JPH02255662A - 置換ピリミジン誘導体 - Google Patents

置換ピリミジン誘導体

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JPH02255662A
JPH02255662A JP2038507A JP3850790A JPH02255662A JP H02255662 A JPH02255662 A JP H02255662A JP 2038507 A JP2038507 A JP 2038507A JP 3850790 A JP3850790 A JP 3850790A JP H02255662 A JPH02255662 A JP H02255662A
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ハンス・ヨヘン・ラング
Hildegard Dr Nimmesgern
ヒルデガルト・ニメスゲルン
Klaus Dr Weidmann
クラウス・ヴアイトマン
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    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/32One oxygen, sulfur or nitrogen atom
    • C07D239/42One nitrogen atom
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 細胞内の高められたソルビトール濃度は糖尿病による晩
発障害例えば網膜症、神経症および腎臓病の原因と考え
られている。血中グルコースが高められると、酵素アル
ドースレダクターゼによるソルビトールの生成が増加す
る。ソルビトールの蓄積はアルドースレダクターゼ阻害
剤によって防止することができる。
アルドースレダクターゼ阻害剤(API)に関するスク
リーニングはストレプトシトシンによって惹起された糖
尿病を有するラットで実施する。
ラットの体重1kg当り60mgのストレプトシトシン
硫酸塩を用いて糖尿病を引起こしてから1〜2週間後に
これらの動物をARIスクリーニングに使用した。アル
ドースレダクターゼ阻害剤の活性について使用する測定
基準は、調査すべきAPIで処置してから5〜6時間後
における赤血球、神経および水晶体中の高められたソル
ビトール含量の低下である。
ストレプトシトシンは発がん性的質である。
従って、ストレプトシトシンの投与および投与後のこれ
ら動物の居住(2〜3日間)は生物学的危険防止の下で
行わなければならない。ストレプトシトシン投与後の最
初の2日間に排出される尿は特別な方法で捨てなければ
ならないし、汚染されたボックスは特別清潔にしなけれ
ばならない。しかしながら、ストレプトシトシンは発が
ん性でありモしてβ細胞に対して毒性であると同時に肝
臓および腎臓障害をも引起こす。
このために投与後10〜14日まではこれらの動物をA
RIスクリーニングに使用しない。
本発明によれば、予想外なことに下記式■のピリミジン
誘導体およびその塩が経口または非経口投与される場合
には血中グルコースに対する急性または慢性作用なしで
細胞内ソルビトールを増加させるということが見出され
た。式Iのピリミジン誘導体Iこよって引起こされるソ
ルビトールの増加はアルドースリダクターゼ阻害剤との
同時処置によって防止される。従って、このソルビトー
ル蓄積性のピリミジン誘導体は糖尿病でない正常なラッ
トにおけるアルドースリダクターゼ阻害剤についての新
規で、簡素化されかつ経費および時間消費のより少ない
鋭敏なスクリーニングに適している。
また、例えば飲料水中での投与による式Iのピリミジン
誘導体で慢性的に治療した動物における糖尿病による晩
発障害の性質の機能的および形態学的変化の誘発によっ
て、実際に細胞内ソルビトールの蓄積が糖尿病による晩
