JPH02229302A - 無バラスト式軌道の上部構造を構築するための方法及び装置 - Google Patents

無バラスト式軌道の上部構造を構築するための方法及び装置

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JPH02229302A
JPH02229302A JP2009472A JP947290A JPH02229302A JP H02229302 A JPH02229302 A JP H02229302A JP 2009472 A JP2009472 A JP 2009472A JP 947290 A JP947290 A JP 947290A JP H02229302 A JPH02229302 A JP H02229302A
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concrete
frame
sleepers
track
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JP2009472A
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Wilcken Alexander Von
アレクサンデル・フォン・ヴィルケン
Horst Konig
ホルスト クーニグ
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Heilit und Woerner Bau AG
Original Assignee
Heilit und Woerner Bau AG
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
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    • E01B2204/09Ballastless systems
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    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
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    • E01B2204/10Making longitudinal or transverse sleepers or slabs in situ or embedding them

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、無バラスト式軌道の上部構造を構築するため
の方法であって、連続したコンクリート・スラブを施工
基面上に打設し、レールと枕木とから組立てられている
軌道組立体を該コンクリート・スラブ上に支持し、該コ
ンクリート・スラブの両側に上方へ突出して形成した側
縁突条の間における該コンクリート・スラブの上方の枕
木間空間に充填用コンクリートを充填するようにした方
法に関するものである. [従来の技術] 「レーダ方式(Rheda systaa+) Jと呼
称されている方法を実施する際には、先ず最初に、平坦
な連続したコンクリート・スラブを打設し、次にそこへ
、このコンクリート・スラブの側方の地面の上に支持さ
れている門形クレーンを用いて、軌道組立体(レールと
枕木とから成・る予め組立られている構造体)を搬送し
、そしてその軌道組立体をこのコンクリート・スラブの
上に支持する.そのコンクリートの表面が充分な精度を
もって形成されていない場合には,この軌道組立体の、
高さと、傾き(例えばカーブにおける側方への傾き)と
、そして場合によってはその横方向の位置とが、手動ウ
インチ等を用いて調節される。続いて、コンクリート・
スラブの両側縁部に側方遮蔽枠を取り付けて枕木間空間
の充填を行なう.この充填を行なうためには、下部構造
を成すこのコンクリート・スラブの側方の隣接した地面
の上を走行するコンクリート搬送打設機械、或いは場合
によっては、隣接する軌道上を走行するコンクリート搬
送打設機械から、枕木間空間へコンクリートを供給する
,このコンクリート供給を行なうためには、例えば、供
給ミキサからの積込みを終えた搬送用容器を、充填固定
すべき軌道組立体の上方へクレーンを用いて持ち上げ、
そしてこの搬送用容器の内容物を放出するようにしてい
る.コンクリートが適正な強度を持つようにするために
、そして特に枕木の下側の気泡を高い信頼性をもフて排
除するために、これまでは、手作業によりコンクリート
を行き渡らせるようにしており、また場合によっては、
ハンド・パイブレータによる締固めが行なわれていた。
更に、コンクリ゜ニトが凝固した後には、側方遮蔽枠な
取り除く必要がある.「鉄道エンジニア」なる雑誌の、
1988年、第9巻、第438頁〜第447頁(the
 Journal@EisenbahnlnHenie
ur″1988、volume 9、pages438
 to 447 )により公知となっている方法に、か
なり低い位置にローラ仕上げして形成したコンクリート
製の支持層の、その両側の幅広の張出し部の上を軌道敷
設用の車輪案内式の構築設機械が走行するようにし、こ
の構築機械によって、支持スラブを形成し、軌道組立体
を配置し、そして、その軌道組立体をコンクリートで固
着させるようにした方法がある.しかしながら、この方
法ではなお、側方遮蔽枠を、即ち、ローラ仕上げしたコ
ンクリート製支持層の上に支持スラブを充填形成するの
に先立って取り付けなけらばならず、充填したコンクリ
ートが凝固した後には取り外さなlナればならず、そし
て場合によっては次回の使用に備えて清掃しなければな
らないところの側方遮蔽枠を、使用することが必要とさ
れている.米国特許344852495号によれば、本
明細書の[産業上の利用分野]の項に記載した方法を適
用するに際して、コンクリート・スラブに、そのスラブ
の厚さと同じ厚さのコンクリート製の側縁突条を設ける
ことが公知となっている.そのような厚さであることに
よって、この側緑突条の荷重支持力は必然的に限られた
ものとなっている.また、軌道組立体の調節を行なうた
めには、枕木に螺入することができ、またコンクリート
・スラブに直接支持させることのできるようにした、ネ
ジ付きの棒部材が用いられている. 「鉄道の軌道と構造物』なる雑誌の1984年、4月号
、第24頁〜第27頁(the Journal”Ra
ilway Track  and  Structu
res  ,  ^prll  1984、1)age
s 24 to 27)によれば、トンネルの既に形成
されているベッドの上に、そのベッドの両側で支持する
ようにした降下装置を用いて、ブリキャストされた個々
の支持スラブ体(プリキャスト浮動軌道スラブ)を降下
させるという方法が公知となっている.続いて、枕木に
よって互いに連結していない2本のレールに対して調節
を施し、それらのレールが、支持スラブ体の上方の、支
持スラブ体から一定の距離に位置するようにする。次に
、このレールと支持スラブ体との間の空間を充填するた
めのコンクリート・スラブを打設するが(このスラブが
、第2スラブ、即ち打設スラブである)、その際には、
言うまでもなく、それに適した遮蔽枠が必要とされる。
尚、「鉄道の軌道と構造物」の1968年、5月号、第
30頁及び第31頁には更に、レールとレールとを連結
する枕木を使用しない形式の軌道上部構造における、コ
ンクリート製の側縁突条を備えたスラブが示されている
。その外端が夫々のコンクリート製側縁突条に支持され
、また内端がコンクリート・スラブに支持される横方向
ロッドが、レールの高さ調節をするために用いられてい
る.2本のレールに対して個別に調節が行ない、そして
、それらのレールのベッドに充填を行なうことによって
、それらのレールをコンクリート・スラブに固定するよ
うにしている. [発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、連続したコンクリート・スラブを施工
基面上に打設し、レールと枕木とから組立てられている
軌道組立体を該コンクリート・スラブ上に支持し、該コ
ンクリート・スラブの両側に上方へ突出して形成した側
縁突条の間における該コンクリート・スラブの上方の枕
木間空間に充填用コンクリートを充填するようにした、
無バラスト式軌道の上部構造を構築するための方法を、
より簡明にした方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]以上の目的は、
前記側縁突条を、該側縁突条が凝固した後には該側縁突
条の上に軌道構築用機械を載置し得るだけの充分な荷重
支持力を備えるように構成することによって達成されて
いる。そのような荷重支持力を備えた側縁突条を形成す
ることには、さほど高い製造コストはかからず、なぜな
らば、そのためには、コンクリート打設機械にそれに応
じた変更を施すだけで良いからである。
側縁遮蔽粋の取付け及び取外しは不要である.しかも、
複数の枕木間空間への充填用コンクリートの充填を1回
の作業で行なうことができる。2本の側縁突条は、続く
本方法の諸工程を実行するための補助装置が、容易にそ
の上を走行することができるものであり、また、垂直方
向及び横方向の位置形状を正確に形成することにより、
第1の利点として、この軌道上部構造に隣接した第2の
軌道を形成する必要もなくなり、また、補助搬送路を形
成する必要もなくなる。更には第2の利点として、続く
本方法の諸工程、特に、充填用コンクリートの注入と締
固めの工程を、略々自動化することができるようになる
.側縁突条の高さをコンクリート・スラブの厚さより顕
著に大きいものとすれば、それらの側縁突条の幅を比較
的狭くしても、尚、それらの側縁突条が充分な荷重支持
力を備えるようにすることができ、それによって側縁突
条をも含めたコンクリート・スラブの全幅員を小さなも
のとすることができるため有利である(トンネルの場合
)。軌道組立体を搬送するための搬送機械は、必要に応
じて、側縁突条の上を走行するものとすることも、また
側縁突条の側方を走行するものとすることもでき、その
ため、場合によっては、従来の一般的な門形クレームを
使用する必要をなくすこともできる。
本発明の具体的な実施態様においては、調節作業中は側
縁突条の上に支持されるようにした、好ましくは軌道組
立体のレールの上を移動自在な、軌道組立体調節装置を
用い得るようになっている.この軌道組立体調整装置は
、調節作業中は側縁突条の上に支持されるため、確実に
その姿勢が安定し、また、軌道組立体の横方向及び垂直
方向の調節を迅速且つ正確に行なうことができるもので
ある.この軌道組立体調節装置のいかなる部材も、枕木
間空間には介在することがない.これによって充填作業
が容易となフている.米国特許第4652495号のよ
うに、充填作業の後に、しかも完全な凝固の以前に、ネ
ジ付き棒部材を抜去する必要もなくなっている.枕木の
製作時の誤差も、夫々の枕木とコンクリート・スラブと
の間の間隙を大きくしたり小さくしたりすることによっ
て軌道組立体の調節を行うことにより、補償することが
できる.特に高速列車に必要とされるレールの調節精度
も、容易に得られるようになっている。
この軌道組立体調節装置は、作業位置から次の作業位置
へと6動する場合に、側縁突条の上を走行するようにす
ることもでき、そのためには、この装置をそれに通した
ように構成し、それに適した走行装置を使用すれば良い
.しかしながら、この軌道組立体調節装置をレールの上
を走行するように構成するならば、特に好ましい.その
場合、それらのレールは、調節作業を行なう前にはそれ
らに組み付けられている枕木と共にコンクリート・スラ
ブ上に直接載置し、また、調節作業が完了した後には、
枕木とコンクリート・スラブとの間の一部領域に注入す
る急速凝固コンクリートによって固定するようにする.
