JPH02193287A - 硬貨処理機の受入れ不能硬貨除去装置 - Google Patents

硬貨処理機の受入れ不能硬貨除去装置

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JPH02193287A
JPH02193287A JP1261736A JP26173689A JPH02193287A JP H02193287 A JPH02193287 A JP H02193287A JP 1261736 A JP1261736 A JP 1261736A JP 26173689 A JP26173689 A JP 26173689A JP H02193287 A JPH02193287 A JP H02193287A
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JP
Japan
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coin
coins
stopper
unacceptable
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Application number
JP1261736A
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English (en)
Inventor
Masamichi Ozeki
大関 雅道
Katsuyuki Miyamoto
宮本 勝幸
Matsuichi Uda
松一 宇田
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02193287A publication Critical patent/JPH02193287A/ja
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D3/00Sorting a mixed bulk of coins into denominations
    • G07D3/14Apparatus driven under control of coin-sensing elements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、硬貨を金種別に選別する硬貨選別手段を備え
た硬貨処理機の受入れ不能硬貨除去装置に関するもので
あり、さらに詳細には、偽造硬貨、非流通硬貨などの受
入れ不能な硬貨を、簡単な構造で除去することができ、
かつ、硬貨処理機を小型化することが可能な硬貨処理機
の受入れ不能硬貨除去装置に関するものである。
先行技術 硬貨投入口より投入された硬貨を、その円周に沿って、
環状ガイドが設けられた回転可能な円板上に供給し、円
板の回転によって生ずる遠心力により、環状ガイドの内
面に沿わせつつ、環状ガイドに形成された開口部から、
1枚づつ、一対のガイド板とその下方に設けられた硬貨
回収口よりなり、一対のガイド板の間隔が、所定の金種
の硬貨のみが通過可能で、所定の金種の硬貨より径の小
さい硬貨は、硬貨回収口内に落下するように調整された
硬貨選別通路に送り、さらに、硬貨選別通路に設けられ
た硬貨搬送手段によって、硬貨が1列をなすように、硬
貨を搬送しつつ、硬貨選別通路に設けられたセンサによ
って、硬貨回収口内に落下しなかった硬貨の計数および
その硬貨が受入れ可能か否かの判別などをおこない、受
入れ可能な硬貨を金種別に選別し、あるいは、さらに、
受入れ可能な硬貨を金種別に包装するように構成された
硬貨処理機が知られている。
このような硬貨処理機にふいては、偽造硬貨、非流通硬
貨などの受入れ不能な硬貨を除去し、受入れ可能な硬貨
のみを金種別に選別ないし包装するための受入れ不能硬
貨除去装置を備えている。
たとえば、特開昭58−92084号公報は、硬貨選別
通路の硬貨回収口の下流側に、受入れ不能な硬貨が検出
されたとき、受入れ不能な硬貨に後続して送られて来る
硬貨の搬送を阻止するための硬貨搬送阻止手段と、硬貨
搬送阻止手段の下流側に、所定の金種の硬貨をさらに硬
貨処理機内に送り込む硬貨通路と、受入れ不能な硬貨を
除去するための受入れ不能硬貨除去通路と、センサの検
出信号に基づき、硬貨通路および受入れ不能硬貨除去通
路とのいずれかに、硬貨を送り込むゲート手段とを備え
、受入れ不能な硬貨が検出されたときには、硬貨搬送阻
止手段を作動させて、受入れ不能な硬貨に後続する硬貨
の搬送を阻止するとともに、硬貨搬送手段の駆動を停止
し、ゲート手段により、受入れ不能な硬貨を、受入れ不
能硬貨除去通路に送り込むように構成された受入れ不能
硬貨除去装置を開示している。
発明の解決しようとする問題点 しかしながら、このように、受入れ不能な硬貨を検出し
たときに、これを受入れ可能な硬貨と分離して除去する
ために、ゲート手段を設け、さらに受入れ不能硬貨除去
通路を設けることは、硬貨処理機の構造を複雑にし、ま
た、硬貨処理機が必然的に大型化するという問題があっ
た。
発明の目的 本発明は、硬貨を金種別に選別する硬貨選別手段を備え
た硬貨処理機の受入れ不能硬貨除去装置において、偽造
硬貨、非流通硬貨などの受入れ不能な硬貨を、簡単な構
造で除去することができ、かつ、硬貨処理機を小型化す
ることが可能な硬貨処理機の受入れ不能硬貨除去装置を
提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明のかかる目的は、投入された硬貨を受ける回転可
能な回転円板と、該回転円板の円周に沿って設けられ、
開口部を有する環状ガイド手段と、前記開口部の下流側
に接続された硬貨選別通路手段と、該硬貨選別通路手段
に設けられ、相互の間隔が調整可能で、かつ、その相互
間隔に応じて、所定の金種の硬貨を支持可能な一対のガ
イド板手段と、該一対のガイド板手段の下方に設けられ
た硬貨回収口と、前記硬貨選別通路手段に設けられ、該
硬貨選別通路手段内の硬貨の上面に当接して、該硬貨を
搬送する硬貨搬送手段と、前記回転円板および前記硬貨
搬送手段を駆動する駆動手段と、前記硬貨回収口の下流
側の前記硬貨選別通路手段に設けられ、硬貨の特性を検
出するセンサ手段とを有する硬貨処理機の受入れ不能硬
貨除去装置において、前記センサ手段の下流側の前記硬
貨選別通路手段に設けられ、硬貨の搬送を阻止可能な第
1ストッパ手段と、該第1ストッパ手段の下流側の前記
硬貨選別通路手段に設けられ、硬貨の搬送を阻止可能な
第2ストッパ手段と、前記センサ手段からの入力信号に
基づき、硬貨が受入れ可能か否かを判定し、受入れ不能
な硬貨と判定したときは、前記第1ストッパ手段および
前記第2ストッパ手段を駆動して、該第2ストッパ手段
により受入れ不能硬貨の搬送を阻止するとともに、前記
第1ストッパ手段により、該受入れ不能硬貨に後続する
硬貨の搬送を阻止し、その後、前記駆動手段を駆動して
、前記後続硬貨を前記回転円板に送り返すように、前記
回転円板および前記硬貨搬送手段を駆動し、前記後続硬
貨が前記回転円板に送り返された後、前記一対のガイド
板手段の間隔を、処理すべき最大径の硬貨の径より大き
くなるように設定し、前記第1ストッパ手段および前記
第2ストッパ手段を逆方向に駆動するとともに、前記受
入れ不能硬貨を前記回転円板に向けて送るように、前記
硬貨搬送手段を駆動する制御手段を備えた硬貨処理機の
受入れ不能硬貨除去装置によって達成される。
発明の作用 本発明によれば、受入れ不能硬貨を検出したときには、
これを、硬貨回収口の下流側に設けられた第1ストッパ
手段および第2ストッパ手段の間に保持して、受入れ不
能硬貨に後続する硬貨をすべて回転円板上に送り返した
後、ガイド板手段の間隔を、処理すべき最大径の硬貨の
径よりも大きくなるように設定し、第1ストッパ手段お
よび第2ストッパ手段を逆方向に駆動するとともに、第
1ストッパ手段および第2ストッパ手段の間に保持され
た受入れ不能硬貨を回転円板に向けて送るように、硬貨
搬送手段を駆動する制御手段を設けているので、受入れ
不能硬貨を、処理すべき最大径の硬貨以外の金種の硬貨
を回収するための硬貨回収口内に落下させ、回収するこ
とができ、したがって、受入れ不能硬貨の回収除去のた
めに、独立した受入れ不能硬貨回収通路を設けることも
、また、受入れ可能な硬貨と受入れ不能な硬貨とを異な
った通路に選択的に送り込むゲート手段を設けることも
必要がないから、簡単な構造で、受入れ不能硬貨を回収
除去することができ、したがって、硬貨処理機を小型化
することが可能になる。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1図は、本発明の実施例にかかる受入れ不能硬貨除去
装置を含む硬貨処理機の硬貨選別装置の略平面図である
第1図を参照すれば、本発明の実施例にかかる受入れ不
能硬貨除去装置を含む硬貨処理機1は、図示しない硬貨
投入口より投入された硬貨を図示しない硬貨供給ベルト
から、その上面に受取る回転可能な回転円板1と回転円
板lの円周に沿って設けられた環状ガイド2を備え、環
状ガイド2の一部には、開口部3が設けられている。環
状ガイド2の開口部3の下流側には、硬貨を金種別に選
別する硬貨選別装置4が接続されている。硬貨段人口よ
り投入され、硬貨供給ベルトを経て、回転円板1上に供
給された硬貨は、図示しない駆動手段により回転円板1
を回転することによって生ずる遠心力により、環状ガイ
ド2の内面に沿って、開口部3に送られ、1枚づつ、硬
貨選別装置4に供給される。
硬貨選別装置4には、その間隔が調整可能な一対のガイ
ド板5.6が設けられており、一対のガイド板5.6の
底面には、それぞれ、硬貨の縁部を支持可能なガイドレ
ール5a、6aが取付けられ、一対のガイド板5.6の
間に、硬貨選別通路7が形成されている。一対のガイド
板5.6の下方には、硬貨回収口8が形成されており、
ガイドレール5a、6aの間隔より小さい径を硬貨は、
この硬貨回収口8内に落下し、図示しない回収手段によ
り、回収されるように構成されている。ここに、一対の
ガイド板5.6の間隔は、硬貨処理機に投入されたすべ
ての硬貨が、硬貨選別通路7内に送られるように、処理
