JP2000091145A - 変成器およびその製造方法 - Google Patents

変成器およびその製造方法

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JP2000091145A JP10261504A JP26150498A JP2000091145A JP 2000091145 A JP2000091145 A JP 2000091145A JP 10261504 A JP10261504 A JP 10261504A JP 26150498 A JP26150498 A JP 26150498A JP 2000091145 A JP2000091145 A JP 2000091145A
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裕治 中原
Kenichi Azuma
健一 東
Takashi Matsuda
隆視 松田
Nobuji Yamagata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線コストの低減を図ることができる変成器
を得る。 【解決手段】 磁性材料で積層され複数のヨーク部10
が帯状に連結されたコア部材13の連結部を屈曲させる
ことにより環状に形成してなる鉄心18と、鉄心18の
ヨーク部10に絶縁ボビン14を介して巻回された二次
巻線17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば漏電遮断
器に内蔵され、地絡電流を検出する零相変流器等のよう
な変成器、およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下の説明は、変成器として零相変流器
を例に行うものとする。図22(A)は例えば特開昭5
1−103226号公報に開示された従来の零相変流器
を示し、環状の鉄心1にトロイダル状に二次巻線2が巻
回され、鉄心1の中空部を一対の一次導体3が貫通して
配置されており、この一次導体3を流れる電流にアンバ
ランスが生じると、鉄心1に磁束が発生して二次巻線2
に電流が流れ、これを検知することにより漏電が検出さ
れる。又、図22(B)に示すように2個に分割された
環状の鉄心4に、図22(A)におけると同様トロイダ
ル状に二次巻線2が巻回され、鉄心4の中空部に一対の
一次導体3を貫通して配置した零相変流器も用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の零相変流器は以
上のように構成されているので、二次巻線2をトロイダ
ル状に巻回するための特殊な巻線を必要とし、巻線作業
に多くの時間を要するため、コストが増大するという問
題点があった。又、図22(B)に示すように分割され
た鉄心4を用いた場合は、一般的なスピンドル巻線機の
適用が可能になるが、分割部に生じる隙間により磁気抵
抗が増大し磁気性能が低下するため、出力感度が低下す
るという問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、巻線コストの低減および出力感
度の向上を図ることが可能な変成器およびその製造方法
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る変成器は、磁性材料で積層され複数のヨーク部が帯状
に連結されたコア部材の連結部を屈曲させることにより
環状に形成してなるコアと、コアのヨーク部に巻回され
た二次巻線とを備えたものである。
【0006】又、この発明の請求項2に係る変成器は、
請求項1において、コアを矩形状に形成したものであ
る。
【0007】又、この発明の請求項3に係る変成器は、
請求項1または2において、コア部材をヨーク部の積層
方向に相隣なる縁部同士が重なり合うように積層したも
のである。
【0008】又、この発明の請求項4に係る変成器は、
請求項1または2において、端部のヨーク部の縁部を積
層方向に重なり合うようにしたものである。
【0009】又、この発明の請求項5に係る変成器は、
請求項1または2において、コアおよび二次巻線をシー
ルド部材によって覆うとともに、シールド部材を内部を
流れる磁束の密度の小さい部位で分割するようにしたも
のである。
【0010】又、この発明の請求項6に係る変成器は、
請求項1または2において、コアおよび二次巻線をシー
ルド部材によって覆うとともに、シールド部材を所定の
部位で分割し且つ分割部に重なりを形成するようにした
ものである。
【0011】又、この発明の請求項7に係る変成器は、
請求項1または2において、コアおよび二次巻線をシー
ルド部材によって覆うとともにシールド部材を方向性磁
