JPH07128372A - 信号測定方法 - Google Patents

信号測定方法

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JPH07128372A
JPH07128372A JP5294232A JP29423293A JPH07128372A JP H07128372 A JPH07128372 A JP H07128372A JP 5294232 A JP5294232 A JP 5294232A JP 29423293 A JP29423293 A JP 29423293A JP H07128372 A JPH07128372 A JP H07128372A
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JP
Japan
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memory
signal
clock
timing
channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5294232A
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English (en)
Inventor
Kentaro Takita
健太郎 滝田
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Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り込んだ複数チャンネルの信号の内、任意
のチャンネルをクロック信号とした場合に、他のチャン
ネルの信号のロジック状態がどのようなものかを簡単に
確認できるようにする。 【構成】 複数チャンネルの入力信号をメモリに取り込
み(ステップ50)、メモリに取り込んだ所定チャンネ
ルの入力信号のクロック点のタイミングを求め(ステッ
プ34)、この求めたタイミングにおける振幅方向のラ
インとメモリに取り込んだ入力信号の波形を表示器に表
示する(ステップ36)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号測定方法、特に、
複数チャンネルの入力信号をメモリに取り込み、取り込
んだ特定チャンネルの信号をクロックとして、取り込ん
だ他のチャンネルの信号のロジック波形を表示する信号
測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロジック信号を測定する測定器の1つに
ロジック・アナライザがある。このロジック・アナライ
ザは、内部又は外部クロック信号の立ち上がり又は立ち
下がり時点において、複数チャンネルの入力信号のロジ
ック・レベルを順次メモリに記憶し、所望トリガの検出
などの所望条件を満足すると、メモリへの取込みを停止
し、取り込んだ信号を表示器にロジック波形として表示
した。また、他の測定器としては、チャンネル数の多い
デジタル・ストレージ型オシロスコープがある。このオ
シロスコープでは、各チャンネルの入力信号を所定ビッ
ト数のデジタル信号に変換してメモリに蓄積し、蓄積し
た信号をアナログ信号として表示器に表示した。この種
のオシロスコープには、メモリに取り込んだ信号を所定
のしきい値によりロジック波形に変換して、表示器に表
示する形式のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、種々の信号
を解析する際に、あるチャンネルをクロック信号にした
場合、他のチャンネルの状態がどうなるかを知りたい場
合がある。このような場合、従来の信号測定方法では、
クロック信号としたいチャンネルの入力信号をロジック
・アナライザの外部クロックとして用い、新たに信号を
取り込み直さなければならなかった。よって、種々の試
行錯誤が要求される際には、非常に測定が不便であっ
た。また、デジタル・ストレージ型オシロスコープに
は、外部クロック端子のないものもあり、任意のチャン
ネルをクロック信号として利用できなかった。
【0004】したがって、本発明の目的は、取り込んだ
複数チャンネルの信号の内、任意のチャンネルをクロッ
ク信号とした場合に、他のチャンネルの信号のロジック
状態がどのようなものかを簡単に確認できる信号測定方
法の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の信号測定方法に
よれば、先ず、複数チャンネルの入力信号をメモリに取
り込み、このメモリに取り込んだ所定チャンネルの入力
信号のクロック点のタイミングを求める。そして、この
求めたタイミングにおける振幅方向のラインとメモリに
取り込んだ入力信号の波形を表示器に表示する。
【0006】また、本発明では、複数チャンネルの入力
信号をメモリに取り込み、このメモリに取り込んだ所定
チャンネルの入力信号のクロック点のタイミングを求め
る。そして、この求めたタイミングにおける取り込んだ
入力信号のロジック・レベルを求め、求めたロジック・
レベルに応じたロジック波形を表示器に表示する。
【0007】さらに、本発明によれば、複数チャンネル
の入力信号をメモリに取り込み、このメモリに取り込ん
だ所定チャンネルの入力信号のクロック点のタイミング
