JPS6316246Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6316246Y2
JPS6316246Y2 JP15188681U JP15188681U JPS6316246Y2 JP S6316246 Y2 JPS6316246 Y2 JP S6316246Y2 JP 15188681 U JP15188681 U JP 15188681U JP 15188681 U JP15188681 U JP 15188681U JP S6316246 Y2 JPS6316246 Y2 JP S6316246Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bushing
terminal
cubicle
disconnector
breaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15188681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5857211U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15188681U priority Critical patent/JPS5857211U/ja
Publication of JPS5857211U publication Critical patent/JPS5857211U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6316246Y2 publication Critical patent/JPS6316246Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキユービクル内に構成される接地装置
に関したものである。
キユービクル内のしや断器を介して回路導体例
えば、母線側とケーブル側の投入接続を行なうよ
うに構成されている場合に、ケーブル及び負荷等
は安全を図るために逐次保守点検が行なわれる。
この保守点検に際して、キユービクル内のしや断
器を開放しただけでは、危険性が残るために負荷
側又は母線側の端子を接地することが従来から一
般的に行なわれている。
しかして、その接地に際しては別に設けた開閉
機構をしや断器の開放と共に鎖錠を解き、投入し
たり、またはしや断器と同じような形状に形成し
た接地装置を作つてしや断器をキユービクルから
引き出した後に接地装置を押し込み、それによつ
て接地することが行なわれている。
しかしながら、前者にあつては、特別な機構を
キユービクル内に設けなければならず、キユービ
クル内が複雑となるばかりでなく、キユービクル
の縮小化に悪影響を及ぼす問題があつた。また後
者にあつては、前者の如き問題は解決されるもの
であるが、しや断器と同様な形状の特別な装置を
作らなければならず、高価になり且つ保管場所も
必要という問題があつた。
上記のようなことから、母線及び負荷ケーブル
の接地を、しや断器をすげ替えることによつて行
ない、接地装置の簡略化を図つたものがあり、第
1図ないし第3図にその回路図を示す。
図中において、1はしや断器、2a及び2b
は、ブツシングであり、しや断器1と後述する母
線4及び負荷ケーブル5との接続断路部を構成す
る。3a及び3bは接地導体であり、接地されて
いる。4は母線であつて、例えば電源又他の電気
機器に接続されるものであり、ブツシング2aに
接続されている。5は負荷ケーブルであつて、負
荷機器に接続されるものであり、ブツシング2b
に接続されている。
そして第1図は、しや断器1及びブツシング2
a及び2bを介して母線4と負荷ケーブル5とを
接続した通常の使用状態である。第2図は、しや
断器1と接地導体3aとブツシング2aとを介し
て母線4を接地した状態であり、また第3図はし
や断器1とブツシング3aと接地導体3bとを介
して負荷ケーブル5を接地した状態を示すもので
ある。
しかしながら、上記第1図なしい第3図に示す
如く、しや断器1のすげ替えは、しや断器1を上
方又は下方に移動させて行なうものであり、この
ためにしや断器1はリフタを具備してキユービク
ル内に設置されているのが普通であつた。
従つて、上記のようにしや断器1を介して母線
4及び負荷ケーブル5を接地するものにあつて
は、接地装置が比較的簡略化される利点はあるも
のの、しや断器1の移動を行なうための特別なリ
フタをキユービクル内に設けなければならず、そ
の分高価となるばかりでなく、しや断器が複雑と
なり、且つキユービクル内も複雑となる欠点があ
つた。
本考案は以上の点に鑑みて成されたものであつ
て、回路導体を、しや断器を介して接地し得るキ
ユービクルにおいて、しや断器の具備する端子棒
を棒軸方向に摺動し得るようにし、且つこの端子
棒とこの端子棒の係合し得るブツシングとの間に
接地導体を移動し得るように設けて構成したもの
であり、これによつて接地作業及び保守点検作業
の安全を図ると共に、安価で作業の簡便な接地装
置を得、且つキユービクルの縮小化を図ることを
目的としたものである。
次に本考案の一実施例を第4図ないし第7図に