すべき最大径の金種の硬貨より大きく、かつ、最大径の
金種の硬貨のみが、ガイドレール5a、6aによって、
その縁部を支持されつつ、硬貨選別通路7内を送られ、
その他の金種の硬貨は、硬貨回収口8内に落下するよう
な間隔に、ガイドレール5a、6aが位置するように調
整されている。ガイド板6の回転円板1側の端部は、硬
貨が、回転円板1からスムーズに硬貨選別通路7内に送
り込まれるように、テーパーがつけられている。また、
硬貨選別通路3の上方には、図示しないプーリに巻回さ
れ、図示しない駆動手段により駆動される搬送ベルトが
設けられており、回転円板1から、環状ガイド2の開口
部3を経て、供給された硬貨を、一対のガイドレール5
a、6aとの間に挟持して、硬貨選別通路8内を、搬送
するように構成されている。ここに、硬貨回収口8の下
流側の硬貨選別通路7においては、ガイドレール5aは
、ガイドレール6aに近接する位置まで突出して設けら
れている。硬貨回収口8の下流側の硬貨選別通路7には
、硬貨の真偽を判定するため、その上面を通過する硬貨
の磁気的性質を検出し、図示しないコントロールユニッ
トに検出信号を出力する第1センサ9が設けられ、さら
に、第1センサ9の下流側には、投入硬貨の枚数を計数
するため、硬貨がその上面を通過したときの磁束密度の
変化を検出し、コントロールユニットに検出信号を出力
する一対の第2センサ10aおよび10bが設けられ、
コントロールユニットは、第2センサ10aから検出信
号が入力された直後に、第2センサ10bから検出信号
が入力されたときは、コントロールユニットの図示しな
いRAMに記憶されている硬貨の計数値を1枚増加させ
、逆に、第2センサ10bから検出信号が入力された直
後に、第2センサtOaから検出信号が人力されたとき
は、RAMに記憶されている硬貨の計数値を1枚減少さ
せるようにようになっている。
さらに、硬貨回収口8の下流側で、かつ、第2センサ1
0a、10bの上流側の硬貨選別通路7には、回転可能
な第1ストツパ11が、第2センサ10a、10bの下
流側の硬貨選別通路7には、回転可能な第2ストツパ1
2が、それぞれ、設けられている。また、図示されては
いないが、硬貨選別通路7の下流には、所定枚数の硬貨
を集積する硬貨集積部が設けられ、さらに、硬貨集積部
において集積された硬貨を、包装する硬貨包装部が設け
られている。
第2図は、第1ストツパ11の略斜視図であり、第2図
に示されるように、第1ストツパ11は、円板の一部を
、その中心軸に平行な平面に沿って切り欠くことにより
形成されている。第1図に示すように、ガイド板6には
、円状の第1ストッパ収容部6bが形成されており、第
1ストツパ11は、通常は、その平面状側面11aが、
ガイド板6のガイド板5に対向する面と、同一面に位置
するように、第1ストッパ収容部6b内に収容されてい
る。第1図および第3図に示すように、第1ストツパ1
1は、軸13の下端に固定されており、軸13の上端部
には、リンク14を介して、ソレノイド15のプランジ
ャに連結されたレバー16が固定されている。レバー1
6のリンク14の取付部に対して軸13への固定部の反
対側には、硬貨処理機本体にその一端が固定された引張
りスプリング17が取付けられ、レバー16は、第1図
において、軸13まわりに時計方向に付勢されており、
第1ストツパ11は、この引張りスプリング17の付勢
力により、通常は、第1ストッパ収容部6b内に収容さ
れている。このように構成された第1ストツパ11は、
第1センサ9からの入力信号に基づき、偽造硬貨または
非流通硬貨を検出されたときは、コントロールユニット
により、ソレノイド15が駆動されて、プランジャおよ
びリンク14を介して、レバー16が、軸13まわりに
反時計方向に揺動され、その結果、第1ストツパ11が
、軸13まわりに反時計方向に回転し、その突出部11
bが、硬貨選別通路7内に突出するようになっている。
第4図は、第2ストツパ12の略斜視図であり、第4図
に示すように、第2ストツパ12は、作動棒12aを有
するロータリーソレノイドからなっており、作動棒12
aが、その軸に平行な平面に沿って、底部が残るように
一部切り欠かれ、底部12bと突出部12cより構成さ
れている。ガイド板5には、円状の第2ストッパ収容部
5bが形成されており、第2ストツパ12は、通常、作
動棒12aの突出部12Cの平面状側面が、ガイド板5
のガイド板6に対向する面と、同一面となるように、作
動棒12aの突出部12cが、第2ストッパ収容部5b
内に収容されており、第1センサ9からの入力信号に基
づき、偽造硬貨または非流通硬貨を検出されたときは、
コントロールユニットにより、ロータリーソレノイドが
通電されて、第2ストツパ12が回転され、作動棒12
aの突出部12Cが、硬貨選別通路7内に突出して、偽
造硬貨または非流通硬貨が、さらに下流側へ搬送される
ことを阻止するように構成されている。また、作動棒1
2aの底部12bの上面は、硬貨選別通路7の上面と同
一面に位置するようになっている。
また、第1センサ9からの入力信号に基づき、偽造硬貨
または非流通硬貨を検出したときは、コントロールユニ
