JP2563128Y2 - 車両用盗難防止装置 - Google Patents
車両用盗難防止装置Info
- Publication number
- JP2563128Y2 JP2563128Y2 JP1991081098U JP8109891U JP2563128Y2 JP 2563128 Y2 JP2563128 Y2 JP 2563128Y2 JP 1991081098 U JP1991081098 U JP 1991081098U JP 8109891 U JP8109891 U JP 8109891U JP 2563128 Y2 JP2563128 Y2 JP 2563128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- lock
- key
- transmitter
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
置及びキーインタロック制御装置を備え、キーインタロ
ック制御装置によりイグニッションキーの回転操作を制
御できるようにしたことを特徴とする車両用盗難防止装
置に関する。
えられた車両では、送信機からの送信信号に基づいてド
アの施錠及び解錠を行うようになっており、イグニッシ
ョンキーを用いることなくドアの施錠及び解錠を行うこ
とができる。
の場合、送信機に対する操作によりドアを施錠すること
ができるので、降車時にイグニッションキーをステアリ
ングホィールのシリンダ錠に装着したまま送信機により
ドアを施錠してしまうことがある。このような場合に、
ドアのウインドを閉め忘れていたり、或はドアの施錠装
置が破壊されたときは、他人による車両の運転が可能と
なってしまう問題がある。このような問題を解決する手
段として、送信機によりドアが施錠された状態では、イ
グニッションキーによるエンジン始動を禁止するイモビ
ライザ機能を設けることが考えられるが、それでは全体
構成が複雑化してコストが上昇する。
で、その目的は、イグニッションキーを抜忘れて降車し
た場合であっても、簡単な構成で他人による車両の運転
を防止することができる車両用盗難防止装置を提供する
にある。
装置は、送信機からの送信信号に応じてドアの解錠及び
施錠を行うリモートドアロック装置と、シフトポジショ
ンに応じてイグニッションキーのロック位置からの回転
操作を禁止する禁止状態と回転操作を許可する許可状態
とに切換え可能に設けられたキーインタロック制御装置
とを備えたものであって、前記リモートドアロック装置
が前記送信機からの送信信号に応じてドアを施錠したと
きはシフトポジションにかかわらず前記キーインタロッ
ク制御装置を禁止状態に切換えると共に上記リモートド
アロック装置によりドアが解錠されたときはシフトポジ
ションに応じて上記キーインタロック制御装置を許可状
態に切換える制御手段を設けたものである。
ロック装置によりドアを施錠すると、制御手段は、キー
インタロック制御装置を禁止状態に切換える。これによ
り、キーインタロック制御装置は、シフトポジションに
かかわらずイグニッションキーのロック位置からの回転
操作を禁止するので、イグニッションキーを抜忘れた場
合であっても、他人がエンジンを始動して車両をスター
トすることはできない。
モートドアロック装置によりドアを解錠すると、制御手
段は、キーインタロック制御装置を許可状態に切換え
る。これにより、キーインタロック制御装置によるイグ
ニッションキーのロック位置からの回転操作の禁止状態
が解除されるので、シフトポジションに応じてイグニッ
ションキーを回転操作してエンジンを始動することがで
きる。
明する。キーインタロック装置を示す図2において、キ
ーインタロック装置1は図示しないステアリングコラム
に装着されている。このキーインタロック装置1におい
て、シリンダ錠2に挿入されたイグニッションキー3の
操作に応じて回転するロータ4が設けられていると共
に、そのロータ4に第1のカム5及び第2のカム6が一
体に設けられている。この場合、キーインタロック装置
1にはロータ4の回転位置を検出するスイッチ7が固着
されており、そのスイッチ7からの検出信号がコネクタ
8から出力される。また、ロックバー9が第2のカム6
と係合して配設されており、その第2のカム6の回転に
応じてロックバー9が図示しないステアリングシャフト
に突出してこれと係合するようになっている。
イド10が設けられており、これは、通電状態でロック
ピン11を第1のカム5の回転軌跡に突出するようにな
っている。この場合、ロックピン11は、断電状態にお
いては引張りコイルばね10aにより図示下方に移動さ
れるようになっている。また、イグニッションキー3が
アクセサリ位置に位置した状態で、第1のカム5がソレ
ノイド10のロックピン11の突出位置に対応するよう
になっている。
リモートドアロック装置12は送信機13と受信機14
とから成る。即ち、送信機13は被操作状態に応じてド
アの施錠若しくは解錠を示す無線信号を送信する。ま
た、受信機14は車両に設けられており、これは、送信
機13からの無線信号を受信して、その無線信号に応じ
てドアロック制御装置15にロック信号若しくはアンロ
ック信号の電気信号を出力するようになっている。この
場合、ドアロック制御装置15は、ロック信号を入力し
たときはドアを施錠し、アンロック信号を入力したとき
はドアを解錠するようになっている。
装置16は、図示しないシフトレバー装置に設けられた
シフトポジションジセンサ17の検出状態に応じてソレ
ノイド10に通電するようになっている。つまり、キー
インタロック制御装置16は、シフトレバーがパーキン
グポジション以外にシフト操作されたときにソレノイド
10に通電してロックピン11を突出方向へ移動し、シ
フトレバーがパーキングポジションにシフト操作された
ときにソレノイド10を断電してロックピン11を退出
方向に移動できるようになっている。これにより、イグ
ニッションキーをロック位置に操作できるのは、シフト
レバーをパーキングポジションに操作したときに設定さ
れているので、エンジン始動時の操作ミスを防止するこ
とができる。ここで、キーインタロック装置16は、受
信機14からロック信号若しくはアンロック信号を入力
するようになっており、ロック信号を入力したときはソ
レノイド10に通電し、アンロック信号を入力したとき
はソレノイド10を断電するようになっている。
ンジンを停止するためにイグニッションキー3をアクセ
サリ位置に操作する。このとき、シフトレバーがパーキ
ングポジション以外のシフトポジションに位置している
ときは、キーインタロック装置16によりソレノイド1
0が通電されているので、図4に示すようにロックピン
11が第1のカム5の回転軌跡に突出しており、これに
より、イグニッションキー3をオフ位置からロック位置
に操作することは禁止されている。
ョンにシフト操作すると、キーインタロック装置16は
シフトポジションセンサ17の検出状態に応じてソレノ
イド10を断電するので、ロックピン11が第1のカム
5の回転軌跡から退出し、以て、イグニッションキー3
をロック位置に回転操作することができる。
