JPH02150777A - 波形比較装置 - Google Patents

波形比較装置

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JPH02150777A
JPH02150777A JP30481488A JP30481488A JPH02150777A JP H02150777 A JPH02150777 A JP H02150777A JP 30481488 A JP30481488 A JP 30481488A JP 30481488 A JP30481488 A JP 30481488A JP H02150777 A JPH02150777 A JP H02150777A
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waveform
circuit
storage device
comparison
input
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JP30481488A
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Inventor
Hidenobu Nakanishi
秀信 中西
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、波形パターンの良否を検査する波形比較装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
ウェーブ・アナライザやデジタル・ストレージ・スコー
プ等で用いられる波形比較装置は、入力波形をサンプリ
ングごとに上限規格値及び下限規格値と比較することに
より、波形パターンの検査を行っている。
この従来の波形比較装置を第5図に基づいて説明する。
測定波形は、まずトリガ発生回路51及びA/Dコンバ
ータ52に入力される。トリガ発生回路51は、入力波
形の特徴点により所定のトリガを発生する回路である。
このトリガ発生回路51が発したトリガは、タイミング
コントロール回路53に送られる。
一方、A/Dコンバータ52に送られた測定波形は、サ
ンプリング及び量子化によりA/D変換され、そのデジ
タルデータが順次ウェーブメモリ54に送られる。上記
タイミングコントロール回路53は、トリガ発生回路5
1からのトリガに基づいてこのA/Dコンバータ52に
タイミング信号を発し、サンプリングの開始点を定める
。そして、これにより、測定波形の位相を比較対象とな
る規格波形の位相に一致させることができる。また、こ
のタイミングコントロール回路53は、ウェーブメモリ
54及びアドレス発生回路55にもタイミング信号を発
する。アドレス発生回路55では、このタイミング信号
により、A/Dコンバータ52のサンプリングに同期し
て順次所定のアドレスを発する。そして、ウェーブメモ
リ54では、前記A/Dコンバータ52からのタイミン
グ信号とこのアドレス発生回路55からのアドレスに基
づいて、A/Dコンバータ52から送られて来るデジタ
ルデータを順次格納する。従って、このウェーブメモリ
54は、一定期間内にA/Dコンバータ52がA/D変
換した測定波形の全てのデジタルデータを一旦格納する
ことができる。
上記のようにしてウェーブメモリ54に格納された測定
波形のデジタルデータは、システム用記憶装置56に格
納されたソフトウェア・プログラムに従ってCPU57
が処理を行う。即ち、CPO57がウェーブメモリ54
に格納されたデジタルデータをサンプリング点ごとに順
に取り出し、システム用記憶装置56に格納されたこの
サンプリング点に対応する規格波形の上限規格値及び下
限規格値とそれぞれ比較して、この比較結果を表示装置
58で表示させる。
以上の結果、例えば測定波形のパターンがウェーブメモ
リ54の各アドレス上に第4図に示すようなデジタルデ
ータとして格納されていたとすると、これらの各デジタ
ルデータが、それぞれのサンプリング点において同図の
1点鎖線及び2点鎖線で示す上限規格値と下限規格値と
の間にそれぞれ入っているかどうかを検出することがで
き、これによって測定波形のパターンの良否を判別する
ことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記波形比較装置は、測定波形を一旦ウエー
ブメモリ54に格納した後に、CPU57がソフトウェ
ア・プログラムに従ってこれを取り出し順次比較演算を
行うことになる。即ち、CPU57は、システム用記憶
装置1t56からのプログラムの読み出し及び解読、ウ
ェーブメモリ54からのデジタルデータの読み出し、シ
ステム用記憶装置56からの上限規格値と下限規格値の
読み出し及び比較演算、並びに比較結果のシステム用記
憶装置56への格納という多くの手順をサンプリングの
回数だけ繰り返す必要がある。このため、ウェーブメモ
リ54内のデータ量が多くなると、このCPU57への
負担が大きくなりすぎる。
従って、従来の波形比較装置は、測定波形を入力してか
ら測定結果を得るまでに長時間を要するという問題点を
生じていた。
【課題を解決するための手段〕
本発明に係る波形比較装置は、上記課題を解決するため
に、規格波形の各時点における上限規格値と下限規格値
とを格納する規格値記憶装置と、測定波形のデータを順
次入力する測定波形入力回路と、この測定波形入力手段
による測定波形のデータの入力に同期して、それぞれの
時点に対応する上限規格値と下限規格値を格納したアド
レスを規格値記憶装置に送るアドレス発生回路と、入力
された測定波形のデータと、アドレス発生回路から送ら
れて来るアドレスに基づいて規格値記憶装置が順次出力
する上限規格値及び下限規格値のデータとをそれぞれ比
較する比較回路とを有することを特徴としている。
〔作 用〕
規格値記憶装置は、各時点における規格波形の上限規格
値と下限規格値とを格納している。各時点とは、ある期
間を複数に分割した際のそれぞれの時点である。即ち、
例えば測定波形をデジタル処理する場合には、その各サ
ンプリング点に対応したものとなる。また、上限規格値
と下限規格値は、規格波形に対してそれぞれ上下の許容
範囲の限界を示すデジタルデータである。従って、この
各時点における上限規格値と下限規格値とを時間軸に沿
って順に並べれば、それぞれ規格波形の上下の許容限度
を示す二重の波形パターンを描くことになる。
測定波形入力回路は、測定波形のデータを順次入力する
。この測定波形は、デジタル処理を行う場合には、A/
DコンバータでA/D変換され、デジタルデータとして
入力される。また、場合によっては、このデジタルデー
タを一旦記憶装置に記憶し、順次これを読み出して入力
することもできる。しかし、アナログ処理の場合には、
アナログデータのまま連続的に入力される。
また、アドレス発生回路は、この測定波形のデータ入力
と並行して、この測定波形の各時点に対応する上限規格
値と下限規格値を格納したアドレスを前記規格値記憶装
置に順次送出する。このアドレスの送出は、測定波形入
力回路による測定波形のデータ入力に同期して行われる
。即ち、最初に送出されるアドレスが予め定められてい
る場合には、このアドレスに格納された上限規格値及び
下限規格値の時点に対応する測定波形上の時点が入力さ
れたとほぼ同時に送出を開始できるようにする。また、
測定波形の入力タイミングに合わせて最初に送出するア
ドレスを選択することも可能である。規格値記憶装置で
は、この送られて来たアドレスに基づいて上限規格値と
下限規格値とをそれぞれ順次出力する。
上記のようにして入力された測定波形のデータと、この
規格値記憶装置が出力した上限規格値及び下限規格値の
データとは、それぞれ順次比較回路に入力される。前記
アドレス発生回路は、この比較回路に入力される測定波
形のデータの位相と上限規格値及び下限規格値のデータ
の位相とが一致するように、アドレスの送出を同期させ
ることになる。測定波形がアナログデータのまま入力さ
れた場合には、上限規格値及び下限規格値もD/Aコン
バータによってアナログデータに変換してから比較回路
に入力される。比較回路では、入力された測定波形のデ
ータを上限規格値及び下限規格値のそれぞれのデータと
順次比較する。この比較回路による比較は、デジタル処
理の場合には各時点ごとに行われるが、アナログ処理の
場合には連続的に行われる。そして、この測定波形のデ
ータが上限規格値のデータよりも小さく、かつ下限規格
