JPH02144992A - 内層回路入り多層銅張積層板 - Google Patents
内層回路入り多層銅張積層板Info
- Publication number
- JPH02144992A JPH02144992A JP29824488A JP29824488A JPH02144992A JP H02144992 A JPH02144992 A JP H02144992A JP 29824488 A JP29824488 A JP 29824488A JP 29824488 A JP29824488 A JP 29824488A JP H02144992 A JPH02144992 A JP H02144992A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer circuit
- copper
- inner layer
- laminated board
- copper foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- 239000011889 copper foil Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 7
- 230000009477 glass transition Effects 0.000 claims abstract 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 5
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 2
- 239000007943 implant Substances 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 14
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 7
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- QGBSISYHAICWAH-UHFFFAOYSA-N dicyandiamide Chemical compound NC(N)=NC#N QGBSISYHAICWAH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は回路加工工程における寸法変化が小さく、歪の
無い高密度の内層用回路入り多層銅張積層板に関するも
のである。
無い高密度の内層用回路入り多層銅張積層板に関するも
のである。
(従来技術)
近年、多層プリント配線板の使用量は増加の一途であり
、これらのプリント配線板は高密度化への動きが著しい
。
、これらのプリント配線板は高密度化への動きが著しい
。
これらの動きに対応するためには多層銅張積層板の加工
工程における寸法変化の絶対値を極力小さく抑え、しか
も寸法変化のバラツキを極力小さく抑えることが必要で
ある。
工程における寸法変化の絶対値を極力小さく抑え、しか
も寸法変化のバラツキを極力小さく抑えることが必要で
ある。
しかしながら内層回路用の銅張積層板は、一般に銅箔と
絶縁層との線膨張率の相異、更には多層化とするI;め
に用いるプリプレグの歪(伸び、縮み)、樹脂の硬化時
の収縮等が原因で潜在的に歪をもっており、これらの歪
が加工工程中に解放されることが寸法変化の原因となっ
ている。
絶縁層との線膨張率の相異、更には多層化とするI;め
に用いるプリプレグの歪(伸び、縮み)、樹脂の硬化時
の収縮等が原因で潜在的に歪をもっており、これらの歪
が加工工程中に解放されることが寸法変化の原因となっ
ている。
このためアニーリングもしくはベーキング等と称される
熱処理を行うことによって加工工程における寸法変化を
抑える処置がとられてきている。
熱処理を行うことによって加工工程における寸法変化を
抑える処置がとられてきている。
しかしながらこの熱処理も銅箔接着力の低下、銅箔及び
基板の変色等の問題がありおのずと熱処理条件に制約が
あるため、必ずしも充分な方策とは言えなかった。
基板の変色等の問題がありおのずと熱処理条件に制約が
あるため、必ずしも充分な方策とは言えなかった。
又多層プリント配線板は内層回路となるべき銅張積層板
は20℃における伸び率が約lO%(70μm厚み)の
ものや約8%(35μm厚み)の銅箔を用いたものであ
り、これらの銅箔はそれ自体の歪の除去が不充分であり
、これらの銅箔を用いた銅張積層板は歪が残ってしまっ
たままのものである。この銅張積層板をエツチング等で
回路加工し内層回路板とし、この内層回路板間および/
または両面にプリプレグを配し、更にその外側に銅箔を
配し加熱・加圧して一体化して得た多層銅張積層板は依
然として歪みが残ったままのものであり、したがって加
工工程中に歪みが解放されて寸法変化が大きくなってし
まうものであった。
