JPH0323768Y2 - - Google Patents

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JPH0323768Y2
JPH0323768Y2 JP1985122554U JP12255485U JPH0323768Y2 JP H0323768 Y2 JPH0323768 Y2 JP H0323768Y2 JP 1985122554 U JP1985122554 U JP 1985122554U JP 12255485 U JP12255485 U JP 12255485U JP H0323768 Y2 JPH0323768 Y2 JP H0323768Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、引出し形機器・断路器・主母線端
子・補助母線端子などを金属箱内に収納した閉鎖
配電盤の構造に関するものである。
従来の技術 閉鎖配電盤は、しや断器などの機器、母線、接
続導体、監視制御盤などとこれらを収納し外部か
ら充電部に触れられないよう蔽つた金属箱で構成
される。このような閉鎖配電盤の1つに第6図に
示す構成のものがある。この閉鎖配電盤A,
A′は、2つのしや断器20,21、2つの断路
器22,23、主母線端子BTおよび補助母線端
子ATを備えたものであり、第7図に示す母線回
路に用いられる。つまり閉鎖配電盤A′に備えら
れたしや断器21が使用不可になつたとき、閉鎖
配電盤Aに備えられた断路器22および閉鎖配電
盤A′に備えられた断路器23をそれぞれ閉とし、
第7図に矢符で示すように補助母線ABを介して
母線Bと閉鎖配電盤A′に接線されたケーブルC
とを導通可能にする。
第8図は上述の閉鎖配電盤A,A′の構成をさ
らに具体的に示すものである。第6図におけるし
や断器20,21は、各引出し形機器24,25
にそれぞれ収納されている。各引出し形機器2
4,25は枠体26,27の水平部26a,27
aにそれぞれ前後移動可能に載置されている。枠
体26,27の垂直部26b,27bには、引出
し形機器24,25と閉鎖配電盤側主回路との間
を接続/断路するための主回路断路部28〜31
が取り付けられている。主回路断路部29,30
は接続導体COを介して主母線端子BTに接続さ
れ、主回路断路部28,31は接続導体COを介
して断路器22,23の一方固定接触子側22
a,22bにそれぞれ接続されている。断路器2
2,23の他方固定接触子22b,23b側は接
続導体COを介して補助母線端子ATにそれぞれ
接続されている。
さてこの従来例では、断路器22,23の開閉
操作は閉鎖配電盤A,A′の後部側に設けた断路
器手動操作装置32,33で行なわれる。断路器
手動操作装置32,33の操作端32a,33a
がリンク機構で断路器22,23のブレード22
c,23cに接続されており、後部扉34を開け
前記操作端32a,33aに操作棒35,36を
差し込んで矢符のように引き下げることによつ
て、2点鎖線で示す位置にブレード22c,23
cが移動し、断路器22が閉となる。
考案が解決しようとする問題点 上述の従来例では、次のような問題がある。
主回路断路部28〜31、断路器22,23
および断路器手動操作装置32,33がそれぞ
れ分散して配置されているため、それらの収納
スペースが大きくなり閉鎖配電盤A,A′が大
形化する。
主回路断路部28,29と断路器22,23
を接続するために接続導体COを必要とすると
ともに、その接続導体CO取り付けるための締
付ボルト点数が多くなり信頼性が低い。
断路器22の開閉操作を閉鎖配電盤A,
A′の後部に回り込んで行なわなければならな
い。
可動機器が分散して配置されているので保
守・点検がやりにくい。
この考案の目的は、従来例の問題点を解決し、
断路器の開閉操作が容易であり、小形化すること
ができるとともに信頼性を向上することができる
閉鎖配電盤の構造を提供することである。
問題点を解決するための手段 この考案の閉鎖配電盤の構造は、 二段に配置した引出し形機器と、 この引出し形機器を接続するための一対の主回
路断路部と、 この主回路断路部の一方に一端を接続した一対
の断路器と、 前記各主回路断路部の他方に接続した主母線端
子と、 前記各断路器の他端に接続した補助母線端子
と、 前記引出し形機器を載置するための水平部と、