性材料でなる板状部材を磁束の通り易い方向が環状にな
るように端面を順次接合して配置するとともに積層方向
に相隣なる同士の接合部が重ならないように積層して形
成するようにしたものである。
【0012】又、この発明の請求項8に係る変成器は、
請求項5ないし7のいずれかにおいて、シールド部材の
一次導体が貫通する貫通穴に一次導体が嵌着可能な切欠
きが形成された絶縁部材を装着するようにしたものであ
る。
【0013】又、この発明の請求項9に係る変成器は、
請求項5ないし7のいずれかにおいて、二次巻線をコア
のヨーク部に挿脱可能な絶縁ボビンに巻回するようにし
たものである。
【0014】又、この発明の請求項10に係る変成器
は、請求項9において、絶縁ボビンの端部にコア部材の
挿入を案内する案内溝を形成するようにしたものであ
る。
【0015】又、この発明の請求項11に係る変成器
は、請求項9において、絶縁ボビンの端部の側面にシー
ルド部材の内面によって押圧される突起を形成するよう
にしたものである。
【0016】又、この発明の請求項12に係る変成器の
製造方法は、二次巻線が巻回されたコア部材を屈曲させ
ることにより一次導体を囲繞する工程を包含するように
したものである。
【0017】又、この発明の請求項13に係る変成器の
製造方法は、一次導体の周囲に二次巻線が巻回されたコ
ア部材を一部のヨーク部を残して屈曲させコアを形成す
る工程と、二次巻線およびコア部材を分割部を開いた状
態のシールド部材で覆う工程と、コア部材の残りのヨー
ク部を屈曲させるとともにシールド部材の分割部を閉じ
る工程とを包含するようにしたものである。
【0018】又、この発明の請求項14に係る変成器
は、請求項1において、コアの環状部を貫通して配設さ
れる一次導体を備えた零相変流器としたものである。
【0019】又、この発明の請求項15に係る変成器
は、請求項2において、コア部材を磁性材料で積層され
複数のヨーク部が屈曲可能に連結された第1のコア部
材、および磁性材料で積層され第1のコア部材の両端に
連結されるヨーク部でなる第2のコア部材で形成するよ
うにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1における零相変流器の外観を示す斜視図、
図2は図1に示す一次導体の構成を示す斜視図、図3は
図1に示す零相変流器本体の構成を示す正面図、図4は
図3に示すシールドの構成を示す斜視図、図5は図4に
おけるシールドを展開して示す展開斜視図、図6は図3
に示す二次巻線部の構成を示す正面図、図7は図6にお
ける二次巻線部の組立方法の工程を示す平面図、図8は
図7におけるA部の詳細を示す断面図、図9および図1
0は図7におけるB部の詳細をそれぞれ示す正面図およ
び側面図、図11は図6における二次巻線部の組立方法
の図7とは異なる工程を示す正面図である。
【0021】図において、5、6、7は一端側に負荷回
路と接続されるための接続穴5a、6a、7aが、他端
側にリレー部(図示せず)と接続されるための接続穴5
b、6b、7bがそれぞれ形成され、製品内にコンパク
トに収納するために図2に示すような形状に形成、且つ
配置される3本の一次導体、8はこれら各一次導体5、
6、7が中央部をそれぞれ貫通する零相変流器本体で、
後述するシールドおよび二次巻線部で構成されている。
【0022】9は図5(A)に示すように例えば電磁軟
鉄、珪素鋼等の薄板を積層して形成される一対の板状部
材9a、9b、枠状部材9cおよび環状部材9dを組み
合わせて構成されるシールド、10は図7(A)に示す
ように磁性材料でなるヨーク部で、一端側裏表面に連結
手段としての凹部10aおよび凸部10bが形成される
とともに、その端面10cはこれら凹、凸部10a、1
0bの中心を中心とした円弧状に形成され、他端側には
相隣なるヨーク部10の端面10cと嵌合可能な端面1
0dが形成されている。11は複数のヨーク部10が各
端面10c、10dを介して配列された第1のコア部材
である。
【0023】12は図7(A)に示すように各ヨーク部
10が第1のコア部材11とは長手方向に互い違いに配
列された第2のコア部材で、図7(B)に示すように第
1のコア部材11と交互に積層され、図8に示すように
積層方向に相隣なるヨーク部10同士の凹部10aおよ
び凸部10bが嵌合されることにより回転自在に連結さ
れており、第1のコア部材11と共にコア部材13を構
成している。14は樹脂で形成された絶縁ボビンで、コ
ア部材13が内部を貫通して嵌挿される筒状部15と、
この筒状部15の両端に連結され中央部にコア部材13
の縁部の挿入を案内する案内溝16aが、両端面にシー
ルド9の両板状部材9a、9bによって押圧される突出
