JPH0442515A - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

Info

Publication number
JPH0442515A
JPH0442515A JP2150174A JP15017490A JPH0442515A JP H0442515 A JPH0442515 A JP H0442515A JP 2150174 A JP2150174 A JP 2150174A JP 15017490 A JP15017490 A JP 15017490A JP H0442515 A JPH0442515 A JP H0442515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating tape
width
insulating
wound
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2150174A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2593101B2 (ja
Inventor
Yoshiki Aosaki
青崎 良樹
Tadashi Yamaguchi
正 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
Sanken Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd, Sanken Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
Priority to JP2150174A priority Critical patent/JP2593101B2/ja
Priority to DE69109369T priority patent/DE69109369T2/de
Priority to EP91108699A priority patent/EP0460506B1/en
Priority to US07/709,481 priority patent/US5293146A/en
Publication of JPH0442515A publication Critical patent/JPH0442515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593101B2 publication Critical patent/JP2593101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/32Insulating of coils, windings, or parts thereof
    • H01F27/323Insulation between winding turns, between winding layers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S174/00Electricity: conductors and insulators
    • Y10S174/13High voltage cable, e.g. above 10kv, corona prevention
    • Y10S174/14High voltage cable, e.g. above 10kv, corona prevention having a particular cable application, e.g. winding
    • Y10S174/24High voltage cable, e.g. above 10kv, corona prevention having a particular cable application, e.g. winding in an inductive device, e.g. reactor, electromagnet
    • Y10S174/25Transformer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S174/00Electricity: conductors and insulators
    • Y10S174/13High voltage cable, e.g. above 10kv, corona prevention
    • Y10S174/26High voltage cable, e.g. above 10kv, corona prevention having a plural-layer insulation system
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2933Coated or with bond, impregnation or core
    • Y10T428/2936Wound or wrapped core or coating [i.e., spiral or helical]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スイッチングレギュレータのトランス等のコ
イル装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の典型的な小型トランスにおいては、同一のフラン
ジ付のボビンに1次巻線と2次巻線とが層状に巻回され
、1次巻線の層と2次巻線の層との間に3枚以上の絶縁
紙が配置され、且つバリアと呼ばれる絶縁性スペーサが
ボビンのフランジに隣接して配置−されている。また、
1次巻線を端子に接続するための引き出し部分は絶縁チ
ューブによって覆われている。
絶縁紙、バリア及び絶縁チューブを使用すると、トラン
