JPH0215278A - 直描型平版印刷用原版 - Google Patents

直描型平版印刷用原版

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JPH0215278A
JPH0215278A JP16515288A JP16515288A JPH0215278A JP H0215278 A JPH0215278 A JP H0215278A JP 16515288 A JP16515288 A JP 16515288A JP 16515288 A JP16515288 A JP 16515288A JP H0215278 A JPH0215278 A JP H0215278A
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栄一 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は平版印刷用原版に関し、詳しくは、事務用印刷
原版等に好適な型枠型平版印刷用原版に関する。
(従来技術) 現在、事務用印刷原版としては支持体上に画像受理層を
有する直描型平版印刷原版が広く用いられている。この
ような印刷原版に製版、即ち画像形成を行なうには一般
に画像受理層に油性インキを手書きにより描画するか、
タイプライタ−イングジェット方式あるいは転写型感熱
方式等で印字する方法が採用されている。その他、普通
紙電子写真複写機(PPC)を用いて帯電、霧光及び現
像の工程を経て感光体上に形成したトナー画像を画像受
理層に転写定着する方法も近年使われ始めた。いずれに
しても製版後の印刷原版は不感脂化液(いわゆるエッチ
液)で表面処理して非画像部を不感脂化した後、印刷版
として平版印刷に供せられる。
従来の直播型平版印刷版は紙等の支持体の一面に裏面層
が、他面に中間層を介し表面層として画像受理層が設け
られていた。裏面層又は中間層はpVA澱粉等の水溶性
樹脂及び合成樹8旨エマルジョン等の水分散性樹脂と顔
料で形成されている。表面層としての画像受理層は顔料
、水溶性樹脂及び耐水化剤で形成される。
このような直棒型平版印刷原版の代表例は米国特許第2
552865号に記載されるように、画像受理層をPV
Aのような水溶性樹脂ノ々インダー シリカ、炭酸カル
シウム等のような無機顔料及びメラミン・ホルムアルデ
ヒド樹脂初期網金物のような耐水化剤を主成分として構
成し友ものである。
(発明が解決しようとするa題) しかしながら、この様にして得られた従来の印刷版は、
印刷耐久性を向上するために耐水化剤の添加量を多くし
たシ疎水性樹脂を使用したシして疎水性を増大させると
、耐刷性は向上するが親水性が低下し、印刷汚れが発生
し、一方、親水性を良くすると耐水性が劣化し、耐刷性
が低下するという問題がめった。特に50’C以上の高
温使用環境下ではオフセット印刷に使用する浸し水に表
面@(画像受理層)が溶解し、耐刷性の低下及び印刷汚
れが発生するなど大きな欠点があった。
更に、平版印刷用原版は油性インキ等を画像部として画
像受理層に描画するものであシ、この受理層と油性イン
キの接着性が良くなければ、たとえ非画像部の親水性が
充分で上記の如き印刷汚れが発生しなくても、印刷時に
画像部の油性インキが欠落してしまい、結果として耐刷
性が低下してしまうという問題もあった0本発明は以上
の様な直描型平版印刷用原版の有する問題点を改良する
ものである。
本発明の目的は、オフセット原版として全面−様な地汚
れはもちろん点状の地汚れも発生させない不感脂化性の
優れた直描型平版印刷用原版を提供することである。
本発明の目的は、画像部の油性インキと画像受理層との
接着性が向上し、且つ印刷において印刷枚数が増加して
も非画像部の親水性が充分保たれ、地汚れの発生しない
、高耐刷力を有する平版印刷用原版を提供することであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の諸口的を、 (1)支持体上に画像受理層を有する直描型平版印刷用
原版において、前記画像受理層中に、分解によりカルボ
キシル基を生成する官能基を少なくとも1種含有する樹
脂粒子を少なくとも1種含有してなることを特徴とする
直描型平版印刷用原版、又は (2)支持体上に画像受理層を有する直描型平版印刷用
原版において、前記画像受理層中に、分解によりカルボ
キシル基を生成する官能基を少なくとも1種含有し且つ
少なくとも一部分が架橋されている樹脂粒子を少なくと
も1種含有してなることを特徴とする電子写真式平版印
刷用原版、 により達成するものでおる。
(作 用) 本発明において、画像受理1−中に含有される樹脂粒子
は、不感脂化液および印刷時に用いる浸し水により、加
水分Nあるいは力0水素分解されてカルボキシル基を生
成する。
従って、該樹脂粒子を画像受理層中に含む本発明直棒型
原版は、油性インキ等を画像部として画像受理層に描画
する際には、該樹脂粒子中の親油性の基の作用により、
受理層と油性インキ等との接着性が良好となυ、耐刷性
が向上する〇 一方、本発明直棒型原版は、非画像部においては、上記
の如く樹脂粒子が不感脂化液及び浸し水により加水分解
又は加水素分解してカルボキシル基を生成して、親水化
されるため、画像部の親油性と明確に区別され、印刷時
において非画像に印刷インキが付着しなくなるものであ
る。
上記の如く、従来は親水性の樹脂に油性インク等を描画
して画像部を疎水性化していたのに対して、本発明では
、親油性である樹脂粒子を、表面処理によシその非画像
部を親水化するという全く異なる発想をもとに、樹脂粒
子の親水性及び疎水性それぞれがもたらす有利な点を併
せもつ画期的な直棒型平版印刷用原版を得るに至ったも
のである。
本発明の樹脂粒子は、このように分解により少くとも1
つのカルボキシル基を生成する官能基を少くとも1つ含
有するもので、また少くとも一部分が架橋されているも
のである。
この樹脂粒子μ、画像受理層中に、該画像受理層のマト
リックスである結着樹脂とは別個にかつ粒子として分散
していることが重要である。
これによシ本発明直棒型原版は、忠実な画像部と非画像
部を形成し、地汚れのない良質な印刷画像を提供する。
しかも、樹脂粒子は結着樹脂により固定されているため
、各種の処理工程中で剥離することがないし、また結着
樹脂による保護作用をも得られる。従って、耐刷力に優
れると共に、製版処理時の環境に左右されず、また処理
前の保存性に優れているという特徴を有する。
また、樹脂粒子がカルボキシル基を生成した場合、該基
の親水性により印刷時の湿し水等による樹脂粒子の流出
が懸念されるが、少くとも一部分を架橋することにより
斯る懸念は解消される。
