JP3647654B2 - 変成器およびその製造方法 - Google Patents

変成器およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば漏電遮断器に内蔵され、地絡電流を検出する零相変流器等のような変成器、およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下の説明は、変成器として零相変流器を例に行うものとする。
図22(A)は例えば特開昭51−103226号公報に開示された従来の零相変流器を示し、環状の鉄心1にトロイダル状に二次巻線2が巻回され、鉄心1の中空部を一対の一次導体3が貫通して配置されており、この一次導体3を流れる電流にアンバランスが生じると、鉄心1に磁束が発生して二次巻線2に電流が流れ、これを検知することにより漏電が検出される。又、図22(B)に示すように2個に分割された環状の鉄心4に、図22(A)におけると同様トロイダル状に二次巻線2が巻回され、鉄心4の中空部に一対の一次導体3を貫通して配置した零相変流器も用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の零相変流器は以上のように構成されているので、二次巻線2をトロイダル状に巻回するための特殊な巻線を必要とし、巻線作業に多くの時間を要するため、コストが増大するという問題点があった。又、図22(B)に示すように分割された鉄心4を用いた場合は、一般的なスピンドル巻線機の適用が可能になるが、分割部に生じる隙間により磁気抵抗が増大し磁気性能が低下するため、出力感度が低下するという問題点があった。
【0004】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、巻線コストの低減および出力感度の向上を図ることが可能な変成器およびその製造方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る変成器は、磁性材料でなる複数のヨーク部が帯状に連設された第1のコア部材と第2のコア部材が交互に積層されてなるコア部材を備え、第1のコア部材と第2のコア部材のヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合い、当該重なり合う部分に第1のコア部材と第2のコア部材を連結する回転自在な連結部を備え、この連結部は積層方向に相隣なるヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成され、上記コア部材の上記連結部を回転させることにより環状のコアが形成され、上記コアのヨーク部に二次巻線が巻回されている。
【0006】
又、この発明の請求項2に係る変成器は、磁性材料でなる複数のヨーク部が帯状に連設された第1のコア部材と第2のコア部材が交互に積層されてなる第3のコア部材を備え、第1のコア部材と第2のコア部材の上記ヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合い、当該重なり合う部分に第1のコア部材と第2のコア部材を連結する回転自在な連結部を備え、この連結部は積層方向に相隣なるヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成され、第3のコア部材の上記連結部を回転させることによりコ字状のコア部材が形成され、当該第3のコア部材の両端にヨーク部でなる第4のコア部材を連結することでコアを構成し、上記コアのヨーク部に二次巻線が巻回されている。
【0007】
又、この発明の請求項3に係る変成器は、請求項2において、第3のコア部材のコ字状の対辺のヨーク部に二次巻線が巻回されている。
【0008】
又、この発明の請求項4に係る変成器は、請求項1から3において、端部のヨーク部の縁部を積層方向に重なり合うようにしたものである。
【0009】
又、この発明の請求項5に係る変成器は、請求項1から4において、コアおよび二次巻線をシールド部材によって覆うとともに、シールド部材を内部を流れる磁束の密度の小さい部位で分割するようにしたものである。
【0010】
又、この発明の請求項6に係る変成器は、請求項1から4において、コアおよび二次巻線をシールド部材によって覆うとともに、シールド部材を所定の部位で分割し且つ分割部に重なりを形成するようにしたものである。
【0011】
