JPH02151216A

JPH02151216A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPH02151216A
Application number: JP63303962A
Authority: JP
Inventors: Fumio Hoshi; 文男星
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-12-02
Filing date: 1988-12-02
Publication date: 1990-06-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、例えばＳＦ６ガスのような絶縁ガスを封入し
たガス絶縁開閉装置に係り、特に、検電。

課電及びこの課電時に零相変圧器を主回路から断路する
３機能を備えたブッシングの構造に関するものである。

（従来の技術）近年、高信頼性、安全性の向上、保守・点検の簡素化を
図ると同時に、狭い用地に短期間に建設可能としたキユ
ービクル形のガスｗ！、Ｒ開閉装置が実用に供されるよ
うになってきた。

第５図は、このようなガス絶縁開閉装＠１の構成の一例
を示す側面図であり、密閉構造とした遮断器室２に、外
部ケーブル３を導入する外部ケーブルヘッド４、このケ
ーブルヘッド４と変流器５との間の主回路に接続される
検電用がいし６及び課電用のブッシング７、変流器５と
遮断器８との間の主回路に接続される零相変圧器９を三
相−括で収納し、遮断器室２と区画され密閉構造とした
母線室１０に、遮断器８に接続される断路器１１及び母
線１２を三相−括で収納し、制御至１３に、遮断器８や
断路器１１等の操作数構や覧視計器等を収納している。

なお、遮断器￥２．母線至１０には、ＳＦ６ガスのよう
な絶縁ガスが封入されている。

第６図は、上記した課電用のブッシング７の構成を示す
断面図であり、エポキシ樹脂モールドした絶縁体１４に
埋込金具１５を埋設すると共に、上下動自在とした電極
金具１６を設け、遮断器室２の仕切壁に固定するための
ねじ穴を有する埋込金物１７が埋設されている。なお、
遮断器室２の仕切壁に固定するときには、図示しないバ
ッキングを用いてシールする。

耐圧試験をする場合には、Ｎ極金具１６に課電用ケーブ
ル３ａを接続し、電極金具１６を押し上げて主回路導体
に接触させ、電圧を印加する。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、以上のように構成されたガス絶縁開閉装
置には、次のような不具合がおった。すなわち、（１）現地での直流耐電圧試験を行なう場合、課電用ケ
ーブル３ａより電圧を印加するが、この時、零相変圧器
９の鉄心の磁束が飽和して鉄損が増大し、加熱焼損の恐
れがあるので、主回路の導体１２を取り外すことが必要
になる。

そこで、密閉構造の遮断器室２を解放し、ＳＦ６ガスを
放出してから導体１２を取り外し、再び遮断器室２を密
閉し、ＳＦ６ガスを封入する作業と、試験終了後に、再
び遮断器室２を解放し、ＳＦ６ガスを放出してから導体
７２を取り付け、再び遮断器室２を密閉し、再びＳＦ６
ガスを封入する作業を必要とする。このため、手間のか
かるしかも煩雑な作業を必要とし、試験所要時間を長く
する原因になっている。

（２）検電用がいし６及び課電用のブッシング７がそれ
ぞれ独立しているから、これらを収納するためにガス絶
縁開閉装置１の容積が大きくなり、製造、輸送、設置ス
ペース等の全ての面でコストアップとなる。

そこで、本発明の目的は、密閉構造とし絶縁ガスを封入
した遮断器室に、検電１課電及び零相変圧器を耐圧試験
時主回路から断路する３渫能を備えたブッシングを配設
し、構造の簡素化、小形化、設置スペースの縮小化、ざ
らには耐圧試験時の導体の取り外しやガス処理等を不要
として試験作業を容易化したガス絶縁開閉装置を提供す
ることにおる。