は20℃における伸び率が約lO%(70μm厚み)の
ものや約8%(35μm厚み)の銅箔を用いたものであ
り、これらの銅箔はそれ自体の歪の除去が不充分であり
、これらの銅箔を用いた銅張積層板は歪が残ってしまっ
たままのものである。この銅張積層板をエツチング等で
回路加工し内層回路板とし、この内層回路板間および/
または両面にプリプレグを配し、更にその外側に銅箔を
配し加熱・加圧して一体化して得た多層銅張積層板は依
然として歪みが残ったままのものであり、したがって加
工工程中に歪みが解放されて寸法変化が大きくなってし
まうものであった。
更に、これらの多層化工程にに用いられるプリプレグ用
は公称0.05mmのガラス布基材に樹脂を含浸させて
Bステージまで硬化させたものであり、いままでのガラ
ス基材の構成は総ストランド打ち込み数が102〜11
0本/1インチ角ではあるが、縦方向と横方向のストラ
ンドの打ち込み数の差が11−15本のものしかなかっ
た。これらの従来のガラス布基材を使用したプリプレグ
を用いて多層化を行った場合、寸法変化のバラツキが大
きく、表面の銅箔を回路加工するため工程でのスケール
ファクターの設定が難しくこのために最終の製品歩留り
が悪く、しかも高精度のものが得難かった。
は公称0.05mmのガラス布基材に樹脂を含浸させて
Bステージまで硬化させたものであり、いままでのガラ
ス基材の構成は総ストランド打ち込み数が102〜11
0本/1インチ角ではあるが、縦方向と横方向のストラ
ンドの打ち込み数の差が11−15本のものしかなかっ
た。これらの従来のガラス布基材を使用したプリプレグ
を用いて多層化を行った場合、寸法変化のバラツキが大
きく、表面の銅箔を回路加工するため工程でのスケール
ファクターの設定が難しくこのために最終の製品歩留り
が悪く、しかも高精度のものが得難かった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は従来得られなかった加工工程における多層銅張
積層板の寸法変化を出来るだけ小さくすることを種々検
討した結果、内層回路板用の銅張積層板製造用の銅箔と
して伸び率の大きいものを用いて製造し、得られた銅張
積層板をアニーリングした後回路加工をし内装回路板と
なし、更にこれらの内層回路基板を用いて多層化成形す
るにあたり使用するガラス布基材の縦方向と横方向の打
ち込みストランド数の差を特定したものを用いることに
より寸法変化率の絶対値を小さく、更にバラツキも小さ
い内層回路入り多層銅張積層板を提供するものである。
積層板の寸法変化を出来るだけ小さくすることを種々検
討した結果、内層回路板用の銅張積層板製造用の銅箔と
して伸び率の大きいものを用いて製造し、得られた銅張
積層板をアニーリングした後回路加工をし内装回路板と
なし、更にこれらの内層回路基板を用いて多層化成形す
るにあたり使用するガラス布基材の縦方向と横方向の打
ち込みストランド数の差を特定したものを用いることに
より寸法変化率の絶対値を小さく、更にバラツキも小さ
い内層回路入り多層銅張積層板を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は20℃における伸び率が13〜25%である高
伸び率をしめす銅箔を用いて得られた内層回路用銅張積
層板を、使用した樹脂の15以上の温度で2〜5時間ア
ニール処理し、その後回路加工を行い内層回路板とし、
該内層回路板と総打ち込み本数が102〜110本/1
インチ角であり縦方向と横方向の打ち込み本数の差が1
7〜23本である公称0.05nu++のガラス布を基
材としたプリプレグ及び銅箔とによって多層化すること
により得られる加工工程における寸法変化が小さく、縦
方向と横方向の寸法異方性が小さく、かつ高精度であり
高密度化がかのうな内層回路入り多層鋼張積層板を提供
するにある。
伸び率をしめす銅箔を用いて得られた内層回路用銅張積
層板を、使用した樹脂の15以上の温度で2〜5時間ア
ニール処理し、その後回路加工を行い内層回路板とし、
該内層回路板と総打ち込み本数が102〜110本/1
インチ角であり縦方向と横方向の打ち込み本数の差が1
7〜23本である公称0.05nu++のガラス布を基
材としたプリプレグ及び銅箔とによって多層化すること
により得られる加工工程における寸法変化が小さく、縦
方向と横方向の寸法異方性が小さく、かつ高精度であり
高密度化がかのうな内層回路入り多層鋼張積層板を提供
するにある。
(作用)
本発明において、内層回路用の銅張積層板製造用に用い
る銅箔は20℃における伸び率が13〜25%であるこ
とが必要である。
る銅箔は20℃における伸び率が13〜25%であるこ
とが必要である。
伸び率の良い銅箔を使用することによって銅箔にかかる
応力を少なくすることができ、20℃における伸び率が
13%以下であれば応力が大きく、残留歪みはアニーリ
ングすることによって十分解放出来ない。
応力を少なくすることができ、20℃における伸び率が
