JP5269273B1 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

ガス絶縁開閉装置10は、遮断器4と、遮断器4に接続された母線側断路器1a,1bと、遮断器4に接続された線路側断路器6と、遮断器4が接続された側と反対側で線路側断路器6に接続された母線2bと、線路側断路器6の上部に接続された避雷器7と、母線2bの上部に配置された計器用変圧器8と、線路側断路器6および母線2bの下に形成された空間内に配置され、遮断器4、母線側断路器1a,1b、および線路側断路器6の制御に用いられる開閉器制御箱9とを備える。

Description

本発明は、ガス絶縁開閉装置に関し、特に、構成機器の配置構成に関するものである。
電力系統の発変電分野で使用されるガス絶縁開閉装置は、絶縁性能および消弧性能に優れた六弗化硫黄ガス(SF6ガス)等の消弧性ガスを密閉充填した金属圧力容器内に、開閉器、母線、計器用変流器、および計器用変圧器等の構成機器を収容し、互いに接続して構成され、これまで装置全体の大幅な縮小化が図られてきた。
しかしながら、近時の技術進歩の向上による構成機器の小形化および装置の信頼性向上を踏まえて、装置全体の更なる縮小化による経済性の向上が求められている。装置全体の縮小化の手段としては、構成機器自体の小型化の他、構成機器の配置適正化が挙げられる。
特許文献1の図1では、遮断器、母線側断路器、計器用変流器、および線路側断路器等の構成機器を備えたガス絶縁開閉装置が記載されている。
特開平7−123546号公報
しかしながら、特許文献1に記載のガス絶縁開閉装置では、開閉器制御箱が構成機器の配置領域の外側に配置されているので、装置全体が大きくなり、設置スペースが増大するという問題があった。また、開閉器制御箱が構成機器の配置領域の外側に配置されるため、各構成機器から開閉器制御箱までをつなぐ配電線も機器配置によっては長くなってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設置スペースの縮小化および構成機器から開閉器制御箱までをつなぐ配電線の短縮化が可能なガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るガス絶縁開閉装置は、遮断器と、この遮断器に接続された母線側断路器と、前記遮断器に接続された線路側断路器と、前記遮断器が接続された側と反対側で前記線路側断路器に接続された母線と、前記線路側断路器の上部に接続された第1の線路側機器と、前記母線の上部に配置された第2の線路側機器と、前記第1および第2の線路側機器の下方で前記線路側断路器および前記母線の下に形成された空間内に配置され、前記遮断器、前記母線側断路器、および前記線路側断路器の制御に用いられる開閉器制御箱と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、線路側断路器および母線の下に形成された空間内に開閉器制御箱を配置し、開閉器制御箱を構成機器の配置領域の内側に配置するようにしたので、ガス絶縁開閉装置の設置スペースの縮小化および構成機器から開閉器制御箱までをつなぐ配電線の短縮化が可能になる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図2は、比較例に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図3は、特許文献1に記載のガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図4は、実施の形態2に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図5は、実施の形態3に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図6は、実施の形態4に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るガス絶縁開閉装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置10の構成を示す縦断面図である。図1に示すように、ガス絶縁開閉装置10は、遮断器4、遮断器用操作装置5、母線側断路器1a,1b、母線2a、線路側断路器6、接地開閉器3、避雷器7、母線2b、計器用変圧器8、および開閉器制御箱9を備えている。
遮断器4は、いわゆる縦型の遮断器である。すなわち、遮断器4は、軸方向に長寸の例えば円筒状の遮断器タンクをその軸線が設置面50に対して垂直になるようにして配置され、この遮断器タンク内部の遮断部(図示せず)の開閉方向が上下方向(縦方向)となっている。遮断器4は、遮断器タンクの側面に、引出口4a〜4cを備えている。引出口4a,4bは、遮断器タンクの軸方向に所定の間隔で設けられ、水平かつ同一の方向に引出されている。また、引出口4cは引出口4a,4bと反対方向に引出されている。引出口4aは引出口4bよりも上方に位置し、引出口4cは例えば引出口4bと略同じ高さに位置している。後述するように、引出口4a,4bには母線側機器群が接続され、引出口4cには線路側機器群が接続される。遮断器4には、例えばその下部側面に遮断器用操作装置5が設けられており、遮断器4は遮断器用操作装置5により開閉操作される。
遮断器4には、引出口4aを介して母線側断路器1aが接続されている。母線側断路器1aには、母線(図示せず)が接続される。さらに、遮断器4には、引出口4bを介して母線側断路器1bが接続されている。母線側断路器1bには、母線(図示せず)が接続される。母線側断路器1a,1bにはそれぞれ断路器用操作装置(図示せず)が設けられている。母線側断路器1a,1bは冗長性を確保するために二重系を構成するものである。なお、冗長構成としない場合には、遮断器4に母線側断路器1a,1bのいずれか一方のみを接続する構成とすればよい。
引出口4cには、母線2aが接続され、母線2aには線路側断路器6が接続されている。母線2aは、遮断器4と線路側断路器6とを接続する接続母線であり、遮断器4は母線2aを介して線路側断路器6と接続されている。母線2aは、設置面50から所定の高さの位置に配置されている。また、線路側断路器6には、接地開閉器3が接続されている。図1では、接地開閉器3は、例えば線路側断路器6と一体に構成されている。別言すれば、線路側断路器6は接地開閉器3付の断路器である。
線路側断路器6は、いわゆる縦型の断路器である。すなわち、線路側断路器6は、そのタンクが上下方向(縦方向)に長寸で、タンク内部の断路部(図示せず)の開閉方向が上下方向(縦方向)となっている。線路側断路器6には断路器用操作装置(図示せず)が設けられている。線路側断路器6の上部には、例えば避雷器7が接続されている。
線路側断路器6には、母線2aを介して遮断器4が接続された側と反対側の端部に母線2bが接続されている。母線2bの上部には、例えば計器用変圧器8が接続されている。母線2bは例えば四方向に端子を有し、線路側断路器6が接続された端子と逆方向に向いた端子には遮断器4と直交する方向に延伸する母線(一部のみ表示)が接続される。母線2bはその横方向の寸法が計器用変圧器8または避雷器7の横方向の寸法に概略等しい。
なお、避雷器7の上端は計器用変圧器8の上端よりも高い。また、避雷器7の上端がガス絶縁開閉装置10の上端となっている。
上記のような配置構成のもとでは、計器用変圧器8の下方で母線2bの下および避雷器7の下方で線路側断路器6の下には一体に空間が形成され、開閉器制御箱9はこの空間内に配置される。図1では、開閉器制御箱9は、例えば計器用変圧器8の下方で母線2bの下に配置され、設置面50上に置かれている。
開閉器制御箱9は、遮断器4の遮断器用操作装置5、母線側断路器1a,1bの各断路器用操作装置(図示せず)、および線路側断路器6の断路器用操作装置(図示せず)等の開閉器用操作装置と配電線(図示せず)で接続され、遮断器4、母線側断路器1a,1b、および線路側断路器6等の開閉器の監視制御に用いられる監視制御盤を含んでいる。
本実施の形態では、遮断器4に対して線路側に配置される線路側機器群に関し、線路側断路器6の上部に避雷器7を設け、線路側断路器6の片側端部に接続される母線2bの上部に計器用変圧器8を設けることにより、避雷器7および計器用変圧器8の下方で線路側断路器6および母線2bの下に開閉器制御箱9の設置スペースを確保することができる。
従って、本実施の形態によれば、開閉器制御箱9を装置内側(詳細には、開閉器制御箱9を除く構成機器の配置領域内側)に形成された設置スペース内に収納することができ、装置長さ方向(図1の横方向)の寸法を縮小化し、装置全体の設置スペースを縮小化することが可能となる。
また、本実施の形態では、遮断器4および線路側断路器6をそれぞれ縦型としている。これにより、装置長さ方向(図1の横方向)の寸法がより縮小化されるので、装置全体の設置スペースをより縮小化することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、開閉器制御箱9を装置内側に収納することができるため、開閉器制御箱9と各開閉器(遮断器4、母線側断路器1a,1b、線路側断路器6等)とをつなぐ配電線(図示せず)を全体として短縮することが可能となる。さらにまた、本実施の形態は、開閉器制御箱9の高さを抑えることにより、保守点検性にも優れる。
また、本実施の形態では、開閉器制御箱9は例えば計器用変圧器8の下方で母線2bの下に配置されている。これにより、開閉器制御箱9への到達が容易となり、保守点検性にも優れる。なお、開閉器制御箱9の高さを短寸に調整した後、開閉器制御箱9を例えば避雷器7の下方で線路側断路器6の下、または、母線2aの下に配置することもできる。
また、本実施の形態では、線路側断路器6の上部に避雷器7を配置し、母線2bの上部に計器用変圧器8を配置するようにしたが、避雷器7と計器用変圧器8の配置を相互に入れ替えてもよい。
さらにまた、線路側断路器6の上部および母線2bの上部に配置する線路側機器を避雷器7および計器用変圧器8以外の機器としてもよく(例えば、接地開閉器等)、少なくとも母線2bの下に開閉器制御箱9が収納可能な設置スペースが確保できればよい。
図2は、比較例に係るガス絶縁開閉装置100の構成を示す縦断面図である。なお、図2では、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、主に図1の構成との差異のみ説明する。図2に示すように、ガス絶縁開閉装置100では、線路側断路器6の上部に避雷器7は配置されておらず、避雷器7は母線2bの下部に接続されている。そして、開閉器制御箱9は、装置外側(詳細には、遮断器4、母線側断路器1a,1b、母線2a、接地開閉器3、線路側断路器6、避雷器7、母線2b、計器用変圧器8等の構成機器の配置領域外側)に配置されている。そのため、ガス絶縁開閉装置100では、本実施の形態と比較して、設置スペースが増大するという問題がある。
図3は、特許文献1に記載のガス絶縁開閉装置101の構成を示す縦断面図である。なお、図3では、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、主に図1の構成との差異のみ説明する。図3に示すように、ガス絶縁開閉装置101では、引出口4cは引出口4aと略同じ高さに配置され、引出口4cには母線2が接続され、母線2には線路側断路器6aが接続されている。線路側断路器6aはいわゆる縦型の断路器であり、設置面50上に置かれ、接地開閉器3aが接続されている。また、遮断器4の下部側面には遮断器用操作装置5が設けられている。遮断器用操作装置5は縦方向よりも横方向に長寸であり、遮断器用操作装置5の端部には横置きで開閉器制御箱9が配置されている。その結果、開閉器制御箱9は、装置外側(詳細には、遮断器4、母線側断路器1a,1b、母線2、接地開閉器3a、線路側断路器6a等の構成機器の配置領域外側)に配置されることとなる。そのため、ガス絶縁開閉装置101では、本実施の形態と比較して、設置スペースが増大するという問題がある。
実施の形態2.
図4は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置11の構成を示す縦断面図である。図4に示すように、ガス絶縁開閉装置11は、遮断器24、遮断器用操作装置5、母線側断路器1a,1b、母線22a〜22c、線路側断路器26、接地開閉器3a,3b、高速接地開閉器3c、避雷器7、計器用変圧器8、および開閉器制御箱9を備えている。なお、図4では、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
遮断器24は、いわゆる横型の遮断器であり、架台40上に載置されている。すなわち、遮断器24は、軸方向に長寸の例えば円筒状の遮断器タンクをその軸線が設置面50に対して水平になるようにして配置され、この遮断器タンク内部の遮断部(図示せず)の開閉方向が水平方向(横方向)となっている。遮断器24の遮断器タンクの側面には、例えば二つの引出口24a,24bが設けられている。引出口24a,24bは、遮断器タンクの軸方向に所定の間隔で設けられ、いずれも上方に引出されている。後述するように、引出口24aには母線側機器群が接続され、引出口24bには線路側機器群が接続される。遮断器24には、例えばその軸方向の一端面に遮断器用操作装置5が設けられており、遮断器24は遮断器用操作装置5により開閉操作される。
遮断器24には、引出口24aを介して母線22aが接続されている。母線22aは、上下方向(縦方向)に長寸で、上下に間隔をあけて水平かつ同一方向に引出された二つの引出口23a,23bを有している。母線22aには、母線用の接地開閉器3aが接続される。引出口23aには母線側断路器1aが接続され、母線側断路器1aには母線(図示せず)が接続される。引出口23bには母線側断路器1bが接続され、母線側断路器1bには母線(図示せず)が接続される。母線22aは、遮断器24と母線側断路器1a,1bとを接続する接続母線であり、遮断器24は母線22aを介して母線側断路器1a,1bと接続されている。母線側断路器1a,1bにはそれぞれ断路器用操作装置(図示せず)が設けられている。母線側断路器1a,1bは冗長性を確保するために二重系を構成するものである。なお、冗長構成としない場合には、遮断器24に母線側断路器1a,1bのいずれか一方のみを接続する構成とすればよい。
引出口24bには、母線22cが接続されている。母線22cの横方向の寸法は、例えば引出口24bの直径と同程度である。母線22cには、母線22aと反対側の側面端部に線路側断路器26が接続されている。また、母線22cには、線路用の接地開閉器3bが接続されている。母線22cは、遮断器24と線路側断路器26とを接続する接続母線であり、遮断器24は母線22cを介して線路側断路器26と接続されている。
線路側断路器26は、いわゆる横型の断路器である。すなわち、線路側断路器26は、そのタンクが水平方向(横方向)に長寸で、タンク内部の断路部(図示せず)の開閉方向が水平方向(横方向)となっている。また、線路側断路器26には、例えば高速接地開閉器(Fast Earth Switching)3cが接続されている。高速接地開閉器3cは、アーク電流を強制的に消滅させて高速再閉路を可能とするものである。図4では、高速接地開閉器3cは、例えば線路側断路器26と一体に構成されている。別言すれば、線路側断路器26は高速接地開閉器3c付の断路器である。線路側断路器26には断路器用操作装置(図示せず)が設けられている。線路側断路器26の上部には、例えば避雷器7が接続されている。
線路側断路器26には、母線22cを介して遮断器24が接続された側と反対側の端部に母線22bが接続されている。母線22bの上部には、例えば計器用変圧器8が接続されている。母線22bは例えば三方向に端子を有し、線路側断路器26が接続された端子と逆方向に向いた端子には遮断器24と同方向に延伸する母線(一部のみ表示)が接続される。母線22bはその横方向の寸法が計器用変圧器8または避雷器7の横方向の寸法に概略等しい。
なお、避雷器7の上端は計器用変圧器8の上端よりも高い。また、避雷器7の上端がガス絶縁開閉装置11の上端となっている。
上記のような配置構成のもとでは、計器用変圧器8の下方で母線22bの下および避雷器7の下方で線路側断路器26の下には一体に空間が形成され、開閉器制御箱9はこの空間内に配置される。図4では、開閉器制御箱9は、例えば計器用変圧器8の下方で母線22bの下に配置され、設置面50上に置かれている。
開閉器制御箱9は、遮断器24の遮断器用操作装置5、母線側断路器1a,1bの各断路器用操作装置(図示せず)、および線路側断路器26の断路器用操作装置(図示せず)等の開閉器用操作装置と配電線(図示せず)で接続され、遮断器24、母線側断路器1a,1b、および線路側断路器26等の開閉器の監視制御を行う監視制御盤を含んでいる。
本実施の形態では、遮断器24に対して線路側に配置される線路側機器群に関し、線路側断路器26の上部に避雷器7を設け、線路側断路器26の片側端部に接続される母線22bの上部に計器用変圧器8を設けることにより、避雷器7および計器用変圧器8の下方で線路側断路器26および母線22bの下に開閉器制御箱9の設置スペースを確保することができる。
従って、本実施の形態によれば、開閉器制御箱9を装置内側(詳細には、開閉器制御箱9を除く構成機器の配置領域内側)に形成された設置スペース内に収納することができ、装置長さ方向(図1の横方向)の寸法を縮小化し、装置全体の設置スペースを縮小化することが可能となる。
また、本実施の形態では、遮断器24および線路側断路器26をそれぞれ横型としている。これにより、装置高さ方向(図4の縦方向)の寸法も抑制することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、開閉器制御箱9を装置内側に収納することができるため、開閉器制御箱9と各開閉器(遮断器24、母線側断路器1a,1b、線路側断路器26等)とをつなぐ配電線(図示せず)を全体として短縮することが可能となる。さらにまた、本実施の形態は、開閉器制御箱9の高さを抑えることにより、保守点検性にも優れる。
また、本実施の形態では、開閉器制御箱9は例えば計器用変圧器8の下方で母線22bの下に配置されている。これにより、開閉器制御箱9への到達が容易となり、保守点検性にも優れる。なお、開閉器制御箱9の高さを短寸に調整した後、開閉器制御箱9を例えば避雷器7の下方で線路側断路器26の下に配置するようにしてもよい。
実施の形態3.
図5は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置12の構成を示す縦断面図である。なお、図5では、図4に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、主に図4の構成との差異のみ説明する。
図5に示すように、本実施の形態では、線路側断路器26の上部に計器用変圧器8を配置し、母線22bの上部に避雷器7を配置している。すなわち、図4と比較すると、避雷器7と計器用変圧器8の配置が相互に入れ替わっている。
本実施の形態のその他の構成は、図4に示す実施の形態2と同様であり、本実施の形態は、実施の形態2と同様の効果を奏する。
なお、実施の形態2,3では、線路側断路器26および母線22bの上部に配置する線路側機器を避雷器7および計器用変圧器8としたが、これら以外の機器としてもよく、少なくとも母線22bの下に開閉器制御箱9が収納可能な設置スペースが確保できればよい。
実施の形態4.
図6は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置13の構成を示す縦断面図である。なお、図6では、図4に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、主に図4の構成との差異のみ説明する。
図6に示すように、本実施の形態では、線路側断路器26の上部に高抵抗型避雷器7aを配置している。高抵抗型避雷器7aは、避雷器に使用される酸化亜鉛素子等の電圧非直線抵抗素子が通常のものよりも高抵化されたもの(高抵抗素子)であり、素子の小径化により平坦性が改善され、避雷器の高さの短寸化を可能とするものである。そのため、高抵抗型避雷器7aの縦方向の長さは、図4の避雷器7の縦方向の長さよりも短くなっており、その結果、高抵抗型避雷器7aの上端は計器用変圧器8の上端よりも低くなっている。
高抵抗型避雷器7aを採用することにより、装置高さの制約となっている避雷器長さが短くなり、装置全体の高さを低く抑えることができるため、ガス絶縁開閉装置13の低重心化が図れる。
また、装置高さが高くなると、輸送時の積載条件を守れなくなる可能性があり、機器を分割して輸送する必要が生ずるが、高抵抗型避雷器7aを採用することにより、装置の一体輸送が可能となる。
なお、高抵抗型避雷器7aと計器用変圧器8の配置を相互に入れ替えることも可能である。
本実施の形態のその他の構成および効果は、実施の形態2と同様である。また、高抵抗型避雷器7aは、実施の形態1にも適用することができる。
本発明は、設置スペースの縮小化を図ったガス絶縁開閉装置として有用である。
1a,1b 母線側断路器、2a,2b,22a〜22c 母線、3,3a,3b 接地開閉器、3c 高速接地開閉器、4,24 遮断器、4a〜4c,23a,23b,24a,24b 引出口、5 遮断器用操作装置、6,6a,26 線路側断路器、7 避雷器、7a 高抵抗型避雷器、8 計器用変圧器、9 開閉器制御箱、10〜13,100,101 ガス絶縁開閉装置、40 架台、50 設置面。

Claims (9)

  1. 遮断器と、
    この遮断器に接続された母線側断路器と、
    前記遮断器に接続された線路側断路器と、
    前記遮断器が接続された側と反対側で前記線路側断路器に接続された母線と、
    前記線路側断路器の上部に接続された第1の線路側機器と、
    前記母線の上部に配置された第2の線路側機器と、
    前記第1および第2の線路側機器の下方で前記線路側断路器および前記母線の下に形成された空間内に配置され、前記遮断器、前記母線側断路器、および前記線路側断路器の制御に用いられる開閉器制御箱と、
    を備えることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記第1の線路側機器は避雷器であり、前記第2の線路側機器は計器用変圧器であることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記第1の線路側機器は計器用変圧器であり、前記第2の線路側機器は避雷器であることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 前記避雷器の上端の位置が前記計器用変圧器の上端の位置よりも低いことを特徴とする請求項2または3に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 前記遮断器は、当該遮断器の開閉方向が上下方向である縦型の遮断器であり、
    前記線路側断路器は、当該線路側断路器の開閉方向が上下方向である縦型の断路器であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 前記遮断器は、水平に引出された第1の引出口およびこの第1の引出口と反対方向に引出された第2の引出口が設けられた上下方向に長寸の遮断器タンクを有し、
    前記第1の引出口には前記母線側断路器が接続され、
    前記第2の引出口には接続母線を介して前記線路側断路器が接続されることを特徴とする請求項5に記載のガス絶縁開閉装置。
  7. 前記遮断器は、当該遮断器の開閉方向が水平方向である横型の遮断器であり、
    前記線路側断路器は、当該線路側断路器の開閉方向が水平方向である横型の断路器であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
  8. 前記遮断器は、いずれも上方に引出された第1および第2の引出口が設けられた水平方向に長寸の遮断器タンクを有し、
    前記第1の引出口には第1の接続母線を介して前記母線側断路器が接続され、
    前記第2の引出口には第2の接続母線を介して前記線路側断路器が接続されることを特徴とする請求項7に記載のガス絶縁開閉装置。
  9. 前記開閉器制御箱は、前記第2の線路側機器の下方で前記母線の下に配置されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
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