を求める。この求めたタイミング、設定したセットアッ
プ・タイム及びホールド・タイムに応じて、取り込んだ
入力信号のロジック・レベルを求める。そして、この求
めたロジック・レベルに応じたロジック波形を表示器に
表示する。
【0008】なお、本発明では、設定したしきい値と取
り込んだ入力信号との交差点をクロック点とする。
【0009】
【実施例】第7図は、本発明の信号測定方法を用いる信
号測定器(4チャンネルのデジタル・ストレージ型オシ
ロスコープ)のブロック図である。プローブ10−0〜
10−3からの入力信号は、入力回路12−0〜12−
3により適当な振幅に調整されると共に緩衝されて、ア
ナログ・デジタル(A/D)変換回路14に供給され
る。このA/D変換回路14は、各チャンネル毎にA/
D変換器を具えており、例えば、8ビットのデジタル信
号に各入力信号を変換する。波形メモリ16は、高速ラ
ンダム・アクセス・メモリ(RAM)であり、A/D変
換回路14からのデジタル信号を記憶する。クロック回
路18は、バス20からのクロック速度(取込み速度)
命令に応じた周波数のクロック信号をA/D変換回路1
4及び波形メモリ16に供給する。
【0010】バス20には、マイクロプロセッサ(μ
P)22、処理用メモリ24、表示器26及びキーボー
ド28が接続されている。波形メモリ16に記憶された
デジタル信号は、バス20を介してメモリ24に転送さ
れ、マイクロプロセッサ22により種々の処理が行われ
る。その結果は、表示器26により表示される。なお、
表示器26は、ビット・マップ方式の表示器でもよく、
この場合、ビット・マップ・メモリが表示器26内に含
まれている。また、マイクロプロセッサ22が行う種々
の処理手順は、リード・オンリ・メモリ(図示せず)に
記憶されたソフトウェアにより制御される。キーボード
28は、クロック回路18のクロック周波数などの種々
の設定用入力手段となる。さらに、信号測定器には、ト
リガ回路などが必要であるが、本発明と直接関係ないの
で、図7には示さない。
【0011】図7のブロック図から、A/D変換回路1
4を取り外して、入力回路12の出力信号を直接的に波
形メモリ16に供給すれば、ロジック・アナライザとな
る。このロジック・アナライザも、本発明に適用でき
る。
【0012】以下に説明する動作は、プログラムに従っ
てマイクロプロセッサ22に制御される。図1は、本発
明の第1実施例を示す流れ図である。ステップ30にお
いて、信号測定器は、高周波クロックにより4チャンネ
ルの入力信号を取込む。すなわち、プローブ10で検出
された各入力信号は、入力回路12を介して、A/D変
換器14でデジタル信号に変換される。これらデジタル
信号は、波形メモリ16に、チャンネル毎に順次蓄積さ
れる。この際、時間軸の分解能はできるだけ高い方法が
本発明の実施に最適なため、クロック回路18は、でき
るだけ高い周波数のクロック信号を発生する。しかし、
クロック周波数は、取込みたい信号の長さや波形メモリ
16の記憶容量によっても制限される。
【0013】取込みが終わると、種々の処理のために、
波形メモリ16に記憶された入力信号データ(デジタル
信号)がメモリ24に転送される。次に、ステップ32
において、取込んだ信号の内どのチャンネルをクロック
信号として用いるか、即ち、どのチャンネルをクロック
・チャンネルとするか、そして、そのクロック・チャン
ネルのしきい値をどうするかを、キーボード28からの
入力に応じて設定する。この際、クロック・チャンネル
の信号の立ち上がりをクロックにするか、立ち下がりを
クロックにするかも必要に応じて設定する。
【0014】ステップ34において、クロック・チャン
ネルの信号がしきい値と交差するタイミング(クロック
・タイミング)を求める。これは、メモリ24に記憶さ
れたクロック・チャンネルの信号と、設定されたしきい
値とをマイクロプロセッサ22が比較し、一致した点の
タイミングを求めることにより処理する。なお、比較が
完全に一致しない場合は、その近似値を求めればよい。
【0015】ステップ36において、ステップ34で求
めた各クロック・タイミングにおける垂直線及び取込ん
だ入力信号のアナログ波形を、表示器26の表示スクリ
ーン上に表示する。すなわち、従来と同様に、メモリ2
6の記憶内容に応じた波形パターンと、各クロック・タ
イミングの垂直線のパターンとを、表示器26内のビッ
ト・マップ・メモリに書込み、それを順次読出して表示
スクリーンを制御して、表示を行う。表示スクリーン3
8の表示の一例を図2に示す。この図においては、入力
信号は、チャンネル(CH)1、2及び3のみ表示して
おり、チャンネル1をクロック・チャンネルとして設定
しており、垂直線(ライン)Vがクロック・タイミング
となる。よって、測定者は、垂直線Vとチャンネル2及
び3との交点より、チャンネル1をクロックとしたとき
のチャンネル2及び3の状態を判断できる。なお、ステ
ップ32において、予め入力波形を表示しておき、設定
されたしきい値も水平線THとして表示すると、しきい
値の設定が容易になる。
【0016】図3は、本発明の第2実施例を示す流れ図
である。ステップ40、42及び44は、図1の実施例
のステップ30、32及び34と同じである。ステップ
46において、クロック・タイミングにおける各チャン