13%以下であれば応力が大きく、残留歪みはアニーリ
ングすることによって十分解放出来ない。
次いで得られた内層回路用の銅張積層板は残留している
歪みを解放するためにアニーリング処理を行う。
歪みを解放するためにアニーリング処理を行う。
アニーリング条件は、用いた樹脂の15以上であり(T
g+50)’O以下の温度範囲で2〜5時間行う。アニ
ーリング温度がTg以下であれば銅箔及びガラスクロス
の持つ応力が樹脂の抵抗により十分解放されない。
g+50)’O以下の温度範囲で2〜5時間行う。アニ
ーリング温度がTg以下であれば銅箔及びガラスクロス
の持つ応力が樹脂の抵抗により十分解放されない。
又(Tg+50)’O以上であれば積層板と銅箔との接
着力が低下してしまい、多層銅張積層板となした後に回
路加工工程中または使用中に内層回路が剥離し、信頼性
の欠けたものとなってしまう。
着力が低下してしまい、多層銅張積層板となした後に回
路加工工程中または使用中に内層回路が剥離し、信頼性
の欠けたものとなってしまう。
又更に銅箔や基板が変色してしまい従来の性能を保持で
きない。
きない。
このようにして得られる内層回路板を多層化するのに用
いるプリプレグは公称0.05mm厚であり総打ち込み
本数が102〜110本/1インチ角であり縦方向と横
方向のストランドの打ち込み本数の差が17〜23本の
ものに樹脂ワニスを含浸させBステージまで硬化させた
ものを用いる。
いるプリプレグは公称0.05mm厚であり総打ち込み
本数が102〜110本/1インチ角であり縦方向と横
方向のストランドの打ち込み本数の差が17〜23本の
ものに樹脂ワニスを含浸させBステージまで硬化させた
ものを用いる。
縦方向と横方向のストランド打ち込み数の差が16本以
下であれば縦方向の寸法の縮みが横方向に比べてかなり
大きくなってしまう。又、縦方向と横方向のストランド
打ち込み数の差が24本以上であれば横方向の寸法の縮
みが縦方向に比べてかなり大きくなってしまう。
下であれば縦方向の寸法の縮みが横方向に比べてかなり
大きくなってしまう。又、縦方向と横方向のストランド
打ち込み数の差が24本以上であれば横方向の寸法の縮
みが縦方向に比べてかなり大きくなってしまう。
以上述べたごとく
■内層回路用の銅張積層板に用いる銅箔は20°0にお
ける伸び率が13〜25%のものを用いる。
ける伸び率が13〜25%のものを用いる。
■内層回路用の銅張積層板をそれに使用した樹脂のTg
〜(Tg+50)’0の温度で2〜5時間アニーリング
処理を行う。
〜(Tg+50)’0の温度で2〜5時間アニーリング
処理を行う。
■多層化にもちいるプリプレグのガラス基材として総打
ち込み本数が102〜110本/1インチ角であり縦方
向と横方向のストランドの打ち込み本数の差が17〜2
3本の公称0.05mm厚のものを用いる。
ち込み本数が102〜110本/1インチ角であり縦方
向と横方向のストランドの打ち込み本数の差が17〜2
3本の公称0.05mm厚のものを用いる。
という3つの条件がそろって初めて寸法変化の小さく、
又バラツキの小さい多層銅張積層板が得られるものであ
る。
又バラツキの小さい多層銅張積層板が得られるものであ
る。
これらの条件のうち1つでも欠ければ多層銅張積層板内
の応力が解放されずに残ってしまい、内層回路作成工程
及び最終の多層プリント配線板加工工程において寸法の
歪みが現れてしまう。
の応力が解放されずに残ってしまい、内層回路作成工程
及び最終の多層プリント配線板加工工程において寸法の
歪みが現れてしまう。
(実施例)
実施例1
エポキシ樹脂(エポキシ当量470.平均分子量900
、融点70℃)に対しジシアンジアミドを1当量加えた
樹脂ワニスを厚さO、l mmのガラス基材(重量10
5g/mつに含浸させて内層回路用グリプレグを作成し
た。
、融点70℃)に対しジシアンジアミドを1当量加えた
樹脂ワニスを厚さO、l mmのガラス基材(重量10
5g/mつに含浸させて内層回路用グリプレグを作成し
た。
次いでこのプリプレグの両面に公称70μm厚であり、
20℃における伸び率が20%の銅箔を配し170°0
.40kg/c+a”、 120分で積層成形した後
、160℃で4時間オーブン中でアニーリング処理を行
い内装回路用の銅張積層板を得た。
20℃における伸び率が20%の銅箔を配し170°0
.40kg/c+a”、 120分で積層成形した後
、160℃で4時間オーブン中でアニーリング処理を行
い内装回路用の銅張積層板を得た。
得られた銅張積層板を回路加工し内層回路板を作成した
。この内装回路板の寸法変化率を第1表に示す。
。この内装回路板の寸法変化率を第1表に示す。
次いでこの内装回路板の両面に総打ち込み本数が107
本/1インチ角であり縦方向と横方向のストランドの打
ち込み本数の差が20本のガラス基材を用いエポキシ樹
脂を含浸し乾燥させたたプリプレグを1層配し、更にそ
の外側に公称18μmの#!箔を配し170℃、40k
