JP2588263B2 - ３相ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
３相ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JP2588263B2 JP2588263B2 JP63313046A JP31304688A JP2588263B2 JP 2588263 B2 JP2588263 B2 JP 2588263B2 JP 63313046 A JP63313046 A JP 63313046A JP 31304688 A JP31304688 A JP 31304688A JP 2588263 B2 JP2588263 B2 JP 2588263B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current transformer
- branch connection
- phase
- container
- insulated switchgear
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、内装型変流器の取付構造を改良した３相ガ
ス絶縁開閉装置に関する。
ス絶縁開閉装置に関する。
（従来の技術） 近年変電所、開閉所の小型縮少化の要請に伴い、各開
閉機械をSF6ガス等の絶縁特性に優れたガスと共に密閉
容器内に封入したガス絶縁開閉装置が広く採用され、し
かも一つの容器内部に３相の導体や開閉部などを一括し
て収納することでより一層の小型化達成した３相ガス絶
縁開閉装置が提案されている。
閉機械をSF6ガス等の絶縁特性に優れたガスと共に密閉
容器内に封入したガス絶縁開閉装置が広く採用され、し
かも一つの容器内部に３相の導体や開閉部などを一括し
て収納することでより一層の小型化達成した３相ガス絶
縁開閉装置が提案されている。
この様な３相ガス絶縁開閉装置の一つに、遮断器に接
続する変流器として変流器本体を密閉容器内部に配設し
た内装型変流器を使用したものがある。この様な内装型
変流器を有する従来の３相ガス絶縁開閉装置の構造図を
第３図に示す。即ち、１は縦型遮断器容器で内部に遮断
部２が３相分収納されている。容器１の側面には複数
（一例として２個）分岐接続部3,4が設けられ、下方の
分岐接続部３には３相絶縁スペーサ５を介して、母線断
路器６が接続されている。また、上方の分岐接続部４に
は３相絶縁スペーサ５を介して、変流器容器７が接続さ
れ、その内部に導体10をとり囲むように変流器９が設け
られ、更にその先に線路用断路器接地開閉器８が接続さ
れている。従って、この遮断機容器１の全ての分岐接続
部3,4は、３相絶縁スペーサ５を取付けることのできる
寸法となっている。
続する変流器として変流器本体を密閉容器内部に配設し
た内装型変流器を使用したものがある。この様な内装型
変流器を有する従来の３相ガス絶縁開閉装置の構造図を
第３図に示す。即ち、１は縦型遮断器容器で内部に遮断
部２が３相分収納されている。容器１の側面には複数
（一例として２個）分岐接続部3,4が設けられ、下方の
分岐接続部３には３相絶縁スペーサ５を介して、母線断
路器６が接続されている。また、上方の分岐接続部４に
は３相絶縁スペーサ５を介して、変流器容器７が接続さ
れ、その内部に導体10をとり囲むように変流器９が設け
られ、更にその先に線路用断路器接地開閉器８が接続さ
れている。従って、この遮断機容器１の全ての分岐接続
部3,4は、３相絶縁スペーサ５を取付けることのできる
寸法となっている。
（発明が解決しようとする課題） ところで、この様な構成を有する従来の開閉装置で
は、内装変流器が接続される分岐接続部４にも３相絶縁
スペーサ５が取付けられている。この場合、３相絶縁ス
ペーサ５の導体は直角二等辺三角形に配置されている
が、３相の内装変流器９は正三角形に配置されており辺
の長さも３相絶縁スペーサのそれよりも長くなってい
る。
は、内装変流器が接続される分岐接続部４にも３相絶縁
スペーサ５が取付けられている。この場合、３相絶縁ス
ペーサ５の導体は直角二等辺三角形に配置されている
が、３相の内装変流器９は正三角形に配置されており辺
の長さも３相絶縁スペーサのそれよりも長くなってい
る。
そのため、内装変流器９を貫通する導体10は、複雑に
屈曲させる必要がある。即ち、直角二等辺三角形の頂点
位置から、正三角形の頂点位置に屈曲させ、更にまた遮
断器接地開閉器８の絶縁スペーサ５′部分で直角二等辺
三角形の頂点位置に戻す様に屈曲させている。そして、