又、この発明の請求項7に係る変成器は、請求項1から4において、コアおよび二次巻線をシールド部材によって覆うとともにシールド部材を方向性磁性材料でなる板状部材を磁束の通り易い方向が環状になるように端面を順次接合して配置するとともに積層方向に相隣なる同士の接合部が重ならないように積層して形成するようにしたものである。
【0012】
又、この発明の請求項8に係る変成器は、請求項5ないし7のいずれかにおいて、シールド部材の一次導体が貫通する貫通穴に一次導体が嵌着可能な切欠きが形成された絶縁部材を装着するようにしたものである。
【0013】
又、この発明の請求項9に係る変成器は、請求項5ないし7のいずれかにおいて、二次巻線をコアのヨーク部に挿脱可能な絶縁ボビンに巻回するようにしたものである。
【0014】
又、この発明の請求項10に係る変成器は、請求項9において、絶縁ボビンの端部にコア部材の挿入を案内する案内溝を形成するようにしたものである。
【0015】
又、この発明の請求項11に係る変成器は、請求項9において、絶縁ボビンの端部の側面にシールド部材の内面によって押圧される突起を形成するようにしたものである。
【0016】
又、この発明の請求項12に係る変成器の製造方法は、磁性材料でなる複数のヨーク部が帯状に連設された第1のコア部材と第2のコア部材が交互に積層されてなるコア部材を備え、第1のコア部材と第2のコア部材の上記ヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合い、当該重なり合う部分に第1のコア部材と第2のコア部材を連結する回転自在な連結部を備え、この連結部は積層方向に相隣なるヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成され、上記コア部材の上記連結部を回転させることによりコアが形成され、上記コアのヨーク部に二次巻線が巻回されている変成器の製造方法であって、二次巻線が巻回された上記コア部材の連結部を回転させることにより一次導体の周囲を囲繞する工程を包含するようにしたものである。
【0017】
又、この発明の請求項13に係る変成器の製造方法は、磁性材料でなる複数のヨーク部が帯状に連設された第1のコア部材と第2のコア部材が交互に積層されてなるコア部材を備え、第1のコア部材と第2のコア部材の上記ヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合い、当該重なり合う部分に第1のコア部材と第2のコア部材を連結する回転自在な連結部を備え、この連結部は積層方向に相隣なるヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成され、上記コア部材の上記連結部を回転させることによりコアが形成され、上記コアのヨーク部に二次巻線が巻回されている変成器の製造方法であって、一次導体の周囲に二次巻線が巻回されたコア部材を一部のヨーク部を残して上記連結部を回転させコアを形成する工程と、上記二次巻線およびコア部材を分割部を開いた状態のシールド部材で覆う工程と、上記コア部材の残りのヨーク部を回転または係合させるとともに上記シールド部材の分割部を閉じる工程とを包含するようにしたものである。
【0018】
又、この発明の請求項14に係る変成器は、請求項1または2において、コアの環状部を貫通して配設される一次導体を備えた零相変流器としたものである。
【0019】
又、この発明の請求項15に係る変成器は、コア部材の連結部が、積層方向に相隣なるヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成されているものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1における零相変流器の外観を示す斜視図、図2は図1に示す一次導体の構成を示す斜視図、図3は図1に示す零相変流器本体の構成を示す正面図、図4は図3に示すシールドの構成を示す斜視図、図5は図4におけるシールドを展開して示す展開斜視図、図6は図3に示す二次巻線部の構成を示す正面図、図7は図6における二次巻線部の組立方法の工程を示す平面図、図8は図7におけるA部の詳細を示す断面図、図9および図10は図7におけるB部の詳細をそれぞれ示す正面図および側面図、図11は図6における二次巻線部の組立方法の図7とは異なる工程を示す正面図である。
【0021】
