JPS6125163Y2 - - Google Patents

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JPS6125163Y2
JPS6125163Y2 JP10805281U JP10805281U JPS6125163Y2 JP S6125163 Y2 JPS6125163 Y2 JP S6125163Y2 JP 10805281 U JP10805281 U JP 10805281U JP 10805281 U JP10805281 U JP 10805281U JP S6125163 Y2 JPS6125163 Y2 JP S6125163Y2
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JP
Japan
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fuse
main circuit
circuit terminal
clamp
load
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JP10805281U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はヒユーズ付き高圧負荷開閉器の構造
に関する。
ヒユーズ付き高圧気中負荷開閉器は一般に大略
第1図の側面図で示される構成のものである。1
は碍子2に支えられた電源側主回路端子、3は碍
子2′に支えられた負荷側主回路端子である。こ
の両端子1,3は接触子4,ヒユーズ支え5,ヒ
ユーズクランプ6,ヒユーズ7よりなる可動部8
によつて橋絡される。すなわち可動部8は一方端
がヒンジ部Aに支持されリンク機構9の作動によ
り他方端が矢印P方向に回動し、接触子4部分が
開閉動作する。ヒンジ機構Aは可動部8と負荷側
主回路端子3との電気的接触を維持し、短絡投入
時などの事故電流による通電に際しても摺動しつ
つ耐えることができ、また機械的にも可動部8の
急激な開閉動作に対応できて長期にわたつて安定
した摺動接触構造を維持するものでなければなら
ない。
従来構造のヒンジ機構として第2図Aでは、負
荷側主回路端子13の一端をU字状に形成し、こ
のU字状内部にヒユーズ支え15を差込み、ピン
10で回動可能なように結合している。さらにヒ
ユーズ17の一方端を支えるヒユーズクランプ1
6と負荷側主回路端子13とを可撓導体19で接
続したものである。このヒンジ機構では電気的な
接続は十分信頼性を維持できるが、可動部が開閉
動作をするたびに大きく変形するので機械的寿命
が短く、また可撓導体はその可撓性を維持するた
め断面積を大きくするにも限界があつて、そのた
め大電流の通電容量に限界があるという欠点があ
る。
つぎに第2図Bに示すヒンジ機構の場合は、負
荷側主回路端子23の一端を前述と同様にU字状
に形成し、このU字状部の内側にヒユーズ支え2
5とヒユーズ27の一方端を支えるヒユーズクラ
ンプ26とを組合わせた部分を挿入し、ボルト・
ナツト・ばね座金20を用いて共締めし、ばね座
金のばね力により負荷側主回路端子23とヒユー
ズクランプ26との摺動接触部分に接触圧力を与
えるように構成したものである。このヒンジ機構
による問題点として上述の接触圧力がある。すな
わち一般的にばね座金はばね定数が大きいのでわ
ずかなボルト・ナツトの締め付け量の差によつて
接触圧力が変化する。このヒンジ機構で長期にわ
たつて安定した接触状態を維持するためにはかな
り細心の注意を払つて保守点検をしなければなら
ない。すなわち前記ばね座金のばね力によつて締
付けられている部材は、使用頻度による寸法変化
や材料の経年的寸法変化は避けられないし、また
締付け力の度合は操作力に影響するからである。
この考案は上述した諸欠点を除去して長期にわ
たつて安定した摺動接触状態を維持できるヒンジ
機構をもつたヒユーズ付き高圧気中負荷開閉器を
提供することを目的とする。
この考案によれば上記の目的を達成するため
に、ヒユーズ付き高圧気中負荷開閉器におけるヒ
ンジ機構の構造を次のようにした。すなわち負荷
側主回路端子の一端をU字状に形成し、このU字
状部の内側にヒユーズクランプの端部2脚を挿入
してピン結合により回動可能ならしめ、前記ヒユ
ーズクランプのピン結合周辺部の外側に円形凸部
を形成し、前記負荷側主回路端のU字状部の内側
に常に前記円形凸部を押圧接触させるためにヒユ
ーズクランプの端部2脚間の内側に圧縮コイルば
ねを挿入した。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図はこの考案の一実施例であるヒユーズ
付き高圧気中負荷開閉器のヒンジ機構の側面図
で、第4図は第3図におけるX−X矢視断面図で
ある。その構造は、碍子32に支えられる負荷側
主回路端子33は従来と同じようにその一端をU
字状に形成する。
一方ヒユーズ37を支持するヒユーズクランプ
36の形状は、従来形状における端部を90゜折曲
げ側面から見てL字状とし、L字状の頭部先端を
ヒユーズ支え25に固着させる。L字状の角部分
は、後述のピン30の貫通部周辺を内側から押出
し、外側に凸部36aを、内側に凹部36bを円
形状に形成する。これはヒユーズクランプ36と
主回路端子33のU字状形成部との接触信頼性を
向上させるために、摺動接触部分を凸部36aに
限定し、かつ接触圧力を付与する後述の圧縮コイ
ルばねを安定させる凹部36bを設けたものであ
る。このヒユーズクランプ36のL字状の角部分
を負荷側主回路端子33のU字状形成部の内側に
それぞれ接するように入れ込み、前記ヒユーズク
ランプ36の両凹部36b間に圧縮コイルばね3
9を入れピン30を貫通させて結合し、ヒンジ機
構を構成したものである。この構成によるヒユー
ズクランプ36と負荷側主回路端子33のU字状