この方式によれば、特に簡明で機械的に強固な構造の軌
道体調節装置が得られる. 自動化された枕木間空間充填作業は、本発明によって初
めて可能となるものであり、これは、側縁突条の上に支
持されるようにした、そして好ましくは側縁突条の上を
走行可能としたコンクリート打設機械を用いて枕木間空
間の充填を行なうことによって可能とされる.これまで
一般的に行なわれていた、労働費のかさむ手作業による
コンクリート充填作業が、これによウて不要となる.作
業精度が、それも特に、所定の盛り上げ高さに維持する
ための作業精度が、高いものとなる。予め指定された盛
り上げ高さ(例えば枕木下面から上方へ15センチメー
トル±1センチメートル)を維持することは重要であり
、それは、1つには、レールから充分な間隔を空けるた
めであり、2つには、レールとレールとの間を通行可能
とするためである. 同時に複数の枕木間空間を充填するコンクリート打設機
械を用いるようにすれば、1日あたり作業量を増大させ
ることができる. 本方法の別の実施例に拠れば、第1のコンクリート層の
上に、吸音性を有する軽量コンクリートから成る第2の
コンクリート層が打設される.この方法は騒音の低減に
寄与する.複数の枕木間空間を同時に充填するコンクリ
ート打設機械を使用する場合には、第1の空間に第1コ
ンクリート層を打設することと、既に注入を完了してい
る第2の空間の第1層の上に第2層を打設することとを
同時に行なうことができる. 本発明の更に別の実施例においては、側縁突条の上に支
持されるようにした、コンクリートを締固める振動装置
を用いることが推奨されている.この振動装置は、上に
説明したコンクリート打設機械の一部として構成するこ
ともできる.本発明に係る、側緑突条の上に支持される
ようにした調節装置を使用し、且つ、軌道組立体を、調
節完了後でコンクリート充填以前に、前記枕木と前記コ
ンクリート・スラブとの間の一郎領域に注入する急速凝
固コンクリートによって固定するようにするならば、枕
木の高さと傾きとを調節するための、枕木部材に挿入さ
れる従来の棒部材を不要にすることができる. 本発明は更に、無バラスト式軌道の上部構造の構築時に
軌道組立体の調節を行なうための軌道組立体調節装置に
も関するものである.この軌道組立体調節装置は、フレ
ームと、下端位置と上端位置との間で高さ調節自在であ
るようにこのフレームに備えられた、好ましくは軌道走
行機構である少なくとも1つの走行機構と、このフレー
ムに取付けられた少なくとも1つの軌道調節機構と、こ
のフレームに備えられた支持部材とを食んでおり、更に
、前記少なくとも1つの走行機構が該端位置にあるとき
には、前記フレームが前記支持部材によって地面の上な
いしはコンクリート・スラプの側縁突条の上に支持され
るようにし、一方、前記走行機構が該下端位置にあると
きには、前記フレームが、前記支持部材によって地面な
いしは側縁突条から持ち上げられており且つそれにより
移動自在とされているようにしたことを特徴とする装置
である。この装置を用いれば、大きな軌道組立体を迅速
に且つ正確に調節することができ、またその際には、要
約して述べると、調節作業の前と後とに、(夫々未調節
状態、及び調節済み状態にある)軌道の上を、この装置
全体を走行させることにより、1つの作業位置から次の
作業位置へと移動させることができる。側縁突条を適切
にそして正確に形成しておけば、調節作業を行なう際に
、その側縁突条を軌道組立体の調節のための基準として
容易に利用することができる。
前記フレームに、夫々2個の走行輪のための、枕木に平
行な少なくとも1木の支持ビームを高さ調節自在に備え
るようにすれば、この軌道組立体調節装置の構成を簡明
なものとすることができる。
軌道組立体の調節を迅速に且つ簡明に行なうためには、
前記フレームに、枕木に平行に穆勤自在な可動台車を好
ましくは有する少なくとも1台の軌道用クレーンを備え
るようにすることが推奨される。
更には、前記支持部材の少なくとも一部に、側縁突条の
側緑部に係合する足部材を備えるようにすることも推奨
される。この足部材の前記側縁突条を超えて突出してい
る部分が、施工基面の方へ向かって下方へ延出している
ようにすれば特に好ましい。この構成に拠れば、1つに
は、調節作業中に横方向(枕木に対して平行な方向)へ
加わる力が効果的に伝達されるようになり、また2つに
は、フレームが側縁突条に載置される際に、このフレー
ムの一種の自己調節が行なわれるようになる。
本発明は更に、上述の方法を実行するための、無バラス
ト式軌道の上部構造の構築時に枕木間空間の充填を行な
うための充填装置にも関するものである.この、枕木間
空間の充填作業を略々自勤化することを可能とする充填
装置は、フレームと、このフレームに備えられた少なく
とも1つの走行機構と、このフレームに備えられた少な
くとも1つのコンクリート貯留容器と、コンクリートを
枕木間空間へ充填するための、このコンクリート貯留容
器に連結された少なくとも1つのコンクリート供給機構
とを含んでいることを特徴とする装置である。また、こ
の装置は、場合によっては、好ましくは振動締固め棒機
構である少なくとも1つのコンクリート締固め機構をも
含み、このコンクリート締固め機構は下端位置と上端位
置との間で高さ調節自在であるように前記フレームに備
えられ、このコンクリート締固め機構が該下端位置にあ
るときには、このコンクリート締固め機構が枕木間空間
内に延在し、一方、該上端位置にあるときには、このコ
ンクリート締固め機構が枕木間空間から抜き出されて持
ち上げられておりそれによりフレームが移動可能な状態
にあるようにしたことをも特徴とする充填装置である.