部16bがそれぞれ形成された保持部16とで構成さ
れ、コア部材13を両側から挟むように2分割されてい
る。
【0024】17は絶縁ボビン14の筒状部15に巻回
された二次巻線、18は積層された両コア部材11、1
2の各ヨーク部10の凹、凸部10a、10bを回転さ
せることによって屈曲させ矩形状に形成された鉄心であ
り、各端面10c、10dを介して相対向する各ヨーク
部10の縁部同士は、図10に示すように互い違いに重
なり合うようになっている。そして、これら10ないし
18で二次巻線部19が構成されている。
【0025】次に、上記のように構成された実施の形態
1における零相変流器の組立方法を図に基づいて説明す
る。まず、図5(A)に示す板状部材9a、枠状部材9
cおよび環状部材9dを例えば接着、溶接等により固定
して図5(B)に示す状態とする。次いで、図7(A)
に示すように複数のヨーク部10を各端面10c、10
dを介して配列させることにより第1のコア部材11を
形成するとともに、各ヨーク部10を第1のコア部材1
1とは長手方向に互い違いに配列させることにより第2
のコア部材12を形成し、これら両コア部材11、12
を図7(B)に示すように順次交互に積層することによ
りコア部材13を形成する。そして、これらの工程は順
送プレスにより自動的に行われ、両コア部材11、12
は抜きかしめにより積層一体化されている。
【0026】そして、上記のようにして形成されたコア
部材13を、図7(C)に示すように絶縁ボビン14に
嵌挿した後、絶縁ボビン14の筒状部15に二次巻線1
7を巻回する。次いで、図7(D)に示すようにコア部
材13の一端側のヨーク部10を屈曲させ、図10に示
すように端部の縁部同士を重ね合わせて矩形状とするこ
とにより鉄心18が形成され、図6に示すような二次巻
線部19が構成される。なお、ヨーク部10の縁部同士
を重ね合わせる際、絶縁ボビン14の保持部16の案内
溝16aが、縁部をスムーズにガイドして重ね合わせ作
業を容易としている。
【0027】次いで、二次巻線部19を図5(B)に示
すような状態で固定された各部材9a、9c、9dによ
り囲まれた領域内に収納した後、残りの板状部材9bを
枠状部材9cおよび環状部材9dの端面に例えば接着で
固定することにより、二次巻線部19の周囲を各部材9
aないし9dで覆ってシールド9を形成し、零相変流器
本体8が構成される。この時、両板状部材9a、9bの
内面で各絶縁ボビン14の保持部16の両突出部16b
が押圧され、案内溝16aを挟む両側壁が内側にたわむ
ことにより、各ヨーク部10の縁部同士の重ね合わせ状
態をさらに密にして、磁路抵抗が増大するのを抑制して
いる。
【0028】そして最後に、シールド9の環状部材9d
の内側に形成される空間部に、各一次導体5、6、7を
図1に示すように貫通して配置することにより零相変流
器が完成する。
【0029】このように上記実施の形態1によれば、二
次巻線17を巻回した後、各ヨーク部10の凹、凸部1
0a、10bを回転して屈曲させることにより環状に形
成し、鉄心18を構成するようにしているので、トロイ
ダル巻線機等のような特殊な巻線機を用いることなく、
容易に巻線を施すことができるようになり、ひいては巻
線コストの低減を図ることが可能になる。又、鉄心18
を矩形状としたことにより、巻線を直線状とすることが
できるため、二次巻線17を等ピッチで且つ均一に巻く
ことが容易となり、出力感度の向上を図ることが可能に
なる。
【0030】又、二次巻線17を絶縁ボビン14に巻回
するようにしているので、直接ヨーク部10に巻回する
場合と比較し、巻線作業が簡便となり作業性の向上を図
ることが可能になる。又、第1および第2のコア部材1
1、12のヨーク部10の積層方向に相隣なる縁部同士
が重なり合うように積層しているので、磁気抵抗の増加
を抑制し磁気性能の向上を図ることができる。又、第1
および第2のコア部材11、12の端部のヨーク部10
の縁部同士が重なり合うように接合されているので、磁
気抵抗の増加を抑制し磁気性能の向上を図ることができ
る。
【0031】又、絶縁ボビン14の保持部16に案内溝
16aを設けたことにより、コア部材13の端部、すな
わち、端部に配置されるヨーク部10の縁部同士の重ね
合わせ接合が容易となり、作業性の向上を図ることがで
きる。又、絶縁ボビン14の保持部16に突出部16b
を設け、シールド9により保持部16を両側から押圧す
るようにしているので、端部に配置されるヨーク部10
の縁部同士の重ね合わせをさらに密にし、磁気抵抗の増
加を抑制して磁気性能の向上を図ることができる。
【0032】尚、上記実施の形態1においては、図7
(C)に示すように絶縁ボビン14をコア部材13に装
