JPH0429452Y2 - - Google Patents

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JPH0429452Y2
JPH0429452Y2 JP6622283U JP6622283U JPH0429452Y2 JP H0429452 Y2 JPH0429452 Y2 JP H0429452Y2 JP 6622283 U JP6622283 U JP 6622283U JP 6622283 U JP6622283 U JP 6622283U JP H0429452 Y2 JPH0429452 Y2 JP H0429452Y2
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JP6622283U
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JPS59173407U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、変電所等の電気所に設置される開閉
設備等に用いる開閉器に関するものである。
従来技術 ガス絶縁開閉装置に組込む接地装置等の開閉器
として、第1図に示したような固定接触子1′と、
第2図に示したような可動接触子2とからなるも
のが知られている。第1図において101はフレ
ームを兼ねるシールドケースで、このケースの上
部に接触片102,102の一端が固定され、両
接触片102,102の他端とケース101の相
対する側壁との間にばね103,103が配設さ
れている。接触片102,102が接近し過ぎて
可動接触子の投入が困難になるのを防ぐため、ケ
ース101の底壁に突設されたストツパ突起10
4が接触片102,102の他端間に介在されて
いる。接触片102,102は可撓導体105,
105を介してケース101に取付けられた端子
ネジ106,106に接続されている。また可動
接触子2は、図示しないフレームに回転自在に支
持された回転軸3に固定され、該回転軸により、
ケース101の開口部101aを通して上記接触
片102,102に接離するように回動操作され
る。
この種の開閉器をガス絶縁開閉装置等に取付け
た場合、開閉器の取付フレームが変形すると、可
動接触子と固定接触子との間の位置関係に変化が
生じ、第1図に示したように、可動接触子2が固
定接触子1′の中心から距離Δlだけ変位した状態
になつて可動接触子2が一方の接触片102側に
偏つて接触することになる。ところが、従来のこ
の種の開閉器では各接触片の一端がケース101
に拘束されていたため、上記のように可動接触子
2が固定接触子1′に対して偏移した状態で投入
されると、投入に要する力が箸しく大きくなり、
投入が困難になる欠点があつた。また可動接触子
の固定接触子に対する偏位量Δlが大きい場合に
は可動接触子2が一方の接触片のみ接触する状態
になり、接触不良が生じる欠点があつた。
考案の目的 本考案の目的は、可動接触子と固定接触子との
間の位置関係に変化が生じた場合でも両接触子を
容易且つ確実に接触させることができるようにし
た開閉器を提供することにある。
考案の構成 本考案は、固定接触子と該固定接触子に接離す
る可動接触子とからなる開閉器であつて、本考案
は固定接触子を以下のように構成したことを特徴
とする。即ち本考案においては、固定接触子に対
向配置された少なくとも一対の接触片が設けられ
て該対の接触片のそれぞれが可撓導体を介して固
定フレームに接続されている。また前記対の接触
片のそれぞれの一端をガイドするガイド部材が設
けられ、前記対の接触片の一端は前記ガイド部材
により、互いに接近及び離間する方向に変位自在
にガイドされている。前記対の接触片のそれぞれ
の他端の相応する位置にはガイド孔が形成され、
前記固定フレームに固定されたガイドピンがこれ
らのガイド孔に遊嵌されている。また対の接触片
を付勢するための付勢手段が設けられ、この付勢
手段により、対の接触片が互いに接近する方向に
付勢されている。
上記のように構成すると、固定接触子の対の接
触片が略平行に変位し得るので、可動接触子の中
心が固定接触子の中心からずれている場合でも可
動接触子の投入を容易に行なわせることができ、
また両接触子の電気的な接触状態を良好にするこ
とができる。
実施例 以下第3図乃至第5図を参照して本考案の実施
例を説明する。
第3図及び第4図は本考案で用いる固定接触子
の一構成例を示したものでこれらの図において1
0は略カツプ状に形成された固定接触子基体で、
この基体10の底部中央部には凹部11が形成さ
れている。凹部11の底壁には孔12,12が形
成され、基体10は、これらの孔を通して設けら
れた取付ボルト13,13により図示しない固定
接触子取付部に取付けられる。基体10の底部に
は略U字形の固定フレーム14がボルト15によ
り固定され、固定フレーム14の相対する起立壁
部14a,14aの間に導電板をへの字形に成形
したものからなる1対の接触片16,16が配置
されている。接触片16,16はそれぞれの長辺
部16a,16a同志が略平行に対向し且つ短辺
部16b,16bが互いに離反する方向に傾くよ
うに対向配置され、接触片16,16の短辺部側
の一端は、弾性を有する導電板を成形したものか
らなる可撓導体17,17を介して前記固定フレ
ーム14に接続されている。更に詳細に説明する
と、各可撓導体17は、接触片16の短辺部16
b,16bの外側面に当接する第1の当接部17
aと、固定フレーム14の起立壁部14aの外側
面に当接する第2の当接部17bと第1及び第2
の当接部17a及び17b間を連結する連結部1
7cとを一体に有し、第1の当接部17aはネジ
18により接触片16の短辺部16bに固定され
ている。また可撓導体の第2の当接部17bはボ
ルト19及びナツト20により固定フレームの起
立壁部14aに固定され、これにより接触片1
6,16の一端が起立壁部14a,14aの対向
方向に変位可能に支持されている。また基体10
には、接触片16,16の短辺部16b,16b
側の一端部付近をガイドするガイド部材21,2
1が固定されている。各ガイド部材21は、第5
図に示したように、基体10にビス22により固
定された基部21aとこの基部21aの端部から
起立した起立部21bと、起立部21bの端部に
連設されたコの字形のガイド部21cとからな
り、ガイド部21cの内側に各接触片16の短辺
部16b及び該短辺部16bに接続された可撓導
体17の第1の当接部17aをゆるく嵌合させて