前記少なくとも1台の走行機構は、前記軌道体調整装置
と同様に、軌道上を走行するための走行機構とすること
もできる。しかしながら、単に仮固定されているだけの
軌道組立体に、特にコンクリート締固め機構を使用する
場合等に、過大な荷重が加わることを避けるためには、
前記走行機構のうちの少なくとも1台を、好ましくはク
ローラ式機構として構成された、側縁突条の上を走行可
能な機構とすることが推奨される。
コンクリートを高精度で計量できるようにするためには
、前記コンクリート供給機構が少なくとも1つの充填用
箱体を有しており、該充填用箱体が下端位置と上端位置
との間で高さ調節自在なように前記フレームに備えられ
ており、更に、該充填用箱体が、該下端位置にあるとき
には枕木間空間の中に延在しており、一方、該上端位置
にあるときには、枕木間空間から抜き出されて持ち上げ
られた状態にあるようにするということが、推奨される
. 特に簡明であることにおいて顕著な第1実施例に拠れば
、前記少なくとも1つの充填用箱体は、底部が開放され
た箱体として形成されている.枕木間空間の充填を行な
う際には、この箱体の横方向壁部の働きにより、コンク
リートが高速で供給されている場合であっても、そのコ
ンクリートは確実に枕木空間のみに送り込まれ、例えば
コンクリート枕木やレールの上には、落下することがな
いようになっている.適当な高さ制御ないし時間制御を
行なうことによって、必要なコンクリート量を高精度で
供給することができるようになっている. 本発明の別実施例に拠れば、前記充填用箱体は、その箱
体底部に、少なくとも1つの閉塞自在な排出開口が形成
されている.この方式を採用すれば、コンクリートを特
に高精度で計量することが可能となり、なぜならば、コ
ンクリートの供給の開始と停止とを容易にしかも遅滞な
く行なうことができるからである.この充填用箱体の底
部が所望のコンクリート充填高さと等しくなったならば
、排出開口を閉塞することによりで、余分のコンクリー
トをこの充填用箱体の中へ回収することも可能である. 閉塞用摺動部材が複数の排出開口を同時に開閉するよう
に、該閉蒸用摺動部材を構成すれば、簡明で強固な構造
が得られる. 本発明に係る装置の具体的構成例として、前記コンクリ
ート供給機構が複数のコンクリート搬送機構を含み、そ
れら複数のコンクリート搬送機構が、互いに独立し且つ
枕木の長手方向に並設されており、そして好ましくは搬
送スクリューとして構成されていることを特徴とする構
成例がある。
この方式を採用すれば、枕木の延在方向に細長い形状の
枕木間空間の全域に亙って高精度でコンクリートを分配
することができる。個々の搬送機構を適切に制御するこ
とによって、未凝固のコンクリートが横方向の傾きのた
めに、特に締固め工程の実行時に、低位の側へ流動する
という事実に対処することがで診る.この点に対処する
ための補償を行なうには、複数の搬送機構を予め適切に
制御することによって、低位側の領域へは少ない量のコ
ンクリートを供給するようにすれば良い.単一のコンク
リート貯留容器を使用して個々の搬送機構、特に搬送用
スクリューを互いに充分に独立した状態に維持するため
には、前記コンクリ゛一ト貯留容器を、その容器底部が
、好ましくは搬送スクリエーとして構成された個々の前
記搬送機構の各々ごとに形成された複数の下方突出部を
備えた平坦でない容器底部として形成されているものと
することが推奨される. 横方向への流動を更に減少させるためには、前記充填用
箱体に、軌道の長手方向に延在する複数の仕切板部材を
備えることが推奨される.枕木間空間の全長に亙って延
在する充填用箱体を1つ備えるだけで済ませるには、前
記充填用箱体が、該箱体の横方向壁体に、2本のレール
の各々を受容するための下方が開放した切欠き部を備え
ているようにすることが推奨される.コンクリートの分
配と締固め状態とを均一にするためには、前記充填用箱
体が、好ましくは振動締固め棒である振動部材を備えて
いるようにすることが推奨される.それらの振動1締固
め棒は、好ましくは前記箱体の底部の前記排出開口を通
って延在しているようにするのが良い. 排出開口が常時開放されているようにした第1実施例に
おいては、前記振動部材が前記充填用箱体に固着されて
おり、該充填用箱体には、振動機構が備えられていると
いう、有利な構成となっている。
一方、排出開口が閉慶自在とされている別実施例におい
ては、前記振動部材が、前記充填用箱体からは独立して
、下端位置と上端位置との間で高さ調節自在であるよう
に前記フレーム上に備えられており、更に、該振動部材
が、該下端位置にあるときには枕木間空間の中に延在し
ており、一方、該上端位置にあるときには、枕木間空間
から抜き出されて持ち上げられた状態にあるように構成
されている. 表面を平坦にするためには、本発明に係る装置が更に、
下端位置と上端位置との間で高さ調節自在であるように
前記フレーム上に備えられた少なくとも1つの加圧プレ
ート機構を備えるようにし、該加圧プレート機構が、該
下端位置にあるときには枕木間空間に既に充填されてい
るコンクリート層の表面に当接した状態にあり、一方、
該上端位置にあるときには枕木間空間から上方へ持ち上
げられた状態にあるように構成されているものとすれば
良い。
水溜りが生じないようにするために、コンクリート表面
を、特にカーブにおいてはいずれかの側へ傾けておくべ
きであり、或いは、切妻屋根形に形成しておくべきであ
る。そのような形状を手作業による仕上げをすることな
く得るためには、前記加圧プレート機構が、゛互いに及
び/または前記フレームに対して、相対的に角度調節自
在な2つの加圧プレート部材を有しているようにするこ
とが推奨される。この加圧プレート機構は更に、例えば
、使用した仕切板部材により形成された段差部や、振動
締固め棒を抜去した後に形成されたコンクリートの穴等
の、表面の不整部分を除去する機能をも果たすものであ
る。
[実施例] 以下に本発明を、添付図面を参照しつつ、実施例に即し
て説明することにする. 本発明の実施例に係るレーダ方式(”Rheda“sy
stem)の無バラスト式軌道上部構造を構築するため
には、先ず最初に、上方へ突出したコクンリート製の側
縁突条14をその両側縁部に一体に形成した連続したコ
ンクリート・スラブ12を、路盤の施工基面10上に打
設する。これは従来のコンクリート打設機械を用いて容
易に実行することができる。それら2本の側縁突条14
は、凝固した後にはそれらの上を走行可能であるように
、形成される。それらの側縁突条は、容易に高精度で形
成することができ、また、そうすれば、それらの側縁突
条を、軌道組立体16(2木のレール18と複数の枕木
20とから予め組立てられているユニット)の調節作業
を行なう際の基準として利用することができる。それら
の側縁突条は更に、側方遮蔽枠と同様に、コンクリート
・スラブ12の上方の枕木間空間22の境界を画成する
ものでもある.軌道組立体16の調節作業が完了したな
らば、枕木間空間22にコンクリートを充填して、この
軌道組立体をコンクリート・スラブ12へ、従って軌道
路盤へ、永久的に固着する。
第8図及び第9図に示すように、打設されたコンクリー
ト層26の表面24の側端部は、側縁突条14の表面と
略々等しい高さになっている。このコンクリート層の表
面24は、枕木20の上面30より僅かに低位となるよ
うにしてあるが、それは、1つには、レール18から適
切な距離を保つためであり、またもう1つには、レール
とレールとの間を通行可能とするためである.従って側
縁突条の高さは、コンクリート層の表面24がそのよう
な高さとなるように予め定めておく。
側縁突条14の幅員(即ち枕木の延在方向と平行な方向
の幅)は、例えば第4図〜第7図に示すようなコンクリ
ート打設機械の荷重を支えられるだけの、充分な荷重支
持力を持つように定めておく. コンクリート・スラブ12を側縁突条14と一体に打設
して、それが凝固しなたらば、そこへ軌道組立体を搬送