図において、5、6、7は一端側に負荷回路と接続されるための接続穴5a、6a、7aが、他端側にリレー部(図示せず)と接続されるための接続穴5b、6b、7bがそれぞれ形成され、製品内にコンパクトに収納するために図2に示すような形状に形成、且つ配置される3本の一次導体、8はこれら各一次導体5、6、7が中央部をそれぞれ貫通する零相変流器本体で、後述するシールドおよび二次巻線部で構成されている。
【0022】
9は図5(A)に示すように例えば電磁軟鉄、珪素鋼等の薄板を積層して形成される一対の板状部材9a、9b、枠状部材9cおよび環状部材9dを組み合わせて構成されるシールド、10は図7(A)に示すように磁性材料でなるヨーク部で、一端側裏表面に連結手段としての凹部10aおよび凸部10bが形成されるとともに、その端面10cはこれら凹、凸部10a、10bの中心を中心とした円弧状に形成され、他端側には相隣なるヨーク部10の端面10cと嵌合可能な端面10dが形成されている。11は複数のヨーク部10が各端面10c、10dを介して配列された第1のコア部材である。
【0023】
12は図7(A)に示すように各ヨーク部10が第1のコア部材11とは長手方向に互い違いに配列された第2のコア部材で、図7(B)に示すように第1のコア部材11と交互に積層され、図8に示すように積層方向に相隣なるヨーク部10同士の凹部10aおよび凸部10bが嵌合されることにより回転自在に連結されており、第1のコア部材11と共にコア部材13を構成している。14は樹脂で形成された絶縁ボビンで、コア部材13が内部を貫通して嵌挿される筒状部15と、この筒状部15の両端に連結され中央部にコア部材13の縁部の挿入を案内する案内溝16aが、両端面にシールド9の両板状部材9a、9bによって押圧される突出部16bがそれぞれ形成された保持部16とで構成され、コア部材13を両側から挟むように2分割されている。
【0024】
17は絶縁ボビン14の筒状部15に巻回された二次巻線、18は積層された両コア部材11、12の各ヨーク部10の凹、凸部10a、10bを回転させることによって屈曲させ矩形状に形成された鉄心であり、各端面10c、10dを介して相対向する各ヨーク部10の縁部同士は、図10に示すように互い違いに重なり合うようになっている。そして、これら10ないし18で二次巻線部19が構成されている。
【0025】
次に、上記のように構成された実施の形態1における零相変流器の組立方法を図に基づいて説明する。
まず、図5(A)に示す板状部材9a、枠状部材9cおよび環状部材9dを例えば接着、溶接等により固定して図5(B)に示す状態とする。次いで、図7(A)に示すように複数のヨーク部10を各端面10c、10dを介して配列させることにより第1のコア部材11を形成するとともに、各ヨーク部10を第1のコア部材11とは長手方向に互い違いに配列させることにより第2のコア部材12を形成し、これら両コア部材11、12を図7(B)に示すように順次交互に積層することによりコア部材13を形成する。そして、これらの工程は順送プレスにより自動的に行われ、両コア部材11、12は抜きかしめにより積層一体化されている。
【0026】
そして、上記のようにして形成されたコア部材13を、図7(C)に示すように絶縁ボビン14に嵌挿した後、絶縁ボビン14の筒状部15に二次巻線17を巻回する。次いで、図7(D)に示すようにコア部材13の一端側のヨーク部10を屈曲させ、図10に示すように端部の縁部同士を重ね合わせて矩形状とすることにより鉄心18が形成され、図6に示すような二次巻線部19が構成される。なお、ヨーク部10の縁部同士を重ね合わせる際、絶縁ボビン14の保持部16の案内溝16aが、縁部をスムーズにガイドして重ね合わせ作業を容易としている。
【0027】
次いで、二次巻線部19を図5(B)に示すような状態で固定された各部材9a、9c、9dにより囲まれた領域内に収納した後、残りの板状部材9bを枠状部材9cおよび環状部材9dの端面に例えば接着で固定することにより、二次巻線部19の周囲を各部材9aないし9dで覆ってシールド9を形成し、零相変流器本体8が構成される。この時、両板状部材9a、9bの内面で各絶縁ボビン14の保持部16の両突出部16bが押圧され、案内溝16aを挟む両側壁が内側にたわむことにより、各ヨーク部10の縁部同士の重ね合わせ状態をさらに密にして、磁路抵抗が増大するのを抑制している。
【0028】
そして最後に、シールド9の環状部材9dの内側に形成される空間部に、各一次導体5、6、7を図1に示すように貫通して配置することにより零相変流器が完成する。
【0029】
