JPH02191218A - イノシトールトリホスフェートを含有する糖尿病の合併症に対する医薬 - Google Patents

イノシトールトリホスフェートを含有する糖尿病の合併症に対する医薬

Info

Publication number
JPH02191218A
JPH02191218A JP1237428A JP23742889A JPH02191218A JP H02191218 A JPH02191218 A JP H02191218A JP 1237428 A JP1237428 A JP 1237428A JP 23742889 A JP23742889 A JP 23742889A JP H02191218 A JPH02191218 A JP H02191218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diabetes
complications
inositol
isomer
diabetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1237428A
Other languages
English (en)
Inventor
Matti Siren
マティ シレン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH02191218A publication Critical patent/JPH02191218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/66Phosphorus compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents
    • A61P27/12Ophthalmic agents for cataracts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/02Nutrients, e.g. vitamins, minerals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/06Antihyperlipidemics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/08Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/08Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
    • A61P3/10Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis for hyperglycaemia, e.g. antidiabetics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒトを含む哺乳類における糖尿病の合併症の
予防、治療又は軽減のためのイノシトールトリホスフェ
ート(IP3)の少なくとも1種類の異性体を含んで成
る医薬及びヒトを含む哺乳類における糖尿病又はその合
併症の予防、治療又は軽減のための、IP、の少なくと
も1種類の異性体と抗−糖尿病薬とを含んで成る医薬組
成物に関する。
〔従来の技術〕
糖尿病は主たる2つのタイプ、すなわち尿崩症(Ins
ipidus)及び真正糖尿病(Mellitus)に
分けることができる。前者のタイプはピッイトリン(P
itu−itrin)、すなわち下垂体により生産され
る抗−利尿ホルモン、の生産低下により生ずる。後者の
タイプは、タイプ11すなわちインシュリン依存性真正
糖尿病(IDDM)、及びタイプ■、すなわちインシュ
リン非依存性真正糖尿病(NIDDM)に分けられる。
ランゲルハンス島のβ−細胞の破壊により生ずるインク
、 リンの不足がタイプI糖尿病の主たる特徴であり、
他方第二のタイプはインシュリン受容体の欠陥又はイン
シュリンの分泌の減少により生ずると考えられている。
病気の症状には過剰排尿、のどのかわき及び空腹が含ま
れ、視力が低下し、そして足の潰瘍及び治癒しにくい皮
膚の創傷がしばしば起こる。さらに、患者は神経炎、ケ
ト−ジス、過血糖症、糖尿、そしである場合には昏睡又
はケトアシド−シスを示す場合がある。
糖尿病それ自体の治療の焦点は体内のグルコースのレベ
ルを抑制しそして調節することである。
しかしながら、糖尿病の合併症は、診断又は治療されな
い病気又は病気の適切に調節されない治療により起こる
。これは本質的に、糖尿病及びその合併症の問題及び治