値のデータよりも大きい場合には、その時点又はその瞬
間において、測定波形が規格波形の許容範囲内であると
判断できる。従って、この比較回路によって、所定の期
間内の全ての時点について又はその期間内に渡って連続
的に比較を行えば、測定波形のパターンの良否を判別す
ることができる。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
本実施例は、測定波形をデジタルデータに変換して処理
する場合を示す。
測定波形は、トリガ発生回路1及びA/Dコンバータ2
に入力されるようになっている。トリガ発生回路1は、
測定波形の特徴点を検出して、所定のトリガを発生する
回路である。このトリガ発生回路1の出力は、タイミン
グコントロール回路3に接続されている。タイミングコ
ントロール回路3は、トリガ発生回路1からのトリガに
基づいて各種タイミング信号を発する回路である。
前記A/Dコンバータ2は、入力した測定波形をサンプ
リング及び量子化によりA/D変換し、デジタルデータ
を出力する回路である。そして、このA/Dコンバータ
2は、タイミングコントロール回路3からのタイミング
信号によりサンプリングを開始するようになっている。
従って、このA/Dコンバータ2に入力された測定波形
は、この特徴点を検出することによって発せられたトリ
ガに基づ(タイミング信号によりサンプリングの開始点
が定められるので、第4図に示すように、この特徴点を
基準にすれば、後に説明する規格波形の位相と一致させ
ることができる。このA/Dコンバータ2の出力は、第
1比較回路4及び第2比較回路5の一方の入力にそれぞ
れ接続されている。
前記タイミングコントロール回路3からのタイミング信
号は、アドレス発生回路6にも送られるようになってい
る。アドレス発生回路6は、このタイミング信号により
、A/Dコンバータ2のサンプリングに同期して順次所
定のアドレスを発生する回路である。このアドレス発生
回路6の出力は、上限規格値記憶袋W1?及び下限規格
値記憶装置8のアドレス入力にそれぞれ接続されている
上限規格値記憶装置7は、連続するアドレスに、測定波
形の各サンプリング点に対応する規格波形の各上限規格
値を格納した記憶装置である。また、下限規格値記憶装
置8は、連続するアドレスに、測定波形の各サンプリン
グ点に対応する規格波形の各下限規格値を格納した記憶
装置である。この規格波形の上限規格値と下限規格値は
、第4図に示すように、測定波形の各サンプリング点に
おけるそれぞれ上下の許容範囲の限界を示すデジタルデ
ータである。そして、これらの上限規格値と下限規格値
は、検査する測定波形の種類に応じた各規格波形ごとに
それぞれ用意されると共に、これらを適宜選択できるよ
うになっている。なお、これら上限規格値記憶装置7及
び下限規格値記憶装置8の上限規格値と下限規格値は、
それぞれ同じサンプリング点に対応するものが同じアド
レスに格納されるようにすることにより、アドレス発生
回路6からの1個のアドレスによって一対の上限規格値
と下限規格値とが同時に読み出されるようにすることが
できる。これら上限規格値記憶装置7及び下限規格値記
憶装置8の出力は、それぞれ前記第1比較回路4及び第
2比較回路5の他方の入力に接続されている。
第1比較回路4は、A/Dコンバータ2からの測定波形
のデジタルデータと上限規格値記憶装置7からの上限規
格値とを比較し、測定波形のデジタルデータの値が上限
規格値よりも小さいかどうかの判断を行う回路である。
第2比較回路5は、A/Dコンバータ2からの測定波形
のデジタルデータと下限規格値記憶装置8からの下限規
格値とを比較し、この測定波形のデジタルデータの値が
下限規格値よりも大きいかどうかの判断を行う回路であ
る。そして、これらの第1比較回路4及び第2比較回路
5による比較動作は、タイミングコントロール回路3か
らのタイミング信号に基づいて行われるようになってい
る。これら第1比較回路4及び第2比較回路5の出力は
、比較結果記憶装置9にそれぞれ接続されている。比較
結果記憶装置9は、タイミングコントロール回路3から
のタイミング信号に基づき、第1比較回路4及び第2比
較回路5の比較結果を順次格納する記憶装置である。
比較結果記憶装置9の出力は、表示装置10に接続され