ットは、図示しない駆動手段による回転円板1の回転お
よび搬送ベルトの走行を停止させるように構成されてい
る。
したがって、第1センサ9からの入力信号に基づき、コ
ントロールユニットが、偽造硬貨または非流通硬貨を検
出したときは、その偽造硬貨または非流通硬貨は、第2
ストツパ12によって、さらに下流側に搬送されること
が阻止され、また、その偽造硬貨または非流通硬貨に後
続する硬貨は、第1ストツパ11によって、第1ストツ
パ11の下流側に搬送されることが阻止され、同時に、
硬貨の搬送が停止されるため、偽造硬貨または非流通硬
貨のみが、第1ストツパ11と第2ストツパ12との間
に保持されることになる。
その後、コントロールユニットは、駆動手段を駆動し、
回転円板1を逆回転させるとともに、搬送ベルトを逆方
向に走行させ、第1ストツパ11によって搬送が阻止さ
れた偽造硬貨あるいは非流通硬貨に後続する硬貨を、回
転円板1上に送り返す。こうして、硬貨選別通路7内か
らすべての後続硬貨が、回転円板1に送り返された後、
コントロールユニットにより、後述のように、ガイドレ
ール5a、6aの間隔が、処理すべき最大径の硬貨の径
よりも大きくなるように、一対のガイド板5.6の間隔
が調整されるとともに、ソレノイド15が駆動されて、
第1ストツパ11が、第1図において、軸まわりに時計
方向に回転され、元の位置に復帰する。その結果、第1
ストツパ11および第2ストツパ12の間に保持された
偽造硬貨あるいは非流通硬貨は、搬送ベルトにより、硬
貨選別通路7内を逆方向に搬送され、硬貨回収口8内に
落下し、図示しない回収手段により回収される。
また、第1センサ10からの入力信号に基づいて、所定
枚数の硬貨が、硬貨集積部に送られたと判定したときは
、コントロールユニットは、第2ストツパ12を構成す
るロータリーソレノイドに通電して、第2ストツパ12
を回転させるとともに、駆動手段により、回転円板1の
回転および搬送ベルトの走行を停止させる。所定時間経
過後、コントロールユニットは、再ヒ、ロータリーツレ
ノイドを駆動して、第2ストツパ12を逆回転させ、元
の位置に復帰させるとともに、駆動手段を駆動して、回
転円板1の回転および搬送ベルトの走行を再開させ、回
転円板1から硬貨選別通路7を経て、硬貨集積部への硬
貨の送り込みを再開する。
さらに、一対のガイド板5.6の間隔を調整する間隔調
整機構が設けられており、ガイド板5に固定されたブロ
ック20に固定され、ガイド板5の長手方向と垂直な方
向に延び、その方向にスライド可能な第1スライド部材
21が設けられている。第1図および第5図に示される
ように、第1スライド部材21の略中央部には、長孔2
2が形成されており、硬貨処理機本体に取付けられた軸
23が、長孔22内を鉛直方向に延びている。軸23に
は、図示しない歯車を介して、操作者により操作される
歯車24、カム25およびカム26が、それぞれ、固定
されている。第1図においては、便宜上、カム25およ
びカム26は、円形に描いている。また、第1スライド
部材21には、カム26に当接するカムフォロア27が
固定されている。さらに、第1スライド部材21のスラ
イド方向を規制する4つのガイドローラ28.28.2
8.28が、第1スライド部材21の両側に設けられて
いる。
他方、ガイド板6には、その長手方向と垂直な方向に延
び、その方向にスライド可能な第2スライド部材30が
固定されている。第1図および第6図に示されるように
、第2スライド部材30には、板部材31が固定されて
おり、板部材31には、鉛直方向に延びる軸32が取付
けられ、また軸32には、その上面にカム33が固定さ
れた歯車34が固定されている。さらに、板部材31に
は、軸35が固定され、軸35まわりに揺動可能な揺動
レバー36が取付けられている。揺動レバー36の両端
部には、それぞれ、カム33に当接したカムフォロア3
7およびカム25と当接したカムフォロア38が設けら
れており、その時計まわりの揺動は、カム25により、
また、その反時計まわりの揺動は、カム33により、そ
れぞれ規制されている。第2スライド部材30の両側に
は、そのスライド方向を規制する4つのガイドローラ3
9.39.39.39が設けられている。
また、第1図に示されるように、第1スライド部材21
のガイド板5とは反対側の端部には、弓張りスプリング
40の一端が取付けられ、引張りスプリング40の他端
は、板部材31に取付けられており、カムフォロア27
をカム26側に付勢するとともに、カムフォロア38を
カム25側に付勢している。
さらに、第6図に示されるように、板部材31に取付け
られた軸32に固定された歯車34には、モータ50の
駆動軸51に固定された歯車52が噛合している。
以上のように構成された間隔調整機構においては、操作
者が、図示しない操作部の金種設定ダイアルを操作する
ことによって、図示しない歯車を介して、歯車24が回
転され、歯車24と同じ軸23に固定されているカム2
5およびカム26が所定の向きに回転する。カム26が
回転すると、カムフォロア27がカム26に当接しつつ
、第1スライド部材21の長手方向に移動し、その結果