g/cが、120分で積層成形した後、内層回路入り多
層銅張積層板を得、この寸法変化率を第1表に示す。
本/1インチ角であり縦方向と横方向のストランドの打
ち込み本数の差が20本のガラス基材を用いエポキシ樹
脂を含浸し乾燥させたたプリプレグを1層配し、更にそ
の外側に公称18μmの#!箔を配し170℃、40k
g/cが、120分で積層成形した後、内層回路入り多
層銅張積層板を得、この寸法変化率を第1表に示す。
実施例2
実施例1において内層回路作成用に35μm厚であり、
20℃における伸び率が15%の銅箔を用い他は実施例
1同様にして内層回路入り多層鋼張積層板を得、この寸
法変化率を第1表に示す。
20℃における伸び率が15%の銅箔を用い他は実施例
1同様にして内層回路入り多層鋼張積層板を得、この寸
法変化率を第1表に示す。
比較例1
実施例1において内層回路作成用に35μm厚であり、
20℃における伸び率が8%の銅箔を用い他は実施例1
同様にして内層回路入り多層銅張積層板を得、この寸法
変化率を第1表に示す。
20℃における伸び率が8%の銅箔を用い他は実施例1
同様にして内層回路入り多層銅張積層板を得、この寸法
変化率を第1表に示す。
比較例2
実施例1において内層回路用の銅張積層板のアニーリン
グをせずに、他は実施例1同様にして内層回路入り多層
銅張積層板を得、この寸法変化率を第1表に示す。
グをせずに、他は実施例1同様にして内層回路入り多層
銅張積層板を得、この寸法変化率を第1表に示す。
比較例3
実施例1において内層回路作成用に70μm厚であり、
20℃における伸び率が11%の銅箔を用い、更に多層
化用のプリプレグとして総打ち込み本数が107本/1
インチ角であり縦方向と横方向のストランドの打ち込み
本数の差が13本のガラス基材を用いたプリプレグ用い
た他は実施例1同様にして内層回路入り多層銅張積層板
を得、この寸法変化率を第1表に示す。
20℃における伸び率が11%の銅箔を用い、更に多層
化用のプリプレグとして総打ち込み本数が107本/1
インチ角であり縦方向と横方向のストランドの打ち込み
本数の差が13本のガラス基材を用いたプリプレグ用い
た他は実施例1同様にして内層回路入り多層銅張積層板
を得、この寸法変化率を第1表に示す。
比較例4
実施例1において内層回路作成用に70μm厚であり、
20℃における伸び率が20%の銅箔を用い、更に多層
化用のプリプレグとして総打ち込み本数が107本/1
インチ角であり縦方向と横方向のストランドの打ち込み
本数の差が13本のガラス基材を用いたプリプレグ用い
た他は実施例1同様にして内層回路入り多層銅張積層板
を得、この寸法変化率を第1表に示す。
20℃における伸び率が20%の銅箔を用い、更に多層
化用のプリプレグとして総打ち込み本数が107本/1
インチ角であり縦方向と横方向のストランドの打ち込み
本数の差が13本のガラス基材を用いたプリプレグ用い
た他は実施例1同様にして内層回路入り多層銅張積層板
を得、この寸法変化率を第1表に示す。
比較例5
実施例1において内層回路作成用に70μm厚であり、
20℃における伸び率が20%の銅箔を用い、更に多層
化用のプリプレグとして総打ち込み本数が107本/1
インチ角であり縦方向と横方向のストランドの打ち込み
本数の差が27本のガラス基材を用いたプリプレグ用い
た他は実施例1同様にして内層回路入り多層銅張積層板
を得、この寸法変化率を第1表に示す。
20℃における伸び率が20%の銅箔を用い、更に多層
化用のプリプレグとして総打ち込み本数が107本/1
インチ角であり縦方向と横方向のストランドの打ち込み
本数の差が27本のガラス基材を用いたプリプレグ用い
た他は実施例1同様にして内層回路入り多層銅張積層板
を得、この寸法変化率を第1表に示す。
(以下余白)
(発明の効果)
本発明の方法によれば内層回路加工工程及び多層プリン
ト配線板の外層回路加工工程における寸法変化率を小さ
く抑えることが可能であり、これから高精密・高密度多
層プリント配線板を得ることができるうえに、従来の重
大な欠陥であった縦方向と横方向の寸法異方性が除かれ
るので非常に優れた内層回路入りの多層銅張積層板であ
る。
ト配線板の外層回路加工工程における寸法変化率を小さ
く抑えることが可能であり、これから高精密・高密度多
層プリント配線板を得ることができるうえに、従来の重
大な欠陥であった縦方向と横方向の寸法異方性が除かれ
るので非常に優れた内層回路入りの多層銅張積層板であ
る。
Claims (1)
- (1)20℃における伸び率が13〜25%の銅箔を用
いて得られた両面銅張積層板を、用いた樹脂のガラス転
移点(以下Tgという)〜(Tg+50℃)の温度範囲
で2〜5時間アニールを行い、その後エッチングにより
両面に回路を形成し、内層回路板とし、該内層回路板の
間および/または該内層回路板の両面に1インチ角当た
り総打ち込み本数が102〜110本であり縦方向と横
方向の打ち込み本数の差が17〜23本である公称0.