着した後、二次巻線17を巻回するようにしているが、
これに限定されるものではなく、例えば図11(A)に
示すように絶縁ボビン14単体に二次巻線17を巻回し
た後、図11(B)に示すようにコア部材13に絶縁ボ
ビン14を装着するようにしても良く、上記と同様の効
果を得ることができる。又、鉄心18を矩形状に形成し
た場合について説明したが、多角型の環状に形成したも
のに適用しても良いことは言うまでもない。さらに又、
各部材9a、9c、9dを組み合わせて図5(B)に示
すような状態に構成しているが、一体成型により構成す
れば組立作業が容易になる。
【0033】実施の形態2.図12ないし図15はこの
発明の実施の形態2における零相変流器のシールドの構
成をそれぞれ示し、(A)は正面図、(B)は展開図で
ある。図において、20、21、22、23は例えば電
磁軟鉄、珪素鋼等の薄板をそれぞれ積層して形成される
シールドで、図12ないし図15に示すように、それぞ
れ第1および第2の部材20aおよび20b、21aお
よび21b、22aおよび22b、23aおよび23b
に分割可能に構成されている。
【0034】上記実施の形態1における零相変流器は、
シールド9が各部材9aないし9dを一体に固定した構
成としているため、製品内でコンパクトに納めるために
図2に示すように形成された各一次導体5、6、7を通
す作業が困難となるのに対して、この実施の形態2にお
ける零相変流器では、各シールド20ないし23を所定
の位置でそれぞれ分割した構成とし、例えばシールド2
0について説明すると、第2の部材20bを第1の部材
20aから取りはずした状態で、二次巻線部19を図7
(D)に示すように残りのヨーク部10を屈曲させず、
鉄心18を開放させたままの状態で第1の部材20a内
に装着し、この開放部分から各一次導体5、6、7を挿
入した後、残りのヨーク部10を屈曲させて鉄心18を
矩形状にするとともに、第2の部材20bを第1の部材
20aに取り付けて一体化するようにしているので、各
一次導体5、6、7を通す作業が容易となり、組立作業
性の向上を図ることができる。
【0035】又、図12および図13に示す位置で、各
シールド20および21を分割するようにすれば、各一
次導体5、6、7を図2に示すような形状、配置とした
場合に発生する磁束数の少ない領域と一致させることが
できるため、磁気抵抗の増加を抑制することができ、磁
気性能を低下させることなく組立作業性の向上を図るこ
とができる。又、図14および図15に示すように、各
シールド22および23の分割部分に重なり部を形成す
るようにすれば、磁気抵抗の増加をさらに抑制すること
ができ、磁気性能を低下させることなく組立作業性の向
上を図ることができる。
【0036】実施の形態3.図16はこの発明の実施の
形態3における零相変流器のシールドの構成を示し、
(A)は正面図、(B)は展開図である。図において、
24は方向性磁性材料でなる複数の板状片材24aない
し24dを、図16(B)中矢印で示すように磁束の通
り易い方向が環状となるように端面を順次接合してなる
第1の板状部材、25はこの第1の板状部材24に積層
される第2の板状部材で、第1の板状部材24と同様に
方向性磁性材料でなる複数の板状片材25aないし25
dを、図16(B)中矢印で示すように磁束の通り易い
方向が環状となるように端面を順次接合してなり、この
接合部分は積層方向に相隣なる第1の板状部材24の接
合部分と重ならないように、各板状片材25aないし2
5dの配置が考慮されている。26はこれら第1の板状
部材24および第2の板状部材25を積層して構成され
るシールドである。
【0037】このように上記実施の形態3によれば、方
向性磁性材料でなる複数の板状片材24aないし24d
および25aないし25dを、それぞれ磁束の通り易い
方向が環状となるように、端面を順次接合してなる第1
および第2の板状部材24、25を、お互いの接合部が
積層方向に相隣なる同士が重ならないように積層してシ
ールド26を構成しているので、磁気抵抗の増加を抑制
し磁気性能の向上を図ることができる。
【0038】実施の形態4.図17はこの発明の実施の
形態4における零相変流器の一次導体保持具の構成を示
す正面図である。図において、27は外径がシールドの
一次導体が貫通する穴に嵌合可能に形成された樹脂でな
る一次導体保持具で、それぞれ図2に示す各一次導体
5、6、7が図中一点鎖線で示すように嵌着可能な切欠
き27aないし27cが外周部に形成されている。
【0039】このように上記実施の形態4によれば、樹
脂でなる一次導体保持具27の各切欠き27aないし2
7cに、各一次導体5、6、7を嵌着することにより、
各一次導体5、6、7を一次導体保持具27で保持する