、第1スライド部材21も移動し、ブロック20を介し
て、ガイド板5も移動する。これと同時に、カム25も
回転し、カムフォロア38も、第1スライド部材21の
長手方向に移動する。ここに、第7図(a)およびら)
に示されるように、カム25およびカム26のカムロー
ブの形状は、操作者が、金種設定ダイアルを所定量回転
させ、歯車24が所定量回転したとき、ガイド板5およ
びガイド板6が、互いに反対方向に、同じ距離だけ移動
するように形成されており、したがって、操作者は、金
種設定ダイアルを調整することにより、ガイドレール5
a、6aが、所定の金種の硬貨の縁部のみを支持し、他
の一金種の硬貨は、すべて硬貨回収口8内に落下するよ
うに、ガイド板5とガイド板6との間隔を設定すること
ができる。
また、第1図に示されるように、カム33の周面は、凸
部33aと凹部33bを有しており、カムフォロア37
が、凸部33aと当接しているときには、操作者が、金
種設定ダイアルにより、所定の金種の硬貨の縁部のみを
、ガイドレール5as6aが支持し、他の金種の硬貨は
、すべて硬貨回収口8内に落下するように、ガイド板5
とガイド板6との間隔を設定することができ、他方、カ
ムフォロア37が、凹部33bと当接しているときには
、ガイドレール5a、6aの間隔が最大で、処理すべき
すべての硬貨が、硬貨回収口8内に落下するように設定
されるように構成されている。
第8図は、本発明の実施例にかかる受入れ不能硬貨除去
装置を含む硬貨処理機の検出系、制御系、駆動系、入力
系および出力系のブロックダイアグラムである。
第8図において、第1センサ9および第2センサ10a
、10bからの検出信号は、コントロールユニット60
に入力され、また、操作部61から、操作者により入力
された指示信号が、コントロールユニット60に入力さ
れる。他方、コントロールユニット60からは、回転円
板1を回転させるとともにおよび図示しない搬送ベルト
を走行させる駆動手段62、第1ストツパ11を回転さ
せるソレノイド15、第2ストツパ12を構成するロー
タリーソレノイド63およびモータ50に各種駆動信号
が出力される。また、操作部61に設けられた金種設定
ダイアル64は、図示しない歯車を介して、歯車24に
連結されている。
さらに、第1センサ9および第2センサ10a110b
の検出信号に基づき、偽造硬貨または非流通硬貨などの
受入れ不能硬貨が検出されたときは、コントロールユニ
ット60からアラーム信号が人力され、アラームを表示
する表示部65が設けられている。
以上のように構成された本発明の実施例にかかる受入れ
不能硬貨除去装置を含む硬貨処理機においては、まず、
操作者により、金種設定ダイアル64が操作され、ガイ
ド板5.6の間隔が、処理すべき最大径の硬貨の径より
もわずかに大きく、かつ、ガイドレール5a、6aによ
り、処理すべき最大径の硬貨のみが、その縁部を支持さ
れるように、歯車24、カム25およびカム26が所定
量回転され、第1スライド部材21右よび第2スライド
部材30が移動されて、ガイド板5.6の間隔が設定さ
れる。
その後、硬貨が、硬貨投入口から硬貨処理機内に投入さ
れ、操作部61を経て、スタート信号が入力されると、
コントロールユニット60は、図示しない硬貨供給ベル
トを走行させ、投入された硬貨を、回転円板1上に送り
、これと同期して、駆動手段62を駆動して、回転円板
1を回転させるとともに、搬送ベルトを走行させる。そ
の結果、回転円板1上に供給された硬貨は、回転円板1
の回転によって生ずる遠心力により、環状ガイド2の内
周面に沿って、環状ガイド2の開口部3から、1枚づつ
、硬貨選別装置4の一対のガイド板5.6の間に形成さ
れた硬貨選別通路7に送られる。
ここに、金種設定ダイアル64により、一対のガイド板
5.6の間隔は、処理すべき硬貨のうち、最大径の硬貨
より大きい所定値に設定されているから、硬貨処理機に
投入されたすべての硬貨は、硬貨選別通路7内に送られ
るが、他方、金種設定ダイアル64により、ガイドレー
ル5a、6aの間隔は、処理すべき硬貨のうち、最大径
の硬貨のみが、その縁部を、ガイドレール5a、6aに
より支持されつつ、硬貨選別通路7を通過するように設
定されているので、その他の金種の硬貨はすべて硬貨回
収口8内に落下し、図示しない回収手段により回収され
る。
硬貨回収口8内に落下せず、硬貨選別通路7内を搬送さ
れた硬貨は、第1センサ9により、その磁気的性質が検
出され、その検出信号が、コントロールユニット60に
出力される。第1センサ9を通過した真正な硬貨は、さ
らに、一対の第2センサ10a、10bに送られ、その
磁束密度の変化が検出され、検出信号がコントロールユ
ニット60に出力される。コントロールユニット60は
、第2センサ10aから検出信号が入力された直後に、
第2センサ10bから検出信号が入力されたときは、図
示しないRAMに配憶されている設定された金種の投入
硬貨枚数を1枚増加させる。そして、硬貨を、さらに硬
貨集積部へ供給する。
こうして、第2センサ10a、10bからの入力信号に
基づき、コントロールユニット60が、所定枚数の硬貨
が硬貨集積部に送られたと判定したときは、コントロー
ルユニット60は、ロータリーソレノイド63を駆動し
、第2ストツパ12を回転させて、作動棒12aの突出
部12Cを硬貨選別通路7内に突出させて、硬貨が硬貨
集積部に送られるのを阻止するとともに、駆動手段62
に駆動停止信号を出力して、回転円板10回転および搬
送ベルトの走行を停止させる。その後、所定時間を経過
し、硬貨集積部において、所定枚数の硬貨が集積されて
、硬貨集積部から硬貨包装部へ送うレルト、コントロー
ルユニット60は、ロータリーソレノイド63を駆動し
、第2ストツパ12を逆方向に回転させて、作動棒12
aの突出部12cを、硬貨選別通路7から第2ストッパ
収容部5b内に収容する。硬貨包装部に送られた集積硬
貨は、公知の方法により、ロール状に包装され、包装硬
貨ロールが得られる。
他方、第1センサ9から入力信号に基づき、コントロー
ルユニット60が、偽造硬貨または非流通硬貨などの受
入れ不能硬貨を検出したときは、コントロールユニット
60は、ロータリーソレノイド63を駆動し、第2スト
ツパ12を回転させて、作動棒12aの突出部12cを
硬貨選別通路7内に突出させて、偽造硬貨または非流通
硬貨などの受入れ不能硬貨が硬貨集積部に送られるのを
阻止し、ソレノイド15を駆動して、プランジャ、リン
ク14を介して、レバー16を、軸13まわりに反時計
方向に揺動させ、第1ストツパ11を、軸13まわりに
反時計方向に回転させて、第1ストッパ収容部6bから
硬貨選別通路7内に突出させ、受入れ不能硬貨に後続す
る硬貨の搬送を第1ストツパ11により阻止するととも
に、駆動手段62に駆動停止信号を出力し、回転円板1
の回転および搬送ベルトの走行を停止させる。その結果
、受入れ不能硬貨のみが、第1ストツパ11と第2スト
ツパ12の間に保持される。
その後、コントロールユニット60は、駆動手段62に
、逆駆動信号を出力し、回転円板1を逆回転させるとと
もに、搬送ベルトを逆方向に走行させ、第1ストツパ1
1により搬送が阻止された後続硬貨を、回転円板l上に
送り返す。所定時間が経過し、−旦、硬貨選別通路7内
に送り込まれ、第1ストツパ11により搬送が阻止され
た後続硬貨が、すべて回転円板1上に送り返された後、
コントロールユニット60は、モータ50に駆動信号を
出力して、カム33を、第1図において、軸32まわり
に時計方向に回転させる。その結果、カム33の凸部3
’ 3 aに当接していたカムフォロア37は、カム3
3の円周部33cを経て、カム33の凹部33bに当接
するようになる。このカムフォロア37とカム33との
当接位置の変化にしたがって、ガイド板5.6およびガ
イドレール5a、6aの間隔は、次第に大きくなり、カ
ムフォロア37が、カム33の凹部33bに当接したと
き、これらの間隔は最大となり、ガイドレール5a、6
aの間隔は、処理すべき最大径の硬貨の径よりも大きく
なる。コントロールユニット60は、モータ50の回転
量から、かかる状態になったことを検出すると、モータ
50の駆動を停止するとともに、ソレノイド15を駆動
し、プランジャ、リンク14を介して、レバー16を、
軸13まわりに時計方向に揺動させ、第1ストツパ11
を、軸13まわりに時計方向に回転させて、第1ストッ
パ収容部6b内に収容し、これと同時に、ロータリーソ
レノイド63を駆動して、第2ストツパ12を逆に回転
させて、作動棒12aの突出部12cを、硬貨選別通路
7から第2ストッパ収容部5b内に収容する。その結果
、第1ストツパ11と第2ストツパ12との間に保持さ
れていた受入れ不能硬貨は、逆方向に走行している搬送
ベルトにより、回転円板1に向けて送られ、硬貨回収口
8内に落下して、図示しない受入れ不能硬貨回収手段に
より回収される。この場合、回収された受入れ不能硬貨
は、第2センサ10a、10bにより、硬貨処理機内に
受は入れたものとして、計数されているから、コントロ
ールユニット60は、受入れ不能硬貨が、硬貨回収口8
に向けて送り返された結果、第2センサ10bからの検
出信号が人力された直後に、第2センサ10aからの検
出信号が入力されたときは、RAMに記憶された受は入
れ硬貨の計数値を1枚減少させる。
こうして、所定時間が経過し、受入れ不能な硬貨が、硬
貨回収口8内に落下した後、コントロールユニット60
は、モータ50を駆動して、カム33をさらに回転させ
、その凸部33aが、カムフォロア37と当接する位置
で、カム33の回転を停止させて、ガイド板5.6の間
隔を、処理すべき硬貨のうち、最大径の硬貨のみを硬貨
選別通路7を経て、硬貨集積部に供給可能な設定値に復
帰させる。これと同時に、コントロールユニット60は
、駆動手段62を駆動して、回転円板1を順方向に回転
させるとともに搬送ベルトを順方向に走行させ、回転円
板1上の硬貨の選別を再開させる。
こうして、最大径の金種の硬貨がすべて包装されると、
コントロールユニット60から、表示部65に、包装完
了信号が出力され、表示部65に包装が完了した旨表示
される。
その後、必要に応じて、硬貨回収口8から図示しない回
収手段に回収された硬貨が、再び、図示しない硬貨投入
