JPH0592753U - データ取込み平均化装置 - Google Patents
データ取込み平均化装置Info
- Publication number
- JPH0592753U JPH0592753U JP3174492U JP3174492U JPH0592753U JP H0592753 U JPH0592753 U JP H0592753U JP 3174492 U JP3174492 U JP 3174492U JP 3174492 U JP3174492 U JP 3174492U JP H0592753 U JPH0592753 U JP H0592753U
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- Japan
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- data
- averaging
- fft
- memory
- average
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波形が非周期的に入力される信号の高速フ
ーリエ変換（ＦＦＴ）を正しく平均化することができ
る。 【構成】 入力信号はＡＤ変換器１２でデジタル信号に
変換されて、十分長い時間連続的に長時間データメモリ
２１に取込まれる。その後、そのメモリ２１の任意の位
置を指定して所定サンプル数のデータが読出され、デー
タ変換部１３でＦＦＴされる。そのＦＦＴされたデータ
は平均データバッファ１６内のデータと平均化部１５で
平均され、この結果はバッファ１６に貯えられる。メモ
リ２１の読出し、ＦＦＴ、平均の動作が所定回数繰返さ
れ、最終平均結果は表示部１７に表示される。
ーリエ変換（ＦＦＴ）を正しく平均化することができ
る。 【構成】 入力信号はＡＤ変換器１２でデジタル信号に
変換されて、十分長い時間連続的に長時間データメモリ
２１に取込まれる。その後、そのメモリ２１の任意の位
置を指定して所定サンプル数のデータが読出され、デー
タ変換部１３でＦＦＴされる。そのＦＦＴされたデータ
は平均データバッファ１６内のデータと平均化部１５で
平均され、この結果はバッファ１６に貯えられる。メモ
リ２１の読出し、ＦＦＴ、平均の動作が所定回数繰返さ
れ、最終平均結果は表示部１７に表示される。
Description
【０００１】
この考案は例えばデジタルスペクトラムアナライザに適用され、データを取込 み、そのデータを高速フーリエ変換などの変換を行い、その変換されたデータの 複数回分を平均化するデータ取込み平均化装置に関する。
【０００２】
図２に従来の装置を示す。 入力端子１１からの入力信号はＡＤ変換器１２で周期的にサンプルされ、その 各サンプルがデジタル信号に変換される。そのデジタル信号は所定数、例えば１ ０２４のサンプルごとにデータ変換部１３で例えば高速フーリエ変換（ＦＦＴ） され、その変換されたデータはデータバッファ１４に貯えられる。データバッフ ァ１４から読出されたデータは平均化部１５で平均動作実行トリガごとに平均デ ータバッファ１６内のデータと平均され、その平均されたデータは平均データバ ッファ１６に貯えられる。以上の動作が指定回数繰返され、最終的な平均データ が作成され、その平均データが表示部１７に表示される。
【０００３】
入力信号は連続的に入力されるが、その入力は平均動作と同期していないため 、全データを平均できない場合がある。つまり入力信号を所定サンプル数ごとに ＦＦＴを行うが、そのＦＦＴの間の入力信号は取込むことができない。また入力 信号が瞬時的で非周期的にほぼ同様の波形が発生する場合、データの取込みは周 期的に行われるため、平均データを得ることができない。
【０００４】
この考案においては入力信号のＡＤ変換出力は、１回分のデータ変換、例えば １回のＦＦＴに必要とするサンプル数だけではなく、目的とする平均回数分が連 続的に長時間メモリに取込まれ、その取込みが終った後に、その長時間メモリの 任意の個所から所定サンプル数分読出され、その読出されたデータがデータ変換 、例えばＦＦＴされ、その変換されたデータは平均手段で平均される。
【０００５】
図１にこの考案の実施例を示し、図２と対応する部分に同一符号を付けてある 。この考案においてはＡＤ変換器１２よりのデジタル信号は長時間データメモリ ２１に連続的に、目的とする平均化回数に必要とするデータ量（時間）が取込ま れる。その取込みが終了すると、平均データバッファ１６から、長時間データメ モリ２１に対し、読出し個所を指定すると共に読出しトリガをかけて所定サンプ ル数、例えば１０２４ずつ読出され、その読出された所定数ずつがデータ変換部 １３でデータ変換、例えばＦＦＴがなされ、その変換されたデータがデータバッ ファ１４に貯えられ、更に平均化部１５で平均データバッファ１６のデータと平 均され、その結果が平均データバッファ１６に貯えられる。その平均データ作成 後、データ出力指示の位置を計算し、その位置から長時間データメモリ２１に対 し所定サンプル数の読出しが再び行われ、以下同様のことが繰返される。この繰 返し動作を指定回数行い、その時得られた平均結果が表示部１７に表示される。
【０００６】 このようにすると、長時間データメモリ２１中の信号部分が必ず含まれるよう に読出すことができる。例えば長時間データメモリ２１から順次読出し、信号の 立上りを検出すると、その少し前から、所定サンプル数分だけをデータ変換部１ ３へ供給すればよい。 上述ではデータ変換部１３でデータをＦＦＴしたが、相関関数を求めたり、確 率密度関数を計算したり、周波数応答関数を計算したり、他のデータ変換を行い 、その結果を所定回数平均する場合にもこの考案は適用される。
【０００７】
以上述べたようにこの考案によれば入力信号を先ず十分長い時間、連続的に長 時間データメモリ２１に取込み、その後、その長時間データメモリ２１内のデー タを読出してＦＦＴなどの変換を行うため、非周期的入力信号に対しても、その 信号部分を正しく含む状態で取出し、これをデータ変換することにより、正しく 平均化を行うことができる。
【０００８】 また連続する信号をもれなく、取込み、平均することができる。
【図１】この考案の実施例を示すブロック図。
【図２】従来のデータ取込み平均化装置を示すブロック
図。
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 笠原 寿治 東京都練馬区旭町１丁目32番１号 株式会 社アドバンテスト内
Claims (1)
- 【請求項１】 入力信号をデジタル信号に変換するＡＤ
変換器と、 そのＡＤ変換器よりのデジタル信号が十分な量連続的に
記憶される長時間メモリと、 その長時間メモリの任意の個所から読出してそのデータ
を変換するデータ変換手段と、 そのデータ変換手段よりの変換されたデータの複数を平
均する平均手段と、 を具備するデータ取込み平均化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3174492U JPH0592753U (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | データ取込み平均化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3174492U JPH0592753U (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | データ取込み平均化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592753U true JPH0592753U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12339540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3174492U Withdrawn JPH0592753U (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | データ取込み平均化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592753U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006030202A (ja) * | 2004-07-19 | 2006-02-02 | Tektronix Inc | 実時間パワー・マスク・トリガ |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP3174492U patent/JPH0592753U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006030202A (ja) * | 2004-07-19 | 2006-02-02 | Tektronix Inc | 実時間パワー・マスク・トリガ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |