JP3029059B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JP3029059B2
JP3029059B2 JP12976991A JP12976991A JP3029059B2 JP 3029059 B2 JP3029059 B2 JP 3029059B2 JP 12976991 A JP12976991 A JP 12976991A JP 12976991 A JP12976991 A JP 12976991A JP 3029059 B2 JP3029059 B2 JP 3029059B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はロック装置、特に従来
より広範囲に使用されている機械式のシリンダ錠を使用
しないステアリングロック装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動車では、例えば特開昭61−
295154号公報に示されるように、自動車のステア
リングシャフトとイグニッションスイッチとを同時に制
御するステアリングロックが使用されている。このステ
アリングロックは、フレーム内に収容されかつキーによ
り施錠位置及び解錠位置間で回転されるキーシリンダ
と、キーシリンダと共に回転されるカムと、ステアリン
グシャフトに係合する施錠位置とこの係合が解除される
解錠位置との間でカムとスプリングにより移動されるロ
ッキングロッドと、カムの後方に作動連結されたイグニ
ッションスイッチとを有する。
【0003】キーシリンダにキーを挿入して回転する
と、キーは、「LOCK位置」、「OFF位置」、「A
CC位置」、エンジンの「ON位置」、スタータモータ
を作動する「START位置」の各位置に順次回転する
ことができる。「LOCK位置」でキーを抜き取ると、
キーシリンダの回転が不能となりイグニションスイッチ
の作動を禁止すると共に、ロッキングロッドがステアリ
ングシャフトと係合し、ステアリングシャフトの回転が
阻止され盗難防止が図られている。
【0004】また、従来ではキーをキーシリンダに挿入
したとき、キーの挿入を検出するキー検出装置がステア
リングロック装置に設けられている。キー検出装置は、
キーシリンダ内に摺動可能に配置された第一のピンと、
第一のピンの移動を検出する第二のピンと、第二のピン
の移動により切り換えられるマイクロスイッチとを有す
る。これらの部品はステアリングロック装置に内蔵又は
外部に取り付けられている。
【0005】また、実公昭61−28852号公報には
キーを使用せずに解錠できるシリンダ錠が開示されてい
る。このシリンダ錠では、フレーム内に外側シリンダが
挿設され、フレームと外側シリンダとは前端部において
一体に固定されている。外側シリンダ内には内側シリン
ダ及びロータが順次同心に嵌挿され、内側シリンダとロ
ータとによってシリンダ錠機構が構成される。
【0006】ロータ内にキーを挿入すると、内側シリン
ダとロータとの係合は解除され、ロータは内側シリンダ
に対して回転可能となる。また、ロータからキーを抜き
取れば、内側シリンダとロータとは係合されて、ロータ
は内側シリンダに対して回転不能となる。一方、フレー
ムの側部にはソレノイドプレンジャが設けられる。ソレ
ノイドプランジャはフレーム、外側シリンダ及び内側シ
リンダにそれぞれ設けられた孔を貫通して半径方向内側
に移動可能に支持されている。ソレノイドプランジャは
常時スプリングの弾性力により突出状態に保持されてい
るが、ソレノイドに通電されると、引っ込み位置に移動
する。このため、キーがなくても、ロータを解錠位置に
回転することができる。
【0007】また、特開昭62−128857号公報に
は、実公昭61−28852号に開示されたシリンダ錠
を使用して車両の走行中に常時ロック装置を操作できる
車両用錠装置が開示されている。
【0008】更に、特開昭61−23777号公報には
前記実公昭61−28852号公報に開示されたシリン
ダ錠装置を使用する電子式キー装置が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来で
は、シリンダ錠を基本にした電子ロック装置では、キー
シリンダから突出するタンブラがハウジングに係合する
ことによりシリンダ錠の不正解錠を阻止していた。この
ため、過度の回転力で不正解錠が行われる場合又は電子
式キー装置が正常に作動せずにキーシリンダが大きな回
転力で回転される場合にはタンブラが変形して、その後
のシリンダ錠が円滑に作動しないことがある。
【0010】この発明はシリンダ錠と電子式解錠手段を
併用しかつタンブラの変形を防止できるステアリングロ
