻線しているため、ツインコイル6の巻装厚Hは1mm+1mm+1mm=3mmとなり、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【0032】
なお、前記実施形態におけるツインコイル6の縦向きは、巻き軸2に対して垂直であることに限定されず、多少傾斜していても縦向きと呼んでいる。
【0033】
また、ツインコイル6の各コイルの直径を1mmφとしたが、説明の便宜上であり、各コイルの直径は限定されるものではない。さらに、前記実施形態においては、ツインコイルについて説明したが、図7に示すような、トリプルコイル13であってもよい。トリプルコイル13は、例えば、直径が1mmφの3本のコイルが引き揃えられた状態で接着され、扁平状をなしている。従って、トリプルコイル13の肉厚は、1mm、幅は3mmである。
【0034】
前記実施形態においては、コア主体をマンガン系のフエライト材のように電気絶縁性の低い材料で形成したが、コア主体の材料は限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、巻き軸に対してツインコイルを巻装する際に、そのツインコイルを縦向きもしくは横向きに選択するとともに、端子を巻き軸の一端側もしくは両端側に設けることを選択することにより、コイルの巻装厚を薄くでき、例えばトランス等の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、(a)は低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図、(b)はA部を拡大した断面図。
【図2】同実施形態のツインコイルの斜視図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示し、低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図。
【図4】同実施形態を示し、(a)は低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図、(b)は側面図。
【図5】この発明の第3の実施形態を示し、(a)は低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図、(b)は側面図。
【図6】この発明の第4の実施形態を示し、低背型トランス等のコア主体の半縦断側面図。
【図7】トリプルコイルの斜視図。
【符号の説明】
2…巻き軸
4…第1の端子
5…第2の端子
6…ツインコイル
Claims (5)
- 巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、
前記巻き軸にツインコイルの各コイルが上下となるように縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする巻線方法。 - 巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、
前記巻き軸にツインコイルの各コイルが左右になるように横向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続するか、前記巻き軸の一端側に前記第1の端子と第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルを前記巻き軸の途中で折り返してその巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする巻線方法。 - 巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、
前記巻き軸にツインコイルの各コイルが上下となるように縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に第1層巻装し、前記巻き軸の他端側から折り返して前記巻き軸の一端側へ螺旋状に第2層巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記第2層巻装は、前記ツインコイルの各コイルが左右となるように横向きに巻装するとともに、前記巻き軸の一端側に第1の端子と第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする巻線方法。 - 巻き軸の一端側から他端側に向かってツインコイルを螺旋状に巻装し、前記ツインコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、
前記巻き軸にツインコイルの各コイルが左右となるように横向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に第1層巻装し、前記巻き軸の他端側から折り返して前記巻き軸の一端側へ螺旋状に第2層巻装した後、巻き軸の一端側から折り返して第3層巻装して前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記ツインコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記ツインコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする巻線方法。 - 巻き軸の一端側から他端側に向かってトリプルコイルを螺旋状に巻装し、前記トリプルコイルの巻き始め端と巻き終り端を前記巻き軸の一端側もしくは他端側の端子に接続する巻線方法において、
前記巻き軸にトリプルコイルの各コイルが上下となるように縦向きにして前記巻き軸の一端側から他端側に向かって螺旋状に巻装し、前記巻き軸の途中で巻き終わる際、前記巻き軸の一端側に第1の端子、他端側に第2の端子を設け、前記トリプルコイルの巻き始め端を前記第1の端子に接続し、前記トリプルコイルの巻き終り端を前記第2の端子に接続することを特徴とする巻線方法。
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