JPS61103289A - 硬貨処理機の識別異常硬貨排除装置 - Google Patents

硬貨処理機の識別異常硬貨排除装置

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JPS61103289A
JPS61103289A JP59224868A JP22486884A JPS61103289A JP S61103289 A JPS61103289 A JP S61103289A JP 59224868 A JP59224868 A JP 59224868A JP 22486884 A JP22486884 A JP 22486884A JP S61103289 A JPS61103289 A JP S61103289A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、硬貨処理機の識別異常硬貨排除装置にか)す
、硬貨を回転円盤の遠心力により該円盤の周縁に移動さ
せ、この周縁上部に臨んで設けられる硬貨岸み規制部材
の下部を通過させることに゛より1枚並べとして送出し
、その送出ゆ貨を搬送ベルトによりくわえ込み、回転円
盤の周縁から外方へ延設される硬貨通路上を搬送する間
にその硬貨通路途上に設けられる溝または孔構造の選別
溝孔上を通過させることにより1小硬貨の選別溝孔内へ
の排除を行ない、選別溝孔上を通過した適正硬貨は計数
したのち硬貨通路の末端から放出する硬貨処理機、例え
ば硬貨計数機、硬貨包装機において、特に予定の被処理
金種硬貨とは望同径で、選別溝孔上を通過した硬貨では
あるが、材質や厚みを電気的識別を行なうことにより予
定の被処理金種硬貨ではないと判断された異種硬貨、あ
るいは予定の被処理金種硬貨ではあるが、汚れかひどく
、汚染硬貨として処理対象から除外すべき硬貨、処理予
定の金種硬貨を模造して作られた偽造硬貨等の識別異常
硬貨を自動的に排除する識別異常硬貨排除装置に関する
〔従来技術的とその問題点〕
一般に、硬貨計数機や硬貨包装機等の硬貨処理機におい
ては、予じめ硬貨分類機を用いて直径差による金種毎の
選別分類がなされた大目の処理予定金種硬貨が供給され
、この供給された大組の硬貨は高速度で計数処理が行な
われる。
特に硬貨計数機や硬貨包装機における計数モード時の場
合は、計数された硬貨が所定枚数毎に袋詰めされ、また
硬貨包装機における包装モード時の場合には包装単0位
枚数の計数毎に硬貨の包装がなされる。
ところで上記のように硬貨処理機へ供給される硬貨は予
じめ金種毎に選別されてはいるが、直径差のみによる選
別であるため、その金種硬貨とはイ同径ではあるが材質
や厚みが異なる異種硬貨、その金種硬貨ではあるが、汚
れがひどく、汚染硬貨として扱い、計数や包装の対象か
ら除外すべき硬貨、模造して作られた偽造硬貨、等の識
別、異常硬貨がa大していることがあり、このような硬
貨は確実に排除することが信用上からも重要なことであ
る。
それ故、従来の硬貨包装機においては、識別異常硬貨が
検出された場合、ストッパを作動させて識別異常硬貨を
停止させるとともに回転円盤および搬送ベルトも直ちに
停止させ、これらの停止状態下において操作者が識別異
常硬貨を取り除き、しかるのち硬貨の計数を再開させる
か、あるいは計数値を操作してから計数を続行させるか
の方法がとられていた。
したがって従来の硬貨処理機においては、識別異常硬貨
が混入した場合に操作者が介入しなければならず、高速
処理および自動化の目的が阻害されるばかりでなく、操
作が著しく面倒であるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来技術の問題点に着目し、これを改善す