このように上記実施の形態1によれば、二次巻線17を巻回した後、各ヨーク部10の凹、凸部10a、10bを回転して屈曲させることにより環状に形成し、鉄心18を構成するようにしているので、トロイダル巻線機等のような特殊な巻線機を用いることなく、容易に巻線を施すことができるようになり、ひいては巻線コストの低減を図ることが可能になる。
又、鉄心18を矩形状としたことにより、巻線を直線状とすることができるため、二次巻線17を等ピッチで且つ均一に巻くことが容易となり、出力感度の向上を図ることが可能になる。
【0030】
又、二次巻線17を絶縁ボビン14に巻回するようにしているので、直接ヨーク部10に巻回する場合と比較し、巻線作業が簡便となり作業性の向上を図ることが可能になる。
又、第1および第2のコア部材11、12のヨーク部10の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合うように積層しているので、磁気抵抗の増加を抑制し磁気性能の向上を図ることができる。
又、第1および第2のコア部材11、12の端部のヨーク部10の縁部同士が重なり合うように接合されているので、磁気抵抗の増加を抑制し磁気性能の向上を図ることができる。
【0031】
又、絶縁ボビン14の保持部16に案内溝16aを設けたことにより、コア部材13の端部、すなわち、端部に配置されるヨーク部10の縁部同士の重ね合わせ接合が容易となり、作業性の向上を図ることができる。
又、絶縁ボビン14の保持部16に突出部16bを設け、シールド9により保持部16を両側から押圧するようにしているので、端部に配置されるヨーク部10の縁部同士の重ね合わせをさらに密にし、磁気抵抗の増加を抑制して磁気性能の向上を図ることができる。
【0032】
尚、上記実施の形態1においては、図7(C)に示すように絶縁ボビン14をコア部材13に装着した後、二次巻線17を巻回するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば図11(A)に示すように絶縁ボビン14単体に二次巻線17を巻回した後、図11(B)に示すようにコア部材13に絶縁ボビン14を装着するようにしても良く、上記と同様の効果を得ることができる。 又、鉄心18を矩形状に形成した場合について説明したが、多角型の環状に形成したものに適用しても良いことは言うまでもない。
さらに又、各部材9a、9c、9dを組み合わせて図5(B)に示すような状態に構成しているが、一体成型により構成すれば組立作業が容易になる。
【0033】
実施の形態2.
図12ないし図15はこの発明の実施の形態2における零相変流器のシールドの構成をそれぞれ示し、(A)は正面図、(B)は展開図である。
図において、20、21、22、23は例えば電磁軟鉄、珪素鋼等の薄板をそれぞれ積層して形成されるシールドで、図12ないし図15に示すように、それぞれ第1および第2の部材20aおよび20b、21aおよび21b、22aおよび22b、23aおよび23bに分割可能に構成されている。
【0034】
上記実施の形態1における零相変流器は、シールド9が各部材9aないし9dを一体に固定した構成としているため、製品内でコンパクトに納めるために図2に示すように形成された各一次導体5、6、7を通す作業が困難となるのに対して、この実施の形態2における零相変流器では、各シールド20ないし23を所定の位置でそれぞれ分割した構成とし、例えばシールド20について説明すると、第2の部材20bを第1の部材20aから取りはずした状態で、二次巻線部19を図7(D)に示すように残りのヨーク部10を屈曲させず、鉄心18を開放させたままの状態で第1の部材20a内に装着し、この開放部分から各一次導体5、6、7を挿入した後、残りのヨーク部10を屈曲させて鉄心18を矩形状にするとともに、第2の部材20bを第1の部材20aに取り付けて一体化するようにしているので、各一次導体5、6、7を通す作業が容易となり、組立作業性の向上を図ることができる。
【0035】
又、図12および図13に示す位置で、各シールド20および21を分割するようにすれば、各一次導体5、6、7を図2に示すような形状、配置とした場合に発生する磁束数の少ない領域と一致させることができるため、磁気抵抗の増加を抑制することができ、磁気性能を低下させることなく組立作業性の向上を図ることができる。
又、図14および図15に示すように、各シールド22および23の分割部分に重なり部を形成するようにすれば、磁気抵抗の増加をさらに抑制することができ、磁気性能を低下させることなく組立作業性の向上を図ることができる。
【0036】
実施の形態3.