スの製造工程が複雑になるばかりでなく、層間絶縁紙と
バリアによって巻線スペースが減少するのでトランスの
小型化が困難になる。また層間絶縁紙によって1次巻線
と2次巻線の間隔が遠ざけられることによって、両者の
電磁的結合の強さが低下した。
この種の問題を解決するために、1次巻線及び2次巻線
に絶縁被覆導線(絶縁線)を使用し、層間絶縁紙、バリ
ア及び絶縁チューブを省くことが特開昭62−2937
05号公報に開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、十分に薄く且つ高性能な絶縁被膜を導線の上に
形成することは困難であった。この結果、トランスの小
型化及び高性能化を十分に達成することが困難であった
。また、絶縁被膜の一部を除去して導線を露出させて端
子に接続するための作業性が悪かった。
そこで、本発明の目的は、小型で、性能及び品質が良好
で、且つコスト的にも問題のないコイル装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本願の代表的な発明は、コア
と前記コアを囲むように配置されたコイルとから成り、
前記コイルが絶縁被覆導線によって形成されているコイ
ル装置において、前記絶縁被膜導線が、導線と、前記導
線に巻回された少なくとも第1及び第2の絶縁テープと
から成り、前記第1の絶縁テープが前記第2の絶縁テー
プよりも広い幅を有し、前記第1の絶縁テープの幅に対
する前記第1の絶縁テープの巻回しにおける電なり部分
の幅の割合が、前記第2の絶縁テープの幅に対する前記
第2の絶縁テープの巻回しにおける重なり部分の幅の割
合よりも大きいことを特徴とするコイル装置に係わるも
のである。
なお、第1の絶縁テープの巻回しにおける重なり割合を
1/2よりも大きくすることが望ましい。
また、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの巻回し
の方向を互いに逆にすることができる。
また、第1の絶縁テープは接着剤を介さずに巻回し、第
2の絶縁テープは接着剤を介して巻回すことができる。
また、第3の絶縁テープを設けることができる。
[作 用] 幅の広い第1の絶縁テープの重なり部分の割合を大きく
すれば、絶縁テープの外側から導線までの沿面距離が大
きくなり、絶縁被覆導線の絶縁耐圧が高くなる。第1の
絶縁テープを最下層とする時には、第1のテープは高い
絶縁耐圧を確保する機能を有する。第2の絶縁テープは
絶縁耐圧を更に向上させると共に、第1の絶縁テープの
保護の働きを有する。更に第3の絶縁層を設けるばあい
には、これは主として外部からJilil及び第2の絶
縁テープを保護する働きを有する。
[実施例] 次に、第1図〜第14図を参照して本発明の実施例に係
わるスイッチングレギュレータの高周波トランスを説明
する。
トランスの一部を原理的に示す第1図において、磁気コ
ア1がボビン2の中央孔3に挿通され、ボビン2の一対
のフランジ部4.5間の中央部即ち巻装部6には第1の
コイルとしての1次巻線7と!@2のコイルとしての2
次巻線8とが積層状に巻装されている。なお、磁器コア
1は一部のみが示されているが、E型コアとI型コアの
組み合せから成る三脚コアであり、中央脚を囲むように
1次巻線7及び2次巻線8が巻回されている。
1次巻線7はボビン2の内側に層状に巻回され、2次巻
線8は1次巻線7の上に層状に巻回されている。1次巻
線7と2次巻線8との間には従来のトランスで使用した
層間絶縁紙が設けられていない。また、1次巻線7及び
2次巻線8はフランジ4.5に隣接又は近接するように
巻装部6のほぼ全幅に渡って配設されており、従来のト
ランスで使用されていたバリア(絶縁性スペーサ)が配
置されていない。
トランスの1次巻線7と2次巻線8とは、第11図に示
すように端子7a17b及び8a、8bを夫々有し、互
いに電気的に絶縁されている。1次巻線7と2次巻線8
との間には、例えば3750v以上の絶縁耐圧が要求さ
れる。この要求に応える絶縁を達成するために、1次巻
線7及び2次巻線8は第2図に示す絶縁被覆導線9にて
形成されている。1次巻線7の絶縁被覆導線と2次巻線
8の絶縁被覆導線とは電流容量の相違によって互いに異
なるものであることが普通であるが、説明を容易にする
ためにこの実施例では同一の絶縁被覆導線9が使用され
ている。また、第1図では1次及び2次巻線7.8の絶
縁被覆導線9が概略的に示されている。
絶縁被覆導線9は、第2図に示すように導線10と、こ
の導線10の上に巻回された第1の絶縁テープ11と、
第1の絶縁テープ11の上に巻回された第2の絶縁テー
プ12と、第2の絶縁テープ12の上に巻回された第3
の絶縁テープ13とから成る。
導線10は直径0.4mmの軟銅線である。
第1の絶縁テープ11は幅4.4mm、厚み0゜012
■の透明合成樹脂(ポリエステル)テープであり、第3
図(A)に示すように裏面に接着剤を有さないものであ
る。なお、第1の絶縁テープ11の厚み方向の絶縁耐圧
は約2000Vである。
第2の絶縁テープ12は、幅3. 5av、厚み0゜0
091の黄色の合成樹脂(ポリエステル)テープであり
、第3図(B)に示すように裏面に厚さ0.003m1
1程度の接着剤14を層状に有するものである。
第3の絶縁テープ13は、幅2.3mm、厚み0゜00
9IIIIllのオレンジ色の合成樹脂(ポリエステル
)テープであり、第3図(C)に示すように裏面に厚さ
0.003vm程度の接着剤15を層状に有するもので
ある。
第4図〜第9図は第1〜第3の絶縁テープ11.12.
13の巻き方を示す。実際には、第2及び第3の絶縁テ
ープ12.13は導線10の上に直接に巻回されずに、
下側の第1の絶縁テープ11又は第2の絶縁テープ12
の上に巻回されるが、巻き方の理解を容易にするために
導線10上に巻回されている。
第1の絶縁テープ11は、第4図に示すように右上り(