ている0表示装置10は、この比較結果記憶装置9に格
納された比較結果を読み出し適宜処理を行って、その処
理結果をデイスプレィに表示する装置である。
上記のように構成された波形比較装置の動作を説明する
測定波形がトリガ発生回路1に入力されると、この測定
波形の特徴点が検出され、所定のトリガが発せられる。
このトリガは、タイミングコントロール回路3に入力さ
れ、A/Dコンバータ2やアドレス発生回路6等の動作
のタイミングを制御するタイミング信号の基準となる。
A/Dコンバータ2に測定波形が入力されると、上記タ
イミング信号に基づいてサンプリングが開始され、順次
デジタルデータに変換されて出力される。そして、この
デジタルデータは、それぞれ第1比較回路4及び第2比
較回路5の一方の入力に送られる。
また、これと同時にアドレス発生回路6がタイミングコ
ントロール回路3からのタイミング信号に基づいて順次
アドレスを発生する。このアドレスは、上限規格値記憶
装置7及び下限規格値記憶装置8に送られ、そのアドレ
スに格納された上限規格値と下限規格値がそれぞれ出力
されることになる。これらの上限規格値と下限規格値は
、それぞれ第1比較回路4及び第2比較回路5の他方の
入力に送られる。
第1比較回路4は、順次送られて来る測定波形のデジタ
ルデータと上限規格値とをタイミング信号に基づいて比
較し、この測定波形のデジタルデータの値が上限規格値
よりも小さいかどうかの判断を行う、第2比較回路5は
、順次送られて来る測定波形のデジタルデータと下限規
格値とをタイミング信号に基づいて比較し、この測定波
形のデジタルデータの値が下限規格値よりも大きいかど
うかの判断を行う。これら第1比較回路4及び第2比較
回路5での比較結果は、順次比較結果記憶装置9に送ら
れる。比較結果記憶装置9では、タイミング信号に基づ
いてこれらの比較結果を順次格納する。
このようにして比較結果記憶装置9に格納された比較結
果は、表示装置10によって読み出され、適宜処理され
た後に、この処理結果をデイスプレィに表示される。従
って、この表示装置tlOに表示された処理結果を見れ
ば、測定波形のパターンの良否等を判定することができ
る。
上記のように本実施例の波形比較装置によれば、入力さ
れた測定波形を一旦ウェーブメモリに保持することなく
、ハードウェアの回路によってリアルタイムに順次比較
検査することができる。従って、測定波形の入力が完了
するとほぼ同時にこの波形パターンの良否の判別が可能
となる。
〔実施例2〕 本発明の他の実施例を第2図に基づいて説明する。
本実施例は、測定波形をアナログデータのまま処理する
場合を示す。
測定波形は、トリガ発生回路11並びに第1比較回路1
2及び第2比較回路13に入力されるようになっている
。トリガ発生回路11は、測定波形の特徴点を検出して
、所定のトリガを発生する回路である。このトリガ発生
回路11の出力は、タイミングコントロール回路14に
接続されている。タイミングコントロール回路14は、
トリガ発生回路11からのトリガに基づいて各種タイミ
ング信号を発する回路である。
このタイミングコントロール回路14からのタイミング
信号は、アドレス発生回路15に送られるようになって
いる。アドレス発生回路15は、このタイミング信号に
より、測定波形の入力に同期して順次所定のアドレスを
発生する回路である。このアドレス発生回路15の出力
は、上限規格値記憶装置16及び下限規格値記憶装置1
7のアドレス入力にそれぞれ接続されている。上限規格
値記憶装置16は、連続するアドレスに、測定波形の各
時点に対応する規格波形の各上限規格値を格納した記憶
装置である。また、下限規格値記憶装置17は、連続す
るアドレスに、測定波形の各時点に対応する規格波形の
各下限規格値を格納した記憶装置である。この規格波形
の上限規格値と下限規格値は、測定波形の各時点におけ
るそれぞれ上下の許容範囲の限界を示すデジタルデータ
である。そして、これらの上限規格値と下限規格値は、
検査する測定波形の種類に応じた各規格波形ごとにそれ
ぞれ用意されると共に、これらを適宜選択できるように
なっている。
これら上限規格値記憶装置16及び下限規格値記憶装置
17の出力は、それぞれ第1 D/Aコンバータ18及
び第2D/Aコンバータ19に接続されている。第1 