以下に、本発明において用いられる分解して少なくとも
1個のカルボキシル基を生成する官能基(以下単に、カ
ルボキシル基生成官能基と称することもある)について
詳しく説明する。
本発明のカルボキシル基生成官能基は分解によってカル
ボキシル基を生成するが、1つの官能基から生成するカ
ルボキシル基は1個テモ2個以上でもよい。
本発明の1つの好ましい態様によれば、カルボキシル基
生成官能基含有樹脂は、−数式<1)[−Coo−L、
 )で示される官能基を少なくとも1種含有する樹脂で
ある。
一般式(1)  [I −Coo−Li3において、I
R3 −N=CH−Ql。
−C−Q鵞。
−NH−OH。
但し* R1# R2は互いに同じでも異なってもよく
、水素原子又は脂肪族基を表わし、Xは芳香族基を表わ
し、2は水素原子、ハロゲン原子。
トリハロメチル基、アルキル基、  −CN *  −
NO21−80,R1’  (但し、RI  は炭化水
素基を示す)、−COOR2’ (但し、Rd  は炭
化水素基を示す)又は−〇−R3’(但し、 R3は炭
化水素基を示す)を表わし、n、mは0.1又は2t−
表わす。
”3 s R41R5は互いに同じでも異なってもよく
、炭化水素基又は−〇−ハ(但し、R4は炭化水素基を
示す)t−表わし、MはSi、Sn又はT1を表わす。
Ql、O2は各々炭化水素基を表わす。
Yl  は酸素原子又はイオウ原子全表わし、R6y 
R7* R8は同じでも異なってもよく、各々水素原子
又は脂肪族基を表わし、pは5又は6の整数を表わす。
T2  は環状イミド基を形成する有機残基全表わす。
一般式[−〇〇〇−Lt ]の官能基は、分解によって
カルボキシル基を生成するものでおり、以下更に詳しく
説明する。
R。
て、”1 r ”2  は互いに同じでも異なってもよ
く、好ましくは水素原子又は置換されてもよい炭素数1
〜12の直鎖状又は分枝状アルキル基(例えばメチル基
、エチル基、グロビル基、クロロメチル基、ジクロロメ
チル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、
ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ヒドロ
キシエチル基、3−クロロプロピル基等)を表わし、X
は好ましくは置換されてもよいフェニル基又はナフチル
基(例えばフェニル基、メチルフェニル基、クロロフェ
ニル基、ジメチルフェニル基、クロロメチルフェニル基
、ナフチル基等)を表わし、2は好ましくは水素原子、
ハロゲン原子(例えば塩素原子、フッ素原子等)、トリ
ハロメチル基(例えばトリクロロメチル基、トリフルオ
ロメチル基等)、炭素数1〜12の置換されてもよい直
鎖状又は分枝状アルキル基(例えばメチル基、クロロメ
チル基、ジクロロメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基。
ヘキシル基、テトラフルオロエチル基、オクチル基、シ
アノエチル基、クロロエチル基等)、−ON、−NO2
、−802R;  (R;  は脂肪族基(例えば炭素
数1〜12の置換されてもよいアルキル基:具体的には
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、クロロエ
チル基、ヘンチル基。
オクチル基等、炭素数7〜12の置換されてもよいアラ
ルキル基:具体的にはべ/ジル基、フェネチル基、クロ
ロベンジル基、メトキシペンジル基、クロロフェネチル
基、メチルフェネチル基等)又は芳香族基(例えば置換
基を含有してもよいフェニル基又はナフチル基:具体的
にホ、フェニル基、クロロフェニル基、ジクロロフェニ
ル基、メチルフェニル基、メトキシフェニル基、アセチ
ルフェニル基、アセトアミドフェニル基、メトキシカル
ボニルフェニル基、ナフチル基等)を表わす)   −
COOR; (R; は上記RI  と同義である)又
は−〇−R; (Rs’  は上記RI  と同義であ
る)を表わす。n、mは0,1又は2を表わす。
す場合について、より具体的に説明すると、以下の様な
置換基例を挙げることができる。
例えば、β、β、β−トリクロロエチル基、β、β。
β−トリフルオロエチル基、ヘキサフルオロ−1−プロ
ピル基、−CH2(CF2 CF24H基(n′は1〜
5を示す)、2−シアノエチル基、2−二トロエチル基
、2−メタンスルホニルエチル基、2−エタンスルホニ
ルエチル基、2−ブタンスルホニルエチル基、ベンゼン
スルホニルエチル基、4−ニトロベンゼンスルホニルエ
チル基、4−シアノベンゼンスルホニルエチル基、4−
メチルベンゼンスルホニルエチル基、置換基’を含有し
てもよいベンジル基(例えばベンジル基。
メトキシベンジル基、トリメチルベンジル基。
ペンタメチルベンジル基、ニトロベンジル基等)、置換
基を含有してもよいフェナシル(例えばフェナシル基、
ブロモフェナシル基等)、を換基を含有してもよいフェ
ニル基(例えばフェニル基、ニトロフェニル基、シアノ
フェニル基、メタンスルホニルフェニル基、トリフルオ
ロメチルフェニル基、ジニトロフェニル基等)?表わす
O 又、Llが −M−R4を表わす場合において、R8#
 R4* RB  は互いに同じでも異なっていてもよ
く、好ましくは炭素数1〜18の置換されてもよい脂肪
族基〔脂肪族基はアルキル基、アルケニル基、アラルキ
ル基又は脂環式基を示し、置換基としては例えば)・ロ
ゲン原子、−CN基、−〇H基、−o−Q’ (Q’は
アルキル基、アラルキル基、脂環式基、アリール基を示
す)等が挙げられる〕、炭素数6〜18の置換されても
よい芳香族基(例えばフェニル基、トリル基、クロロフ
ェニル基、メトキシフェニル基、アセトアミドフェニル
基、ナフチル基等)又は−〇−RJ(R1は置換されて
もよい炭素数1〜12のアルキル基、置換されてもよい
炭素数2〜12のアルケニル基、置換されてもよい炭素
数7〜12のアラルキル基、炭素数5〜18の置換され
てもよい脂環式基、炭素数6〜18の置換されてもよい
了り−ル基を示す)を表わす。
MはSi、Ti、又はSn の各原子全表わし、よシ好
ましくは81 原子を表わす。
又L1  が−N=CH−Ql又は−C−O2を表わす
場合においてはs Ql * Q2  は好ましくは各
々炭素数1〜18の置換されてもよい脂肪族基(脂肪族
基としては、アルキル基、アルケニル基、アラルキル基
、脂環式基を示し、置換基としては例えばハロゲン原子
、CN基、アルコキシ基等を挙げることができる)又は
炭素数6〜1Bの置換されてもよいアリール基(例えば
フェニル基、メトキシフェニル基、トリル基、クロロフ
ェニル基、ナフチル基等)を表わす0 てs Yl  は酸素原子又はイオウ原子を表わす。