第1の方向)の巻角度が15度となるように巻回されて
いる。また、第1の絶縁テープ11はその重なり部分の
幅W1が3.1a+a+となるように巻回されている。
第1の絶縁テープ11の幅Tlは4.4mmであるので
、Wl /Tlは約0゜70である。第1の絶縁テープ
11の幅T1に対する重なり部分の幅W1の割合はl/
2よりも大きく、更に2/3よりも大きいので、十分な
重なり部分が生じ、第1の絶縁テープ11による被覆層
の外周面から導線10までの沿面距離(重なった絶縁テ
ープの界面に沿う距離)は重なり部分の幅Wlに対応し
た3、lsvである。第1の絶縁テープ11の巻回しが
終了した部分の断面は第5図に示す通りであって、導線
10の同一箇所が第1の絶縁テープ11によって3重に
巻回されている。
第2の絶縁テープ12は第6図に示すように左上り(第
2の方向)の巻角度が15度となるように巻回されてい
る。また、第2の絶縁テープ12はその重なり部分の幅
W2が2.0■■となるように巻回されている。第2の
絶縁テープ12の幅T2は3.51Jであるので、W2
 /T2は0.57である。従って、第2の絶縁テープ
12のW2 /T2の値は第1の絶縁テープ11のWl
 /Tlの値よりも小さい。第2の絶縁テープ12の巻
回しが終了した部分の断面は第7図に示す通りであって
、同一箇所が第2の絶縁テープ12によって2重に巻回
されている。
第3の絶縁テープ13は第8図に示すように右上り(第
1の方向)の巻角度が15度となるように巻回されてい
る。また、第3の絶縁テープ13はその重なり部分の幅
W3が0.61となるように巻回されている。第3の絶
縁テープ13の幅T3が2.3mmであるので、W8 
/T8は約0.26であり、1/2よりも小さく且つ第
2の絶縁テープ12のW2 /T2よりも小さい。第3
の絶縁テープ13の巻回しが終了した部分の断面は第9
図に示す通りであって、同一箇所が第3の絶縁テープ1
3によって少なくとも1回被覆されている。
第7図及び第9図では第3図(B)(C)に示した接着
剤14.15が省略されているが、第1及び第2の絶縁
テープ12.13は自己又は他の絶縁テープに対して接
着剤14.15を伴なって接着されている。なお、第1
の絶縁でテープ11は自己又は導体10に対して接着剤
を介さずに巻回されている。
第10図は第1の絶縁テープ11と導線10との関係及
び接着剤14.15の働きを原理的に示す。なお、第1
0図において第1、第2及び第3の絶縁テープ11.1
2.13による第1〜第3の被覆層11 a s 12
 a s 13 aは単層で概略的に示されている。こ
の第10図から明らかなように、第1〜第3の被覆層1
1 a s 12 a 113 aの相互間は接着剤1
4.15で相互に接着されて一体化されているが、導線
10と第1の被覆層11aとの間には接着剤が介在して
いない。この結果、絶縁被覆導線9の接続端末を端子に
接続する際に、被覆層11a、12a、13aを導線1
0から容易に除去することができる。
なお、第1、第2及び第3の絶縁テープ11.12.1
3を巻回した後に加熱処理することによって接着剤14
.15による強固な接着が達成される。
第12図及び第13図はボビン2を示す。絶縁合成樹脂
製ボビン2は、平面形状四角形の貫通孔3を有する巻装
部6の上下に平面形状四角形のフランジ部4.5を有し
、上側のフランジ部4に4個の金属製接続端子16.1
7.18.19と4個の溝20.21.22.23が設
けられている。
接続端子16〜19はフランジ部4の外側主面から突出
するようにフランジ部4に植設されている。
溝20〜23は1次巻線7及び2次巻線8の引出し部分
を案内するためにフランジ部4の内側主面から外側主面
に貫通するように形成されている。
第14図は、1次巻線7をトランスの接続端子16.1
7に接続した様子を示す。この図では、磁気コア1の図
示は省略している。1次巻線7の一方の引出し部分7a
と他方の引出し部分7bは、それぞれ、ボビン2のフラ
ンジ4に設けられた溝20.21を通ってフランジ4の
外側に引出され、端子16.17に接続されている。な
お、満20.21の代りに貫通孔を設けることもできる
。引出し部分7a、7bの端末はそれぞれ絶縁テープ1
1.12.13が除去された導線露出部7C17dとな
っており、導線露出部7 c s 7 dがそれぞれ接
続端子16.17に巻付けられて、ここが半田(図示せ
ず)により固着されている。
従来は、1次巻線の引出し部分7 a % 7 bは絶
縁チューブの中を通して周辺に対する絶縁を確保する必
要があったが、ここでは絶縁チューブを用いる必要がな
い。ただし、巻線の電圧に応じて接続端子16と17の
間の寸法を決定する。
なお、2次巻線8のための接続端子18.19に対する
2次巻線8の接続は、1次巻線7と同様である。
本実施例は次の効果を有する。
(イ) 第1の絶縁テープ11の幅を第2及び第3の絶
縁テープ12.13の幅よりも大とし、且つ重なり部分
の幅W1をテープ幅T1の172以上としたので、第1
の絶縁テープ11によって実質的に2層以上の絶縁層が
形成されると共に、絶縁被覆の外部から導線10までの
沿面距離を大きくすることができる。これにより、第1
の絶縁テープ11によって要求される絶縁耐圧(375
0V以上)がほぼ達成されている。第2の絶縁テープ1
2は絶縁耐圧に余裕を持たせる働きが中心で、第1の絶
縁テープ11が外部からの作用を劣化させられるのを防
止する保護層としての働きも有する。第3の絶縁テープ
13は、それ自体の絶縁に期待しているのではなく、第
1及び第2の絶縁テープが外部からの作用で劣化させら
れるのを防止する保護層として被覆したものである。従
って、絶縁被覆導線9の絶縁性能は、要求されている絶
縁耐圧に対して余裕を有している。このトランスを長期
間の使用や激しい環境条件下で使用しても絶縁性能の低
下は少なく、絶縁性能の信頼性は高い。
(ロ) 第1、第2及び第3の絶縁テープ11.12.
