JPH0223381B2 - - Google Patents
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- JPH0223381B2 JPH0223381B2 JP3032984A JP3032984A JPH0223381B2 JP H0223381 B2 JPH0223381 B2 JP H0223381B2 JP 3032984 A JP3032984 A JP 3032984A JP 3032984 A JP3032984 A JP 3032984A JP H0223381 B2 JPH0223381 B2 JP H0223381B2
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- JP
- Japan
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- key
- cylinder
- casing
- cylinder cover
- steering
- Prior art date
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- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の技術分野
本発明は自動車のステアリングロツク装置の改
良に関する。
良に関する。
(2) 従来技術と問題点
従来のこの種、自動車のステアリングロツク装
置は、例えば第1図に示すようにステアリングシ
ヤフト1を外装保護している円筒状のステアリン
グコラム2にケーシング3を締結し、このケーシ
ング3にキーシリンダ4を設けると共に、該キー
シリンダ4の後端に半円カム6を形成した操作杆
5を連結し、この操作杆5の後端をエンジンの電
気スイツチ7に接続する一方、上記半円カム6に
頭部がスプリング8によつて付勢される錠杆9を
係合させ、操作杆5の回転によつて錠杆9を進退
動可能とし、錠杆9の先端9aとステアリングシ
ヤフト1のカラー10に設けた係合孔10aとの
係脱を可能としてある。尚、第1図中符号12は
ケーシング3の前部内周壁に設けられた円周溝で
あり、キーシリンダ4後部のタンブラ15が円周
溝12に係合してキーシリンダ4の抜けを防止し
ている。
置は、例えば第1図に示すようにステアリングシ
ヤフト1を外装保護している円筒状のステアリン
グコラム2にケーシング3を締結し、このケーシ
ング3にキーシリンダ4を設けると共に、該キー
シリンダ4の後端に半円カム6を形成した操作杆
5を連結し、この操作杆5の後端をエンジンの電
気スイツチ7に接続する一方、上記半円カム6に
頭部がスプリング8によつて付勢される錠杆9を
係合させ、操作杆5の回転によつて錠杆9を進退
動可能とし、錠杆9の先端9aとステアリングシ
ヤフト1のカラー10に設けた係合孔10aとの
係脱を可能としてある。尚、第1図中符号12は
ケーシング3の前部内周壁に設けられた円周溝で
あり、キーシリンダ4後部のタンブラ15が円周
溝12に係合してキーシリンダ4の抜けを防止し
ている。
従つて、キーシリンダ4のシリンダ孔11内に
キープレート(図示せず)を挿入して所定位置ま
で回すと、これに伴なつてキーシリンダ4が回転
し、これと一体に連結される操作杆5も一緒に回
転して錠杆9を引き上げ、先端9aをカラー10
の係合孔10aから離脱させてステアリングシヤ
フト1のロツク状態を解除すると共に、電気スイ
ツチ7をON作動する。
キープレート(図示せず)を挿入して所定位置ま
で回すと、これに伴なつてキーシリンダ4が回転
し、これと一体に連結される操作杆5も一緒に回
転して錠杆9を引き上げ、先端9aをカラー10
の係合孔10aから離脱させてステアリングシヤ
フト1のロツク状態を解除すると共に、電気スイ
ツチ7をON作動する。
尚、ステアリングシヤフト1をロツクする時
は、上述のキープレート回転方向とは逆方向にキ
ーを回すことにより、電気スイツチ7がOFF作
動し、キーシリンダ11からキープレートを抜く
ことにより、錠杆9のストツパ(図示せず)が解
除され錠杆9が押し下がり先端9aがカラー10
の係合孔10aと係合する(例えば、特公昭49−
18054号公報)。
は、上述のキープレート回転方向とは逆方向にキ
ーを回すことにより、電気スイツチ7がOFF作
動し、キーシリンダ11からキープレートを抜く
ことにより、錠杆9のストツパ(図示せず)が解
除され錠杆9が押し下がり先端9aがカラー10
