JPS598292Y2 - 端子板のこうめ装置 - Google Patents
端子板のこうめ装置Info
- Publication number
- JPS598292Y2 JPS598292Y2 JP18498279U JP18498279U JPS598292Y2 JP S598292 Y2 JPS598292 Y2 JP S598292Y2 JP 18498279 U JP18498279 U JP 18498279U JP 18498279 U JP18498279 U JP 18498279U JP S598292 Y2 JPS598292 Y2 JP S598292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening
- foot
- wedge
- terminal board
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は端子板の絞め装置の改良に関するものであって
、更に詳しくは頭部1から先端に絞め治具2が挿入され
る溝部3を有する足部4を延設して略T字状の鮫め鋲5
を形或し、この鮫め鋲5の頭部1に楔形絞め治具6が挿
入される楔形凹所7を設けて楔形凹所7内面と足部4外
面との間に薄肉部8を形或し、この鮫め鋲5にて固定さ
れる各端子板9.10の鮫め孔9 a ,10 aの内
周面に、足部4先端および薄肉部8を変形させて絞め鋲
5外面を夫々密着して戒る端子板の絞め装置に係るもの
である。
、更に詳しくは頭部1から先端に絞め治具2が挿入され
る溝部3を有する足部4を延設して略T字状の鮫め鋲5
を形或し、この鮫め鋲5の頭部1に楔形絞め治具6が挿
入される楔形凹所7を設けて楔形凹所7内面と足部4外
面との間に薄肉部8を形或し、この鮫め鋲5にて固定さ
れる各端子板9.10の鮫め孔9 a ,10 aの内
周面に、足部4先端および薄肉部8を変形させて絞め鋲
5外面を夫々密着して戒る端子板の絞め装置に係るもの
である。
従来の端子板の絞め装置に用いられる絞め鋲5は頭部1
から足部4を延設してT字状に形戊し、足部4の先端に
鮫め治具2が挿入される絞め溝部3を凹設しているもの
であり、したがって、絶縁物で形或されたボデイ11を
挾んだ各端子板9,10を鮫め鋲5にて絞め固定する場
合、絞め鋲5の頭部1は一方の端子板9を押え支持する
だけのものであり、実際に絞め変形される部分は足部4
の先端のみとなって第1図に示すように頭部1で支持さ
れる端子板9の絞め孔9aと絞め鋲5との間の間隔fが
形戒される。
から足部4を延設してT字状に形戊し、足部4の先端に
鮫め治具2が挿入される絞め溝部3を凹設しているもの
であり、したがって、絶縁物で形或されたボデイ11を
挾んだ各端子板9,10を鮫め鋲5にて絞め固定する場
合、絞め鋲5の頭部1は一方の端子板9を押え支持する
だけのものであり、実際に絞め変形される部分は足部4
の先端のみとなって第1図に示すように頭部1で支持さ
れる端子板9の絞め孔9aと絞め鋲5との間の間隔fが
形戒される。
そしてこの間隔fが存在するために端子板9,10が殊
にスイッチの接点部に用いられるものである場合には接
点部の開閉の繰り返しによって端子板にゆるみが生じて
これを原因とする接点部の焼損などによってスイッチの
寿命を縮めていた。
にスイッチの接点部に用いられるものである場合には接
点部の開閉の繰り返しによって端子板にゆるみが生じて
これを原因とする接点部の焼損などによってスイッチの
寿命を縮めていた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは絶縁体を挾んでいる各端子板を絞め
鋲にて絞め固定したとしても絞め鋲と各端子板の絞め孔
との間に間隙が生じることのない端子板の絞め装置を提
供することにある。
目的とするところは絶縁体を挾んでいる各端子板を絞め
鋲にて絞め固定したとしても絞め鋲と各端子板の絞め孔
との間に間隙が生じることのない端子板の絞め装置を提
供することにある。
以下本考案をトグルスイッチについての端子板の絞め装
置の実施例に基づき詳述する。
置の実施例に基づき詳述する。
トグルスイッチは第5図に示すように両端に可動接点1
2を有する可動接触子13の中央部を支持用端子板9の
中央に形戊された支点14で支持し、器体11に軸支さ
れたハンドル15の揺動操作にて滑動子16を介して可
動接触子13をシーソー動作させて上記各可動接点12
とこの各可動接点12に接する1対の固定接点17とで
構或される接点間の開閉を行っているものである。
2を有する可動接触子13の中央部を支持用端子板9の
中央に形戊された支点14で支持し、器体11に軸支さ
れたハンドル15の揺動操作にて滑動子16を介して可
動接触子13をシーソー動作させて上記各可動接点12
とこの各可動接点12に接する1対の固定接点17とで
構或される接点間の開閉を行っているものである。
上記支持用端子板9はコモン端子板10とともに絶縁物
で形或されたボデイ11を挾んで絞め鋲5にて絞め固定
されるものである。
で形或されたボデイ11を挾んで絞め鋲5にて絞め固定
されるものである。
この絞め鋲5の塑性変形前の形状は第2図に示すように
頭部1の中央から直角方向に足部4を延設して略T字状
に形威しており、頭部1に楔形凹所7を設けてこの楔形
凹所7内面と足部4外面との間に薄肉部8を形或し、足
部4の先端にも薄部3を設けている。
頭部1の中央から直角方向に足部4を延設して略T字状
に形威しており、頭部1に楔形凹所7を設けてこの楔形
凹所7内面と足部4外面との間に薄肉部8を形或し、足
部4の先端にも薄部3を設けている。
そしてこの鮫め鋲5にて支持用端子板9とコモン端子板
10とを絞め固定する場合には第3図aに示すように楔
