JPS644259Y2 - - Google Patents

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JPS644259Y2
JPS644259Y2 JP2152983U JP2152983U JPS644259Y2 JP S644259 Y2 JPS644259 Y2 JP S644259Y2 JP 2152983 U JP2152983 U JP 2152983U JP 2152983 U JP2152983 U JP 2152983U JP S644259 Y2 JPS644259 Y2 JP S644259Y2
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JP
Japan
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insulation resistance
measuring device
main circuit
resistance measuring
drive rod
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JP2152983U
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JPS59129318U (ja
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野の説明〕 本案は二段積閉鎖配電盤に係り、その絶縁抵抗
測定装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
JEH−1153のG形閉鎖配電盤は、母線導体等
の主回路を全て絶縁することになつているので、
このままでは負荷側回路の絶縁抵抗を測定するこ
とができない。
そこで従来は、しや断器と入れ替えて絶縁抵抗
測定装置を挿入し、主回路断路部にこれをかん合
させて、絶縁抵抗測定回路を構成し測定してい
た。
ところで近年、しや断器等の収納機器が縮小化
されたことにより、同一定格では同じしや断器が
上、下段共挿入可能な二段積構造の閉鎖配電盤が
主流になつてきている。この二段積構造の一般的
な構成として、ほぼ中央部に母線を設けているの
で上段と下段で負荷側が逆転する。たとえば上段
の場合、上の極が負荷側で下の極が母線側にな
り、下段の場合は上の極が母線側で下の極が負荷
側になる。
従つて、以上のような二段積用でしや断器を引
出し、その後挿入する絶縁抵抗測定装置は、上段
用と下段用の二種類のものが必要である。また、
上記絶縁抵抗測定装置を使用する際に、あやまつ
て上段ユニツトに下段用、下段ユニツトに上段用
の絶縁抵抗測定装置を挿入した場合、母線側から
高電圧が印加され、保守点検員の安全に支障をき
たす。従つて、本装置の誤挿入防止用の機械的イ
ンターロツクが必要となり、操作の複雑化とコス
トアツプをまねくようになる。
〔考案の目的〕
本考案は以上のような欠点を除くために、一台
の絶縁抵抗測定装置で上下段共用できるように構
成し、二段積用として最適な装置を提供すること
を目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、1台の絶縁測定用装置の内部構造
を、上下各段のユニツトに挿入する際閉鎖配電盤
側のガイド板にて可動接触子を回転させ前記のユ
ニツトに合つた負荷側断路部との接触を機械的な
動作で選択せしめるもので、これにより上下各段
用の絶縁測定装置は不要となり、コストアツプ防
止、また共用性の信頼がつくる保守点検員の安全
に寄与するものである。
〔考案の実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面を引用して詳
細に説明する。第1図は、上段ユニツトの負荷側
の絶縁抵抗を測定している状況を示す閉鎖配電盤
の側断面図である。第2図は、下段ユニツトの負
荷側の絶縁抵抗を測定している状況を示す側断面
図である。閉鎖配電盤1は、盤中央に配置した母
線2を有し、上段用負荷側導体3と下段用負荷側
導体4があり、それぞれケーブル5にて負荷の電
動機6,7に接続されている。絶縁抵抗測定装置
8は、負荷側の主回路断路部9に接続されてい
る。ところで盤の中央に配置した母線2に接続さ
れた主回路断路部10は、絶縁抵抗測定中は接触
してはならない部分であり、この誤接触防止につ
いては下記作用説明の折のべる。
さらに第3図にて詳細を示すと、絶縁抵抗測定
装置8にはユニツト内にスムーズに移動させる車
輪8aと接触子13,14、可動接触子15、駆
動棒16および可動接触子15が駆動棒16によ
り回転できるように支点17がある。
さらに、可動接触子15の先端19の他端はリ
ード線20により、測定用コンセント18に接続
されている。一方、閉鎖配電盤1側には傾斜のつ
いたガイド板12があり絶縁抵抗測定装置8の出
し入れによりガイド板12と接する面にローラー
を取着した駆動棒16が動かされる。
次に、本例の作用について説明する。まず絶縁
抵抗測定装置8を上段ユニツトに挿入した場合の
機構動作を第3図にて説明する。
絶縁抵抗測定装置8をユニツト内に挿入しはじ
めると、フレーム1に取付けられたガイド板12
の傾斜部により、駆動棒16が下へ押され、可動
接触子15の先端19は支点17を介して反時計
方向へ動き、接触子13と接触する。接触子13
は絶縁抵抗測定装置8を完全接続位置に置いたと
き、負荷側主回路断路部10、負荷側導体3を介
して、電動機7へ接続される。
これにより母線2側の接触子14とは完全に遊
離し、測定用コンセント18より電動機7迄の電
気的回路が構成され測定用コンセント18にて、
