JPH02153646A - 多重伝送方式 - Google Patents

多重伝送方式

Info

Publication number
JPH02153646A
JPH02153646A JP63302667A JP30266788A JPH02153646A JP H02153646 A JPH02153646 A JP H02153646A JP 63302667 A JP63302667 A JP 63302667A JP 30266788 A JP30266788 A JP 30266788A JP H02153646 A JPH02153646 A JP H02153646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
reception confirmation
confirmation signal
frame
multiplex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63302667A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2713446B2 (ja
Inventor
Yutaka Matsuda
裕 松田
Teruhisa Inoue
照久 井上
Yuusaku Himono
檜物 雄作
Kei Inoue
圭 井上
Makoto Musashi
武蔵 誠
Kyosuke Hashimoto
恭介 橋本
Yuichi Ito
裕一 伊藤
Osamu Michihira
修 道平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Mazda Motor Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Publication of JPH02153646A publication Critical patent/JPH02153646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2713446B2 publication Critical patent/JP2713446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1803Stop-and-wait protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/1607Details of the supervisory signal
    • H04L1/1614Details of the supervisory signal using bitmaps
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/1607Details of the supervisory signal
    • H04L1/1657Implicit acknowledgement of correct or incorrect reception, e.g. with a moving window
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/1607Details of the supervisory signal
    • H04L1/1692Physical properties of the supervisory signal, e.g. acknowledgement by energy bursts
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • H04L12/413Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection [CSMA-CD]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L2001/0092Error control systems characterised by the topology of the transmission link
    • H04L2001/0094Bus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L2012/40267Bus for use in transportation systems
    • H04L2012/40273Bus for use in transportation systems the transportation system being a vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いわゆるCSMA/CD (Carrier
  SenseMultiple  Access/C
o11ision  Detection)伝送方式を
用いた多重伝送方式に関する。
従来より、伝送路を介して相互に接続された複数のノー
ドを備え、いずれかのノードからフレームごとにデータ
を伝送し、受信ノードが正常に受信したとき、このフレ
ームに続いて受信確認信号を返送するC5MA/CD伝
送方式を用いた多重伝送方式が提案されている。
今、CSMA/CD伝送方式を用いた自動車用多重伝送
方式の概略構成図を示すと、第1図のようになるが、こ
の第1図において、ツイストペア電線等からなる多重伝
送路(バス)MBを介して複数の多重ノード、例えばフ
ロント多重ノードFN、コンビネーションスイッチC8
,メータMT、リヤ多重ノードRNが接続されている。
なお、フロント多重ノードFNには、フロントターンラ
イトシグナルランプ6、フロントターンレフトシグナル
ランプ7、フロントスモールランプ8、ホーン9が接続
されており、コンビネーションスイッチC8には、ター
ンライトスインチ10、ターンレフトスイッチ11、ス
モールランプスイッチ12、ホン−スイッチ13、ヘッ
ドランジノ1イビームスイソチ14が接続されており、
メータMTには、ターンライトインジケータ15、ター
ンレフトインジケータ16、ヘッドランプノ\イビーム
インジケータ17が接続されており、リヤ多重ノードR
Nには、リヤターンライトシグナルランプ18、リヤタ
ーンレフトシグナルランプ19、テールランプ20(こ
のテールランプ20はスモールランプスイッチ12がオ
ンで点灯する)が接続されている。
ところで、この車両用多重伝送方式では、第2図に示す
ような構成のフレームF毎に車両運転情報を伝送するこ
とが行われている。
このフレームFは、S D (Start Delin
iter)コード、宛先アドレス(16ビツト分)、自
局アドレス、データ長、データ1〜データN、チエツク
コードを有するフレーム構成となっている。
まず、SDコードはフレームFの開始を示す特定の符号
である。また、宛先アドレスは、宛先アドレスを物理的
アドレス(物理アドレスともいう)の値で指定するので
はなく、各ノードに対して宛先アドレスの領域内に割り
当てた物理的領域の値によって指定するものである。す
なわち宛先アドレスとしてフレームF内に複数のビット
からなるアドレス領域を設けこのアドレス領域を複数の
ビット領域に分割し、この分割されたビット領域を各ノ
ードのアドレスに対応させて割り当てているのである。
第3図にその具体例を示す、この例では、各ノードに対
し宛先アドレスフィールド16ヒツト内の互いに異なる
1ビツトを割り当てている0本例では、先頭1ビツト目
から物理アドレス順に1ビツトを割り当て、ビットを立
てれは、宛先として指定するものとするのである。例え
は、ノードN3とノードN5とを宛先として指定したい
場合には、先頭から3ビツト目と5ビツト目を1、他を
0として宛先アドレス(00101000000000
00’)を送れば良いことになる。なお、宛先アドレス
の割り当て方は、各ノードの宛先指定領域が均等に1ビ
ツトである必要はなく、物理アドレス順に割り当てる必
要もないが、物理アドレス順に均等に且つ1ビット宛割
り当てると、回路規模を最小にできる。
また、自局のアドレスには、このフレームFを送信する
ノードのアドレスが書き込まれ、このフレームを受は取
ったノードは、とのノードから送られてきたものか知る
ことができる。更に、データ長にはこのあとに続くデー
タの数が書き込まれ、この場合N個のデータがあるとす
れは、データ長としてNが送られる。このフレームFを
受は取ったノードでは、データをデータ長の内容だけ読
み取る。そしてデータにひき続く送信内容がチエツクコ
ード(誤り検出符号)で、これを確認することにより、
フレームの終わりであることを知ることができる。デー
タの伝送を確実にすることを目的として、受信ノードで
は、チエツクコードにより受信したフレームの内容に誤
りがないかをチエツクし、誤りがなければ受信確認信号
(ACK信号)Aとして自局アドレスを伝送路MBに送
出する。
更に、ACKフィールド(受信確認信号)は、宛先アド
レスと全く同一の配列で各ノードに対しACK信号返送
領域を割り当て、正常受信の確認を行う、即ち、宛先ア
ドレスのアドレス領域長と同じ長さをもつ受信確認信号
領域を設け、各ノードから、このノードに対応するビッ
ト領域に相当した受信確認信号領域部分で各ノードの固
有のACK信号を返送するようになっているのである。
また、本例においては、ノードN3、ノードN5共に正
常に受信していれは、ノードN3はACKフィールドの
第3番目のビットに、ノードN5は第5番目のビットに
1を送信し、ノードN1はACK信号^3、A5として
(00101000000000000)を受信する。
当該フレームFを送信したノードNlでは、宛先アドレ
スとACKフィールドの値が等しいか否かの演算を行い
、所望のフレームFが正しく送られたかどうかの判断を
行う、即ち、ノーどのうちのあるノードがフレームFを