し、そしてその軌道組立体をこのコンクリート・スラブ
12上に載置する。これは、側縁突条14の側方の地面
の上に支持するようにした門形クレーンを使用して一般
的な手順で実行することができる。側方に充分な空間的
余裕が無い場合には、コンクリート打設機械と同様に、
適当な走行機構によって側縁突条14の上に支持される
ようにした、搬送機械(不図示)を使用すれば良い. このようにして載置された軌道組立体16の調節作業を
高精度で行なうために、第1図〜第3図に示す軌道組立
体調節装置34が用いられる。
この調節装置34は、垂直梁38及び水平梁40を備え
たフレーム36と、全長の長さに応じて1台ないし数台
装備される軌道走行機構42と、それに軌道組立体の調
節を行なうための少なくとも1台のクレーン44とを含
んでいる。
軌道走行機構42は、支持ビーム46を含んでおり、こ
の支持ビームは枕木に対して平行に延在している。また
この支神ビームには適当な担持部材50を介して2個づ
つの軌道車輪48が取付けられており、軌道車輪間の間
隔は、軌道間隔に対応させてある.この支持ビーム46
は、フレーム36に対するその相対的な高さが調節可能
とされている。図示の実施例では、この支持ビームの両
端は、その夫々が二股状に形成されて垂直梁34を抱持
しており、それによって直線移動をさせるための案内機
構が形成されている。この支持ビームを上昇させるため
に必要な力は、このビームの両端の近傍に夫々備えられ
ているピストンーシリンダ機構52によって与えられる
ようになっている.これに関しては、例えば、ピストン
54を、垂直梁に固定されたブラケット56に取付け、
そしてシリンダを、支持ビーム46に取付けるようにす
る. 軌道用クレーン44は、枕木に対して平行な方向に移動
自在な可動台車58を含んでおり、この可動台車58は
、そのような移動を可能とするために枕木に対して平行
に延在している水平梁40’上に支持されている.この
可動台車58からはクレーン・ケーブル60が垂下して
おり、このケーブル60の下端にはクレーン用持上げ具
62(これはクレーン用フックに相当する)が取付けら
れており、こ.の持上げ具は、顎部材式、即ちトング式
(図には詳細には示さない)に構成されており、レール
を選択的に把持することができるようにしてある.この
可動台車の内部には、レールl8を選択的に上昇ないし
下降(第3図の両頭矢印A)させることができるように
するためのクレーン駆動機構(不図示)が備えられてい
る。
軌道組立体の横方向への調節(両頭矢印B)を行なうた
めには、可動台車58を横方向へ移動させれば良く、こ
の移動はこの可動台車内の適当な駆動機構によって行な
うようにすることもでき、また、第1図及び第3図に示
すように、横方向に延在する滑り棒ないし連結棒66を
備えた、ケーブルSO(或いは可動台車)に作用する駆
動機構64によつて行なうようにすることもできる。連
結棒66は、不図示の方式でフレーム36に支持されて
いる. 複数の垂直梁38は、それらの下端どうしが、下方水平
梁40″によって互いに連結されている。この下方水平
梁40”には、その全長に亙クて数個の足部材68が分
散配置されており、それらの足部材は、夫々の側縁突条
14の上に面接触させることができるようになっている
.夫々の足部材68の、夫々の側縁突条14を超えて内
方へ突出している部分70は、下方へ屈曲させてある。
以上に説明した装置34は、以下のようにして機能する
ものである。
側縁突条14と一体に打設され既に凝固が完了している
基盤スラブの上に、軌道組立体(通常の長さは25メー
トルであるが、場合によっては150メートルまでの長
さの組立体として予め組立てられることもある)が載置
されたならば、この装置34を最後の作業位置から運搬
してくる.この運搬は、支持ビーム46の各々を、第2
図の右半分に示すようにその下端位置へと移動させるこ
とによウて行なう.この移動Kよって軌道車輪48がレ
ール1゛8の上へ降下し、その結果、フレーム36が側
縁突条14から離れて上昇することになる. この装置34が、未だスラブ12上に載置されただけの
、調節を行なわねばならない状態にある軌道組立体16
の上方の所望の位置に(この装置自体の駆動機構により
、或いは、例えば別体の搬送用車両によって)到達した
ならば、ピストンーシリンダ機構52を作動させて、支
持ビーム46をその上端位置46”へ上昇させる.この
状態は、第1図、N2図の左半分、並びに第3図に示し
てある.この支持ビームの上昇により、フレーム36が
側縁突条14の上へ降下し、その際に、足部材68の、
内方下方へ向かって延出している部分70によって、必
要とあらばフレーム36の横方向の調節が行なわれる.
この部分フ0の更なる機能として、フレーム36の載置
状態を安定させ、それによって、軌道組立体16の調節
を実行する際に発生する横方向の力(第3図の矢印C)
が側縁突条14へ無理なく伝わるようにするという機能
もある.第3図には更に、枕木20と下方水平梁40”
との間で機能するようにした横方向調節装置74が図示
されている。この調節装置74は、ピストンーシリンダ
機構によって構成することもでき、そうすれば集中制御
や場合によっては自動制御による軌道体の制御を容易に
行なうことができる。また別の装置として、回転軸を用
いた駆動機構を用いても良い。横方向の調節を行なうに
は、言うまでもないことであるが、それに先立って軌道
組立体l6を持ち上げておかなければならず、それには
既に説明した軌道体用クレーン44を用いる。高さの調
節は、また場合によっては傾きの調節も、この軌道体用
クレーン44を使用して行なわれる。
調節作業が完了したならば、軌道組立体16を急速凝固
コンクリート78によってその位置に仮固定し、この急
速凝固コンクリートフ8は、枕木20とコンクリート・
スラブ12との間の一部領域へ注入する(第2図の左半
分を参照されたい). このコンクリート78が凝固したならば、そのとき既に
、この軌道組立体16は、この軌道組立体の上を装置3
4を走行させることができる程度の充分な荷重支持力を
備えている。装置34を走行させるためには、再び支持
ビーム46をフレーム36に対する相対的なその下端位
置46゛へと移動させ、それによって、フレーム36を
側端突条14から離して上昇させる。
本発明に係る方法を用いて軌道上部構造を連続的に建設
する際には、装置34を、調節を完了したばかりの軌道
組立体から、軌道を構築して行く方向の次の位置に置か
れている、次に調節を施すべき軌道組立体へと移動させ
、この次の軌道組立体は、その間に、既にコンクリート
・スラブ12の上に載置されている。もし、この新たな
軌道組立体が、そのときにはまだ、既に調節を完了した
軌道組立体と接合される状態にはなく、そのためこの新
たな軌道組立体の全体が、調節を完了したばかりの軌道
組立体より低位に位置している場合には、装置34は、
そのために生じているレールの段差を乗り越えなければ
ならない。それら2つの格子状の軌道組立体の間の接続
部に2個の斜路形状のレール装着片を取付け、それによ
って装置34が低い方の軌道組立体の上に転がり落ちる
ようにするという方法も、考えられないではない。
しかしながら、高さ調節自在な複数の軌道走行機構を使
用すれば、それに基づいた別の方法を採用することがで
きる。この装置34の全長が軌道組立体の長さと略々等
しい(例えば25メートル)場合には、少なくとも3台
の軌道走行機構42がこの装置34の全長に亙って、互
いに離隔して装備されることになる。この場合、隣接す
る軌道組立体の間の接続部を通過する前に、予めフレー
ム36を僅かに降下させておけば良く、より正確には、
次のレールの段差に対応する高さだけ降下させておけば
良い。フレーム36をそのように降下させるには、ピス
トンーシリンダ機構52をそれに対応させて作動させる
だけで良い。続いてこの装置34の全体を新たな軌道組
立体の方へ移動させるが、その際に、この装置34の最
煎部の軌道走行機構がレール接続部を越えてこの新たな
