JP2593273Y2 - 断路器 - Google Patents

断路器

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JP2593273Y2
JP2593273Y2 JP1992022659U JP2265992U JP2593273Y2 JP 2593273 Y2 JP2593273 Y2 JP 2593273Y2 JP 1992022659 U JP1992022659 U JP 1992022659U JP 2265992 U JP2265992 U JP 2265992U JP 2593273 Y2 JP2593273 Y2 JP 2593273Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は断路器に関し、断路器を
縮小化できるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】変電所に用いられる開閉装置ではキュー
ビクル(筐体)内に断路器が収容されている。従来の断
路器の構造を図5(a),(b)に示す。枠体1に三相
分の3対の碍子2が固定され、各相の上部の碍子2には
固定側導体3が取り付けられる一方、下部の碍子2には
可動側導体4が取り付けられている。そして、固定側導
体3に当接するブレード5が可動側導体4に回動自在に
設けられる。
【0003】ブレード5は2枚のブレード板5aの両端
近傍を貫通する2本のボルト5bの両端にキャップ状の
バネ受け5dを設け、バネ受け5dとブレード板5aと
の間に図示しない圧接バネを介在させたものである。ブ
レード5の一端は可動側導体4を挟むようにして回動自
在に取り付けられ、他端は固定側導体3を挾持しうるよ
うになっている。ブレード5における他端でのブレード
板5aどうしの間隔が小さくなりすぎないようにディス
タンス5cが設けられている。
【0004】一方、枠体1には図示しない駆動手段に連
動連結された操作軸6が回動自在に設けられ、操作軸6
に固着された三相分のレバー7が夫々絶縁性のロッド8
を介してブレード5の略中間位置に連結される。なお、
9は枠体1の取付孔である。
【0005】斯かる断路器では、操作軸6を回動させブ
レード5の他端で固定側導体3を挾持することにより接
続状態となり、二点鎖線で示すように固定側導体3から
離すことにより断路状態となる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、圧接バネを
収容するバネ受け5dが突出する分だけブレード5の幅
Wが大きくなり、従って相間距離Lを大きくしなければ
ならない。また、断路器の寸法Hが大きい。変電所用地
の有効利用のためキュービクルの縮小化、更にはキュー
ビクルに収容する断路器の縮小化も必要であるが、前記
のことから縮小化が困難である。
【0007】このほか、ブレード5の他端と固定側導体
3とがボルト5bが伸びる方向へずれていると固定側導
体3へのブレード板5aの一方の圧接力が十分に得られ
ない。
【0008】そこで本考案は、斯かる課題を解決した断
路器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る考案の構成は、一列に並べて設けら
れた三相分のブッシングに埋設された一方の固定側導体
の中空部にリングコンタクトを介して可動ロッドの一端
を夫々摺動自在に挿通し、当該固定側導体の内周面にお
けるリングコンタクトの近傍及び可動ロッドの外周面に
おける一端の端部近傍に樹脂軸受を埋設する一方、夫々
の可動ロッドの他端を接触子を介して他方の固定側導体
に夫々接離自在に設け、駆動手段に連動連結されるとと
もに可動ロッドと直角な操作軸に三相分のレバーの一端
を固着し、当該レバーの他端を夫々の可動ロッドに連動
連結したことを特徴とする。
【0010】
【作用】操作軸を一の方向へ回動させると、その回動力
がレバーを介して可動ロッドに伝わり、可動ロッドの他
端が接触子を介して固定側導体に接続され、閉路状態と
なる。
【0011】操作軸を他の方向へ回動させると、可動ロ
ッドの他端が固定側導体から離れ、断路状態となる。
【0012】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0013】本考案による断路器の構成を、図1〜図4
に示す。図4に示すように、キュービクル11内に断路
器10が収容されている。断路器10の拡大したものを
図1(a),(b)に示す。基板12の両側に一対の縦
枠13,13が設けられ、縦枠13,13の上部が一本
の横枠14により連結される。基板12にはその長さ方
向に沿って3つの挿通孔15が形成され、挿通孔15
【0014】内に中空部を有するブッシング16が嵌合
される。図2に示すようにブッシング16には中空部1
8を有する固定側導体19が一体にモールドされてお
り、固定側導体19内に円柱形の可動ロッド20が設け
られている。
【0015】可動ロッド20は接触子としてのリングコ
ンタクト21を介して摺動自在に設けられる。リングコ
ンタクト21は図3に示すように可動ロッド20を囲繞
する複数の接触片21aと隣り合う接触片21aどうし
の間に設けられた圧接バネ21bとで構成される。この
ほか、固定側導体19内での可動ロッド20の移動が円
