JP2008270767A - 多層配線基板の製造方法 - Google Patents

多層配線基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アニール工程において複数のコア基板に対して均一に熱を伝え、基板の収縮バラツキを低減することができる多層配線基板の製造方法を提供する。
【解決手段】多層配線基板は、コア基板と、そのコア基板の上面及び下面に配置されるビルドアップ層とを備える。この多層配線基板の製造方法において、準備工程では、樹脂材料を含んで構成された絶縁基板の主面上に金属箔を貼着してなる複数の両面銅張積層板48が準備される。アニール工程では、熱風乾燥装置51内において、収納ラック50を用いて複数の両面銅張積層板48が空隙を設けた状態で縦置きで配置され、各両面銅張積層板48が加熱される。
【選択図】図4

Description

本発明は、多層配線基板の製造方法に係り、特には基板用材料のアニール工程に関するものである。
近年、電気機器、電子機器等の小型化に伴い、これらの機器に搭載される配線基板等にも小型化や高密度化が要求されている。かかる市場の要求に応えるべく、配線基板の多層化技術が検討されている。この配線基板の多層化の方法としては、いわゆるコア基板の表裏両面に対して樹脂絶縁層と導体層とを交互に積層一体化する、いわゆるビルドアップ法が一般的に採用される。
この種の多層配線基板を製造する場合、コア基板として樹脂基板の両面に銅箔を貼着した構造の銅張積層板を用いることが一般的となっている。この多層配線基板では、樹脂基板に銅箔を貼着する際に生じた内部応力を緩和するために、銅張積層板を加熱するアニール処理(熱処理)が施される(例えば、特許文献1参照)。その後、その銅張積層板の銅箔をエッチングによってパターニングすることで導体層が形成される。
特開2003−324260号公報
ところで、従来のアニール処理においては、例えば、熱風乾燥装置51内において、複数の銅張積層板48が平積み(横置き)に配置され、その銅張積層板48を構成する樹脂材料のガラス転移点以上の温度で所定時間加熱される(例えば、図19参照)。この加熱時において、各銅張積層板48は、自重によって撓むことを防止するため、隙間なく重ね合わせた状態で配置されている。この場合、全ての基板に対して均一に熱が伝わらず、外側の基板と内側の基板とで高温保持時間(ガラス転移点以上の温度の保持時間)に差が生じてしまう。この高温保持時間が異なると、その後の工程(ビルドアップ層の積層工程など)でのコア基板の収縮量が異なり、基板の収縮バラツキが大きくなる。その結果、露光マスクを配置する際に下層の配線パターンに対して精度良く位置合わせすることが困難となり、配線パターンの微細化を図ることができない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、アニール工程において複数のコア基板に対して均一に熱を伝え、基板の収縮バラツキを低減することができる多層配線基板の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための手段(手段1)としては、コア基板導体層を有するコア基板上に、積層配線部導体層及び層間絶縁層を積層してなる積層配線部を配置した多層配線基板の製造方法であって、樹脂材料を含んで構成された絶縁基板の主面上に金属箔を貼着してなる複数のコア基板用材料を準備する準備工程と、前記複数のコア基板用材料間に空隙を設けた状態で前記複数のコア基板用材料の加熱を行うアニール工程と、アニール工程後に前記金属箔をパターニングして前記コア基板導体層を形成するコア基板導体層形成工程とを含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法がある。
従って、手段1の多層配線基板の製造方法によると、準備工程において、樹脂材料を含んで構成された絶縁基板の主面上に金属箔が貼着されることで複数のコア基板用材料が準備される。そして、アニール工程において、複数のコア基板用材料間に空隙を設けた状態で複数のコア基板用材料の加熱が行われる。このように、各コア基板用材料の間に空隙を設けることで、各コア基板用材料に対して均一に熱が伝わるため、絶縁基板の収縮バラツキを低減することができる。