ることを目的としてなされたもので、識別異常硬貨が混
入している場合であっても、操作者が介入することなく
当該硬貨の自動排除を行なうことのできる硬貨処理機の
識別異常硬貨排除装置を提供するものである。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明による排除装置は、硬
貨を回転円盤の遠心力により該円盤の周縁に移動させ、
この周縁上部に臨んで設けられる硬貨浮み規制部材の下
部を通過させることにより1枚並べとして送出し、その
送出硬貨を搬送ベルトによりくわえ込み、回転円盤の周
縁から外方へ延設される硬貨通路上を搬送する間にその
硬貨通路途上に設けられる溝または孔構造の選別溝孔上
を通過させることにより径小硬貨の選別溝孔内への排除
を行ない、選別溝孔上を通過した適正硬貨は計数したの
ち硬貨通路の末端から放出する硬貨処理様において、前
記選別溝孔の直後の通路域に設けられ、通過する硬貨が
正常硬貨か異常硬貨かの識別をなすための識別要素を検
出する硬貨識別要素検出器と、このじ、出塁の検出結果
にるづき、通過する硬貨が正常硬貨か異常硬貨かを識別
する硬貨識別部と、前記検出器が設けられる通路域の近
傍にあって通路外の退逃位置から通路内への進出位置に
移動自在とされ、異常硬貨の次位の硬貨を停止させるス
トッパと、硬貨通路の末端近傍に設けられ、硬13通路
からの異常硬貨の送出を阻止する異常硬貨送出阻止手段
と、この阻止手段により閉止された硬貨を押圧するよう
通路末端近傍の通路域上部に終端が位置する搬送ベルト
と、硬貨通路幅および選別溝孔幅を定めるため通路幅方
向一側に設けられ、通路幅拡大方向へ移動させることに
より通路幅および選別溝幅を同時に拡大させる通路幅用
ルリ部材と、前記硬貨識別要素検出器および硬貨識別部
が異常硬貨を識別したとき、異常硬貨送出阻止手段によ
り異常硬貨を係止するとともに前記ストッパを通路内の
進出位置へ移動させて異常′g!貨の次位の硬貨を係止
し、回転円盤の停止または逆転、オよび搬送ベルトの逆
転によって前記ストッパに係止される硬貨とその後続硬
貨を回転円盤上へ戻したのち搬送ベルトを停止させ、搬
送ベルトの停止時における通路幅規制部材の移動による
通路幅拡大およびストッパの通路外への退去状態下にお
いて搬送ベルトを再度逆転させることにより異常硬貨を
拡大された選別溝孔内へ排除し、異常硬貨排除後の通路
幅規制部材の元位置への復帰、回転円盤と搬送ベルトの
正転再開、回転円盤の正転再開までの所定時期になされ
る異常硬貨送出阻止手段の異常硬貨送出阻止動作の解除
により硬貨通路への硬貨の送込みと通路内での硬貨搬送
とを再開せしめるI11御部とを具備し、識別異常1i
!貨のみを拡大される選別溝孔内へ自動的に排除し、こ
の自動排除後の硬貨通路への硬貨の送り込みと通路内で
の搬送を再開するようにしたことを特徴とするものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明する。
第1図は本発明を実施するに用いるvl貨処理機として
硬貨包装dを例示するもので、機体上部に硬貨を送出す
る正逆回転駆動自在とされた回転円盤1があり、この回
転円盤1の周縁から水平方向外方に硬貨通路2が配設さ
れ、その末端下部に硬貨工積部3、硬貨包装部4、硬貨
放出tiS5が配設されている。
前記回転円盤1の上部には、一部が重なり合うように硬
貨補給円盤6が回転駆動自在に設けられ、その上部に設
置されるホッパ7に投入された硬貨が補給円盤6上から
回転円盤1上へ供給される。
硬貨通路2は、第3図および第4図に示すように、固定
的に設けられる通路部材8と可動的に設けられる通路部
材9(通路幅規制部材)とを有し、これら通路部材8.