基づいて説明する。まず、第4図及び第5図は回
路図を示し、第4図は、しや断器1が、ブツシン
グ2a及び2bを介して母線4と負荷ケーブル5
とを接続した通常の回路構成(使用時)である。
第5図は、しや断器1の具備する一方の端子棒を
ブツシング2aから離脱させ、且つ接地導体3に
接続して負荷ケーブル5を接地した場合である。
そして第6図及び第7図は本考案から成るキユ
ービクルの接地装置の具体的な構成を示し、第6
図はしや断器1を母線4及び負荷ケーブル5より
引き外した状態を、また第7図は、しや断器1を
介して負荷ケーブル5を接地した場合を示し、上
述した第5図の回路図の状態に相当するものであ
る。
次に本考案から成るキユービクルの接地装置を
第6図を中心に説明する。
しや断器1は、図示しない操作装置を内蔵し且
つ複数の車輪11aによつて移動自在な台枠11
と、この台枠11上に設けた絶縁フレーム12
と、この絶縁フレーム12内に位して設けたしや
断部例えば真空インタラプタ13と、この真空イ
ンタラプタ13に接続され且つ水平に配設された
一対の端子棒14及び15とを主要な構成品とし
て形成されている。そしてこのしや断器1は、キ
ユービクル6内の床面63上にガイドレール64
に案内されて所要の方向に移動し得るように載置
収納されている。
更にこのしや断器1を詳細に説明すれば、真空
インタラプタ13は、接離自在な一対の固定電極
13a及び可動電極13bを備えている。固定電
極13aの端部(図中上端部)は絶縁フレーム1
2を貫通して設けられており、この端部には、摺
動コンタクト16が設けられ、この摺動コンタク
ト16には、前記端子棒14が摺動し得るように
貫通して設けられている。この端子棒14の一端
部(図中右端部)にはコンタクト14aが設けて
あり、このコンタクト14aは後述するブツシン
グ2aの導体22に係合し得るものである。一方
この端子棒14の他端部(図中左端部)には、絶
縁プレート17aが固着されており、更にこの絶
縁プレート17aには、しや断器1の表面板18
に設けたハンドル17cによつて回転される絶縁
物から成るネジ棒17bが螺合されている。従つ
てハンドル17cによりネジ棒17bは回転さ
れ、これにより端子棒14は棒軸方向にすなわち
図中の左右方向に摺動し得るものである。
また可動電極13bは、絶縁操作棒19を介し
て台枠11内の図示しない操作装置に連動連結さ
れている。またこの可動電極13bには、可撓リ
ード線15bを介して絶縁フレーム12に固定し
て設けた端子棒15が接続されており、この端子
棒15の一端部(図中右端部)にはコンタクト1
5aが設けてあり、このコンタクト15aは後述
するブツシング2bの導体22に係合し得るもの
である。
なお、しや断器1における真空インタラプタ1
3、一対の端子棒14,15、及び後述するブツ
シング2a,2b、母線4、負荷ケーブル5は紙
面に直交する方向に三相分並設されるものであ
る。
そしてキユービクル6における、金属から成る
隔壁61には、導体22と、この導体22を囲繞
する略円筒状の絶縁体21とから成るブツシング
2a及び2bが絶縁体21の開口部23を前述の
しや断器1側に位させ且つ、上下方向に離間する
と共に水平方向に配設されて、この隔壁61に貫
通して設けられている。しかも上方側に位するブ
ツシング2aには母線4が接続され、一方下方側
に位するブツシング2bには負荷ケーブル5が接
続されている。
また隔壁61におけるブツシング2aの上方部
には、接地導体3が設けられている。この接地導
体3は、隔壁61上に回転自在に設けられた回転
軸32上に固定して設けた三相分の金属から成る
レバー33と、このレバー33に回動し得るよう
に設けた金属から成るシヤツタ34と、このシヤ
ツタ34に設けた接点31と、前記レバー33と
隔壁61とを接続した可撓リード線35とから構
成されている。
そしてこの接地導体3は、回転軸32の端部に
設けたプーリ71と、キユービクル6の側壁62
に設けたプーリ72と、操作ハンドル73を具備
するプーリ74と、これら各プーリ間に渡つて設
けられたロープ75とから成る操作装置7によつ
て操作されるものであり、操作ハンドル73を反
時計方向に回動することによつて、接地導体3に
おけるレバー33は反時計方向に回動され、これ
によりシヤツタ34は垂下移動して第7図に示す
如くブツシング2aの絶縁体21の開口部23を
覆う位置まで移動されるものである。
なお、接地は、可撓リード線35を隔壁61に
固定して設けることでも差し支えないが、導体を
介して確実に接地するのが望ましい。
上記のように構成された本考案から成るキユー
ビクルにあつては、通常時には、しや断器1の具
備する摺動し得る端子棒14は、第6図に示す如
く右方向に十分突出された状態に成されており、
この状態のしや断器1の一対の端子棒14及び1
5の具備するコンタクト14a及び15aをブツ
シング2a及び2bの絶縁体21内に挿入すると
共に導体22と係合させて、母線4と負荷ケーブ
ル5とをしや断器1を介して接続するものであ
り、前述の第4図の回路図に示す状態である。
もちろん通常の使用時においては、接地導体3
は第6図に示す如く、上方に移動しているもので
ある。
