JP2002165320A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2002165320A
JP2002165320A JP2000358601A JP2000358601A JP2002165320A JP 2002165320 A JP2002165320 A JP 2002165320A JP 2000358601 A JP2000358601 A JP 2000358601A JP 2000358601 A JP2000358601 A JP 2000358601A JP 2002165320 A JP2002165320 A JP 2002165320A
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circuit conductor
voltage
gas
conductive
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JP2000358601A
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Taketo Yanai
健人 柳井
Mitsuo Matsumoto
光生 松本
Kiyoichi Torimi
喜代一 鳥實
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡潔な構成により耐電圧試験を容易に
実行できるガス絶縁開閉装置を得る。 【解決手段】 主回路導体CAおよび遮断器3が収納さ
れ絶縁ガスが封入されて密閉された導電性容器12、主
回路線導体CAからケーブルヘッド9への導電路を構成
し主回路導体CAをケーブルヘッド9を介して電力ケー
ブルPCに接続するための主回路導体CC、一端を主回
路導体CCに接続され他端に端末部37を有する電圧検
出用主回路導体CD、電圧検出用主回路導体CDにより
電圧を誘起される中間電極29aを有するコンデンサ分
圧型電圧検出装置29を備え、電圧検出用主回路導体C
Dの端末部37に耐電圧試験設備を接続可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス絶縁開閉装
置、特に、その耐電圧試験用の構成に関わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のガス絶縁開閉装置の例として、特
開平8−9524号公報に記載のものを図5に示す。図
5(a)は通常運転時の状態を示し、図5(b)は耐電
圧試験時の状態を示すものである。このガス絶縁開閉装
置は、図6の結線図に示されるように構成されており、
各機器は接地された金属容器内に収納されている。
【0003】図5(a)において、紙面と直角な方向に
三相分の母線、20a,20bをおのおの収納した管路
21a,21bが上下に配設されており、この管路21
a,21bと直角で図5(a)中の左右方向に管路11
a,11bが設けられる。管路11a,11bには、断
路器1a,1bおよび接地開閉装置2a,2bが収納さ
れており、管路11a,11bの左端には遮断器3と変
流器4とを収納したタンク12が連結されている。管路
11a,11bのタンク12の反対側には、ケーブルヘ
ッド9および避雷器8を収納したタンク19が設けら
れ、管路11a,11bの上方に設けられている。タン
ク15内には接地開閉器5a,5Bと断路器6が収納さ
れている。タンク19の右には計器用変圧器7が接続さ
れ、タンク19と計器用変圧器7の間には着脱自在な接
続部27がタンク25内に配設されている。タンク19
とタンク25の間には絶縁スペーサ26が設けられてい
る。また、避雷器8の一方の端子に着脱自在な接続部に
おいて切り離し手段28が配設されている。なお、22
は制御盤である。
【0004】ガス絶縁開閉装置は、現地に据え付けた後
に絶縁性能を確認するために各機器に対して耐電圧試験
を行う必要があり、またケーブルヘッド9に電力ケーブ
ルを接続してケーブルに直流電圧を印加して試験を行う
必要もある。そのため現地電圧試験にあたっては、以下
のようにしてガス絶縁開閉装置に試験用治具23を設
け、耐電圧試験設備に接続して試験を実施している。
【0005】まず、タンク19内の絶縁ガスのガス圧力
を安全のため、0.05MPa程度に下げ、タンク25
内の絶縁ガスを抜き取る。その後に、計器用変圧器7を
タンク25から取り外すとともに接続部27の部分で導
体を分離させる。次に、図5(b)に示すように耐電圧