9の対向縁間で被処理硬貨Cの直径に対応する幅の選別
溝孔10が形成され、この対向縁に張出す縁部8A、9
A上に硬貨Cの両端がのって送られ、この縁部8A、9
AImより小径の硬貨はその間(選別溝孔10)から下
方へ落下し、回収部11へ回収される。硬貨Cの送りは
、硬貨通ff12の入口部2Aと出口部2Bとの上部に
軸支されたプーリー12.13間に巻回された搬送ベル
ト14でなされ、このベルト14の下面が硬貨通路2の
通路部材8.9の縁部8A、9A上にある硬貨Cの上面
に圧接してベルト14の回動により送られるようになっ
ている。
可動側の通路部材9は、図示しない金種設定部(金棒つ
まみと金種別スイッチまたは金41択ボタンと金種スイ
ッチ)、その金種設定部からの指令で作動する金種設定
モータ(図示せず)、そのモータで回転されるカム15
により選別溝孔10が拡縮する方向に進退移動され、通
路幅が被処理金種硬貨用に設定されるようになっている
。なお、金種設定部は後述する第10図の制御部37に
接続されており、Llj 611部37内の通路幅拡大
駆動部は前記金種設定モータで兼用されている。それ故
、カム15は、通路幅決定カム面15a1.15a1・
・・15a1とは別に通路幅拡大カム面15bを有し、
最大硬貨径より大なる通路幅に拡大させる。
そのため通路部材9に固定される部材の端部には、カム
15のカム面15a1.15a1−15bに接触する従
動子9Bが設けられている。
硬貨通路2の入口部2A、およびこの入口部2At、:
臨む回転円盤1の上部には、硬貨が2枚重ねで&1自通
路2へ進入しないよう、回転円盤1との間に1枚のみの
硬貨が通過できる間隙をおいて厚み現t、11部材16
が高さ調節可能に設けられており。
この部材16は硬貨通路2の選別溝孔10の末端まで延
び、硬貨が選別溝孔10上を通過する際の浮上りを防ぐ
役目をもしている。
回転円盤1上には、第2図に示すように回転円盤1上に
一定の硬貨が存在するようその硬IMを検出する検出器
17が設けられている。この検出器17は、回転円盤1
の周囲に固設されて硬貨を誘導する周壁18を越えて回
転円盤1上に臨む検出片17Aを有し、この検出片17
Aを軸支する軸17Bの外端部側にセンサ19を作動さ
せる作動片17Gが設けられ、回転円盤1上に一定過以
上の硬貨が溜ったときその硬貨で検出片17Aが押し上
げられ、これに応動する作動片17Gがセンサ19を作
動して補給円16を停止させるようになっている。
硬貨通路2の末端部近傍には、その上流側から、VI貨
Cの汚損状態を検出する投受光器からなる検出器20と
、被処理金種以外の異金種を材質により識別する検出器
21と、正常貨および異常貨の通過を検出する検出器2
2とが順次配設されている。
硬貨回収部11は、第3図に示すように硬貨通路2の選
別溝孔10の直下に開口して設けられるもので、W1貨
の進行方向後流側の側壁が傾斜壁11Aとされ、その底
部には切換板23がf(it 24により回動自在に設
けられ、この軸24上のレバー25にγランジt26A
が連結されたソレノイド26により第3図実線図示と鎖
線図示との間で切換えられるようになっており、実線図
示状態におかれたとき処理金移硬貨の直径に対応する幅
の選別)な孔から選別排除される径小硬貨用収納部27
への入口27Aが開放され、異常硬貨回収用収納部28
の入口28Aが閉じられ、鎖線図示状態におかれたとき
は上記とは逆になる。このソレノイド26が第10図の
切換板駆動部である。。
硬貨重積部3は、一対の重積ベルト29.29の対向面
間で重積空間を形成する構造のもので、左右の重積ベル
ト29.29の対称位置に硬貨の端部がのる硬貨支持部
29A、29Aを有し、硬貨の受入れとともに重積ベル
ト29.29が硬貨1枚分相当の距離だけパルスモータ
により左右同時に回動されるようになっている。
この硬貨重積部3で重積された所定枚数のVf!貨は公
知のように包装部4の3本の包装ローラ4A。
48.4G間へ誘導され、給紙部30から給紙ローラ3
1.31により供給される包装紙32が包装ローラ4A
、48.4Gと硬貨との間にくいついてそのテンシヨン
によりカッタ33で切断されたのち重積硬貨をくるみ、