発障害の直接原因であることを示すことも可能である。
糖尿病による晩発障害の因子としては神経伝導速度、瞳
孔拡大、網膜毛細管動脈瘤および毛細管基礎膜の厚さを
あげることができる。
すなわち、本発明は下記式I 〔式中、 R1,R4およびR5は同一であるかまたは相異なって
いて水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメ
チル、(C1〜C,)−アルキル、(C。
〜cm)−ヒドロキシアルキル、(ci〜C5)−アル
コキシ、(C1〜C+ z)−アリールまたはアミノで
あり、 R2およびR3は同一であるかまたは相異なっていて水
素、(C,〜C5)−アルキル、(CS〜C+ 2)−
アリールまたは(Ca〜CIff)−アラルキル(ここ
で、アルキルは1〜4個の炭素原子を有する)であるか
、またはR2およびR3はそれらが結合する窒素と一緒
になってアゼチジン、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラ
ジノまたはモルホリノ基または同一もしくは相異なる基
R6およびR1で置換されたアゼチジン、ピロリジノ、
ピペリジノ、ピペラジノまたはモルホリノ基を形成し、
そしてここで R6およびR1は(C+〜C5)−アルキル、スルファ
モイル、N  (C+=Ca)−アルキルスルファモイ
ル、N、N−(c+〜Ca)−ジアルキルスルファモイ
ル、(C,=C,)−アルコキシカルボニル、N、N 
 (c+〜Ca)−ジアルキルカルバモイル、N−(C
3〜C4)−アルキルカルバモイル、N −(C。
=Cl2)−アリールカルバモイルまたは(C1〜CI
り一アリールカルバモイル(ここでアリール基は(01
〜C4)−アルキル、(C+〜C,)−アルコキシ、ハ
ロゲン、No、、  NH,、CNもしくはCF3で置
換されている)またはカルバモイル、(C8〜cm)−
アルキルカルボニル、(Cs=C+t)−アリールカル
ボニル、アリール基が(c l”’ CI )−アルキ
ル、(01〜C4)−アルコキシ、ハロゲン、No、、
NH,、CNもしくハCF3テ置換されティる(C@〜
Cl2)−アリールカルボニル、または(CI−CI)
−アルキルスルホニル、(CI= Cs )−アルキル
スルフィニル、(C,〜C+ り一アリールスルホニル
、アリール基が(ca”ca)−アルキル、(ca”c
a)−アルコキシ、ハロゲン、No、、NH,、CNも
しくはCF、で置換されている(ci〜C+ *)−ア
リールスルホニル、またはへテロアリールカルボニルも
しくはヘテロアリールスルホニルでアリ、マたは置換基
R@、Ryのうちの一方は水素である〕で表されるピリ
ミジン誘導体およびその生理学的に許容しうる塩に関す
る。
本明細書中における定義においてアルキルおよびアルコ
キシ(誘導される基中に包含される)は直鎖または分枝
鎖状基を示し、ハロゲンはフッ素、塩素、臭素および沃
素特に塩素を示す。
ヘテロアリールはへテロ原子として1個の酸素原子また
は1〜3個の窒素原子を有する非置換へテロアリール基
として定義される。(CS〜c12)−アリールは例え
ばフェニル、ナフチルまたはビフェニリルである。
式Iの好ましいピリミジン誘導体は式中、R1,R4お
よびR″が同一であるかまたは相異なっていて水素また
は(Ct〜cm)−アルキルであり、 R1およびR3がそれらが結合する窒素と一緒になって
同一もしくは相異なる基R@およびRFで場合により置
換されたピペラジン環を形成し、そしてここで R6およびR′が(Ct〜C5)−アルキル、スルファ
モイル、N−(C,=C1)−アルキルスルファモイル
、N、N  (C+〜C,)−ジアルキルスルファモイ
ル、(CI−Cm)−アルコキシカルボニル、N、N−
(C1〜C4)−ジアルキルカルバモイル、N−(CI
” C4)−アルキルカルバモイル、カルバモイル、(
C+〜C,)−アルキルカルボニル、(c。
〜C+*)−アリールカルボニル、アリール基が(C,
−Ca)−アルキル、(C+〜C4)−アルコキシ、ハ
ロゲン、NO,、NH,、CNもしくハcF、テ置換さ
れている(CS〜C+ t)−アリールカルボニル、ま
たは(C1〜C6)−アルキルスルホニル、(C。
=C5)−アルキルスルフィニル、(cm〜C+ t)
−アリールスルホニル、アリール基が(C3〜C4)−
アルキル、(CI−C4)−アルコキシ、ハロゲン、N
O8、NH,、CNもしくはCF、で置換されている(
C6〜C1り一アリールスルホニル、またはヘテロアリ
ールカルボニルもしくはヘテロアリールスルホニルであ
り、または置換基R@、RFのうちの一方が水素である
該誘導体およびその生理学的に許容しうる塩である。
式Iの特に好ましいピリミジン誘導体は式中、 R1、R4およびR8が同一であるかまたは相異なって
いて水素または(ca ””ca)−アルキルでアリ、
R1およびR1がそれらが結合する窒素と一緒になって
場合により4−位に別の置換基R@を有するピペラジン
環を形成し、そしてここでR6がスルファモイル、N−
(C,〜C4)−アルキルスルファモイル、N、N−(
C1〜C4)−ジアルキルスルファそイル、カルバモイ
ル、N−(C。
〜C4)−アルキルカルバモイル −ジアルキルカルバモイル、(C+〜C.)−アルキル
カルボニル ニル、アリール基が(C+〜Ca)−アルキル、(C+
〜C4)−アルコキシ、ハロゲン、No!、NH,、C
NもしくはCF.で置換されている(CS〜C+ 1)
−アリールカルボニル、またはピリジンカルボニルであ
る該誘導体およびその生理学的に許容しうる塩である。
式Iの極めて特に好ましいピリミジン誘導体は式中、 R1が水素または(Ci”Cz)−アルキル、特にメチ
ルであり、 R′が水素または(CI”Ci)−アルキル、特に水素
であり、 R6が水素であり、 R2およびR3がそれらが結合する窒素と一緒になって
場合により4−位に別の置換基R@を有するピペラジン
環を形成し、そしてここでR6がN−(C,〜CS)−
アルキルスルファモイル、N.N  (CI”Cり一ジ
アルキルスルファモイル、N−(C.〜C,)−アルキ
ルカルバモイル、N,N− (c+〜CZ)−ジアルキ
ルカルバモイル、(C+〜C,)−アルキルカルボニル
、フェニル基力(C。
〜Ct)−アルキル、塩素またはNo2で場合により置
換されたフェニルカルボニルであって、特にN,N−’
;メチルスルファモイル ニル 体およびその生理学的に許容しうる塩である。
本発明はさらに式Iの化合物の製造方法に関する。その
方法はそれ自体知られた方法でa)式■ (式中R’, R’およびR″は前述の定義を有する)
の化合物を得、 b)得られた化合物■を無機酸クロライドと反応させて
式V (式中R′は前述の定義を有する)の化合物またはその
酸付加塩を式■ (式中R1、R1およびRsは前述の定義を有する)の
ピリミジン誘導体を得、 C)得られた式Vの化合物を式■ p言 (式中R4およびRSは前述の定義を有しモしてR8は
メチルまたはエチルである)の化合物またはその塩基性
塩と反応させて式■ (式中R8およびR3は前述の定義を有する)のアミン
と反応させて式Iの化合物τ得そしてd)必要な場合に
、置換基R2/R3のうちの一方または両方が水素であ
る得られた式Iの化合物をRj/R3が水素以外である
前述の定義を有する化合物に変換し、 e)必要な場合に、R2およびR3がそれらを担持して
いる窒素原子と一緒になってアゼチジン、ピロリジノ、
ピペリジノ、ピペラジノまたはモルホリノ基を形成する
得られた式Iの化合物に基R@ / RTを導入し、そ
して f)必要な場合に、得られた式1の化合物を生理学的に
許容し得る塩に変換することからなる。
本発明による方法は文献(例えばり、J、 Brown
The Chemistry of Heterocy
clic Con1pounds。
The Pyrimidinas 5upp1.  !
  (1970)+ 5uppl。
11  (1985)、 Wiley−1nLersc
ience N、Y、およびそこに記載の文献参照)に
記載のと類似の手法で実施される。
式Vの化合物をアンモニア(式VI、 R”−R3−H
)または第一アミン(式■、R”−H,R3≠H)と反
応さセル、!=R”−R3−Hマタ+;1R1−H,R
39&Hである式Iの化、金物が得られそしてそれらの
(残りの)水素原子は化合物Z−R”/ Z−R3(こ
こで2は塩素、臭素またはヨウ素を示しそしてR8およ
びRsは水素を除く式Iに定義の意味を有する)との反
応によって場合により置換されることができる。
式Vの化合物を式■(ここでR2およびR3はそれらが
結合している窒素と一緒で環系を形成する)のアミンと
反応させると該環系がすでに前述の定義を有する置換基
R@、R7を担持しているかまたは置換されていない式
■の化合物が得られる。該環系は例えばピペラジンのよ
うにさらに酸性水素原子を担持している場合には、これ
らは化合物Z−R’/ Z−R’ (ここで2は塩素、
臭素またはヨウ素を示しそしてR尋/R7は式■に定義
の意味を有す)との反応によって場合により置換され得
る。
式Iの化合物は酸との反応によりそれらの生理学的に許
容しうる塩に変換され得る。
本発明化合物は細胞内ポリオール蓄積のために糖尿病性
代謝状態なしで糖尿病性神経症の性質を有する機能的症
状を誘発する。
薬理学的調査 ラットに本発明化合物を5〜50mg/kg(1)用量
で経口投与すると4〜5時間内にストレプトシトシンに
より惹起された糖尿病を有するラットおよび正常ラット
の座骨神経および赤血球中にソルビトール濃度の用量依
存性による増加が生じる。
ラットに実施例1dの化合物25mg/bgを経口投与
してから4〜5時間後では、正常ラットの前記組織中に
達するソルビトール濃度はストレプトシトシンにより惹
起された糖尿病を有するラットにおいて8日後に示され
た濃度に相当する。ソルビトールの増加はARIである
スピロ−2,7−ジフルオロ−9H−フルオレン−9,
4−イミダゾリジン−2,5−ジオン(−HOE 84
3)による同時経口治療によって用量依存性的に防止さ
れる。
ソルビトール蓄積を引起こすことができるために、本発
明化合物はアルドースリダクターゼ阻害剤の試験用のた
めの薬理的モデルにおけるツールとして特に適している
。従って本発明はまた式■のピリミジン誘導体およびそ
の薬理学的に許容し得る塩の該用途にも関する。
実施例に記載の化合物とは別に、下記の表中に示されて
いる一般式■の化合物およびその塩を得ることができる
。使用されている略語は以下のとおりである。
メチル(Me)、エチル(Et)、プロピル(P「)、
ブチル(Bu)、ヘキシル(Hex)、アセチル(Ac
) 、7エ二ル(ph)、イソ(i)およびシクロ(C
)。
H −soぺ)ocH3 −so 、+NO! −So!−CL −5J−N(Me)t −SO□−NHCH。
−co(◇ −Go−CHx −CO+CH。
−Co−NH(◇ −Go−NH+No。
−CO−@;r−OCHs −co過 −CQ((む −soべ)cH。
−soべ)NOl −Soy−CHs −3Ox−NHCHs −Sow−N(CHs)* −SO,−NEt。
一5Q、−N(iPr)* −SO!−El C0CHs −CO+OCR3 −GO()NO。
−CO()NO! −co号Cα −So、−N(Et)z −Sow−N(iPr)z CH3 CH。
CH3 −Go−NHEt −Sow−NHCHs −co +c o。
−CO+N 02 CH。
CH。
CH。
一3J−N(Et)t −Co−CI。
−Co−N(Me)2 R“ Et −co +ca EL  HH−co@ El  HH−co−@> El  HH−Go−@)1 以下に本発明を実施例により説明するが、本発明はそれ
らに限定されるものではない。
実施例 1 2−メチル−4−(4−N、N−ジメチルスルファモイ
ル−ピペラジノ)ピリミジンおよび対応する塩酸塩 a)  4−ヒドロキシ−2−メチル−ピリミジントル
エン5a中に懸濁した水素化ナトリウム(55%懸濁液
) 240gの撹拌懸濁液にぎ酸エチル555gおよび
酢酸エチル440gの混合物を水素の発生が止むまで室
温において滴加した。次にこの混合物を1時間撹拌し、
沈澱を吸引枦去しついでエーテルで洗浄した。ホルミル
酢酸エチルのナトリウム塩650gを得、これを水4a
中に溶解しそしてアセタミジン塩酸塩475gと反応さ
せた。
反応溶液を室温で2日間放置しついで水を真空蒸溜によ
り除去し、残留物をシリカゲルでクロマトグラフィー処
理した。4−ヒドロキシ−2−メチル−ビリミジン24
0gが得られた。(融点=214°C) b)  4−クロロ−2−メチル−ピリミジン4−ヒド
ロキシ−2−メチル−ピリミジン目1にオキシ塩化りん
50IL112を加え、その混合物を除々に80℃に加
熱した。固形物が完全に溶解してから過剰のオキシ塩化
りんを真空蒸溜により除去し、残留物を氷上に注いだ。
水性相をジクロロメタンで数回抽出し、有機相を硫酸ナ
トリウムで乾燥し、濾過しついで濃縮した。4−クロロ
−2−メチル−ピリミジン8gが得られた。(融点:5
9℃) c)  2−メチル−4−ピペラジノ−ピリミジン4−
クロロ−2−メチル−ピリミジン139をテトラヒドロ
7ラン200mff中に溶解し、ピペラジン17.5g
を加えた。この反応混合物を24時間還流した。沈澱し
たピペラジン塩酸塩を吸引炉去しついでテトラヒドロフ
ランで洗浄した。この溶液を真空中で濃縮して2−メチ
ル−4−ピペラジノ−ピリミジン199を得た。これは
それ以上精製しないで反応させた。
d)  2−メチル−4−(4−N、N−ジメチルスル
7アモイルービペラジノ)−ピリミジン2−メチル−4
−ピペラジノ−ピリミジン5gをピリジン80m12中
に溶解し、室温でN、N−ジメチルアミドスルホニルク
ロライド4.7gを加えた。この反応溶液を50℃で5
時間加熱した。出発化合物が完全に反応したら、反応混
合物を室温に冷却しついでジエチルエーテルを加えた。
分離した結晶を吸引炉去した。カラムクロマトグラフィ
ーによる精製で2−メチル−4−(4−N、N−ジメチ
ルスル7アモイルーピベラジノ)−ピリミジン2.6g
を得た。(融点:l14℃)e)  2−メチル−4−
(N、N−ジメチルスル7アモイルーピペラジノ)−ピ
リミジン塩酸塩2−メチル−4−(N、N−ジメチルス
ル7アモイルービベラジノ)−ピリミジン1gをメタノ
ール5鷹α中に溶解し、室温でメタノール性塩酸10v
aQを撹拌下に加えた。15分後、溶媒を真空蒸溜によ
り除去しそして残留物にアセトンを加えた。
塩酸塩19を白色結晶として単離しt:。(融点=23
8°C1分解) 実施例 2 2−メチル−4−(4−ベンゾイル−ピペラジノ)−ピ
リミジン 2−メチル−4−ピペラジノ−ピリミジン1gをアセト
250mg中に溶解し、炭酸カリウム2gおよびベンゾ
イルクロライド0.8gを加えた。
この懸濁液をもはや出発化合物が検出され得なくなるま
で6時間還流した。濾過後、炉液を真空中で濃縮しつい
で残留物をジクロロメタン/石油エーテルから再結晶し
た。2−メチル−4−(4−ベンゾイル−ピペラジノ)
−ピリミジン0.5gを得た。(融点:147℃)下記
の化合物が類似の方法で製造されI;。
実施例 3 2−メチル−4−(4−エチルカルバモイル−ピペラジ
ノ)−とリミジン (融点:138℃) 実施例 4 2−メチル−4−(4−メタンスルホニルピペラジノ)
−とりミシン (融点:241”O)  (分解) 実施例 5 2−メチル−4−(4−(4−ニトロベンゼンスルホニ
ル)−ピペラジノコ−ピリミジン(融点=166℃) 実施例 6 2−メチル−4−(4−(p−トルエンスルホニル)−
ピペラジノコ−ピリミジン (融点=142℃) 実施例 7 2−)チル−4−(4−ニコチノイル−ピペラジノ)−
ピリミジン (融点:l18℃) 実施例 8 6−メチル−4−(4−ベンゾイル−ピペラジノ)−ピ
リミジン 6−メチル−4−(4−(p−トルエンスルホニル)−
ピペラジノコ−ピリミジン (融点:221’O) 実施例 10 6−メチル−4−(4−ニコチノイル−ピペラジノ)−
ピリミジン (融点=78℃) 実施例11 6−メチル−4−(4−N、N−ジメチルスルファモイ
ルピペラジノ)−ピリミジン (融点:107℃) 実施例 12 6−メチル−4−(4−メタンスルホニルピペラジノ)
−ピリミジン (融点:198°C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、 R^1、R^4およびR^5は同一であるかまたは相異
    なっていて水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフル
    オロメチル、(C_1〜C_6)−アルキル、(C_1
    〜C_6)−ヒドロキシアルキル、(C_1〜C_6)
    −アルコキシ、(C_6〜C_1_2)−アリールまた
    はアミノであり、 R^2およびR^3は同一であるかまたは相異なってい
    て水素、(C_1〜C_6)−アルキル、(C_6〜C
    _1_2)−アリールまたは(C_6〜C_1_2)−
    アラルキル(ここで、アルキルは1〜4個の炭素原子を
    有する)であるか、またはR^2およびR^3はそれら
    が結合する窒素と一緒になってアゼチジノ、ピロリジノ
    、ピペリジノ、ピペラジノまたはモルホリノ基または同
    一もしくは相異なる基R^6およびR^7で置換された
    アゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノまた
    はモルホリノ基を形成し、そしてここで R^6およびR^7は(C_1〜C_6)−アルキル、
    スルファモイル、N−(C_1〜C_4)−アルキルス
    ルファモイル、N,N−(C_1〜C_4)−ジアルキ
    ルスルファモイル、(C_1〜C_6)−アルコキシカ
    ルボニル、N,N−(C_1〜C_4)−ジアルキルカ
    ルバモイル、N−(C_1〜C_4)−アルキルカルバ
    モイル、N−(C_6〜C_1_2)−アリールカルバ
    モイルまたは(C_6〜C_1_2)−アリールカルバ
    モイル(ここでアリール基は(C_1〜C_4)−アル
    キル、(C_1〜C_4)−アルコキシ、ハロゲン、N
    O_2、NH_2、CNもしくはCF_3で置換されて
    いる)またはカルバモイル、(C_1〜C_6)−アル
    キルカルボニル、(C_6〜C_1_2)−アリールカ
    ルボニル、アリール基が(C_1〜C_4)−アルキル
    、(C_1〜C_4)−アルコキシ、ハロゲン、NO_
    2、NH_2、CNもしくはCF_3で置換されている
    (C_6〜C_1_2)−アリールカルボニル、または
    (C_1〜C_6)−アルキルスルホニル、(C_1〜
    C_6)−アルキルスルフイニル、(C_6〜C_1_
    2)−アリールスルホニル、アリール基が(C_1〜C
    _4)−アルキル、(C_1〜C_4)−アルコキシ、
    ハロゲン、NO_2、NH_2、CNもしくはCF_3
    で置換されている(C_6〜C_1_2)−アリールス
    ルホニル、またはヘテロアリールカルボニルもしくはヘ
    テロアリールスルホニルであり、または置換基R^6、
    R^7のうちの一方は水素である〕 で表されるピリミジン誘導体およびその生理学的に許容
    しうる塩。 2)式 I において少なくとも1個の置換基が下記の意
    味すなわち R^1、R^4およびR^5が同一であるかまたは相異
    なっていて水素または(C_1〜C_6)−アルキルで
    あり、 R^2およびR^3がそれらが結合する窒素と一緒にな
    って同一もしくは相異なる基R^6およびR^7で場合
    により置換されたピペラジン環を形成し、そしてここで R^6およびR^7が(C_1〜C_6)−アルキル、
    スルファモイル、N−(C_1〜C_4)−アルキルス
    ルファモイル、N,N−(C_1〜C_4)−ジアルキ
    ルスルファモイル、(C_1〜C_6)−アルコキシカ
    ルボニル、N,N−(C_1〜C_4)−ジアルキルカ
    ルバモイル、N−(C_1〜C_4)−アルキルカルバ
    モイル、カルバモイル、(C_1〜C_6)−アルキル
    カルボニル、(C_6〜C_1_2)−アリールカルボ
    ニル、アリール基が(C_1〜C_4)−アルキル、(
    C_1〜C_4)−アルコキシ、ハロゲン、NO_2、
    NH_2、CNもしくはCF_3で置換されている(C
    _6〜C_1_2)−アリールカルボニル、または(C
    _1〜C_6)−アルキルスルホニル、(C_1〜C_
    6)−アルキルスルフィニル、(C_6〜C_1_2)
    −アリールスルホニル、アリール基が(C_1〜C_4
    )−アルキル、(C_1〜C_4)−アルコキシ、ハロ
    ゲン、NO_2、NH_2、CNもしくはCF_3で置
    換されている(C_6〜C_1_2)−アリールスルホ
    ニル、またはヘテロアリールカルボニルもしくはヘテロ
    アリールスルホニルであり、または置換基R^6、R^
    7のうちの一方が水素である を有する請求項1記載のピリミジン誘導体およびその生
    理学的に許容しうる塩。 3)式 I において少なくとも1個の置換基が下記の意
    味すなわち R^1、R^4およびR^5が同一であるかまたは相異
    なっていて水素または(C_1〜C_4)−アルキルで
    あり、 R^2およびR^3がそれらが結合する窒素と一緒にな
    って場合により4−位に別の置換基R^6を有するピペ
    ラジン環を形成し、そしてここ で R^6がスルファモイル、N−(C_1〜C_4)−ア
    ルキルスルファモイル、N,N−(C_1〜C_4)−
    ジアルキルスルファモイル、カルバモイル、N−(C_
    1〜C_4)−アルキルカルバモイル、N,N−(C_
    1〜C_4)−ジアルキルカルバモイル、(C_1〜C
    _6)−アルキルカルボニル、(C_6〜C_1_2)
    −アリールカルボニル、アリール基が(C_1〜C_4
    )−アルキル、(C_1〜C_4)−アルコキシ、ハロ
    ゲン、NO_2、NH_2、CNもしくはCF_3で置
    換されている(C_6〜C_1_2)−アリールカルボ
    ニル、またはピリジンカルボニルである を有する請求項1記載のピリミジン誘導体およびその生
    理学的に許容しうる塩。 4)式 I において少なくとも1個の置換基が下記の意
    味すなわち R^1が水素または(C_1〜C_2)−アルキル、特
    にメチルであり、 R^4が水素または(C_1〜C_2)−アルキル、特
    に水素であり、 R^5が水素であり、 R^2およびR^3がそれらが結合する窒素と一緒にな
    って場合により4−位に別の置換基R^6を有するピペ
    ラジン環を形成し、そしてここ で R^6がN−(C_1〜C_3)−アルキルスルファモ
    イル、N,N−(C_1〜C_2)−ジアルキルスルフ
    ァモイル、N−(C_1〜C_2)−アルキルカルバモ
    イル、N,N−(C_1〜C_2)−ジアルキルカルバ
    モイル、(C_1〜C_2)−アルキルカルボニル、フ
    ェニル基が(C_1〜C_2)−アルキル、塩素または
    NO_2で場合により置換されたフェニルカルボニルで
    あって、特にN,N−ジメチルスルファモイル、フェニ
    ルカルボニルまたはピリジンカルボニルである を有する請求項1記載のピリミジン誘導体およびその生
    理学的に許容しうる塩。 5)請求項1記載の化合物の製造において、それ自体知
    られた方法で a)式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (式中R^1は前述の定義を有する)の化合物またはそ
    の酸付加塩を式III ▲数式、化学式、表等があります▼III (式中R^4およびR^5は前述の定義を有しそしてR
    ^6はメチルまたはエチルである)の化合物またはその
    塩基性塩と反応させて式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV (式中R^1、R^4およびR^5は前述の定義を有す
    る)の化合物を得、 b)得られた化合物IVを無機酸クロライド と反応させて式V ▲数式、化学式、表等があります▼V (式中R^1、R^4およびR^5は前述の定義を有す
    る)のピリミジン誘導体を得、 c)得られた式Vの化合物を式VI ▲数式、化学式、表等があります▼VI (式中R^2およびR^3は前述の定義を有する)のア
    ミンと反応させて式 I の化合物を得そし て d)必要な場合に、置換基R^2/R^3のうちの一方
    または両方が水素である得られた式 I の化合物をR^
    2/R^3が水素以外である前述の定義を有する化合物
    に変換し、 e)必要な場合に、R^2およびR^3がそれらを担持
    している窒素原子と一緒になってアゼチジノ、ピロリジ
    ノ、ピペリジノ、ピペラジノまたはモルホリノ基を形成
    する得られた式 I の化合物に基R^6/R^7を導入
    し、そしてf)必要な場合に、得られた式 I の化合物 を生理学的に許容し得る塩に変換することからなる請求
    項1記載の化合物の製造方法。 6)薬理モデルにおけるツールとしての請求項1記載の
    式 I の化合物およびその塩の使用。
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