ようにしているので、各一次導体5、6、7間の絶縁を
保ち得ることは勿論、位置決めが容易となるため、組立
作業性をさらに向上させることができる。
【0040】実施の形態5.上記実施の形態1において
は、例えば図7に示すように、各ヨーク部10が長手方
向に互い違いに配列された両コア部材11、12を交互
に積層してなるコア部材13の連結部を回転させ、屈曲
させることによって矩形状に形成して鉄心18を構成す
るようにしているが、以下にそれぞれ説明するように、
上記コア部材13と同様に複数のヨーク部が屈曲可能に
連結された第1のコア部材と、この第1のコア部材の両
端に連結されるヨーク部でなる第2のコア部材とでコア
部材を構成し、第1のコア部材または両コア部材間の連
結部を屈曲させることによって矩形状に形成して鉄心を
構成するようにしても、上記実施の形態1の場合と同様
の効果を得ることができる。
【0041】すなわち、図18に示す構成においては、
図18(A)に示すようにヨーク部10が長手方向に互
い違いに配列された両コア部材28、29同士およびヨ
ーク部10同士を、それぞれ交互に積層することによっ
て図18(B)に示すように第1および第2のコア部材
30、31を形成した後、図18(C)に示すように第
1のコア部材30をコ字状に屈曲させるとともに、この
第1のコア部材30の両端に第2のコア部材31を連結
することにより、矩形状に形成して鉄心32を構成する
ようにしたものである。
【0042】又、図19に示す構成においては、図19
(A)に示すようにヨーク部10およびこの両端にそれ
ぞれ連結された長、短寸ヨーク部33、34を、これら
長、短寸ヨーク部33、34の位置が長手方向に互い違
いとなるように配列し、交互に積層して形成された第1
のコア部材35を連結部を屈曲させることによりコ字状
に形成するとともに、この第1のコア部材35に、両端
部の長さが異なるコ字状のヨーク部36を、長さが異な
る端部の位置が互い違いになるように配列し交互に積層
して形成された第2のコア部材37を、それぞれ端部同
士が重なり合うように接合することにより、図19
(B)に示すように矩形状に形成して鉄心38を構成す
るようにしたものである。
【0043】又、図20に示す構成においては、図20
(A)に示すようにヨーク部10およびL字状ヨーク部
39が長手方向に互い違いに配列された両コア部材4
0、41同士と、ヨーク部10が長手方向に互い違いに
配列されたヨーク部同士を、それぞれ交互に積層するこ
とによって、図20(B)に示すように第1および第2
のコア部材42、43を形成した後、図20(C)に示
すように第1のコア部材42をコ字状に屈曲させるとと
もに、この第1のコア部材42の両端に第2のコア部材
43を連結することにより、矩形状に形成して鉄心44
を構成するようにしたものである。
【0044】実施の形態6.図21はこの発明の実施の
形態6における零相変流器の製造方法の工程を示す図で
ある。図において、上記各実施の形態1、4におけると
同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。45、
46は例えば電磁軟鉄、珪素鋼板の薄板をそれぞれ積層
して形成され、図13に示す第1および第2の部材21
a、21bと同様に、発生する磁束数の少ない領域で分
割された第1および第2の枠部材、47は両枠部材4
5、46の内周部に装着され一部に開閉部47aを有す
る第3の枠部材で、これら45ないし47でシールド4
8を構成している。
【0045】次に、実施の形態6における零相変流器の
製造方法について図21(A)に基づき説明する。ま
ず、図7に示すように組み立てられた二次巻線部19
を、コア部材13の端部のヨーク部10が屈曲される前
の状態のまま矢印aに示すように第2の枠部材46内に
装着する。次いで、第3の枠部材47を開閉部47aが
開の状態で、矢印bに示すように二次巻線部19のヨー
ク部10が屈曲していない部分から挿入して、第2の枠
部材46の内周部に装着する。
【0046】次に、図17に示す一次導体支持具27を
矢印Cに示すように第3の枠部材47の内周部に装着す
る。次いで、図2に示す各一次導体5、6、7を、矢印
dに示すようにそれぞれ第2の枠部材46に装着された
二次巻線部19のヨーク部10が屈曲されていない部
分、および第3の枠部材47の開閉部47aの開部分か
ら挿入して、一次導体支持具27の各切欠き27a、2
7b、27cに嵌着する。そして、矢印eに示すように
第3の枠部材47の開閉部47aを閉じるとともに、矢
印fに示すように二次巻線部19の端部のヨーク部10
を屈曲させた後、最後に、矢印gに示すように第1の枠