滑に行なえるように、固定側導体19の内周面に形成し
た円周溝に樹脂軸受22が埋設され、可動ロッド20の
外周面に形成した円周溝にも樹脂軸受23が埋設され
る。樹脂軸受どうしが接触しないように、樹脂軸受22
はリングコンタクト21の近傍に設けられ、樹脂軸受2
3は可動ロッド20の端面近傍に設けられる。
【0016】図1に示すようにブッシング16の上方に
は横枠14に固定してブッシング24が設けられ、ブッ
シング24にはL字形の金具25を介して円柱形の固定
側導体26が設けられる。そして、可動ロッド20の上
端を固定側導体26に接続させるための許容偏心量の大
きなチューリップタイプの接触子27が固定側導体26
に取り付けて設けられる。この接触子27は、固定側導
体26と可動ロッド20とに亘って円周方向へ複数の接
触子片37を設け、これらの接触子片37をバネ38に
より束ねたものである。
【0017】このように構成された3相分の可動ロッド
20を同時に駆動するため、以下のように構成される。
可動ロッド20に直角な操作軸28が縦枠13に回転自
在に支持され、図示しない駆動手段に連動連結される。
操作軸28には3相分の合計6本の絶縁性のレバー29
が固着され、レバー29は短いリンク30を介して可動
ロッド20に連結される。
【0018】斯かる断路器10における固定側導体26
は図4(a)に示すように接続導体31を介して母線3
2に接続される。母線32は碍子33により支持され
る。34は断路器10の操作装置、35は側面バリヤ、
36は扉である。
【0019】次に、斯かる断路器の作用を説明する。図
1において、図示しない駆動手段により操作軸28を一
の方向へ回動させると、レバー29,リンク30を介し
可動ロッド20が上動し固定側導体26に当接する。
このとき、チューリップタイプの接触子27を用いるこ
とから、許容偏心量が大きく、可動ロッド20と固定側
導体26とは接触子27を介して確実に接続される。こ
のとき、可動ロッド20の下端は図2に示すようにリン
グコンタクト21を介して固定側導体19に接続された
状態にあるから、固定側導体26と固定側導体19とが
可動ロッド20を介して接続されたことになる。
【0020】次に、操作軸28を他の方向へ回動させる
と、レバー29は図1(b)中の二点鎖線で示す位置ま
で移動し、可動ロッド20は固定側導体26から離れ
る。このとき、可動ロッド20に取り付けた樹脂軸受2
3と固定側導体19との間及び固定側導体19に取り付
けた樹脂軸受22と可動ロッド20との間で摺動するた
め、硬度の異なる部材どうしの摺動となり機械的摩耗が
少ない。可動ロッド20が固定側導体26から離れる
と、断路器10は断路状態となる。
【0021】
【考案の効果】以上の説明からわかるように、本考案に
よる断路器によれば一方の固定側導体にリングコンタク
を介して摺動自在な可動ロッドの他端を接触子を介し
て他の固定側導体に接離自在に設けたので、相間距離を
小さくすることができ、しかも可動ロッドがスライドす
る構成のため相間距離の方向及び可動ロッドの方向の双
方に直角な方向へも小さくすることができる。従って、
断路器を従来に比べて大幅に縮小化できることになる。
また、固定側導体のリングコンタクト近傍の内周面と、
可動ロッドの一端近傍の外周面とに樹脂軸受を埋設した
ので、硬度の異なる部材どうしの摺動となり、機械的摩
耗が少ない
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による断路器の実施例に係り、図1
(a)は正面図、図1(b)は左側面図。
【図2】本考案による断路器の実施例に係り、ブッシン
グの断面図。
【図3】本考案による断路器の実施例に係り、図3
(a)は正面図、図3(b)は一部破断して示す右側面
図。
【図4】本考案による断路器を収容した開閉装置に係
り、図4(a)は側面断面図、図4(b)は図4(a)
のA−A矢視図。
【図5】従来の断路器に係り、図5(a)は正面図、図
5(b)は右側面図。
【符号の説明】
10…断路器 16…ブッシング 18…中空部 19…固定側導体 20…可動ロッド 21…リングコンタクト22,23…樹脂軸受 26…固定側導体 27…接触子 28…操作軸 29…レバー 30…リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 31/32 H01H 31/02 H01H 33/42

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列に並べて設けられた三相分のブッシ
    ングに埋設された一方の固定側導体の中空部にリングコ
    ンタクトを介して可動ロッドの一端を夫々摺動自在に挿
    し、当該固定側導体の内周面におけるリングコンタク
    トの近傍及び可動ロッドの外周面における一端の端部近
    傍に樹脂軸受を埋設する一方、夫々の可動ロッドの他端
    を接触子を介して他方の固定側導体に夫々接離自在に設
    け、駆動手段に連動連結されるとともに可動ロッドと直
    角な操作軸に三相分のレバーの一端を固着し、当該レバ
    ーの他端を夫々の可動ロッドに連動連結したことを特徴
    とする断路器。
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