Rs、R7,R8は互いに同じでも異なっていてもよく
、好ましくは水素原子、置換されてもよい炭素数1〜1
8の直鎖状又は分岐状アルキル基(例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基。
ドデシル基、オクタデシル基、クロロエチル基。
メトキシエチル基、メトキシプロピル基等)、置換され
てもよい脂環式基(例えばシクロペンチル基、シクロヘ
キシル基等)、置換されてもよい炭素数7〜12のアラ
ルキル基(giVUえばベンジル基、フェネチル基、ク
ロロベンジル基。
メトキシベンジル基等)、置換されてもよい芳香族基(
例えばフェニル基、ナフチル基、クロロフェニル基、)
!Jル基、メトキシフェニル基。
メトキシカルボニルフェニル基、ジクロ0フエニル基等
)又は−〇−Rs (Rs  B炭化水素基を表わし、
具体的には上記R6e R7* R1)の炭化水素基と
同一の置換基類を示す)を表わす。
pは5又は6の整数を表わす。
Y2  は環状イミド基を形成する有機残基を表わす。
好ましくは、−数式(…)又は(1)で示される有機残
基を表わす。
式(1)中%R1)eR10は各々同じでも異なっても
よく、各々水素原子、ハロゲン原子(例えば塩素原子、
臭素原子等)、炭素数1〜18の置換されてもよいアル
キル基〔例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ヘキシル基。
オクチル基、デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル基、
オクタデシル基、2−クロロエチル基。
2−メトキシエチル基、2−シアノエチル基。
3−クロロプロピル基、2−(メタンスルホニル)エチ
ル基、2−(エトキシオキシ)エチル基等〕、炭素数7
〜12の置換されてもよいアラルキル基(例えばベンジ
ル基、フェネチル基。
3−フェニルプロピル基、メチルベンジル基。
ジメチルベンジル基、メトキシベンジル基、クロロベン
ジル基、ブロモベンジル基り、炭素数5〜18の置換さ
れてもよいアルケニル基(例えばアリル基、3−メチル
−2−グロペニル基、2−へキセニル基、4−7’ロビ
ルー2−ペンテニイル基、12−オクタデセニル基等)
、−8−R,’ (’R,’は前記R9又はRIOのア
ルキル基。
アラルキル基、アルケニル基と同一の内容を表わす)、
置換されてもよいアリール基(例えばフェニル基、)!
Jル基、クロロフェニル基、フロモフェニル基、メトキ
シフェニル基、エトキシフェニル基、エトキシカルボニ
ルフェニル基等)、又は−NHR7’ (R7’  は
前記RJ  と同一の内容を表わす)を表わす。又、R
9とRto  で環を形成する残基全表わしてもよい〔
例えば5〜6員環の単環(例えばシクロペンチル環、シ
クロヘキシル環)、又は5〜6員環のビシクロ環(f!
Iハビシクロへブタン環、ビシクロへブチ(1B) ン環、ビシクロオクタン環、ビシクロオクテン環等)、
更にはこれらの環は置換されなくてもよく、置換基とし
てはR9+ R10で前記した内容と同一のものを含む
〕。
qは2又は5の整数を表わす。
式(It)中、R1)e R12は同一でも異なっても
よく、前記”9 r RlGと同一の内容のものを表わ
す0更には、R1)とR12は連続して芳香族環を形成
する有機残基を表わしてもよい(例えばベンゼン環、ナ
フタレン環等)。
本発明の好ましい他の1つの態様として、−数式■[−
Co−Lt :] で示される官能基を少なくとも1種
含有する樹脂である。
一般式■)  [−Co−L2]  においてR2は を表わす。
但し、R13・R14、R15r R16・R17は各
々水素原子又は脂肪族基を表わす。
脂肪族基としては、好ましくは前記R,,nγ。
R8と同一の内容を表わす。又、R14とRIS及びR
1)1とR1?  は連結して縮合環を形成してもよい
有機残基全表わす。好ましくは5〜6員環の単環(例え
ばシクロペンチル環、シクロヘキシル環等)、5員〜1
2員環の芳香族環(例えばベンゼン環、ナフタレン環、
チオフェン環、ピロール環、ピラン環、キノリン環等)
等を表わす。
更に、本発明の好ましい他の1つの態様として、下記−
数式(ロ)で示されるオキサシロン環を少なくとも1種
含有する樹脂である。
−数式(2) 一般式(9)において、R16+ R19は互いに同じ
でも異なっていてもよく、各々水素原子、炭化水素基を
表わすか、又はRlgとR19とが−緒に環を形成して
もよい。
好ましくは、Rla、1Rte  は互いに同じでも異
なってもよく、各々水素原子、置換されていてもよい炭
素数1〜12の直鎖状又は分岐状アルキル基(例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、フテル基、ヘキシル基
、2−クロロエチル基、2−メトキシエチル基、2−メ
トキシカルボニルエチル基、5−ヒドロキシプロピル基
等)、置換されていてもよい炭素数7〜12のアラルキ
ル基(例えばベンジル基、4−クロロベンジル基、4−
アセトアミドベンジル基、フェネチル基、4−メトキシ
ベンジル基等)、置換されていてもよい炭素数2〜12
のアルケニル基(例えばエチレン基、アリル基、インプ
ロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等)、置換され
ていてもよい5〜7員環の脂環式基(例えばシクロペン
チル基、シクロヘキシル基、クロロシクロヘキシル基等
)、置換されてもよい芳香族基(例えばフェニル基、ク
ロロフェニル基。
メトキシフェニル基、アセトアミドフェニル基。
メチルフェニル基、ジクロロフェニル基、ニトロフェニ
ル基、ナフチル基、ブチルフェニル基。
ジメチルフェニル基等)を表わすか、又はRtaと1)
(we とが−緒に環(例えばテトラメチレン基。
ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基等)を形成しても
よい。
本発明に用いられる一般式(1)〜■で示される官能基
の群から選択される官能基を少なくとも1種含有する樹
脂は、重合体に含有されるカルボキシル基を反応によっ
て一般式[−Coo−LIEあるいは(−Co−L、 
:)の官能基に変換する言わゆる高分子反応による方法
、又は−数式[−’C00−L1]あるいは[−Co−
L、 :]の官能基を1種又はそれ以上含有する1種又
はそれ以上の単量体の、又は該単量体及びこれと共重合
し得る他の単量体の重合反応によシ重合体とする方法に
より得られる。
これらの方法は、例えば日本化学金網「新実験化学講座
第14巻、有機化合物の合成と反応〔■〕」第2535
頁(丸善株式会社刊)、岩倉義勇:栗田恵輔著「反応性