部材45を第2の枠部材46の上方から被せて、第2お
よび第3の枠部材46、47と一体化させてシールド4
8を構成することにより、図21(B)に示すように零
相変流器が完成する。
【0047】このように上記実施の形態6によれば、そ
れぞれ第3の枠部材47の開閉部47aが開、二次巻線
部19の端部のヨーク部10が屈曲されていない状態
で、各一次導体5、6、7を挿入するようにしているの
で、各一次導体5、6、7の装着作業が容易となり、作
業性の向上を図ることができる。
【0048】なお、上記各実施の形態1ないし4におい
ては、鉄心18の環状部を3片の一次導体5、6、7が
貫通する構成の零相変流器について説明したが、鉄心の
環状部を一片の一次導体が貫通する通常一般的に用いら
れる変流器や計器用変圧器等の変成器全般に適用しても
良く、上記と同様の効果を得ることができることは言う
までもない。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、磁性材料で積層され複数のヨーク部が帯状に連結
されたコア部材の連結部を屈曲させることにより環状に
形成してなるコアと、コアのヨーク部に巻回された二次
巻線とを備えたので、巻線コストの低減を図ることが可
能な変成器を提供することができる。
【0050】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、コアを矩形状に形成したので、巻線コスト
の低減は勿論のこと、出力感度の向上を図ることが可能
な変成器を提供することができる。
【0051】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1または2において、コア部材をヨーク部の積層方向に
相隣なる縁部同士が重なり合うように積層したので、磁
気性能の向上を図ることが可能な変成器を提供すること
ができる。
【0052】又、この発明の請求項4によれば、請求項
1または2において、端部のヨーク部の縁部を積層方向
に重なり合うようにしたので、磁気性能の向上を図るこ
とが可能な変成器を提供することができる。
【0053】又、この発明の請求項5によれば、請求項
1または2において、コアおよび二次巻線をシールド部
材によって覆うとともに、シールド部材を内部を流れる
磁束の密度の小さい部位で分割するようにしたので、磁
気性能を低下させることなく組立作業性の向上を図るこ
とが可能な変成器を提供することができる。
【0054】又、この発明の請求項6によれば、請求項
1または2において、コアおよび二次巻線をシールド部
材によって覆うとともに、シールド部材を所定の部位で
分割し且つ分割部に重なりを形成するようにしたので、
磁気性能を低下させることなく組立作業性の向上を図る
ことが可能な変成器を提供することができる。
【0055】又、この発明の請求項7によれば、請求項
1または2において、コアおよび二次巻線をシールド部
材によって覆うとともにシールド部材を方向性磁性材料
でなる板状部材を磁束の通り易い方向が環状になるよう
に端面を順次接合して配置するとともに積層方向に相隣
なる同士の接合部が重ならないように積層して形成する
ようにしたので、磁気性能を低下させることなく組立作
業性の向上を図ることが可能な変成器を提供することが
できる。
【0056】又、この発明の請求項8によれば、請求項
5ないし7のいずれかにおいて、シールド部材の一次導
体が貫通する貫通穴に一次導体が嵌着可能な切欠きが形
成された絶縁部材を装着するようにしたので、組立作業
性の向上を図ることが可能な変成器を提供することがで
きる。
【0057】又、この発明の請求項9によれば、請求項
5ないし7のいずれかにおいて、二次巻線をコアのヨー
ク部に挿脱可能な絶縁ボビンに巻回するようにしたの
で、組立作業性の向上を図ることが可能な変成器を提供
することができる。
【0058】又、この発明の請求項10によれば、請求
項9において、絶縁ボビンの端部にコア部材の挿入を案
内する案内溝を形成するようにしたので、組立作業性の
向上を図ることが可能な変成器を提供することができ
る。
【0059】又、この発明の請求項11によれば、請求
項9において、絶縁ボビンの端部の側面にシールド部材
の内面によって押圧される突起を形成するようにしたの
で、磁気性能の向上を図ることが可能な変成器を提供す
ることができる。
【0060】又、この発明の請求項12によれば、二次
巻線が巻回されたコア部材を屈曲させることにより一次
導体を囲繞する工程を包含するようにしたので、組立作
業性の向上を図ることが可能な変成器の製造方法を提供
することができる。
【0061】又、この発明の請求項13によれば、一次
導体の周囲に二次巻線が巻回されたコア部材を一部のヨ