05mmのガラス布を基材としたプリプレグを配し、更
にその最外層の両面または片面に銅箔を配し加熱・加圧
することによって得られる内層回路入り多層銅張積層板
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29824488A JPH02144992A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 内層回路入り多層銅張積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29824488A JPH02144992A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 内層回路入り多層銅張積層板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02144992A true JPH02144992A (ja) | 1990-06-04 |
JPH0557752B2 JPH0557752B2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=17857102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29824488A Granted JPH02144992A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 内層回路入り多層銅張積層板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02144992A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07157575A (ja) * | 1993-12-06 | 1995-06-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 印刷配線板用プリプレグ及び多層印刷配線板 |
JP2008270767A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-11-06 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 多層配線基板の製造方法 |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP29824488A patent/JPH02144992A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07157575A (ja) * | 1993-12-06 | 1995-06-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 印刷配線板用プリプレグ及び多層印刷配線板 |
JP2008270767A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-11-06 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 多層配線基板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0557752B2 (ja) | 1993-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6187416B1 (en) | Resin composition for copper-clad laminate, resin-coated copper foil, multilayered copper-clad laminate, and multilayered printed circuit board | |
KR20120064124A (ko) | 구리 또는 구리 합금박, 및 그것을 사용한 양면 동장 적층판의 제조 방법 | |
KR101444694B1 (ko) | 연성금속박적층체 및 이의 제조방법 | |
JPH02144992A (ja) | 内層回路入り多層銅張積層板 | |
JPH0381122A (ja) | 熱硬化性樹脂金属箔張り積層板の製造法 | |
JP2996026B2 (ja) | 銅張積層板の製造方法 | |
JP2520706B2 (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
JPH04208597A (ja) | 多層プリント配線板および多層プリント配線板の製造方法 | |
JP3952862B2 (ja) | 内層回路入り金属箔張り積層板の製造法 | |
JP3952863B2 (ja) | 内層回路入り金属箔張り積層板の製造法 | |
JPH05147058A (ja) | 多層銅張積層板の製造方法 | |
JPS61202834A (ja) | 銅張積層板 | |
JP3132588B2 (ja) | クロス複合材の耐熱性評価方法 | |
JPS62173236A (ja) | 多層板の製造方法 | |
CN117584563A (zh) | 一种含氟树脂基覆铜板及其应用 | |
JPH02258337A (ja) | 印刷回路用積層板の製造方法 | |
JP2007095769A (ja) | 多層印刷配線用銅張積層板の製造方法 | |
JP2003008232A (ja) | プリプレグの製造方法 | |
JPH06171052A (ja) | 積層板の製造方法 | |
JPH0216696B2 (ja) | ||
KR20190066108A (ko) | 연성금속박적층체, 이를 포함하는 연성인쇄회로기판 및 폴리이미드 전구체 조성물 | |
JPH02218196A (ja) | 半硬化樹脂銅張積層板 | |
JPH04119836A (ja) | 金属箔張積層板とその製造方法 | |
JPH03257992A (ja) | 曲面形多層プリント配線板の製造方法 | |
JPS6364740A (ja) | 銅張積層板 |