軌道組立体のレールの後端部の上方に位置するようにな
るまで移動させる。この状態においては、フレーム36
は、その他の軌道走行機構のみによって支持されており
、従って、前部軌道走行機構は新たな軌道組立体のレー
ルからは浮いた状態にある。続いて、この前部走行機構
をその下端位置へと穆勤させ、それによって、この前部
走行機構は新たなレールの上へ降下することになる。
以上と同様にして、続くその他の軌道走行機構も、接続
部を通過した後に、新たな軌道高さにまで降下させるよ
うにする。
以上に説明した装置34の作動方法は、個々に形成され
た夫々が比較的長さの短い軌道組立体を先ず最初にスラ
ブ12の上に載置しておき、そして続いてそれらの軌道
組立体に対して調節を施した上で、既に完成している線
路に接続するというものであったが、この方法に替わる
別法として、複数の軌道組立体を接続して極めて長尺の
(例えば150メートル)接続体とした上で、それをこ
の装置34で調節するという方法も、容易に採用するこ
とができる.先ず、斯かる長尺の軌道組立体を、既に完
成している軌道上部構造の、既に調節を済ませて固定し
たレールに(例えばレールの溶接等によって)接続する
.調節を施そうとしているレールの長さがこのように長
い場合には、そのために、既に完成された軌道における
高い位置にある接続点と、軌道組立体が載置されている
コンクリート・スラブ12との間に、レールの屈曲が生
じる。
そのために、この装置34を、レールの段差を乗り越え
る必要なしに、その以前の位置から作業方向の次の位置
へと移動させることができることになる。この移動を行
なう際には、この装置34は、垂直面内において僅かに
S字形のカーブを描いて屈曲したレール接続領域を通過
することになるが、そのことは特に問題とはならない.
新たな位置に到達したならば、支持ビーム46を再び、
フレーム36上のその上端位置へと移動させる.それに
よってフレーム36は、側縁突条14の上へ下降し、そ
の際に、下方水平梁40″が斜め部分70によって案内
されて、最終的にはこの側縁突条14の上に着座する.
そしてレールの調節を以上に説明した方式で実行する.
軌道組立体を調節し、そして枕木20と、側縁突条14
とスラブ12との間に形成された溝郎との間の領域を急
速凝固コンクリート78で固定した後には、続いて、枕
木間空間22にコンクリートを充填する。このコンクリ
ート充填を行なうためには、第4図及び第5図にその概
略を示す、無バラスト式の軌道を構築する際に枕木間空
間を充填するための充填機械が使用され、この機械のこ
とを、以後、単に、コンクリート打設機械80と呼称す
ることにする。
このコンクリート打設機械80は、機体フレーム82を
含んでおり、この機体フレーム82は、2台の走行機構
84及び86によって両側の側緑突条14の上を走行可
能とされている。基本的には、軌道上を走行するための
軌道走行機構を用いるようにすることも不可能ではない
。しかしながら、全重量が大きいことと、振動荷重が加
わることとを考慮すれば、側縁突条14の上を走行する
走行機構の方がより好ましいと言える.一方の走行機構
、即ち第4図の左側の走行機構84は、クローラ(無限
軌道)式の動力付き走行機構であるが、それに対して、
他方の走行機構86は単に、一対の非駆動輪によって構
成されている.フレーム82上には、駆動制御ユニット
88(詳細には図示しない)が配設されており、このユ
ニット88は、このコンクリート打設機械に備えられて
いる夫々の駆動機構を所望の方式でsII御するもので
ある. このコンクリート打設機械80は、互いに隣接した2箇
所の枕木間空間(例えば連続した3本の枕木20a,2
0b,20cの間の空間)を同時に充填するように構成
されている.そのため、コンクリート排出機構は二連式
とされている。しかしながら、このコンクリート打設機
械80に対して適当な変更を加えることにより、同時に
3箇所以上の枕木間空間を充填できるようにすることも
可能であり、また、lwl所だけの枕木間空間を充填す
るものとすることも可能である。
従ってフレーム82上には、2個のコンクリート貯留容
器90が配設されており、それらの容器90の各々には
、対応する枕木間空間へ向かって延出している充填用箱
体92が備えられている。
この箱体92は、枕木に平行な一対の横方向壁体94と
、レールの長手方向に延在する複数の縦方向壁体(仕切
壁部材)96とから構成されている.箱体92はその上
部が開放されている。更にこの箱体92は,、その底部
もその大部分が開放されており、ただし、この箱体が両
方のレール18の上に臨んでいる部分の付近だけは、そ
れらのレール18に対してこの箱体が閉塞されており、
それによって、それらのレール18がコンクリートによ
り汚損されることが防止されている。これに対応して、
一対の横方向壁体94には、下方が開放した形状の矩形
の切欠き部100が形成されている.互いに向い合った
切欠き部100の夫々の上側水平縁部どウしは、箱形の
矢板部材101によって互いに連結されている。この天
板部材101の両側の側縁部からは、仕切壁部材96a
と96bとが延出しており、それらの仕切壁部材は下方
へ行くに従って次第に互いから離隔して拡がクで行くよ
うにしてある。一方、第5図においてそれらの仕切壁部
材96a及び96bの、夫々左側と右側とに備えられて
いる仕切壁部材96cと96dとは、下方へ行くに従っ
て、隣接している仕切壁部材である、夫々96aと96
bとへ次第に接近して行くようにしてあり、これによっ
て、箱体92の内部の壁部材96cと96aとの間や、
壁部材96bと96dとの間に、底部が開放しておりし
かも下方へ行くに従フて先細りとなる漏斗形の、複数の
部分チャンバ102が形成されている.同様に、第5図
において、以上に言及した夫々の仕切壁部材の右側に備
えられているその他の仕切壁部材も、夫々に対を成し、
そして互いに相手側へ向かって傾斜しており、それによ
って、以上に説明した部分チャンバ102が、合計で5
個、形成されている。それらの部分チャンバ102の下
端の開口は、夫々、箱体92へ流し込まれたコンクリー
トを排出するための排出開口104として機能するもの
である。
第4図及び第5図の実施例においては、それらの計5個
の排出開口104を、単一の閉塞用摺動部材106によ
って、選択的に閉塞できるようにしてある。この閉塞用
摺動部材106は、計5枚の平板状摺動部材108を含
んでおり、それらの摺動部材108は側板110を介し
て、水平に延在する共通の1本の連結ロツド112に取
付けられている。両側の横方向壁体94に沿って摺勅さ
せるためには、摺動部材108の各々に2枚づつ備えら
れている側板110の、その各々にガイド・ローラ11
4を設け、そしてそれらのガイド・ローラ114が、そ
れらに対応する、夫々の横方向壁体94の横方向ガイド
・レール116上を移動自在に案内されるようにすれば
良い。駆動機構によって、同時に全ての平板状摺動部材
108を枕木に平行な方向(第5図の両頭矢印D)へ摺
動させて5個の排出開口104を開閉することができる
ようにしてあり、この駆動機構としては、例えば、第5
図に示すような、連結ロッドを作動させる油圧式ないし
空圧式のピストンーシリンダ機構111とすることがで
きる. 充填用コンクリート118は、夫々のコンクリート貯留
容器90から、その容器に組み合わされた充填用箱体9
8へ、搬送スクリュー120によって供給されるように
なっている。本実施例においては、搬送スクリュー12
0は、各々の部分チャンバ102の上方に1基づつ、合
計5基が備えられている.夫々のコンクリート供給量を
正確に計量できるようにするために、それらの搬送スク
リュー120は、個々に、独立して制御できるようにし
てある.この独立的制御を行なうためには、各々の搬送
スクリュー120ごとに、第4図に示すようなその専用
の駆動機構124を備えるようにすれば良い. 隣接する搬送スクリュー120どうじの、供給量に関す