13の幅Tl 、T2 、Tl及び重なり部分の幅W1
、W2、W3がこの順で小さくなっているので、絶縁耐
圧の確保と絶縁被覆導線9の大径化防止を最大限両立で
きる。また、巻角度及び導線の送り量を一定にして各絶
縁テープ11.12.13の巻回しを行うことが可能に
なり、製作が容易になる。
(ハ) 第1及び第3の絶縁テープ11.13の巻回し
方向と第2の絶縁テープ12の巻回し方向とが反対であ
るので、絶縁テープのゆるみやほどけがなくなる。
(ニ) 第1の絶縁テープ11はそれ自体との間及び導
線10との間に接着剤を伴なわないで実質的に2重以上
に巻回されているので、1次巻線7及び2次巻線8を接
続端子16.17.18.19に接続するために絶縁被
覆を除去するのが容易であるとともに、絶縁被覆を除去
した後の導線10に接着剤が残存しない。従って、接続
を容易に達成することができる。
(ホ) 1次巻線7と2次巻線8との間に層間絶縁紙を
介在させず、且つバリアと絶縁チューブを設けないので
、トランスの小型化、構造の簡単化、製造の容易化、低
コスト化及び電磁的結合性能の向上を達成することがで
きる。小型化に関しては、例えば、体積で従来比28%
減少し、重量で従来比16%減少した。
(ニ) 第1、第2及び第3の絶縁テープ11.12.
13は異なる色を有するので、積層状態を目で確認する
ことができる。
[変形例] 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1) 第3の絶縁テープ13による被覆層13aを省
いた構成にすることができる。
(2) 第1、第2の絶縁テープ11.12は絶縁性を
重視して絶縁材料を選択し、第3の絶縁テープ13は、
外部からの作用によって第1、第2の絶縁テープ11.
12が劣化しないように保護できることを重視して、第
1、第2の絶縁テープ11.12とは異なる絶縁材料を
選択してもよい。第3の絶縁テープ13は、機械的に傷
付けられ難く、耐薬品性が高く、耐熱性が高く、水分等
の透過を阻止する能力が高い絶縁材料が望ましい。
耐熱性を重視するときは、ポリイミド系樹脂コイルムを
第3の絶縁テープ13の絶縁材料に用いるとよい。
(3) 第1の絶縁テープ11の表側の面(導体10に
隣接しない面)に接着剤の層を形成してもよい。
(4)  トランスに3次巻線又は更に多くの巻線を設
けることができる。
(5) 特に高い電磁的結合性能を持たせたい場合には
、1次巻線と2次巻線とを対として巻回すバイファイラ
巻きにすることができる。小型化等の利点を損なうこと
なくバイファイラ巻きを高絶縁耐圧の要求されるコイル
装置で実現できることも、本発明の利点である。
(6) 1次巻線7及び2次巻線8をボビン2を使用し
ないでコア1に直接巻回すことができる。
(7) 巻線による凹凸をなくして巻回しを容易にする
ために、1次巻線7と2次巻線8の間に層間絶縁紙を介
在させてもよい。この場合も、層間絶縁紙の枚数を減ら
すことができ、通常、1枚で十分である。層間絶縁紙を
1枚介在させた場合には、第2、第3の絶縁テープ12
、−13の厚さを0.004mm程度に薄くすることが
できる。
(8) コア1を外鉄形、内鉄形、トロイダル形等の種
々の形状にすることができる。
(9) 導線10はエナメル被覆を有するものであって
もよい。
(10) 本発明は、トランスへの応用が代表的なもの
であるが、チョークコイルのような他のコイル装置にも
適用できる。
[発明の効果] 上述から明らかなように、本発明によれば、線径の増大
を最小限に抑えて高い絶縁耐圧を有する絶縁被膜導線が
実現し、小型化、構造の簡単化、製造の容易化、低コス
ト化、及び電磁結合性能の向上が達成されたコイル装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は本発明の詳細な説明するためのもの
で、 第1図はトランスの一部を原理的に示す断面図、第2図
は絶縁被覆導線の一部を概略的に示す正面図、 第3図(A)(B)(C)は第1、第2及び第3の絶縁
テープを示す断面図、 第4図は第1の絶縁テープの巻回しを示す正面図、 第5図は第4図のA−A’断面図、 第6図は第2の絶縁テープの巻回しを示す正面図、 第7図は第6図のB−B’断面図、 第8図は第3の絶縁テープの巻回しを示す正面図、 第9図は第8図のc−c’断面図、 第10図は絶縁被覆導線の概略的断面図、第11図はト
ランスを示す回路図、 第12図はボビンの平面図、 第13図は第12図のボビンの左側面図、第14図はト
ランスを示す正面図である。 1・・・コア、2・・・ボビン、4.5・・・ボビンの
フランジ、6・・・ボビンの巻装部、7・・・1次巻線
、8・・・2次巻線、9・・・絶縁被覆導線、10・・
・導線、11・・・第1の絶縁テープ、12・・・第2
の絶縁テープ、13・・・第3の絶縁テープ、14.1
5・・・接着剤、16.17,18.19・・・接続端
子、20.21゜22.23・・・溝。 代  理  人   高  野  則  次第4図 第5図 第6図 第7図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]コアと前記コアを囲むように配置されたコイルと
    から成り、前記コイルが絶縁被覆導線によって形成され
    ているコイル装置において、前記絶縁被覆導線が、導線
    と、前記導線に巻回された少なくとも第1及び第2の絶
    縁テープとから成り、 前記第1の絶縁テープが前記第2の絶縁テープよりも広
    い幅を有し、 前記第1の絶縁テープの幅に対する前記第1の絶縁テー
    プの巻回しにおける重なり部分の幅の割合が、前記第2
    の絶縁テープの幅に対する前記第2の絶縁テープの巻回
    しにおける重なり部分の幅の割合よりも大きいことを特
    徴とするコイル装置。 [2]前記第1の絶縁テープが前記導線上に巻かれ、前
    記第2の絶縁テープが前記前記第1の絶縁テープ上に巻
    かれたものである請求項1記載のコイル装置。 [3]前記第1の絶縁テープの重なり部分の幅の割合が
    1/2より大である請求項1記載のコイル装置。 [4]前記第1の絶縁テープが前記導線に対して第1の
    方向性を有して巻かれ、前記第2の絶縁テープが前記第