ーク部を残して屈曲させコアを形成する工程と、二次巻
線およびコア部材を分割部を開いた状態のシールド部材
で覆う工程と、コア部材の残りのヨーク部を屈曲させる
とともにシールド部材の分割部を閉じる工程とを包含す
るようにしたので、組立作業性の向上を図ることが可能
な変成器の製造方法を提供することができる。
【0062】又、この発明の請求項14によれば、請求
項1において、コアの環状部を貫通して配設される一次
導体を備えた零相変流器としたので、巻線コストの低減
および出力感度の向上を図ることが可能な零相変流器を
提供することができる。
【0063】又、この発明の請求項15によれば、請求
項2において、コア部材を磁性材料で積層され複数のヨ
ーク部が屈曲可能に連結された第1のコア部材、および
磁性材料で積層され第1のコア部材の両端に連結される
ヨーク部でなる第2のコア部材で形成するようにしたの
で、巻線コストの低減および出力感度の向上を図ること
が可能な変成器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における零相変流器
の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す一次導体の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】 図1に示す零相変流器本体の構成を示す正面
図である。
【図4】 図3に示すシールドの構成を示す斜視図であ
る。
【図5】 図4におけるシールドを展開して示す展開斜
視図である。
【図6】 図3に示す二次巻線部の構成を示す正面図で
ある。
【図7】 図6における二次巻線部の組立方法の工程を
示す平面図である。
【図8】 図7におけるA部の詳細を示す断面図であ
る。
【図9】 図7におけるB部の詳細を示す正面図であ
る。
【図10】 図7におけるB部の詳細を示す側面図であ
る。
【図11】 図6における二次巻線部の組立方法の図7
とは異なる工程を示す正面図である。
【図12】 この発明の実施の形態2における零相変流
器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は
展開図である。
【図13】 この発明の実施の形態2における零相変流
器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は
展開図である。
【図14】 この発明の実施の形態2における零相変流
器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は
展開図である。
【図15】 この発明の実施の形態2における零相変流
器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は
展開図である。
【図16】 この発明の実施の形態3における零相変流
器のシールドの構成を示し、(A)は正面図、(B)は
展開図である。
【図17】 この発明の実施の形態4における零相変流
器の一次導体保持具の構成を示す正面図である。
【図18】 この発明の実施の形態5における零相変流
器の鉄心の構成および組立方法の工程を示す平面図であ
る。
【図19】 この発明の実施の形態5における零相変流
器の鉄心の図18におけるとは異なる構成および組立方
法の工程を示す平面図である。
【図20】 この発明の実施の形態5における零相変流
器の鉄心の図18におけるとはさらに異なる構成および
組立方法の工程を示す平面図である。
【図21】 この発明の実施の形態6における零相変流
器の製造方法の工程を示す図である。
【図22】 従来の零相変流器の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
5,6,7 一次導体、8 零相変流器本体、9,2
0,21,22,23,26,48 シールド、10
ヨーク部、10a 凹部、10b 凸部、10c,10
d 端面、11,30,35,42 第1のコア部材、
12,31,37,43 第2のコア部材、13 コア
部材、14 絶縁ボビン、15 筒状部、16 保持
部、16a 案内溝、16b 突出部、17 二次巻
線、18,32,38,44 鉄心、19 二次巻線
部、27 一次導体支持具、27a,27b,27c