D/Aコンバータ18及び第2D/Aコンバータ19は
、上限規格値又は下限規格値を入力してD/A変換を行
い、それぞれアナログデータとして出力する回路である
。従って、上限規格値及び下限規格値は、測定波形に対
応し得るアナログ波形にD/A変換できるように、各時
点に分割するサンプリング数を十分な大きさにする必要
がある。これら第1 D/Aコンバータ18及び第2D
/Aコンバータ19の出力は、それぞれ前記第1比較回
路12及び第2比較回路13の他方の入力に接続されて
いる。従って、第1比較回路12及び第2比較回路13
には、測定波形がアナログデータとしてそのまま入力さ
れると共に、上限規格値と下限規格値とがアナログデー
タに変換されて入力されることになる。また、前記アド
レス発生回路15によるアドレス発生のタイミングは、
測定波形のアナログデータと上限規格値及び下限規格値
のアナログデータとが位相を一敗させてこれら第1比較
回路12及び第2比較回路13に入力されるように、タ
イミングコントロール回路14からのタイミング信号に
よって制御される。
第1比較回路12は、測定波形のアナログデータと、上
限規格値記憶装置16から第1D/Aコンバータ18を
介して入力された上限規格値とを比較し、この測定波形
のアナログデータの値が上限規格値よりも小さいかどう
かの判断を行う回路である。第2比較回路13は、測定
波形のアナログデータと、下限規格値記憶装置17から
第2D/Aコンバータ19を介して入力された下限規格
値とを比較し、この測定波形のアナログデータの値が下
限規格値よりも大きいかどうかの判断を行う回路である
。第1比較回路12及び第2比較回路13の出力は、比
較結果処理回路20にそれぞれ接続されている。比較結
果処理回路20は、タイミングコントロール回路3から
のタイミング信号に基づき、第1比較回路12及び第2
比較回路13の比較結果を順次処理する回路である。
比較結果処理回路20の出力は、表示装置21に接続さ
れている。表示装置、21は、この比較結果処理回路2
0が処理した処理結果をデイスプレィに表示する装置で
ある。
上記のように構成された波形比較装置の動作を説明する
測定波形は、トリガ発生回路11に入力されると共に、
そのままアナログデータとして第1比較回路12及び第
2比較回路13にそれぞれ入力される。
測定波形がトリガ発生回路11に入力されると、この測
定波形の特徴点が検出され、所定のトリガが発せられる
。このトリガは、タイミングコントロール回路14に入
力され、アドレス発生回路15や比較結果処理回路20
の動作のタイミングを制御するタイミング信号の基準と
なる。
アドレス発生回路15は、このタイミングコントロール
回路14からのタイミング信号に基づいて順次アドレス
を発生する。このアドレスは、上限規格値記憶装置16
及び下限規格値記憶装置17に送られ、そのアドレスに
格納された上限規格値と下限規格値がそれぞれ出力され
ることになる。これらの上限規格値と下限規格値は、そ
れぞれ第1D/Aコンバータ18及び第2D/Aコンバ
ータ19でアナログデータに変換される。そして、この
上限規格値と下限規格のアナログデータは、それぞれ第
1比較回路12及び第2比較回路13の他方の入力に送
られる。
第1比較回路12は、順次送られて来る測定波形と上限
規格値のアナログデータを連続的に比較し、測定波形の
値が上限規格値よりも小さいかどうかの判断を行う、第
2比較回路13は、順次送られて来る測定波形と下限規
格値のアナログデータを連続的に比較し、この測定波形
の値が下限規格値よりも大きいかどうかの判断を行う、
これら第1比較回路12び第2比較回路13での比較結
果は、順次比較結果処理回路20に送られる。比較結果
処理回路20では、タイミング信号に基づいてこれらの
比較結果を適宜処理する。
このようにして比較結果処理回路20で処理された比較
結果は、表示装M、21によってデイスプレィに表示さ
れる。従って、この表示装置i21に表示された処理結
果を見れば、測定波形のパターンの良否等を判定するこ
とができる。
上記のように本実施例の波形比較装置による場合にも、
入力された測定波形を−Hウエーブメモリに保持するこ
となく、ハードウェアの回路によってリアルタイムに順
次比較検査することができる。従って、測定波形の入力
が完了するとほぼ同時にこの波形パターンの良否の判別
が可能となる。
〔実施例3〕 本発明のさらに他の実施例を第3図に基づいて説明する
本実施例は、測定波形のデジタル処理の際にA/D変換
のサンプリングの高速化を図った場合を示す。
測定波形は、トリガ発生回路31及びA/Dコンバータ
32に入力されるようになっている。トリガ発生回路3
1は、測定波形の特徴点を検出して、所定のトリガを発
生する回路である。このトリガ発生回路31の出力は、
タイミングコントロール回路33に接続されている。タ
イミングコントロール回路33は、トリガ発生回路31
からのトリガ及び図示しない制御回路から入力される比
較開始信号に基づいて各種タイミング信号を発する回路
である。
前記A/Dコンバータ32は、入力した測定波形をサン
プリング及び量子化によりA/D変換し、デジタルデー
タを出力する回路であり、高速サンプリングを行うもの
を使用する。そして、このA/Dコンバータ32は、タ
イミングコントロール回路33からのタイミング信号に
よりサンプリングを開始するようになっている。従って
、このA/Dコンバータ32に入力された測定波形は、
この特徴点を検出することによって発せられたトリガに
基づくタイミング信号によりサンプリングの開始点が定
められるので、この特徴点を基準にすれば、規格波形の
位相と一致させることができる。このA/Dコンバータ
32の出力は、ウェーブメモリ34のデータ入力に接続
されている。
前記タイミングコントロール回路33からのタイミング
信号は、アドレス発生回路35にも送られるようになっ
ている。アドレス発生回路35は、このタイミング信号
により順次所定のアドレスを発生する回路である。この
アドレス発生回路35の出力は、前記ウェーブメモリ3
4のアドレス入力と上限規格値記憶装置36及び下限規
格値記憶装置37のアドレス入力に接続されている。
ウェーブメモリ34は、このアドレス発生回路35から
A/Dコンバータ32のサンプリングに同期して発せら
れるアドレスに基づいて、データ入力からの測定波形の
デジタルデータを順次格納することになる。また、格納
後は、このアドレス発生回路35からのアドレスに基づ
いて、順次このデジタルデータを読み出すことになる。
このウェーブメモリ34は、A/Dコンバーク32での
高速サンプリングに対応して、高速でアクセス可能なも
のを使用する。そして、このウェーブメモリ34の出力
は、第1比較回路3B及び第2比較回路39の一方の入
力に接続されている。
前記上限規格値記憶装置36は、連続するアドレスに、
測定波形の各サンプリング点に対応する規格波形の各上
限規格値を格納した記憶装置である。また、下限規格値
記憶装置37は、連続するアドレスに、測定波形の各サ
ンプリング点に対応する規格波形の各下限規格値を格納
した記憶装置である。この規格波形の上限規格値と下限
規格値は、測定波形の各サンプリング点におけるそれぞ
れ上下の許容範囲の限界を示すデジタルデータである。
そして、これらの上限規格値と下限規格値は、検査する
測定波形の種類に応じた数十パターンの各規格波形ごと
にそれぞれ用意されると共に、これらを適宜選択できる
ようになっている。従って、上限規格値記憶装置36及
び下限規格値記憶装置37は、測定波形のデジタルデー
タを1パタ一ン分だけ格納すればよいウェーブメモリ3
4に比べ大容量のものを使用する必要がある。しかし、
アクセス速度は、A/Dコンバータ32の高速サンプリ
ングに対応させる必要がないので、ウェーブメモリ34
よりも低速のものでよい。これら上限規格値記憶装置3
6及び下限規格値記憶装置37の出力は、それぞれ前記
第1比較回路38及び第2比較回路39の他方の入力に
接続されている。
第1比較回路38は、A/Dコンバータ32からの測定
波形のデジタルデータと、上限規格値記憶装置36から
の上限規格値とを比較し、この測定波形のデジタルデー
タの値が上限規格値よりも小さいかどうかの判断を行う
回路である。第2比較回路39は、A/Dコンバータ3
2からの測定波形のデジタルデータと下限規格値記憶装
置37からの下限規格値とを比較し、この測定波形のデ
ジタルデータの値が下限規格値よりも大きいかどうかの
判断を行う回路である。そして、これらの第1比較回路
