JPH0324572Y2 - - Google Patents

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JPH0324572Y2
JPH0324572Y2 JP12632286U JP12632286U JPH0324572Y2 JP H0324572 Y2 JPH0324572 Y2 JP H0324572Y2 JP 12632286 U JP12632286 U JP 12632286U JP 12632286 U JP12632286 U JP 12632286U JP H0324572 Y2 JPH0324572 Y2 JP H0324572Y2
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JP
Japan
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crimping
guide member
die
taper
curling
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JP12632286U
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JPS6331903U (ja
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用性 本考案は、フツクアンドアイ等からなる部品を
生地にパンチとダイとで加締め取付けする部品加
締機における加締めダイの改良に関するものであ
る。
従来の技術 この種の部品加締機における下型ユニツトは、
第4図に示されているように、上面が平坦面であ
る加締めダイ1と、該加締めダイ1に対して上下
動し、通常は支持台3との間に設けられた圧縮ス
プリング4によつて上方に附勢されているガイド
部材2と、該ガイド部材2の上部に軸5によりフ
リーな状態に回動可能に枢支された一対のカーリ
ング部材6,6から構成されており、上部品P1
を保持したパンチ7の下降により上部にセツトさ
れた下部品P2を介してガイド部材2が圧縮スプ
リング4に抗して押圧降下され、これによつて加
締めダイ1の周縁エツジ部8によりカーリング部
材6,6が実線で示されるように軸5を中心とし
て上方に回動することによつて上部品P1の脚部
をカールして生地Cに下部品P2と共に加締め取
付けするようになつたものが知られている(特公
昭32−3623号公報)。
考案が解決しようとする問題点 しかし、部品を加締める際、この従来の装置で
は加締めダイ1の上面が平坦面でありそのエツジ
部8が軸5に近い位置でカーリング部材6,6を
押し上げようとするために部品の加締め圧がどう
しても大きくなりその結果、生地切れが生じた
り、また部品に加締め跡が生じたりして製品の商
品価値が低下してしまうという問題点を有してい
る。
本考案は上記点に着目してなされたものであつ
て、加締め圧を小さくして作業性をスムーズにす
ると共に製品の商品価値を向上させるようにした
加締めダイを提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点は本考案によれば、加締めダイの上
部にテーパを形成し、上下動自在のガイド部材上
部の切欠き内に一端を軸により枢支し他端の先端
部が前記テーパと当接する一対のカーリング部材
を装着したことを特徴とする加締めダイとするこ
とにより解決される。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図及び第2図は、本考案に係る加締めダイ
1を使用した加締め装置の断面図であり、第1図
は加締める前の通常の状態を示した図であり、第
2図は加締め作動を示した図である。
通常は、第1図に示されるようにガイド部材2
は支持台3との間に介在された圧縮スプリング4
によつて上方に附勢されており、その上部には下
部品P2がセツトされるようになつている。そし
て、このガイド部材2の中央には、本考案に係る
支持台3に固定された加締めダイ1が挿通する孔
10が形成されている。また、該ガイド部材2の
上部は、上方に開口する切欠き11が形成されて
おり、この切欠き11内に設けられた軸5に対し
てフリーな状態に回動可能に一端が枢支された一
対のカーリング部材6,6が設けられている。
前記加締めダイ1は、その上部においてテーパ
9を形成することによつて上部が円錐状となつて
おり、このテーパ9部に前記カーリング部材6,
6の軸5側と反対側である他端の先端部が当接す
るようになつている。すなわち、カーリング部材
6,6は、軸5から離れた位置の先端部が常にテ
ーパ9に当たるようになつているため、ガイド部
材2が下降すると相対的に加締めダイ1が上昇し
カーリング部材6,6はテーパ9に沿つて軸5を
中心として回動せしめられるようになつており、
少ない圧力でカーリング部材6,6を回動せしめ
る。前記テーパ9は、図示の例では加締めダイ1
の上部が円錐状となるよう例示しているが、円錐
台となるようにテーパ9を形成するようにしても
よく、また、テーパ9は直線状に限定されるもの
ではなく、例えば円弧となるようにしてもよい。
作 用 第1図の状態で、ガイド部材2の上部に下部品
P2をセツトし、その上に生地Cを載置する。こ
の際、上部品P1はパンチ7の下端に保持されて
いる。
そしてこの状態で第2図のようにパンチ7が下
降してくると、パンチ7により下部品P2を介し
てガイド部材2に圧力が加わり、ガイド部材2は
圧縮スプリング4に抗して下降する。すると、ガ
イド部材2に設けられた軸5に枢支されている一
対のカーリング部材6,6の他端の先端部は加締
めダイ1のテーパ9に沿つて滑りながら上昇しカ
ーリング部材6,6は回動する。この際、カーリ
ング部材6,6の上部品P1の脚部への押圧点で
ある他端の先端部が軸5より離れた位置によつて
押圧されるので、カーリング部材6,6の他端の
先端部に加締め圧が加わり、上部品P1の爪を少
ない押圧力(加締圧)で該爪をカーリング部材
6,6でカールする。そして上部品P1と下部品
P2とは生地Cを介して加締められた生地Cに取
付けられる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、上下動自在のガ
イド部材上部の切欠き内に軸により枢支し、他端
の先端部のみを押圧するように加締めダイの上部
にテーパを形成したので、カーリング部材の加締
め圧を少なくすることができ、作業性がスムーズ
になると共に、生地切れや部品への加締め跡をつ
けずに良製品を得ることができるという実用的効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る加締めダイの一実施例
を使用した加締装置の断面図、第2図は、第1図
に対応する作動状態を示す断面図、第3図は、従
来における加締めダイを示す断面図である。 1:加締めダイ、2:ガイド部材、5:軸、
6:カーリング部材、9:テーパ、11:切欠
き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加締めダイ1の上部にテーパ9を形成し、上下
    動自在のガイド部材2上部の切欠き11内に一端
    を軸5により枢支し他端の先端部が前記テーパ9
    と当接する一対のカーリング部材6,6を装着し
    たことを特徴とする加締めダイ。
JP12632286U 1986-08-19 1986-08-19 Expired JPH0324572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12632286U JPH0324572Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12632286U JPH0324572Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6331903U JPS6331903U (ja) 1988-03-01
JPH0324572Y2 true JPH0324572Y2 (ja) 1991-05-29

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ID=31020018

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JP12632286U Expired JPH0324572Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19

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JP6289199B2 (ja) * 2014-03-26 2018-03-07 Ykk株式会社 掛止金具用取付装置

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JPS6331903U (ja) 1988-03-01

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