JP2013168476A - コモンモードチョークコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】大電流仕様および回路基板への面実装にも容易に対応することができるコモンモードチョークコイルを提供する。
【解決手段】互いの軸線を平行にして対向配置された直線状の一対の巻線部13が形成されたコアアッセンブリと、各々の巻線部13に巻回された平角銅線12とを備え、各巻線部13は、平角銅線12の幅寸法の2倍以上の長さ寸法を有することにより軸線方向に第1の巻線部18と第2の巻線部19とが形成され、平角銅線12は、その面内方向に屈曲された屈曲部14を間に介して第1のコイル部分15と第2のコイル部分16とが間隔をおいて互いに平行に形成され、第1のコイル部分15が第1の巻線部18に巻回されるとともに、第2のコイル部分16が第2の巻線部19に巻回されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、大電流仕様および面実装に対応したコモンモードチョークコイルに関するものである。
一般に、差動伝送方式を用いた電送ケーブル等においては、2本の信号線におけるインピーダンスのアンバランスなどの伝送特性の相違に起因して発生するコモンモードのノイズ電流を除去するためのコモンモードチョークコイルが介装されている。このコモンモードチョークコイルは、コア(磁性体)に、同じ向きに巻線が巻回された2組のチョークコイルを合体したものである。
図12(a)、(b)は、従来のコモンモードチョークコイルを示すもので、磁性体からなるリング状のコアの外周が絶縁層となる合成樹脂製のコアカバーによって覆われたコアアッセンブリ1の外周の一部に、丸銅線を巻回した第1のコイル2が形成されるとともに、上記外周の他部に、第1のコイル2と同じ方向に丸銅線を巻回した第2のコイル3が形成されたものである。
ところで、このようなコモンモードチョークコイルにあっては、第1および第2のコイル2、3に用いた丸銅線の抵抗が大きいために、大電流仕様に対応することが難しいという問題点があった。また、このコモンモードチョークコイルを面実装する場合には、そのベースプレート4にターミナル端子5を設け、第1のコイル2および第2のコイル3の各々の端部2a、3aを、上記ターミナル端子5に接合する必要がある。
このため、各ターミナル端子5と第1または第2のコイルの端部2a、3aとの溶接作業等に、多くの手間を要してコストアップを招くという問題点もあった。
しかも、第1および第2のコイル2、3を巻回したコアアッセンブリ1が、回路基板上に立設されるために、当該基板の低背化に逆行するという問題点もあった。
なお、下記特許文献1は、本出願人が先に提案したこの種のコモンモードチョークコイルを示すものである。
特開2008−244247号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、大電流仕様および回路基板への面実装にも容易に対応することができるコモンモードチョークコイルを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、磁性体からなる環状のコアの外周が絶縁層によって覆われるとともに、互いの軸線を平行にして対向配置された直線状の一対の巻線部が形成されたコアアッセンブリと、このコアアッセンブリの各々の上記巻線部に巻回された平角銅線とを備え、各々の上記巻線部は、当該巻線部に巻回される上記平角銅線の幅寸法の2倍以上の長さ寸法を有することにより上記軸線方向に第1の巻線部と第2の巻線部とが形成されるとともに、上記平角銅線は、その面内方向に屈曲された屈曲部を間に介して当該平角銅線の幅寸法以上の間隔をおいて互いに平行に延在する第1のコイル部分と第2のコイル部分とが形成され、上記第1のコイル部分が上記第1の巻線部に巻回されるとともに、上記第2のコイル部分が上記第2の巻線部に巻回されてなることを特徴とするものである。
ここで、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記平角銅線の両端部は、半田処理が施されているとともに、上記コアアッセンブリの環状表面から外方に引き出されて当該表面と平行になるように屈曲形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記絶縁層が、内部に上記コアが収納される凹部が形成されたコアカバーであり、かつ当該コアカバーにおける上記巻線部の外周には、少なくとも上記平角銅線の上記屈曲部の通過箇所を除いて上記第1の巻線部と上記第2の巻線部とを区画する壁部が一体的に形成されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、上記屈曲部は、上記平角銅線の全長のほぼ1/2の位置に形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれかに記載の発明において、絶縁素材からなる平板状のベースプレートが、その一方の面を上記コアアッセンブリの上記環状表面に沿わせて配置されるとともに、上記平角銅線の両端部が、上記ベースプレートに穿設された差し込み口に挿通されて、当該ベースプレートの他方の面に沿って屈曲形成されていることを特徴とするものである。