38及び第2比較回路39による比較動作は、タイミン
グコントロール回路33からのタイミング信号に基づい
て行われるようになっている。これら第1比較回路38
及び第2比較回路39の出力は、比較結果記憶装置40
にそれぞれ接続されている。比較結果記憶装置40は、
タイミングコントロール回路33からのタイミング信号
に基づき、第1比較回路38及び第2比較回路39の比
較結果を順次格納する記憶装置である。
比較結果記憶装置40の出力は、表示装置41に接続さ
れている0表示装置41は、この比較結果記憶装置40
に格納された比較結果を読み出し適宜処理を行って、そ
の処理結果をディスプレイに表示する装置である。
上記のように構成された波形比較装置の動作を説明する
測定波形がトリガ発生回路31に入力されると、この測
定波形の特徴点が検出され、所定のトリガが発せられる
。このトリガは、タイミングコントロール回路33に入
力され、A/Dコンバータ32やアドレス発生回路35
等の動作のタイミングを制御するタイミング信号の基準
となる。
A/Dコンバータ32に測定波形が入力されると、上記
タイミング信号に基づいてサンプリングが開始され、順
次デジタルデータに変換されて出力される。そして、こ
のデジタルデータは、ウェーブメモリ34に送られる。
また、これと同時にアドレス発生回路35°力(タイミ
ングコントロール回路33からのタイミング信号に基づ
き、A/Dコンバータ32のサンプリングに同期して順
次アドレスを発生する。このアドレスは、まずウェーブ
メモリ34に送られ、A/Dコンバータ32からのデジ
タルデータを順次格納する。
このようにして所定期間内にA/Dコンバータ32でチ
ンプリングされた一連のデジタルデータがウェーブメモ
リ34に格納されると、タイミングコントロール回路3
3に比較開始信号が入力される。そして、タイミングコ
ントロール回路33は、この比較開始信号に基づいて、
再度アドレス発生回路35にタイミング信号を発する。
このタイミング信号を受けたアドレス発生回路35は、
ウェーブメモリ34並びに上限規格値記憶装置36及び
下限規格値記憶装置37に順次アドレスを発する。ここ
で、ウェーブメモリ34へのアドレスと上限規格値記憶
装置36及び下限規格値記憶装置i37へのアドレスは
、同期して発せられる。
ウェーブメモリ34では、このアドレス発生回路35か
らのアドレスに基づいて、格納している測定波形のデジ
タルデータを順次第1比較回路38及び第2比較回路3
9の一方の入力に送り出す、上限規格値記憶装置36で
は、このアドレス発生回路35からのアドレスに基づい
て、規格波形の上限規格値を順次第1比較回路38の他
方の入力に送り出す。また、下限規格値記憶装置37で
は、同じアドレスに基づいて、規格波形の下限規格値を
順次第2比較回路39の他方の入力に送り出す。
第1比較回路38は、順次送られて来る測定波形のデジ
タルデータと上限規格値とをタイミング信号に基づいて
比較し、この測定波形のデジタルデータの値が上限規格
値よりも小さいかどうかの判断を行う。第2比較回路3
9は、順次送られて来る測定波形のデジタルデータと下
限規格値とをタイミング信号に基づいて比較し、この測
定波形のデジタルデータの値が下限規格値よりも大きい
かどうかの判断を行う、これら第1比較回路38及び第
2比較回路39での比較結果は、順次比較結果記憶装y
140に送られる。比較結果記憶装置40では、タイミ
ング信号に基づいてこれらの比較結果を順次格納する。
このようにして比較結果記憶装置40・に格納された比
較結果は、表示装置41によって読み出され適宜処理さ
れた後に、この処理結果をデイスプレィに表示される。
従って、この表示装置41に表示された処理結果を見れ
ば、測定波形のパターンの良否等を判定することができ
る。
上記のように本実施例の波形比較装置によれば、入力さ
れた測定波形をA/D変換して一旦ウェーブメモリ34
に保持するので、高速サンプリングを行った場合にもこ
のウェーブメモリ34さえ高速アクセスが可能であれば
、大きな容量を必要とする上限規格値記憶装置36及び
下限規格値記憶装置37にアクセス速度の遅いものを使
用することができる。また、このウェーブメモリ34に
格納された測定波形のデジタルデータは、ソフトウェア