口から硬貨処理機内に投入され、投入された硬貨のうち
、最大径を有する金種の硬貨が、他の金種の硬貨から選
別され、硬貨集積部により集積され、さらに、硬貨包装
部により、ロール状に包装される。以下、同様な操作が
、必要に応じて、繰り返される。
本実施例によれば、硬貨処理機に投入された硬貨に、偽
造硬貨あるいは非流通硬貨などの受入れ不能な硬貨が混
入していた場合に、集積し、包装するために選別する金
種の硬貨以外の金種の硬貨を回収する硬貨回収口8を利
用して、受入れ不能な硬貨の回収もちこなうことができ
るように構成しているので、受入れ不能な硬貨を回収す
るために、独立した受入れ不能硬貨回収通路を別個に設
ける必要もなく、したがって、受入れ可能な硬貨と受入
れ不能な硬貨とを別個の硬貨通路に振り分けるゲートも
必要がないから、簡単な構造で、受入れ不能な硬貨を除
去することができ、したがって、硬貨処理機も小型化す
ることが可能になる。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことはいうまでもない。
たとえば、前記実施例においては、処理すべき硬貨がす
べて硬貨選別通路7内に供給可能なように、ガイド板5
.6の間隔は、最大径の硬貨の径よりも大きく、かつ、
最大径の硬貨のみが、ガイドレール5a、13aにより
、その縁部を支持されつつ、硬貨選別通路7内を送られ
、その他の金種の硬貨は、硬貨回収口8内に落下するよ
うに設定されているが、金種設定ダイアル64によって
設定された所定の金種の硬貨のみが、ガイドレール5a
、(iaにより支持され、それより径の小さい硬貨は、
硬貨回収口8内に落下するように一対のガイド板5.6
の間隔を設定してもよい。この場合には、所定の金種の
硬貨より径の大きい硬貨は、硬貨選別通路7内に入るこ
とができず、回転円板1上に残留するが、かかる硬貨は
、金種設定ダイアル64を操作して、ガイド板5.6の
間隔を、これらの硬貨が、ガイドレール5a、6aによ
り支持されるように設定することにより、硬貨選別通路
7内に送り込み、選別することができるし、あるいは、
硬貨処理機を開いて、取り出してもよい。残留硬貨を取
り出す場合には、回転円板1上の硬貨を捕捉し、残留硬
貨回収口に送り込む揺動可能なレバーなどを有する残留
硬貨除去機構を設けると、回転円板1上の残留硬貨を除
去する上できわめて便利である。また、この残留硬貨除
去機構は、処理すべき最大径の硬貨より径の大きい硬貨
が、硬貨処理機内に誤って投入された場合に、これらの
硬貨を除去するためにも利用することができる。
また、前記実施例においては、一対のガイド板5.6は
、いずれも可動としたが、一方を固定とし、他方のみを
可動として、可動のガイド板を移動させることにより、
相互の間隔を調整するようにしてもよい。
さらに、前記実施例においては、一対のガイド板5.6
の底面に、それぞれ、処理すべき硬貨のうち、選別すべ
き最大径の金種の硬貨の縁部を支持するとともに、硬貨
回収口の幅を規定するガイドレール5a、6aを取付け
ているが、一対のガイド板5.6の底部近傍に、互いに
対向するように突出した板状部を一体的に形成してもよ
い。
また、前記実施例においては、硬貨選別通路7の入口部
において、ガイド板6にテーパーをつけて、硬貨が、回
転円板1からスムーズに硬貨選別通路7内に送り込まれ
るようにしているが、これに変えて、あるいは、これに
加えて、ガイド板60回転円板1側の端部近傍に、回転
自在なガイドローラを設けるようにしてもよい。
さらに、硬貨選別通路7の入口近傍に、回転円板1の上
面との間隔が調整可能な二枚送り防止部材を設け、回転
円板1の上面との間隔を、処理すべき最大厚みの硬貨よ
り大きく、かつ、最小厚みの硬貨の厚みの2倍以下に設
定して、硬貨が1枚づつ、硬貨制御通路7内に送られる
ことを保証するようにすることもできる。
また、前述の実施例においては、第1ストツパ11と第
2ストツパ12の間に保持された受入れ不能な硬貨を除
去回収する際、第1ストツパ11と第2ストツパ12と
を、同時に逆回転させて、それぞれ、第1ストッパ収容
部6bおよび第2ストッパ収容部5b内に収容するよう
にしているが、第1ストツパ11のみを逆回転させて、
第1ストッパ収容部6b内に収容するようにすれば、受
入れ不能硬貨の除去は可能であり、したがって、第2ス
トツパ12の逆回転は、硬貨の選別動作開始前までに完
了させればよい。
さらに、前記実施例においては、第1ストツパ11は、
円板を切り欠いて形成し、第2ストツパ12は、ロータ
リーソレノイド63により形成しているが、第1ストツ
パ11を、ロータリーソレノイドにより、第2ストツパ
12を、円板を切り欠いて、それぞれ、形成してもよく
、さらには、双方ともに円板を切り欠いて、あるいは、
ロータリーソレノイドにより形成してもよい。
発明の効果 本発明によれば、簡単な構造で、受入れ不能な硬貨を除
去することができ、硬貨処理機を小型化することのでき
る受入れ不能硬貨除去装置を提供することが可能になる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかる受入れ不能硬貨除去