この水平部の後端近傍に立設されて前記主回路断
路部を取付けた第1垂直部と、前記水平部の後端
に立設されて前記各断路器の他端より前記補助母
線端子に導出する主回路端子を前記一対の主回路
断路部の中間に配置されるように設けた第2垂直
部とからなる枠体と、 この枠体の前記水平部の側部前端に設けられて
前記断路器を開閉する断路器操作部とを備えたも
のである。
作 用 主回路断路部と断路器とを枠体に取り付け近傍
して配置し、枠体の側部前端に断路器操作部を設
けたことによつて、それらの収納スペースが小さ
くなるので、小形化を図ることができるとともに
断路器の開閉操作が容易になる。また部品点数を
少なくすることができる。
実施例 第1図および第2図はこの考案の構成部分を示
す簡略図である。
第1図の構成部分は、引出し形機器1と、 この引出し形機器1を接続するための主回路断
路部2,3と、主回路断路部2に一端を接続した
断路器4と、 前記引出し形機器1を載置するための水平部5
aと、この水平部5aの後端近傍に立設されて前
記主回路断路部2,3を取り付けた第1垂直部5
bと、前記水平部5aの後端に立設されて前記断
路器4の他端より補助母線端子に導出する主回路
端子55を前記一対の主回路断路部2,3の中間
に配置されるように設けた第2垂直部5cとから
なる枠体5と、 この枠体5の前記水平部5aの側部前端に設け
られて前記断路器4を開閉する断路器操作部6と
を備えている。
第2図の構成部分は、断路器4が主回路断路部
3に接続されたもので、この他の構造は第1図の
構成部分と同様である。
次に、上述した第1図の構成部分を上段に配置
し第2図の構成部分を下段に配置した閉鎖配電盤
の構成を第3図に示す。この閉鎖配電盤は、第6
図に示した従来例の閉鎖配電盤の機能と同一の機
能を有する。この閉鎖配電盤では、断路器4に接
続されていない主回路断路部2,3が主母線端子
BTに接続され、断路器4に接続された主回路断
路部2,3が各ケーブル端子CATにそれぞれ接
続されている。また2つの断路器4の他端は補助
母線ATに接続されている。第3図においてCT
は変流器を示す。
第4図は上述の第1図の構成部分を具体的に示
す斜視図であり、第5図は第4図の切断面線V−
Vから見た断面図である。枠体5は、水平部5
a、水平部5aの後端近傍に立設した第1垂直部
5bおよび水平部5aの後端に立設した第2垂直
部5cとを備えている。水平部5a、第1垂直部
5bおよび第2垂直部5cの両側部には、側板
7,8が垂設されている。この側板7,8は枠体
5の構造を補強するとともに断路器4の開閉操作
を行なうための手動操作装置9を設置するために
形成されている。
枠体5の水平部5aの前部は、第5図に示すよ
うに引出し形機器1が前後に水平移動できる大き
さに形成されている。この水平部5aの側部前端
にある側板には、断路器操作部6である手動操作
装置9の操作レバー10の支持軸10aが取り付
けられている。
枠体5の第1垂直部5bには、6つの主回路断
路部2,3が貫通して固定されているとともに手
動操作装置9の2つの作用棒11,12を挿通す
るための長孔13a,13bおよびスリツト14
が形成されている。この第1垂直部5bの両側部
に位置する側板7,8には、前記操作レバー10
に第1節部15aが連結された連結部材15の第
2節部15bと、前記作用棒11,12とが固定
された回動軸16の両端部が回動自在に嵌着され
ている。連結部材15の第2節部15bは、前記
スリツト14を挿通して回動軸16を中心に角変
位される。
枠体5の第2垂直部5cには、断路器4の固定
接触子4a,4bと主回路断路部3の接続端部3
aとが貫通して固着されている。その断路器4の
固定接触子4aは主回路断路部2の接続端部2a
に直接接続されている。断路器4の可動接触子が
取り付けられているブレード4cには、手動操作
装置9の作用棒11,12が軸着された垂直移動
軸17が固着されている。垂直移動軸17は、側
板7,8に立設された案内枠18にその両端部が
垂直方向に案内されて上下移動する。固定接触子
4aの接続端部には、変流器CTが嵌着されてい
る。
次に第5図を参照して手動操作装置9の操作に
よる断路器4の開閉動作を説明する。第5図にお
いて手動操作装置9が実線で示す位置にあるとき
断路器4は開であり、手動操作装置9が2点鎖線
で示す位置にあるとき断路器4が閉である。断路
器4が開であるとき、操作レバー10を矢符F1