そして保守点検時において、例えば負荷ケーブ
ル5を接地する場合にあつては、まず第6図に示
す如く、しや断器1を母線4及び負荷ケーブル5
に各々接続されているブツシング2a及び2bか
ら引き外す。
次にしや断器1の具備する真空インタラプタ1
3の備えている一対の固定電極13aと可動電極
13bとを接触させて、所謂投入状態にする。そ
してしや断器1に表面板18上のハンドル17c
を回転させて、端子棒14を第6図中において左
側に移動させる。これによつて端子棒14は第7
図に示す状態となる。
また接地導体3を操作する操作装置7における
操作ハンドル73を第6図中において反時計方向
に回動する。これによつて接地導体3のシヤツタ
34は、ブツシング2aの絶縁体21の開口部2
3を覆う状態(第7図に示す状態)となり、この
シヤツタ34に設けている接点31は、しや断器
1の端子棒14と同一軸線上に位することにな
る。
上記の操作によつて、負荷ケーブル5の接地の
準備は完了し、第6図中においてしや断器1を移
動させて、しや断器1の具備する一方端子棒14
のコンタクト14aを、接地導体3の接点31に
係合させる。そして他方の端子棒15のコンタク
ト15aは、ブツシング2bの絶縁体21内に挿
入されると共に負荷ケーブル5と接続している導
体22に係合されて第7図に示す状態(第5図の
回路図に示す状態)となり、負荷ケーブル5は、
しや断器1を介して接地された状態となる。
なお、前述した実施例は、負荷ケーブル5を接
地する場合について述べたが、本考案はこれに限
らず、端子棒15を移動し得るように成し、且つ
接地導体3をブツシング2bの近傍に設ければ、
しや断器1を介して母線4を接地することができ
るものである。
また操作装置7は、プーリ71,72,74と
ロープ75等から成るものに限らず、リンク機構
又は電動操作によるものであつても良い。
また、普通キユービクルにおいては、しや断器
1をブツシング2a及び2bから引外した場合に
は、自動的にブツシング2a及び2bの絶縁体2
1の開口部23を覆うようにシヤツタが位するも
のであり、しかもこのシヤツタは接地されている
ものであるから、このシヤツタの表面に、しや断
器1の具備する端子棒14,15のコンタクト1
4a,15aが係合し得る接点31を設けても良
く、これによれば、キユービクル6側は、ほとん
ど変更することなく本考案を実施できるものであ
る。
以上説明したように本考案によるキユービクル
の接地装置によれば、しや断器の有する少なくと
も一方の端子棒をその軸心に沿つて移動可能に設
け、移動可能な端子棒と対応するブツシングの開
口部を開閉自在にシヤツタを設けるとともに、接
地されかつ端子棒と接離自在な接点をシヤツタに
取り付けたので、接地装置の構成が簡単である。
また、ブツシング近傍の余つた空間に接地装置を
設けるので、キユービクルの縮小化が図れる。
更に、重量のあるしや断器は、キユービクル内
の床面上で水平移動することによつて接地が行な
われるものであるから、従来のしや断器を用いた
接地装置のように、しや断器を上方又は下方にす
げ替え移動するものに比較して接地作業が簡便に
行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、しや断器と母線及び負荷ケーブルと
を接続した回路図、第2図は、母線がしや断器を
介して接地された回路図、第3図は、負荷ケーブ
ルがしや断器を介して接地された回路図、第4図
及び第5図は、本考案の一実施例からなるしや断
器、母線、負荷ケーブル及び接地導体の接続回路
図、第6図及び第7図は、本考案の一実施例から
成るキユービクルの接地装置の要部断面図であつ
て、第6図はしや断器を引外した状態を示し、第
7図はしや断器を介して負荷ケーブルを接地した
状態を示す。 1……しや断器、2a,2b……ブツシング、
3……接地導体、4……母線、5……負荷ケーブ
ル、6……キユービクル、7……操作装置、13
……真空インタラプタ、14,15……端子棒、
17a……絶縁プート、17b……ねじ棒、17
c……ハンドル、18……表面板、22……導
体、23……開口部、31……接点、32……回
転軸、33……レバー、34……シヤツタ、35
……可撓リード線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キユービクルの内部に設けた隔壁に一対のブツ
    シングを固定し、夫々のブツシングの内部に母
    線,ケーブルと接続された導体を個別に設け、隔
    壁に対して接近・離反移動自在なしや断器に水平
    方向へ延在して相互に平行に搭載されるとともに
    しや断器内におけるしや断部の夫々の電極と接続
    した一対の端子棒の先端部を一対のブツシング内
    の夫々の導体と嵌脱自在に設け、少なくとも一方
    の端子棒をその軸心に沿つて移動させうるように
    一方の電極に対して摺動自在に設けるとともに、
    端子棒と平行な状態でしや断器に回動自在に支持
    されかつ一端にハンドルを有するねじ棒を絶縁プ
    レートに螺合し当該絶縁プレートを移動自在な端
    子棒と結合し、 移動自在な端子棒と対応するブツシングの近傍
