JPH0514368B2 - - Google Patents
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- JPH0514368B2 JPH0514368B2 JP33288187A JP33288187A JPH0514368B2 JP H0514368 B2 JPH0514368 B2 JP H0514368B2 JP 33288187 A JP33288187 A JP 33288187A JP 33288187 A JP33288187 A JP 33288187A JP H0514368 B2 JPH0514368 B2 JP H0514368B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- exhaust hole
- arc gas
- plate
- dustproof cover
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/30—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H9/34—Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
- H01H9/342—Venting arrangements for arc chutes
- H01H2009/343—Venting arrangements for arc chutes with variable venting aperture function of arc chute internal pressure, e.g. resilient flap-valve or check-valve
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/30—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H9/34—Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
- H01H9/342—Venting arrangements for arc chutes
Landscapes
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、回路しや断器等のアークガス排気
装置に関するものである。
装置に関するものである。
第7図に従来例を示す。すなわち、このアーク
ガス排気装置は、3極用の回路しや断器に適用さ
れたもので、下部ケース50と上部ケース51か
らなり接合部分に排気孔52を有する本体ケース
53と、防塵カバー54とで構成されている。排
気孔52には対向側面に縦溝55が形成され、こ
の縦溝55に防塵カバー54の基端側の両側の係
合耳片54aが係合している。防塵カバー54は
弾性板で形成され、基端部に板厚方向に折返し部
54bを形成し、排気小孔56aを有する排気板
56の端部が折返し部54bに係合する。
ガス排気装置は、3極用の回路しや断器に適用さ
れたもので、下部ケース50と上部ケース51か
らなり接合部分に排気孔52を有する本体ケース
53と、防塵カバー54とで構成されている。排
気孔52には対向側面に縦溝55が形成され、こ
の縦溝55に防塵カバー54の基端側の両側の係
合耳片54aが係合している。防塵カバー54は
弾性板で形成され、基端部に板厚方向に折返し部
54bを形成し、排気小孔56aを有する排気板
56の端部が折返し部54bに係合する。
排気孔52は排気板56で閉塞され、排気小孔
56aは防塵カバー54により閉塞され、これに
より外部からの異物等の侵入を防止し本体ケース
53内の接点部(図示せず)の接触不良の発生を
防止している。そして、短絡しや断時に接点部に
アークガスが発生しかつアークガス圧が高くなる
と排気小孔56aを通して防塵カバー54が押さ
れ防塵カバー54が外向きに弾性変形し、同時に
排気される。
56aは防塵カバー54により閉塞され、これに
より外部からの異物等の侵入を防止し本体ケース
53内の接点部(図示せず)の接触不良の発生を
防止している。そして、短絡しや断時に接点部に
アークガスが発生しかつアークガス圧が高くなる
と排気小孔56aを通して防塵カバー54が押さ
れ防塵カバー54が外向きに弾性変形し、同時に
排気される。
ところが、このアークガス排気装置は、防塵カ
バー54のアークガス圧により弾性変形する部分
が係合耳片54aより先端側のみであり、係合耳
片54aに対向する排気板56の部分に排気小孔
56aを形成しても無駄であり、また防塵カバー
54は倒れ量が少なく有効な排気ができず排気開
口面積を大きくとることができないため、排気量
を多くすることができず、そのため排気効率が悪
いという欠点があつた。その結果、アークガス圧
が高くなり、また内部の絶縁が劣化し、それを避
けるため機器を大型化する必要があつた。
バー54のアークガス圧により弾性変形する部分
が係合耳片54aより先端側のみであり、係合耳
片54aに対向する排気板56の部分に排気小孔
56aを形成しても無駄であり、また防塵カバー
54は倒れ量が少なく有効な排気ができず排気開
口面積を大きくとることができないため、排気量
を多くすることができず、そのため排気効率が悪
いという欠点があつた。その結果、アークガス圧
が高くなり、また内部の絶縁が劣化し、それを避
けるため機器を大型化する必要があつた。
また大電流しや断時にはアークガス圧がさらに
大きくなつて係合耳片54aが縦溝55から外
れ、そのため防塵カバー54が元に戻らなくなつ
て、排気小孔56aが開放され、その結果接点部
に異物が介在して接触が悪くなるといつた不都合
が発生した。
大きくなつて係合耳片54aが縦溝55から外
れ、そのため防塵カバー54が元に戻らなくなつ
て、排気小孔56aが開放され、その結果接点部
に異物が介在して接触が悪くなるといつた不都合
が発生した。
この発明の目的は、排気効率および接触信頼性
を向上できる回路しや断器等のアークガス排気装
置を提供することである。
を向上できる回路しや断器等のアークガス排気装
置を提供することである。
この発明の回路しや断器等のアークガス排気装
置は、アークガスの排気孔を有する回路しや断器
等の本体ケースと、排気小孔を有するとともに一
端部を防塵カバーの支持部とし前記排気孔を閉塞
するように前記本体ケースに固定した排気板と、
前記支持部に抱着する折返し部を一端に有して前
記排気小孔を閉塞するように前記排気板の外面側
に重ねられた弾性の防塵カバーとを備えたもので
ある。
置は、アークガスの排気孔を有する回路しや断器
等の本体ケースと、排気小孔を有するとともに一
端部を防塵カバーの支持部とし前記排気孔を閉塞
するように前記本体ケースに固定した排気板と、
前記支持部に抱着する折返し部を一端に有して前
記排気小孔を閉塞するように前記排気板の外面側
に重ねられた弾性の防塵カバーとを備えたもので
ある。
この発明の構成によれば、本体ケースの排気孔
を塞ぐように排気板を本体ケースに固定し、排気
板の一端部の支持部に弾性の防塵カバーの折返し
部を抱着することにより、防塵カバーを排気板の
排気側に重なるように支持して、排気板の排気小
孔を塞いだため、防塵カバーは折返し部が支持部
に抱着したままアークガス圧により弾性変形する
とともに折返し部が弾性変形して折返し部と反対
側が排気板から反るように離れる。このため、ア
ークガスの発生時に排気孔の開口面積を従来に比
べて大きくでき、したがつて排気効率を向上でき
る。またアークガス圧が大きくなつても防塵カバ
ーはその弾性により常に復帰して排気小孔を閉塞
するため、接点部に異物等が侵入することがなく
安定した防塵効果を得ることができ、したがつて
接触信頼性を向上できる。
を塞ぐように排気板を本体ケースに固定し、排気
板の一端部の支持部に弾性の防塵カバーの折返し
部を抱着することにより、防塵カバーを排気板の
排気側に重なるように支持して、排気板の排気小
孔を塞いだため、防塵カバーは折返し部が支持部
に抱着したままアークガス圧により弾性変形する
とともに折返し部が弾性変形して折返し部と反対
側が排気板から反るように離れる。このため、ア
ークガスの発生時に排気孔の開口面積を従来に比
べて大きくでき、したがつて排気効率を向上でき
る。またアークガス圧が大きくなつても防塵カバ
ーはその弾性により常に復帰して排気小孔を閉塞
するため、接点部に異物等が侵入することがなく
安定した防塵効果を得ることができ、したがつて
接触信頼性を向上できる。
実施例
この発明の第1の実施例を第1図ないし第4図
に基づいて説明する。すなわち、この回路しや断
器のアークガス排気装置は、防塵カバー1と、本
体ケース2と、排気板18とからなる。
に基づいて説明する。すなわち、この回路しや断
器のアークガス排気装置は、防塵カバー1と、本
体ケース2と、排気板18とからなる。
防塵カバー1は、弾性板により形成され、弾性
板の板厚方向に折り返す折返し部3を防塵カバー
1の一端に形成している。
板の板厚方向に折り返す折返し部3を防塵カバー
1の一端に形成している。
本体ケース2は3極の回路しや断器に適用され
るもので、下部ケース6aと上部ケース6bから
なり、その接合部分に排気孔4が形成されてい
る。アークの発生源となる接点部7は、相接触す
る固定接点8と可動接点9とそれぞれ有する固定
接触子10と可動接触子11とで構成される。接
点部7は3極設けられており、各々本体ケース2
内で隔離されている。固定接触子10は電源側端
子板12を一体に形成している。開極機構13は
各可動接触子11と接続し、接点部7に過電流や
短絡電流等の異常電流が流れた場合に可動接触子
11を固定接点8から引き離す。ハンドル14は
開極機構13と接続し、上部が本体ケース2の上
面から突出し、通常のオンオフの操作のほか、過
電流や短絡事故時に引き離れた可動接点9を固定
接点8に接続する元の状態に戻す。20は負荷側
端子、21は負荷側端子20と開極機構13の異
常電流検出部(図示せず)とを接続するリード線
である。
るもので、下部ケース6aと上部ケース6bから
なり、その接合部分に排気孔4が形成されてい
る。アークの発生源となる接点部7は、相接触す
る固定接点8と可動接点9とそれぞれ有する固定
接触子10と可動接触子11とで構成される。接
点部7は3極設けられており、各々本体ケース2
内で隔離されている。固定接触子10は電源側端
子板12を一体に形成している。開極機構13は
各可動接触子11と接続し、接点部7に過電流や
短絡電流等の異常電流が流れた場合に可動接触子
11を固定接点8から引き離す。ハンドル14は
開極機構13と接続し、上部が本体ケース2の上
面から突出し、通常のオンオフの操作のほか、過
電流や短絡事故時に引き離れた可動接点9を固定
接点8に接続する元の状態に戻す。20は負荷側
端子、21は負荷側端子20と開極機構13の異
常電流検出部(図示せず)とを接続するリード線
である。
排気孔4は下面に電源側端子板12が配設され
ている。15は端子ねじ、16はワツシヤであ
る。
ている。15は端子ねじ、16はワツシヤであ
る。
また排気孔4の対向側部に縦溝17が形成さ
れ、この縦溝17は排気板18の側部が係合し、
下端部は電源側端子板12に接近し、上端は上部
ケース6bにより抜止めされる。
れ、この縦溝17は排気板18の側部が係合し、
下端部は電源側端子板12に接近し、上端は上部
ケース6bにより抜止めされる。
排気板18は電源側端子板12と反対側に従来
例よりも大きい多数の排気小孔19を形成し、ま
た排気板18の電源側端子板12側の端部を支持
部5としている。そして防塵カバー1の折返し部
3の外面が電源側端子板12に当接し、折返し部
3に支持部5が抱着することにより防塵カバー1
が保持され、防塵カバー1は排気板18の外面側
に当接して排気小孔19を閉塞する。
例よりも大きい多数の排気小孔19を形成し、ま
た排気板18の電源側端子板12側の端部を支持
部5としている。そして防塵カバー1の折返し部
3の外面が電源側端子板12に当接し、折返し部
3に支持部5が抱着することにより防塵カバー1
が保持され、防塵カバー1は排気板18の外面側
に当接して排気小孔19を閉塞する。
このアークガス排気装置は、通常すなわち接点
部7に定格電流が流れている間防塵カバー1の弾
性により排気小孔19が塞がれ、排気板18によ
り排気孔4が閉塞されているため、排気孔4を通
して異物が侵入するのを防止することができる。
一方、たとえば短絡時に接点部7が開極し可動接
点9と固定接点8との間にアークが発生し同時に
アークガスが発生して、アークガス圧が高まると
排気小孔19を通して防塵カバー1が押され、防
塵カバー1は弾性変形して排気板18から離れ、
排気小孔19が第4図に示すように開放される。
このため排気小孔19より排気孔4を通して外部
にアークガスQがその圧力により排気される。ア
ークガス圧が低下して防塵カバー1の復元力が勝
ると、防塵カバー1が復帰し排気板18に接触し
て排気小孔19を再び閉塞する。
部7に定格電流が流れている間防塵カバー1の弾
性により排気小孔19が塞がれ、排気板18によ
り排気孔4が閉塞されているため、排気孔4を通
して異物が侵入するのを防止することができる。
一方、たとえば短絡時に接点部7が開極し可動接
点9と固定接点8との間にアークが発生し同時に
アークガスが発生して、アークガス圧が高まると
排気小孔19を通して防塵カバー1が押され、防
塵カバー1は弾性変形して排気板18から離れ、
排気小孔19が第4図に示すように開放される。
このため排気小孔19より排気孔4を通して外部
にアークガスQがその圧力により排気される。ア
ークガス圧が低下して防塵カバー1の復元力が勝
ると、防塵カバー1が復帰し排気板18に接触し
て排気小孔19を再び閉塞する。
この実施例によれば、本体ケース2の排気孔4
を塞ぐように排気板18を本体ケース2に設け、
排気板18の一端部の支持部5に弾性の防塵カバ
ー1の折返し部3を抱着することにより、防塵カ
バ1を排気板18の排気側に重なるように支持し
て、排気板18の排気小孔19を塞いだため、防
塵カバー1は折返し部3が支持部5に抱着したま
まアークガス圧により弾性変形するとともに折返
し部3が弾性変形して折返し部3と反対側が排気
板18から反るように離れる。このため、アーク
ガスの発生時に排気孔4の開口面積を従来に比べ
て大きくでき、したがつて排気効率を向上でき
る。またアークガス圧が大きくなつても防塵カバ
ー1はその弾性により常に復帰して排気小孔19
を閉塞するため、接点部7に異物等が侵入するこ
とがなく安定した防塵効果を得ることができ、し
たがつて接触信頼性を向上できる。
を塞ぐように排気板18を本体ケース2に設け、
排気板18の一端部の支持部5に弾性の防塵カバ
ー1の折返し部3を抱着することにより、防塵カ
バ1を排気板18の排気側に重なるように支持し
て、排気板18の排気小孔19を塞いだため、防
塵カバー1は折返し部3が支持部5に抱着したま
まアークガス圧により弾性変形するとともに折返
し部3が弾性変形して折返し部3と反対側が排気
板18から反るように離れる。このため、アーク
ガスの発生時に排気孔4の開口面積を従来に比べ
て大きくでき、したがつて排気効率を向上でき
る。またアークガス圧が大きくなつても防塵カバ
ー1はその弾性により常に復帰して排気小孔19
を閉塞するため、接点部7に異物等が侵入するこ
とがなく安定した防塵効果を得ることができ、し
たがつて接触信頼性を向上できる。
また、この実施例は、防塵カバー1の折返し部
3を電源側端子板12側に位置して、アークガス
Qが電源側端子板12から離れる方向に排気され
るため、排気孔4間の電源側端子板12間で極間
短絡の発生を防止することができる。
3を電源側端子板12側に位置して、アークガス
Qが電源側端子板12から離れる方向に排気され
るため、排気孔4間の電源側端子板12間で極間
短絡の発生を防止することができる。
さらに、この実施例は、防塵カバー1の折返し
部3のみを支持部5に係止する構成のため、構成
が簡単でコストも安くできる。
部3のみを支持部5に係止する構成のため、構成
が簡単でコストも安くできる。
この発明の第2の実施例を第5図に示す。すな
わち、この回路しや断器のアークガス排気装置
は、第1の実施例において排気板18の中央に1
個の排気小孔19aを形成し、また防塵カバー1
に突出したリブやたたき出しにより形成した凸部
すなわちビーデイング等の補強部22を設けて防
塵カバー1の弾性力を補強したものである。この
実施例は、しや断容量が大きくそのためアークガ
ス圧が大きい場合に有効であり、防塵カバー1が
倒れすぎて電源側端子板12側の付近にアークガ
スが排気されて極間短絡が発生するのを防止する
ことができる。また補強部22の形状および大き
さにより防塵カバー1の最適の倒れ角を同じ材料
で実現することができる。
わち、この回路しや断器のアークガス排気装置
は、第1の実施例において排気板18の中央に1
個の排気小孔19aを形成し、また防塵カバー1
に突出したリブやたたき出しにより形成した凸部
すなわちビーデイング等の補強部22を設けて防
塵カバー1の弾性力を補強したものである。この
実施例は、しや断容量が大きくそのためアークガ
ス圧が大きい場合に有効であり、防塵カバー1が
倒れすぎて電源側端子板12側の付近にアークガ
スが排気されて極間短絡が発生するのを防止する
ことができる。また補強部22の形状および大き
さにより防塵カバー1の最適の倒れ角を同じ材料
で実現することができる。
なお、前記実施例は補強部22を防塵カバー1
の内面側に設けているが、外面側に設けてもよ
い。また、排気小孔19aは1個でなくてもよ
い。
の内面側に設けているが、外面側に設けてもよ
い。また、排気小孔19aは1個でなくてもよ
い。
この発明の第3の実施例を第6図に示す。すな
わち、この回路しや断器のアークガス排気装置
は、排気板18を本体ケース2の上部ケース6b
側に一体に形成することにより固定して排気孔4
内に垂下し、その先端部を支持部5としたもので
あり、部品点数を削減でき排気板18の組み立て
を省略することができる。
わち、この回路しや断器のアークガス排気装置
は、排気板18を本体ケース2の上部ケース6b
側に一体に形成することにより固定して排気孔4
内に垂下し、その先端部を支持部5としたもので
あり、部品点数を削減でき排気板18の組み立て
を省略することができる。
なお、前記実施例の本体ケース2は3極構造で
あつたが、極数は1以上任意である。
あつたが、極数は1以上任意である。
この発明の回路しや断器等のアークガス排気装
置によれば、本体ケースの排気孔を塞ぐように排
気板を本体ケースに固定し、排気板の一端部の支
持部に弾性の防塵カバーの折返し部を抱着するこ
とにより、防塵カバーを排気板の排気側に重なる
ように支持して、排気板の排気小孔を塞いだた
め、防塵カバーは折返し部が支持部に抱着したま
まアークガス圧により弾性変形するとともに折返
し部が弾性変形して折返し部と反対側が排気板か
ら反るように離れる。このため、アークガスの発
生時に排気孔の開口面積を従来に比べて大きくで
き、したがつて排気効率を向上できる。またアー
クガス圧が大きくなつても防塵カバーはその弾性
により常に復帰して排気小孔を閉塞するため、接
点部に異物等が侵入することがなく安定した防塵
効果を得ることができ、したがつて接触信頼性を
向上できるという効果がある。
置によれば、本体ケースの排気孔を塞ぐように排
気板を本体ケースに固定し、排気板の一端部の支
持部に弾性の防塵カバーの折返し部を抱着するこ
とにより、防塵カバーを排気板の排気側に重なる
ように支持して、排気板の排気小孔を塞いだた
め、防塵カバーは折返し部が支持部に抱着したま
まアークガス圧により弾性変形するとともに折返
し部が弾性変形して折返し部と反対側が排気板か
ら反るように離れる。このため、アークガスの発
生時に排気孔の開口面積を従来に比べて大きくで
き、したがつて排気効率を向上できる。またアー
クガス圧が大きくなつても防塵カバーはその弾性
により常に復帰して排気小孔を閉塞するため、接
点部に異物等が侵入することがなく安定した防塵
効果を得ることができ、したがつて接触信頼性を
向上できるという効果がある。
第1図はこの発明の第1の実施例の分解斜視
図、第2図は回路しや断器の断面略図、第3図は
その平面略図、第4図はアークガス排気装置の動
作状態の部分断面図、第5図は第2の実施例の要
部斜視図、第6図は第3の実施例の破断側面図、
第7図は従来例の分解斜視図である。 1…防塵カバー、2…本体ケース、3…折返し
部、4…排気孔、5…支持部、18…排気板、1
9,19a…排気小孔。
図、第2図は回路しや断器の断面略図、第3図は
その平面略図、第4図はアークガス排気装置の動
作状態の部分断面図、第5図は第2の実施例の要
部斜視図、第6図は第3の実施例の破断側面図、
第7図は従来例の分解斜視図である。 1…防塵カバー、2…本体ケース、3…折返し
部、4…排気孔、5…支持部、18…排気板、1
9,19a…排気小孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アークガスの排気孔を有する回路しや断器等
の本体ケースと、排気小孔を有するとともに一端
部を防塵カバーの支持部とし前記排気孔を閉塞す
るように前記本体ケースに固定した排気板と、前
記支持部に抱着する折返し部を一端に有して前記
排気小孔を閉塞するように前記排気板の外面側に
重ねられた弾性の防塵カバーとを備えた回路しや
断器等のアークガス排気装置。 2 前記排気孔はその内側面に相対向する一対の
溝を有し、前記排気板の両側部を前記溝に係合す
ることにより、前記排気板を前記排気孔に固定し
ている特許請求の範囲第1項記載の回路しや断器
等のアークガス排気装置。 3 前記防塵カバーはその弾力性を補強する補強
部を有する特許請求の範囲第1項記載の回路しや
断器等のアークガス排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33288187A JPH01167920A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 回路しゃ断器等のアークガス排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33288187A JPH01167920A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 回路しゃ断器等のアークガス排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167920A JPH01167920A (ja) | 1989-07-03 |
JPH0514368B2 true JPH0514368B2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=18259840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33288187A Granted JPH01167920A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 回路しゃ断器等のアークガス排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01167920A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03129628A (ja) * | 1989-07-05 | 1991-06-03 | Fuji Electric Co Ltd | 回路遮断器 |
JP4769272B2 (ja) * | 2008-06-30 | 2011-09-07 | パナソニック電工電路株式会社 | 回路遮断器 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP33288187A patent/JPH01167920A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01167920A (ja) | 1989-07-03 |
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