る相互の影響できる限り少なくするために、また、貯留
容器90の内容物をできる限り迅速に放出できるように
するために、各々の搬送スクリュー120を、この貯留
容器の底部に形成した下方へ向かって尖った先細り形状
の下方突出部126の中に配設してある。隣接する下方
突出部126どうしの間には、切妻屋根形の山形部材が
設けられており、これによって略々全てのコンクリート
が、夫々の搬送スクリュー120のうちの1つの搬送ス
クリューの搬送領域へ流れ込むようになっている。
個々の搬送スクリュー120を適切に制御することによ
り、コンクリート層の厚さを均一な厚さとすることがで
きる。この搬送スクリューの制御を行なう際には次のよ
うな事実をも考慮に入れておくことができる。即ち、横
方向の傾斜がある場合には、コンクリートが凝固するま
での間に、例えば振動を与える工程の実行中等に、コン
クリートが低位の側へと流れてしまうという事実を考慮
に入れておくことができる。このような事態に対処する
補償を行なうためには、低位の側の領域に供給するコン
クリートの量を予め少なくしておけば良い.搬送スクリ
ュー120を個々に制御するための方法には、その作動
時間を制御するという方法もある。
行き届き易い領域も、また枕木20の下の容易には行き
届かない領域であっても、コンクリートの分配と締固め
状態とが均一になるようにするために、複数の振動締固
め棒130が備えられている。それらの振動締固め棒1
30は、排出開口104を通って延出しており、そして
コンクリートを充填すべき枕木間空間22の中へ延入す
るようになっている。図示の実施例においては、それら
の振動締固め棒130は、垂直方向に延在するように備
えられている. 排出間口104の閉塞を可能とするために、振動締固め
棒130は、垂直移動自在にフレームに取付けられてい
る。第4図には、枕木に対して平行に延在する支持ビー
ム132が示されている.この支持ビーム132に合計
5個の振動締固め棒130が取付けられており、そして
この支持ビーム132を、ピストンーシリンダ機構13
4によって垂直に移動させることができるようにしてあ
る。2つの充填用箱体92の各々に、この、振動締固め
棒130と、支持ビーム132と、ビストンーシリンダ
機構134とからなる機構が備えられている。
第6図及び第7図に示す第2実施例に関連して後に更に
詳細に説明するが、2つの箱体92は垂直方向移動自在
にフレーム82に取付けてあり、そのためそれらの箱体
92を、第4図及び第5図に示す下端位置から、上端位
置へ移動させることができるようになっている。下端位
置にあるとぎには、箱体92の下面が、両側の側縁突条
14の上面28と略々同じ高さになるようにしてあり、
これは、打設するコンクリートの望ましい充填高さ(即
ち充填しようとしている枕木間空間22の上限高さ)に
合わせてあるのである.ただし,実際には、枕木20は
その上面30がこの高さより高くなっているため、この
機械の全体を、次回の2つの枕木間空間を充填するため
に作業方向(第4図の矢印Eの方向)へ枕木間距離で2
つ分移動させる場合には、速やかに箱体92を振動締固
め棒130と共に枕木20より高い位置へ上昇させる必
要がある。
このコンクリート打設機@i80には、1台ないし2台
の加圧プレート機構140を装備することができる(た
だしそれを装備しなければならないわけではない)。こ
の加圧プレート機構140を装備するのは、振動締固め
棒130を上昇させたときに残される穴を確実に塞ぐ・
ためであり、また更に、所定の断面形状(枕木に平行な
面で切断した断面の形状)を得るためでもある,384
図の右半分に示すように、各々の加圧プレート機構14
0は加圧プレート142を含んでおり、この加圧プレー
ト142に対・して、非平衡式の振動装置が作用するよ
うにしてあり、また、この加圧プレート142は図示の
下端位置(作業位置)と、枕木20の上面30より高位
の不図示の上端位置との間を移動自在としてある。この
移動を行なえるようにするために、加圧プレート142
は、第4図に示す摺動部材146を介して垂直方向に移
動自在なように、フレーム82に取付けられており、ま
た、この加圧プレート142を上に説明した下端位置と
上端位置との間で選択的に移動させる(両頭矢印F)こ
とができるようにするために、ビストンーシリンダ機構
148が、両腕形のレパー150と単純レバー152と
を介して加圧プレート142にリンク結合されている。
加圧プレート142は、レールに対して平行な軸を中心
として、所望の傾き角α(第8図参照)に応じて、その
全体を傾動させることができるようにしてある(傾動機
構の詳細は図示しない).これによって、カーブにおけ
るバンク負を、容易に形成できるようになっている。
従って、この加圧プレート142を所定の位置に合わせ
、続いてこの加圧プレート142の振動運動によつて締
固めを行ない、そしてこの加圧プレート142を外した
後には、隣り合う枕木20の間のコンクリート層26の
表面154は、略々平坦な、そして傾き角αに応じた傾
きを持つものとなフている.この加圧プレート142に
は、2本のレール18を収容するための、下方に開放し
た2つの切欠き部156が形成されているが、この切欠
き部156が臨む部分については、場合によっては、後
から手作業により平坦に仕上げることが必要とされるこ
ともある。
傾き角αが付けられているため、軌道がカーブしている
部分では、コンクリート層26の上に水溜りができるこ
とはない。軌道の直線部分においても同様の効果を得る
ためには、コンクリート層26の断面形状を、第9図の
ように、略々、切妻屋根形とすることが望ましい。これ
を達成するためには、加圧プレート142を分割して、
2つの加圧プレート部材160とし、それらの加圧プレ
ート部材160を、レールに平行な軸を中心として互い
に相手に対して角度調節自在であるようにする。第9図
には、それら2つの部材160の間のヒンジ162が示
されており、このヒンジ162はその軸がレールに平行
に延在している。この切妻屋根形の綾線における開き角
β(β〈180゜である)は、不図示の調節機構により
調節自在とされており、この調節機構には、例えば、適
当なピストンーシリンダ機構等を用いれば良い. 第4図及び第5図に示すコンクリート打設機械80は、
同時に2つの枕木間空間に対して作業を施すためのもの
である。従って、2つの振動箱体92と2つの加圧プレ
ート機構140とを備えており、そのために、通常は、
振動箱体92と加圧プレート機構140との間には、2
つ、或いは4つ、或いは6つ、或いは8つ、等々のよう
な数の枕木間空間が存在するようにされている。そのよ
うにすることによって、同時に充填される枕木間空間の
各々の対は、その表面の平坦化もまた、同時に行なわれ
るようになる。
第6図及び第7図は、第4図及び第5図に示したコンク
リート打設機械の変更例を示すものであり、この変更例
のコンクリート打設機械は、引用符号80゜で表わされ
ている。このコンクリート打設機械80’の構成要素の
うち、コンクリート打設機械80の構成要素とその機能
において対応するものについては、同一の引用符号にダ
ッシュを加えたものをその引用符号としている。
それらのコンクリート打設機械の間の相違点は、2つの
振動箱体92゜の排出開口が閉塞自在とされておらず、
常にその底部が開放した状態にあるということである。
これによって構造が簡明になっており、それは、排出開
口を閉塞可能とするために振動締固め棒130゜を排出
開口から上方へ抜取る必要がなくなっているからである
。これによって、振動締固め棒130゜を振勤箱体92
゜へ固定して取付けることが可能となっており、例えば
、この実施例では垂直とされている仕切壁部材96゜に
溶接によって取付けることができる。対応するレール1
8を収容するための夫々の切欠き部100゜は、その上
端部が、箱形部材の天坂部101′で閉塞されており、
また、枕木に平行な方向は2枚の仕切壁部材96′で閉