形成部の内側との摺動接触面は凸部36aとこれ
に接する部分に限定され、しかもこの摺動接触面
は圧縮コイルばね39のばね力で押圧されてお
り、一定の面積でほぼ一定のばね力により接触し
ているので長期に安定した摺動接触状態が得られ
る。この構造でヒンジ機構の機械的強度を増大さ
せたい場合にはばね力を高め、またヒユーズクラ
ンプの強度を増大させるほか負荷側主回路端子3
3のU字状形成部を鉄などの強度の大きい材質で
構成し、第5図に示すように、この負荷側主回路
端子33のU字状形成部内側面とヒユーズクラン
プ36との間に薄導体31を片面または両面に挾
み、負荷側主回路端子33にも前記薄導体31に
接続された薄導体ターミナル31′を設ける。こ
のようにして電気伝導を良くしてヒンジ機構の強
度を増加することができる。またこのヒンジ機構
の別の実施例を第6図,第7図に示す。第6図は
側面図、第7図は第6図におけるY−Y矢視断面
図である。ヒユーズクランプ46の形状は前述の
実施例におけるヒユーズクランプ36と多少異な
る。すなわちL字状をなすヒユーズクランプ46
の頭部をヒンジ側に突出させ、この部分をヒンジ
結合部としてピン40を介して負荷側主回路端子
43のU字状形成部にヒンジ結合されている。こ
の場合も負荷側主回路端子43とヒユーズクラン
プ46との間に薄導体41を片面または両面に挾
み込むようにしてもよい。このような形状のヒユ
ーズクランプ46を用いてヒンジ機構を形成する
と第6図におけるa寸法が任意にとれ、かつピン
40結合部をL字状の角部位置よりずらすことが
でき、ヒユーズ支え45とヒユーズクランプ46
の接合面が多くとれるので保持性がよくなる。
以上述べた考案によれば、ヒユーズクランプを
負荷側主回路端子のU字状部に収めて内側より圧
縮コイルばねのばね圧を利用して接触させしかも
ヒユーズクランプの外側に突出せる凸部に限定し
一定面積の摺動接触面を構成したので、接触状態
は常に一定圧力のもとにおかれ信頼度の高いヒン
ジ機構をもつヒユーズ付き高圧気中負荷開閉器を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒユーズ付き高圧気中負荷開閉器の側
面図、第2図A,Bは従来構造のヒンジ機構の側
面図、第3図は本考案の一実施例であるヒユーズ
付き高圧気中負荷開閉器のヒンジ機構の側面図、
第4図,第5図は第3図におけるX−X矢視断面
図、第6図は本考案の他の実施例であるヒユーズ
付き高圧気中負荷開閉器のヒンジ機構の側面図、
第7図は第6図におけるY−Y矢視断面図であ
る。 30:ピン、31:薄導体、31′:薄導体タ
ーミナル、33,43:負荷側主回路端子、3
6,46:ヒユーズクランプ、36a:円形凸
部、39:圧縮コイルばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ヒユーズ付き高圧気中負荷開閉器の可動側た
    るヒユーズクランプの端部と固定側たる負荷側
    主回路端子の端部とでヒンジ機構を形成するも
    のにおいて、負荷側主回路端子の一端をU字状
    に形成し、このU字状部の内側にヒユーズクラ
    ンプの端部2脚を挿入してピン結合により回動
    可能とし、前記ヒユーズクランプのピン結合周
    辺部の外側に円形凸部を形成し、前記負荷側主
    回路端子のU字状部の内側に常に前記円形凸部
    を押圧接触させるためにヒユーズクランプの端
    部2脚間の内側に圧縮コイルばねを挿入したこ
    とを特徴とするヒユーズ付き高圧気中負荷開閉
    器。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のヒユー
    ズ付き高圧気中負荷開閉器において、負荷側主
    回路端子のU字状部とヒユーズクランプの円形
    凸部との間に薄導体を挿入し、さらにこの薄導
    体に接触する薄導体ターミナルを引出して設け
    たことを特徴とするヒユーズ付き高圧気中負荷
    開閉器。
JP10805281U 1981-07-21 1981-07-21 ヒユ−ズ付き高圧気中負荷開閉器 Granted JPS5814655U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10805281U JPS5814655U (ja) 1981-07-21 1981-07-21 ヒユ−ズ付き高圧気中負荷開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10805281U JPS5814655U (ja) 1981-07-21 1981-07-21 ヒユ−ズ付き高圧気中負荷開閉器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5814655U JPS5814655U (ja) 1983-01-29
JPS6125163Y2 true JPS6125163Y2 (ja) 1986-07-29

Family

ID=29902474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10805281U Granted JPS5814655U (ja) 1981-07-21 1981-07-21 ヒユ−ズ付き高圧気中負荷開閉器

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JP (1) JPS5814655U (ja)

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JPS5814655U (ja) 1983-01-29

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