請求項1〜5のいずれかに記載の発明によれば、コアアッセンブリを、例えばロ字状等の、互いの軸線を平行にした直線状の一対の巻線部を有する環状に形成しているために、図12に示した従来のリング状のコアと異なり、上記巻線部に平角銅線を容易に巻回することができ、よって大電流仕様に対応することができる。
しかも、平角銅線は、その端部に半田処理を施すことにより、従来のような溶接作業を要することなく、そのまま実装端子として用いることができる。このため、面実装する場合においても、従来と比較して製造コストの低減化も図ることができる。
また、単に、平角銅線を巻線部にフラット巻きした場合には、両端部が同じ巻回位置となって、特に巻き始め端部を外部への引き出すことが困難になったり、あるいは両端部が接触したりするのに対して、本発明においては、平角銅線に、屈曲部を間に介して当該平角銅線の幅寸法以上の間隔をおいて互いに平行に延在する第1のコイル部分と第2のコイル部分とを形成し、上記第1のコイル部分を巻線部の第1の巻線部に巻回するとともに、上記第2のコイル部分を、これに隣接する第2の巻線部に巻回しているために、実装端子となる両端部を、互いに接触させることなく、各々第1の巻線部および第2の巻線部からそのまま外部に引き出すことができる。
また、請求項2に記載の発明においては、半田処理が施された平角銅線の両端部を、それぞれコアアッセンブリの環状表面から直交する方向に外方に引き出して、さらに当該表面と平行になるように屈曲形成しているために、面実装した際に、コアアッセンブリの環状表面を回路基板の表面に沿わせて配置することができ、低背化も図ることができる。
加えて、請求項3に記載の発明によれば、コアカバーの外周に、少なくとも平角銅線の屈曲部の通過箇所を除いて、第1の巻線部と第2の巻線部とを区画する壁部を一体成形しているために、第1のコイル部分と第2のコイル部分との間の絶縁性も確保することができる。また、第1のコイル部分を第1の巻線部に巻回する際や、第2のコイル部分を第2の巻線部に巻回する際に、上記壁部をガイドとして利用することができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、平角銅線の屈曲部を、その全長のほぼ1/2の位置に形成しているために、第1および第2の巻線部における平角銅線の巻回数をほぼ等しくすることができ、全体としての一層の小型化を図ることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、平板状のベースプレートによって、実装端子となる平角銅線の両端部を容易に同一平面上に位置させることができ、面実装の信頼性を向上させることが可能になる。
本発明に係るコモンモードチョークコイルの第1の実施形態を示す斜視図である。 図1のコアアッセンブリを示すもので、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は横断面図である。 図1の平角銅線の形状を示す平面図である。 (a)はコアアッセンブリに平角銅線を巻回する際の巻き始めの状態を示す平面図、(b)はその左側面図である。 (a)は図4の平角銅線の第2のコイル部分を第2の巻線部に約1/2周巻回した状態を示す平面図、(b)はその左側面図である。 (a)は図4の平角銅線の第2のコイル部分を第2の巻線部に所定数巻回した状態を示す平面図、(b)はその左側面図である。 図6の平角銅線の端部をコアアッセンブリの環状表面から外方に引き出して屈曲形成した状態を示す平面図、(b)はその左側面図である。 図7の他方の巻線部にも同様にして平角銅線を巻回した状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態における平角銅線の形状を示す平面図である。 (a)は第2の実施形態を示す平面図、(b)はその左側面図である。 (a)は本発明の第3の実施形態を示す平面図、(b)はその左側面図、(c)は要部の斜視図である。 (a)は従来のコモンモードチョークコイルを示すは正面図、(b)は側面図である。
(第1の実施形態)
図1〜図8は、本発明に係るコモンモードチョークコイルの第1の実施形態を示すものである。
図2において、符号10はフェライト等の磁性体によってロ字状に形成されたコアであり、このコア10が、絶縁性を有する合成樹脂によって成形された2つ割れのコアカバー11aの内部に形成されたロ字状の凹部内に密に収納されることにより、コイルアッセンブリ11が構成されている。そして、このコイルアッセンブリ11において、コア10の長辺部10aを覆って対向する一対の四角柱状の外周部分が、それぞれ平角銅線12が巻回される巻線部13とされている。
ここで、平角銅線12は、図3に示すように、一端部から巻線部13の約1/2周強の長さの位置において面内方向に屈曲されることにより、当該屈曲部14を間に介して上記一端部側に位置する第1のコイル部分15と、他端部側に位置する第2のコイル部分16とが形成されている。ちなみに、第1のコイル部分15と第2のコイル部分16とは、互いに平角銅線12の幅寸法Wより僅かに大きな間隔Lをおいて平行に形成されている。