図16はこの発明の実施の形態3における零相変流器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は展開図である。
図において、24は方向性磁性材料でなる複数の板状片材24aないし24dを、図16(B)中矢印で示すように磁束の通り易い方向が環状となるように端面を順次接合してなる第1の板状部材、25はこの第1の板状部材24に積層される第2の板状部材で、第1の板状部材24と同様に方向性磁性材料でなる複数の板状片材25aないし25dを、図16(B)中矢印で示すように磁束の通り易い方向が環状となるように端面を順次接合してなり、この接合部分は積層方向に相隣なる第1の板状部材24の接合部分と重ならないように、各板状片材25aないし25dの配置が考慮されている。26はこれら第1の板状部材24および第2の板状部材25を積層して構成されるシールドである。
【0037】
このように上記実施の形態3によれば、方向性磁性材料でなる複数の板状片材24aないし24dおよび25aないし25dを、それぞれ磁束の通り易い方向が環状となるように、端面を順次接合してなる第1および第2の板状部材24、25を、お互いの接合部が積層方向に相隣なる同士が重ならないように積層してシールド26を構成しているので、磁気抵抗の増加を抑制し磁気性能の向上を図ることができる。
【0038】
実施の形態4.
図17はこの発明の実施の形態4における零相変流器の一次導体保持具の構成を示す正面図である。
図において、27は外径がシールドの一次導体が貫通する穴に嵌合可能に形成された樹脂でなる一次導体保持具で、それぞれ図2に示す各一次導体5、6、7が図中一点鎖線で示すように嵌着可能な切欠き27aないし27cが外周部に形成されている。
【0039】
このように上記実施の形態4によれば、樹脂でなる一次導体保持具27の各切欠き27aないし27cに、各一次導体5、6、7を嵌着することにより、各一次導体5、6、7を一次導体保持具27で保持するようにしているので、各一次導体5、6、7間の絶縁を保ち得ることは勿論、位置決めが容易となるため、組立作業性をさらに向上させることができる。
【0040】
実施の形態5.
上記実施の形態1においては、例えば図7に示すように、各ヨーク部10が長手方向に互い違いに配列された両コア部材11、12を交互に積層してなるコア部材13の連結部を回転させ、屈曲させることによって矩形状に形成して鉄心18を構成するようにしているが、以下にそれぞれ説明するように、上記コア部材13と同様に複数のヨーク部が屈曲可能に連結された第3のコア部材と、この第3のコア部材の両端に連結されるヨーク部でなる第4のコア部材とでコア部材を構成し、第3のコア部材または両コア部材間の連結部を屈曲させることによって矩形状に形成して鉄心を構成するようにしても、上記実施の形態1の場合と同様の効果を得ることができる。
【0041】
すなわち、図18に示す構成においては、図18(A)に示すようにヨーク部10が長手方向に互い違いに配列された両コア部材28、29同士およびヨーク部10同士を、それぞれ交互に積層することによって図18(B)に示すように第3および第4のコア部材30、31を形成した後、図18(C)に示すように第3のコア部材30をコ字状に屈曲させるとともに、この第3のコア部材30の両端に第4のコア部材31を連結することにより、矩形状に形成して鉄心32を構成するようにしたものである。
【0042】
又、図19に示す構成においては、図19(A)に示すようにヨーク部10およびこの両端にそれぞれ連結された長、短寸ヨーク部33、34を、これら長、短寸ヨーク部33、34の位置が長手方向に互い違いとなるように配列し、交互に積層して形成された第3のコア部材35を連結部を屈曲させることによりコ字状に形成するとともに、この第3のコア部材35に、両端部の長さが異なるコ字状のヨーク部36を、長さが異なる端部の位置が互い違いになるように配列し交互に積層して形成された第4のコア部材37を、それぞれ端部同士が重なり合うように接合することにより、図19(B)に示すように矩形状に形成して鉄心38を構成するようにしたものである。
【0043】
又、図20に示す構成においては、図20(A)に示すようにヨーク部10およびL字状ヨーク部39が長手方向に互い違いに配列された両コア部材40、41同士と、ヨーク部10が長手方向に互い違いに配列されたヨーク部同士を、それぞれ交互に積層することによって、図20(B)に示すように第3および第4のコア部材42、43を形成した後、図20(C)に示すように第3のコア部材42をコ字状に屈曲させるとともに、この第3のコア部材42の両端に第4のコア部材43を連結することにより、矩形状に形成して鉄心44を構成するようにしたものである。
【0044】
実施の形態6.