装置を含む硬貨処理機の硬貨選別装置の略平面図である
。 第2図は、第1ストツパの略斜視図である。 第3図は、第1図のA−A線路断面図である。 第4図は、第2ストツパの略斜視図である。 第5図は、第1図のB−B線路断面図である。 第6図は、第1図のC−C線路断面図である。 第7図(a)および(ハ)は、カムの形状を示す略平面
図である。 第8図は、本発明の実施例にかかる受入れ不能硬貨除去
装置の検出系、制御系、駆動系、入力系および出力系の
ブロックダイアダラムである。 ■・・・回転円板、     2・・・環状ガイド、3
・・・環状ガイドの開口部、 4・・・硬貨選別装置、 5.6・・・ガイド板、 5a、6a・・・ガイドレール、 7・・・硬貨選別通路、  訃・・硬貨回収口、9・・
・第1センサ、 Oa、 10 b=・・第2センサ、 1・・・第1ストツパ、 2・・・第2ストツパ、 2a・・・第2ストツパの作動棒、 2b・・・第2ストツパの底部、 2c・・・第2ストツパの突出部、 3・・・軸、       14・・・リンク、5・・
・ソレノイド、   16・・・レバー7・・・引張り
スプリング、 0・・・ブロック、 1・・・第1スライド部材、 2・・・長孔、     23・・・軸、4・・・歯車
、      25.26・・・カム、7・・・カムフ
ォロア、 8・・・ガイドローラ、 0・・・第2スライド部材、 1・・・板部材、    32・・・軸、3・・・カム
、      34・・・歯車、5・・・軸、3B・・
・揺動レバー 7.38・・・カムフォロア、 9・・・ガイドローラ、 0・・・引張りスプリング、 0・・・モータ、 l・・・モータの駆動軸、52・・・歯車、0・・・コ
ントロールユニット、 1・・・操作部、     62・・・駆動手段、3・
・・ロータリーソレノイド、 4・・・金種設定ダイアル、 5・・・表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)投入された硬貨を受ける回転可能な回転円板と、
    該回転円板の円周に沿って設けられ、開口部を有する環
    状ガイド手段と、前記開口部の下流側に接続された硬貨
    選別通路手段と、該硬貨選別通路手段に設けられ、相互
    の間隔が調整可能で、かつ、その相互間隔に応じて、所
    定の金種の硬貨を支持可能な一対のガイド板手段と、該
    一対のガイド板手段の下方に設けられた硬貨回収口と、
    前記硬貨選別通路手段に設けられ、該硬貨選別通路手段
    内の硬貨の上面に当接して、該硬貨を搬送する硬貨搬送
    手段と、前記回転円板および前記硬貨搬送手段を駆動す
    る駆動手段と、前記硬貨回収口の下流側の前記硬貨選別
    通路手段に設けられ、硬貨の特性を検出するセンサ手段
    とを有する硬貨処理機の受入れ不能硬貨除去装置におい
    て、前記センサ手段の下流側の前記硬貨選別通路手段に
    設けられ、硬貨の搬送を阻止可能な第1ストッパ手段と
    、該第1ストッパ手段の下流側の前記硬貨選別通路手段
    に設けられ、硬貨の搬送を阻止可能な第2ストッパ手段
    と、前記センサ手段からの入力信号に基づき、硬貨が受
    入れ可能か否かを判定し、受入れ不能な硬貨と判定した
    ときは、前記第1ストッパ手段および前記第2ストッパ
    手段を駆動して、該第2ストッパ手段により受入れ不能
    硬貨の搬送を阻止するとともに、前記第1ストッパ手段
    により、該受入れ不能硬貨に後続する硬貨の搬送を阻止
    し、その後、前記駆動手段を駆動して、前記後続硬貨を
    前記回転円板に送り返すように、前記回転円板および前
    記硬貨搬送手段を駆動し、前記後続硬貨が前記回転円板
    に送り返された後、前記一対のガイド板手段の間隔を、
    処理すべき最大径の硬貨の径より大きくなるように設定
    し、前記第1ストッパ手段および前記第2ストッパ手段
    を逆方向に駆動するとともに、前記受入れ不能硬貨を前
    記回転円板に向けて送るように、前記硬貨搬送手段を駆
    動する制御手段を備えたことを特徴とする硬貨処理機の
    受入れ不能硬貨除去装置。
  2. (2)前記ガイド板手段が、それぞれ、硬貨の搬送方向
    に延びるガイド板と、その底面に取付けられ、硬貨の縁
    部を支持可能なガイドレールを備えていることを特徴と
    する請求項(1)に記載の硬貨処理機の受入れ不能硬貨
    除去装置。
  3. (3)さらに、前記制御手段により駆動され、前記ガイ
    ド板を、それぞれ、反対方向に等距離だけ移動可能な間
    隔調整手段を備えたことを特徴とする請求項(2)に記
    載の硬貨処理機の受入れ不能硬貨除去装置。
JP1261736A 1988-10-20 1989-10-06 硬貨処理機の受入れ不能硬貨除去装置 Pending JPH02193287A (ja)

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