この様な屈曲の為に変流器容器７の寸法も長くなってい
た。
屈曲させる必要がある。即ち、直角二等辺三角形の頂点
位置から、正三角形の頂点位置に屈曲させ、更にまた遮
断器接地開閉器８の絶縁スペーサ５′部分で直角二等辺
三角形の頂点位置に戻す様に屈曲させている。そして、
この様な屈曲の為に変流器容器７の寸法も長くなってい
た。
本発明の目的は、内装変流器部分における従来の様な
複雑な屈曲導体を簡素化し、小型化された３相ガス絶縁
開閉装置を提供することにある。
複雑な屈曲導体を簡素化し、小型化された３相ガス絶縁
開閉装置を提供することにある。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明による３相ガス絶縁開閉装置は、遮断器容器の
分岐接続部のうち内装変流器が接続される分岐接続部は
大径寸法とし、この分岐接続部内には、３相分の変流器
が正三角形の頂点上に配置できるように、各相の遮断部
から引き出される導体を直線的に配置させたものであ
る。
分岐接続部のうち内装変流器が接続される分岐接続部は
大径寸法とし、この分岐接続部内には、３相分の変流器
が正三角形の頂点上に配置できるように、各相の遮断部
から引き出される導体を直線的に配置させたものであ
る。
（作用） 本発明においては、３相分の導体を遮断器容器の分岐
接続部から変流器容器内部に直線配置できるので、変流
器を貫通する導体の形状を簡素にし、従来導体屈曲の為
に要していたスペースを削除して、小型な配置構成を可
能にしている。
接続部から変流器容器内部に直線配置できるので、変流
器を貫通する導体の形状を簡素にし、従来導体屈曲の為
に要していたスペースを削除して、小型な配置構成を可
能にしている。
（実施例） 以下本発明の一実施例を第１図及び第２図に従って説
明する。なお、第１図及び第２図において、第３図と同
一符号は同一部分を示すものである。
明する。なお、第１図及び第２図において、第３図と同
一符号は同一部分を示すものである。
第１図に示す様に、遮断器容器１に上下の分岐接続部
3,11が設けられており、下方の分岐接続部３には３相絶
縁スペーサ５を介して母線断路器６が接続されている。
一方、上方の分岐接続部11は、前記した他の分岐接続部
３より大径寸法となっており、この分岐接続部11に３相
分の変流器９が正三角形の頂点上に配置された変流器取
付板12が直接接続されている。そして、各変流器９を貫
通する各相導体12が各変流器９と同心円位置を通る様
に、遮断器の各遮断部２に取付けられる各接続子13は、
各相の変流器９の中心軸上まで延長されている。
3,11が設けられており、下方の分岐接続部３には３相絶
縁スペーサ５を介して母線断路器６が接続されている。
一方、上方の分岐接続部11は、前記した他の分岐接続部
３より大径寸法となっており、この分岐接続部11に３相
分の変流器９が正三角形の頂点上に配置された変流器取
付板12が直接接続されている。そして、各変流器９を貫
通する各相導体12が各変流器９と同心円位置を通る様
に、遮断器の各遮断部２に取付けられる各接続子13は、
各相の変流器９の中心軸上まで延長されている。
この様に構成された本実施例の３相ガス絶縁開閉装置
においては、内相変流器９を装着する遮断器１の分岐接
続部11が３相分の変流器９を正三角形配置するのに充分
な大径寸法となっているので、この分岐接続部11内から
変流器容器７内に向けて３相の各導体12を直線配置でき
る。その結果、導体12の形状が簡素化され、導体の製造
・加工が容易になると共に変流器容器７内における導体
の配置設計も簡単になる。また導体の屈曲部分には変流
器を配置できないため、従来では屈曲部分を避けただけ
変流器９を分岐接続部から離して配置することにより、
変流器容器７が大型化する欠点があったが、本実施例で
は屈曲部分がない分だけ変流器を分岐接続部に近付けて
変流器容器７を短縮できる。
においては、内相変流器９を装着する遮断器１の分岐接
続部11が３相分の変流器９を正三角形配置するのに充分
な大径寸法となっているので、この分岐接続部11内から
変流器容器７内に向けて３相の各導体12を直線配置でき
る。その結果、導体12の形状が簡素化され、導体の製造
・加工が容易になると共に変流器容器７内における導体
の配置設計も簡単になる。また導体の屈曲部分には変流
器を配置できないため、従来では屈曲部分を避けただけ
変流器９を分岐接続部から離して配置することにより、
変流器容器７が大型化する欠点があったが、本実施例で
は屈曲部分がない分だけ変流器を分岐接続部に近付けて
変流器容器７を短縮できる。
なお、図示の実施例は、変流器取付板を使用して、分
岐接続部と変流器間の３相絶縁スペーサを省略している
ので、開閉装置のより小型化が可能である。
岐接続部と変流器間の３相絶縁スペーサを省略している
ので、開閉装置のより小型化が可能である。
［発明の効果］ 以上の通り、本発明によれば、変流器を貫通する導体
形状を簡素化すると共に、変流器容器の寸法を短縮し、
更に３相絶縁スペーサを省略することができるので、小
型で単純な構造の３相ガス絶縁開閉装置を提供すること
ができる。
形状を簡素化すると共に、変流器容器の寸法を短縮し、
更に３相絶縁スペーサを省略することができるので、小
型で単純な構造の３相ガス絶縁開閉装置を提供すること
ができる。
第１図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す一
部断面側面図、 第２図は第１図の内装変流器部分の断面図、 第３図は従来のガス絶縁開閉装置の一部断面側面図であ
る。 １……遮断器容器、２……遮断部、3,4……分岐接続
部、5,5′……３相絶縁スペーサ、６……母線断路器、
７……変流器容器、８……断路器接地開閉器、９……変
流器、10……導体、11……分岐接続部、12……導体、13
……接続部。
部断面側面図、 第２図は第１図の内装変流器部分の断面図、 第３図は従来のガス絶縁開閉装置の一部断面側面図であ
る。 １……遮断器容器、２……遮断部、3,4……分岐接続
部、5,5′……３相絶縁スペーサ、６……母線断路器、
７……変流器容器、８……断路器接地開閉器、９……変
流器、10……導体、11……分岐接続部、12……導体、13
……接続部。
Claims (1)
- 【請求項１】縦型容器内に３相分の遮断部を収納し、容
器側面に複数の分岐接続部を有し、前記分岐接続部の一
つに内装変流器を接続し、他の分岐接続部に他の電気機
器を接続した３相ガス絶縁開閉装置において、 他の電気機器が接続される分岐接続部は３相絶縁スペー
サが直接取付け可能な寸法とし、内装変流器が接続され
る分岐接続部は他の分岐接続部より大径寸法とし、その
内部には、３相分の変流器が正三角形の頂点上に配置で
きるように、各相の遮断部から引き出された導体を直線
的に配置したことを特徴とする３相ガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63313046A JP2588263B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | ３相ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63313046A JP2588263B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | ３相ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02159908A JPH02159908A (ja) | 1990-06-20 |
| JP2588263B2 true JP2588263B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=18036552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63313046A Expired - Lifetime JP2588263B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | ３相ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588263B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7835140B2 (en) | 2006-06-19 | 2010-11-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas-insulated electric power apparatus |
-
1988
- 1988-12-13 JP JP63313046A patent/JP2588263B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02159908A (ja) | 1990-06-20 |
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