で示すように枠体5の前後に向つて押すと、連結
部材15の第2節部15bが矢符F2の方向に角
変位する。そうすると回動軸16が矢符F3の方
向に回転し、断路器4のブレード4cが上昇して
固定接触子4a,4b間を接続する。この動作で
断路器4が閉状態になる。断路器4を閉から開に
するときは、操作レバー10を矢符F1と反対方
向に引く。そうするとブレード4cが降下して固
定接触子4a,4b間が断路される。
この実施例は、従来例に比較して次のような効
果をもたらす。
主回路断路部2,3、断路器4および手動操
作装置9が引出し形機器1に近傍して配置さ
れ、かつ一対の断路器より補助母線端子に導出
する主回路端子を一対の主回路断路部の中間に
配置されるように枠体の第2垂直部に設けたの
で、閉鎖配電盤を小形化することができるとと
もに、それらの保守・点検が容易になる。
第3図に示した構成の閉鎖配電盤では、従来
例において2400mmの奥行きが必要であつたもの
を2050mmに縮小することができる。
主回路断路部2と断路器4が接続導体を介さ
ず直接接続されているので、接続導体の接続点
が減少し信頼性が向上する。
引出し形機器1が配置される場所に近接して
手動操作装置9が設けられているため、断路器
4の開閉操作が容易になるとともにその機械的
インタロツクも簡単な構造で実現できる。
考案の効果 この考案の閉鎖配電盤の構造によれば、主回路
断路部と断路器と断路器操作部とを引出し形機器
に近接して配置したので、それらの配置スペース
が節約され小形化を図ることができるとともにそ
れらの保守・点検が容易になるばかりでなく、断
路器の開閉操作が容易になる。また部品点数が減
し、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれこの考案の構成
部分を示す簡略図、第3図はこの考案の一実施例
を示す簡略図、第4図は第1図の具体例を示す斜
視図、第5図は第4図の切断線V−Vから見た断
面図、第6図は従来例の構成を示す図、第7図は
従来例に関連した母線回路図、第8図は従来例の
構成を具体的に示す図である。 1…引出し形機器、2,3…主回路断路部、4
…断路器、5…枠体、5a…水平部、5b…第1
垂直部、5c…第2垂直部、6…断路器操作部、
55…主回路端子、AT…補助母線端子、BT…
主母線端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 二段に配置した引出し形機器と、 この引出し形機器を接続するための一対の主回
    路断路部と、 この主回路断路部の一方に一端を接続した一対
    の断路器と、 前記各主回路断路部の他方に接続した主母線端
    子と、 前記各断路器の他端に接続した補助母線端子
    と、 前記引出し形機器を載置するための水平部と、
    この水平部の後端近傍に立設されて前記主回路断
    路部を取付けた第1垂直部と、前記水平部の後端
    に立設されて前記各断路器の他端より前記補助母
    線端子に導出する主回路断端子を前記一対の主回
    路断路部の中間に配置されるように設けた第2垂
    直部とからなる枠体と、 この枠体の前記水平部の側部前端に設けられて
    前記断路器を開閉する断路器操作部とを備えた閉
    鎖配電盤の構造。
JP1985122554U 1985-08-08 1985-08-08 Expired JPH0323768Y2 (ja)

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JP1985122554U JPH0323768Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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JP1985122554U JPH0323768Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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JPS6233609U JPS6233609U (ja) 1987-02-27
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