試験用治具23をタンク25に連結して、タンク25、
及び耐電圧試験用治具23に絶縁ガスを封入する。以上
のようにして準備ができたら、耐電圧試験用治具23か
ら交流試験電圧を印加して試験を行う。電力ケーブルの
耐電圧試験を実施する場合は、断路器6を開極した後に
直流試験電流を印加して行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成にガ
ス絶縁開閉装置の場合、現地耐電圧試験を実施時には計
器用変圧器を一時取り外す必要がある。この際、計器用
変圧器の本体の解体のみならず、二次側の結線を外すな
ど、作業量が増えるという欠点がある。また、耐電圧試
験用治具23の取付けを容易にするために接続部を設け
た場合、部品点数が増えコストアップするという欠点が
ある。
【0007】この発明は、比較的簡潔な構成により耐電
圧試験を容易に実行できるガス絶縁開閉装置を得ようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るガス絶
縁開閉装置では、遮断器が収納され絶縁ガスが封入され
て密閉された導電性容器、前記遮断器からケーブルヘッ
ドへの導電路を構成しケーブルヘッドを介して電力ケー
ブルに接続するための主回路導体、一端を前記主回路導
体に接続され他端に端末部を有する電圧検出用主回路導
体、前記電圧検出用主回路導体により電圧を誘起される
中間電極を有するコンデンサ分圧型電圧検出装置を備
え、前記電圧検出用主回路導体の端末部に耐電圧試験設
備を接続可能としたものである。
【0009】第2の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
遮断器が収納され絶縁ガスが封入されて密閉された導電
性容器、前記遮断器からケーブルヘッドへの導電路を構
成しケーブルヘッドを介して電力ケーブルに接続するた
めのケーブル接続用主回路導体、一端を前記主回路導体
に接続され他端に端末部を有する電圧検出用主回路導
体、前記電圧検出用主回路導体により電圧を誘起される
中間電極を有するコンデンサ分圧型電圧検出装置、前記
導電性容器に結合され前記接続用および電圧検出用主回
路導体ならびにコンデンサ分圧型電圧検出装置を収納す
る導電性タンクを備え、前記導電性タンクに収納された
電圧検出用主回路導体の端末部に耐電圧試験設備を接続
可能としたものである。
【0010】第3の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
前記導電性タンクに開口部を設け、前記電圧検出用主回
路導体の端末部を、前記開口部に向けて配設したもので
ある。
【0011】第4の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
水平に開口する開口部を前記導電性タンクに設け、前記
電圧検出用主回路導体の端末部を上方にして電圧検出用
主回路導体を上下に配設したものである。
【0012】第5の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
前記導電性タンクに絶縁ガスを封入するとともに、前記
電圧検出用主回路導体の端末部を別ガス区分に設けたも
のである。
【0013】第6の発明に係るガス絶縁開閉装置では、
前記導電性タンクの開口部を閉塞する閉塞部材を設け、
前記導電性タンクに絶縁ガスを封入して、前記導電性タ
ンクおよび閉塞部材により第1のガス区分を形成すると
ともに、前記閉塞部材を貫通して電圧検出用主回路導体
の端末部を導電性タンク外へ突出させ、この端末部を覆
う試験用タンクにより第2のガス区分を形成するように
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態1を、図1ないし図3について説明する。図1
は実施の形態1におけるガス絶縁開閉装置の通常運転時
での構成を示す側面図で、一部を断面で示している。図
2は実施の形態1におけるガス絶縁開閉装置の耐電圧試
験時での構成を示す側面図である。図3はコンデンサ分
圧型電圧検出装置の詳細構成を示す側面図で、一部を断
面で示している。
【0015】図において、1a,1bは断路器、2a,
2bは接地開閉装置、3は遮断器、4は変流器、5a,
5bは接地開閉器、6は断路器、9はケーブルヘッド、
11a,11bは管路、12は金属容器からなる導電性
容器、29はコンデンサ分圧型電圧検出装置、32,3
3はタンク、34はマンホール蓋、37は端末部であ
る。