の係合孔10aと係合する(例えば、特公昭49−
18054号公報)。
このような不具合を解消したステアリングロツ
ク装置として次のようなものがある。
ク装置として次のようなものがある。
第4図において、31はステアリングロツク装
置のボデーであつて、該ボデー内にロータケース
32を収納しかつ固定している。また、該ロータ
ケース内には外周に回転筒37が嵌め込まれる一
方、前部にノブ5が固定されたロータ33を回転
可に収納している。そして、上記ボデー31の外
周所定位置にはブラケツト40により電磁ソレノ
イド34を固定している。
置のボデーであつて、該ボデー内にロータケース
32を収納しかつ固定している。また、該ロータ
ケース内には外周に回転筒37が嵌め込まれる一
方、前部にノブ5が固定されたロータ33を回転
可に収納している。そして、上記ボデー31の外
周所定位置にはブラケツト40により電磁ソレノ
イド34を固定している。
ロータの内部構造自体は周知のものである。
一方、回転筒37、ロータケース32並びにボ
デー31の各所定位置には、電磁ソレノイド34
のプランジヤー34aが嵌入する穴37c,32
aおよび31aを形成している。プランジヤー3
4aは電源Eに接続したスイツチSがオフのとき
は、各穴7c,32a,31aに嵌入している
が、スイツチをオンにしたとき第4図中破線で示
す位置まで後退せしめられ、その先端は回転筒3
7の穴37cより脱出するようになつている。上
記スイツチSは例えば自動車のインストルメント
パネルに設けられる。
デー31の各所定位置には、電磁ソレノイド34
のプランジヤー34aが嵌入する穴37c,32
aおよび31aを形成している。プランジヤー3
4aは電源Eに接続したスイツチSがオフのとき
は、各穴7c,32a,31aに嵌入している
が、スイツチをオンにしたとき第4図中破線で示
す位置まで後退せしめられ、その先端は回転筒3
7の穴37cより脱出するようになつている。上
記スイツチSは例えば自動車のインストルメント
パネルに設けられる。
尚、図中36はロータ33の回転をイグニツシ
ヨンスイツチ並びにロツクバーに伝達するための
伝達部材である。
ヨンスイツチ並びにロツクバーに伝達するための
伝達部材である。
キーを用いて開錠する場合は、キーをロータ3
3のキー穴3aに差し込んでタンブラーを中立位
置に移動せしめて所定方向に回転させればよい。
回転筒37はプランジヤー34aによつて回転を
阻止されているのでロータ33のみが回転する。
一方、キーを用いずに開錠する場合は、スイツチ
Sをオンとし、電磁ソレノイド34のプランジヤ
ー34aを引つ込めて回転筒37を回転自在とす
る。そうすれば、ロータ33のノブ35を持つて
これを回転させれば、ロータ33はロータケース
に対して回転筒37と共に回転する。(実開昭57
−68052号公報参照) しかしながら、上述した第1のステアリングロ
ツク装置にあつては、ステアリングロツクの施解
錠をキープレートにより行なうものであるため常
時キープレートを携帯していなければならないと
いう煩わしさがあつた。特に近年の車両のように
ドアロツクの解錠をキープレートを使用せずに行
なうことができる場合には一層煩わしいものとな
つていた。
3のキー穴3aに差し込んでタンブラーを中立位
置に移動せしめて所定方向に回転させればよい。
回転筒37はプランジヤー34aによつて回転を
阻止されているのでロータ33のみが回転する。
一方、キーを用いずに開錠する場合は、スイツチ
Sをオンとし、電磁ソレノイド34のプランジヤ
ー34aを引つ込めて回転筒37を回転自在とす
る。そうすれば、ロータ33のノブ35を持つて
これを回転させれば、ロータ33はロータケース
に対して回転筒37と共に回転する。(実開昭57
−68052号公報参照) しかしながら、上述した第1のステアリングロ
ツク装置にあつては、ステアリングロツクの施解
錠をキープレートにより行なうものであるため常
時キープレートを携帯していなければならないと
いう煩わしさがあつた。特に近年の車両のように
ドアロツクの解錠をキープレートを使用せずに行
なうことができる場合には一層煩わしいものとな
つていた。
また、上述した第2のステアリングロツク装置
にあつてはキープレートなしでステアリングロツ
ク装置を施解錠することができるものであるが、
その構造は複雑で、車体へのドアロツク装置の組
み付けをステアリングロツク装置の両側から行な
わなければならず煩雑であり、故障が発生するお
それがあるという問題がある。