送信した後に、他のノードからのACK信号を受けた場
合に、このACK信号のもつ情報とフレームの宛先アド
レスのもつ情報とを比較して信号伝送結果の適否を判断
する0以上説明の多重伝送方式を、第1の従来方式とす
る。
前記第1の従来方式と異なり、フレームフォーマットと
して第5図に示すようなものも考えられる、以下に説明
する多重伝送方式を第2の従来方式とする。このフレー
ム構成は第5図(a)に示すように、前述の第2図、第
3図に示すものと全く同一であるが、宛先アドレスとし
て、物理アドレスを指定するのではなく、機能上つけた
アドレス(ファンクションアドレス)を指定するもので
、このアドレスに応じて受信ノードから第5図[有])
〜(d)に示すようなACK信号Aが返送されるように
なっている。ここで、このファンクションアドレスはS
AE International Congress
 and Exposition(1986年2月)に
発表された文献r A Proposalfor a 
Vehicle Network Protocol 
5tandard 」の中にあるファンクショナルアド
レッシング(Func−tional Address
ing)に相当する。
すなわち、第4図の例に示すものにおいて、ノードN1
−N3の物理アドレスを1〜5とすると、ノードNlで
のファンクションアドレスは例えば表1のように決めら
れる。
従って、この表1からファンクションアドレス4は、ノ
ードN2とノードN4とに送るものであり、ファンクシ
ョンアドレス5はノードN2とノードN4とノードN5
とに送るものであるということがわかる。
表1 さらに、この第2の従来技術を具体的に説明すると、各
ノードN1−N3は送信用として上記表1のノードlの
例のようにファンクションアドレスと物理アドレスとの
対応テーブルを持っていて、どの物理ノードに対して送
信するかを認識しており、例えば受信用としてノードN
4の例のように表2のような受信ファンクションテーブ
ルを持ちどのファンクションアドレスのフレームを受信
すべきかを認識している。
表2 ここで、最初の3つのファンクションアドレス(3,4
,5)はノードN1から送信されるもので、その次の3
つのファンクションアドレス(8,11,14)は、ノ
ードN2から送信されるものである。
今、例えばノードN1からノードN3とノードN5に対
してデータBを送る場合は、ファンクションアドレス−
物理アドレス対応表(表1)より、ファンクションアド
レス6によって、ノードN3とノードN5とに対して同
時に送信できることがわかる。
これにより第6図に示すようにノードN1からフレーム
Fが送出される。その後、ノードN3とノードN5とで
は、ノードN4の受信ファンクションテーブル(表2)
のように共にファンクションアドレス6のフレームFを
受信すべきことを確認している。
また、ノードN3とノードN5とではこのフレームFを
受信し、第6図(b)、 (C)に示すごとく、チエツ
クコードにより、データに誤りがなけれは、ACK信号
Aとして自局のアドレスを返送する。
このACK信号への返送は複数のノードから同時に返送
される可能性があるが、各ノードにビット毎の衝突検出
と次ビットからの送信停止機能をもたせるとともに、A
CK信号の再送の機能をもたせることにより、これを解
決している。すなわちフレーム終了後、ACK信号は、
伝送路構成上、強い符号のアドレスを持ったノードの順
に上記フレームFを受信したノードからのACK信号が
並ぶことになる。
そして、このフレームFを送信したノードでは、返送さ
れてきたACK信号を表1に示すような送信用ファンク
シランアドレス−物理アドレス対応表と照合し、このフ
レームFを受信すべきすべてのノードからACK信号が
返ってきているかを確認する。
このとき1つのノードからでも八〇に信号が返ってこな
けれは、同一フレームの再送を行うことになる。
一方、前記2例を含む従来の自動車用多重伝送方式では
、各多重ノードが故障しているか否かを診断する場合に
は故障診断用多重ノードから定期的に[故障診断要求フ
レーム」を他の多重ノードに送信している。つまり、故
障診断用多重ノードは通常の制御データの送信とは別個
にある一定期間毎に全多重ノードに対して「故障診断要
求フレーム」を送信し、これに対して全多重ノードが受
信確認信号を返送して応答すれば全ての多重ノードが正
常であると故障診断用多重ノードが判断し、どれかの多
重ノードから受信確認信号が戻って来ない場合には故障
診断用多重ノードがその多重ノードが故障であると判断
して、各多重ノードの故障状況を管理している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記第1の従来方式では、設計変更時に
より、宛先アドレスに登録されている多重ノード以外で
も受信する必要が生じた場合にはその都度宛先アドレス
の変更が必要となるという問題点がある。宛先アドレス
をフレキシブルに更新させる方式も考えられるが、必要
な多重ノードが誤って宛先アドレスから削除されてしま
った場合には削除された多重ノードの受信が不可能とな
る。
同様の設計変更に対し、前記第2の従来方式においても
、表1、表2に示される各ノードにおけるファンクショ
ンアドレスの認識の変更が必要になる。
また、車両においては車種、グレードに応じて搭載され
る機能が異なるために多重伝送システムにおける多重ノ
ード構成も異なる。さらに、通常の車両においては、電
源状態として、エンジンキーがOFF位置あってもバッ
テリから常時電力が供給される”十B”状態、アクセサ
リ位置にあるときに電力が供給される“ACC”状態、
及びイグニッシジンON位置にあるときに電力が供給さ
れる“IG”状態の3種類があり、これらはエンジンキ
ーの位置に応じて、すなわち、車両の駆動状態に応じて
切り換え選択され、各ノードに供給される電源はそのノ
ードの用途に応じて異なるために上記電源状態の切り替
わりと共に多重伝送システムにおける多重ノード構成も
同時に切り替わる場合がある。
加えて、何らかの異常により、ある多重ノードが故障し
てしまうことも考えられる。車両の多重伝送方式におい
て、前述の再送信機能を有しかつ伝送の適否を判定する
ためのACK信号の比較対象(前記第1の従来方式にお
ける宛先アドレス及び第2の従来方式におけるファンク
ションアドレス−物理アドレス対応表)が固定である場
合、種々の車種、グレード、電源状態への対応が難しく
、またある多重ノードが故障を起こした場合にはフレー
ムの送信の毎に再送信を行わねばならないために伝送量
つまりトラフィック量が増大する。
さらに前述の第2の従来方式におけるファンクションア
ドレスを実現するためには、各ノードの多重伝送処理回
路に、送信用ファンクションアドレス−物理アドレス対
応表と受信用として受信ファンクシランアドレステーブ
ルとを記憶しておく大きなメモリと、メモリ制御回路と
が必要となり、これにより回路規模が大きくなってコス
トアップを招くという問題点がある。
一方、従来の故障診断のやり方では、故障診断用の特殊
なメツセージで故障診断を行っているので伝送量が増加
するという問題点があり、また故障管理用多重ノードつ
まり故障診断用多重ノードが中心になって故障診断デー
タを他の多重ノードから吸い上げる方式をとっているた
め故障診断用多重ノードが故障すると他の多重ノードが
正常に応答しているにも拘わらず故障と判断したりある
いは故障診断そのものができなくなるという問題点があ
る。
本発明の目的は、回路規模を変更することなく多重ノー
ドの追加あるいは削除が容易に出来、トラフィック量を
最小限に出来ると共に、伝送量を増加せずに、常時全て
の多重ノードの故障状況を管理し、診断することができ
、しかも小さな回路規模で済む多重伝送方式を提供する
ことである。
(課題を解決する手段) 上述の目的を達成するために本発明に依れは、共通の伝
送路を介して相互に接続された複数のノードのいずれか
一つから前記伝送路に、フレーム毎にデータを送出し、
受信ノードが前記送出されたフレームのデータを正常に
受信したとき、前記伝送路に受信確認信号を返送する多
重伝送方式において、前記フレーム中に各複数のノード
に対応して割り当てられた複数の領域からなる受信確認
信号領域を設け、前記複数のノードの各々に、該受信確
認信号領域内の複数の領域の夫々に対応する情報単位に
より構成される受信確認信号テーブルを備え、各前記正
常にフレームのデータを受信したノードは、当該ノード
に対応する前記受信確認信号領域の部分に当該ノードに
固有の受信確認信号を返送し、前記複数のノードの各々
は、前記受信確認信号テーブルに予め登録された情報と
前記受信確認信号領域のもつ情報とを比較して信号伝送
の適否を判断し、前記受信確認信号テーブルに登録され
た情報と前記受信確認信号領域のもつ情報とが一致しな
いとき、前記送信側ノードは先に送信したフレームの再
送信を行い、前記複数のノードの全ては受信確認信号テ
ーブルの更新を行なうことを特徴とする多重伝送方式が
提供される。
好ましくは、複数のノードの各々は、予め登録された受
信確認信号テーブルのもつ情報と受信確認信号領域のも
つ情報とを前記情報単位毎に比較し、該情報単位の比較
結果に基づいて受信確認信号テーブルを更新する。
又好ましくは、連続して送出されたフレームの各フレー
ム毎に行った信号伝送の適否判断の結果、受信確認信号
テーブルのもつ情報と受信確認信号領域のもつ情報との
不一致が所定回数連続した場合、受信確認信号テーブル
の情報を受信確認信号領域のもつ情報に更新する。
必要に応じ、受信確認信号テーブルの情報の更新の有無
により各ノードの故障診断を行うことが出来、受信確認
信号テーブルの情報の削除及び追加の更新Mi算値に基
づき各ノードの故障を判定してもよい。
本発明の好ましい態様では、送信ノードは、受信確認信
号テーブルに予め登録された情報と受信確認信号領域の
もつ情報とを、前記情報単位毎に比較し、受信確認信号
を返送すべきノードからの受信確認信号が受信確認信号