図21はこの発明の実施の形態6における零相変流器の製造方法の工程を示す図である。
図において、上記各実施の形態1、4におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。45、46は例えば電磁軟鉄、珪素鋼板の薄板をそれぞれ積層して形成され、図13に示す第1および第2の部材21a、21bと同様に、発生する磁束数の少ない領域で分割された第1および第2の枠部材、47は両枠部材45、46の内周部に装着され一部に開閉部47aを有する第3の枠部材で、これら45ないし47でシールド48を構成している。
【0045】
次に、実施の形態6における零相変流器の製造方法について図21(A)に基づき説明する。
まず、図7に示すように組み立てられた二次巻線部19を、コア部材13の端部のヨーク部10が屈曲される前の状態のまま矢印aに示すように第2の枠部材46内に装着する。次いで、第3の枠部材47を開閉部47aが開の状態で、矢印bに示すように二次巻線部19のヨーク部10が屈曲していない部分から挿入して、第2の枠部材46の内周部に装着する。
【0046】
次に、図17に示す一次導体支持具27を矢印Cに示すように第3の枠部材47の内周部に装着する。次いで、図2に示す各一次導体5、6、7を、矢印dに示すようにそれぞれ第2の枠部材46に装着された二次巻線部19のヨーク部10が屈曲されていない部分、および第3の枠部材47の開閉部47aの開部分から挿入して、一次導体支持具27の各切欠き27a、27b、27cに嵌着する。そして、矢印eに示すように第3の枠部材47の開閉部47aを閉じるとともに、矢印fに示すように二次巻線部19の端部のヨーク部10を屈曲させた後、最後に、矢印gに示すように第1の枠部材45を第2の枠部材46の上方から被せて、第2および第3の枠部材46、47と一体化させてシールド48を構成することにより、図21(B)に示すように零相変流器が完成する。
【0047】
このように上記実施の形態6によれば、それぞれ第3の枠部材47の開閉部47aが開、二次巻線部19の端部のヨーク部10が屈曲されていない状態で、各一次導体5、6、7を挿入するようにしているので、各一次導体5、6、7の装着作業が容易となり、作業性の向上を図ることができる。
【0048】
なお、上記各実施の形態1ないし4においては、鉄心18の環状部を3片の一次導体5、6、7が貫通する構成の零相変流器について説明したが、鉄心の環状部を一片の一次導体が貫通する通常一般的に用いられる変流器や計器用変圧器等の変成器全般に適用しても良く、上記と同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、磁性材料で積層され複数のヨーク部が帯状に連結されたコア部材の連結部を回転させることによりコアを形成し、コアのヨーク部に二次巻線を巻回するようにしたので、巻線コストの低減を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0050】
又、コア部材をヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合うように積層したので、磁気性能の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0051】
又、この発明の請求項4によれば、端部のヨーク部の縁部を積層方向に重なり合うようにしたので、磁気性能の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0052】
又、この発明の請求項5によれば、コアおよび二次巻線をシールド部材によって覆うとともに、シールド部材を内部を流れる磁束の密度の小さい部位で分割するようにしたので、磁気性能を低下させることなく組立作業性の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0053】
又、この発明の請求項6によれば、コアおよび二次巻線をシールド部材によって覆うとともに、シールド部材を所定の部位で分割し且つ分割部に重なりを形成するようにしたので、磁気性能を低下させることなく組立作業性の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0054】
又、この発明の請求項7によれば、コアおよび二次巻線をシールド部材によって覆うとともにシールド部材を方向性磁性材料でなる板状部材を磁束の通り易い方向が環状になるように端面を順次接合して配置するとともに積層方向に相隣なる同士の接合部が重ならないように積層して形成するようにしたので、磁気性能を低下させることなく組立作業性の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0055】
又、この発明の請求項8によれば、シールド部材の一次導体が貫通する貫通穴に一次導体が嵌着可能な切欠きが形成された絶縁部材を装着するようにしたので、組立作業性の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0056】
又、この発明の請求項9によれば、二次巻線をコアのヨーク部に挿脱可能な絶縁ボビンに巻回するようにしたので、組立作業性の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0057】