巻込針34.34により包装紙の上下端を折り込んでか
しめつけ、放出部5へ放出される。
第10図は、硬貨通路2上に設けられる汚染硬霞検出用
検出器20と、異金種を材質により検出する検出器21
とによる各部の制御系を示すブロック図で、上記検出器
20.21の動作信号は硬貨識別部35へ入力され、ま
た硬貨通過検出器22およびモード切換スイッチ′36
からの信号によりυ制御部37を通じ切換板駆動部、搬
送ベルトrA動部、回転円盤駆動部、通路幅拡大駆動部
、重積ベルト駆動部、ストッパ駆動部でそれぞれ切換板
23、搬送ベルト14、回転円盤1、通路部材9.1M
ベルト29,29、ストッパ38の動作が制御される。
そしてモード切換スイッチ36が計数モードのときは、
重積ベルト29.29の硬貨支持部29A、29Aが第
5図における八位置におかれ、硬貨識別要素検出器20
.21が正常硬貨を検出したときは重積ベルト29.2
9は作動せず、硬貨識別要素検出器20.21が異常硬
貨を検出したときは重積ベルト29.29の硬貨支持部
29A、29Aが第5図における一転鎖線位置に作動さ
れるようになっており、またモード切換スイッチ36が
包装モードのとき、硬f!4X別要素検出器20.21
が正常硬貨を検出した場合には重積ベルト29.29の
対向面側が硬貨1枚分のピッチだけ下降動し、硬貨識別
要素検出器20.21が異常硬貨を検出した場合には重
積ベルト29.29の硬貨支持部29A、29Aが上昇
し、硬貨の重積を阻止するようになっている。
つぎに上記実施例の作用を第11図の70−チャートを
参照して説明する。
回転円盤1の正転により硬貨Cが硬貨通路2へ送り出さ
れ、硬貨通路2上を搬送ベルト14により搬送され、小
径硬貨は選別溝孔1oから落下排除される。この小径硬
貨は回収部11の小径硬貨収納部27内へ回収される。
包装モード時には、硬貨通路2の末端から放出される硬
貨は重積ベルト29.29の硬貨支持部29A、29A
上に乗り、硬貨1枚分の厚さ相当だけ重積ベルト29.
29の対向面側が下方に駆動されて順次重積され、所定
枚数重積後包装部4へ誘導されて包装紙32が巻付けら
れ、巻込針34.34によりかしめられて放出部5へ放
出される。なお、計数モード時には、硬貨通路2の末端
からシュート39(第9図示)を持ち来たして適宜容器
類に回収される。
上記の包装工程において、li!貨通路2を搬送される
硬貨が検出器20または21により異常硬貨と判断され
、検出器22によりその異常硬貨の通過を検出した場合
には重積ベルト駆動部の駆動による重積ベルト29.2
9の逆転(計数モード時には正転)、ストッパ駆動部の
駆動、回転円盤駆動部、重積ベルト駆動部が駆動停止さ
れる。その結果、異常硬貨は重積ベルト29.29の硬
貨支持部29A、29Aにより、あるいは各支持部29
A、29A上の重積硬貨によりて係止され、かつ硬貨通
路2の出口部2Bの底板に枢支されるローラ2Cと、プ
ーリー13g5分のベルト14間に挟持された状態でそ
の異常硬貨は停止されており、またストッパ38が硬貨
通路2上に進出して異常1i!貨の次の硬貨を係止する
とともに回転円盤1、搬送ベルト14が停止される。
ついで回転円盤1が停止または逆転駆動され、搬送ベル
ト14が逆転して硬貨通路2上のストッパ38で係止さ
れる硬貨および後続している!!貨が回転円盤1上に戻
され、続いて搬送ベルト14が停止し、そのとき回転円
aiは停止または逆転状態が保たれている。このとき異
常硬貨は搬送ベルト14の逆転により回転円盤1側へ戻
されようとするが、ストッパ38がその異常硬貨を係止
して保持する。
つぎに通路幅拡大駆動部、切換駆動部、ストッパ駆動部
が駆動され、従動子9Bとカム15の通路幅拡大カム面
15bとの接触により通路部材9が後退して通路幅が拡
大された状態となり、切換板23が第3図鎖線図示位置
へ切変り、ストッパ38が退去し、−六回転円xiの停
止または逆転状態において搬送ベルト14が逆転され、
ストッパ38で停められていた異常硬貨は選別溝孔10
から落下し、異常硬貨収納部28内へ回収される。
所定時間後に搬送ベルト14は停止され、回転円!11