にあつてはキープレートなしでステアリングロツ
ク装置を施解錠することができるものであるが、
その構造は複雑で、車体へのドアロツク装置の組
み付けをステアリングロツク装置の両側から行な
わなければならず煩雑であり、故障が発生するお
それがあるという問題がある。
(3) 発明の目的
本発明は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは構造が単純
であり、かつキープレートを使用せずにステアリ
ングロツクの施解錠を行なえるようにし、もつて
従来の不具合を解決することにある。
ものであり、その目的とするところは構造が単純
であり、かつキープレートを使用せずにステアリ
ングロツクの施解錠を行なえるようにし、もつて
従来の不具合を解決することにある。
(4) 発明の構成
本発明は上記問題点を解決するために、ステア
リングシヤフトの外装管にケーシングを取付け、
このケーシングに設けたキーシリンダをキープレ
ートを介して操作することにより、ステアリング
シヤフトのロツク状態を解除するようにした自動
車のステアリングロツク装置において、前記ケー
シングから突出した手動操作部を有するシリンダ
カバーを前記ケーシングに対して回動自在に設け
ると共に、このシリンダカバーにキーシリンダを
回動自在に設け、前記キーシリンダとシリンダカ
バーとの回動をキープレートにより、前記シリン
ダカバーとケーシングとの回動をケーシング内部
に収納したアクチユエータ及び制御器によりそれ
ぞれ制御するように構成したものである。
リングシヤフトの外装管にケーシングを取付け、
このケーシングに設けたキーシリンダをキープレ
ートを介して操作することにより、ステアリング
シヤフトのロツク状態を解除するようにした自動
車のステアリングロツク装置において、前記ケー
シングから突出した手動操作部を有するシリンダ
カバーを前記ケーシングに対して回動自在に設け
ると共に、このシリンダカバーにキーシリンダを
回動自在に設け、前記キーシリンダとシリンダカ
バーとの回動をキープレートにより、前記シリン
ダカバーとケーシングとの回動をケーシング内部
に収納したアクチユエータ及び制御器によりそれ
ぞれ制御するように構成したものである。
(5) 発明の実施例
以下添付図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
第2図および第3図に示す実施例において、従
来と同一の部位には同一の符号を付して説明すれ
ば、ステアリングロツク装置は、従来と同様、ス
テアリングシヤフト1を外装保護する円筒状のス
テアリングコラム2にケーシング3の基部を締結
してなるが、このケーシング3には、従来と異な
り円筒状のシリンダカバー13に外周を被覆され
たキーシリンダ4が設けられている。
来と同一の部位には同一の符号を付して説明すれ
ば、ステアリングロツク装置は、従来と同様、ス
テアリングシヤフト1を外装保護する円筒状のス
テアリングコラム2にケーシング3の基部を締結
してなるが、このケーシング3には、従来と異な
り円筒状のシリンダカバー13に外周を被覆され
たキーシリンダ4が設けられている。
このキーシリンダ4は、シリンダカバー13の
内周部に設けた円周溝14に抜け止め用のタンブ
ラ15を嵌合させることによつて、シリンダカバ
ー13には軸方向に固定されている他、キーシリ
ンダ4のシリンダ孔11にキープレートを挿入し
たときタンブラ15をシリンダカバー13内に引
つ込めキープレートを回すことによつてシリンダ
カバー13に対して回転可能としている。またシ
リンダカバー13の外周壁には、円周溝16と凹
部17がそれぞれ設けられており、円周溝16に
ケーシング3側から打ち込んだノツクピン18の
先端を嵌合させることにより軸方向への抜け防止
を図つている他、ケーシング3に取付けたアクチ
ユエータ19の可動プランジヤ20を上記凹部1
7内に係脱可能に嵌合し、アクチユエータ19の
作動に伴なう可動プランジヤ20の後退移動によ
つてシリンダカバー13をキーシリンダ4と一体
的に回転可能としている。
内周部に設けた円周溝14に抜け止め用のタンブ
ラ15を嵌合させることによつて、シリンダカバ
ー13には軸方向に固定されている他、キーシリ
ンダ4のシリンダ孔11にキープレートを挿入し
たときタンブラ15をシリンダカバー13内に引
つ込めキープレートを回すことによつてシリンダ
カバー13に対して回転可能としている。またシ
リンダカバー13の外周壁には、円周溝16と凹
部17がそれぞれ設けられており、円周溝16に