他方、巻線部13は、軸線方向の長さ寸法が平角銅線12の幅寸法Wの2倍強の長さに形成されており、当該軸線方向の中央部には、コアカバーの外周面から突出する壁部17が全周にわたって一体に形成されている。これにより、巻線部13は、壁部17を境として、軸線方向に第1の巻線部18と第2の巻線部19とに区画されている。また、壁部17には、コアアッセンブリ11の図中上面(環状表面)20側において、平角銅線12の屈曲部14が通過可能な欠落部分17aが形成されている。
そして、一対の巻線部13において、各々平角銅線12の第1のコイル部分15が第1の巻線部18に巻回されるとともに、屈曲部14が壁部17の欠落部分17aを通過して、第2のコイル部分16が第2の巻線部19に巻回されている。また、第1および第2のコイル部分15、16の端部15a、16aは、それぞれ半田処理が施されるとともに、回路基板と対向するコアアッセンブリ11の下面21側に引き出されたうえで、さらに当該下面21とほぼ同一平面となるように屈曲されている。
ここで、巻線部13への平角銅線12の巻回方法を、図4〜図8に基づいて具体的に説明すると、先ず図4に示すように、コイルアッセンブリ11の上面20側から平角銅線12の第1のコイル部分15を巻線部13の第1の巻線部18に位置させ、屈曲部14を壁部17の欠落部分17aを通過させて、第2のコイル部分16を第2の巻線部19に位置させるとともに、その先端部を巻線部13間を通して下面21側に送る。
次いで、図5に示すように、平角銅線12の第2のコイル部分16を、第1の巻線部19におけるコイルアッセンブリ11の下面21側に巻回し、次いで上面20に巻回す工程を所定の回数繰り返すことにより、図6に示すように、巻線部13に対する平角銅線12の巻回しが完了する。
そこで次に、平角銅線12の第1のコイル部分15を、第1の巻線部19に巻回してコイルアッセンブリ11の下面21側に引き出した後に、その端部15aが上記下面21とほぼ同一平面となるように90°屈曲する。他方、第2のコイル部分16も、コイルアッセンブリ11の下面21側において、端部16aが第1のコイル部分15の端部15aと隣接する同位置において同一平面となるように、その巻回し方向と逆方向に180°屈曲する。
このようにして、一方の巻線部13に平角銅線12を巻回するとともに、端部15a、16aの屈曲が完了した後に、他方の巻線部13に対しては、一方の巻線部13の第2の巻線部19と対向する位置を第1の巻線部18として、平角銅線12の第1のコイル部分15を位置させて図4〜図7と同様の巻回工程を行うことにより、図8に示すように、上記コモンモードチョークコイルが完成する。
以上の構成からなるコモンモードチョークコイルによれば、コアアッセンブリ11をロ字状に形成し、コア10の長辺部10aを覆って対向する一対の四角柱状の外周部分を、それぞれ平角銅線12が巻回される巻線部13としているために、当該巻線部13に容易に平角銅線12を巻回することができ、よって大電流仕様に対応することができる。
そして、平角銅線12の端部15a、16aに半田処理を施すとともに、回路基板と対向するコアアッセンブリ11の下面21側に引き出して、さらに当該下面21とほぼ同一平面となるように屈曲形成しているために、これら端部15a、16aを、そのまま実装端子として用いることができる。この結果、面実装する場合においても、従来のように手間の掛かる溶接作業等が不要となり、製造コストの一層の低減化も図ることができる。
さらに、平角銅線12に、屈曲部14を間に介して平角銅線12の幅寸法Wより僅かに大きな間隔をおいて互いに平行となる第1のコイル部分15と第2のコイル部分16とを形成し、第1のコイル部分15を巻線部13の第1の巻線部18に巻回するとともに、第2のコイル部分16を、これに隣接する第2の巻線部19に巻回しているために、半田処理が施された両端部15a、16aを、互いに接触させることなく、各々第1の巻線部18および第2の巻線部19からそのまま外部に引き出して実装端子とすることができる。
この際に、平角銅線12の両端部15a、16aを、それぞれ回路基板と対向するコアアッセンブリ11の下面21と直交する方向に外方に引き出して、さらに当該表面21とほぼ同一平面になるように屈曲形成しているために、面実装した際に、コアアッセンブリの下面21を回路基板の表面に沿わせて配置することができ、よって基板の低背化も図ることもできる。
加えて、コアアッセンブリ11の外周に、平角銅線12の屈曲部14が通過する箇所を除いて、第1の巻線部18と第2の巻線部19とを区画する壁部17を一体成形しているために、第1のコイル部分15と第2のコイル部分16との間の絶縁性も確保することができる。しかも、第1のコイル部分15を第1の巻線部18に巻回する際や、第2のコイル部分16を第2の巻線部19に巻回する際に、壁部17をガイドとして利用することもできる。
(第2の実施形態)
図9および図10は、本発明の第2の実施形態を示すもので、図1〜図8に示したものと同一構成部分については、以下同一符号を付してその説明を簡略化する。
このコモンモードチョークコイルにおいては、平角銅線22が、その全長のほぼ1/2の位置に面内方向に屈曲された屈曲部23が形成されることにより、当該屈曲部23と一端部との間に第1のコイル部分24が形成され、当該屈曲部23と他端部との間に第2のコイル部分25が形成されている。