    1の方向性と逆の第2の方向性を有して巻かれているこ
    とを特徴とする請求項1又は2又は3記載のコイル装置
    。 [5]更に、前記第2の絶縁テープの上に巻かれた第3
    の絶縁テープを有し、 前記第2の絶縁テープの幅が前記第3の絶縁テープの幅
    より大であり、 前記第2の絶縁テープの重なり部分の幅の割合が前記第
    3の絶縁テープの幅に対する前記第3の絶縁テープの巻
    回しにおける重なり部分の幅の割合より大である請求項
    2又は3又は4記載のコイル装置。 [6]更に、前記第2の絶縁テープの上に巻かれた第3
    の絶縁テープを有し、 前記第1の絶縁テープの幅が前記第3の絶縁テープの幅
    より大であり、 前記第1の絶縁テープの重なり部分の幅の割合が前記第
    3の絶縁テープの幅に対する前記第3の絶縁テープの巻
    回しにおける重なり部分の幅の割合より大である請求項
    2又は3記載のコイル装置。 [7]前記第3の絶縁テープの重なり部分の幅の割合が
    1/2より小である請求項5又は6記載のコイル装置。 [8]前記第1の絶縁テープが前記導線に対して第1の
    方向性を有して巻回され、 前記第2の絶縁テープが前記第1の絶縁テープに対して
    前記第1の方向性と反対の第2の方向性を有して巻回さ
    れ、 前記第3の絶縁テープが前記第2の絶縁テープに対して
    前記第1の方向性を有して巻回されていることを特徴と
    する請求項5又は6又は7記載のコイル装置。 [9]コアと前記コアを囲むように配置されたコイルと
    から成り、 前記コイルが絶縁被覆導線によって形成されているコイ
    ル装置において、 前記絶縁被覆導線が、導線と、前記導線上に重なり部分
    を有して巻回された第1の絶縁テープと、前記第1の絶
    縁テープの上に重なり部分を有して巻回された第2の絶
    縁テープを有し、 前記第1の絶縁テープの幅に対する前記第1の絶縁テー
    プの巻回しにおける重なり部分の幅の割合が1/2より
    大であることを特徴とするコイル装置。 [10]前記第1の絶縁テープが前記導線に対して第1
    の方向性を有して巻回されており、前記第2の絶縁テー
    プが前記第1の絶縁テープの上に前記第1の方向性と逆
    の方向性を有して巻回されている請求項9記載のコイル
    装置。 [11]更に、前記第2の絶縁テープの上に前記第1の
    方向性を有して巻回された第3の絶縁テープを有する請
    求項9記載のコイル装置。 [12]前記第1の絶縁テープは前記導線に接触する側
    に接着層を有しないものであり、前記第2の絶縁テープ
    は前記第1の絶縁テープに接触する側に接着層を有する
    ものである請求項2又は3又は4又は9又は10又は1
    1記載のコイル装置。 [13]前記第1の絶縁テープは前記導線に接触する側
    に接着層を有しないものであり、前記第2の絶縁テープ
    は前記第1の絶縁テープに接触する側に接着層を有する
    ものであり、前記第3の絶縁テープは前記第2の絶縁テ
    ープに接触する側に接着層を有するものである請求項5
    又は6又は7又は11記載のコイル装置。 [14]コアと前記コアを囲むように配置されたコイル
    とから成り、前記コイルが絶縁被覆導線によって形成さ
    れているコイル装置において、前記絶縁被覆導線が、導
    線と、前記導線に巻回された少なくとも第1及び第2の
    絶縁テープとから成り、 前記第1の絶縁テープは接着剤を介さないで前記導線に
    直接に接触するように前記導線上に重なり部分を有して
    巻回され、 前記第2の絶縁テープは前記第1の絶縁テープの上に接
    着剤を介し且つ重なり部分を有して巻回されていること
    を特徴とするコイル装置。 [15]前記第1の絶縁テープが前記導線に対して第1
    の方向性を有して巻回され、前記第2の絶縁テープが前
    記第1の方向性と逆の第2の方向性を有して前記第2の
    絶縁テープの上に巻回されていることを特徴とする請求
    項14記載のコイル装置。 [16]コアと前記コアを囲むように配置されたコイル
    とから成り、前記コイルが絶縁被覆導線によって形成さ
    れているコイル装置において、前記絶縁被覆導線が、導
    線と、前記導線上に重なり部分を有して巻回された第1
    の絶縁テープと、前記第1の絶縁テープの上に重なり部
    分を有して巻回された第2の絶縁テープと、前記第2の
    絶縁テープの上に重なり部分を有して巻回された第3の
    絶縁テープとから成り、 前記第1、第2、第3の絶縁テープの幅と前記第1、第
    2、第3の絶縁テープの幅に対するそれぞれ前記第1、
    第2、第3の絶縁テープの巻回しにおける重なり部分の
    幅の割合が、前記第1、第2、第3の絶縁テープの順に
    小さくなっており、前記第1の絶縁テープの幅に対する
    前記第1の絶縁テープの巻回しにおける重なり部分の幅
    の割合が1/2より大であって、 前記第3の絶縁テープの幅に対する前記第3の絶縁テー
    プの巻回しにおける重なり部分の割合が1/2より小さ
    くなっており、 前記第1の絶縁テープと前記第3の絶縁テープが第1の
    方向に巻回されており、前記第2の絶縁テープが前記第
    1の方向とは逆の第2の方向に巻回され、 前記第1の絶縁テープと前記導体の間には接着剤を介在
    させず、前記第1の絶縁テープと前記第2の絶縁テープ
    及び前記第2の絶縁テープと前記第3の絶縁テープの間
    に接着剤を介在させたことを特徴とするコイル装置。 [17]更に、前記コアを囲むように配置された別のコ
    イルを有し、前記別のコイルは絶縁被覆導線から成り、
    且つ前記別のコイルは前記コイルの上に層間絶縁紙を介
    さずに直接に接触していることを特徴とする請求項1乃
    至16のずれか1つに記載されたコイル装置。 [18]前記コアは、磁気コアとこの磁気コアを囲むボ
    ビンとから成る請求項1乃至17のいずれか1つに記載
    されたコイル装置。 [19]巻装部とこの巻装部の両端に形成された一対の
    フランジ部とから成るボビンと、前記ボビンの前記巻装
    部を囲むように配置された第1及び第2のコイルとから
    成り、前記第1及び第2のコイルは第1及び第2の絶縁
    被覆導線から成るコイル装置において、 前記ボビンは、前記一対のフランジ部の一方の外側面に
    植設された複数の接続端子と前記第1及び第2のコイル
    の引出し部分を案内するために前記一方のフランジ部の
    内側面から外側面に貫通している複数の溝又は孔を有し
    、 前記第1及び第2の絶縁被覆導線が、夫々、導線と、前
    記導線上に重なり部分を有して巻回された第1の絶縁テ
    ープと、前記第1の絶縁テープの上に重なり部分を有し
    て巻回された第2の絶縁テープとを含み、 前記第1の絶縁テープが前記第2の絶縁テープより広い
    幅を有し、 前記第1の絶縁テープの幅に対する前記第1の絶縁テー
    プの巻回しにおける重なり部分の幅の割合が、前記第2
    の絶縁テープの幅に対する前記第2の絶縁テープの巻回
    しにおける重なり部分の幅の割合よりも大きく、かつ1
    /2より大きく、前記第1及び第2のコイルの引出し部
    分は、前記溝又は孔を通って前記接続端子まで導出され
    ており、前記引出し部分の端末は前記第1及び第2の絶
    縁テープが除去されて前記導線のみとされ、前記導線が
    前記導線端子に接続され、前記第1及び第2のコイルは
    前記ボビンの巻装部の全幅に渡って配置されていること
    を特徴とするコイル装置。 [20]巻装部とこの巻装部の両端に形成された一対の
    フランジ部とから成るボビンと、前記ボビンの前記巻装
    部を囲むように配置された第1及び第2のコイルとから
    成り、前記第1及び第2のコイルは第1及び第2の絶縁
    被覆導線から成るコイル装置において、 前記第1及び第2の絶縁被覆導線が、夫々、導線と、前
    記導線上に重なり部分を有して巻回された第1の絶縁テ
    ープと、前記第1の絶縁テープの上に重なり部分を有し
    て巻回された第2の絶縁テープと、前記第2の絶縁テー
    プの上に重なり部分を有して巻回された第3の絶縁テー
    プとから成り、前記第1、第2、第3の絶縁テープの幅
    と前記第1、第2、第3の絶縁テープの幅に対するそれ
    ぞれ前記第1、第2、第3の絶縁テープの巻回しにおけ
    る重なり部分の幅の割合が、前記第1、第2、第3の絶
    縁テープの順に小さくなっており、前記第1の絶縁テー
    プの幅に対する前記第1の絶縁テープの巻回しにおける
    重なり部分の幅の割合が1/2より大であって、 前記第3の絶縁テープの幅に対する前記第3の絶縁テー
    プの巻回しにおける重なり部分の割合が1/2より小さ
    くなっており、 前記第1の絶縁テープと前記第3の絶縁テープが第1の
    方向に巻回されており、前記第2の絶縁テープが前記第
    1の方向とは逆の第2の方向に巻回され、 前記第1の絶縁テープは前記導線に対して接着剤を介さ
    ずに直接に接触し、前記第1の絶縁テープと前記第2の
    絶縁テープの間及び前記第2の絶縁テープと前記第3の
    絶縁テープの間は接着剤で接着され、 前記一対のフランジ部の一方に複数の接続端子が設けら
    れており、 前記第1及び第2の絶縁被覆導線の端末部分から第1、
    第2及び第3の絶縁テープが除去されて前記導線が露出
    しており、前記導線が前記接続端子に接続されているこ
    とを特徴とするコイル装置。
JP2150174A 1990-06-08 1990-06-08 コイル装置 Expired - Fee Related JP2593101B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2150174A JP2593101B2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08 コイル装置
DE69109369T DE69109369T2 (de) 1990-06-08 1991-05-28 Elektrische Spulenanordnung zur Verwendung als Transformator oder dergleichen.
EP91108699A EP0460506B1 (en) 1990-06-08 1991-05-28 Electric coil device for use as a transformer or the like
US07/709,481 US5293146A (en) 1990-06-08 1991-06-03 Electric coil device for use as a transformer or the like

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2150174A JP2593101B2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08 コイル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0442515A true JPH0442515A (ja) 1992-02-13
JP2593101B2 JP2593101B2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=15491121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2150174A Expired - Fee Related JP2593101B2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08 コイル装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5293146A (ja)
EP (1) EP0460506B1 (ja)
JP (1) JP2593101B2 (ja)
DE (1) DE69109369T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04101314U (ja) * 1991-02-20 1992-09-01 東京特殊電線株式会社 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線
JPH0597018U (ja) * 1991-03-29 1993-12-27 東京特殊電線株式会社 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線
JP2004031517A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Tokyo Coil Engineering Kk 巻線方法
US8118128B2 (en) 2008-09-16 2012-02-21 Honda Motor Co., Ltd. Canister-holding structure for supporting a cylindrical canister in a vehicle
JP2013140915A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Isao Osato 増幅回路用トランス、電力増幅器

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0684617B1 (en) * 1992-08-19 1998-11-11 Totoku Electric Co., Ltd. Multi-layered insulated wire for high frequency transformer winding
US5606152A (en) * 1992-10-28 1997-02-25 The Furukawa Electric Co., Ltd. Multilayer insulated wire and a manufacturing method therefor
GB9226925D0 (en) * 1992-12-24 1993-02-17 Anglia Electronic Tech Ltd Transformer winding
SE9704422D0 (sv) 1997-02-03 1997-11-28 Asea Brown Boveri Ändplatta
SE9704423D0 (sv) 1997-02-03 1997-11-28 Asea Brown Boveri Roterande elektrisk maskin med spolstöd
SE513555C2 (sv) * 1997-11-27 2000-10-02 Abb Ab Förfarande för applicering av ett rörorgan i ett utrymme i en roterande elektrisk maskin och roterande elektrisk maskin enligt förfarandet
TW416067B (en) 1998-02-27 2000-12-21 Tdk Corp Pot-core components for planar mounting
US6950004B2 (en) * 2000-09-19 2005-09-27 Arthur Alexander Godoy Quadrilateral electromagnetic coil assembly
US7790981B2 (en) * 2004-09-10 2010-09-07 Amphenol Corporation Shielded parallel cable
WO2011006845A1 (en) * 2009-07-15 2011-01-20 Abb Research Ltd Conductor handling tool and a method of applying an electrically insulating material
US20130069474A1 (en) * 2011-09-16 2013-03-21 Remy Technologies, L.L.C. Composite conductor insulation
US20170338028A1 (en) * 2016-05-20 2017-11-23 Westinghouse Electric Company, Llc Integrated electrical coil and coil stack assembly
US10393908B2 (en) * 2016-12-15 2019-08-27 Rockwell Automation Technologies, Inc. Bobbin construction and coil winding method
US20180192486A1 (en) * 2017-01-05 2018-07-05 General Electric Company Flyback bifilar/multifilar symmetric transformer
US11848590B1 (en) * 2020-01-15 2023-12-19 Kencoil, Inc. Electric coil with novel insulating tape and manufacturing method therefor

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3422215A (en) * 1967-02-16 1969-01-14 Westinghouse Electric Corp Insulated cable
US3488537A (en) * 1967-04-04 1970-01-06 Gen Electric Dynamoelectric machine having fluorocarbon plastic film insulation and method of making the same
US3617617A (en) * 1970-06-12 1971-11-02 Du Pont Insulated electrical conductor