【0016】導電性容器としての金属容器12は、接地
電位にある金属部材で構成されて絶縁ガスを封入され、
主回路導体CAならびに主回路導体CAに接続された遮
断器3および変流器4を収納している。
【0017】金属容器12には管路11aが連結され、
この管路11aには、断路器1aおよび接地開閉装置2
aが収納されている。また、金属容器12には管路11
bが連結され、この管路11bには、断路器1bおよび
接地開閉装置2bが収納されている。
【0018】そして、金属容器12には、接地電位にあ
る金属部材からなるタンク32,33で構成される導電
性容器が連結されている。タンク32,33からなる導
電性容器には、断路器6および接地開閉器5a,5b、
ならびに、断路器6を介して主回路導体CAからケーブ
ルヘッドへの導電路を構成してケーブルヘッド9を介し
て電力ケーブルPCに接続するための主回路導体CCが
収納されている。
【0019】また、タンク32,33からなる導電性容
器には、コンデンサ分圧型電圧検出装置29、ならび
に、主回路導体CAおよび主回路導体CCに接続されコ
ンデンサ分圧型電圧検出装置29の中心導体となる電圧
検出用主回路導体CDが収納されている。さらに、タン
ク32,33からなる導電性容器には、水平に開口する
開口部MHが設けられ、この開口部MHにはマンホール
蓋34が設けられている。電圧検出用主回路導体CDは
上下に配設され、その上端に開口部MHに向う端末部3
7を有している。この端末部37には、耐電圧試験時に
耐電圧試験治具23(図2)の導電接続部が接続され
る。
【0020】図1において、紙面と直角な方向に三相分
の母線、20a,20bをおのおの収納した管路21
a,21bが上下に配設されており、この管路21a,
21bと直角で図1中の左右方向に管路11a,11b
が設けられる。管路11a,11bには断路器1a,1
bおよび接地開閉器2a,2bが収納されており、管路
11a,11bの右端には遮断器3と変流器4とを収納
したタンク12に連結されている。タンク12の管路1
1a,11bの反対側にはケーブルヘッド9を収納した
タンク33と断路器6が設けられ、接地開閉器5a,5
b,コンデンサ分圧形の電圧検出装置29を収納したタ
ンク32が設けられている。また、コンデンサ分圧形の
電圧検出装置29の端末部37は耐電圧試験用治具23
が取付け可能な構造となっている。
【0021】コンデンサ分圧形の電圧検出装置29の詳
細を図3に示す。主回路導体CDを囲うように、かつ主
回路導体と同心となるように配設された中間電極29a
は接地金属容器32と電気的に絶縁して取付けられてい
る。これにより、主回路導体CDにより誘起された電圧
が中間電極29aに発生し、この電圧を計測することに
より、主回路の電圧を計測している。
【0022】図2は、通常運転時に図1に示す構成を持
つガス絶縁開閉装置における耐電圧試験時の状態を示す
ものである。図において、11a,11bは管路であ
る。12は金属容器であって導電性タンクを構成する。
23は耐電圧試験用治具である。32,33はそれぞれ
金属容器であって、両者で内部が連通した導電性容器を
構成する。
【0023】上記のような構成のガス絶縁開閉装置にお
いては、現地耐電圧試験時には導電性タンク32,33
内部に封入された絶縁ガスを回収した後に開口部MHを
開閉自在に覆うマンホール蓋34を開放し、耐電圧試験
用治具23をマンホール蓋34の部位に取付け、再度、
絶縁ガスを封入し耐電圧試験を実施する。
【0024】この際、マンホール蓋34を開放する以外
に機器の解体を必要とせず、試験準備の時間を大幅に短
縮することができる。また、耐電圧試験用治具23の接
続部は、電圧検出装置29の端末部37と共用している
ことから特別な耐電圧試験用治具23の接続部を必要と
せず、部品点数削減によるコストダウンを図ることがで
きる。
【0025】ここで、導電性タンク32,33に設けら
れた開口部MHは、水平に開口し、この開口部MHに端
末部37を向けて電圧検出装置29の中心導体を構成す
る電圧検出用主回路導体CDが上下に配設されているの
で、耐電圧試験用治具23の導電接続部を端末部37に
接続するとともに、開口部MHの開口周縁に設けられた
フランジに耐電圧試験用治具23のフランジを接合して
固定し耐電圧試験用治具23をタンク32,33からな
る導電性容器に載置するだけで、容易に耐電圧試験を実
行することができ、試験準備時間の大幅短縮を実現でき
る。
【0026】この発明による実施の形態1によれば、主