に回転操作すると、イグニッションキー3の回転に伴っ
て第1のカム5が図5に示す位置に移動する。
よりドアを施錠するために送信機13を操作すると、送
信機13からドアの施錠を示す無線信号が送信されるの
で、受信機14は、送信機13からの無線信号を受信し
たところでロック信号を出力する。これにより、ドアロ
ック制御装置15はドアを施錠するようになる。
は、受信機14からロック信号を入力したところでソレ
ノイド10に通電する。これにより、ロックピン11が
第1のカム5の回転軌跡に突出するので、第1のカム5
ひいてはロータ4の回転が規制されるようになり、それ
に応じてイグニッションキー3の回転操作が規制され
る。
ると、送信機13から解錠を示す無線信号が出力される
ので、それに応じて受信機14からアンロック信号が出
力されてドアロック制御装置15によりドアは解錠され
る。
は、受信機14からアンロック信号が出力されたところ
でソレノイド10を断電する。これにより、ロックピン
11が第1のカム5の回転軌跡から退出するので、ロー
タ4ひいてはイグニッションキー3の回転操作が可能と
なり、以てエンジンを始動することができる。
イグニッションキー3の抜取りを忘れてしまった状態で
リモートコントロールによりドアを施錠した場合は、シ
フトポジションの位置にかかわらずイグニッションキー
3に対する回転操作が規制されるので、降車時に窓を閉
め忘れていたり、或はドアの施錠装置が破壊されてしま
ったときでも、イグニッションキー3を操作することは
できない。従って、イグニッションキーの抜取りを忘れ
た場合は他人による車両の運転が可能となってしまう従
来例と違って、他人が車両を不正に運転してしまうとい
うことを防止することができる。
られているキーインタロック装置2を利用するようにし
たので、コストの上昇を抑制することができる。
キー3の装着状態を検出するキーリマインドスイッチ1
8(図1参照)を設け、キーインターロック制御装置1
6を、キーリマインドスイッチ18の検出状態でロック
信号若しくはアンロック信号に応じてソレノイド10を
通断電するように構成してもよい。この場合、ソレノイ
ド10はイグニッションキー3がシリンダ錠2に装着さ
れた状態でのみ通電されるので、ソレノイド10の耐久
性を向上することができる。
の車両用盗難防止装置によれば、リモートドアロック装
置及びキーインタロック装置を備えた構成において、前
記リモートドアロック装置が前記送信機からの送信信号
に応じてドアを施錠したときはシフトポジションにかか
わらず前記キーインタロック制御装置を禁止状態に切換
えると共に上記リモートドアロック装置によりドアが解
錠されたときはシフトポジションに応じて上記キーイン
タロック制御装置を許可状態に切換える制御手段を設
け、リモートドアロック装置によりドアが施錠されたと
きはシフトポジションにかかわらずイグニッションキー
のロック位置からの回転操作が禁止されるので、イグニ
ッションキーを抜忘れて降車した場合であっても、簡単
な構成で他人による車両の運転を防止することができる
という優れた効果を奏する。
禁止手段)、10はソレノイド(スタート禁止手段)、
12はリモートドアロック装置、15はドアロック制御
装置、16はキーインタロック制御装置(制御手段)で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 送信機からの送信信号に応じてドアの解
錠及び施錠を行うリモートドアロック装置と、シフトポ
ジションに応じてイグニッションキーのロック位置から
の回転操作を禁止する禁止状態と回転操作を許可する許
可状態とに切換え可能に設けられたキーインタロック制
御装置とを備えたものであって、 前 記リモートドアロック装置が前記送信機からの送信信
号に応じてドアを施錠したときはシフトポジションにか
かわらず前記キーインタロック制御装置を禁止状態に切
換えると共に上記リモートドアロック装置によりドアが
解錠されたときはシフトポジションに応じて上記キーイ
ンタロック制御装置を許可状態に切換える制御手段を備
えたことを特徴とする車両用盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991081098U JP2563128Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 車両用盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991081098U JP2563128Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 車両用盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526683U JPH0526683U (ja) | 1993-04-06 |
JP2563128Y2 true JP2563128Y2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=13736915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991081098U Expired - Lifetime JP2563128Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 車両用盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563128Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5048636A (ja) * | 1973-09-06 | 1975-04-30 | ||
JP2526232B2 (ja) * | 1987-02-14 | 1996-08-21 | 株式会社 本田ロック | 車両の盗難防止装置 |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP1991081098U patent/JP2563128Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526683U (ja) | 1993-04-06 |
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Legal Events
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Effective date: 20060623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Effective date: 20060821 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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