JPS607902Y2 - 溶接プレスのプラテンロツク装置 - Google Patents

溶接プレスのプラテンロツク装置

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JPS607902Y2
JPS607902Y2 JP12666480U JP12666480U JPS607902Y2 JP S607902 Y2 JPS607902 Y2 JP S607902Y2 JP 12666480 U JP12666480 U JP 12666480U JP 12666480 U JP12666480 U JP 12666480U JP S607902 Y2 JPS607902 Y2 JP S607902Y2
Authority
JP
Japan
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platen
welding press
link
welding
lock device
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Application number
JP12666480U
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English (en)
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JPS5752278U (ja
Inventor
芳一 伊藤
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶接プレスのプラテンロック装置に関する。
例えば自動車車体の組立て等に多用されているプレスウ
エルダは固定されたフイクスチャ上型に対して、フイク
スチャ下型を昇降させ溶接時は加圧力を保持するためプ
ラテンをロックするようになっている。
この種装置には第1,2図に示すものがある。
第1図に示す装置1はトグルリンク式のロック手段を有
するもので、ベース2上に立設した柱3にクラウン4を
取付け、このクラウン側にフイクスチャ上型5を設けて
いる。
このフイクスチャ上型5に対し所定のストロークSをも
ってリフトシリンダ6aで昇降するフイクスチャ下型6
はプラテン7上に設けてあり、このフィラスチャ上、千
両型間にワークを加圧挾持し、多数のスポット溶接を一
時に行うようになっている。
そしてプラテン7の上昇時のロックはリンクキックシリ
ンダ8によりトグルリンク機構9を用いて行っている。
ところがこのようにトグルリンク機構を有するものでは
、確実にロックするためにはストロークSに限界がある
ため、装置の利用価値が小さく、また上限位置をとった
ときに強力な加圧力が生じるためリンクの連結部分にい
わゆるガタが生じ易すい。
また第2図に示す装置10はプラテン昇降手段としては
リフトシリンダ12を用い、このリフトシリンダ12に
取付けたプラテン7をプラテンガイド13によりガイド
しつつ昇降し、またロック装置11は柱3の上部に支点
14を中心に回動するリンクアーム15及びローラ16
を有し、プラテン7が上限にあるときに回動し、プラテ
ン7を後退不能に吊持するようにしたものである。
このロック装置11ではプラテン吊持式のため、スポッ
ト溶接時にチップ間に生じる大きい加圧力はリフトシリ
ンダ12に伝わらずストロークSの値の変動がないとい
う利点がある。
またストロークSに応じてその設置位置をかえるのみで
対応できる。
ところがこの装置10においてはプレスウェルダの作動
部分の近傍にロック装置11が存在するため、ワークの
ローティング、日常の整備点検及びフイクスチャの交換
作業等における作業性が悪くまたフイクスチャのレイア
ウトも制限がある等の不都合がある。
そこで本考案は上述の点に鑑み、ロック装置の取付位置
を溶接プレスの作業部分とは離し、作業部分のスペース
を確保し、種々の作業性の向上を図るとともにフイクス
チャのレイアウトを容易にししかもロック装置のロック
機能を損うことのない溶接プレスのプラテンロック装置
を提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第3図は本考案の一実施例を示す平面図であり、第1,
2図に示す部材と同一部材には同一符号を付して説明は
省略する。
この溶接プレス20はプラテン7の両側部下面にストッ
パ21を重設し、このストッパ21に対し、ロック装置
22が回動起立し、プラテン7の降下を阻止するように
なっている。
すなわち、このロック装置22はプラテン17の側方下
部域に設けてあり、溶接プレスの作業部分となる上型、
下型の部分とは離れた位置にある。
このロック装置の構成は第4,5図に示すようになって
いる。
この第4図はロック装置22の一方の側板23を取外し
た状態を示す正面図であり、第5図は第4図のv−■線
に沿う断面相当部分を示したものである。
ロック装置22前記ベース2上に固着した底板24とこ
の底板24に固着した一対の側板23と、この側板23
間に設けこのロック装置の主要部となるロック機構25
と、このロック機構25を駆動するため前記側板23に
回動自在に支持したトラニオン型のシリンダ装置26と
を有している。
この前記ロック機構25は前記一対の側板23間に設け
た一対のリンクアーム27と、このリンクアーム27の
下部を回動可能に支持する軸部28と、このリンクアー
ム27の上部に設けた押上ローラ部29と、前記シリン
ダ装置26と連結され、このリンクアーム27を回動す
るための駆動部30とを有している。
この軸部28は前記シリンダ装置26のピストンロッド
31か一方のアーム32に連結された駆動リンク33を
有し、この駆動リンク33のボス部34の左右に偏心カ
ム35を一体的に設けるとともに前記ボス部34と同軸
上に支持軸36を設けたもので、この支持軸36が前記
側板23に軸受37を介して取付けである。
この偏心カム35は前記支持軸36に対し、偏心量eを
有し、軸受38を介して前記リンクアーム27が取付け
である。
前記ボス部34からは前記アーム32の他にアーム39
が突出し、この他方のアーム39は、前記駆動部30と
連結されている。
この駆動部30は前記アーム39と連結した回動ロッド
40を有し、この回動ロッド40の上端部位は第6図に
示すように一対のピン41が突出したスペーサ42を挿
通し、上端に抜は止めナツト43を螺合しである。
なおナツト43は第6図では省略した。このスペーサ4
2はリンクアーム27間にあり、一対のピン41がリン
クアーム27に連結され、コイルばね44により常に先
端側に弾撥されている。
前記押上ローラ部29は第5図に示すように中央に大径
部45を有し、この大径部45からリンクアーム27及
び前記側板23を挿通して伸びるローラシャフト46を
突出し、このローラシャフト46の外端部にカムローラ
47を回動自在に取付けである。
特にこのローラシャフト46がリンクアーム27ととも