回路導体CAおよび前記主回路導体CAに接続された遮
断器3が収納され絶縁ガスが封入されて密閉された金属
容器12からなる導電性容器、前記主回路導体CAから
ケーブルヘッド9への導電路を構成し前記主回路導体C
Aをケーブルヘッド9を介して電力ケーブルPCに接続
するための主回路導体CC、一端を前記主回路導体CC
に接続され他端に端末部37を有する電圧検出用主回路
導体CD、前記電圧検出用主回路導体CDにより電圧を
誘起される中間電極29aを有するコンデンサ分圧型電
圧検出装置29、前記金属容器12からなる導電性容器
に結合され前記主回路導体CCおよび電圧検出用主回路
導体CDならびにコンデンサ分圧型電圧検出装置29を
収納する導電性タンク32,33を備え、水平に開口す
る開口部MHを前記導電性タンク32,33に設け、前
記電圧検出用主回路導体CDの端末部37を上方にして
電圧検出用主回路導体CDを上下に配設し、前記電圧検
出用主回路導体CDの端末部37を前記開口部MHに向
けるようにしたので、導電性タンク32,33に開口部
MHを設けるとともに、コンデンサ分圧型電圧検出装置
29の中心導体を構成する電圧検出用主回路導体CDを
適切に配置することによって、比較的簡潔な構成により
耐電圧試験を容易に実行できるガス絶縁開閉装置を得る
ことができる。
【0027】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を、図4について説明する。図4は実施の形態2にお
けるガス絶縁開閉装置の通常運転時での構成を示す側面
図で、一部を断面で示している。図において、34はマ
ンホール蓋、35は試験用タンク、MHは試験用タンク
35に設けられた開口部、37はコンデンサ分圧型電圧
検出装置29の中心導体を構成する電圧検出用主回路導
体CDの端末部、SHは導電性タンク32に設けた開口
部、SMは閉塞部材である。導電性タンク32,33は
開口部SHを閉塞部材SMにより閉塞されたガス区分を
形成し、絶縁ガスが封入されている。試験用タンク35
はマンホール蓋34および閉塞部材SMにより閉塞さ
れ、導電性タンク32,33とは別のガス区分を形成し
ている。その他の構成は、図1に示す実施の形態1のも
のと同一であり、耐電圧試験時には、図2に示す実施の
形態1のものと同様に、試験用治具23がタンク35の
上部に載置されるものである。
【0028】基本的な構成は、図1に示す実施の形態1
と同一であるが、電圧検出器29の端末部37を別ガス
区分としている。これにより、部品点数が増えコストア
ップするものの、現地耐電圧試験時にはタンク32,3
3の絶縁ガスを開放せず、比較的容量の小さいタンク3
5の絶縁ガスを開放するだけで、耐電圧試験用治具23
を設置することができ、試験準備期間を一層短縮するこ
とができる。
【0029】この発明による実施の形態2によれば、主
回路導体CAおよび前記主回路導体CAに接続された遮
断器3が収納され絶縁ガスが封入されて密閉された導電
性容器12、前記主回路導体CAからケーブルヘッド9
への導電路を構成し前記主回路導体CAをケーブルヘッ
ド9を介して電力ケーブルPCに接続するための主回路
導体CC、一端を前記主回路導体CCに接続され他端に
端末部37を有する電圧検出用主回路導体CD、前記電
圧検出用主回路導体CDにより電圧を誘起される中間電
極29aを有するコンデンサ分圧型電圧検出装置29、
前記導電性容器12に結合され前記主回路導体CCおよ
び電圧検出用主回路導体CDならびにコンデンサ分圧型
電圧検出装置29を収納する導電性タンク32,33を
備え、前記導電性タンク32,33に開口部SHを設け
るとともに、開口部SHを閉塞する閉塞部材SMを設
け、導電性タンク32,33に絶縁ガスを封入して、導
電性タンク32,33および閉塞部材SMにより第1の
ガス区分を形成するとともに、前記閉塞部材SMを貫通
して電圧検出用主回路導体CDの端末部37を導電性タ
ンク32外へ突出させ、この端末部37を覆う試験用タ
ンク35により第2のガス区分を形成するようにし、前
記電圧検出用主回路導体CDの端末部37を別ガス区分
に設けたので、比較的簡潔な構成により耐電圧試験を容
易に実行でき、しかも、比較的容量の小さい試験用タン
ク35の絶縁ガスを開放するだけで、耐電圧試験用治具
23を設置することができ、試験準備期間を一層短縮で
きるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【0030】以上のように、この発明による実施の形態