又、この発明の請求項10によれば、絶縁ボビンの端部にコア部材の挿入を案内する案内溝を形成するようにしたので、組立作業性の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0058】
又、この発明の請求項11によれば、絶縁ボビンの端部の側面にシールド部材の内面によって押圧される突起を形成するようにしたので、磁気性能の向上を図ることが可能な変成器を提供することができる。
【0059】
又、この発明の請求項12によれば、二次巻線が巻回されたコア部材を回転させることにより一次導体を囲繞する工程を包含するようにしたので、組立作業性の向上を図ることが可能な変成器の製造方法を提供することができる。
【0060】
又、この発明の請求項13によれば、一次導体の周囲に二次巻線が巻回されたコア部材を一部のヨーク部を残して回転させコアを形成する工程と、二次巻線およびコア部材を分割部を開いた状態のシールド部材で覆う工程と、コア部材の残りのヨーク部を回転または係合させるとともにシールド部材の分割部を閉じる工程とを包含するようにしたので、組立作業性の向上を図ることが可能な変成器の製造方法を提供することができる。
【0061】
又、この発明の請求項14によれば、コアの環状部を貫通して配設される一次導体を備えた零相変流器としたので、巻線コストの低減および出力感度の向上を図ることが可能な零相変流器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における零相変流器の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す一次導体の構成を示す斜視図である。
【図3】 図1に示す零相変流器本体の構成を示す正面図である。
【図4】 図3に示すシールドの構成を示す斜視図である。
【図5】 図4におけるシールドを展開して示す展開斜視図である。
【図6】 図3に示す二次巻線部の構成を示す正面図である。
【図7】 図6における二次巻線部の組立方法の工程を示す平面図である。
【図8】 図7におけるA部の詳細を示す断面図である。
【図9】 図7におけるB部の詳細を示す正面図である。
【図10】 図7におけるB部の詳細を示す側面図である。
【図11】 図6における二次巻線部の組立方法の図7とは異なる工程を示す正面図である。
【図12】 この発明の実施の形態2における零相変流器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は展開図である。
【図13】 この発明の実施の形態2における零相変流器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は展開図である。
【図14】 この発明の実施の形態2における零相変流器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は展開図である。
【図15】 この発明の実施の形態2における零相変流器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は展開図である。
【図16】 この発明の実施の形態3における零相変流器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は展開図である。
【図17】 この発明の実施の形態4における零相変流器の一次導体保持具の構成を示す正面図である。
【図18】 この発明の実施の形態5における零相変流器の鉄心の構成および組立方法の工程を示す平面図である。
【図19】 この発明の実施の形態5における零相変流器の鉄心の図18におけるとは異なる構成および組立方法の工程を示す平面図である。
【図20】 この発明の実施の形態5における零相変流器の鉄心の図18におけるとはさらに異なる構成および組立方法の工程を示す平面図である。
【図21】 この発明の実施の形態6における零相変流器の製造方法の工程を示す図である。
【図22】 従来の零相変流器の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
5,6,7 一次導体、8 零相変流器本体、
9,20,21,22,23,26,48 シールド、10 ヨーク部、
10a 凹部、10b 凸部、10c,10d 端面、
11 第1のコア部材、30,35,42 第3のコア部材、
12 第2のコア部材、31,37,43 第4のコア部材、
13 コア部材、14 絶縁ボビン、15 筒状部、16 保持部、
16a 案内溝、16b 突出部、17 二次巻線、
18,32,38,44 鉄心、19 二次巻線部、27 一次導体支持具、
27a,27b,27c 切欠き。

Claims (14)

  1. 磁性材料でなる複数のヨーク部が帯状に連設された第1のコア部材と第2のコア部材が交互に積層されてなるコア部材を備え、第1のコア部材と第2のコア部材の上記ヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合い、当該重なり合う部分に第1のコア部材と第2のコア部材を連結する回転自在な連結部を備え、上記連結部は積層方向に相隣なる上記ヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成され、上記コア部材の上記連結部を回転させることにより環状のコアが形成され、上記コアのヨーク部に二次巻線が巻回されていることを特徴とする変成器。