療が全く別であることを意味する。
短期間の合併症はケトアシド−シス又は昏睡、及び感染
である。
インシュリンの不存在又は不適切な量が炭水化物、脂肪
及び蛋白質の代謝の変化を生じさせる。
これらの場合にはケトン体の数が増加し、そして次にケ
トアシド−シス、例えば多床、のどのかわき及び一般的
不快感が起こる。これらの状態は最終的に昏睡を導く。
糖尿病における感染は、低血糖症により惹起される抵抗
力の低下のため深刻である。感染の例には尿管の感染及
び真菌感染が含まれる。
長期間の合併症は神経病、網膜症及び血管性合併症であ
る。末梢神経が最もしばしば神経病に関連する。症状は
痛み、反射欠如及び筋肉の弱化である。
多くの器官の毛細血管基礎膜の厚化が血管性の合併症、
例えば細管異状を生じさせる。糸球体の変化により特徴
付けられる腎臓病のごとき腎疾患が1つの例であり、他
のものは皮膚疾患、並びに発作をもたらすことがある動
脈硬化、心筋梗塞、間欠性彼行症及び壊痩の頻発である
。  ゛種々のタイプの眼性合併症が起こるが、網膜症
が最も頻発する。網膜循環の障害が出血及び視出の喪失
を惹起する。
糖尿病タイプIはインシュリンにより治療され、他方タ
イプ■は高血糖剤、例えばスルホニル尿素類及びビグア
ニドにより治療される。
〔発明が解決しようとする課題〕
既存の薬剤は深刻な副作用が伴い効果が制限される。薬
剤を1日に数回注射しなければならないので、インク、
 IJン療法は患者にとってめんどうである。さらに、
インシュリンに対するアレルギー反応がしばしば生ずる
。インシュリンの過剰投与は低血糖症を導くのでその投
与量は注意深く調節されなければならない。正しくない
食事及び/又はよく調節されないインク、 IJンの投
与量に基く血中グルコースのゆれは患者にとって非常に
不利である。スルホニル尿素は、胃腸障害、高血圧反応
、低血糖症及び心臓血管系疾患の危険の増大のごとき副
作用を惹起する。
ビグアニドは食欲欠乏、嘔吐及び下痢のごとき副作用を
惹起するであろう。
さらに、糖尿病の治療のために使用される既存の療法は
糖尿病の合併症を有意な程度に抑制しない。数年来、糖
尿病の合併症に対する薬剤を開発すべく努力がなされて
いる。いわゆるアルドースレダクターゼ阻害剤はこれら
の疾患に対しである種の効果を示しているが、しかしそ
れは高投与量においてであり、そして顕著な副作用を伴
う。従って、この分野で、−層有効で且つ安全な薬学的
化合物が非常に必要である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従えば、驚くべきことに、ヒトを含む哺乳類に
おける糖尿病の合併症を予防、治療又は軽減するために
イノシトールトリホスフェート(tps)の少なくとも
1種類の異性体の使用により上記の糖尿病の合併症を克
服又は軽減することができる。さらに、本発明は、医薬
として活性な抗−糖尿病薬と組み合わせてIP3の少な
くとも1種類の異性体を含んで成る抗−糖尿病医薬組成
物に関する。
ヨーロッパ特許Nα179439から、医薬活性成分と
してイノシトールトリホスフェートの少なくとも1つの
異性体を含んで成る医薬組成物が知られている。この特
許においては、この医薬組成物の効果は異る分野、例え
ば心臓血管疾患及び関節炎について示されている。特に
、血中グルコースの低下のための組成物の効果が示され
る。しかしながら、糖尿病の合併症を予防し、治療し又
は軽減する可能性は述べられていない。この分野におい
てよく知られているように、血中グルコースレベルを低
下せしめる抗−糖尿病剤は多くの場合、前に記載したよ
うに糖尿病の合併症を予防せず、又は軽減さえしない。
本発明は、糖尿病の短期又は長期の合併症の予防、治療
又は軽減のための医薬の製造のためのIP3の使用に関
し、これらの合併症には例えば、昏恍、打診病、痛み、
反射喪失及び筋肉の弱化により表現される神経病の予防
、治療又は軽減のための医薬の製造のためのIP、の使
用に関する。
この疾患は非対称性遠位多発神経病、非対称性神経病及
び自律神経病に分類される。しばしば、神経病の病変は
例えば足の潰瘍をもたらす;多くの器官での毛細血管の
基礎膜の厚化により特徴付けられる血管性合併症、すな
わち細管異状をもたらす。これらの疾患の例は、糸球体
の変化に関連する腎疾患、例えば糸球体病(glome
rulopathy)、腎孟腎炎、壊死及び腎臓病であ
る。皮膚、末梢神経及び動脈の壁に供給する血管の細管
異常は皮膚疾患、動脈硬化、発作、心筋梗塞及び間欠性
波性症を生じさせる: 視力に影響を与える合併症、例えば網膜症、レフアーク
ジョン(refarction)における非増殖性又は
増殖性変化、緑内障及び白内障; 代謝性合併症、例えばケトアシド−シス、ラフティック