領域にない場合にのみ先に送信したフレームの再送信を
行い、既に送信及び再送信したフレームに続く受信確認
信号領域に当該ノードからの受信確認信号が一度も含ま
れない場合には、所定回数を限度に当該フレームの再送
信を繰り返すようにしてもよい。
本発明の更に好ましい態様では、各ノードは、受信確認
信号領域の正常時の受信rI11認信号音信号記憶し、
この記憶した受信確認信号と各々のフレームに対して返
送された前記受信確認信号領域の受信確認信号とを比較
し、比較結果に基づき各ノードの故障診断を行うことも
出来る。このとき、連続して送出されるフレームに対し
て、あるノードからの受信確認信号が所定回数連続して
返送されない場合に、各ノードが当該ノードを故障と判
断するようにしてもよいし、伝送路に送出されるフレー
ムに対して、各々のノードの、伝送路に受信&11認信
号を返送しない回数を積算し、あるノードの積算値が所
定期間内に所定値に達したとき、当該ノードを故障と診
断するようにしてもよい。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第7図は本発明の多重伝送方式に用いるフレームのフォ
ーマット構成の一実施例を示す模式回である。このフレ
ーム構成は第5図(a)に示すものと全く同一であり、
宛先アドレスとして、物理アドレスを指定するのではな
く、機能上つけたアドレス(ファンクシランアドレス)
を指定する。受信確認信号領域(ACKフィールド)は
複数のビット、例えば16ビツトから成り、各多重ノー
ドに対しその多重ノードのアドレスに対応したビット領
域を割り当て正常受信の確認を行なう、即ち、各受信多
重ノードは宛先アドレスにかかわらず、受信した全ての
フレームの内容に誤りがないかをチエツクコードにより
チエツクし、誤りがなければ各多重ノードのアドレスに
対応するビット領域に相等した受信確認信号領域の部分
で各多重ノードに固有の受信確認信号(ACK信号)を
送信多重ノードに返送するようになっている。第7図で
は、フロント多重ノードFNのノードアドレスは1に、
コンビネーションスイッチC5のノードアドレスは2に
、メータMTのノードアドレスは3に、そしてリア多重
ノードRNのノードアドレスは4に夫々設定されている
。コンビネーシッンスイッチC8が、自ノードに接続さ
れているスイッチの入力信号を多重伝送路MBへ送信し
た場合は第8図のようになる。つまり、第8図(a)に
示すように、送信多重ノードであるコンビネーションス
イッチC3は、予めACKCシフイールド中ノードのA
CK信号返送領域である第2番目のビットに1を送信し
ている。フロント多重ノードFN、メータMT、リヤ多
重ノードRNが正常に受信をしていれは、夫々多重伝送
路龍へ第8図伽)、(C)、(山に示すようにACK信
号^l5A3、A4を返送し、各多重ノードは第8図(
e)に示すようなフレーム及びACK信号(11110
00000000000)を受信する。
一方、各多重ノードは前述のACK信号と同じビット構
成からなる受信確認信号テーブル(ACK信号テーブル
)を備えており、送信多重ノードであるコンビネーシッ
ンスイッチC3は、自己のACK信号テーブルと受信し
た上記ACK信号とが一致するか否かの比較を行ない、
所望のフレームFが正しく送られたか否かの判断をする
。コンビネーシッンスイッチC3のACK信号テーブル
が(1111000000000000)であった場合
に、第9図に示すように、例えは、リア多重ノードRN
でフレームFの受信が正常になされなかったり、リア多
重ノードRNが電源ON状態ではなかったり、故障して
いたりあるいは多重伝送路MBから外されていたりした
ために、リア多重ノードRNのACK信号A4が返送さ
れず、ACK信号テーブルと受信したACK信号とが不
一致であった場合には、コンビネーションスイッチC3
は同一のフレームFを再送信する。
ところで、車両においては車種、グレードに応じて搭載
される機能が異なるために、多重伝送システムにおける
多重ノード構成も異なる。更に、通常の車両においては
電源状態として前述の’+B″状態、°“ACC”状態
、“IG”状態の3種類があり、これらはエンジンキー
の位置に応じて、すなわち車両の駆動状態に応じて切換
え選択されており、各ノードに供給される電源はそのノ
ードの用途に応じて異なるために上記電源状態の切り替
わりと共に、多重伝送システムにおける多重ノード構成
も同時に切り替わる場合がある。また、何らかの異常に
より、ある多重ノードが故障してしまうことも考えられ
る。車両の多重伝送方式において、前述の再送信機能を
有しかつACK信号テーブルが固定である場合、種々の
車種、グレード、電源状態への対応が難しく、またある
多重ノードが故障を起こした場合にはフレームの送信毎
に再送信を行わねばならないため、伝送量つまりトラフ
ィック量が増大する。そこで、本発明の多重伝送方式で
は、ACK信号とACK信号テーブルの内容(情報)と
を比較して信号伝送結果の適否を判断し、必要に応じて
再送信及びACK信号テーブルの内容が更新される。
例えは、前述の再送信機能を有し、且つ、ACK信号が
送信、再送信及び受信を通じて所定回数同一である場合
にACK信号テーブルの内容を当該ACK信号の内容に
一致するように更新する場合、具体的には、同一フレー
ムの送信の最大回数が4回であって、送信、再送信及び
受信を通じて4回連続して同じACK信号が返ってきた
場合にACK信号テーブルを更新するように設定すると
、第1図に示す構成の自動車用多重伝送方式の場合、第
10図(b)〜(e)に示すように、フレーム2の送信
、再送信■■■においてリア多重ノードRNのACK信
号が4回返送されなかったために、第1θ図(e)にお
いてリア多重ノードRNのノードアドレスに相当するA
CK信号テーブル上のビットの登録が削除されて更新さ
れる。
前述の方式においては、多重伝送システム中のある多重
ノードが、前述の所定回数内に1回もしくは数回の割合
でその多重ノードに固有のACK信号を返送できない場
合、例えは、当該多重ノードの受信処理を行なう制御回
路またはマイコンが受信処理以外の制御のためにビジー
状態となり、前述の割合でしか受信処理を行なえない場
合、または前述の割合で当該多重ノード近辺にノイズが
発生し、チエツクコードによってフレームの内容に誤り
があると判断してACK信号を返送しない場合、第11
図に示されるように、ACK信号テーブルの更新がなか
なか行なわれず、なおかつ伝送量は増大してしまうとい
う可能性がある。尚、第11図においては多重伝送路M
B上に新たにリア多重ノードRN2 (図示せず)がノ
ードアドレス9として追加されており、リア多重ノード
RN及びリア多重ノードRN2は受信4回に対して1回
程度の割合でACK信号の返送を行えないものとしてい
る。
本発明においては前述のようにACK信号テーブルの更
新がなかなか行われず、尚且つ、伝送量は増大してしま
う可能性を低減する改良案も提案されている。
第12図は、本発明の改良案の多重伝送方式における受
信確認信号テーブルの登録の更新を説明する図である。
改良案においてC3MA/CDを用いた自動車用多重伝
送方式の概略構成、及び伝送フレームの構成は前述した
通りである。かかる自動車用伝送方式において、各多重
、ノードは、やはり前述のACK信号と同じビット構成
(この実施例では16ビツト)から成るACK信号テー
ブルを備え、第8図において送信多重ノードであるコン
ビネーシ璽ンスイッチC3は、このACK信号テーブル
と受信したACK信号とが等しいか否かの演算をビット
毎に行ない、所望のフレームFが個々の多重ノードに対
して正常に送信されたか否かの判断をする。
第12図に示す改良案においては、第10図、第11図
の場合と同様に、同一フレーム送信の最大回数が4回で
あって、送信、再送信及び受信を通じて4回連続してA
CK信号中のあるビットの内容が同一であった場合に、
ACK信号テーブル中の対応するビットの更新をするも
のとした時の、ACK信号テーブルの更新の例を示して
いる。つまり、ACK信号中のあるビットの内容とAC
K信号テーブル中のビットの内容とが送信、再送信及び
受信を通じて所定回数連続して不一致であり、ACK信
号の当該ビットの内容が変化しない場合に、ACK信号
テーブル中の当該ビットの内容をACK信号中の当該ビ
ットの内容に更新している。
ここでは、第11図と同様に多重伝送路MB上に新たに
リヤ多重ノードRN2がノードアドレス9として追加さ
れており、リヤ多重ノードRN及びリヤ多重ノードRN
2は受信4回に対し1回程度の割合でACK信号の返送
を行なえないものとしている0例えは、当該ノードの受
信処理を行なう制御回路またはマイコンが受信処理以外
の制御のためにビジー(busy )状態となり、前述
の割合でしか受信処理を行なえない場合又は前述の割合
で当該ノード近辺にノイズが発生し、チエツクコードに
よってフレームの内容に誤りがあると判断しACK信号
を返送しない場合が該当する。
第11図におけるように、ACK信号の内容とACK信
号テーブルの内容とを一括して比較し更新する方式では
、ACK信号の第4ビツト目のリヤ多重ノードRNのA
CK信号が不安定であったために、ACK信号テーブル
の更新がなされていない、しかし、第12図におけるよ
うにACK信号の内容とACK信号テーブルの内容とを
ビット毎に比較及び更新する方式では、第12図(ロ)
のように応答の不安定な多重ノードが存在しても第12
図(6)のフレームF7再送信■時のACK信号テーブ
ルの更新の如く、所定回数つまり4回以上安定した応答
をする多重ノードに関しては、ACK信号テーブル上の
対応するビットの更新がなされる。
これにより、再送信回数も低減する。
第11図及び第12図と同様の条件下において、リヤ多
重ノードRNが受信4回に対し3回程度の割合でACK
信号の返送を行なえないものとした場合のACK信号テ
ーブルの更新の例を第13図に示す、第13図において
