JPS5849616Y2 - トランス - Google Patents

トランス

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Publication number
JPS5849616Y2
JPS5849616Y2 JP1388579U JP1388579U JPS5849616Y2 JP S5849616 Y2 JPS5849616 Y2 JP S5849616Y2 JP 1388579 U JP1388579 U JP 1388579U JP 1388579 U JP1388579 U JP 1388579U JP S5849616 Y2 JPS5849616 Y2 JP S5849616Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
transformer
magnetic shield
shield plate
transformer case
case
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Expired
Application number
JP1388579U
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English (en)
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JPS55115018U (ja
Inventor
佐登志 梅原
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランス本体を磁気シールド板を介してトラン
スケースに収納し、トランスケース内に絶縁物を充填し
て構成されるトランスに係り、トランスケースに磁気シ
ールド板を保持する保持片を設けて組立ての作業性の向
上、品質の向上を計ろうとするものである。
従来におけるトランスとしては第1図〜第5図に示すよ
うに構成されていた。
すなわち、第1図、第2図に示すようにコイル1を巻装
した鉄心2よりなるトランス本体3と、ケイ素鋼板をコ
字状に形成して上記トランス本体3の鉄心2の外周面に
被せられる磁気シールド板4を金属を絞り加工して形成
したトランスケース5に収納し、このトランスケース5
内にポリエステル樹脂やエポキシ樹脂などの絶縁物6を
充填して構成されていた。
上記磁気シールド板4として2層以上で形成される場合
は、その両端を粘着テープ7で固定している。
このような構成のトランスにおいて、磁気シールド板4
の両端が、第3図に示すように矢印Aで示すように内側
に傾斜しているとトランス本体3を矢印B方向に挿入す
ることができず、工具で磁気シールド板4を矢印A方向
とは逆方向に広げてトランス本体3を組込む必要があり
、組立ての作業に手間を要するなどの欠点となっていた
また、第4図に示すようにトランスケース5に対してト
ランス本体3がギャップa、a’のように左右いずれか
に片寄って組込まれた場合、鉄心2面が磁気シールド板
4に対して左右均等なギャップをもたないため絶縁物6
の充填が不十分となってトランスケース5と磁気シール
ド板4と鉄心2間でうなり音発生させる欠点があった。
さらに、第5図に示すように、多層構造の磁気シールド
板4の端部は粘着テープ7で固定されているため、固定
強度が弱く、矢印C方向に磁気シールド板4相互のうな
り音が発生しやすい欠点をもっていた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
以下、本考案の実施例を図面第6図〜第10図により説
明する。
8はEE形あるいはEI形のラミネート鉄心を積層して
構成した鉄心9にコイル10を巻装して構成されるトラ
ンス本体であり、11はケイ素鋼板を一枚あるいは数枚
を積層したものをコ字状に折曲加工して構成される磁気
シールド板で、この磁気シールド板11はトランス本体
8の鉄心9の外周囲に配置される。
12は鉄などの金属を絞り加工して構成されたトランス
ケースで、開口面には周囲方向に突出する鍔13が設け
られ、この鍔13には取付孔14が数個設けられて、取
付部を構成している。
さらに、この鍔13には切起しによる保持片15が設け
られ、この保持片15は磁気シールド板11をトランス
ケース12に収納してこの磁気シールド板11の両端を
保持する働きをする。
すなわち、第8図に示すようにトランスケース12に磁
気シールド板11を挿入し、この磁気シールド板11の
両端をトランスケース12の側壁とで挾持するように保
持片15をトランスケース12内に折曲して組立てる。
このようにトランスケース12に磁気シールド板11を
固定した後、トランス本体8を第9図に示すように組込
んで、トランスケース12内にポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂などの絶縁物16を充填して第6図に示すよう
なトランスを構成している。
なお、トランス本体8を組込むことによって保持片15
の新曲部は第10図に示すようにトランス本体8の鉄心
9に当って、鉄心9の位置決めが行なわれ、鉄心9と磁
気シールド板11との間の空隙gは一定に保たれること
になり、絶縁物16の充填が確実に行なわれることにな
る。
以上のように本考案のトランスは構成されるため、磁気
シールド板のトランスケースに対する固定が確実かつ強
固に行なえ、トランス本体の組込みも確実となり、組立
ての作業性が大幅に向上し、磁気シールド板とトランス
本体の鉄心との間隔も一定となって、絶縁物の充填が確
実に行なえて磁気誘導によるうなり音の発生を阻止する
ことができ、粘着テープによる多層磁気シールド板の固
定も不必要となり、この多層磁気シールド板間相互のう
なり音の発生も阻止でき、品質面での向上も計れ、実用
的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトランスを示す断面図、第2図は同分解
斜視図、第3図〜第5図は組立時の不都合な場合を示す
断面図、第6図は本考案のトランスの一実施例を示す斜
視図、第7図は同トランスケースの斜視図、第8図、第
9図は同組立工程を示す断面図、第10図は同要部の断
面図である。 8・・・・・・トランス本体、9・・・・・・鉄心、1
0・・・・・・コイル、11・・・・・・磁気シールド
板、12・・・・・・トランスケース、13・・・・・
・鍔、14・・・・・・取付孔、15・・・・・・保持
片、16・・・・・・絶縁物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心にコイルを巻装して構成されるトランス本体を、鉄
    心の周囲を被うように磁性材料でコ字状に形成された磁
    気シールド板とともにトランスケースに収納し、このト
    ランスケース内に絶縁物を充填し、上記トランスケース
    に内側に折曲することによりトランスケースの側壁とで
    磁気シールド板の端部を挾持する保持片を設け、この保
    持片によって両端を固定された磁気シールド板にトラン
    ス本体を組込んで構成したトランス。
JP1388579U 1979-02-06 1979-02-06 トランス Expired JPS5849616Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1388579U JPS5849616Y2 (ja) 1979-02-06 1979-02-06 トランス

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JP1388579U JPS5849616Y2 (ja) 1979-02-06 1979-02-06 トランス

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Publication Number Publication Date
JPS55115018U JPS55115018U (ja) 1980-08-13
JPS5849616Y2 true JPS5849616Y2 (ja) 1983-11-12

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JP1388579U Expired JPS5849616Y2 (ja) 1979-02-06 1979-02-06 トランス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3654888B2 (ja) * 2003-02-19 2005-06-02 株式会社タムラ製作所 低背型スイッチングトランス
JP5067189B2 (ja) * 2008-02-21 2012-11-07 株式会社デンソー リアクトル装置

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JPS55115018U (ja) 1980-08-13

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