アシド−シス、昏睡。ケトアシド−シスは炭水化物の代
謝の低下及び脂肪及び蛋白質の分解の増加によるケトン
体の増加により特徴付けられる: 感染、特に尿管での感染。抵抗力が低下するに従って真
菌感染及び結核菌に対する感受性が増大する; がある。
本発明の好ましい態様においては、糖尿病の合併症は血
管性合併症、腎臓病、神経病及び網膜症である。
IP3の製造及びその種々の異性体の単離は米国特許N
o、 4.777、134に開示されている。IP3の
異性体はまた、例えばイノシトールとリン酸源から出発
して化学的又は酵素的合成法により製造することができ
る。さらにバイブリドDNA技法を含む微生物学的製造
法も適当である。
IP、の構造及びその種々の異性体が米国特許No、 
4.735.936及び米国特許Nα4.797.39
0に開示されている。
本発明に従って使用される医薬は単位投与型で存在する
のが好ましい。このような単位投与のためには錠剤、顆
粒又はカプセルが好ましい。さらに、胃での制御されな
い加水分解を防止し、そして腸で好ましい吸収を行うた
めに錠剤及び顆粒に表面処理例えば腸溶コートを行うこ
とができる。
他の適当な投与形は徐放形及び経皮投与形である。
常用の医薬として許容される添加剤、賦形剤及び/又は
キャリヤーを医薬に含めることができる。
錠剤及び顆粒はまた、これらを腸内で容易に崩壊せしめ
る崩壊剤を含有することができる。ある場合、特に急性
状態の場合には、静脈投与用溶液の形の単位投与形を用
いるのが好ましい。
医薬はまた、添加剤、試剤又はキャリヤーをなんら含有
せずI P 3のみから成ることもできる。
所望により、医薬は他のイノシトールホスフェートすな
わちI P、、 I P2. I P、、 I Ps及
びIP。
を含有しないことができる。従って、IP3異性体の混
合物が90〜100%例えば93〜100%又は好まし
くは95〜100%の純度を有することができる。
あるいは、この医薬は、それぞれが実質的に純粋な形で
存在する1又は複数の特定のIP3異性体から成るか又
はそれを含んで成ることができる。
すなわち、種々の異性体を純粋な形で単離することがで
きこのことは、これらが80〜100%例えば82〜1
00 %、又は85〜100 %、好ましくは90〜1
00%の純度を有することを意味する。言うまでもなく
、異性体を純粋な形で製造することができるからそれら
を任意の比率で混合することができる。
医薬は、IPs、IPs又はIP、の少なくとも1つと
IP3を生成せしめるのに適当な酵素のごとき分解性物
質とにより提供されるIPaから成ることができる。
ミネラルバランスに負の影響を与えないように、本発明
の医薬の製造のために使用される1又は複数のIP、異
性体が塩の形で存在するのがほとんどの場合において好
ましい。塩は好ましくはナトリウム塩、カルシウム塩、
亜鉛塩もしくはマグネシウム塩又はこれらの塩の2以上
の混合物である。
カルシウム塩もしくは亜鉛塩又はこれらの混合物が特に
好ましい。IP3の異性体はまた一部はランタニド系の
1又は複数の生理的に許容される化合物の塩として存在
することができる。
上記の理由により、鉱酸又は有機酸とカルシウム、亜鉛
又はマグネシウムとの医薬として許容される塩1種類以
上を余分に医薬を含有するのも好ましい。これは特に、
しばしばこれらのミネラルを欠いている老人のために特
に価値がある。
ヒトの患者への投与のため、適当な投与量は、種々の投
与量で動物にふいて得られた結果の延長により当業者に
より日常的に決定され得る。ヒトへの好ましい投与量は
0,1〜1000mg、特に0.1〜200 mg I
P3/日/ kg体重の範囲である。
動物実験において、160mg/kg体重という高投与
量でのマウスへの腹腔内投与の後、IP3の毒性効果は
見られなかった。
医薬は、単位投与当り通常0,01〜1.5g、例えば
0.05〜1.3、又は好ましくは0.1〜1gのIP
3を含有する。
1つの好ましい態様において、IP3はD−ミオ−イノ
シトール−1,2,6−)リホスフエートである。
この医薬の1つの機能は種々の細胞型゛の膜、特に血小
板、内皮細胞、赤血球の細胞膜への損傷を回復し、予防
し又は軽減することである。この医薬の使用はこれらの
細胞型の改良された安定性、変形に対する感受性の低下
、及び改良された機能をもたらす。さらに、例えば血管
壁への集合性及び付着のごときパラメーターが低下する
この医薬が使用される場合、溢血が減少し、そして血管
の漏れ及び血流の減少が観察される。この医薬が使用さ
れた場合、血小板からのセロトニンのごときメデイエー
タ−の放出が正常化される。
さらに、この医薬が使用される場合、イノシトール代謝