安全かつ容易に絶縁抵抗測定を行うことができ
る。
また、下段ユニツトに絶縁抵抗測定装置8を挿
入した場合を第4図にて説明する。
絶縁抵抗測定装置8をユニツト内に挿入しはじ
めると、フレーム1に取付けられたガイド板12
aにより駆動棒16が押し上げられ、可動接触子
15は時計方向に回転し先端19は接触子14側
と接触する。
これにより前記上段ユニツトへ挿入した場合と
は異り、接触子14は負荷側主回路断路部10、
負荷側導体4を介して電動機6へと電気回路が構
成され、母線2側の接触子13とは完全に遊離さ
れて、測定用コンセント18にて絶縁抵抗測定を
行うことができる。
〔実施例の効果〕
本考案は以上により絶縁抵抗測定装置の可動接
触子が、上段および下段のいずれの場合にも、切
換えが自動的に可能となり複雑なインターロツク
や装置が不要になり、安全かつ容易に絶縁抵抗測
定が可能となる。
〔他の実施例〕
第5図は他の実施例で、駆動棒16をスプリン
グ21により常時下方に押し下げるように構成
し、第6図のごとく下段ユニツトへの挿入時の
み、ガイド板12aにより駆動棒16を押し上げ
るようにしたものである。
第7図は、母線側主回路断路部10の前にシヤ
ツター11が配設されている場合のもので、シヤ
ツター11により接触子13が押され、絶縁物の
ケース22内にあるスプリング23が圧縮され、
内部に引込まれるものである。スプリングは常時
は接触子13を押出しており、負荷側主回路断路
器部9に挿入の際、ケース穴22aに可動接触子
15が入り絶縁抵抗測定を可能とする。なお、ガ
イド24は絶縁物で作られており、ケース22と
共に絶縁性は良い。よつてこの機構を構成すれ
ば、シヤツター付の閉鎖配電盤にも対応が可能と
なる。
〔考案の効果〕
本考案により、1台の絶縁抵抗測定装置にて自
動的に上段用、下段用共用として使用が可能とな
り、保守点検員も安心して使用出来る装置を有す
る閉鎖配電盤が提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例で上段ユニツトに、
絶縁抵抗測定装置を収納した状態の閉鎖配電盤側
断面図、第2図は同じく下段ユニツトに絶縁抵抗
測定装置を収納した状態の閉鎖配電盤側断面図、
第3図第4図は、絶縁抵抗測定装置の機構動作説
明図、第5図は他の実施例で上段ユニツトに絶縁
抵抗側定装置を入れた場合の側断面図、第6図は
下段ユニツトに絶縁抵抗測定装置を入れた場合の
側断面図、第7図はさらに異なる他の実施例の部
分詳細図である。 1……閉鎖配電盤、2……母線、3,4……負
荷側導体、5……ケーブル、6,7……電動機、
8……絶縁抵抗測定装置、9……負荷側主回路断
路部、10……母線側主回路断路部、11……シ
ヤツター、12,12a……ガイド板、13,1
4……接触子、15……可動接触子、16……駆
動棒、17……支点、18……測定用コンセン
ト、19……可動接触子先端、20……リード
線、21……スプリング、22……ケース、23
……スプリング、24……ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引出し自在に構成された絶縁抵抗測定装置を、
    単独に上下2段のいずれか一方に収納し得る構成
    の閉鎖配電盤において、前記閉鎖配電盤の上段収
    納部は、上部に負荷側主回断路部を、下部に母線
    に接続された主回路断路部を配置し、下段収納部
    は、上部に母線に接続された主回路断路部を、下
    部に負荷側主回路断路部を配置し、前記閉鎖配電
    盤の上部と下部に傾斜付ガイド板を配置し、前記
    絶縁抵抗測定装置の側面部には、駆動棒を配置
    し、この駆動棒の中央にピンを介して可動接触子
    を連結し、前記側面部の中央部近傍に支点を設
    け、この支点に可動接触子を連結させ、この支点
    を中心に前記可動接触子が、ガイド板と係合して
    上下動する駆動棒の動きに合せて円弧動するよう
    に配置したことを特徴とする閉鎖配電盤。
JP2152983U 1983-02-18 1983-02-18 閉鎖配電盤 Granted JPS59129318U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2152983U JPS59129318U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 閉鎖配電盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2152983U JPS59129318U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 閉鎖配電盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129318U JPS59129318U (ja) 1984-08-30
JPS644259Y2 true JPS644259Y2 (ja) 1989-02-03

Family

ID=30152656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2152983U Granted JPS59129318U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 閉鎖配電盤

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JPS59129318U (ja) 1984-08-30

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