高分子」第170頁(講談社刊)等に詳細に記載されて
いる。
重合体中の一般式[−Coo−L、 ]あるいは[−C
o−L2]の官能基を任意に調整し得ること、あるいは
不純物を混入しないこと等の理由から、−数式[−Co
o−L、 ]あるいけ[−Co−L2 ] の官能基を
1種又はそれ以上含有する単量体から重合反応により製
造する方法が好ましい。具体的には重合性の二重結合を
含むカルボン酸類あるいはその酸ハライド類を、例えば
前記した公知文献等に記載された方法に従って、そのカ
ルボキシル基を一般式[−Coo−L、 )あるいは[
−Co−L2 ]の官能基に変換した後、重合反応を行
ない製造することができる。
また、−数式V)で示されるオキサシロン環ヲ含有する
樹脂は、該オキサシロン環を含有する1種又はそれ以上
の単量体の、又は該単量体及びこれと共重合し得る他の
単量体の重合反応により重合体とする方法により得られ
る。
このオキサシロン環を含有する単量体は、重合性不飽和
結合を含有するN−アシロイル−α−アミノ酸類の脱水
閉環反応により製造することができる。具体的には、岩
倉義勇:栗田恵輔「反応性高分子」第5章(講談社刊)
に記載の方法によって製造することができる。
これらの単量体と共重合しうる他の単量体とシテは、例
えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、酢
酸アリル、プロピオン酸アリル等の如き脂肪族カルボン
酸ビニルあるいはアリルエステル類、アクリル酸、メタ
クリル酸。
クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸等の
如き不飽和カルボン酸のエステル類又はアミド類、スチ
レン、ビニルトルエン、α−メチルスチレンの如きスチ
レン誘導体、α−オレフィン類、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、N−ビニルピロリドンの如きビニル
基置換のへテロ環化合物等が挙げられる。
前記した如く、重合反応で所望の樹脂tl−製造する方
法において用いられる一般式(1)〜ωの官能基を含有
する共重合体成分について更に具体的に述べると、例え
ば下記−数式(ロ)の如き成分が挙げられる。但し、こ
れらの共重合体成分に限定されるものではない。
一般式(ト) (CH−C) x’−y’−w 式(ロ)中、X′は一〇−,−Co−、−COO−(i
l          am            
   ds−〇CO−−N−CO−−CON−、−80
2−−8O2N−。
芳香族基、又はヘテロ環基を示す〔但し、(1,。
d2 p d3 e c14 は各々水素原子、炭化水
素基、又は式(ト)中の+y’−w)  を表わし、b
l、b2  は同じでも異なっていてもよく、水素原子
、炭化水素基又は式(2)中の+y’−w〕−1表わし
、tは0〜18の整数を示す〕0 Y′ は結合基X′ と結合基cw′3i連結するヘテ
ロ原子を介していてもよい炭素−炭素結合を表わしくヘ
テロ原子としては酸素原子、イオウ原子、窒素原子を示
す)、例えば −O−−8−−N−−Coo−、−CONH−−8o2
−。
−8O2NH−、NHCOO−−NHCONH−等の結
合単位の単独又は組合せの構成より成るものである(但
し、b3 * b4 * b5 は各々前記b1 r 
b2  と同義である)。
Wは式(D〜(至)で表わされる官能基を表わす。
a4 、 a2 は同じでも異ってもよく、水素原子、
ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子等)、シアノ
基、炭化水素基(例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル
基、ヘキシルオキシカルボニル基、メトキシカルボニル
メチル基、エトキシカルボニルメチル基、ブトキシカル
ボニルメチル基等の置換されてもよい炭素数1〜12の
アルキル基、ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル
基、フェニル基、トリル基、シリル基、クロロフェニル
基等のアリール基等)又は式0中の−W基を含む置換基
で置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基。
アルケニル基、アラルキル基、脂環式基、芳香族基を表
わす。
又、式(ロ)中の[−X’−Y’−]結結合基は+C−
)部と−w2直接連結させてもよい。
Wは一般式(1)〜(1)で表わされる記号内容を表わ
す。
本発明の一般式(1)〜(1)で表わされる官能基〔式
■中のW基〕について具体的例を以下に述べる。但し、
本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
CH3 CH3 CH3 −Coo−8i−C4H。
CH3 3H7 −Coo−81−03Hy 3H7 asH。
−COO−8i−CH。
C,H5 CH,C6H5 α玲 −Coo−8i−CH3 CH2C,H5 a′4 −CO0CR,CF3 (至) CH3 / C00CH \ CH3 N H3 C,Hs CH2C6H3 (4秒 −C’0OCH200H3 印 C00C(C6H5)3 D −coocH(csHs)+ 本発明の樹脂におけるカルボキシル基生成官能基を含有
する重合体成分は、樹脂が共重合体である場合には全共
重合体中の10〜95重量%、特に20〜90重量%で
あることが好ましい。
本発明の樹脂は更に少なくともその一部分が架橋されて
いること全特徴とする。
重合体の少なくとも一部分が予め架橋された樹脂(重合
体中に架橋構造を有する樹脂)は、該樹脂中に含有され
る前記のカルボキシル基生成官能基が分解によジカルボ
キシル基を生成したときに、酸性及びアルカリ性の水溶
液に対して難溶もしくは不溶性である樹脂が好ましい。
具体的には、蒸留水に対する溶解度が20〜25℃の温
度において好ましくは90重量−以下、より好ましくは
70重量%以下の溶解性を示すものである。
重合体中に架橋構造を導入する方法としては、通常知ら
れている方法を利用することができる。
即ち、分解によジカルボキシル基を生成スル官能基を含
有する重合体中に架橋反応を進行する官能基を含有させ
、これら両官能基を含有する重合体を種々の架橋剤ある
いは硬化剤によって架橋する方法、あるいは、これら重
合体類を重合反応させる方法(高分子反応によって架橋
する方法、又は分解によジカルボキシル基を生成する官
能基を含有する重合体成分に相当する単量体を少なくと
も含有させて重合反応を行なう際に、重合性官能基を2
個以上含有する多官能性単量体あるいは多官能性オリゴ
マーを共存させることにより分子間に架橋を行なう方法
等)によシ合成することができる。
本発明において、架橋反応を進行する官能基は、通常の
重合性二重結合基あるいは化学反応で結合する反応性基
でおればいずれでもよい。
重合性二重結合基として、具体的には、CH,==CI
(−CH2−CH2=CH−C’−0−C’H,=C’
H−CH2=C’−C−0−CH=CH−C−0−CH
,=CH−C0NH− CH3 CH2=C−CONH− CH=CH−CONH− CH2=CH−0−C− CH2=CH−NHCO−CH2=CH−CH2−NH
CO−CH2=CH−8O2−CH2=CH−C0−C
H2=CH−0−CH2=CH−8−等を挙げることが
できる。
又、反応性基同志の反応によシ化学結合を形成し、高分
子間の橋架けを行なう場合には、通常の有機低分子化合
物の反応と同様に行なうことができる。具体的には、岩
倉義勇、栗田恵輔「反応性高分子」講談社(1977年
刊)、小田良平「高分子ファインケミカル」講談社(1
976年刊)等の底置に詳細に記載されている。
例えば、表−1において、A群の官能基とB群の官能基
の組合せによる化学結合が通常よく知られた方法として
挙げられる。
又、反応性基として−CONHCH20R(Rは水素原
子又はメチル基、エチル基、プロピル基、メチル基等の
アルキル基を示す)も挙げられ、この反応性基は自己縮
合型反応で結合する基として知られておシ、これを用い
ることもできる。
本発明における架橋剤としては、通常架橋剤として用い
られる化合物を使用することができる。具体的には、山
下晋三、金子東助編「架橋剤ハンドブック」大成社刊(
1981年)、高分子学会機「高分子データハンドブッ
ク、基礎編」培風館(1986年)等に記載されている
化合物を用いることができる。
例えば、有機シラン系化合物(例えばビニルトリメトキ
シシラン、ビニルトリプトキシシラン、γ−グリシドキ
シプロビルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン等のシランカップリング剤等)、ポリイソシア
ナート系化合物(例えばトルイレンジイソシアナート、
0−トルイレンジイソシアナート、ジフェニルメタンジ
イソシアナート、トリフェニルメタントリインシアナー
ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアナート、ヘキサ
メチレンジインシアナート、インホロンジインシアナー
ト。
高分子ポリイソシアナート等)、ポリオール系化合物(
例えば1,4−ブタンジオール、ポリオキシプロピレン
グリコール、ポリオキシアルキレングリコ−、ル、1.
Ll−)リメチロールプロパン等)、ポリアミン系化合
物(例えばエチレンジアミン、γ−ヒドロキシグロビル
化エチレンジアミン、フェニレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、N−アミノエチルピペラジン。
変性脂肪族ポリアミン類等)、ポリエポキシ基含有化合
物及びエポキシ樹脂(例えば垣内弘編著「新エポキシ樹
脂」昭晃堂(1985年刊)、橋本邦之編著「エポキシ
樹脂」日刊工業新聞社(1969年刊)等に記載された
化合物類)、メラミン樹脂(例えば三輪一部、松永英夫
編著「ユニア・メラミン樹脂」日刊工業新聞社(196
9年刊)等に記載された化合物類)、ポリ(メタ)アク
リレート系化合物(例えば大河原信、三枝武夫、東村敏
延編「オリゴマー」購談社(1976年刊)、大森英三
「機能性アクリル系樹脂」テクノシステム(1985年
刊)等に記載された化合物類)が挙げられ、具体的KU
ポリエチレングリコールジアクリラート、ネオペンチル
グリコールシアクリラード、1,6−ヘキサンシオール
ジアクリラート、トリメチロールプロパントリアクリラ
ート、ペンタエリスリトールポリアクリラート、ビスフ
ェノールA−ジグリシジルエーテルジアクリラート、オ
リゴエステルアクリラート:これらのメタクリラート体
等がるる〇 また、上記の重合反応に用いられる重合性官能基を2個
以上有した多官能性単量体又はオリゴマーとしては、例
えば同一の重合性官能基を有する単量体として、ジビニ
ルベンゼン、トリビニルベンゼン等のスチレン誘導体:
多価アル”−ル(例tifzチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール+200.  す400.  す600.
1.5−ブチレングリコール、ネオペンチルクリコール
、ジグロビレングリコール、ポリプロピレングリコール
、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、べ
/タエリスリ)−ル等) 又はポリヒドロキシフェノー
ル(例エバヒドロキノン、レゾルシン、カテコールおよ
びそれらの誘導体)のメタクリル酸、アクリル酸又はク
ロトン酸のエステル類、ビニルエーテル類又はアリルエ
ーテル類二二塩基酸(例えばマロン酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、ピメリン酸、マレイン酸、フタル
酸、イタコン酸等)のビニルエステル類、アリルエステ
ル類、ビニルアミド類又はアリルアミド類:ポリアミン
(例えばエチレンジアミン、1.5−プロピレンジアミ
ン、1,4−ブチレンジアミン等)とビニル基を含有す
るカルボン酸(例えばメタクリル酸、アクリル酸、クロ
トン酸、アリル酢酸等)との縮合体等が挙げられる。
又、異方る重合性官能基を有する多官能性単量体又はオ
リゴマーとしては、例えばビニル基を含有するカルボン
酸〔例えばメタクリル酸、アクリル酸、メタクリロイル
酢酸、アクリロイル酢酸、メタクリロイルプロピオン酸
、アクリロイルプロピオン酸、イタコニロイル酢酸、イ
タコニロイルプロピオン酸、カルボン酸無水物とアルコ
ール又はアミンの反応体(例えばアリルオキシカルボニ
ルグロビオン酸、アリルオキシカルボニル酢酸、2−ア
リルオキシカルボニル安息香酸、アリルアミノカルボニ
ルプロピオン酸等)等〕のビニル基を含有したエステル
誘導体又はアミド誘導体(例えばメタクリル酸ビニル、
アクリル酸ビニル、イタコン酸ビニル。
メタクリル酸アリル、アクリル酸アリル、イタコン酸ア
リル、メタクリロイル酢酸ビニル、メタクリロイルプロ
ピオン酸ビニル、メタクリロイルプロピオン酸アリル、
メタクリル酸ビニルオキシカルボニルメチルエステル、
アクリル酸ビニルオキシカルボニルメチルオキシカルボ
ニルエチレンエステル、N−アリルアクリルアミド、N
−アリルメタクリルアミド、N−アリルイタコン酸アミ
ド、メタクリロイルプロピオン酸アリルアミド等)又は
アミノアルコール類(例えばアミノエタノール、1−ア