においては、コンデンサ分圧形の電圧検出装置を用いる
ことで装置自体を小形化し、この電圧検出装置を耐電圧
試験時の試験用導体接続部として用いることで、機能の
複合化を図り、コストダウンに繋げることができる。
【0031】以上のような構成のガス絶縁開閉装置によ
れば、現地据え付け後の耐電圧試験は、マンホールを開
放して耐電圧試験用治具を接続するのみで、各機器の解
体を必要とせずに実施することができる。加えて、耐電
圧試験用治具の取付部を分圧形の電圧検出器の端末と共
有することによって、特別に試験用端末部を設けること
なく試験が実施できるため、コストダウンを図ることが
できる。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、遮断器が収納され
絶縁ガスが封入されて密閉された導電性容器、前記遮断
器からケーブルヘッドへの導電路を構成しケーブルヘッ
ドを介して電力ケーブルに接続するための主回路導体、
一端を前記主回路導体に接続され他端に端末部を有する
電圧検出用主回路導体、前記電圧検出用主回路導体によ
り電圧を誘起される中間電極を有するコンデンサ分圧型
電圧検出装置を備え、前記電圧検出用主回路導体の端末
部に耐電圧試験設備を接続可能としたので、比較的簡潔
な構成により耐電圧試験を容易に実行できるガス絶縁開
閉装置を得ることができる。
【0033】第2の発明によれば、遮断器が収納され絶
縁ガスが封入されて密閉された導電性容器、前記遮断器
からケーブルヘッドへの導電路を構成しケーブルヘッド
を介して電力ケーブルに接続するための主回路導体、一
端を前記主回路導体に接続され他端に端末部を有する電
圧検出用主回路導体、前記電圧検出用主回路導体により
電圧を誘起される中間電極を有するコンデンサ分圧型電
圧検出装置、前記導電性容器に結合され前記接続用およ
び電圧検出用主回路導体ならびにコンデンサ分圧型電圧
検出装置を収納する導電性タンクを備え、前記導電性タ
ンクに収納された電圧検出用主回路導体の端末部に耐電
圧試験設備を接続可能としたので、導電性タンクに収納
された電圧検出用主回路導体の端末部に耐電圧試験設備
を接続することによって、比較的簡潔な構成により耐電
圧試験を容易に実行できるガス絶縁開閉装置を得ること
ができる。
【0034】第3の発明によれば、前記導電性タンクに
開口部を設け、前記電圧検出用主回路導体の端末部を前
記開口部に向けて配設したので、電圧検出用主回路導体
の端末部を前記導電性タンクの開口部に向けて配設する
ことによって、比較的簡潔な構成により耐電圧試験を容
易に実行できるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【0035】第4の発明によれば、水平に開口する開口
部を前記導電性タンクに設け、前記電圧検出用主回路導
体の端末部を上方にして電圧検出用主回路導体を上下に
配設したので、水平に開口する開口部に対し電圧検出用
主回路導体の端末部を上方にして電圧検出用主回路導体
を上下に配設することによって、比較的簡潔な構成によ
り耐電圧試験を容易に実行できるガス絶縁開閉装置を得
ることができる。
【0036】第5の発明によれば、前記導電性タンクに
絶縁ガスを封入するとともに、前記電圧検出用主回路導
体の端末部を別ガス区分に設けたので、電圧検出用主回
路導体の端末部を別ガス区分に設けることによって、比
較的簡潔な構成により耐電圧試験を容易に実行でき、し
かも、別区分の絶縁ガスを開放するだけで耐電圧試験を
実行でき、試験準備期間を一層短縮できるガス絶縁開閉
装置を得ることができる。
【0037】第6の発明によれば、前記導電性タンクの
開口部を閉塞する閉塞部材を設け、前記導電性タンクに
絶縁ガスを封入して、前記導電性容器および閉塞部材に
より第1のガス区分を形成するとともに、前記閉塞部材
を貫通して電圧検出用主回路導体の端末部を導電性タン
ク外へ突出させ、この端末部を覆う試験用タンクにより
第2のガス区分を形成するようにしたので、比較的簡潔
な構成により耐電圧試験を容易に実行でき、しかも、比
較的容量の小さい試験用タンクの絶縁ガスを開放するだ
けで耐電圧試験を実行でき、試験準備期間を一層短縮で
きるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1におけるガス絶
縁開閉装置の通常運転時の構成を示す側面図。
【図2】 この発明による実施の形態1におけるガス絶
縁開閉装置の耐電圧試験時の構成を示す側面図。
【図3】 この発明による実施の形態1における分圧コ
ンデンサ型電圧検出装置部の詳細構成を示す側面図。
【図4】 この発明による実施の形態2におけるガス絶
縁開閉装置の通常運転時の構成を示す側面図。
【図5】 従来技術における構成を示す側面図。
【図6】 従来技術における電気的接続を示す単線結線
図。
【符号の説明】
1a,1b 母線側断路器、2a,2b 接地開閉器、
3 遮断器、4 変流器、5a,5b 接地開閉器、6
線路側断路器、7 計器用変圧器、8 避雷器、9
ケーブルヘッド、11a,11b 管路、12 金属容
器、20a,20b 母線、21a,21b 管路、2
3 耐電圧試験用治具、29 電圧検出装置、29a
電圧検出装置の中間電極、32,33 タンク、34
マンホール蓋、35 タンク、37 電圧検出装置の端
末部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥實 喜代一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G017 AA03 AA06 BB17 EE06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器が収納され絶縁ガスが封入されて
    密閉された導電性容器、前記遮断器からケーブルヘッド
    への導電路を構成しケーブルヘッドを介して電力ケーブ
    ルに接続するための主回路導体、一端を前記主回路導体
    に接続され他端に端末部を有する電圧検出用主回路導
    体、前記電圧検出用主回路導体により電圧を誘起される
    中間電極を有するコンデンサ分圧型電圧検出装置を備
    え、前記電圧検出用主回路導体の端末部に耐電圧試験設
    備を接続可能としたことを特徴とするガス絶縁開閉装
    置。
  2. 【請求項2】 遮断器が収納され絶縁ガスが封入されて
    密閉された導電性容器、前記遮断器からケーブルヘッド
    への導電路を構成しケーブルヘッドを介して電力ケーブ
    ルに接続するための主回路導体、一端を前記主回路導体
    に接続され他端に端末部を有する電圧検出用主回路導
    体、前記電圧検出用主回路導体により電圧を誘起される
    中間電極を有するコンデンサ分圧型電圧検出装置、前記
    導電性容器に結合され前記接続用および電圧検出用主回
    路導体ならびにコンデンサ分圧型電圧検出装置を収納す
    る導電性タンクを備え、前記導電性タンクに収納された
    電圧検出用主回路導体の端末部に耐電圧試験設備を接続
    可能としたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記導電性タンクに開口部を設け、前記
    電圧検出用主回路導体の端末部を前記開口部に向けて配
    設したことを特徴とする請求項2に記載のガス絶縁開閉
    装置。
  4. 【請求項4】 水平に開口する開口部を前記導電性タン
    クに設け、前記電圧検出用主回路導体の端末部を上方に
    して電圧検出用主回路導体を上下に配設したことを特徴
    とする請求項3に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記導電性タンクに絶縁ガスを封入する
    とともに、前記電圧検出用主回路導体の端末部を別ガス
    区分に設けたことを特徴とする請求項2ないし請求項4
    のいずれかに記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性タンクの開口部を閉塞する閉
    塞部材を設け、前記導電性容器に絶縁ガスを封入して、
    前記導電性タンクおよび閉塞部材により第1のガス区分
    を形成するとともに、前記閉塞部材を貫通して電圧検出
    用主回路導体の端末部を導電性タンク外へ突出させ、こ
    の端末部を覆う試験用タンクにより第2のガス区分を形
    成するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のガ
    ス絶縁開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5269273B1 (ja) * 2012-12-27 2013-08-21 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置
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