の正常化が観察される。この医薬の使用の他の結果は膜
流動性の調節、コレステロールのごとき成分の導入、並
びに種々のホスホリピドの生産、導入及びバランスであ
る。
この医薬の使用の他の結果は細胞の電解質バランスの調
整である。例えばカルシウム、カリウム、塩素、リン酸
等の細胞内レベルの調整が挙げられる。
細胞表面活性、及び例えばリン酸化による受容体の活性
化/不活性化を介しての外部刺激に対する応答は、この
医薬の使用により影響される他のパラメーターである。
前記のごとく、本発明にまた、医薬として活性な抗糖尿
病薬との組み合わせにおいてIPaの特定の少なくとも
1種類の異性体を含んで成る抗糖尿病医薬組成物に関す
る。この組成物は抗−糖尿病薬の投与量の減少を可能に
し、これが前記の副作用を低下せしめる。さらに、改良
された作用状態が得られる。この医薬組成物は混合物で
もよく、又は分離投与もしくは一緒の投与のための分離
形でもよい。
抗−糖尿病薬は、種々の起源のインシュリン又はその誘
導体もしくは類似体、例えばプロインシュリン、あるい
はスルホニル尿素、例えばトルブタミン、クロルプロパ
ミド、アセトヘキサモール、グリベンクラミド、グリビ
ジド、グリクラシト、グリボルヌリド、アセトへキサミ
ド及びトラザミド、並びにビグアニド、例えばフェンホ
ルミン及びメトホルミンから成る群から選択され゛る血
糖低下薬であることができる。
I P 3の量は、前記活性成分の5〜95%又は15
〜80%、例えば25〜60%(重量)を占めるべきで
ある。混合された組成物に関する本発明の1つの好まし
い態様において、IP、はD−ミオ−イノシトール−1
,2,6−)リホスフエートである。
混合して製造されるこの医薬は例えば次の状態を予防し
、治療し又は軽減するために使用することができる:床
筋症、並びにタイプI (IDDM)及びタイプn (
NIDDN)を含む真正糖尿病、二次糖尿病、高血糖を
導く障害されたグルコース寛容糖尿病及び妊娠糖尿病;
糖尿病の合併症、例えば神経病、血管性合併症、例えば
細管異状及び腎臓病、網膜症、ケトン症、及び感染に対
する感受性の増大。
この発明を以下の例によりさらに説明する。例1〜4は
IP3の製造を示し、他方例5及び6はIP、の溶液及
び錠剤の調製を例示する。例7は糖尿病誘導血小板凝集
に対するIP3の効果に関し、他方例8〜11は糖尿病
の合併症に対するIP。
の有利な効果を記載する。例12において、I P s
の存在下での微小出血の減少が示され、他方例13は特
定の酵素ATPアーゼに対するIP3の効果を示す。
1、4 kgのフィチン酸ナトリウム(トウモロコシ由
来、シグマケミカル社製)を1200 nの酢酸ナトリ
ウム緩衝液(pH4,6)に溶解する。ジェストボラゲ
ット(JMstbolaget) 、スエーデン(乾物
28%、窒素含量2%、リン含量0.4%)を撹拌しな
がら加え、そして45℃にしてインキ二ペーションを続
ける。放出される無機リンを測定することにより脱リン
酸化を追跡する。7時間後50%の無機リンが放出され
た時、アンモニアを加えpH12にすることにより加水
分解を停止せしめる。懸濁液を遠心し、そして上清を集
める。
8001の上清をイオン交換カラム(ダウエックス1、
塩素形、100cmX150 cm)に通し、そして塩
酸の直線グラジェント(0−0,7N HCI)により
溶出を行う。
%J 2 、  イノシトールトリホスフェートの異性
体の構造決定 リン/イノシトール比が3=1である例1により得られ
た画分を中和し、そしてカルシウム塩として沈澱せしめ
る100■の沈澱物をH−NMRにより分析する。デー
タが示すところによればピークはミオ−イノシトール−
1,2,6−トリホスフエトから成る。
例3゜ 0.5gのD−キロ−イノシトール(D−chir。
1nositol)を1mlのリン酸に60℃にて溶解
した。
20gのポリリン酸を添加し、そしてこの混合物を真空
下150℃にて6時間加熱した。混合物を水で希釈して
200 mi’にし、そしてイオン交換カラム(ダウx
−)クス1、塩素形、25mmX250 mm)に通し
、そして塩酸の直線グラジェント(0−2,ON HC
I)により溶出した。
リンとイノシトールとの比率が6:1であるピークの成
分を、水酸化カルシウムの添加により沈澱せしめた。こ
の沈澱を濾過し、洗浄し、そして10rnlの陽イオン
交換樹脂と混合してイノシトールヘキサホスフェートの
酸形を得た。水酸化ナトリウムで中和し、そして凍結乾
燥した後、D−キロ−イノシトールへキサホスフェート
のナトリウム塩を得た。
例4゜ 例3に従って製造されたD−キロ−イノシトールへキサ
ホスフェートのナトリウム塩0.8gを300mI!の
酢酸ナトリウム緩衝液(pH5,2)に溶解した。1.