ミノプロパツール、1−アミノブタノール、1−アミノ
ヘキサノール、2−アミノブタノール等)と、ビニル基
を含有したカルボン酸の縮合体などが挙げられる。
本発明に用いられる2個以上の重合性官能基を有する単
量体又はオリゴマーは、全単量体の10重量%以下、好
ましくは5重量−以下用いて重合し、樹脂を形成する。
以上の如く、本発明の樹脂粒子は、分解によジカルボキ
シル基を生成する官能基を含有する重合体成分を含有し
、またその粒子内部が架橋された構造を有するものであ
る。
本発明の樹脂粒子は、余り大きな粒径であると、画像描
画の際に油性インキ等が均一に付着せず、鮮明な画像部
を形成することが困難になるため、ある程度の粒径以下
であることが好ましい。
具体的には、本発明の樹脂粒子は、最大粒子の粒径が1
0μm以下であり、好ましくは5μm以下でおる。そし
て、樹脂粒子の平均粒径は1.0μm以下であり、好ま
しくは0.5μm以下である。樹脂粒子の粒径は、小さ
い根比表面積が大きくなり、上記の画像描画上良好な作
用をもたらし、コロイド粒子(cL01μm以下)程度
でも充分であるが、余り小さくなシ過ぎると分子分散の
場合と同様となってしまうため、α005μm以上で用
いるのが好ましい。
このような微小粒径の本発明の樹脂粒子線、画像受理層
形成用組成物を調製する際に、樹脂粉体をその′!ま共
存させて分散することで所望の粒子サイズとすることが
できる。あるいは従来公知の乾式及び湿式の微粒子化方
法又は高分子ゲルラテックスとする方法を用いることも
できる。
すなわち、該樹脂粉体を、従来公知の粉砕機・分散機で
直接粉砕し、微粒子とする方法(例えばボールミル、ペ
イントシェーカー サウンドミル、ハンマーミル、ジェ
ットミル、ケデイミル等)と、従来公知の塗料あるいは
静電写真用液体現像剤のラテックス粒子を製造する方法
を用いることができる。後者の高分子ラテックスとする
方法は、該樹脂粉体を分散用ポリマーを併用して分散す
る方法であり、該樹脂粉末と分散補助ポリマーを予め混
練して混線物とした後、粉砕し、次に分散ポリマーを共
存させて分散する方法等の機械的方法によるものがある
具体的には、植木憲二監訳「塗料の流動と顔料分散」共
立出版(1971年)、[ソロモン、塗料の化学」、r
 Pa1nt and 5urface Coatin
gtheory ancl practice J、原
崎勇次「コーティング工学」朝食書店(1971年)、
原崎勇次「コーティングの基礎科学」槙書店(i 97
7年)、特開昭62−96954号、同62−1)51
71号、同62−75651号等に記載されている。
また、懸濁重合法;分散重合法等の従来公知の重合反応
で容易に本発明の樹脂のラテックス粒子金得ることもで
きる。
具体的には、室井宗−「高分子ラテックスの化学」高分
子刊行会(1970年)、奥田平、稲垣寛「合成樹脂エ
マルジョン」高分子刊行会(1978年)、室井宗−「
高分子ラテックス入門」■文社(1983年)等に記載
されている。
本発明においては、高分子ラテックス粒子とする方法が
好ましく、この方法によシ容易に平均粒径1.0μm以
下の樹脂粒子とすることができるO 本発明のラテックス粒子は水系、非水系いずれのラテッ
クスでもよい。
非水系ラテックスに用いられる非水溶媒としては、沸点
200℃以下の有機溶媒であればいずれでもよく、それ
らは単独あるいは2種以上を混合して使用してもよい。
この有機溶媒の具体例は、メタノール、エタノール、グ
ロバノール、ブタノール、フッ化アルコール、ベンジル
アルコール等のアルコール類、アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン、ジエチルケトン等のケトン
類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル。
酢酸ブチル、プロピオン酸メチル等のカルボン酸エステ
ル類、ヘキサン、オクタン、デカン。
ドデカン、トリデカン、シクロヘキサン、シクロオクタ
ン等の炭素数6〜14の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、
トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水
素類、メチレンクロリド、ジクロロエタン、テトラクロ
ロエタン。
クロロホルム、メチルクロロホルム、ジクロロフロパン
、トリクロロエタン等の710グン化炭化水素類等が挙
げられる。
これらの非水溶媒系で高分子ラテックスを分散重合法で
合成する方法は、ラテックス粒子の平均粒子径が容易に
1μm以下となり、しかも粒径の分布が非常に狭く、且
つ単分散の粒子とすることができる。具体的には、 K
、E、J、Barr−ett 、 「Dispersi
on Polymerization inOrgan
ic Media J John Wiley (19
75年)、村田耕一部、高分子加工、23.20(19
74)、松本恒隆・丹下豊吉、日本接着協会誌9,18
5(1975)、丹下豊吉、日本接着協会誌又1゜26
(1987)   D、J、Wal’br1ge、NA
TOAdv。
study、Iust、、Ser、F、No、67.4
0  (198!l)、B、P、895429号、B、
P、93403B号、USF1)22597号、U8P
5900412号、UBP46069B9号、特開昭6
0−179051号、同60−185965号等にその
方法が開示されている。
本発明の樹脂粒子は、余り少量であると効果がなくなり
、逆に多過ぎると非画像部の親水性は向上するが、エツ
チング速度の低下をもたらすため、画像受理層のマトリ
ックス樹脂100重量部に対して1)〜80重量%、好
ましくは1〜50重t%である。
本発明の樹脂粒子は、上記の如く、カルボキシル基を保
護した官能基(すなわち、分解によりカルボキシル基を
生成する官能基)とすることにより、画像描画を良好と
し、一方で不感脂化処理により親水性基であるカルボキ
シル基を生成させることによシ、非画像部の親水性を良
好にする作用を有する。
更に、本発明の樹脂粒子は、その原版において架橋構造
を重合体の少なくとも1部に有することから、親水性を
保持したまま、不感脂化処理により生成したカルボキシ
ル基含有の樹脂が水溶性となシ非画像部から溶出してゆ
く事を防止する作用を有するものである。
従って非画像部の親水性が樹脂中に生成されるカルボキ
シル基によって、より一層高められる効果が向上し且つ
持続性が向上することとなった。
更には、前記の分解によりカルボキシル基を生成する官
能基を含有した樹脂を画像受理層の主成分(マトリック
ス)として併用する先願(特願昭62−9159号)で