ック装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるステアリン
グロック装置は、フレーム(11)内に回転可能に配置され
たハウジング(12)と、ハウジング(12)内においてロック
位置及びアンロック位置間で回転可能に配置されたキー
シリンダ(13)と、キーシリンダ(13)に作動連結されかつ
ステアリングシャフトに係合するロック位置及びステア
リングシャフトに係合しないアンロック位置との間で移
動するロッキングロッド(15)と、フレーム(11)の外部に
突出するキーシリンダ(13)の端部に取り付けられたノブ
(16)と、ハウジング(12)の回転を阻止する係合位置とハ
ウジング(12)の回転を許容する係合解除位置に移動可能
な係止部材(17)と、係止部材(17)を係合位置又は係合解
除位置に移動するアクチュエータ(18)と、アクチュエー
タ(18)の作動を制御する操作制御装置とを備えている。
正規のキー(33)をキーシリンダ(13)に挿入してキーシリ
ンダ(13)を回転することによりロッキングロッド(15)を
ロック位置からアンロック位置に移動でき、操作制御装
置が正規の操作信号を受信したときに係止部材(17)がア
クチュエータ(18)により係合位置から係合解除位置に移
動され、ノブ(16)を回転することによりロッキングロッ
ド(15)をロック位置からアンロック位置に移動できる。
本発明のステアリングロック装置は、キーシリンダ(13)
とハウジング(12)とを相対的に回転可能に接続する連結
手段(14)を備える。連結手段(14)はタンブラと、キーシ
リンダ(13)に形成された孔(13a)に配置されたスライダ
(30)と、ハウジング(12)に形成された孔(13a)内に配置
されかつスライダ(30)に当接可能なピン(31)と、ピン(3
1)を径方向内側に押圧するスプリング(32)とを有する。
キーシリンダ(13)にキー(33)を挿入しないとき、タンブ
ラ及びピン(31)はハウジング(12)とキーシリンダ(13)と
を連結しかつハウジング(12)とフレーム(11)とを分離す
る。キーシリンダ(13)にキー(33)を挿入したとき、ピン
(31)はハウジング(12)とキーシリンダ(13)とを分離しか
つハウジング(12)とフレーム(11)とを連結する。
【0012】本発明の実施例では、キーシリンダ(13)と
ロッキングロッド(15)との間に接続されたロータ(21)を
備え、係止部材(17)はロータ(21)とほぼ並行に配置さ
れ、係止部材(17)の一端はハウジング(12)に係合可能に
配置され、係止部材(17)の他端はアクチュエータ(18)に
接続される。また、ノブ(16)はキー(33)を挿入する孔(1
3a)を有しかつキーシリンダ(13)と一体に軸方向に移動
する。
【0013】本発明による他のステアリングロック装置
は、フレーム(11)内に移動検出スイッチ(25)を備えてい
る。ハウジング(12)は、キーシリンダ(13)と共にフレー
ム(11)内に軸方向に移動可能に配置される。キーシリン
ダ(13)及びハウジング(12)と共にノブ(16)を軸方向に移
動したときに移動検出スイッチ(25)が作動される。操作
制御装置が正規の操作信号を受信したときに係止部材(1
7)がアクチュエータ(18)により係合位置から係合解除位
置に移動される。操作制御装置は、複数のスイッチを所
定の順序で操作したときに解錠信号を発生するキーレス
エントリシステム又は所定のコード信号を含む赤外線若
しくは電波等の電磁波を受信したときに解錠信号を発生
する遠隔操作システムである。
【0014】
【作用】正規のキー(33)をキーシリンダ(13)に挿入しな
いとき、ハウジング(12)とキーシリンダ(13)は連結手段
(14)のピン(31)により相対的回転が不可能な状態に保持
され、係止部材(17)によりハウジング(12)は回転不能状
態に保持される。正規のキー(33)をキーシリンダ(13)に
挿入すると、連結手段(14)のピン(31)はハウジング(12)
とキーシリンダ(13)との接続を解除する状態となり、キ
ー(33)をキーシリンダ(13)と共に回転してロッキングロ
ッド(15)をロック位置からアンロック位置に移動するこ
とができるが、ハウジング(12)の回転は係止部材(17)に
より阻止される。操作制御装置を作動するとき、ノブ(1
6)及びハウジング(12)を軸方向に移動させて、移動検出
スイッチ(25)を作動した後、操作制御装置が正規の操作
制御信号を受信したときに、係止部材(17)はアクチュエ
ータ(18)により係合位置から係合解除位置に移動され
る。これにより、ノブ(16)及びハウジング(13)をキーシ
リンダ(13)と一体に回転して、ロッキングロッド(13)を
ロック位置からアンロック位置に移動することができ
る。この場合、連結手段(14)のピン(31)はハウジング(1