切欠き。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 裕治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 東 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松田 隆視 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山県 伸示 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5E062 AA01 AA04 AC01 AC13 5E081 AA06 BB03 CC01 DD02 DD23 EE14 5G030 FC08 XX12 YY12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料で積層され複数のヨーク部が帯
    状に連結されたコア部材の上記連結部を屈曲させること
    により環状に形成してなるコアと、上記コアのヨーク部
    に巻回された二次巻線とを備えたことを特徴とする変成
    器。
  2. 【請求項2】 コアは矩形状に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の変成器。
  3. 【請求項3】 コア部材はヨーク部の積層方向に相隣な
    る縁部同士が重なり合うように積層されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の変成器。
  4. 【請求項4】 端部のヨーク部の縁部は積層方向に重な
    り合っていることを特徴とする請求項1または2記載の
    変成器。
  5. 【請求項5】 コアおよび二次巻線はシールド部材によ
    って覆われるとともに上記シールド部材は内部を流れる
    磁束の密度の小さい部位で分割されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の変成器。
  6. 【請求項6】 コアおよび二次巻線はシールド部材によ
    って覆われるとともに上記シールド部材は所定の部位で
    分割され且つ上記分割部には重なりが形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の変成器。
  7. 【請求項7】 コアおよび二次巻線はシールド部材によ
    って覆われるとともに上記シールド部材は方向性磁性材
    料でなる板状部材を磁束の通り易い方向が環状になるよ
    うに端面を順次接合して配置するとともに積層方向に相
    隣なる同士の上記接合部が重ならないように積層して形
    成されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    変成器。
  8. 【請求項8】 シールド部材の一次導体が貫通する貫通
    穴には上記一次導体が嵌着可能な切欠きが形成された絶
    縁部材が装着されていることを特徴とする請求項5ない
    し7のいずれかに記載の変成器。
  9. 【請求項9】 二次巻線はコアのヨーク部に挿脱可能な
    絶縁ボビンに巻回されていることを特徴とする請求項5
    ないし7のいずれかに記載の変成器。
  10. 【請求項10】 絶縁ボビンの端部にはコア部材の挿入
    を案内する案内溝が形成されていることを特徴とする請
    求項9記載の変成器。
  11. 【請求項11】 絶縁ボビンの端部の側面にはシールド
    部材の内面によって押圧される突起が形成されているこ
    とを特徴とする請求項9記載の変成器。
  12. 【請求項12】 二次巻線が巻回されたコア部材を屈曲
    させることにより一次導体の周囲を囲繞する工程を包含
    してなる変成器の製造方法。
  13. 【請求項13】 一次導体の周囲に二次巻線が巻回され
    たコア部材を一部のヨーク部を残して屈曲させコアを形
    成する工程と、上記二次巻線およびコア部材を分割部を
    開いた状態のシールド部材で覆う工程と、上記コア部材
    の残りのヨーク部を屈曲させるとともに上記シールド部
    材の分割部を閉じる工程とを包含してなる変成器の製造
    方法。
  14. 【請求項14】 零相変流器でコアの環状部を貫通して
    配設される一次導体を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の変成器。
  15. 【請求項15】 コア部材は磁性材料で積層され複数の
    ヨーク部が屈曲可能に連結された第1のコア部材、およ
    び磁性材料で積層され上記第1のコア部材の両端に連結
    されるヨーク部でなる第2のコア部材で形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の変成器。
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