形凹所7に挿入する楔形の鮫め治具6と、溝部3に挿入
される凸部2aを内面に有する凹形の鮫め治具2とを同
一軸上に対向して配置するとともに、絞め治具2を上記
軸上に駆動自在とした装置を形或し、第3図bに示すよ
うにボデイ11に各端子板9,10を挾み、ボテ゛イ1
1の絞め孔11 aおよび各端子板9,10の鮫め孔9
a,10aに絞め鋲5を挿入してから、鮫め鋲5の溝部
3および楔形凹所7に上記装置の絞め泊具2,6を押圧
挿入することによって薄肉部8は側方に働く力によって
容易に側方へ拡がって第3図Cに示すように薄肉部8お
よび足部4先端が同時に塑性変形され、各端子板9,1
0の鮫め孔9a ,10a内面と鮫め鋲5の足部4外面
とが密着して絞め固定されるために間隔fが生しること
がないのである。
10とを絞め固定する場合には第3図aに示すように楔
形凹所7に挿入する楔形の鮫め治具6と、溝部3に挿入
される凸部2aを内面に有する凹形の鮫め治具2とを同
一軸上に対向して配置するとともに、絞め治具2を上記
軸上に駆動自在とした装置を形或し、第3図bに示すよ
うにボデイ11に各端子板9,10を挾み、ボテ゛イ1
1の絞め孔11 aおよび各端子板9,10の鮫め孔9
a,10aに絞め鋲5を挿入してから、鮫め鋲5の溝部
3および楔形凹所7に上記装置の絞め泊具2,6を押圧
挿入することによって薄肉部8は側方に働く力によって
容易に側方へ拡がって第3図Cに示すように薄肉部8お
よび足部4先端が同時に塑性変形され、各端子板9,1
0の鮫め孔9a ,10a内面と鮫め鋲5の足部4外面
とが密着して絞め固定されるために間隔fが生しること
がないのである。
本考案は上記のように構威したので、ボデイを挾んで配
設される各端子板を絞め固定したとしても各端子板の絞
め孔と絞め鋲との間のいずれにも間隔が生じることがな
く、シたがって仮に端子板がスイッチの接点部に用いら
れたとしても接点部の開閉の繰り返しによっても端子板
にゆるみを生じることがなく接点部の焼損によって機器
の寿命を縮めることがないという効果を奏するものであ
る。
設される各端子板を絞め固定したとしても各端子板の絞
め孔と絞め鋲との間のいずれにも間隔が生じることがな
く、シたがって仮に端子板がスイッチの接点部に用いら
れたとしても接点部の開閉の繰り返しによっても端子板
にゆるみを生じることがなく接点部の焼損によって機器
の寿命を縮めることがないという効果を奏するものであ
る。
第1図は従来例の側断面図、第2図a,l)は本考案の
実施例の絞め鋲の平面図および破断側面図、第3図a,
l),cは同上の絞め工程の説明図、第4図は同上の側
断面図、第5図は同上をトグルスイッチに応用した破断
側面図であって、1は頭部、2は鮫め治具、3は溝部、
4は足部、5は絞め鋲、6は楔形鮫め治具、7は楔形凹
所、8は薄肉部、9,10は端子板である。
実施例の絞め鋲の平面図および破断側面図、第3図a,
l),cは同上の絞め工程の説明図、第4図は同上の側
断面図、第5図は同上をトグルスイッチに応用した破断
側面図であって、1は頭部、2は鮫め治具、3は溝部、
4は足部、5は絞め鋲、6は楔形鮫め治具、7は楔形凹
所、8は薄肉部、9,10は端子板である。
Claims (1)
- 頭部から先端に絞め治具が挿入される溝部を有する足部
を延設して略T字状の絞め鋲を形或し、この絞め鋲の頭
部に楔形絞め治具が挿入される楔形凹或を設けて楔形凹
所内面と足部外面との間に薄肉部を形或し、この絞め鋲
にて固定される各端子板の絞め孔の内周面に、足部先端
および薄肉部を変形させて絞め鋲外面を夫々密着して性
る端子板の絞め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18498279U JPS598292Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 端子板のこうめ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18498279U JPS598292Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 端子板のこうめ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56100882U JPS56100882U (ja) | 1981-08-08 |
JPS598292Y2 true JPS598292Y2 (ja) | 1984-03-14 |
Family
ID=29695188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18498279U Expired JPS598292Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 端子板のこうめ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598292Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5948702B2 (ja) * | 2012-08-31 | 2016-07-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ピラー端子とその製造方法 |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18498279U patent/JPS598292Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56100882U (ja) | 1981-08-08 |