ケーシング3側から打ち込んだノツクピン18の
先端を嵌合させることにより軸方向への抜け防止
を図つている他、ケーシング3に取付けたアクチ
ユエータ19の可動プランジヤ20を上記凹部1
7内に係脱可能に嵌合し、アクチユエータ19の
作動に伴なう可動プランジヤ20の後退移動によ
つてシリンダカバー13をキーシリンダ4と一体
的に回転可能としている。
上記アクチユエータ19の作動は、その後方に
電気的に接続された制御器21によつて制御され
ており、この制御器21は、第3図に示すよう
に、外部の認識信号源22からの入力信号を受け
取るインターフエイス回路23と、ステアリング
ロツクの解錠信号が入力されている記憶回路24
と、この記憶回路24と上記インターフエイス回
路23との各出力信号を比較照合して符合したと
きに出力する照合回路25と、アクチユエータ1
9に駆動信号を出す駆動回路26とからなり、こ
の駆動回路26からの駆動信号によつてアクチユ
エータ19のソレノイドを作動して可動プランジ
ヤ20を後退させる。尚、シリンダカバー13の
先端には外方に張り出した手動操作部としてのつ
まみ部27を形成しており、アクチユエータ19
作動時に、運転者はつまみ部27を手で回すこと
によつて容易にシリンダカバー13を回転させる
ことができる。
電気的に接続された制御器21によつて制御され
ており、この制御器21は、第3図に示すよう
に、外部の認識信号源22からの入力信号を受け
取るインターフエイス回路23と、ステアリング
ロツクの解錠信号が入力されている記憶回路24
と、この記憶回路24と上記インターフエイス回
路23との各出力信号を比較照合して符合したと
きに出力する照合回路25と、アクチユエータ1
9に駆動信号を出す駆動回路26とからなり、こ
の駆動回路26からの駆動信号によつてアクチユ
エータ19のソレノイドを作動して可動プランジ
ヤ20を後退させる。尚、シリンダカバー13の
先端には外方に張り出した手動操作部としてのつ
まみ部27を形成しており、アクチユエータ19
作動時に、運転者はつまみ部27を手で回すこと
によつて容易にシリンダカバー13を回転させる
ことができる。
上記キーシリンダ4の後端には、従来と同様半
円カム6を形成した操作杆5が一体に連結されて
おり、この操作杆5の後端がエンジンの電気スイ
ツチ7に接続される一方、半円カム6には頭部が
スプリング8に付勢された錠杆9が係合され、こ
の錠杆9の先端9aがステアリングシヤフト1の
カラー10に設けた係合孔10aと係脱可能とな
つている。
円カム6を形成した操作杆5が一体に連結されて
おり、この操作杆5の後端がエンジンの電気スイ
ツチ7に接続される一方、半円カム6には頭部が
スプリング8に付勢された錠杆9が係合され、こ
の錠杆9の先端9aがステアリングシヤフト1の
カラー10に設けた係合孔10aと係脱可能とな
つている。
従つて、上記認識信号源22に例えばドアロツ
クの解錠信号を使用し、このドアロツクの解錠
を、車外からキーを使用しないで運転席側ドアア
ウトサイドハンドル付近に設けたキーボードのボ
タンを押すことにより操作できるようにしている
自動車にあつては、キーボードに暗唱番号を打ち
込むことによつて、ドアロツクの解錠と共に制御
器21のインターフエイス回路23にも解錠信号
が入力され、予め記憶回路24に記憶されている
解錠信号と比較照合して駆動回路26に符号信号
を出力する。そして駆動回路26からの駆動信号
をアクチユエータ19に出力して可動プランジヤ
20を引き上げ、シリンダカバー13の凹部17
から可動プランジヤ20の先端部を離脱させ、シ
リンダカバー13を回転可能状態とする。そし
て、シリンダカバー13のつまみ部27を所定位
置まで回すことにより、これに伴つてキーシリン
ダ4が一緒に回転し、これと一体に連結される操
作杆5によつて錠杆9を引き上げてステアリング
シヤフト1のロツク状態を解除すると共に、電気
スイツチ7を作動する。
クの解錠信号を使用し、このドアロツクの解錠
を、車外からキーを使用しないで運転席側ドアア
ウトサイドハンドル付近に設けたキーボードのボ
タンを押すことにより操作できるようにしている
自動車にあつては、キーボードに暗唱番号を打ち
込むことによつて、ドアロツクの解錠と共に制御
器21のインターフエイス回路23にも解錠信号
が入力され、予め記憶回路24に記憶されている
解錠信号と比較照合して駆動回路26に符号信号
を出力する。そして駆動回路26からの駆動信号
をアクチユエータ19に出力して可動プランジヤ
