JP2987953B2 - 波形観測装置 - Google Patents

波形観測装置

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JP2987953B2 JP3021015A JP2101591A JP2987953B2 JP 2987953 B2 JP2987953 B2 JP 2987953B2 JP 3021015 A JP3021015 A JP 3021015A JP 2101591 A JP2101591 A JP 2101591A JP 2987953 B2 JP2987953 B2 JP 2987953B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は波形観測装置に関し、特
に立ち上がり時間,行き過ぎ量,2乗和等の波形パラメ
ータの自動測定を高速に実行する波形観測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の波形観測装置の構成を図5に示
す。この種の波形観測装置は、波形の立ち上がり時間,
行き過ぎ量,2乗和等のパラメータの自動測定を行うこ
とができる。
【0003】外部より与えられる波形は波形メモリ1に
記憶され、更に画像処理装置2により表示に適したデー
タに変換され、表示装置3に画像として表示される。一
方、この波形の波形パラメータを自動測定する場合は、
パラメータ測定用の演算装置4が波形メモリ1内の波形
データにアクセスし、所定の演算を実行して波形パラメ
ータを求める。
【0004】例えば、オシロスコープで波形の行き過ぎ
量を求める場合について説明する。この場合、波形メモ
リには、時系列のデータが記憶されている。表示される
波形が図6に示すようなものである場合を考える。ま
ず、最もデータが集中しているレベルを2箇所見つけ
る。そして、下位レベルcと上位レベルbを求める。次
に、最大値aをサーチして、以下の式より行き過ぎ量A
を求める。
【0005】 A[%]=(a−b)/(b−c)×100
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の方法では、演算装置4が波形メモリ1内の全デー
タをアクセスすることになる。従って、データ点数が多
いような場合は波形データのアクセスに時間がかかり、
演算の動作速度が低下する問題がある。また、この波形
パラメータ観測中は波形メモリ1内の波形データの更新
を停止する必要があるため、波形の更新そのものが遅く
なる。
【0007】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであり、その目的は、高速な波形パラメータの測定
が可能な波形観測装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、波形データを記憶する波形メモリと、波形データ
を表示データに変換する画像処理装置と、波形データの
レベル毎のデータ数からなる頻度情報を生成し保持する
自動測定用データバッファと、頻度情報を用いて波形パ
ラメータを算出する演算装置とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】本発明において、波形データのレベル毎のデー
タ数からなる頻度情報が生成され、この頻度情報に基づ
いて演算装置が波形パラメータを測定する。このため、
演算装置は全波形データにアクセスする必要がなくな
り、波形パラメータの測定が高速に行われる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
り、図2は図1に示した要部の構成を詳細に示す構成図
である。また、図3は測定の状態を示すタイムチャート
であり、図4は測定の際の動作を示す説明図である。
【0012】図1において、図5と同一物には同一番号
を付し再度の説明は省略する。本実施例では、波形メモ
リ1に記憶された波形データより頻度情報を生成して保
持する自動測定用データバッファ5と、頻度情報を使用
して波形パラメータ算出の演算を行う演算装置6とを備
えている。また、自動測定用データバッファ5は、波形
データWD をデコードするデコーダ7、頻度情報をカウ
ントするカウンタ群8、頻度情報を一区画毎に項新する
データバッファ群を備えている。
【0013】また、図3(a)のVs バーは波形の更新
タイミングを示す信号であり、一画面毎に発生する信号
である。Ck は波形データの読み出しタイミング信号、
De バーは有効データの出力期間を示す信号であり、W
D は波形データ、Cexは波形データをデコードしたもの
である。例えば、波形データが8ビットの場合、WD
パラレル8ビットの信号であり、Xは0〜255の数字
である。
【0014】この場合、Vs バーの立ち下がりによっ
て、一つの画面の表示が始まる。画像処理装置2は、C
k のタイミングで、波形メモリ1より波形データを読み
出し、読み出したデータWD を逐次表示装置3に出力し
ている。
【0015】一方、自動測定用データバッファ5内のカ
ウンタ群8は、Vs バーによってリセットされる。読み
出された波形データWD はデコーダ7によってデコード
され、カウンタ群8のうち一つだけが選択されカウント
アップする。カウンタ群8のカウント値は、有効データ
の終了信号によってバッファ群9に出力され頻度情報C
x となる。頻度情報Cx は、例えば波形データの全デー
タ数が10,000個ある場合は、14ビットのデータとな
る。演算装置6は、この頻度情報Cx を読み取って波形
パラメータの自動測定を行う。
【0016】図4は観測波形と頻度情報との関係を示す
図である。この頻度情報Cx を用いて波形パラメータを
求める例を以下に示す。
【0017】 平均値 :ΣCx ・X/N (N:波形データ
の総数) 2乗和 :ΣCx ・X2 最大値 :a 最小値 :d オーバーシュート:(a−b)/(b−c)×100
[%] アンダーシュート:(c−d)/(b−c)×100
[%] また、立ち上がり時間は、0.9c+0.1bとなるデ
ータと0.1c+0.9bとなる波形データをサーチし
て、その時間差を求める。従って、波形メモリ1をアク
セスすることになるが、上位レベルbと下位レベルcを
頻度情報を用いて容易に見つけることができ、パラメー
タ測定は高速に行える。
【0018】ここで、本実施例の処理速度を従来のもの
と比較する。例えば、8ビット×10,000データの
波形の場合、従来装置では10,000回のアクセスが
必要である。これに対し、本実施例では256(=
8 )で済むため、アクセス回数は1/40になる。処
理時間の大部分は、波形メモリ1に対するアクセスに要
する時間であるので、約40倍の高速化を実現できるこ
とになる。尚、波形データの量が多くなるほど、より高
速化を達成することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、波形データを記憶する波形メモリと、波形データを
表示データに変換する画像処理装置と、波形データのレ
ベル毎のデータ数からなる頻度情報を生成し保持する自
動測定用データバッファと、頻度情報を用いて波形パラ
メータを算出する演算装置とを備えるように構成した。
この結果、演算装置が全波形データをアクセスすること
なく波形パラメータを求めることができるようになっ
た。従って、波形パラメータの測定を高速に実行するこ
とが可能な波形観測装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の要部の構成を示す構成図で
ある。
【図3】本発明の一実施例にかかる装置の測定状態を示
す説明図である。
【図4】本発明の一実施例にかかる装置の測定状態を示
すタイムチャートである。
【図5】従来装置の構成を示す構成図である。
【図6】図5に示した装置の測定動作時の説明のための
説明図である。
【符号の説明】
1 波形メモリ 2 画像処理装置 3 表示装置 5 自動測定用データバッファ 6 演算装置 7 デコーダ 8 カウンタ群 9 バッファ群

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形データを記憶する波形メモリ(1)
    と、波形データを表示データに変換する画像処理装置
    (2)と、波形データのレベル毎のデータ数からなる頻
    度情報を生成し保持する自動測定用データバッファ
    (5)と、頻度情報を用いて波形パラメータを算出する
    演算装置(6)とを備えたことを特徴とする波形観測装
    置。
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