3gの小麦フィターゼ(BC3,1,3゜26、0.0
15 U/■、シグマ・ケミカル社より入手)を添加し
、そして混合物を38℃にてインキュベートした。
50%の無機リンの放出の後、アンモニアを加えてpH
12にすることにより加水分解を停止せしめた。
D−キロ−イノシトールホスフェート類を含有する混合
物をイオン交換カラム(ダウエックス1、塩素形、25
mmX250 ml11)に通し、そして塩酸(D[線
グラジェント (0−0,7N )IcI)により溶出
した。
リンとイノシトールの比が3:1であるピークを1.0
M水酸化ナトリウムにより中和し、そして凍結乾燥した
NMR及び!Rによる構造決定により、生成物がD−キ
ロ−イノシトールトリホスフェートであることが示され
た。
IP3のナトリウム塩0.5g及び0.77 gのNa
C1を98.73rnlの注射用水に溶解して、ヒト又
は動物に注射するために適当な溶液を得た。
D−ミオ−イノシトール−1,2,6−)リホスフェー
トのカリシラム塩の錠剤を次の様にして製造した。D−
ミオ−イノシトール−1・2・6−トリホスフェートの
カルシウム塩50g=  132gのラクトース及び6
gのアカシャガムを混合した。
次に、この混合物に精製水を加え、次に適当な稠度が得
られるまで混合を続けた。この混合物を篩に通し、そし
て乾燥せしめた。次に、この混合物を10gのタルク及
び2gのステアリン酸マグネシウムとブレンドした。こ
の混合物を200mgの錠剤に圧縮した。
例7゜ 最初の体重が300g〜250gである雄性ラットの2
群を用いた。これらに、カゼイン(17%)、澱粉(3
9%)、バター及び種々の油、例えばひまわり油(18
%)及びグルコース、フラクトース、ビタミン等(26
%)を含有する飼料を与えた。
実験の第18目にストレプトシトシン(strepto
−zotocin) (シグマ)を腹腔内投与してこれ
らの動物に糖尿病の合併症を誘導した。
1つの群に、D−ミオ−イノシトールト2・6−トリホ
スフエー) (IPa) 16hpmを飼料に加えて与
え、他の群は対照とした。
スロンビンに応答する血小板凝集を2ケ月後に測定した
結果は次の通りであった。
処 置    スロンビン誘導   動物数面小板凝集
(cm) 対照  35.0±2.18 IP3    18.9±5.2      11すな
わち、IP3P2O3ケ月後、スロンビン誘導凝集は、
対照に比較してIP、−処置動物において有意に低かっ
た。
例8゜ 例7に記載したようにして2群のラットを処置した。
動物の目における白内障の形成を4ケ月後に測定した。
処 置   目の合計数   動物数 に対する % 対照  38.5%   8 IP3        12.5  %       
   11白内障の形成は糖尿病の深刻な合併症である
IP、で処置して4ケ月後、白内障の形成は顕著に減少
した。
例9゜ 2群のラットを例7に記載したように処置した。
糖尿病状態において脂質の代謝が撹乱され、これは糖尿
病の深刻な合併症である。この撹乱の1つの指標は尿中
に見出される、いわゆるケント体の生成である。
対照群におけるケトン体の量は高かったが、IP3によ
る処置がこの群の尿中のケトン体の全体的除去をもたら
した。
例10゜ 糖尿病にふけるグルコースのソルビトールへの代謝の増
加は血流の増加及び多くの器官でのアルブミンの透過の
増加とリンクしており、これが糖尿病の合併症をもたら
す。
スキンチャンバーモデル(skin chamber 
model)において、ラットをグルコースに暴露し、
そして血流の増加を151M@5Sr−マイクロスペア
−により評価し、他方血管の漏れを125I−アルブミ
ンの分布及び透過により測定する。
二側(パイラテラル)スキンチャンバーを、8匹の正常
Sprague−Daw ley雄性ラットに、皮膚を
2cmの円形に除去した後に付する。開始して10日後
に食塩水中30mM D−グルコース0.5mi’を4
匹の動物の1つのチャンバーに加え、これら4匹の動物
の1つのチャンバーには食塩水のみを供給した。
平行実験において、他の4匹の動物に食塩水中30mM
D−グルコース0.5−を1つのチャンバーに与え、他
のこれら4匹の動物の他のチャンバーには0、3 mg
/kg/日のD−ミオ−イノシトール−1゜2.6−)
リホスフェー)(IP3)を供給した。処置をさらに1
0日間続けた。次に、動物をイナクチン(inacti
n)により麻酔し、そして血流及びアルブミンの透過を
評価した。
血流はD−グルコースの添加により対照に比べて50%
増加し、他方D−グルコースと共にIP3を与えた場合
、血流は正常化された。アルブミンの透過は、D−グル
コースの添加により対照と比べて6倍増加し、他方D−
グルコースと共にIP3が与えられた場合、増加した透
過性は50%減少した。これらの結果は、IP、が血流
及び蛋白質の透過性を有意に減少せしめること、すなわ
ち血管の漏れを減少せしめること、を示している。
例11゜ 糖尿病の合併症の深刻なタイプの1つは神経病(neu
ropathy)である。運動神経伝達速度(MNCV
)の低下がこの状態の重要な特徴である。この例におい
て3群のラットを使用した。第一群(n=12)を糖尿
病を有しない対照として使用した。他の2つの群(それ
ぞれn=14、及びn=10)にストレプトシトシン(
streptozotocin;5T2)を与えて糖尿
病を誘導した。これら後に記載した2群の内の1つはこ
れ以上処置せず、他方、他の群を飼料に混合したD−ミ
オ−イノシトール−1゜2.6−)リホスフエート(I
P3.1 g / kg飼料)により毎日10週間にわ
たり処置した。この期間の終りに動物を殺し、そして坐
骨神経のホモジネート中でMNCVを評価した。種々の
群についての結果を次に示す。
処   置          MNCV  (m/c
)対照    61.9 S T Z             48.3STZ
及びrp354.1 すなわち、IP、による処置が神経伝°達速度の障害を
中和し、これが神経病に有利な効果を与える。
例12゜ 血管の透過性及び出血は糖尿病の合併症の重要な因子で
ある。これらの因子をハムスターの頬のうにおいてヒス
タミンにより誘導し、そして対照と対比してD−ミオ−
イノシトール−1,2,6−トリホスフエー) (IP
3)の存在下で測定した。
雄性マウスを一夜絶食せしめ、そしてナトリウムベンド
パルビトンにより麻酔した。頚静脈を通して注入を行っ
た。ヒスタミンの注射(2,7mg/kg)(7)後に
食塩水(対照)またはIPs  (5,0mg/kg)
を投与した。80分間の間隔を置いて頬のうを顕微鏡観
察し、そして出血部位(点状出血)の数を、ヒスタミン
の注入の開始前及び80分間の終りにおいて記録した。
結果を次の表に示す。
止り   10  8.4 IP3      6     1.0     88
この結果かられかるように、IP3は血管の透過性及び
出血に対して有効な化合物である。
例13゜ 鮮血を200gにて20分間遠心分離して血小板富化血
漿を調製した。これを取り出し、そしてクエン酸の添加
によりpH6,4に酸性化し、これを20分間遠心分離
した。血小板のベレットを、0.34Mソルビトール及
び10mM )lepesを含有する緩衝液(pt(7
,4)に再懸濁した。
血小板懸濁液を超音波処理し、そしてそのホモジネート
を1.0−3.5 Mソルビトール直線密度勾配上に重
層した。混合膜画分を勾配から取り出し、そして濃縮し
た後に4sCa−取込み及びATPアーゼ活性を測定し
た。
血小板調製物の一部に100μMD−ミオ−イノシトー
ル−1,2,6−)リホスフェー) (IP3)を添加
し、他方、他の部分を対照として用いた。
IP、の添加が、小胞体へのCaの取り込みを30%増
加せしめ、そしてli製物中のMg ATりアーゼ及び
Ca Mg ATPアーゼの両者の活性を有意に刺激す
る。
糖尿病の異る細胞形においてATPアーゼの活性の低下
が観察され、そしてこの例の結果はI P 3が活性の
低下を中和することを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒトを含む哺乳類における糖尿病の合併症の予防、
    治療又は軽減のための、イノシトールトリホスフェート
    (IP_3)の少なくとも1種類の異性体を含んで成る
    医薬。 2、前記糖尿病の合併症が白内障の形成又は網膜症に関
    連する、請求項1に記載の医薬。 3、前記糖尿病の合併症が神経病である、請求項1に記
    載の医薬。 4、前記糖尿病の合併症が腎臓病に関連する、請求項1
    に記載の医薬。 5、前記糖尿病の合併症が血管性合併症及び創傷と関連
    する、請求項1に記載の医薬。 6、イノシトールトリホスフェート(IP_3)の少な
    くとも1種類の異性体と抗−糖尿病薬とを含んで成る、
    糖尿病又はその合併症の予防、治療又は軽減のための医
    薬組成物。 7、組合せ投与形である請求項6に記載の組成物。 8、分離投与又は一緒の投与のための分離形である、請
    求項6に記載の医薬組成物。 9、抗糖尿病薬がインシュリン又はインシュリンの誘導
    体である、請求項6〜8のいずれか1項に記載の医薬組
    成物。 10、前記抗−糖尿病薬が血糖低下薬である、請求項6
    〜8のいずれか1項に記載の医薬組成物。 11、前記イノシトールトリホスフェートの異性体がD
    −ミオ−イノシトール−1,2,6−トリホスフェート
    である、請求項6〜10のいずれか1項に記載の医薬組
    成物。
JP1237428A 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有する糖尿病の合併症に対する医薬 Pending JPH02191218A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8803248A SE464059C (sv) 1988-09-15 1988-09-15 Användning av inositoltrifosfat för framställning av läkemedel
SE8803248-7 1988-09-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02191218A true JPH02191218A (ja) 1990-07-27

Family

ID=20373330

Family Applications (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1237428A Pending JPH02191218A (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有する糖尿病の合併症に対する医薬
JP1237427A Expired - Fee Related JP2547257B2 (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有する組織の損傷に対する医薬
JP1237429A Expired - Fee Related JP2859318B2 (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有する骨疾患に対する医薬
JP1237431A Expired - Lifetime JP3058334B2 (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有するリポ蛋白質の異常レベルに対する医薬
JP1237430A Expired - Fee Related JP2859319B2 (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有する移植に関する障害に対する医薬

Family Applications After (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1237427A Expired - Fee Related JP2547257B2 (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有する組織の損傷に対する医薬
JP1237429A Expired - Fee Related JP2859318B2 (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有する骨疾患に対する医薬
JP1237431A Expired - Lifetime JP3058334B2 (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有するリポ蛋白質の異常レベルに対する医薬
JP1237430A Expired - Fee Related JP2859319B2 (ja) 1988-09-15 1989-09-14 イノシトールトリホスフェートを含有する移植に関する障害に対する医薬

Country Status (8)

Country Link
EP (5) EP0359260B1 (ja)
JP (5) JPH02191218A (ja)
AT (5) ATE104855T1 (ja)
DE (5) DE68914922T2 (ja)
ES (5) ES2054965T3 (ja)
GB (5) GB2223167B (ja)
GR (4) GR3005448T3 (ja)
SE (2) SE464059C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04230220A (ja) * 1990-06-28 1992-08-19 Perstorp Ab 医薬組成物
KR100653557B1 (ko) * 2001-10-06 2006-12-05 아미코젠주식회사 카이로 이노시톨 또는 피니톨의 백내장 예방치료제로서의용도와 그 조성물