2)とフレーム(11)との係合を解除する。連結手段(14)は
キー(33)をキーシリンダ(13)内に挿入したことを検出す
る検出手段としても使用される。
【0015】
【実施例】以下、この発明によるステアリングロック装
置の実施例を図1〜図6について説明する。
【0016】図1に示すように、この発明によるステア
リングロック装置10は、フレーム11内に回転可能か
つ軸方向に移動可能に配置されたハウジング12と、ハ
ウジング12内においてロック位置及びアンロック位置
間で回転可能かつ軸方向に移動可能に配置されたキーシ
リンダ13と、キーシリンダ13とハウジング12とを
相対的に回転可能に接続する連結手段14と、キーシリ
ンダ13に作動連結されかつ図示しないステアリングシ
ャフトに係合するロック位置及びステアリングシャフト
に係合しないアンロック位置との間で移動するロッキン
グロッド15と、フレーム11の外部に突出するキーシ
リンダ13の端部に取り付けられたノブ16と、ハウジ
ング12の回転を阻止する係合位置とハウジング12の
回転を許容する係合解除位置に移動可能な係止部材17
と、係止部材17を係合位置又は係合解除位置に移動す
るアクチュエータとしてのソレノイド18と、ソレノイ
ド18の作動を制御する図示しない操作制御装置とを備
えている。フレーム11は長いため、長さ方向に省略し
てフレーム11を図示する。
【0017】ハウジング12はフレーム11の前部に固
定されたキャップ20により固定される。キャップ20
にはキーシリンダ13に固定されたノブ16が長さ方向
に摺動可能かつ回転可能に取り付けられる。キーシリン
ダ13にはロータ21が一体回転可能に接続されるがロ
ータ21は軸方向に移動不能である。また、ハウジング
12とロータ21との間にはハウジング12を外側に押
圧するスプリング22が設けられる。ハウジング12の
軸方向の移動により作動される移動検出スイッチ25が
フレーム11内に設けられている。
【0018】公知のように、ロータ21にはカム部21
aが形成され、カム部21aにはロッキングロッド15に
連結された一端を有するハンガ22が当接される。ハン
ガ22の他端はリッド23とハンガ22との間に配置さ
れたスプリング24により押圧される。
【0019】係止部材17はほぼL字形に形成され、一
端に切欠き部17aが設けられる。係止部材17はロー
タ21とほぼ並行に配置されている。係止部材17の他
端にはソレノイド18のプランジャが接続されると共
に、ソレノイドスプリング25により押圧される。従っ
て、係止部材17はソレノイドスプリング25によりハ
ウジング12の回転を阻止する係合位置に押圧されると
共に、ソレノイド18の作動によりハウジング12の回
転を許容する係合解除位置に移動される。係合解除位置
では、ハウジング12のストッパ部12aが係止部材1
7の切欠き部17aを通過して回転する。
【0020】連結手段14は、キーシリンダ13に形成
された孔13aに配置されたスライダ30と、ハウジン
グ12に形成された孔12b内に配置されかつスライダ
30に当接可能なピン31と、検知レバー34を介して
ピン31を径方向内側に押圧するスプリング32とを備
えている。また、連結手段14はキーシリンダ13に設
けられかつハウジング12と係合可能にキーシリンダ1
3から突出するタンブラ(図示せず)を含んでいる。キ
ーシリンダ13にキーを挿入しないとき、図1に示すよ
うにピン31はハウジング12とキーシリンダ13とを
連結しかつハウジング12とフレーム11とを分離す
る。また、図2に示すようにキーシリンダ13にキー3
3を挿入したときキー33の厚みによりスライダ30と
ピン31の接触面(シャーライン)がキーシリンダ13
とハウジング21との接触面に一致する。このため、ピ
ン31はハウジング12とキーシリンダ13とを分離す
る。しかし、ピン31の端部はキャップ20の凹部20
aに嵌合されるから、ハウジング12はキャップ20に
対して固定され、ハウジング12とフレーム11とが連
結される。ピン31はキー33のキーシリンダ13への
挿入を検出するため検知レバー34の一端に当接され
る。検知レバー34の他端は検出スイッチ35の可動片
(図示せず)に当接される。検知レバー34の中間部は
シャフト36により回動可能にフレーム11に軸着され
る。また、検知レバー34の一端が常時ピン31に当接
するように、ピン31の一端はスプリング32によりピ
ン31に対して押圧される。キー33をキーシリンダ1
3に挿入すると、スライダ30とピン31が径方向外側
に移動される。このため、検知レバー34はスプリング
32の弾力に抗して反時計方向に回転され、検出スイッ
チ35を作動する。
【0021】図3〜図5に示すように、ノブ16はキー