    に回転自在に回転軸を設けるとともに、回転軸に
    当該回転軸と直角なレバーを介してブツシングの
    開口部を開閉自在に塞ぐシヤツタを結合し、シヤ
    ツタには移動自在な端子棒の先端部を接離自在に
    接続するための接点を結合するとともに当該接点
    を接地し、シヤツタを回動させる操作装置を前記
    回転軸に連動連結したことを特徴とするキユービ
    クルの接地装置。
JP15188681U 1981-10-13 1981-10-13 キユ−ビクルの接地装置 Granted JPS5857211U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15188681U JPS5857211U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 キユ−ビクルの接地装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15188681U JPS5857211U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 キユ−ビクルの接地装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5857211U JPS5857211U (ja) 1983-04-18
JPS6316246Y2 true JPS6316246Y2 (ja) 1988-05-10

Family

ID=29944564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15188681U Granted JPS5857211U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 キユ−ビクルの接地装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5857211U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5857211U (ja) 1983-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4774628A (en) Metalclad substation subdivided into tight compartments
US3579045A (en) High voltage air terminal chamber for indoor power center with interlocks between fuse drawers and circuit breakers, fuse clamping and latching means, and universally pivotal terminal means
JPS6316246Y2 (ja)
JPH0626444B2 (ja) 小容量配電用変電塔
TW563149B (en) Vacuum circuit breaker
JP3849165B2 (ja) 避雷装置
US3562452A (en) Interlock between circuit interrupters and drawout fuse drawers of indoor power center
US3842321A (en) Electrical switchgear with primary and secondary switch means associated with current transformer
US1992024A (en) Electrical switch gear
EP0061129B2 (en) Shutter device for metal-enclosed switchgear
US3185804A (en) By-pass switch arrangement
US3229058A (en) Cubicle unitary molding for upper and lower terminal assembly and current transformers
JPS6013210Y2 (ja) 接地装置
JPS6019465Y2 (ja) 閉鎖配電盤のシヤツタ装置
KR20020080100A (ko) 배전반의 회로차단기용 크레이들
JPS6019468Y2 (ja) 閉鎖配電盤
JPH0799889B2 (ja) ガス絶縁キユービクル
JPH0323768Y2 (ja)
JPH0537610Y2 (ja)
JPH08237828A (ja) 接地開閉装置
JPS6019461Y2 (ja) 引出形開閉装置
US1709780A (en) Switch gear
JPH088501Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置用受電ユニット
JPH04190607A (ja) 閉鎖配電盤およびそのシャッタ装置
NO794238L (no) Flerpolet omkoblingsanordning.