ここで、本実施形態においても、第1のコイル部分24と第2のコイル部分25とは、互いに平角銅線22の幅寸法より僅かに大きな間隔をおいて平行に形成されている。また、第1および第2のコイル部分24、25の端部24a、25aは、それぞれ半田処理が施されている。
そして、一対の巻線部13において、各々平角銅線22の第1のコイル部分24が第1の巻線部18に巻回されるとともに、屈曲部23が壁部17の欠落部分17aを通過して、第2のコイル部分25が第2の巻線部19に巻回されている。また、第1および第2のコイル部分24、25の端部24a、25aは、回路基板と対向するコアアッセンブリ11の下面21側に引き出されたうえで、さらに当該下面21とほぼ同一平面となるように屈曲されている。
上記構成からなるコモンモードチョークコイルによれば、第1の実施形態に示したものと同様に作用効果が得られることに加えて、さらに平角銅線22の屈曲部23を、その全長のほぼ1/2の位置に形成しているために、第1および第2の巻線部18、19における第1および第2のコイル部分24、25の巻回数を、ほぼ等しくすることができ、よって全体としての一層の薄肉化および小型化を図ることが可能になるという効果が得られる。
(第3の実施形態)
図11は、本発明の第3の実施形態を示すもので、同様に図1〜図10に示したものと同一構成部分については、同一符号を付してある。
本実施形態に係るコモンモードチョークコイルが、第1および第2の実施形態に示したものと相違する点は、絶縁素材からなる平板状のベースプレート26が、その一方の面26aをコアアッセンブリ11の下面21に沿わせて配置されていることにある。
そして、平角銅線22の半田処理が施された両端部24a、25aが、それぞれベースプレート26に穿設されたスリット状の差し込み口27に挿通されて、回路基板と対向するベースプレート26の他方の面に沿って屈曲形成されている。
したがって、上記構成からなるコモンモードチョークコイルにあっても、第1および第2の実施形態に示した作用効果を奏することができるとともに、さらに、平板状のベースプレート26によって、実装端子となる平角銅線22の両端部24a、25aを容易に同一平面上に位置させることができ、よって面実装の信頼性を向上させることができるという効果も得られる。
10 コア
11 コイルアッセンブリ
11a コアカバー
12、22 平角銅線
13 巻線部
14、23 屈曲部
15、24 第1のコイル部分
16、25 第2のコイル部分
15a、16a、24a、25a 端部
17 壁部
17a 欠落部分
18 第1の巻線部
19 第2の巻線部
20 上面(環状表面)
21 下面(環状表面)
26 ベースプレート
27 差し込み口

Claims (5)

  1. 磁性体からなる環状のコアの外周が絶縁層によって覆われるとともに、互いの軸線を平行にして対向配置された直線状の一対の巻線部が形成されたコアアッセンブリと、このコアアッセンブリの各々の上記巻線部に巻回された平角銅線とを備え、
    各々の上記巻線部は、当該巻線部に巻回される上記平角銅線の幅寸法の2倍以上の長さ寸法を有することにより上記軸線方向に第1の巻線部と第2の巻線部とが形成されるとともに、上記平角銅線は、その面内方向に屈曲された屈曲部を間に介して当該平角銅線の幅寸法以上の間隔をおいて互いに平行に延在する第1のコイル部分と第2のコイル部分とが形成され、上記第1のコイル部分が上記第1の巻線部に巻回されるとともに、上記第2のコイル部分が上記第2の巻線部に巻回されてなることを特徴とするコモンモードチョークコイル。
  2. 上記平角銅線の両端部は、半田処理が施されているとともに、上記コアアッセンブリの環状表面から外方に引き出されて当該表面と平行になるように屈曲形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコモンモードチョークコイル。
  3. 上記絶縁層は、内部に上記コアが収納される凹部が形成されたコアカバーであり、かつ当該コアカバーにおける上記巻線部の外周には、少なくとも上記平角銅線の上記屈曲部の通過箇所を除いて上記第1の巻線部と上記第2の巻線部とを区画する壁部が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコモンモードチョークコイル。
  4. 上記屈曲部は、上記平角銅線の全長のほぼ1/2の位置に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコモンモードチョークコイル。
  5. 絶縁素材からなる平板状のベースプレートが、その一方の面を上記コアアッセンブリの上記環状表面に沿わせて配置されるとともに、上記平角銅線の両端部が、上記ベースプレートに穿設された差し込み口に挿通されて、当該ベースプレートの他方の面に沿って屈曲形成されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のコモンモードチョークコイル。
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