、リヤ多重ノードRN2に対応するビット(9ビツト目
)のACK信号テーブルへの追加の更新は第13図(イ
)のフレームFit再送信■の時点で行なわれており、
フレームFilの送信及び再送信を合わせて4回試行し
た後に行なわれているのに対し、リヤ多重ノードRNに
対応する4ビツト目のビットの登録をACK信号テーブ
ルからの削除する更新は第13図(e)のフレームF1
2送信の時点で行なわれており、フレームF12の送信
1回のみで更新が行なわれている。ここで、リヤ多重ノ
ードRNに対応するビットの削除の更新に到るまでに第
13図(b)のフレームFil再送信■から第13図(
e)のフレームFI2送信まで4回連続して当該ノード
のACK信号がないことと、第13図における例はごく
稀な状況であることを考慮すると、第12図及び第13
図の方式においても、十分な信頼性の高い信号伝送が確
保されていると言えるし、また、伝送量の低減に寄与し
ている。しかし、より高い信頼性が要求される自動車用
多重伝送方式において、新たなフレームの送信1回のみ
でACK信号テーブルを更新、特に削除するのは、信頼
性に欠ける。
そこで本発明のより好ましい態様においては、ACK信
号中のあるビットの内容とACK信号テーブル中の対応
するビットの内容とが同一フレームの送信、再送信を通
じて所定回数連続して不一致であり、ACK信号中の当
該ビットの内容が変化しない場合に、ACK信号テーブ
ル中の当該ビットの内容をACK信号中の当該ビットの
内容に更新する。第12図及び第13図の場合と同様に
、再送信の最大回数が4回であって、同一フレームの送
信及び再送信を通じて4回連続してACK信号中のある
ビットの内容が同一であった場合に、ACK信号テーブ
ルの中の対応するビットの更新をするものとしたときの
ACK信号テーブルの更新の例を第14図に示す、ここ
では、第11図乃至第13図と同様に、多重伝送路上に
新たにリヤ多重ノードRN2がノードアドレス9として
追加されており、リヤ多重ノードRNは受信4回に対し
て3回程度、リヤ多重ノートRN2は受信4回に対し1
回程度の割合でACK信号の返送を行えないものとして
いる。
第14図においては、第14図(e)のフレームF15
の時点でも当該ビットが削除されることなく、第14図
(g)の同一フレームF15の2回目の再送信つまりフ
レームF15再送信■の時点で、送信を正常に終了して
おり、自動車用多重伝送方式に要求される高い信頼性を
充分確保している。
また、前述の方式においては第13図におけるACK信
号テーブルを更新した時点に必ずしも送信が完了するわ
けではなかったが、第14図の実施例においては、AC
K信号テーブルを更新する際は必ずそのフレームの送信
も完了するため、当該フレームの伝送の最終的な適否の
判断をACK信号テーブルの更新の有無により行なうこ
とができる。なお、第14図の方式では同一フレームの
受信に対して多重伝送システム上の全多重ノードが同時
にACK信号テーブルの更新を行なうために、更新時の
再送信に要する伝送量が低減される。
第11図及び第12図と同様の条件下において、リヤ多
重ノードRNが受信4回に対し3回程度の割合でACK
信号の送信を行なえないものとした場合のACK信号テ
ーブルの更新の例を第13図に示したが、第13図にお
いては、第13図(e)のフレームF12送信の時点で
、リヤ多重ノードRNに対応する4ビツト目のビットの
ACK信号テーブルからの削除の更新が行なわれており
、以後当該ビットはACK信号テーブル上から削除され
たままである。多重伝送路MB上に接続されてはいるが
ACK信号の応答性が低い多重ノードは、−旦ACK信
号テーブル上から削除れるとなかなか復帰するのが難し
く、削除されている間の信号伝送の信頼性は確保できな
い。
そこで、本発明の更に別の好ましい態様においては、送
信・再送信及び受信について、ACK信号テーブルのも
つ情報とACK信号のもつ情報とを各ビットごとに比較
し、ACK信号テーブル上に登録を有するがACK信号
の返送されない状態が所定回数連続していた場合は、A
CK信号テーブル上の当該ビットの登録を削除し、また
ACK信号テーブル上に登録がないがACK信号が返送
される状態が1回又は登録の削除に要するよりも少ない
所定の回数連続した場合は、ACK信号テーブル上の当
該ビットの登録を追加する。前述の例と同様に、同一フ
レームの送信の最大回数が4回でありで、送信、再送信
及び受信を通じて4回連続してACK信号が無かった場
合にはACK信秀テーブル上の当該ビットの登録を削除
し、1回でもACK信号が有った場合にはACK信号テ
ーブル上の当該ビットの登録を追加するものとしたとき
の、ACK信号テーブルの更新の例を第15図に示す、
ここでは、第11〜14図と同様に、多重伝送路MB上
に新たにリヤ多重ノードRN2がノードアドレス9とし
て追加されており、リヤ多重ノードRNは受信4回に対
して3回程度の割合で、またリヤ多重ノードRN2は受
信4回に対し1回程度の割合でACK信号の返送を行な
ゎないものとしている。
第13図の実施例においては、リヤ多重ノードRNに対
応するビット(4ビツト目)はフレームF12送信の時
点でACK信号テーブルからの削除の更新が行なわれた
後削除されたままであるのに対し、第15図の実施例に
おいては、第15図(e)のフレームF19再送信■の
時点で当該ビットの登録の削除の更新が行なわれた後、
第15図(g)のフレームF20再送信■の時点で当該
ビットの登録の追加の更新が行なわれている。このよう
にACK信号テーブル上のあるビットに登録がなく、A
CK信号領域の当該ビットにACK信号が有る場合には
再送も行なわずに登録更新が行われる。
その結果、第13図の方式に比べてより短期間でまた少
ない伝送量で正常な状態に復帰している。
以上説明してきた更新方式に基づ<ACK信号テーブル
のもつ情報、あるいはその積算値によって後述するよう
な故障診断を行うことも容易に可能である。
尚、前述の実施例のように、ACKフィールドにおいて
1ビツトのACK信号を返送する場合、送出タイミング
を取るのは難しいが、第16図(a)、(ロ)のような
PWM符号(すなわち、位相lは論理上の1ビツトの始
まりを示し、位相2はrl」・ならば論理rl、、「0
」ならば論理「0」、位相3は位相lのために一旦「0
」におとしている期間)を用いれは、送信ノードより、
位相1の部分を送出してやれは、第17図(a)〜(d
)に示すように、全ノードがACKフィールドにおいて
、送出のタイミングを容易にとることが可能となる。す
なわち、この場合は、伝送符号として、パルス幅の長短
により2値論理(論理l、論理0)を判定するパルス幅
変調符号(PWM符号)を使用していることになる。
また、本実施例では最大16ノードまで接続可能である
が、多重伝送路につながるノード数が更に多くなる場合
は、ACKフィールドとを長くすれば対応が可能である
PWM符号を用い、接続可能なノード数を最大24ノー
ドまでとした場合の実施例を第18図に示す、第18図
において、データの終了を知らせる特殊な符号E OD
 (End of Daia )は、第19図(C)に
示すように論理!でも論理Oでもなく、この符号が1ビ
ツト分だけ出現したときに受信側ではデータの終了を認
識し、第18図の実施例では、EODの検出から前lバ
イトがエラーチエツクコード(ここでは、8ビツトCR
C) 、更にそこから自局アドレス受信後までのNバイ
トが正味のデータとして認識することが可能となってい
る。
この場合には、フレームの開始を知らせる合図も、前述
の実施例のSDのような特殊なコードである必要はなく
、第20図のような特殊な符号(例えは、4つの位相に
亘ってハイレベルが続くコード)であってもよい、送信
ノード以外の全ノードは当該符号の検出によりフレーム
の開始を認識することができる。
上述の実施例はデータが固定長の場合にも適用可能であ
る。その場合、データの区切りを示すEODは必ずしも
必要ではないが、受信側のエラーチエツクのための時間
の余裕を持たせる上で用いてもよい。
また、上記実施例ではフレームの識別手段として宛先ア
ドレス(ファンクシランアドレス)及び送信元のアドレ
ス(自局アドレス)をフレーム内に含んで伝送を行って
いるが、宛先アドレス及び自局アドレスをフレーム内に
含めずにノードアドレスに無関係のフレーム識別コード
(10:Identlfi−cation)を導入した
場合のフレームフォーマットは第21図に示すように表
される。尚、この10コードを用いることによりノード
アドレスに無関係のフレーム識別が可能であり、車両の
デザイン上の都合であるスイッチ信号の送信ノードで変
更になる場合でも、当該送信ノードにおける信号処理を
変更することは当然のことであるが、受信側の受信デー
タの解読ソフトウェアは変更する必要がないという利点
がある。
また、アドレッシング方式の異なる種々のメツセージタ
イプを、フレームの先頭に付加して送信する場合には、
第21図に示す実施例に対してフレーム識別コードの前
にプライオリティとネットワーク識別のコードを配置し
た第22図に示すようなフレームフォーマットを持つも
のも、容易に実現できる。第22図の実施例ではデータ
長が固定バイト(4バイト)のときについて示しである
が、データ長可変としても当然可能である。この第22
図に示すフレームフォマントにおいてプライオリティと
ネットワーク識別コードは、例えは、プライオリティを
4ビツトで、ネットワーク識別コードを4ビツトで構成
する。そして、プライオリティは数が大きい程衝突時に
優先され、また、ネットワーク識別コードは同一車内で
、例えは、情報機器のような大きなサブシステム内のネ
ットワークが別に設けられて複数のネットワークが存在
する場合に、オフボードでの故障診断の際に、その個々
のネットワークを診断装置が自動的に識別し、故障診断
を効率的に行うといった使い方を可能とするためのもの
である。
また、オフボードでの故障診断の際に、異なる自動車メ
ーカで開発された信号体系表に対し、共通の故障診断装
置を使用できるようにする為の配慮でもある。すなわち
、共通故障診断装置をある車の多重バスに接続すると、
診断装置はフレーム中のネットワーク識別コードにより
、車種グループを特定し、その車種に対応する信号体系
表のファイルを用意し、それに基づいて、故障診断を行
うことも出来る。
第23図は、本発明の多重伝送方式のもう一つの実施例
である0本実施例における伝送符号としては、例えば第
24図に示すような、第19図とは論理が逆のPWM符
号を用い、第20図に示すスタートビットによりフレー
ムが開始され、それに続いてフレームのプライオリティ
を示す4ビツトのプライオリティコード、さらに4ビツ
トのネットワーク識別コード、8ビツトのフレーム識別
コードが続く、この後には、データ領域と、そのデータ
領域の直前に「データ有効/無効(Valid/Inv
alid) J領域の各2バイト計4バイトが設けられ
ている。
つまり、このフレームFでは、16ビツト(2バイト)
のデータ領域の前に該データ領域のOビットから15ビ
ツトに対応して各ビットのデータの有効あるいは無効を
示す同じ16ビツトの符号領域であるデータ有効/無効
領域が設けられている。データ領域のθビット、1ビツ
ト・・・15ビツトにデータ有効/無効領域のOビット
、1ビツト・・・15ビツトが夫々対応しており、例え
ばデータ有効/無効領域の0ビツト目が「O」の場合に
はデータ領域のOビット目のデータは無効であり、デー
タ有効/無効領域の1ビツト目が「1」の場合にはデー
タ領域の1ビツト目のデータはを効であるという具合で
ある。データが有効である場合には受信多重ノードは通
常通りデータに基づいて動作するが、データが無効であ
る場合にはそのビットにどのようなデータが入っていよ
うが受信多重ノードは関知しない、つまりそのデータを
見ず何の判断も行わない、このようなデータ有効/無効
領域を設けることにより、自動車の車種、グレードが変
わってもデータ領域のデータ内容は変更せずにデータ有
効/無効領域の各ビットの符号を変更することによって
各車のシステム構成の相違に対応することができる。従
って、車種、グレードが増大してもフレーム数を増加す
る必要がなく、またデータ領域を有効に効率よく使用で
きる。更に、全車種共通にフレームの標準化が可能とな
り、多重伝送システムの開発負荷も低減できる。
さらに、データ領域のあとには1バイトのエラーチエツ
クコードがあり、これは例えは、生成多項式がx’ +
x寞十x+iの8ビツトCRCによってプライオリティ
コードからエラーコード自身までの計56ビツトの検査
を行うものである。このあとに第24図(C)のEOD
があると、24ノ一ド分3バイトのACK返送領域があ
り、この間に受信確認を行うものであり、このあとに2
ビット長以上の無信号状態がバス上に検出されると、す
べてのノードは送信可能な状態になる。
以上、ACK信号テーブルの更新を行う、本発明の多重
伝送方式の好ましい態様について説明してきたが、次に
本発明の別の好ましい態様について説明する。この態様
では、再送信時に、ACK信号テーブル中に登録されて
いるビットに対応する多重ノードからのACK信号が、
同一のフレームの最初の送信から当該再送信まで一度も
返送されていない場合には再送信を所定回数まで行ない
、当該再送信においてACK信号が無くとも、同一フレ
ームの最初の送信から前回再送信までに一度でもACK
信号が有った場合には、そのノードに対しては再送信を
行なわない、尚、説明の簡便のため、接続可能なノード
数を最大16ノードとする。
この態様を図面を参照して説明すると、第25図におい
て、フロント多重ノードFNとリヤ多重ノードRNとが
交互にACK信号を返送する場合を示しており、第25
図(C)のフレーム8の再送信■及び第25図(e)の
フレームF9の再送信■では、リア多重ノードRNから
ACK信号A4は返送されたが、フロント多重ノードF
NからのACK信号AIは無い状態であり、夫々同じフ
レームの送信について第25図纏)のフレーム8の送信
及び第25図(d)のフレーム9の送信の時点でフロン
ト多重ノードFNからのACK信号Alを受信している
ことから、以降の再送信は行なっていない、このような
フレームの再送信方式を採用せずに、ACK信号をAC
K信号テーブルと一括して比較して信号伝送の適否を判
断する方式を採用すれは、例えば多重伝送システム中の
2個以上の多重ノードがノイズ等の影響によって相互に
干渉し合い、第26図に示すように、同一のフレームに
対して交互にACK信号を返送するような場合には、所
定回数までの再送信がほとんど必ず起きて伝送量が増大
してしまい伝送量が増加する。
以上いずれの態様においても、各受信多重ノードは受信
した全てのフレームの内容に誤りがないかをチエツクコ
ードによりチエツクし、誤りがなければ各多重ノードの
アドレスに対応するビット領域に相当した受信確認信号
領域の部分で各多重ノードに固有のACK信号を送信多
重ノードに返送するようになっている。即ち、自己に必
要でないデータを受信した場合でもそのデータは使用し
ないがACK信号だけは多重伝送路に返信する。
このため、各多重ノードは正常時のACK信号とフレー
ム毎のACK信号とを比較して、他の多重ノードの故障
診断を行うことができる。
例えは、あるノードからのACK信号を所定回数連続し
て受は取っていないと判断した場合には伝送上のエラー
ではなく当該多重ノードは故障であると判断する。正常
時のACK信号と比較して判断する理由は、自動車は車
種、グレードによってオプション多重ノードがあること
からACK信号領域の情報内容が一定しないためである
。例えは、ある車種では8つの多重ノードを必要とし、
別の車種では5つの多重ノードしか必要としないという
具合である。
正常時のACK信号領域の情報は、予め各車種毎にあた
えられていてもよいし、また、あるタイミング、例えは
、車載の全多重ノードが初めて全部電源ON状態となっ
た時などのタイミングでのACK信号領域の情報(この
場合、複数フレームに対するACK信号の正論理和をと
ってもよい)を正常時のACK信号領域の情報としても
よいし、前述のACK信号テーブルの情報を正常時のA
CK信号領域の情報とみなして、ACK信号テーブルの
削除の更新がすなわち該多重ノードの故障と判断しても
よい。
故障状態が検出されると、自動車の運転者に警報を表示
あるいは警報音を発生する処理が行われる。
また、自動車用多重伝送方式における間歇的な故障状態
、即ち、ある故障診断用メツセージに対しては受信確認
信号を返送しないが別の故liI診断用メツセージに対
しては受信確認信号を返送したり、あるいは同じ故障診
断用メツセージが複数回送出された場合に応答したりし
なかったりするといった、多重ノードが完全に故障に至
る前のコネクタの接触不良等による故障状態を診断する
ために、ACK信号が返送されない無応答発生回数の積
算値が所定時間内に所定積算値を越えた場合にも該当多
重ノードを故障と診断し警告を発生して多重伝送システ
ムの信頬性を更に向上させることができる。
具体的には、第27図に示すように、各多重ノード毎に
その無応答発生頻度を所定時間T(時間)、例えば1時
間について積算して積算値が所定積算値Nを越えた場合
には該当多重ノードは故障しているものと判断する。所
定時間内の無応答発生頻度の積算値を求める代わりに所
定送信回数に対して無応答発生頻度を積算してもよい。
これを、第28図のフローチャートを参照して詳述する
。各多重ノードは、正常時のACK信号の情報と各フレ
ーム毎に受信するACK信号の情報とを比較し、ステッ
プSIOにおいて受信したACK信号と正常ACK信号
が一致するか否か判断し、受信したACK信号が正常時
のACK信号であればステップSllにおいてそれまで
の無応答回数がカウントされていればこれをクリアし、
ステップS12においてカウンタAにおいて正常応答回
数をインクリメントし、ステップ313において正常な
ACK信号を連続してm回受信したか否か判断する。連
続してm回受信した場合にはカウンタBをクリアして(
ステップ514)、次のACK信号の判断に進み、m回
未満の受信の場合にもステップ314をスキップして次
のACK信号の判断に進む、一方、ステップSIOにお
いて、異常なACK信号を受信した場合にはカウンタA
がクリアされ(ステップ515)、各多重ノード毎に無
応答回数がカウントアツプされ(ステップ516)、ス
テップS17において各多重ノード毎に応答回数が連続
して所定回数、例えば4回以上あると該当多重ノードが
故障と判断される(ステップ318)、4回未満の無応
答の場合には、ステップS19において各多重ノード毎
に無応答をカウンタBでカウントしデジタルに積算する
。ステップS20において、無応答回数の積算値がN以
上か否か判断され、所定積算値N以上になるとステップ
S21において該当多重ノードは故障と判断されるが、
所定値N未満の場合には次のACK信号の判断に進むも
のである。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の多重伝送方式に依れは、
フレーム中に各複数のノードに対応して割り当てられた
複数の領域からなる受信確認信号領域を設け、複数のノ
ードの各々に、該受信III認信分信号領域内数の領域
の夫々に対応する情報単位により構成される受信確認信
号テーブルを備え、正常にフレームのデータを受信した
ノードは、当該ノードに対応する前記受信確認信号領域
の部分に当該ノードに固有の受信確認信号を返送し、複
数のノーどの各々は、受信確認信号テーブルに予め登録
された情報と受信確認信号領域のもつ情報とを比較して
信号伝送の適否を判断し、受信確認信号テーブルに登録
された情報と受信確認信号領域のもつ情報とが一致しな
いとき、送信側ノードは先に送信したフレームの再送信
を行い、複数のノードの全ては受信確認信号テーブルの
更新を行なうように構成したので、又、本発明の別の態
様では、送信側ノードは、受信確認信号テーブルに予め
登録された情報と受信f!認信号領域のもつ情報とを、
情報単位毎に比較し、受信1111認信号を返送すべき
ノードからの受信確認信号が前記受信確認信号SN域に
ない場合にのみ先に送信したフレームの再送信を行い、
既に送信及び再送信したフレ−ムの受信確認信号領域に
当該ノードからの受信確認信号が一度も含まれない場合
には、所定回数を限度に当該フレームの再送信を繰り返
すように構成したので、多重伝送システムの多重ノード
がノイズ等の原因により送信フレームに対してACK信
号を返送したり返送しなかったりする場合でも同じフレ
ームについて再送信の回数を必要最小限にでき、システ
ムの伝送量つまりトラフィック量を低減できる。
更に、本発明の別の態様では、各ノードは、受信i1!
!信号領域の正常時の受信確認信号を予め記憶し、この
記憶した受信確認信号と各々のフレームに対して返送さ
れた受信確認信号領域の受信値vQ信号とを比較し、比
較結果に基づき各ノードの故障診断を行う構成、好まし
くは連続して送出されるフレームに対して、あるノード
からの受信確認信号が所定回数連続して返送されない場
合に、当該ノードを故障と判断する構成としたので、シ
ステムの信鎖性を向上でき、また好ましくは伝送路に送
出されるフレームに対して、各々のノードの、伝送路に
受信確認信号を返送しない回数を積算し、あるノードの
積算値が所定期間内に所定値に達したとき、当該ノード
を故障と診断する構成としたので、完全な故障状態に至
る前に間歇的故障を未然に防止でき、その結果システム
の信鯨性を向上でき、故障修理のコストの低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、CS MA/CD伝送方式を用いた自動車用
多重伝送方式のハード構成を示すブロック図、第2図は
、従来の多重伝送方式のフレームフォーマットの例を示
す模式図、第3図は、第2図に示す従来の多重伝送方式
により、ある多重ノードから他の2つの多重ノードヘデ
ータを送る場合の具体例を示す模式図、第4図は、従来
の他の自動車用多重伝送方式に適用されるハード構成を
示すブロック図、第5図及び第6図は、同従来の他の多
重伝送方式のフレームフォーマットと受信確認信号との
関係を示すタイミングチャート、第7図は、本発明の多
重伝送方式に用いるフレームのフォーマットの一実施態
様を示す模式図、第8図は、第7図に示すフォーマット
を用いて送信多重ノードから3つの受信多重ノードにデ
ータを送る場合の、フレームの送出と受信確認信号の返
送の関係を示すタイミングチャート、第9図は、フレー
ムの送信及び再送信を説明するための模式図、第1θ図
乃至第第15図は、本発明の多重伝送方式により、受信
確認信号領域の受信!i認倍信号受信確認信号テーブル
が不一致の場合に、フレームが送信、再送信される種々
の態様及び受信確認信号テーブルが更新される種々の態
様を示す波形図、第16図は、伝送符号としてPWM符
号を用いた場合の2値論理を説明するための波形図、第
17図は、伝送符号としてPWM符号を用いた場合の、
各受信ノードからの受信確認信号返送タイミングを説明
するための波形図、第18図は、PWM符号を用い、接
続可能なノード数を最大24とした場合のフレーム構成
を示す模式図、第19図は、EODにPWM符号を用い
た場合の2値論理を説明するための波形図、第20図は
、スタートビットの一例を示す波形図、第21図乃至第
23図は、本発明の多重伝送方式によるフレームフォー
マットの別の実施例を示す模式図、第24図は、伝送符
号として第16図に示すPWM符号と逆の論理のPWM
符号を用いた場合の2値論理を説明するための波形図、
第25図及び第26図は、本発明の多重伝送方式により
、受信確認信号領域の受信f!認倍信号受信確認信号テ
ーブルが不一致の場合に、フレームが送信、再送信され
る、又別の種々の態様及び受信確認信号テーブルが更新
される、又別の種々の態様を示す波形図、第27図は、
受信確認信号の返送されない回数の積算値の時間変化の
一例を示すグラフ、第28は、本発明の多重伝送方式に
より、各ノードの故障診断手順を示すフローチャートで
ある。 6・・・フロントターンライトシグナルランプ、7・・
・フロントターンレフトシグナルランプ、9・・・ホー
ン、10・・・ターンライトスイッチ、11・・・ター
ンレフトスイッチ、12・・・スモールランプスイッチ
、13・・・ホーンスイッチ、14・・・ヘッドランプ
ハイビームスイッチ、15・・・ターンライトインジケ
ータ、16・・・ターンレフトインジケータ、18・・
・リヤターンライトシグナルランプ、19・・・リヤタ
ーンレフトシグナルランプ、20・・・テールランプ、
C3・・・コンビネーションスイッチ多重ノード、FN
・・・フロント多重ノード、F、Fl〜F21・・・フ
レーム、MB・・・多重伝送路、ACK、AI、A2、
A3.A4・・・受信確認信号(ACK信号)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共通の伝送路を介して相互に接続された複数のノ
    ードのいずれか一つから前記伝送路に、フレーム毎にデ
    ータを送出し、受信ノードが前記送出されたフレームの
    データを正常に受信したとき、前記伝送路に受信確認信
    号を返送する多重伝送方式において、前記フレーム中に
    各複数のノードに対応して割り当てられた複数の領域か
    らなる受信確認信号領域を設け、前記複数のノードの各
    々に、該受信確認信号領域内の複数の領域の夫々に対応
    する情報単位により構成される受信確認信号テーブルを
    備え、各前記正常にフレームのデータを受信したノード
    は、当該ノードに対応する前記受信確認信号領域の部分
    に当該ノードに固有の受信確認信号を返送し、前記複数
    のノードの各々は、前記受信確認信号テーブルに予め登
    録された情報と前記受信確認信号領域のもつ情報とを比
    較して信号伝送の適否を判断し、前記受信確認信号テー
    ブルに登録された情報と前記受信確認信号領域のもつ情
    報とが一致しないとき、前記送信側ノードは先に送信し
    たフレームの再送信を行い、前記複数のノードの全ては
    受信確認信号テーブルの更新を行なうことを特徴とする
    多重伝送方式。
  2. (2)連続して送出されたフレームの各フレーム毎に行
    った信号伝送の適否判断の結果、前記受信確認信号テー
    ブルのもつ情報と前記受信確認信号領域のもつ情報との
    不一致が所定回数連続した場合、前記受信確認信号テー
    ブルの情報を前記受信確認信号領域のもつ情報に更新す
    ることを特徴とする請求項1記載の多重伝送方式。
  3. (3)前記受信確認信号テーブル上に登録されているノ
    ードから受信確認信号が返送されない状態が第1の所定
    回数連続した場合、各ノードは前記受信確認信号テーブ
    ル上の当該受信確認信号を返送しないノードに対応する
    情報単位の登録を削除する一方、前記受信確認信号テー
    ブル上に登録されていないノードから受信確認信号が前
    記第1の所定回数よりも少ない、1を含む第2の所定回
    数連続して返送された場合、各多重ノードは前記受信確
    認信号テーブル上に当該受信確認信号を返送するノード
    に対応する情報単位の登録を追加することを特徴とする
    請求項1記載の多重伝送方式。
  4. (4)共通の伝送路を介して相互に接続された複数のノ
    ードのいずれか一つから前記伝送路に、フレーム毎にデ
    ータを送出し、受信ノードが前記送出されたフレームの
    データを正常に受信したとき、前記伝送路に受信確認信
    号を返送する多重伝送方式において、前記フレーム中に
    、各複数のノードに対応して割り当てられた複数の領域
    からなる受信確認信号領域を設け、前記複数のノードの
    各々に、該受信確認信号領域内の複数の領域の夫々に対
    応する情報単位により構成される受信確認信号テーブル
    を備え、各前記正常にフレームのデータを受信したノー
    ドは、当該ノードに対応する前記受信確認信号領域の部
    分に当該ノードに固有の受信確認信号を返送し、前記送
    信側ノードは、前記受信確認信号テーブルに予め登録さ
    れた情報と前記受信確認信号領域のもつ情報とを、前記
    情報単位毎に比較し、受信確認信号を返送すべきノード
    からの受信確認信号が前記受信確認信号領域にない場合
    にのみ先に送信したフレームの再送信を行い、既に送信
    及び再送信したフレームの受信確認信号領域に当該ノー
    ドからの受信確認信号が一度も含まれない場合には、所
    定回数を限度に当該フレームの再送信を繰り返すことを
    特徴とする多重伝送方式。
  5. (5)共通の伝送路を介して相互に接続された複数のノ
    ードのいずれか一つから前記伝送路に、フレーム毎にデ
    ータを送出し、受信ノードが前記送出されたフレームの
    データを正常に受信したとき、前記伝送路に受信確認信
    号を返送する多重伝送方式において、前記フレーム中に
    引き続き、各複数のノードに対応して割り当てられた複
    数の領域からなる受信確認信号領域を設け、各前記正常
    にフレームを受信したノードは、当該ノードに対応する
    前記受信確認信号領域の部分に当該ノードに固有の受信
    確認信号を返送し、前記送信ノードは、前記受信確認信
    号領域の正常時の受信確認信号を予め記憶し、この記憶
    した受信確認信号と各々のフレームに対して返送された
    前記受信確認信号領域の受信確認信号とを比較し、比較
    結果に基づき各ノードの故障診断を行うことを特徴とす
    る多重伝送方式。
  6. (6)前記伝送路に送出されるフレームに対して、各々
    のノードの、前記伝送路に受信確認信号を返送しない回
    数を積算し、あるノードの積算値が所定期間内に所定値
    に達したとき、当該ノードを故障と診断することを特徴
    とする請求項5記載の多重伝送方式。
JP63302667A 1987-11-30 1988-11-30 多重伝送方式 Expired - Lifetime JP2713446B2 (ja)

Applications Claiming Priority (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30242787 1987-11-30
JP62-302427 1987-11-30
JP62-302421 1987-11-30
JP30242187 1987-11-30
JP63-197602 1988-08-08
JP19760288 1988-08-08
JP63-197601 1988-08-08
JP19760188 1988-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02153646A true JPH02153646A (ja) 1990-06-13
JP2713446B2 JP2713446B2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=27475870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63302667A Expired - Lifetime JP2713446B2 (ja) 1987-11-30 1988-11-30 多重伝送方式

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4951281A (ja)
EP (1) EP0319271B1 (ja)
JP (1) JP2713446B2 (ja)
KR (1) KR890009118A (ja)
CA (1) CA1316276C (ja)
DE (1) DE3851127T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0538473A1 (en) * 1990-12-04 1993-04-28 The Furukawa Electric Co., Ltd. Voltage setting apparatus in multiplex transmission system
JP2007028411A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Nissan Motor Co Ltd ネットワーク診断装置及びネットワーク診断方法

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5155857A (en) * 1987-05-29 1992-10-13 Hitachi, Ltd. Communication processing system in which communication by terminals is controlled according to a terminal management table
JP2771556B2 (ja) * 1988-10-31 1998-07-02 古河電気工業株式会社 車両用多重伝送装置
JP2805151B2 (ja) * 1989-02-15 1998-09-30 古河電気工業株式会社 故障診断装置
JP2771662B2 (ja) * 1989-02-21 1998-07-02 キヤノン株式会社 画像記録装置
DE3906334A1 (de) * 1989-02-28 1990-09-06 Standard Elektrik Lorenz Ag Uebertragungsnetz mit schaltbaren netzknoten
IT1232090B (it) * 1989-05-04 1992-01-23 Sgs Thomson Microelectronics Sistema di collegamento tra un unita di elaborazione principale e del le unita periferiche
GB8916489D0 (en) * 1989-07-19 1989-09-06 British Telecomm Data communication method and system
JP2904296B2 (ja) * 1990-03-30 1999-06-14 マツダ株式会社 車両用多重伝送装置
JP2904298B2 (ja) * 1990-03-30 1999-06-14 マツダ株式会社 車両用多重伝送装置
US5343469A (en) * 1990-06-14 1994-08-30 Nec Corporation Communication system and communication devices having lock function
DE69125772T2 (de) * 1990-09-13 1997-07-31 Mazda Motor Multiplexübertragungssystem für Fahrzeuge
DE69115642T2 (de) * 1990-10-25 1996-08-01 Pioneer Electronic Corp Verfahren zur Datenübertragung in einem Kraftfahrzeugübertragungsnetz
US5351041A (en) * 1990-10-25 1994-09-27 Pioneer Electronic Corporation Method of data communication in communication network on automobile
US5297144A (en) * 1991-01-22 1994-03-22 Spectrix Corporation Reservation-based polling protocol for a wireless data communications network
US5357525A (en) * 1991-04-02 1994-10-18 The Furukawa Electric Co., Ltd. Multiplex transmission system
KR100201580B1 (ko) * 1991-04-02 1999-06-15 후루까와 준노스께 다중전송시스템
JPH04305754A (ja) * 1991-04-02 1992-10-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 多重伝送方式
JP3057581B2 (ja) * 1991-05-13 2000-06-26 マツダ株式会社 多重伝送方法
US5379292A (en) * 1991-07-08 1995-01-03 Naldec Corporation Apparatus having priority order storages for recovery from failure of multiplex data transmission
JP3042549B2 (ja) * 1991-08-23 2000-05-15 古河電気工業株式会社 多重伝送方式の受信応答方法
DE4238488A1 (ja) * 1991-11-18 1993-06-17 Furukawa Electric Co Ltd
US5613065A (en) * 1992-02-19 1997-03-18 Fujitsu Limited Information broadcasting system having reception error minimizing facility
US5262683A (en) * 1992-04-20 1993-11-16 Ford Motor Company Method for specifying operating characteristics of integrated circuits
US5436898A (en) * 1992-10-08 1995-07-25 International Business Machines Corporation Multi-media network bus
JP2844036B2 (ja) * 1992-10-20 1999-01-06 三菱電機株式会社 通信制御装置
JPH06247232A (ja) * 1993-02-23 1994-09-06 Yazaki Corp 車両の監視制御データ転送制御装置
WO1994027393A1 (en) * 1993-05-07 1994-11-24 Apple Computer, Inc. Data streaming for non-dma digital computing devices
US5517507A (en) * 1993-12-03 1996-05-14 Motorola, Inc. Notification by energy burst of messages with unacceptable quality
JP2991046B2 (ja) * 1994-07-22 1999-12-20 三菱電機株式会社 マスタ−スレ−ブ間通信方式
JP3658829B2 (ja) * 1996-02-05 2005-06-08 ソニー株式会社 データ通信方法
GB2315962B (en) 1996-07-31 2001-07-04 Internat Mobile Satellite Orga Method and apparatus for transmitting data
FR2801698B1 (fr) * 1999-11-25 2002-03-29 Giat Ind Sa Procede d'identification et de commande de composants d'un systeme et dispositif mettant en oeuvre un tel procede
DE10029834A1 (de) * 2000-06-16 2002-01-03 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Übertragen von Daten zwischen über einen Bus verbundenen Einrichtungen, und über einen Bus mit anderen Einrichtungen verbindbare Einrichtung
US7050395B1 (en) * 2001-11-30 2006-05-23 Redback Networks Inc. Method and apparatus for disabling an interface between network element data processing units
WO2003105353A2 (en) * 2002-06-11 2003-12-18 Meshnetworks, Inc. System and method for multicast media access using broadcast transmissions with multiple acknowledgments in an ad-hoc communications network
DE102004013629B4 (de) * 2004-03-19 2023-06-01 Volkswagen Ag Kommunikationssystem für ein Kraftfahrzeug
DE102008002738B4 (de) * 2008-06-27 2010-03-11 Airbus Deutschland Gmbh Verfahren zum Erkennen eines fehlerhaften Knotens
KR101243322B1 (ko) 2011-12-13 2013-03-13 강릉원주대학교산학협력단 무선통신 시스템에서 ack/nak 전송방법
CN109633261B (zh) * 2019-01-02 2022-01-28 西安金指针电子技术有限公司 一种具有通信功能的模块化多回路计量系统
CN112953835B (zh) * 2021-01-18 2023-03-14 广州三七互娱科技有限公司 数据传输方法、装置及系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59126353A (ja) * 1983-01-10 1984-07-20 Hitachi Ltd 車両用ル−プ状デ−タ伝送方式
JPS62169544A (ja) * 1986-01-22 1987-07-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ル−プネツトワ−クにおけるマルチ接続方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1086397A (en) * 1976-09-14 1980-09-23 Charles G. Diefenderfer Polling an data communication system having a pulse position to binary address conversion circuit
CH632365A5 (de) * 1978-01-30 1982-09-30 Patelhold Patentverwertung Datenaustauschverfahren zwischen mehreren partnern.
US4519068A (en) * 1983-07-11 1985-05-21 Motorola, Inc. Method and apparatus for communicating variable length messages between a primary station and remote stations of a data communications system
US4689785A (en) * 1984-09-14 1987-08-25 Sanyo Electric Co., Ltd. Data transmission system
FR2575881B1 (fr) * 1985-01-08 1994-02-18 Bull Sems Procede d'echange de messages dans un reseau en anneau et dispositif permettant la mise en oeuvre du procede
US4715031A (en) * 1985-09-23 1987-12-22 Ford Motor Company Vehicular data transfer communication system
US4736371A (en) * 1985-12-30 1988-04-05 Nec Corporation Satellite communications system with random multiple access and time slot reservation
US4736367A (en) * 1986-12-22 1988-04-05 Chrysler Motors Corporation Smart control and sensor devices single wire bus multiplex system
JPH0771088B2 (ja) * 1987-04-06 1995-07-31 古河電気工業株式会社 多重伝送方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59126353A (ja) * 1983-01-10 1984-07-20 Hitachi Ltd 車両用ル−プ状デ−タ伝送方式
JPS62169544A (ja) * 1986-01-22 1987-07-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ル−プネツトワ−クにおけるマルチ接続方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0538473A1 (en) * 1990-12-04 1993-04-28 The Furukawa Electric Co., Ltd. Voltage setting apparatus in multiplex transmission system
EP0538473A4 (en) * 1990-12-04 1995-01-25 Furukawa Electric Co Ltd Voltage setting apparatus in multiplex transmission system
JP2007028411A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Nissan Motor Co Ltd ネットワーク診断装置及びネットワーク診断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2713446B2 (ja) 1998-02-16
US4951281A (en) 1990-08-21
KR890009118A (ko) 1989-07-15
DE3851127D1 (de) 1994-09-22
EP0319271A3 (en) 1990-12-05
DE3851127T2 (de) 1995-01-12
EP0319271B1 (en) 1994-08-17
CA1316276C (en) 1993-04-13
EP0319271A2 (en) 1989-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02153646A (ja) 多重伝送方式
JP2904283B2 (ja) 車両用多重伝送装置
EP0367177B1 (en) Multiplex transmission system for automotive vehicles
JPH0771088B2 (ja) 多重伝送方式
JPH0626335B2 (ja) デ−タ伝送通信システム
EP0449304B1 (en) Multiplex transmission system for use in vehicles
US5343475A (en) Multiplex transmission system
KR100362236B1 (ko) 다중데이타통신시스템
JP3770053B2 (ja) 車両用ネットワークの通信復帰判定方法
JP2781397B2 (ja) 多重伝送装置
JP3182246B2 (ja) 多重伝送システム
JPH01143533A (ja) 多重伝送方法
JP2925546B2 (ja) 車両用断芯検出装置
JP2749675B2 (ja) 多重伝送方式
JP3088200B2 (ja) 多重通信装置
JPH0722431B2 (ja) 多重通信システム
JP3088201B2 (ja) 多重通信装置
JPH0771090B2 (ja) 多重伝送方式
JPH03154455A (ja) 多重伝送方式
JP3133514B2 (ja) 多重伝送方式
JPH04160939A (ja) 車両用多重伝送装置
JPH09331341A (ja) 自動車の多重伝送方式
JPH02147448A (ja) 車両用故障診断装置
JPH03123140A (ja) 多重伝送方式
JPH03201740A (ja) 多重伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 12