ネルの信号のロジック・レベルが高か低かを判断する。
この際、各チャンネルのしきい値を設定して、クロック
・タイミングにおけるレベルが、このしきい値以上か以
下かに応じてロジック・レベルを判断してもよい。
【0017】ステップ48において、ステップ46で求
めたロジック・レベルに応じて、各波形パターンを表示
器26のビット・マップ・メモリに書き込み、図4に示
す如き表示を行う。なお、図4は、図2に示す取込み信
号を図3の処理をした場合の表示であり、図2の場合と
同様にクロック・タイミングにおける垂直線Vも表示し
ている。
【0018】図4は、本発明の第3実施例の流れ図であ
る。ステップ50、52、54及び58は、図3のステ
ップ40、42、44及び48と同じである。しかし、
ステップ56で、クロック・タイミングにおける各チャ
ンネルのロジック・レベルを求める際に、チャンネル
1、即ち、クロック・チャンネルの信号のセットアップ
・タイム及びホールド・タイム(キーボード28から設
定する)を考慮して、各チャンネルのロジック・レベル
を求める。この表示例を図6に示すが、この例は、クロ
ック・チャンネルの信号のセットアップ・タイム及びホ
ールド・タイムをその周期の1/4とした場合である。
【0019】上述は、本発明の好適な実施例について説
明したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形
及び変更が可能である。例えば、上述の実施例では、デ
ジタル・ストレージ型オシロスコープについて説明した
が、A/D変換回路のないロジック・アナライザにも同
様に適用できる。
【0020】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、取り込ん
だ複数チャンネルの信号の内、任意のチャンネルをクロ
ック信号とした場合に、他のチャンネルの信号のロジッ
ク状態がどのようなものかを簡単に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な第1実施例の流れ図である。
【図2】本発明の第1実施例による表示例を示す図であ
る。
【図3】本発明の好適な第2実施例の流れ図である。
【図4】本発明の第2実施例による表示例を示す図であ
る。
【図5】本発明の好適な第3実施例の流れ図である。
【図6】本発明の第3実施例による表示例を示す図であ
る。
【図7】本発明を用いる信号測定器のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 プローブ 12 入力回路 14 A/D変換回路 16 波形メモリ 18 クロック回路 22 マイクロプロセッサ 24 メモリ 26 表示器 28 キーボード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャンネルの入力信号をメモリに取
    り込み、 上記メモリに取り込んだ所定チャンネルの入力信号のク
    ロック点のタイミングを求め、 この求めたタイミングにおける振幅方向のラインと上記
    メモリに取り込んだ入力信号の波形を表示器に表示する
    ことを特徴とする信号測定方法。
  2. 【請求項2】 複数チャンネルの入力信号をメモリに取
    り込み、 上記メモリに取り込んだ所定チャンネルの入力信号のク
    ロック点のタイミングを求め、 この求めたタイミングにおける上記取り込んだ入力信号
    のロジック・レベルを求め、 この求めたロジック・レベルに応じたロジック波形を表
    示器に表示することを特徴とする信号測定方法。
  3. 【請求項3】 複数チャンネルの入力信号をメモリに取
    り込み、 上記メモリに取り込んだ所定チャンネルの入力信号のク
    ロック点のタイミングを求め、 この求めたタイミング、設定したセットアップ・タイム
    及びホールド・タイムに応じて上記取り込んだ入力信号
    のロジック・レベルを求め、 この求めたロジック・レベルに応じたロジック波形を表
    示器に表示することを特徴とする信号測定方法。
  4. 【請求項4】 設定したしきい値と上記取り込んだ入力
    信号との交差点を上記クロック点とすることを特徴とす
    る請求項1、2又は3の信号測定方法。
JP5294232A 1993-10-29 1993-10-29 信号測定方法 Pending JPH07128372A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0738090A3 (en) * 1995-04-10 1998-04-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Waveform display signal generating apparatus
JP2009085866A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Yokogawa Electric Corp 波形測定装置
WO2023224024A1 (ja) * 2022-05-17 2023-11-23 三菱電機株式会社 ロジックアナライザ回路、集積回路および集積回路システム

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