塞されている。コンクリート打設機械80には備えられ
ていた締固め棒130を振動させるための振動駆動機構
も、この実施例では備えられていない。
そのため、その代りに、振動箱体92゜に、振動装置で
ある不平衡装置200が備えられている。
フレーム82゜に対して相対的に振動できるようにする
ために、夫々の箱体92゜は、両側に備えられたラバー
マウント202を介して両側の支持フレーム204に取
付けられている。それら両側の支持フレーム204は、
垂直移動自在にフレーム82゜に取付けられており、そ
れによってそれらの支持フレーム204は、リンク機構
を介して第6図及び第7図に図示されている下端位置(
作業位置)から上方へ(矢印G)移動させることができ
るようになっている1。この移動を行なわせるために、
第6図に示すようなピストンーシリンダ機構208が、
両腕式レバー210と単純レバー212とを介して支持
フレーム204に連結されており、このピストンーシリ
ンダ機構208は、フレーム82′に、枕木に対して平
衡な軸の周りに枢動自在なように取付けられている。
.コンクリート層22を打設して振動で締固めた後には
、次の作業位置(枕木間距離で2つ分先の位置》へ移動
するために、夫々のピストンーシリンダ機構を(場合に
よっては自動的に)作動させて、2つの振動箱体92゜
を上端位置へ上昇させる.この上端位置にあるときには
、振動締固め棒130゜の下端は、枕木の上面30より
高い位置にある.2つの振動プレート機構140のピス
トンーシリンダ機構148も、同様の方式で作動させる
. コンクリート打設機械80ないし80゜を自動制御する
場合には、接近検知センサ等を用いた不図示の機構によ
り枕木の位置の検出を行なうようにすれば良い. [発明の効果] 本発明に係る無バラスト式軌道の上部構造の構築方法を
採用すれば、軌道の構築を高度に機械化することができ
、そのため、省力化並びに工期短縮が可能となると共に
、高精度の軌道を低コストで構築することも可能となる
また、本発明に係る無バラスト式軌道の上部構造の構築
のための装置を使用すれば、本発明の方法をより高効率
で実施することができ、更に有利である.
【図面の簡単な説明】
第1図は、軌道組立体調節装置の側面断面図(第3図の
1−1線に沿った断面図)である。 第2図は、第1図のII − II線に沿った断面図で
あり、調節作業前の状態(図の右半分)と調節作業後の
状!!(図の左半分)とを示している。 第3図は、第1図のIII − III線に沿った断面
部分図であり、調節作業中の状態を示している.第4図
は、コンクリート打設機械の側面断面図であり、使用中
の状態を示している. 第5図は、第4図のV−V線に沿った断面図である. 第6図は、別実施例のコンクリート打設機械についての
、第4図と同様の断面部分図である。 第7図は、第6図の■一■線に沿った詳細断面図である
. 第8図は、第4図の■−■線に沿った断面図であり、軌
道がカーブしている場合を示している.第9図は、第8
図と同様の断面図であり、軌道が直線の場合を示してい
る. 尚、図中、 10・・・・・・施工基面、 12・・・・・・コンクリート・スラブ、1 4 −−
−−−−側縁突条、 16・・・・・・軌道組立体、 18・・・・・・レール、 2 0 −・・・・・枕木、 22・・・・・・枕木間空間、 24・・・・・・コンクリート層の表面、2 6 −−
−−−−コンクリート層、3 0 −−−−−・枕木の
上面、 2 8 −−−−−−側縁突条の表面、3 4−・・・
・・軌道組立体調節装置、36・・・・・・軌道組立体
調節装置のフレーム、42・・・・・・軌道組立体調節
装置の走行機構、44・・・・・・軌道用クレーン、 46…軸・支持ビーム、 4 8 −−−−−−走行輪、 8・・・・・・可動台車、 8・・・・・・足部材、 0 −−−−−−足部材の突出部、 8・・・・・・急速凝固コンクリート、0 −−−−−
−コンクリート打設機械、0゜・・・コンクリート打設
機1jli(別実施例)、2、82゜・軸コンクリート
打設機械のフレーム、 84、86・・・・・・コンクリート打設機械の走行機
構、 0・・・・・・コンクリート貯留容器、2 −−−−−
−充填用箱体、 2゜・・・充填用(振動)箱体、 4、94゜・・・・・・充填用箱体の横方向壁体、6、
9 6 ’ −・・・・・仕切壁部材、oo,too゜
・・・切欠き部、 04・・・排出開口、 06・・・閉塞用摺動部材、 18・・・充填用コンクリート、 20・・・搬送スクリュー 30、130゜・・・振動締固め棒、 40・・・加圧プレート機構、 42・・・加圧プレート、 60・・・加圧プレート部材。 特 許 出 願 人

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無バラスト式軌道の上部構造を構築するための方
    法であって、連続したコンクリート・スラブを施工基面
    上に打設し、レールと枕木とから組立てられている軌道
    組立体を該コンクリート・スラブ上に支持し、該コンク
    リート・スラブの両側に上方へ突出して形成した側縁突
    条の間における該コンクリート・スラブの上方の枕木間
    空間に充填用コンクリートを充填するようにした方法に
    おいて、 前記側縁突条を、該側縁突条が凝固した後には該側縁突
    条の上に軌道構築用機械を載置し得るだけの充分な荷重
    支持力を備えるように構成する、ことを特徴とする方法
  2. (2)調節作業中は前記側縁突条の上に支持されるよう
    にした軌道組立体調節装置を用いることを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  3. (3)前記軌道組立体のレールの上を移動自在とした軌
    道組立体調節装置を用いることを特徴とする請求項2記
    載の方法。
  4. (4)前記側縁突条の上に支持されるようにしたコンク
    リート打設機械を用いて前記枕木間空間の充填を行なう
    ことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載
    の方法。
  5. (5)前記側縁突条の上を走行可能としたコンクリート
    打設機械を用いて前記枕木間空間の充填を行なうことを
    特徴とする、請求項4記載の方法。
  6. (6)同時に複数の枕木間空間を充填するコンクリート
    打設機械を用いることを特徴とする請求項4または5記
    載の方法。
  7. (7)第1のコンクリート層の上に、吸音性を有する軽
    量コンクリートから成る第2のコンクリート層を打設す
    ることを特徴とする、先行請求項のいずれかに記載の方
    法。
  8. (8)前記側縁突条の上に支持されるようにした、コン
    クリートを締固める振動装置を用いることを特徴とする
    、先行請求項のいずれかに記載の方法。
  9. (9)前記軌道組立体を、調節完了後でコンクリート充
    填以前に、前記枕木と前記コンクリート・スラブとの間
    の一部領域に注入する急速凝固コンクリートによって固
    定することを特徴とする、先行請求項のいずれかに記載
    の方法。
  10. (10)フレームと、 下端位置と上端位置との間で高さ調節自在であるように
    前記フレームに備えられた少なくとも1つの走行機構と
    、 前記フレームに取付けられた少なくとも1つの軌道調節
    機構と、 前記フレームに備えられた支持部材と、 を含んでおり、 更に、前記少なくとも1つの走行機構が前記上端位置に
    あるときには、前記フレームが前記支持部材によって地
    面の上ないしは前記コンクリート・スラブの前記側縁突
    条の上に支持されるようにし、一方、前記走行機構が前
    記下端位置にあるときには、前記フレームが、前記支持
    部材によって地面ないしは前記側縁突条から持ち上げら
    れており且つそれにより移動自在とされているようにし
    た、 ことを特徴とする、先行請求項のいずれかに記載の方法
    を実行するための、無バラスト式軌道の上部構造の構築
    時に軌道組立体の調節を行なうための軌道組立体調節装
    置。
  11. (11)前記走行機構が軌道走行機構であることを特徴
    とする請求項10記載の装置。
  12. (12)前記フレームに、夫々2個の走行輪のための、
    枕木に対して平行な少なくとも1本の支持ビームが高さ
    調節自在に備えられていることを特徴とする、請求項1
    0または11記載の装置。
  13. (13)前記フレームに、少なくとも1台の軌道用クレ
    ーンが備えられていることを特徴とする、請求項10な
    いし12のいずれかに記載の装置。
  14. (14)前記軌道用クレーンが、枕木に対して平行に移
    動自在な可動台車を有することを特徴とする、請求項1
    4記載の装置。
  15. (15)前記支持部材の少なくとも一部に、前記側縁突
    条の側縁部に係合する足部材が備えられていることを特
    徴とする、請求項10ないし14のいずれかに記載の装
    置。
  16. (16)前記足部材の前記側縁突条を超えて突出してい
    る部分が、前記施工基面の方へ向かつて下方へ延出して
    いることを特徴とする、請求項15記載の装置。
  17. (17)フレームと、 前記フレームに備えられた少なくとも1台の走行機構と
    、 前記フレームに備えられた少なくとも1つのコンクリー
    ト貯留容器と、 コンクリートを枕木間空間へ充填するための、前記コン
    クリート貯留容器に連結された少なくとも1つのコンク
    リート供給機構と、 を含んでいることを特徴とする、請求項1ないし9のい
    ずれかに記載の方法を実行するための、無バラスト式軌
    道の上部構造の構築時に枕木間空間の充填を行なうため
    の充填装置。
  18. (18)更に、下端位置と上端位置との間で高さ調節自
    在であるように前記フレームに備えられている、少なく
    とも1つのコンクリート締固め機構を含んでおり、 該コンクリート締固め機構が該下端位置にあるときには
    、該コンクリート締固め機構が枕木間空間内に延在して
    おり、一方、該上端位置にあるときには、該コンクリー
    ト締固め機構が枕木間空間から抜き出されて持ち上げら
    れており、それにより前記フレームが移動可能な状態に
    あるようにした、 ことを特徴とする、請求項17記載の装置。
  19. (19)前記コンクリート締固め機構が振動締固め棒機
    構であることを特徴とする、請求項18記載の装置。
  20. (20)少なくとも1台の前記走行機構が、前記側縁突
    条の上を走行可能な機構であることを特徴とする、請求
    項19記載の装置。
  21. (21)前記少なくとも1台の前記走行機構が、クロー
    ラ式機構として構成されていることを特徴とする、請求
    項20記載の装置。
  22. (22)前記コンクリート供給機構が少なくとも1つの
    充填用箱体を有しており、該充填用箱体が下端位置と上
    端位置との間で高さ調節自在なように前記フレームに備
    えられており、更に、該充填用箱体が、該下端位置にあ
    るときには枕木間空間の中に延在しており、一方、該上
    端位置にあるときには、枕木間空間から抜き出されて持
    ち上げられた状態にあるようにしたことを特徴とする、
    請求項17ないし21のいずれかに記載の装置。
  23. (23)前記少なくとも1つの充填用箱体が、底部が開
    放された箱体として形成されていることを特徴とする請
    求項22記載の装置。
  24. (24)前記充填用箱体が、その箱体底部に、少なくと
    も1つの閉塞自在な排出開口が形成されていることを特
    徴とする、請求項17ないし22のいずれかに記載の装
    置。
  25. (25)前記充填用箱体が、その箱体底部に、前記排出
    開口を選択的に開閉するための閉塞用摺動部材を備えて
    いることを特徴とする、請求項24記載の装置。
  26. (26)前記閉塞用摺動部材が、複数の排出開口を同時
    に開閉するように構成されていることを特徴とする、請
    求項25記載の装置。
  27. (27)前記コンクリート供給機構が複数のコンクリー
    ト搬送機構を含み、それら複数のコンクリート搬送機構
    が互いに独立し且つ枕木の長手方向に並設されているこ
    とを特徴とする、請求項17ないし26のいずれかに記
    載の装置。
  28. (28)前記コンクリート搬送機構が搬送スクリューと
    して構成されていることを特徴とする、請求項27記載
    の装置。
  29. (29)前記コンクリート貯留容器が、その容器底部が
    、個々の前記搬送機構の各々ごとに形成された複数の下
    方突出部を備えた平坦でない容器底部として形成されて
    いることを特徴とする、請求項27または28記載の装
    置。
  30. (30)前記充填用箱体が、軌道の長手方向に延在して
    いる複数の仕切壁部材を備えていることを特徴とする、
    請求項17ないし29のいずれかに記載の装置。
  31. (31)前記充填用箱体が、該箱体の横方向壁体に、2
    本のレールの各々を受容するための下方が開放した切欠
    き部を備えていることを特徴とする、請求項22ないし
    29のいずれかに記載の装置。
  32. (32)前記充填用箱体が振動部材を備えていることを
    特徴とする請求項22ないし31のいずれかに記載の装
    置。
  33. (33)前記振動部材が振動締固め棒であることを特徴
    とする請求項32記載の装置。
  34. (34)前記振動部材が前記充填用箱体に固着されてお
    り、該充填用箱体には振動機構が備えられていることを
    特徴とする、請求項32または33記載の装置。
  35. (35)前記振動部材が、前記充填用箱体からは独立し
    て、下端位置と上端位置との間で高さ調節自在であるよ
    うに前記フレーム上に備えられており、更に、該振動部
    材が、該下端位置にあるときには枕木間空間の中に延在
    しており、一方、該上端位置にあるときには、枕木間空
    間から抜き出されて持ち上げられた状態にあるように構
    成されていることを特徴とする、請求項32または33
    記載の装置。
  36. (36)下端位置と上端位置との間で高さ調節自在であ
    るように前記フレーム上に備えられた少なくとも1つの
    加圧プレート機構を備え、更に、該加圧プレート機構が
    、該下端位置にあるときには枕木間空間に既に充填され
    ているコンクリート層の表面に当接した状態にあり、一
    方、該上端位置にあるときには枕木間空間から上方へ持
    ち上げられた状態にあるように構成されていることを特
    徴とする請求項17ないし35のいずれかに記載の装置
  37. (37)前記加圧プレート機構が、互いに及び/または
    前記フレームに対して、相対的に角度調節自在な2つの
    加圧プレート部材を有していることを特徴とする請求項
    31記載の装置。
  38. (38)前記装置の長手方向に互いに離隔して配設され
    た少なくとも3台の軌道走行機構が、高さ調節自在に前
    記フレームに備えられており、それらの軌道走行機構は
    、好ましくは、夫々に中間位置へと移動自在であり、そ
    れによってレールの段差を克服できるようにしているも
    のであることを特徴とする、請求項10ないし12のい
    ずれかに記載の装置。
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