各接触片16の一端をガイドする。また接触片1
6,16の他端(長辺部16a,16aの先端
部)の相応する位置にそれぞれ内径がd1のガイド
孔23,23が形成され、これらのガイド孔に外
径がd2(<d1)のガイドピン24が遊嵌されてい
る。ガイドピン24は接触片16,16の対向方
向(起立壁部14a,14aの対向方向)に延び
ていて、その両端が起立壁部14a,14aに設
けられた孔に嵌合されて支持されている。尚25
はガイドピン24の抜け止めを図るためのピンで
ある。ガイドピン24の中央部にはストツパ部材
26が固定され、このストツパ部材により、接触
片16,16が必要以上に接近して可動接触子の
投入が困難になるのが防止されている。固定フレ
ーム14の起立壁14a,14aと接触片16,
16の長辺部16a,16aとの間にはそれぞれ
両接触片を互いに接近させる方向に付勢する付勢
手段としてのバネ27,27が配設され、これら
のバネは、ボルト19,19の頭部に嵌合させて
位置決めされている。固定接触子基体10の周壁
部10aには略椀状に形成されたシールドカバー
28が嵌合されて固定されている。シールドカバ
ー28は開口部28aを有し、この開口部を通し
て可動接触子2が接触片16,16間に投入され
るようになつている。尚可動接触子2は接触片1
6,16間に係入して両接触片に接触し得るもの
であればよいが、本実施例では、第2図に示した
ものと同様のものが用いられている。
上記実施例の開閉器において、可動接触子2が
投入されていない状態では、バネ27,27の付
勢力により接触片16,16の先端がストツパ部
材26に押圧された状態にある。可動接触子2の
中心を接触片16,16間の間隙の中心(固定接
触子の中心)に一致させた状態で、該可動接触子
2を投入すると、接触片16,16がストツパ部
材26から離反する方向に略平行移動し、可動接
触子2は接触片16,16の長辺部16a,16
a間に係入した状態となつて開閉器が閉路状態と
なる。このとき、ストツパ部材26と各接触片1
6との間に形成される間隙lの大きさを、可動接
触子と固定接触子との間の位置関係の変動分の予
想値よりも大きく設定しておく。
上記の実施例において可動接触子及び固定接触
子を取付けるフレームの変形等により、可動接触
子と固定接触子との間の位置関係が変化し、可動
接触子2が固定接触子に対して距離Δlだけ偏移
した状態で投入されたとすると、可動接触子2は
一方の接触片一6の短辺部16bに当接し、該一
方の接触片16を外側に変位させつつ両接触片1
6,16間に係入する。このとき一方の接触片1
6は、その一端が可撓導体17により支持される
とともにガイド部材21によりガイドされている
ため変位が容易であり、しかも該接触片16の他
端もガイドピン24に沿つて円滑に変位し得るた
め可動接触子の投入を容易に行なうことができ
る。また対の接触片16,16は常に略平行に変
位するので、可動接触子が固定接触子に対して偏
移した状態で投入された場合でも両接触片を同じ
ような状態で可動接触子に接触させることがで
き、接触不良が生じる虞れを無くすことができ
る。
尚上記実施例において、ストツパ部材26をガ
イドピン24に沿つて移動自在に設けることもで
きる。また場合によつてはストツパ部材26を省
略することもできる。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、固定接触子の
対の接触片が略平行に移動し得るように構成した
ので、可動接触子と固定接触子との間の位置関係
が変動した場合でも可動接触子の投入を容易且つ
確実に行なうことができる。したがつて可動接触
子及び固定接触子の取付部の強度を従来よりも低
く設定することができ、開閉器を組込む機器のコ
ストを引き下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の開閉器を示す断面図、第2図は
可動接触子を示す正面図、第3図は本考案の一実
施例を一部断面して示した正面図、第4図は第3
図の−線断面図、第5図は第3図の実施例の
ガイド部材の部分を第3図の矢印V方向から見た
部分側面図である。 1……固定接触子、2……可動接触子、10…
…固定接触子基体、14……固定フレーム、16
……接触片、17……可撓導体、18……ネジ、
19……ボルト、20……ナツト、21……ガイ
ド部材、23……ガイド孔、24……ガイドピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定接触子と前記固定接触子に接離する可動接
    触子とからなる開閉器において、前記固定接触子
    は、固定フレームと、対向配置されて一端が可撓
    導体を介して前記固定フレームに支持された少な
    くとも1対の接触片と、前記対の接触片のそれぞ
    れの一端を互いに接近及び離間する方向に変位自
    在にガイドするガイド部材と、前記対の接触片の
    それぞれの他端を貫通させて設けられたガイド孔
    と、前記固定フレームに固定され前記ガイド孔に
    遊嵌されたガイドピンと、前記対の接触片を互い
    に接近させる方向に付勢するバネ手段とを具備し
    たことを特徴とする開閉器。
JP6622283U 1983-05-04 1983-05-04 開閉器 Granted JPS59173407U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6622283U JPS59173407U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6622283U JPS59173407U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 開閉器

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Publication Number Publication Date
JPS59173407U JPS59173407U (ja) 1984-11-20
JPH0429452Y2 true JPH0429452Y2 (ja) 1992-07-16

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JPS59173407U (ja) 1984-11-20

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