  2. 磁性材料でなる複数のヨーク部が帯状に連設された第1のコア部材と第2のコア部材が交互に積層されてなる第3のコア部材を備え、第1のコア部材と第2のコア部材の上記ヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合い、当該重なり合う部分に第1のコア部材と第2のコア部材を連結する回転自在な連結部を備え、上記連結部は積層方向に相隣なる上記ヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成され、第3のコア部材の上記連結部を回転させることによりコ字状のコア部材が形成され、当該第3のコア部材の両端にヨーク部でなる第4のコア部材を連結することでコアを構成し、上記コアのヨーク部に二次巻線が巻回されていることを特徴とする変成器。
  3. 上記第3のコア部材のコ字状の対抗する辺のヨーク部に二次巻線が巻回されていることを特徴とする請求項2に記載の変成器。
  4. 端部のヨーク部の縁部は積層方向に重なり合っていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の変成器。
  5. コアおよび二次巻線はシールド部材によって覆われるとともに上記シールド部材は内部を流れる磁束の密度の小さい部位で分割されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の変成器。
  6. コアおよび二次巻線はシールド部材によって覆われるとともに上記シールド部材は所定の部位で分割され且つ上記分割部には重なりが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の変成器。
  7. コアおよび二次巻線はシールド部材によって覆われるとともに上記シールド部材は方向性磁性材料でなる板状部材を磁束の通り易い方向が環状になるように端面を順次接合して配置するとともに積層方向に相隣なる同士の上記接合部が重ならないように積層して形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の変成器。
  8. シールド部材の一次導体が貫通する貫通穴には上記一次導体が嵌着可能な切欠きが形成された絶縁部材が装着されていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の変成器。
  9. 二次巻線はコアのヨーク部に挿脱可能な絶縁ボビンに巻回されていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の変成器。
  10. 絶縁ボビンの端部にはコア部材の挿入を案内する案内溝が形成されていることを特徴とする請求項9記載の変成器。
  11. 絶縁ボビンの端部の側面にはシールド部材の内面によって押圧される突起が形成されていることを特徴とする請求項9記載の変成器。
  12. 磁性材料でなる複数のヨーク部が帯状に連設された第1のコア部材と第2のコア部材が交互に積層されてなるコア部材を備え、第1のコア部材と第2のコア部材の上記ヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合い、当該重なり合う部分に第1のコア部材と第2のコア部材を連結する回転自在な連結部を備え、上記連結部は積層方向に相隣なるヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成され、上記コア部材の上記連結部を回転させることによりコアが形成され、上記コアのヨーク部に二次巻線が巻回されている変成器の製造方法であって、
    二次巻線が巻回された上記コア部材の連結部を回転させることにより一次導体の周囲を囲繞する工程を包含してなる変成器の製造方法。
  13. 磁性材料でなる複数のヨーク部が帯状に連設された第1のコア部材と第2のコア部材が交互に積層されてなるコア部材を備え、第1のコア部材と第2のコア部材の上記ヨーク部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合い、当該重なり合う部分に第1のコア部材と第2のコア部材を連結する回転自在な連結部を備え、上記連結部は積層方向に相隣なるヨーク部に設けた凹部および凸部が嵌合されることにより構成され、上記コア部材の上記連結部を回転させることによりコアが形成され、上記コアのヨーク部に二次巻線が巻回されている変成器の製造方法であって、
    一次導体の周囲に二次巻線が巻回されたコア部材を一部のヨーク部を残して上記連結部を回転させコアを形成する工程と、上記二次巻線およびコア部材を分割部を開いた状態のシールド部材で覆う工程と、上記コア部材の残りのヨーク部を回転または係合させるとともに上記シールド部材の分割部を閉じる工程とを包含してなる変成器の製造方法。
  14. 零相変流器でコアの環状部を貫通して配設される一次導体を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の変成器。
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