はそのとき停止または逆転のま)である。
つぎに通路幅拡大uaiを通じてカム15が回転され、
元の通路幅決定カム面15a1が従動子9Bと接触し、
その結果、通路幅が縮小復帰され、切換板23が第3図
実線図示位訳へ復帰し、重積ベルト29.29は正転i
帰(計数モード時は逆転して復帰)し、硬貨支持部29
A、29Aが硬貨の重積に備える位置に位置される。そ
して回転円盤1、搬送ベルト14共正転駆動されて正常
の動作に戻される。
ト記重積ベルト29.29を用いての異常硬貨の係止に
関し第5図乃至第9図を参照して若干補足説明を加える
と、包装モード時の重積開始時には壬梢ベルト29.2
9の硬貨支持部29A。
29Aは第5図実線図示位置(第6図一点鎖線図示位置
)におかれ、正規の硬貨Cが検出器22を通過するたび
に所定ピッチ分正転方向に移動してローラ40と硬貨支
持部29A上の硬貨上面との間に硬貨進入のための適正
歓迎が常に形成され、順次硬貨が重積される。
こ)で、もし包装モードでのスタート直後の1枚目の硬
貨が硬貨識別要素検出器20.21で異常硬貨C′と判
断されると、その異常硬貨C′が通過検出器22を通過
した時点で該検出器22からの信号により重積ベルト2
9.29が逆転駆動され、硬貨支持部29A、29Aは
第5図一点鎖線図示位置(第6図実線図示位置)に移動
し、異常硬貨C′はこの硬貨支持部29A、29Aによ
り係止される(第7図参照)。
その異常硬貨C′を前述のようにして自動排除したのち
、重積ベルト29.29は正転駆動してその硬貨支持部
29A、29△(第5図実線図示位置B)に復帰し、正
常硬貨Cの重積に備える。
また、包装モード時に2枚目以降の硬貨中に異常硬貨C
′が存在した場合は、その異常硬貨C′が通過検出器2
2を通過した時点で該検出器22からの信号により重積
ベルト29.29が逆転駆動され、v1貨支持部29A
、29Aが上昇する。
これにより硬貨支持部29A、29A上の硬貨上面が第
8図示のようにローラ40に接触し、このロー540が
接触する硬貨面により所定団押上げられた状態になると
、このローラ40の上昇量を検出する図示しない検出器
により重積ベルト29゜29の逆転が停止される。この
ローラ40と硬貨支持部29A、29Aの最上部の硬貨
上面は圧接状態となっていて隙間がないので、異常硬貨
C′は第8図の状態で停止される。この第8図示の異常
硬貨C′が自動排除されたのちは、重積ベルト29.2
9は所定m正転駆動し、硬貨支持部29A、29Aをj
18硬貨進入前の位置へ下降させ、ローラ40と最上部
硬貨上面との間に硬貨進入用の適正間隙を作り出す。第
9図は計数モード時における異常硬貨の係止状態を示し
ている。
すなわち、第9図のTa貨支持部29Aの実線図示位置
が第5図の硬貨支持部29Aの一点ais;+図示位5
に対応し、第9図の硬貨支持部29Aの一点鎖線図示位
置が第5図の硬貨支持部29Aの二線鎖線図示位置に対
応する。なお図示実施例では、被処理金種硬貨ではあっ
ても汚れがひどい汚染硬貨も異常硬貨として取扱ってい
るが、この汚染硬貨は正常硬貨として取扱うようにして
もよい。また本発明における異常硬貨送出阻止手段は、
図示実施例では重積ベルト29.29の駆動による場合
について説明したが、これはストッパに代えてもよい。
(発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、高速で搬送される硬貨
中から異常硬nのみを確実に自動弁w1排除することが
できるので、計数あるいは包装等の硬貨処理の信頼性を
大幅に向上することができるとともに、異常硬貨の排除
に操作者の手をわずられせることがなくなるので、操作
性が著しく改善され、かつ硬貨処理能率を格段に高める
ことができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を硬貨包装機に適用した場合の一例を示
す内部構造図、第2図は同上部の平面図、第3図は第2
図■−■線縦断側面図、第4図は同硬貨通路の平面図、
第5図は同硬貨(積部の重積ベルトの正面図、第6図乃
至第9図は重積ベルトの硬貨重Fa部を利用して異常?
