JPH07128084A - 測定データ記憶装置 - Google Patents

測定データ記憶装置

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JPH07128084A
JPH07128084A JP28916193A JP28916193A JPH07128084A JP H07128084 A JPH07128084 A JP H07128084A JP 28916193 A JP28916193 A JP 28916193A JP 28916193 A JP28916193 A JP 28916193A JP H07128084 A JPH07128084 A JP H07128084A
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JP
Japan
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digital signal
memory
stored
output
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP28916193A
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English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Yasuhiro Yoshino
康裕 芳野
Yoshiyuki Kuwabara
美幸 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り込み周期間のアナログ測定信号のレベル
変動を反映した形態で測定データを格納することにより
限られたメモリ容量を有効に利用できる測定データ記憶
装置を実現することにある。 【構成】 アナログ測定信号をサンプルクロックに従っ
てデジタル信号に変換するA/D変換器と、このA/D
変換器から出力されるデジタル信号に対して任意に設定
される取り込み区分毎に統計演算処理を行う手段と、各
取り込み区分毎に求められた統計演算処理結果を逐次格
納する記憶手段、とで構成されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測定データ記憶装置に関
し、詳しくは、記憶された測定データに基づく測定信号
の再現性の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、温度,圧力,電圧,電流など
の物理量の測定にあたっては、これらの物理量に関連し
たアナログ測定信号を一定周期のサンプルクロックに従
って駆動されるA/D変換器に加えてデジタル信号に変
換し、変換されたデジタル信号に基づいて記録ヘッドを
駆動してアナログ測定信号の大きさを記録紙上にアナロ
グ記録したり、変換されたデジタル信号を各種のデータ
処理に活用するためにメモリカードやフロッピーディス
クなどの外部メモリに格納することが行われている。
【0003】このとき、一般に測定期間はA/D変換器
のサンプルクロックの周期に比べて十分長く、測定期間
内にはA/D変換器から多数の変換されたデジタル信号
が出力されることになる。外部メモリの容量が十分ある
場合にはA/D変換器から変換出力される全データを逐
次格納できるが、測定期間が長くなると外部メモリの容
量に応じて格納すべきデジタル信号を制限しなければな
らない。
【0004】そこで、従来のこのようなデジタル信号の
外部メモリへの格納にあたっては、任意に設定される取
り込み周期毎に取り込みパルスを発生させ、この取り込
みパルスが出力された時点でA/D変換器から変換出力
されるデジタル信号のみを外部メモリに転送格納するこ
とが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成によれば、外部メモリには取り込みパルスが出
力された時点でA/D変換器から変換出力されるデジタ
ル信号のみが転送格納されることから、取り込み周期間
におけるアナログ測定信号のレベル変動が小さい場合に
は外部メモリに格納されたデジタル信号からアナログ測
定信号を精度よく再現できるが、取り込み周期間におけ
るアナログ測定信号のレベル変動が大きい場合には外部
メモリに格納されたデジタル信号はアナログ測定信号の
レベル変動を反映したものにはならないという問題があ
る。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであって、その目的は、取り込み周期間のアナ
ログ測定信号のレベル変動を反映した形態で測定データ
を格納することにより限られたメモリ容量を有効に利用
できる測定データ記憶装置を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の測定データ記憶
装置は、アナログ測定信号をサンプルクロックに従って
デジタル信号に変換するA/D変換器と、このA/D変
換器から出力されるデジタル信号に対して任意に設定さ
れる取り込み区分毎に統計演算処理を行う手段と、各取
り込み区分毎に求められた統計演算処理結果を逐次格納
する記憶手段、とで構成されたことを特徴とする。
【0008】
【作用】記憶手段には、各取り込み区分毎に求められた
デジタル信号の最大値,最小値,平均値,実効値などの
各種の統計演算処理結果が逐次格納される。測定データ
の再生にあたっては、記憶手段に格納されているこれら
統計演算処理結果を読みだしてD/A変換などの必要な
データ処理を施す。
【0009】これにより、取り込み周期間のアナログ測
定信号のレベル変動を反映した形態で測定データを格納