は、該樹脂は分子分散されておシ、これと比較して本発
明では該樹脂は、微小粒径で粒子分散されており、不感
脂化処理によるカルボキシル基の生成のし易さ、及び生
成したカルボキシル基にょるR 水化の度合は、よシー
層高められる。これは、分子の状態で分散されているも
のに比し、粒子サイズの小さい微小粒子の状態で分散さ
れているものの方が、比表面積が著しく増大することに
よるものと推定される。
本発明の画像受理#に供されるマトリックスの樹脂とし
ては、従来各種の結着樹脂として知られている全てのも
のが利用できる。代表的なものは塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン
−メタクリレート共重合体、メタクリレート共重合体、
アクリレート共重合体、酢酸ビニル共重合体、ポリビニ
ルブチラール、アルキド樹脂、シリコーン樹脂、エポキ
シ樹脂、エポキシエステル樹脂、ポリエステル樹脂等、
また水溶性高分子化合物としてポリビニルアルコール、
変性ポリビニルアルコール、澱粉、酸化澱粉、カルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カ
ゼイン、ゼラチン、ポリアクリル酸塩、ポリビニルピロ
リドン、ポリビニルニーテルル無水マレイン酸共重合体
、ポリアミド、ポリアクリルアミド等が挙げられる。
本発明の画像受理層に供されるマトリックスの樹脂の分
子量は、好ましくは103〜106、よシ好ましくは、
5X10”〜5x101)である0又この樹脂のガラス
転移点は好ましくは一10℃〜120℃、よシ好ましく
は0℃〜85℃である0 本発明の画像受理層の他の構成成分として、無機顔料が
使用され、該無機顔料として、例えばカオリンクレー、
炭酸カルシウム、シリカ、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸
バリウム、アルミナ等が挙げられる。
画像受理層中の結着樹脂/顔料の割合は材料の種類及び
顔料の場合は更に粒径によって異なるが、一般に重量比
で17(α5〜5)、好ましくは1/(0,8〜2.5
)程度が適当である。
その細画像受理層には、膜強度をよシ向上させるために
架橋剤を添加してもよい。架橋剤としては、通常用いら
れる塩化アンモニウム、有機過酸化物、金属石けん、有
機シラン、ポリウレタンの架橋剤、エポキシ樹脂の硬化
剤等を用いることができる。具体的には、山下晋三、金
子東助編「架橋剤ハンドブック」大成社刊(1981年
)等に記載されている。
本発明に使用される支持体としては、上質紙、湿潤強化
紙、ポリエステルフィルムのようなプラスチックフィル
ム、アルミ板のような金属板等が挙げられる。
本発明では支持体と画像受理層との間に耐水性及び層間
接着性を向上する目的で中間層を、また画像受理層とは
反対の支持体面にカール防止を目的としてバンクコート
層(裏面層)を設けることができる。
ここで中間rfIIはアクリル樹脂、エチレン−ブタジ
ェン共重合体、メタアクリル酸エステル−ブタジェン共
重合体、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等のエマルジョン型樹脂:エ
ポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、
ポリ酢酸ビニル等の溶剤型樹脂;前述のような水溶性樹
脂等の少くとも1種を主成分として構成されるが、必要
に応じて無機顔料や耐水化剤を添加することができる。
バンクコート層の構成も中間層とほぼ同様である0 PPC製版として用いられる場合には、本発明の印刷原
版の地汚れをいっそう低減するため、印刷原版としての
体積固有抵抗が1010〜1013Ωmとなるように、
更に置換受理層、中間層及び/又はバックコート層に誘
電剤を添加することができる0誘電剤としては無機系の
ものでも有機系のものでもよく、無機系のものではNa
%に1L1、Mg、 Zn%Co、Ni等の1価又は多
価金属の塩が、また有機系のものではポリビニルベンジ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、アクリル樹脂変
性四級アンモニウム塩等の高分子カチオン導電剤や高分
子スルホン酸塩のような高分子アニオン導電剤が挙げら
れる。これらの導電剤の添加量は各層に使用されるバイ
ンダー量の′5〜40重量%、好ましくは5〜20重量
%である。
本発明の直棒型平版印刷用原版を作るには−般に、支持
体の一方の面に、必要あれば中間層成分を含む液を塗布
乾燥して中間層を形成後、画像受理層成分を含む液を塗
布乾燥して画像受理層を形成し、更に必要あれば他方の
面にバックコート層成分を含む液を塗布乾燥してバンク
コート層を形成すればよい。なお画像受理層1中間層、
バンクコート層の各付着量は夫々1〜3097m”  
5〜2017m25〜2097m”が適当である。
(実施例) 樹脂粒子の製造例1 ドデシルメタクリレート95f1アクリル酸52及びト
ルエン200tの混合溶液を、窒素気流下、攪拌しなが
ら温度70℃に加温した。
これに2,2′−アゾビス(インブチロニトリル)(略
称A、1.B、N、) 1.5 fを加え、8時間反応
した。この反応混合溶液にグリシジルメタクリレート+
2f、t−ブチルハイドロキノン1f及びN、 N−ジ
メチルドデシルアミン0.8fを加え、温度100℃で
15時間反応した(分散樹脂(1))。
次に、上記分散樹脂(1)aof(固形分量として)、
下記単量体(M−1)40fb メチルメタクリレート
10t1ジエチレングリコールジメタクリレート1.O
f及びn−へブタン250tの混合溶液を窒素気流下、
攪拌しながら、温度60℃に加温した。2,2′−アゾ
ビス(インノくしa=ニトリル(略称A、 1.V、N
、 ) (L 5 f f加え6時間反応した。
開始剤(ん1. V、 N、 )添加20分後、均一溶
液が白濁を始め、反応温度は90℃まで上昇し友。
冷却後、200メツシユのナイロン布を通して白色分散
物を得た。平均粒径1)25μmのラテックスであった
(単量体M−1) Hs 樹脂粒子の製造例2〜1) 樹脂粒子の製造例1において、単量体M−1の代わりに
下記衣− 2の単量体に代えた他は、 製造例1 と同様にして樹脂粒子を製造しfl−0表 樹脂粒子の製造例12 エチレングリコール51.5f%無水フタル酸51、8
 f s メタクリル酸&Of、)ジクロロエチレン1
atsp−トルエンスルホン酸0.71の混合物を加温
し、6時間反応した。反応温度は107℃から開始し、
6時間で150℃に上昇する様にして(反応により副生
ずる水は、Dean−8tark法で除去した)分散樹
脂■を得た。