!貨を係止させる場合の動作説明図、第10図は同制御
系を示すブロック図、第11図は同動作順序を示すフロ
ーチャートである。 1・・・回転円盤、2・・・硬貨通路、3・・・硬貨重
積部、4・・・Yi!貨包装部、5・・・Ii2貨放出
部、6・・・補給円盤、9・・・通路幅規制部材として
の通路部材、10・・・選別溝孔、11・・・回収部、
14・・・搬送ベルト、16・・・厚み規制部材、20
.21・・・硬貨識別要素検出番、22・・・硬貨通路
検出5.23・・・切換板、27・・・正常硬貨収納部
、28・・・異常硬貨収納部、29・・・重積ベルト、
29A・・・硬貨支持部、C・・・正常硬貨、C′・・
・異常硬貨。 出願人代理人  猪  股    清 第 2 図 弔 4 図 柴 5 固 り C ] り ゝN 羊7 編 〜 q 蔓 II  図 ′ト続補正店 昭和59年12月 /シ日 1 r!5件の表示 昭和59年 特許願 第224868号2 R用の名称 硬貨処理機の識別異常硬貨排除装置 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 (143)グローリー工業株式会社 4  代  理  人 7 補正の対象 − 図面。 8M正の内容 別紙の通り浄ぷする(内容に変更ンμ)1.5、へ畝 壷・、。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硬貨を回転円盤の遠心力により該円盤の周縁に移動させ
    、この周縁上部に臨んで設けられる硬貨厚み規制部材の
    下部を通過させることにより1枚並べとして送出し、そ
    の送出硬貨を搬送ベルトによりくわえ込み、回転円盤の
    周縁から外方へ延設される硬貨通路上を搬送する間にそ
    の硬貨通路途上に設けられる溝または孔構造の選別溝孔
    上を通過させることにより径小硬貨の選別溝孔内への排
    除を行ない、選別溝孔上を通過した適正硬貨は計数した
    のち硬貨通路の末端から放出する硬貨処理機において、
    前記選別溝孔の直後の通路域に設けられ、通過する硬貨
    が正常硬貨か異常硬貨かの識別をなすための識別要素を
    検出する硬貨識別要素検出器と、この検出器の検出結果
    に基づき、通過する硬貨が正常硬貨か異常硬貨かを識別
    する硬貨識別部と、前記検出器が設けられる通路域の近
    傍にあって通路外の退逃位置から通路内への進出位置に
    移動自在とされ、異常硬貨の次位の硬貨を停止させるス
    トッパと、硬貨通路の末端近傍に設けられ、硬貨通路か
    らの異常硬貨の送出を阻止する異常硬貨送出阻止手段と
    、この阻止手段により阻止された硬貨を押圧するよう通
    路末端近傍の通路域上部に終端が位置する搬送ベルトと
    、硬貨通路幅および選別溝孔幅を定めるため通路幅方向
    一側に設けられ、通路幅拡大方向へ移動させることによ
    り通路幅および選別溝幅を同時に拡大させる通路幅規制
    部材と、前記硬貨識別要素検出器および硬貨識別部が異
    常硬貨を識別したとき、異常硬貨送出阻止手段により異
    常硬貨を係止するとともに前記ストッパを通路内の進出
    位置へ移動させて異常硬貨の次位の硬貨を係止し、回転
    円盤の停止または逆転、および搬送ベルトの逆転によっ
    て前記ストッパに係止される硬貨とその後続硬貨を回転
    円盤上へ戻したのち搬送ベルトを停止させ、搬送ベルト
    の停止時における通路幅規制部材の移動による通路幅拡
    大およびストッパの通路外への退去状態下において搬送
    ベルトを再度逆転させることにより異常硬貨を拡大され
    た選別溝孔内へ排除し、異常硬貨排除後の通路幅規制部
    材の元位置への復帰、回転円盤と搬送ベルトの正転再開
    、回転円盤の正転再開までの所定時期になされる異常硬
    貨送出阻止手段の異常硬貨送出阻止動作の解除により硬
    貨通路への硬貨の送込みと通路内での硬貨搬送とを再開
    せしめる制御部とを具備し、識別異常硬貨のみを拡大さ
    れる選別溝孔内へ自動的に排除し、この自動排除後の硬
    貨通路への硬貨の送り込みと通路内での搬送を再開する
    ようにしたことを特徴とする硬貨処理機の識別異常硬貨
    排除装置。
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