でき、限られたメモリ容量を有効に利用できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、1はアナログ測定信号の入力端子であり、
アナログ測定信号を一定のサンプルクロックに従ってデ
ジタル信号に変換するA/D変換器を含む測定部2に接
続されている。3は装置内部に設けられているメモリで
あり、測定部2から出力される測定データを格納する。
4は演算制御部として機能するCPUであり、制御部5
と統計演算部6を備えている。制御部5には測定部2が
接続され、統計演算部6にはメモリ3が接続されてい
る。また、制御部5には可変パラメータを格納するRA
M7,固定パラメータを格納するROM8および統計演
算部6での統計演算結果を格納するフロッピーディスク
などの外部メモリ9も接続されている。
【0011】図2は図1の装置の動作の流れを示すフロ
ーチャートである。開始操作で測定処理が開始される。
すなわち、まず、測定部2から出力される測定データを
内部のメモリ3に取り込む。次に、メモリ3に取り込ま
れた測定データに対して、任意に設定される取り込み区
分毎に最大値(MAX),最小値(MIN),平均値
(AVG),実効値(RMS)などの各種の統計演算処
理を行う。そして各取り込み区分毎にセーブファイルを
作成し、これら統計演算結果をファイル単位で順次外部
メモリ9に転送格納する。このような一連の処理を終了
操作が行われるまで自動的に繰り返して実行し、終了操
作が行われた時点で測定処理を完了する。
【0012】図3は外部メモリ9に転送格納されるセー
ブファイルフォーマットの具体例図である。各ファイル
は、「トリガ時刻」「統計演算対象ch」「演算値単
位,時間単位」「演算開始データのトリガ点からの相対
時間Sと演算終了データのトリガ点からの相対時間E」
「各演算結果とトリガ点からの相対時間」とで構成され
ている。これらのファイルは例えばMS−DOS形式の
ASCIIフォーマットでセーブする。
【0013】これにより、長期間にわたる測定データの
収集が可能になり、外部メモリ9に格納された測定デー
タをパソコン上で容易に処理できることになる。図4は
図1の要部の具体例図であり、図1と共通する部分には
同一の符号を付けている。図において、11は任意に設
定される取り込み区間内にA/D変換器2から変換出力
されるデジタル信号の最大値を検出するコンパレータ
で、一方の入力端子にはA/D変換器2の出力端子が接
続されている。12は任意に設定される取り込み区間内
にA/D変換器2から変換出力されるデジタル信号の最
小値を検出するコンパレータで、一方の入力端子にはA
/D変換器2の出力端子が接続されている。13は平均
演算部であり、入力端子にはA/D変換器2の出力端子
が接続され、出力端子は外部メモリ9の第3の入力端子
に接続されている。
【0014】14は任意に設定される取り込み区間内に
A/D変換器2から変換出力されるデジタル信号の最大
値をコンパレータ11の検出信号に従って更新格納する
メモリであり、入力端子にはA/D変換器2の出力端子
が接続され、ラッチ端子にはコンパレータ11の出力端
子が接続され、クリア端子には取り込み区分設定部15
の出力端子が接続され、出力端子はコンパレータ11の
他方の入力端子に接続されるとともに外部メモリ9の第
1の入力端子に接続されている。16は任意に設定され
る取り込み区間内にA/D変換器2から変換出力される
デジタル信号の最小値をコンパレータ12の検出信号に
従って更新格納するメモリであり、入力端子にはA/D
変換器2の出力端子が接続され、ラッチ端子にはコンパ
レータ12の出力端子が接続され、クリア端子には取り
込み区分設定部15の出力端子が接続され、出力端子は
コンパレータ12の他方の入力端子に接続されるととも
に外部メモリ9の第2の入力端子に接続されている。
【0015】取り込み区分設定部15は任意の取り込み
区分周期に対応したタイミングを設定するものであり、
平均演算部13およびメモリ14,16に対して外部メ
モリ9への転送と転送後のデータクリアを指示するタイ
ミング信号を出力し、外部メモリ9に対して転送格納を
指示するタイミング信号を出力する。このような構成に
おいて、A/D変換器2は入力端子1に入力されるアナ
ログ測定信号を一定のサンプルクロックに従ってデジタ
ル信号に変換し、変換されたデジタル信号をコンパレー
タ11,12と平均演算部13とメモリ14,16に出
力する。
【0016】ここで、メモリ14,16がクリアされて
いるとすると、A/D変換器2から出力される最初のデ
ジタル信号は最大値および最小値としてそれぞれのメモ
リ14,16に格納される。これらメモリ14,16に
格納されたデジタル信号は、A/D変換器2から続いて
出力されるデジタル信号の大小関係を比較するそれぞれ
のコンパレータ11,12の基準値になる。A/D変換
器2から入力されるデジタル信号がメモリ14に格納さ
れているデジタル信号よりも大きい場合にはコンパレー
タ11の検出信号に従って新しいデジタル信号がメモリ
14に更新格納され、A/D変換器2から入力されるデ
ジタル信号がメモリ16に格納されているデジタル信号
よりも小さい場合にはコンパレータ12の検出信号に従
って新しいデジタル信号がメモリ16に更新格納され
る。このような動作は、取り込み区分設定部15からタ
イミング信号が出力されるまでの間連続して行われる。
これにより、メモリ14には常にその時点での最大値デ
ータが格納され、メモリ16には常にその時点での最小
値データが格納されることになる。
【0017】取り込み区分設定部15からタイミング信
号が出力されることによりメモリ14,16に格納され
ているデジタル信号は外部メモリ9に転送格納され、そ
の後メモリ14,16に格納されているデジタル信号は
クリアされて次の取り込み区分の測定に移る。一方、平
均演算部13は、取り込み区分設定部15からタイミン
グ信号が出力されるまでの間にA/D変換器2から変換
出力されるデジタル信号を逐次加算しながらそれら平均
値を演算する。そして、取り込み区分設定部15からタ
イミング信号が出力されると、その時点における平均の
演算結果を外部メモリ9に転送格納してそれまでの演算
結果をクリアし、次の取り込み区分の測定に移る。
【0018】図5は図4の動作説明図である。図5にお
いて、上段はアナログ測定信号を示し、中段は従来の格
納データを示し、下段は本発明の格納データを示してお
り、(A)はアナログ測定信号にノイズが重畳している
例で、(B)はアナログ測定信号が瞬間的に変化してい
る例を示している。すなわち、従来の格納データには
(A)のノイズ成分や(B)の瞬間的に変化成分は反映
されないが、本発明の格納データには各取り込み区分間
におけるアナログ測定信号の最大値と最小値が反映され
るので、これら格納データに基づいてアナログ測定信号
の変化の状態を従来よりも忠実に再現できる。
【0019】ここで、各取り込み区分毎に外部メモリに
格納されるデータは少なくとも最大値と最小値の2個に
なって従来の場合の2倍になるが、A/D変換器2から
変換出力されるデジタル信号を一定の間隔で順次格納す
る場合に比べて格納すべきデータ数を大幅に削減でき
る。なお、上記実施例では平均演算部13を設けている
が、用途によっては省略してもよい。
【0020】また、上記実施例では外部メモリに転送格
納するものとして説明したが、装置本体の内部メモリで
あってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
取り込み周期間のアナログ測定信号のレベル変動を反映
した形態で測定データを格納することにより限られたメ
モリ容量を有効に利用できる測定データ記憶装置が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】図1のセーブファイルフォーマットの具体例図
である。
【図4】図1の要部の回路図である。
【図5】図4の動作の説明図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 測定部(A/D変換器) 3 内部メモリ 4 CPU 5 制御部 6 統計演算部 7 RAM 8 ROM 9 外部メモリ(フロッピーディスク)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ測定信号をサンプルクロックに従
    ってデジタル信号に変換するA/D変換器と、 このA/D変換器から出力されるデジタル信号に対して
    任意に設定される取り込み区分毎に統計演算処理を行う
    手段と、 各取り込み区分毎に求められた統計演算処理結果を逐次
    格納する記憶手段、とで構成されたことを特徴とする測
    定データ記憶装置。
JP28916193A 1993-09-08 1993-11-18 測定データ記憶装置 Pending JPH07128084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28916193A JPH07128084A (ja) 1993-09-08 1993-11-18 測定データ記憶装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22313393 1993-09-08
JP5-223133 1993-09-08
JP28916193A JPH07128084A (ja) 1993-09-08 1993-11-18 測定データ記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07128084A true JPH07128084A (ja) 1995-05-19

Family

ID=26525290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28916193A Pending JPH07128084A (ja) 1993-09-08 1993-11-18 測定データ記憶装置

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JP (1) JPH07128084A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6691576B1 (en) 1999-08-04 2004-02-17 Asahi Engineering Co., Ltd. Thickness measuring device for cylindrical tank bottom plate
JP2007163174A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Mitsubishi Electric Corp 電流計測装置
CN110208877A (zh) * 2019-03-20 2019-09-06 北京维天信气象设备有限公司 一种手持气象仪、气象站

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6691576B1 (en) 1999-08-04 2004-02-17 Asahi Engineering Co., Ltd. Thickness measuring device for cylindrical tank bottom plate
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JP4519064B2 (ja) * 2005-12-09 2010-08-04 三菱電機株式会社 電流計測装置
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