［発明の構成１（課題を解決するための手段）本発明は、密閉構造とし絶縁ガスを封入した収納下に、
零相変圧器１課電用のブッシングを含む電気ＩＡ器を収
納したガス絶縁開閉装置において、課電用のブッシング
に、埋込金具と絶縁層を誘電体としてコンデンサを形成
する中間電極を埋設し、かつ、埋込金具に摺接して軸方
向に移動自在とした電極金具を設け、この電極金具を、
一方に移動させたときに零相変圧器を主回路に接続させ
、他方に移動させた時に主回路に接続しなから零相変圧
器を主回路から断路させるようにしたものでおる。

（作　用）通常の運転時においては、電極金具を一方に移動させる
ことにより、零相変圧器を主回路に接続ざぜると共に、
主回路の充電監視ができる。また、耐圧試験時において
は、電極金具を他方に移動させることにより、零相変圧
器を主回路から断路させると共に、電極金具に課電用ケ
ーブルを差し込み主回路に電圧を印加することができる
。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は、本発明の一実施例を示す側面図である。なお、
第１図と同一部分には、同符号を付す。

同図において、ガス絶縁開閉装置２０は、密閉構造とし
た遮断器室２には、従来と同様にＳＦ６ガスを封入する
と共に、ケーブルヘッド４．変流器５、″ａ断器８．零
相変圧器９及びこの零相変圧器９とケーブルヘッド４の
間に配設したブッシング２２等を三相−括で収納し、密
閉構造とした母線至１０には、従来と同様にＳＦ６ガス
を封入すると共に断路器１１及び母線１２を収納し、制
御ｎ至１３には、遮断器８や断路器１１等の操作機構や
監視計器等を収納している。

第２図は、上記したブッシング２２の構成を示す断面図
でおり、エポキシ樹脂モールドした絶縁体１４には、埋
込金具１５及びこの埋込金具１５とコンデンサを形成す
るようにした中間電極２３を埋設し、埋込金具１５に摺
接して上下移動ができる電極金具１６を設けた構成とし
ている。この電極金具１６は、埋込金具１５に上下移動
ができると共に、上端及び下端の各位置ではその位置を
軽く保持され、かつ埋込金具１５に設けたバッキング（
図示しない）を介して遮断器至２と外部とのシールを保
つように取付けられ、また、下部にはねじ穴１６ａと課
電用ケーブル３ａの先端の導体の挿入穴１６ｂ　１１％
設けられている。一方、絶縁体１４には、埋込金具１７
と中間電極２３にリード２４を介して接続されている検
電端子ねじ２５が埋設されている。

このように構成されたブッシング２２は、ケーブルペン
ド４とは、水平部２６ａと垂直部２６ｂを持つＬ形に曲
げられた導体２６を介して接続され、零相変圧器９とは
、下部水平部２７ａ、垂直部２７ｔ）及び上部水平部２
７ｃを持つｆ形に曲げられた導体２７で接続される。こ
こで、導体２６は、例えば黄銅板のような可とう性を有
する材料で形成され、水平部２６ａの一端がケーブルヘ
ッド４に固定され、フリー状態とした垂直部２６ｂがブ
ッシング２２の電極金具１６の頭部に接触する。また、
導体２７は、導体２６と同様に例えば黄銅板のような可
とう性を有する材料で形成され、下部水平部２γａが零
相変圧器９に固定され、フリー状態の上部水平部２７ｃ
が、上方に押し上げられている時の電極金具１６の頭部
に接触する。したがって、電極金具１６が引き下げられ
た時に、零相変流器９は、主回路から新路される。

なお、ブッシング２２は、遮断器至２の仕切壁に固定す
るときには、図示しないバッキングを用いてシールする
。

次に、上記した実施例の作用を説明する。まず、通常の
運転時においては、課電用ケーブル３ａを外し、電極金
具１６を押し上げた状態にしておく。

この操作は、図示しない操作棒を下方から挿入し、電極
金具１６のねじ穴１６ａにねじ込んで行う。これにより
、第１図に示すようにケーブルペント４とブッシング２
２は、導体２６の垂直部２６ｂが電極金具１６に接触す
るので、この導体２６を介して接続され、また、ブッシ
ング２２と零相変圧器９は、導体２７の上部水平部２７
Ｃが電極金具１６に接触するので、この導体２７を介し
て接続される。つまり、ブッシング２２の電極金具１６
を上方へ押し上げることにより、零相変圧器９を主回路
に接続させ、主回路の充電監視をすることができる。電
圧の検出は、ブッシング２２の埋込金具１５と中間電極
２３により、第４図に示す高圧コンデンサ２６が形成さ
れ、端子台２７を１山し、充”七表示器２８の中に設け
られている調整用コンデンサ２９により各組を分圧し、
表示ランプ３０により充電表示をする。