33を挿入する孔16aと、把持部16bと、キャップ2
0に係合する爪部16cとを有する。ノブ16はキーシ
リンダ13と一体に回転しかつ軸方向に移動する。ノブ
16に把持部16bが形成されているので、キーを使用
しない場合にも使用者は指で十分にノブ16を摘むこと
ができる。
【0022】正規のキー33をキーシリンダ13に挿入
する前は、連結手段14を構成するタンブラはハウジン
グ12に係合している。また、スプリング32の弾力に
よりスライダ30はキーシリンダ13のキー孔13b内
に突出している。このように、キー33をキーシリンダ
13に挿入しないとき、ハウジング12とキーシリンダ
13は連結手段14により相対的回転が不可能な状態に
保持され、ハウジング12は係止部材17により回転不
能状態に保持されている。
【0023】正規のキー33をキーシリンダ13に挿入
すると、タンブラがキーシリンダ13内に引っ込んで、
ハウジング12との係合が解除される。また、図2に示
すように、キー33の厚みによりスライダ30及びピン
31が径方向外側に移動され、ピン31の接触面(シャ
ーライン)がキーシリンダ13とハウジング21との接
触面に一致する。このため、ピン31はハウジング12
とキーシリンダ13とを分離する。しかし、ピン31の
端部はキャップ20の凹部20aに嵌合されるから、ハ
ウジング12はキャップ20に対して固定され、ハウジ
ング12とフレーム11とが連結される。このとき、ス
プリング32の弾力に抗して検知レバー34は反時計方
向に回転されるから、検出スイッチ35はキー33の存
在を検出する。
【0024】この状態で、キー33をキーシリンダ13
と共に回転してロッキングロッド15をロック位置から
アンロック位置に移動することができる。この場合、ハ
ウジング12と係合している係止部材17は回転されな
い。
【0025】操作制御装置を作動するときはノブ16及
びハウジング12を軸方向に移動させ、移動検出スイッ
チ25が作動される。操作制御装置は、複数のスイッチ
を所定の順序で操作したときに解錠信号を発生するキー
レスエントリシステム又は所定のコード信号を含む赤外
線若しくは電波等の電磁波を受信したときに解錠信号を
発生する遠隔操作システムである。移動検出スイッチ2
5がオンすると、操作制御装置がスタンバイ状態から作
動状態に切替られ、運転者が所有する発信機から送出さ
れた正規の操作制御信号を受信したときに、操作制御装
置は出力信号を発生して、ソレノイド18を作動させ
る。これにより、係止部材17がソレノイド18により
係合位置から係合解除位置に移動される。その後、ノブ
16及びハウジング12をキーシリンダ13と一体に回
転して、ロッキングロッド15をロック位置からアンロ
ック位置に移動することができる。この場合、連結手段
14のピン31の端部はキャップ20の凹部20aから
離間しており、ハウジング12とフレーム11との係合
が解除されている。
【0026】図6に示すように、ハウジング12のスト
ッパ部12aは角度90°で分離してロック位置とアン
ロック位置の2ヵ所にそれぞれ形成される。また、操作
制御装置のソレノイド18への出力信号は一定時間経過
後に停止するから、係止部材17は係合解除位置から係
合位置に移動される。従って、キーシリンダ13をアン
ロック位置に回転した後、ロック位置に戻すときに、係
止部材17がハウジング12に係止しているので、アン
ロック位置において再度ノブ16を押圧して、移動検出
スイッチ25をオンさせる。これにより、ソレノイド1
8が作動して係止部材17は係合解除位置に一定時間移
動される。
【0027】本実施例では下記の効果が得られる。 (1) キーシリンダ13の回転をソレノイド18のプ
ランジャにより直接制御せずに、係止部材17を介して
制御するので、ソレノイド18をステアリングロック装
置10の前部に取り付ける必要がない。従って、取り付
けスペースに余裕を持たせることができる。 (2) また、ソレノイド18を後向きに取り付けたの
で、インナパネルの破壊又は衝撃に対してステアリング
ロック装置を保護することができる。
【0028】
【発明の効果】上記のように、この発明ではシリンダ錠
と電子式解錠手段を併用しかつタンブラの変形を有効に
防止できるステアリングロック装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるステアリングロック装置の断面
【図2】キーを挿入した状態を示すステアリングロック
装置の部分的断面図
【図3】ノブの正面図
【図4】図3のC−C線に沿う断面図
【図5】図3のB−B線に沿う断面図
【図6】図2のA−A線に沿う断面図
【符号の説明】
10..ステアリングロック装置、11..フレーム、
12..ハウジング、13..キーシリンダ、14..
連結手段、15..ロッキングロッド、16..ノブ、
16a..孔、17..係止部材、18..ソレノイド
(アクチュエータ)、21..ロータ、25..移動検
出スイッチ、30..スライダ、31..ピン、3
2..スプリング、33..キー、

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内に回転可能に配置されたハウ
    ジングと、ハウジング内においてロック位置及びアンロ
    ック位置間で回転可能に配置されたキーシリンダと、キ
    ーシリンダに作動連結されかつステアリングシャフトに
    係合するロック位置及びステアリングシャフトに係合し
    ないアンロック位置との間で移動するロッキングロッド
    と、フレームの外部に突出するキーシリンダの端部に取
    り付けられたノブと、ハウジングの回転を阻止する係合
    位置とハウジングの回転を許容する係合解除位置に移動
    可能な係止部材と、係止部材を係合位置又は係合解除位
    置に移動するアクチュエータと、アクチュエータの作動
    を制御する操作制御装置とを備え、正規のキーをキーシ
    リンダに挿入してキーシリンダを回転することによりロ
    ッキングロッドをロック位置からアンロック位置に移動
    でき、操作制御装置が正規の操作信号を受信したときに
    係止部材がアクチュエータにより係合位置から係合解除
    位置に移動され、ノブを回転することによりロッキング
    ロッドをロック位置からアンロック位置に移動できるス
    テアリングロック装置において、 キーシリンダとハウジングとを相対的に回転可能に接続
    する連結手段を設け、 連結手段はタンブラと、キーシリンダに形成された孔に
    配置されたスライダと、ハウジングに形成された孔内に
    配置されかつスライダに当接可能なピンと、ピンを径方
    向内側に押圧するスプリングとを有し、 キーシリンダにキーを挿入しないとき、タンブラ及びピ
    ンはハウジングとキーシリンダとを連結しかつハウジン
    グとフレームとを分離し、キーシリンダにキーを挿入し
    たとき、ピンはハウジングとキーシリンダとを分離しか
    つハウジングとフレームとを連結することを特徴とする
    ステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】 キーシリンダとロッキングロッドとの間
    に接続されたロータを備え、係止部材はロータとほぼ並
    行に配置され、係止部材の一端はハウジングに係合可能
    に配置され、係止部材の他端はアクチュエータに接続さ
    れた請求項1に記載のステアリングロック装置。
  3. 【請求項3】 ノブはキーを挿入する孔を有しかつキー
    シリンダと一体に軸方向に移動する請求項1に記載のス
    テアリングロック装置。
  4. 【請求項4】 フレーム内に回転可能に配置されたハウ
    ジングと、ハウジング内においてロック位置及びアンロ
    ック位置間で回転可能に配置されたキーシリンダと、キ
    ーシリンダとハウジングとを相対的に回転可能に接続す
    る連結手段と、キーシリンダに作動連結されかつステア
    リングシャフトに係合するロック位置及びステアリング
    シャフトに係合しないアンロック位置との間で移動する
    ロッキングロッドと、フレームの外部に突出するキーシ
    リンダの端部に取り付けられたノブと、ハウジングの回
    転を阻止する係合位置とハウジングの回転を許容する係
    合解除位置に移動可能な係止部材と、係止部材を係合位
    置又は係合解除位置に移動するアクチュエータと、アク
    チュエータの作動を制御する操作制御装置とを備え、正
    規のキーをキーシリンダに挿入してキーシリンダを回転
    することによりロッキングロッドをロック位置からアン
    ロック位置に移動でき、操作制御装置が正規の操作信号
    を受信したときに係止部材がアクチュエータにより係合
    位置から係合解除位置に移動され、ノブを回転すること
    によりロッキングロッドをロック位置からアンロック位
    置に移動できるステアリングロック装置において、 フレーム内に移動検出スイッチが設けられ、 ハウジングは、キーシリンダと共にフレーム内に軸方向
    に移動可能に配置され、 キーシリンダ及びハウジングと共にノブを軸方向に移動
    したときに移動検出スイッチが作動され、 操作制御装置が正規の操作信号を受信したときに係止部
    材がアクチュエータにより係合位置から係合解除位置に
    移動されることを特徴とするステアリングロック装置。
  5. 【請求項5】 操作制御装置は、複数のスイッチを所定
    の順序で操作したときに解錠信号を発生するキーレスエ
    ントリシステム又は所定のコード信号を含む赤外線若し
    くは電波等の電磁波を受信したときに解錠信号を発生す
    る遠隔操作システムである請求項4に記載のステアリン
    グロック装置。
JP12976991A 1991-05-31 1991-05-31 ステアリングロック装置 Expired - Fee Related JP3029059B2 (ja)

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