この分散樹脂■5F(固形分量として)、下記単量体(
M−12)30F、1.6−ヘキサンシオールジアクリ
ラート0.05f及び酢酸エチル150vの混合溶液を
窒素気流下に60℃に加温した。コれに% A、1.V
、N、  0.05 f 1F!ニア1Fl、4時間反
応して白色分散物を得た。
冷却後%200メツシュのナイロン布を通して得られた
分散物の平均粒径はcL5μmであつ友O (単量体M12) CI(3 CH,=C 樹脂粒子の製造例15 分散樹脂lを7.5 f 、下記単量体M−13を40
21スチレン1)0F、ジビニルベンゼンを1.Of、
n−オクタンを300f混合した溶液を、窒素気流下に
50℃に加温した。これに、n−ブチルリチウムα5F
(固形分量として)を加え、6時間反応した。得られた
白色分散物の平均粒径は0.17 /Jmであった。
単量体M−13 CH3 樹脂粒子の製造例14 単量体M−1を20f1ジエチレングリコールジメタク
リレートをα5g及びテトラヒドロフランを100f混
合した溶液を、窒素気流下175℃に加温した。これに
s A、1.B、N、  (L 2 tを加え、6時間
反応した。
冷却後、メタノール500fnt中で再沈殿処理し、白
色物をF集し、乾燥した。収量は16fであった。
実施例1 エチルメタアクリレート40 f、  2,2.2− 
)リクロロエチルメタクリレート40f、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレ−)2 Of及びトルエン200t
の混合溶液を、窒素気流下75℃に加温した後、アゾビ
スインブチロニトリル1.5fをThoえ8時間反応し
た。得られた共重合体の重量平均分子i′は41000
でおった。
次に、上質紙の一方の間に裏面層及び他方の面に中間層
が設けられた支持体の中間層の上に、上記の共重合体4
0f1樹脂粒子の製造例1の粒子40t(固形分量とし
て)、酸化亜鉛100f、1./+−へキサメチレンジ
インシアナート31及びトルエン′50Ofの混合物を
ボールミル中で2時間分散して得た分散物を、乾燥付着
量が1897m”となる様にワイヤーバーで塗布し、1
00℃で2時間乾燥し、平版印刷用原版を作製した。
この原版を、不感脂化処理液〔富士写真フィルム@) 
#ELP−EX Eでエッチンググロセツサーに1回通
して処理し、これに蒸留水2μtの水滴を乗せ、形成さ
れた水との接触角をゴニオメータ−で測定し九所、10
1)  であった。尚、不感脂化処理前は98°であっ
た。このことに、本発明の原版の画像受理層の非画像部
が、親油性から親水性に変化したことを示す(通常、印
刷時に非画像部が印刷地汚れ、点状汚れ等を発生しない
親水化の度合は、水との接触角で20゜以下であること
が必要である)。
次に、市販のPPCで製版し、得られた原版を上記と同
様の条件で不感脂化処理を行ない、印刷用原版を得几。
得られた原版の画像部の濃度は1.0以上でめシ、非画
像部の地力ブリもなく、画像部の画質も鮮明であった。
これをオフセット印刷機(ハマダスター(株)製 ハマ
ダスター8008XIf)にかけ上質紙上に印刷した。
5000枚を越えても印刷物の非画像部の地汚れ及び画
像部の画質に問題を生じな′かった。
更に、上記原版を用いて、環境条件を50℃。
80%REとして、市販のPPCで製版した所、得られ
た原版の画像は、画像部の濃度は1.0以上有り非画像
部の地力プリもなく、画像部の画質も鮮明であった。こ
れを上記と同様に印刷した所、5000枚全印刷しても
問題なかった。
以上の如く、本原版は、高温多湿の条件下でもPPC製
版で画質を劣化させなかった。
実施例2〜9 下記表−3の各樹脂粒子を、実施例1の樹脂粒子の代わ
pに用いた他は、実施例1と同様に操作して、平版印刷
用原版全作製した。
表−3 実施例1と同様にして、水との接触角p、p c製版後
の画質及び印刷結果を調べたところ、いずれも、画質は
鮮明でらp1印刷物の画像も鮮明で、非画像部の地力プ
リのない印刷物が3000枚以上得られた。
実施例10 本発明の樹脂粒子として、ポリ[N −(+ 1−テト
ラヒドロピラニルオキシカルボニルデカメチレンメタク
リルアミド〕の15%エマルジョン水溶fi150 f
、  [: n−ブチルメタクリレート/4−シアノフ
ェニルメタクリレート(6/4)重量比〕共重合体(重
量平均分子量55,000)の20%エマルジョン水溶
液500f、ポリビニルアルコール10%水溶液〔クラ
ン(株) 製PVA1)7)200f、 メ5ミ7 ホ
# ム7 ルデヒド樹脂の80%水溶液8g及び〔酸化
亜鉛/シリカ(2/8 )重量比〕20%混合分散液4
00fの混合物をボールミル中で1時間分散して得た分
散物を用い、実施例1と同一の支持体の中間層の上に、
ワイヤーバーで、乾燥付着量がg 17cm”となる様
に塗布し、120℃で1.5時間乾燥し、平版印刷用原
版を作製した。
実施例1と同様に処理して印刷した所、印刷物の画像部
は鮮明で、非画像部の地力ブリのない印刷物が3000
枚以上得られた。
(発明の効果) 本発明によれば、地汚れの発生が良好に抑制されるとと
もに良好な耐刷力を併せもつ直棒型平版印刷用原版を得
ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に画像受理層を有する直描型平版印刷用
    原版において、前記画像受理層中に、分解によりカルボ
    キシル基を生成する官能基を少なくとも1種含有する樹
    脂粒子を少なくとも1種含有してなることを特徴とする
    直描型平版印刷用原版。
  2. (2)支持体上に画像受理層を有する直描型平版印刷用
    原版において、前記画像受理層中に、分解によりカルボ
    キシル基を生成する官能基を少なくとも1種含有し且つ
    少なくとも一部分が架橋されている樹脂粒子を少なくと
    も1種含有してなることを特徴とする電子写真式平版印
    刷用原版。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04319491A (ja) * 1991-04-19 1992-11-10 Fuji Photo Film Co Ltd 直描型平版印刷用原版
US9000110B2 (en) 2009-08-20 2015-04-07 Agc Seimi Chemical Co., Ltd. Fluoroalkyl group-containing n-substituted (meth)acrylamide compound, polymer thereof, and use thereof

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