一方、耐圧試験時においては、第４図に示すように電極
金具１６を引き下げた状態にする。この操作は、図示し
ない操作捧を下方から挿入し、電極金具１６のねじ穴１
６ａにねじ込んで行う。これにより、ケーブルヘッド４
とブッシング２２は、導体２６の垂直部２６ｂが電極金
具１６に接触しているので、この導体２６を介して接続
され、また、ブッシング２２と零相変圧器９は、導体２
７の上部水平部２７ｃが電極金具１６と離れるので、接
続が断たれる。つまり、ブッシング２２の電極金具１６
を下方に引き下げることにより、ブッシング２２を主回
路に接続した状態で零相変圧器９を主回路から断路する
ことができる。

そこで、ブッシング２２に課電用ケーブル３ａを差し込
み、図示しない試験用電源から電源を印加することによ
り、零相変圧器９に無関係に主回路の耐圧試験を行うこ
とができる。

以上説明したように上記実施例の構成によれば、次の効
果が得られる。すなわら、（１）耐圧印加試験時においては、容易に零相変圧器を
主回路から切離すことができ、従来のように零相変圧器
に接続する導体の取り外しや、ＳＦ６ガス処理作業等が
なくなり、作業が容易になると共に、所要時間を大幅に
短縮できる。

（２）ブッシング１個で、通常の使用状態における主回
路の検電、耐圧試験時における電圧印加。

耐圧試験時における零相変圧器の主回路からの断路の３
機能を発揮でき、零相変圧器、ケーブルヘッド及びブッ
シングの配置を合理的にし、ガス絶縁開閉装置を縮小化
できる。

［発明の効果〕本発明は、以上のように構成されているから、１個のブ
ッシングが検電、電圧印加及び断路の３敗能を具備し、
これにより収納機器の配置溝酸をコンパクトとし、ガス
絶縁開閉装置の縮小化とコスト低減ができる。また、現
地等の耐圧印加試験において、零相変圧器を容易に主回
路から断路できるので、試験作業を容易にすると共に、
所要時間を大幅に短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図は本発
明の一実施例の要部を示す断面図、第３４は第２図と異
なる本発明の一実施例の要部を示す回路図、第４図は本
発明の一実施例の作用を示す説明図、第５図は従来のカ
ス絶縁ｍ１閉菰首の構成を示す側面図、第６図は従来の
ガス絶縁開閉装置のブッシングの構成を示す断面図であ
る。３・・・外部ケーブル３ａ・・・課電用ケーブル４・・・ケーブルヘッド８・・・遮断器９・・・零相変圧器１１・・・断路器１２・・・母線１６・・・電極金具２２・・・ブッシング２６、２７・・・導体（８７３３）代理人　弁理士猪股祥晃（ばか　１名）第第１図第第図図第図

Claims

【特許請求の範囲】

密閉構造とし、絶縁ガスを封入した収納室に、零相変圧
器、課電用のブッシングを含む電気機器を収納したガス
絶縁開閉装置において、前記課電用のブッシングに、埋
込金具と絶縁層を誘電体としてコンデンサを形成する中
間電極を埋設し、かつ、前記埋込金具に摺接して軸方向
に移動自在とした電極金具を設け、この電極金具を、一
方に移動させたときに前記零相変圧器を主回路に接続さ
せ、他方に移動させたときに前記主回路に接続しながら
前記零相変圧器を前記主回路から断路させるようにした
ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。