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5330979A (en) * 1984-10-23 1994-07-19 Perstorp Ab Method of treating renal disorders with inositoltriphosphate
US5427956A (en) * 1989-03-08 1995-06-27 The University Of Virginia Patent Foundation Quantitative analysis for diabetic condition predictor
DK0465508T3 (da) * 1989-03-08 2000-08-07 Univ Virginia Diætsupplement til insulinresistente diabetikere
US5428066A (en) * 1989-03-08 1995-06-27 Larner; Joseph Method of reducing elevated blood sugar in humans
US5750348A (en) * 1989-03-08 1998-05-12 The University Of Virginia Patents Foundation Method for detecting insulin resistance
SE467340B (sv) * 1990-07-04 1992-07-06 Perstorp Ab Anvaendning av inositolmonofosfat foer framstaellning av ett laekemedel effektivt som en neuropeptid y-(npy-)antagonist
JP2750239B2 (ja) * 1991-08-14 1998-05-13 三共株式会社 アデノホスチンaまたはbならびにその製法
SE503122C2 (sv) * 1993-11-22 1996-03-25 Perstorp Ab Användning av en inositoltrisfosfatester för behandling av inflammatoriska tillstånd
SE9600194D0 (sv) * 1996-01-19 1996-01-19 Perstorp Ab A new chemical compound
US5880098A (en) * 1996-04-12 1999-03-09 Pharmacia & Upjohn Aktiebolag Therapeutic treatment
SE9601396D0 (sv) * 1996-04-12 1996-04-12 Dieter Haeussinger New therapeutic treatment 2
SE9602463D0 (sv) * 1996-06-24 1996-06-24 Perstorp Ab The use of growth factor modulating compounds
US5998485A (en) * 1997-06-16 1999-12-07 Cedars-Sinai Medical Center Method for modulating immune response with inositol
US5906979A (en) * 1998-01-27 1999-05-25 Insmed Pharmaceuticals, Inc. Compositions and methods for treating metabolic diseases characterized by hyperandrogenism and/or anovulation and/or infertility
US6486127B1 (en) 2001-05-23 2002-11-26 Insmed, Incorporated Compositions comprising D-chiro inositol and lipid lowering compounds and methods of treatment thereof
CN111246852A (zh) * 2017-10-26 2020-06-05 大塚制药株式会社 含有磷酸肌醇的组合物

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE465951B (sv) * 1984-10-23 1991-11-25 Perstorp Ab Isomer av inositoltrifosfat foeretraedesvis i saltform foer anvaendning som terapeutiskt eller profylaktiskt medel samt kompositioner daerav
SE465305B (sv) * 1986-04-16 1991-08-26 Perstorp Ab Anvaendning av inositolfosfat foer framstaellning av ett laekemedel
US4735902A (en) * 1984-10-23 1988-04-05 Matti Siren Stabilized composition containing inositoltriphosphate

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04230220A (ja) * 1990-06-28 1992-08-19 Perstorp Ab 医薬組成物
KR100653557B1 (ko) * 2001-10-06 2006-12-05 아미코젠주식회사 카이로 이노시톨 또는 피니톨의 백내장 예방치료제로서의용도와 그 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
EP0359259A3 (en) 1990-10-03
ATE84719T1 (de) 1993-02-15
ES2055772T3 (es) 1994-09-01
DE68914922T2 (de) 1994-09-01
GR3015764T3 (en) 1995-07-31
JPH02191220A (ja) 1990-07-27
JP2859318B2 (ja) 1999-02-17
GB2223403B (en) 1992-02-26
DE68902526D1 (de) 1992-09-24
DE68904507D1 (de) 1993-03-04
JP2547257B2 (ja) 1996-10-23
GB2223404B (en) 1992-04-08
ES2054965T3 (es) 1994-08-16
SE9003395D0 (sv) 1990-10-24
GB8920806D0 (en) 1989-11-01
EP0359260A3 (en) 1990-10-03
ATE88347T1 (de) 1993-05-15
GR3007686T3 (ja) 1993-08-31
EP0359260B1 (en) 1993-04-21
GB8920805D0 (en) 1989-11-01
GB2223404A (en) 1990-04-11
EP0359256B1 (en) 1993-01-20
GR3005448T3 (ja) 1993-05-24
GB8920811D0 (en) 1989-11-01
GB2223403A (en) 1990-04-11
EP0359257A3 (en) 1990-10-03
GB2223168A (en) 1990-04-04
GB8920804D0 (en) 1989-11-01
EP0359260A2 (en) 1990-03-21
DE68922165D1 (de) 1995-05-18
ES2073419T3 (es) 1995-08-16
SE464059B (sv) 1991-03-04
GB2223169A (en) 1990-04-04
EP0359257A2 (en) 1990-03-21
DE68922165T2 (de) 1995-09-14
DE68906106T2 (de) 1993-10-21
JPH02191219A (ja) 1990-07-27
GB2223167A (en) 1990-04-04
ATE104855T1 (de) 1994-05-15
SE464059C (sv) 1996-12-04
DE68904507T2 (de) 1993-06-09
ES2045319T3 (es) 1994-01-16
DE68914922D1 (de) 1994-06-01
EP0359258B1 (en) 1994-04-27
EP0359259B1 (en) 1992-08-19
JP3058334B2 (ja) 2000-07-04
JPH02191221A (ja) 1990-07-27
EP0359259A2 (en) 1990-03-21
EP0359258A2 (en) 1990-03-21
DE68906106D1 (de) 1993-05-27
GB8920807D0 (en) 1989-11-01
DE68902526T2 (de) 1993-03-11
GB2223168B (en) 1992-08-12
ATE120958T1 (de) 1995-04-15
ATE79542T1 (de) 1992-09-15
GB2223167B (en) 1992-02-26
EP0359256A3 (en) 1990-10-10
JPH02191217A (ja) 1990-07-27
JP2859319B2 (ja) 1999-02-17
GB2223169B (en) 1992-04-08
EP0359257B1 (en) 1995-04-12
EP0359256A2 (en) 1990-03-21
SE8803248L (sv) 1990-03-16
SE8803248D0 (sv) 1988-09-15
EP0359258A3 (en) 1990-10-03
GR3006825T3 (ja) 1993-06-30
ES2043998T3 (es) 1994-01-01
SE9003395L (sv) 1992-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02191218A (ja) イノシトールトリホスフェートを含有する糖尿病の合併症に対する医薬
US6075031A (en) Use of creatine analogues and creatine kinase modulators for the prevention and treatment of glucose metabolic disorders
US4571407A (en) Pharmaceutical compositions containing bilobalid for the treatment of neuropathies
US5003098A (en) Method of reducing or eliminating adverse effects of a pharmaceutical composition or a drug
RU2201272C2 (ru) Применение ингибиторов желудочно-кишечной липазы
EP0536269B1 (en) The use of inositoltrisphosphate for the preparing of medicaments
JPH11504941A (ja) タイプii糖尿病のピコリン酸クロム高用量治療
JP2004505042A (ja) 糖尿病及びグルコース変性の予防及び/または治療のための方法及び組成物
EP1003370B1 (en) Method of enhancing magnesium absorption and prevention of atherosclerosis
WO2006018294A1 (de) Pharmazeutische zusammensetzung, umfassend galaktose, selen, vitamin e und/oder phosphatidylcholin und pharmazeutische verwendungen von galaktose
WO1992000744A1 (en) THE USE OF INOSITOLMONOPHOSPHATE FOR THE PREPARING OF A MEDICAMENT EFFECTIVE AS A NEUROPEPTIDE η-ANTAGONIST
US6924272B2 (en) Medicinal composition for diabetic neuropathy
Wretlind Evaluation of carbohydrates in parenteral nutrition
KR100492821B1 (ko) 쿠민알데하이드를 포함하는 고혈당 강하 및 당뇨병 합병증저해용 조성물
JP2009084211A (ja) 神経細胞賦活組成物
JPH072867A (ja) ビオチンアミド誘導体の製造方法及び、それらを含有する糖尿病及び糖尿病合併症の治療剤
JPH02142732A (ja) 肥満並びに肥満に関連する各種疾患の治療剤
CN117731707A (zh) 具有改善脑雾作用的西兰花组合物及其制备方法与应用
SE501284C2 (sv) Användning av inositoltrifosfat för framställning av ett läkemedel
CN111228263A (zh) 乙基甲基羟基吡啶苹果酸盐或其药物组合物,预防和/或治疗ⅱ型糖尿病的用途
TOTHENIC et al. Calcium hydrogen phosphate. Source
CN105287551A (zh) 一种降低血糖的复方制剂
GB1559841A (en) Preparation for combating diseases and processes for its manufacture
JPH0761939B2 (ja) 脳への酸素供給を増進させる薬剤組成物および該薬剤組成物の製造方法