・プログラムによることなく、ハードウェアの第1比較
回路38及び第2比較回路39によって順次比較検査さ
れるので、システムのCPUに負担をかけることなく迅
速に処理を行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明に係る波形比較装置は、以上のように、規格波形
の各時点における上限規格値と下限規格値とを格納する
規格値記憶装置と、測定波形のデータを順次入力する測
定波形入力回路と、この測定波形入力手段による測定波
形のデータの入力に同期して、それぞれの時点に対応す
る上限規格値と下限規格値を格納したアドレスを規格値
記憶装置に送るアドレス発生回路と、入力された測定波
形のデータと、アドレス発生回路から送られて来るアド
レスに基づいて規格値記憶装置が順次出力する上限規格
値及び下限規格値のデータとをそれぞれ比較する比較回
路とを有する構成をなしている。
これにより、入力された測定波形を、ソフトウェア・プ
ログラムによることなく、ハードウェアの比較回路によ
って順次比較検査することができる。
従って、本発明に係る波形比較装置は、測定波形のパタ
ーンの良否を短時間に得ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すものであって、デジタ
ル処理による波形比較装置のブロック図である。第2図
は本発明の他の実施例を示すものであって、アナログ処
理による波形比較装置のブロック図である。第3図は本
発明のさらに他の実施例を示すものであって、デジタル
処理の際にサンプリングの高速化を図つた場合の波形比
較装置のブロック図である。第4図は測定波形と上限規
格値及び下限規格値とを示す波形図である。第5図は従
来例を示すものであって、デジタル処理による波形比較
装置のブロック図である。 1・11・31はトリガ発生回路(測定波形入力回路)
、2・32はA/Dコンバータ(測定波形入力回路)、
3・14・33タイミングコントロ一ル回路(測定波形
入力回路)、4・12・38は第1比較回路(比較回路
)、5・13・39は第2比較回路(比較回路)、6・
15・35はアドレス発生回路、7・16・36は上限
規格値記憶装置(規格値記憶装置)、8・17・37は
下限規格値記憶装置(規格値記憶装置)、18は第1D
/Aコンバータ(比較回路)、19は第2D/Aコンバ
ータ(比較回路)、34はウェーブメモリ(測定波形入
力回路)である。 特許出願人     シャープ 株式会社−1僧 厄 ヱ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、規格波形の各時点における上限規格値と下限規格値
    とを格納する規格値記憶装置と、測定波形のデータを順
    次入力する測定波形入力回路と、この測定波形入力手段
    による測定波形のデータの入力に同期して、それぞれの
    時点に対応する上限規格値と下限規格値を格納したアド
    レスを規格値記憶装置に送るアドレス発生回路と、入力
    された測定波形のデータと、アドレス発生回路から送ら
    れて来るアドレスに基づいて規格値記憶装置が順次出力
    する上限規格値及び下限規格値のデータとをそれぞれ比
    較する比較回路とを有することを特徴とする波形比較装
    置。
JP30481488A 1988-11-30 1988-11-30 波形比較装置 Pending JPH02150777A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04372876A (ja) * 1991-06-24 1992-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 波形判定装置
JP2009097917A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Anritsu Corp 信号解析装置
JP5963338B1 (ja) * 2014-10-30 2016-08-03 株式会社辰巳菱機 負荷試験装置

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