20を引き上げ、シリンダカバー13の凹部17
から可動プランジヤ20の先端部を離脱させ、シ
リンダカバー13を回転可能状態とする。そし
て、シリンダカバー13のつまみ部27を所定位
置まで回すことにより、これに伴つてキーシリン
ダ4が一緒に回転し、これと一体に連結される操
作杆5によつて錠杆9を引き上げてステアリング
シヤフト1のロツク状態を解除すると共に、電気
スイツチ7を作動する。
このように上記実施例ではドアロツクの解錠捜
査に連動させてステアリングロツクを解錠できる
ので、従来のように、キープレートを常時携帯す
る煩わしさが解消される。また、上記実施例では
従来と同様キープレートを用いて直接キーシリン
ダ4を回転操作できるように構成してあるので、
例えば電気的トラブル等によつて制御器21また
はアクチユエータ19が作動しないような場合で
も、キーシリンダ4にキープレートを挿入して、
これまでと同様の操作によりステアリングロツク
を解錠することができる。さらに、制御器21が
ステアリングロツク装置の内に収納されているの
で、制御器21に接続されているハーネスを切断
し、制御器21に直接電流を供給しても認識信号
を入力しないかぎりステアリングロツクは解錠し
ない。また、本実施例によれば、ステアリングロ
ツク装置の構成を単純にして自動車への組み付け
を容易にすると共に、手動操作部をシリンダーカ
バーに直接設て操作による破損を防止することが
できるものとしている。尚上記実施例ではアクチ
ユエータ19の作動信号にドアロツクの解錠信号
を用いているが本発明ではこれ以外の認識信号を
使用することが勿論可能である。
査に連動させてステアリングロツクを解錠できる
ので、従来のように、キープレートを常時携帯す
る煩わしさが解消される。また、上記実施例では
従来と同様キープレートを用いて直接キーシリン
ダ4を回転操作できるように構成してあるので、
例えば電気的トラブル等によつて制御器21また
はアクチユエータ19が作動しないような場合で
も、キーシリンダ4にキープレートを挿入して、
これまでと同様の操作によりステアリングロツク
を解錠することができる。さらに、制御器21が
ステアリングロツク装置の内に収納されているの
で、制御器21に接続されているハーネスを切断
し、制御器21に直接電流を供給しても認識信号
を入力しないかぎりステアリングロツクは解錠し
ない。また、本実施例によれば、ステアリングロ
ツク装置の構成を単純にして自動車への組み付け
を容易にすると共に、手動操作部をシリンダーカ
バーに直接設て操作による破損を防止することが
できるものとしている。尚上記実施例ではアクチ
ユエータ19の作動信号にドアロツクの解錠信号
を用いているが本発明ではこれ以外の認識信号を
使用することが勿論可能である。
(6) 発明の効果
以上説明したように本発明に係る自動車のステ
アリングロツク装置によれば、ケーシングから突
出した手動操作部を有するシリンダカバーをケー
シングに対して回動自在に設けると共に、このシ
リンダカバーにキーシリンダを回動自在に設け、
キーシリンダとシリンダカバーとの回動をキープ
レートにより、シリンダカバーとケーシングとの
回動をケーシング内部に収納したアクチユエータ
及び制御器によりそれぞれ制御するように構成し
たから、構成が単純で自動車への組み付を容易に
することができると共に、手動操作部をシリンダ
ーカバーに直接設けるものとして操作による破損
を防止することができる。そして、キープレート
を使用せずにステアリングロツクの施解錠を行な
えるようにしたから、常時キープレートを携帯し
ていなければならい煩わしさが解消される他、組
み付け作業性、防盗性及び耐久性に優れたステア
リングロツク実現することができるといつた効果
を奏する。
アリングロツク装置によれば、ケーシングから突
出した手動操作部を有するシリンダカバーをケー
シングに対して回動自在に設けると共に、このシ
リンダカバーにキーシリンダを回動自在に設け、
キーシリンダとシリンダカバーとの回動をキープ
レートにより、シリンダカバーとケーシングとの
回動をケーシング内部に収納したアクチユエータ
及び制御器によりそれぞれ制御するように構成し
たから、構成が単純で自動車への組み付を容易に
することができると共に、手動操作部をシリンダ
ーカバーに直接設けるものとして操作による破損
を防止することができる。そして、キープレート
を使用せずにステアリングロツクの施解錠を行な
えるようにしたから、常時キープレートを携帯し
ていなければならい煩わしさが解消される他、組