に、回動するように前記側板23には円弧状のガイド孔
48を形成してあり、プラテン7をロックしない場合は
後退位置を、ロックする場合は第4図に示すように前進
位置をとることができるようにしている。
ただし、この前進位置をとっている状態でさらにシリン
ダ装置26を動作し軸部28を動作すれば、前述の偏心
カム35によりリンクアーム27このローラ部29を伴
って所定量リフトアップし、ストッパ21をより完全に
ロックするがこのリフトアップが可能となるように側板
23に開設したガイド孔48はローラシャフトの径より
も多少大きくしている。
なお49は軸受、50は給電部である。
次に作用を説明する。
リフトシリンダ12の上動に伴いプラテン7をプラテン
ガイド13によりガイドされて上昇腰上限位置に到達す
る。
この上限位置においてスポット溶接を開始する前にロッ
ク装置22を作動し、プラテン7を位置固定し、スポッ
ト溶接時の加圧力が溶接プレスの種々の構成部材に伝達
しないようにする。
このロック装置22を作動するにはまずシリンダ装置2
6を動作し、駆動リンク33を第4図上右方へ引き、軸
部28を中心01を軸に回動するとともにアーム39を
上動する。
この上動は回動ロッド40及びスペーサ42のピン41
をしてリンクアーム27に伝達されるがこのリンクアー
ム27はローラシャフト46によリガイド孔48にガイ
ドされつつ回動することになる。
この回動はローラシャフト46のカムローラ47がスト
ッパ21の鉤状凹所50に嵌ると停止する。
この駆動リンク33のの回動は偏心カム35も同時に回
動し、この偏心カム35を嵌合しているリンクアーム2
7は前記回動とともに、この偏心量eのため多少上方へ
押し上げられる。
ただしこの場合前記ローラシャフト46とガイド孔4B
との間には多少のギャップが形成されているため、この
偏心量eによるリンクアーム27の上動は他の構成要素
に影響することはない。
前記リンクアーム27の回動が停止しても、前記シリン
ダ装置26は動作を継続し、さらに駆動リンク33を回
動させる。
この回動により偏心カム35はさらにリンクアーム27
を上方へ押し上げるが、前記カムローラ47がストッパ
21とは既に当接状態にある。
このためこの偏心カム35の回動はカムローラ47及び
ストッパ21を介してプラテン7を多少押し上げること
になり、下方よりプラテン7を強固に支持することにな
る。
特に本考案においてはこのロック装置22を溶接プレス
20の下部域に取付けているため、ワークピースの搬出
、搬入時、フイクスチャ交換時、保守点検時等において
ロック装置22が邪魔になることはなくしかも溶接プレ
スの設計に当ってもフイクスチャの構成配置等の制限が
緩和されることになる。
以上の説明より明らかなように本考案によればプラテン
が上限位置にあるとき回動しつつ起立し、該プラテンを
後退不能にロックするロック装置を該プラテンの側方下
部域に設けたため、型交換、保守点検時にロック装置が
邪魔になることはなく、これら作業がきわめて容易とな
り、また溶接プレスの設計に当っても、フイクスチャの
構成配置等の制限が緩和され、さらにこのロック装置に
おいては偏心カムを用いてプラテン上限時にロック用の
押上ローラを押上げるようにしたため、ロックがより完
全なものとなり、従来のもののようにプラテン昇降スト
ロークが変動することもないというきわめて優れた効果
を奏することになる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来の溶接プレスの正面図、第3図は本考
案に係る溶接プレスの正面図、第4図は同溶接プレスに
組み込まれるロック装置の正面図、第5図は第4図の■
−■線に沿う断面相当図、第6図は第4図の要部を示す
拡大斜視図である。 2・・・・・・ベース、3・・・・・・柱、4−−−−
−−クラウン、5・・・・・・フイクスチャ上型、6・
・・・・・フイクスチャ下型、7・・・・・・プラテン
、12・・・・・・リフトシリンダ、20・・・・・・
溶接プレス、21・・・・・・ストッパー、22・・・
・・・ロック装置、23・・・・・・側板、25・・・
・・・ロック機構、26・・・・・・シリンダ装置、2
7・・・・・・リンクアーム、28・・・・・・軸部、
29・・・・・・押上ローラ部、30・・・・・・駆動
部、35・・・・・・偏心カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラウン側に取付けたフイクスチャ上型に対し昇降自在
    に設けたプラテン上にフイクスチャ下型を固着し、プラ
    テン上限時にフィラスチャ下型側を前記フイクスチャ上
    型に加圧した状態でスポット溶接するようにしたプレス
    ウエルダにおいて、前記プラテンの側方下部域に前記プ
    ラテンが上限位置にあるとき、回動起立し、後退不能に
    該プラテンをロックするようにした溶接プレスのプラテ
    ンロック装置。
JP12666480U 1980-09-08 1980-09-08 溶接プレスのプラテンロツク装置 Expired JPS607902Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12666480U JPS607902Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08 溶接プレスのプラテンロツク装置

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JP12666480U JPS607902Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08 溶接プレスのプラテンロツク装置

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JPS5752278U JPS5752278U (ja) 1982-03-26
JPS607902Y2 true JPS607902Y2 (ja) 1985-03-18

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JP12666480U Expired JPS607902Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08 溶接プレスのプラテンロツク装置

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JPS61100737U (ja) * 1984-12-10 1986-06-27

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JPS5752278U (ja) 1982-03-26

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