GB1362179A (en) * 1970-11-25 1974-07-30 British Insulated Callenders Electric cables
US3735168A (en) * 1971-03-01 1973-05-22 Portec Inc High voltage insulated coil and machine utilizing the same
IT963525B (it) * 1971-09-17 1974-01-21 Borg Warner Filo fasciato con materiale iso lante per circuiti magnetici
GB2065062A (en) * 1979-12-05 1981-06-24 Magna Ply Co Wrapped elongated structure
DE3428893A1 (de) * 1984-08-04 1986-02-13 MWB Messwandler-Bau AG, 8600 Bamberg Verfahren zur herstellung einer lagenwicklung und nach diesem verfahren hergestellte lagenwicklung
JPS62293705A (ja) * 1986-06-13 1987-12-21 Hitachi Metals Ltd 小型トランス
US4851060A (en) * 1987-08-12 1989-07-25 Essex Group, Inc. Multilayer wrapped insulated magnet wire
DE3738410A1 (de) * 1987-11-12 1989-05-24 Ceag Licht & Strom Spule fuer einen transformator oder uebertrager
US4900879A (en) * 1988-10-03 1990-02-13 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Insulation system for magnetic windings

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04101314U (ja) * 1991-02-20 1992-09-01 東京特殊電線株式会社 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線
JPH0597018U (ja) * 1991-03-29 1993-12-27 東京特殊電線株式会社 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線
JP2004031517A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Tokyo Coil Engineering Kk 巻線方法
US8118128B2 (en) 2008-09-16 2012-02-21 Honda Motor Co., Ltd. Canister-holding structure for supporting a cylindrical canister in a vehicle
JP2013140915A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Isao Osato 増幅回路用トランス、電力増幅器

Also Published As

Publication number Publication date
EP0460506A3 (en) 1992-08-26
DE69109369T2 (de) 1996-01-25
JP2593101B2 (ja) 1997-03-26
US5293146A (en) 1994-03-08
EP0460506B1 (en) 1995-05-03
DE69109369D1 (de) 1995-06-08
EP0460506A2 (en) 1991-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0442515A (ja) コイル装置
US5592137A (en) High efficiency, high frequency transformer
US7218199B1 (en) Structure of transformer
GB2193042A (en) Square toroid transformer for hybrid integrated circuit
JPH07263258A (ja) 変圧器
JP3404180B2 (ja) トランス
US4859978A (en) High-voltage windings for shell-form power transformers
JP4503756B2 (ja) コイルボビン式巻鉄心変圧器
JPH0786059A (ja) コンバータトランス
JPH1074634A (ja) コンバータトランス
JP2607763Y2 (ja) トランス
JP2971943B2 (ja) 薄型トランス
JP2595263Y2 (ja) 端子付きベース
JP2532235Y2 (ja) トランス
JP3192946B2 (ja) 電力変換装置用空芯リアクトル
JP3240905B2 (ja) トランス
JPH0479305A (ja) インダクタンス素子
JP2554453Y2 (ja) コンバータトランス
JPH0757937A (ja) 線輪体および線輪体の製造方法ならびに変成器
JPH09306741A (ja) ラインフィルタ
JP3079446U (ja) 大電流用コイル。
JPH0215309Y2 (ja)
JP2010153685A (ja) トランス
GB2170052A (en) Electromagnetic transformers
JP2001044045A (ja) スイッチング電源用トランス

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees