JPH022497Y2 - - Google Patents

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JPH022497Y2
JPH022497Y2 JP1741186U JP1741186U JPH022497Y2 JP H022497 Y2 JPH022497 Y2 JP H022497Y2 JP 1741186 U JP1741186 U JP 1741186U JP 1741186 U JP1741186 U JP 1741186U JP H022497 Y2 JPH022497 Y2 JP H022497Y2
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JP
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case
clamp
cylinder
lead wire
workpiece
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JP1741186U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は位置決めされた一方のワークに、他
方のワークを同軸的に位置決めしてクランプする
クランプ装置に関するもので、例えば感温ペレツ
トを用いた温度ヒユーズにおける金属ケースとリ
ード線とをカシメ加工する場合に利用される。
従来の技術 例えば感温ペレツトを用いた温度ヒユーズにお
いては、第6図に示すようにカンケース1とリー
ド線2とを第7図に示すようにカシメ固定してお
り、カシメに際してはカンケース1及びリード線
2をクランプするために適宜のクランプ装置が用
いられている(特公昭56−42366号公報参照)。前
記の如く使用されるクランプ装置は、カンケース
1に対してリード線2を確実に同軸状に位置決め
してクランプする必要がある。しかし、従来のク
ランプ装置は同軸状に位置決めしてクランプする
ことができず、カンケース1とリード線2とが偏
心することがあつた。
そこで本出願人はカンケース1とリード線2と
を簡単に同軸状に位置決めしてクランプできる装
置を提案した(実願昭60−24290号)。これはカシ
メ機に組込まれており、第3図に示す構造を有し
ている。即ち、クランプ装置は支持台3の両側に
一対のクランプレバー4,5をその中途部でピン
6,7にて回動自在に枢着し、このクランプレバ
ー4,5の下端に夫々カムフオロア8,9をピン
10,11にて回動自在に装着してある。そして
支持台3の下方にシリンダ12を配置させ、当該
シリンダ12のピストンロツド13の先端に、上
端が凸状の固定シリンダヘツド14を固定し、こ
の固定シリンダヘツド14上に、上面2個所にテ
ーパ状のカム面15,16を形成し、且つ、下面
中央部に前記凸部14aより大きい凹部17を形
成した可動シリンダヘツド18を被嵌させ、当該
可動シリンダヘツド18をクランプレバー4,5
間に進入・退出させるようにしてある。
また支持台3の上面には、中心部にリード線2
の下端を受け入れる溝19を形成し、その上面に
環状の敷板20を載置し、さらに敷板20上にリ
ード線2をチヤツクする一対のチヤツク21,2
2を水平方向に摺動自在に装着し、且つ、クラン
プレバー4,5の上端間に配置させてある。前記
チヤツク21,22は対向する面にチヤツク溝2
3,24を形成し、このチヤツク溝23,24の
上端には漏斗状のカシメ案内溝25,26を形成
し、さらに上面に環状の溝27を形成し、当該溝
27内にスプリング28を介してカンケース受け
29を収容させてある。またチヤツク21,22
の上方には、カンケース1を位置決めするホルダ
30を設けてある。
そしてクランプ動作は、シリンダ12のピスト
ンロツド13を下降させて、クランプレバー4,
5の上端が自由状態になるようにし、ホルダ30
内へカンケース1を供給し、カンケース受け29
に支持させる。次にリード線2を頭部を上にして
カンケース1内に供給し、カンケース1の底部の
透孔に貫通させ、頭部を底部に係止させる。この
後、シリンダ12のピストンロツド13を伸長さ
せ、両シリンダヘツド14,18を上昇させて可
動シリンダヘツド18をクランプレバー4,5の
下端間に進入させてカム面15,16にてカムフ
オロア8,9を外方へ押付け、これによりクラン
プレバー4,5をピン6,7を支点として回動さ
せて夫々の上端にてチヤツク21,22を外側か
ら押圧してチヤツク21,22を中心側へ摺動さ
せ、リード線2をカンケース1に対して同軸状に
位置決めしてクランプする(第4図参照)。
クランプが完了すると、カシメ工具38が降下
し、リード線2の頭部を押圧してカンケース1と
リード線2とをカシメて結合する(第5図参照)。
この後はシリンダ12を短縮動作させてクランプ
レバー4,5を回動復帰させてチヤツク21,2
2を解放させて部品を取出す。
考案が解決しようとする問題点 前記クランプ装置は、可動シリンダヘツド18
とクランプレバー4,5とによりカンケース1と
リード線2とを同軸状に位置決めしてクランプす
ることができるので、両者のカシメ結合が良好と
なる。しかし、前記クランプ装置は、可動シリン
ダヘツド18のテーパのカム部15,16にてク
ランプレバー4,5を押圧してクランプするの
で、大きなクランプ力を得るためにはシリンダ1
2のストロークを大きくしたり或いは押圧力を強
くせねばならず、大型のシリンダが必要になる。
またカンケース1とリード線2との偏心量が多く
てもこれを確実に吸収するためには可動シリンダ
ヘツド18の凹部17の幅寸法を固定シリンダヘ
ツド14の凸部14aの幅寸法より十分に大きく
せねばならず、可動シリンダヘツド18が不安定
になるといつた問題があり、一層の改善が望まれ
ている。
問題点を解決するための手段 この考案は、ワークをクランプする一対のチヤ
ツクを押圧するクランプレバーの下端に夫々リン
クを枢着し、両リンクの他端を枢軸にて結合する
と共に枢軸にローラを回動自在に装着し、一方ク
ランプ用シリンダのピストンロツドの上端に上面
が平坦な押圧ヘツドを設け、当該押圧ヘツドにて
前記ローラを押圧するようにしたものである。
作 用 この考案はシリンダのピストンロツドに設けた
押圧ヘツドにてローラを押圧させると、リンクが
回動してクランプレバーを回動させると共にロー
ラを押圧ヘツド上で移動させてクランプレバーに
て一方のワークに対して他方のワークを同軸状に
位置決めしてクランプすることができる。
実施例 第1図はこの考案を感温ペレツトを用いた温度
ヒユーズにおけるカンケースとリード線とをカシ
メ結合するカシメ機に適用した場合の一例を示す
図面で、同図において第3図と同一構成部材は同
一符号を付してその説明は省略する。この考案の
特徴は、クランプレバー4,5の下端に夫々リン
ク31,32の一端をピン33,34にて回動自
在に取付け、且つ、前記リンク33,34の他端
を重ね合わせて枢軸35にて回動自在に止着して
ある。そして前記枢軸35にはローラ36を回動
自在に取付けてある。またクランプ用シリンダ1
2のピストンロツド13の上端に上面を平坦面に
なした押圧ヘツド37を取付けてあり、当該押圧
ヘツド37をローラ36の下方に配置させてあ
る。前記押圧ヘツド37はローラ36が水平方向
に移動しても外れない大きさに形成してある。
上記構造において、クランプする動作について
説明する。まず、シリンダ12のピストンロツド
13を短縮させてローラ36を降下させ、クラン
プレバー4,5の上端が自由状態になるようにし
て、ホルダ30内にカンケース1を開口部を上に
して落とし込み、カンケース受け29に支持させ
る。次にカンケース1内にリード線2を頭部を上
にして落とし込み、カンケース1の底部の透孔に
貫通させ、頭部を底部に係止させる。この後シリ
ンダ12を伸長動作させてピストンロツド13を
上昇させ、ピストンロツド13の上端に設けた押
圧ヘツド37の上面にてローラ36を押上げる。
するとリンク31,32がピン33,34を支点
として回動し乍らクランプレバー4,5の下端を
外方へ押す。これによりクランプレバー4,5が
ピン6,7を支点として回動し、上端にてチヤツ
ク21,22を夫々外側から押圧してチヤツク2
1,22を中心側へ摺動させ、リード線2をカン
ケース1に対して同軸状に位置決めしてクランプ
する(第2図参照)。
クランプが完了すると、上方からカシメ工具3
8が降下し、リード線2の頭部をスプリング28
に抗して押し下げ、リード線2を圧縮させてチヤ
ツク21,22のカシメ案内溝25,26に沿つ
て変形させてカシメ加工する(第5図参照)。カ
シメ加工が完了すると、シリンダ12が短縮動作
して押圧ヘツド37を下降させ、ローラ36を下
降させてリンク31,32及びクランプレバー
4,5を回動復帰させ、チヤツク21,22を解
放させる。この後カンケース1とリード線2との
カシメ構体を取出す。
考案の効果 この考案は、ワークの中心軸とシリンダの中心
軸とがずれていても、ローラと押圧ヘツドとが相
対的に移動してこれを吸収するので、何ら問題な
くワークを同軸状にクランプすることができ、し
かも、リンクにてクランプレバーを回動させるよ
うにしたので、シリンダのピストンロツドのスト
ローク量が少なく、押圧力が弱くても、クランプ
レバーに大きな力を付与することができ、ワーク
を強固にクランプすることができる。従つてシリ
ンダを小型にすることができる。また上面が平坦
な押圧ヘツドにてローラを押圧するので、安定性
が良く動作も確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を感温ペレツトを用いた温度
ヒユーズにおけるカンケースとリード線とのカシ
メ機に適用した場合の一部断面正面図、第2図は
その動作例を示す正面図である。第3図は従来の
クランプ装置を備えたカシメ機の要部断面図、第
4図及び第5図はその動作例を示す要部断面図、
第6図はカンケースとリード線の斜視図、第7図
はカシメ構体の断面図である。 1……一方のワーク(カンケース)、2……他
方のワーク(リード線)、3……支持台、4,5
……クランプレバー、6,7……ピン、12……
シリンダ、21,22……チヤツク、30……ホ
ルダ、31,32……リンク、35……枢軸、3
6……ローラ、37……押圧ヘツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 位置決めされた一方のワークに、他方のワーク
    を同軸的に位置合わせしてクランプするクランプ
    装置において、 一方のワークを位置決めするホルダと、他方の
    ワークをクランプするチヤツクと、チヤツクを摺
    動自在に支持する支持台と、支持台に長さ方向の
    中途部がピンで回動自在に結合され、その一方端
    で前記チヤツクを外方から押圧するクランプレバ
    ーと、クランプレバーの他方端の夫々に一端が連
    結され、他端を枢軸にて止着されたリンクと、前
    記枢軸に回動自在に装着されたローラと、前記ロ
    ーラを押圧するシリンダ部とを具備してなるクラ
    ンプ装置。
JP1741186U 1986-02-07 1986-02-07 Expired JPH022497Y2 (ja)

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JP1741186U JPH022497Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JP1741186U JPH022497Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JPS62131742U JPS62131742U (ja) 1987-08-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4716364B2 (ja) * 2005-09-16 2011-07-06 株式会社不二越 テープホルダ一体型カセットシュー組立体及びテープホルダ一体型カセットシュー組立体の使用方法。

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JPS62131742U (ja) 1987-08-20

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