み付け作業性、防盗性及び耐久性に優れたステア
リングロツク実現することができるといつた効果
を奏する。
第1図は従来のステアリングロツク装置の一例
を示す断面図、第2図は本発明に係るステアリン
グロツク装置の一実施例を示す断面図、第3図は
アクチユエータの制御手段の一例を示すブロツク
図、第4図は従来のステアリングロツク装置の他
の例を示す断面図である。 1……ステアリングシヤフト、2……ステアリ
ングコラム(外装管)、3……ケーシング、4…
…キーシリンダ、13……シリンダカバー、19
……アクチユエータ、21……制御器、27……
つまみ部(手動操作部)。
を示す断面図、第2図は本発明に係るステアリン
グロツク装置の一実施例を示す断面図、第3図は
アクチユエータの制御手段の一例を示すブロツク
図、第4図は従来のステアリングロツク装置の他
の例を示す断面図である。 1……ステアリングシヤフト、2……ステアリ
ングコラム(外装管)、3……ケーシング、4…
…キーシリンダ、13……シリンダカバー、19
……アクチユエータ、21……制御器、27……
つまみ部(手動操作部)。
Claims (1)
- 1 ステアリングシヤフトの外装管にケーシング
を取付け、このケーシングに設けたキーシリンダ
をキープレートを介して操作することにより、ス
テアリングシヤフトのロツク状態を解除するよう
にした自動車のステアリングロツク装置におい
て、前記ケーシングから突出した手動操作部を有
するシリンダカバーを前記ケーシングに対して回
動自在に設けると共に、このシリンダカバーにキ
ーシリンダを回動自在に設け、前記キーシリンダ
とシリンダカバーとの回動をキープレートによ
り、前記シリンダカバーとケーシングとの回動を
ケーシング内部に収納したアクチユエータ及び制
御器によりそれぞれ制御したことを特徴とする自
動車のステアリングロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59030329A JPS60176850A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車のステアリングロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59030329A JPS60176850A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車のステアリングロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60176850A JPS60176850A (ja) | 1985-09-10 |
JPH0223381B2 true JPH0223381B2 (ja) | 1990-05-23 |
Family
ID=12300766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59030329A Granted JPS60176850A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車のステアリングロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60176850A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002308049A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Tokai Rika Co Ltd | 車両用エンジン始動装置 |
KR20070074873A (ko) * | 2006-01-10 | 2007-07-18 | 주식회사 만도 | 회전 가능한 키셋을 구비한 조향컬럼 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6128852Y2 (ja) * | 1980-10-13 | 1986-08-26 |
-
1984
- 1984-02-22 JP JP59030329A patent/JPS60176850A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60176850A (ja) | 1985-09-10 |
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