手段1の多層配線基板の製造方法におけるアニール工程では、複数のコア基板用材料間に空隙が存在しているのであれば任意の状態で配置することができるが、例えば立てた状態にすることが好ましい。このような配置態様の場合、複数のコア基板用材料間に空隙を設けやすくなるからである。さらに、複数のコア基板用材料はそれらの間に空隙を設けた状態で縦置きにすることがより好ましい。この場合には、横置きにして空隙を設けた場合とは異なり、絶縁基板が撓むといったことを防止することができる。従って、コア基板導体層形成工程において、金属箔をパターニングする際に、露光マスクを正確に配置することができ、配線パターンの位置合わせを精度良く行うことができる。その結果、コア基板導体層における配線パターンの微細化が可能となる。なお、立てた状態にして複数のコア基板用材料を吊り下げることも可能であるが、立てた状態にして何らかの支持体に支持させる(即ち縦置きにする)ほうが、安定的に配置することができる。
また、前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料の材料主面同士を対向させて平行に配置することが好ましい。このように配置すると、熱風の流れの方向が一定となり、熱風が空隙をスムーズに通り抜けるため、各コア基板用材料に対して均一に熱を伝えることができる。この場合、空隙を一定にすることで、複数のコア基板用材料ごとの加熱ムラを確実に低減することができる。
前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料を前記樹脂材料のガラス転移点以上の温度に加熱することが好ましく、そのガラス転移点以上の温度で240分以上加熱することがより好ましい。前記準備工程において金属箔を貼着する際にはコア基板用材料内に内部応力が残存してしまうが、樹脂材料のガラス転移点以上の温度に加熱することにより、その内部応力を確実に開放することができる。なお、樹脂材料のガラス転移点とは、低温領域でガラス状の硬くてもろい性質を示す樹脂材料が温度上昇に伴いゴム状に変化するときの温度をいう。
前記アニール工程では、前記樹脂材料のガラス転移点以上の温度に耐えうる耐熱性材料からなり、前記複数のコア基板用材料を縦置きで支持する基板支持器具を用いて加熱を行うことが好ましい。この基板支持器具としては、例えば、ステンレスやセラミックなどの耐熱性材料からなる枠体(フレーム)を含んで構成されたラックなどを挙げることができ、アニール工程において、コア基板用材料を加熱するための熱風をできる限り遮らない構造であることが好ましい。
前記基板支持器具は、前記複数のコア基板用材料間に前記空隙を確保するための間隔保持部を有することが好ましい。この間隔保持部としては、基板支持器具の枠体に形成された溝部や枠体に固定されたワイヤなどのガイド部材を挙げることができる。
前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料を熱風乾燥装置内に配置して、熱風を吹き付けることで各コア基板用材料を加熱することが好ましく、その熱風乾燥装置内において、前記複数のコア基板用材料を熱風の方向に対して平行に配置して加熱を行うことがより好ましい。このように各コア基板用材料を配置すれば、材料間の隙間を熱風が通り抜けることができ、その際に各コア基板用材料に対して均一に熱が伝わり、絶縁基板の収縮バラツキをより低減することができる。
前記コア基板を形成する樹脂材料としては、コスト性、加工性、絶縁性、機械的強度などを考慮して適宜選択することができる。コア基板の具体例としては、EP樹脂(エポキシ樹脂)基板、PI樹脂(ポリイミド樹脂)基板、BT樹脂(ビスマレイミド−トリアジン樹脂)基板、PPE樹脂(ポリフェニレンエーテル樹脂)基板などがある。そのほか、これらの樹脂とガラス繊維(ガラス織布やガラス不織布)やポリアミド繊維等の有機繊維との複合材料からなる基板を使用してもよい。あるいは、連続多孔質PTFE等の三次元網目状フッ素系樹脂基材にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸させた樹脂−樹脂複合材料からなる基板等を使用してもよい。なお、前記コア基板にはその上面及び下面を貫通する複数のめっきスルーホールなどが形成されていてもよく、それら複数のめっきスルーホール内には充填材が充填されていてもよい。また、上記コア基板は、その内部に配線層を形成した基板でもよし、チップコンデンサやチップ抵抗などの電子部品を埋め込んだ基板でもよい。
前記コア基板導体層及び積層配線部導体層の形成手法は、導電性や樹脂絶縁層との密着性などを考慮して適宜選択されることができる。各導体層の材料の例としては、銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金、スズ、スズ合金などが挙げられる。また、かかる導体層は、サブトラクティブ法、セミアディティブ法、フルアディティブ法などといった公知の手法によって形成されることができる。具体的にいうと、例えば、銅箔のエッチング、無電解銅めっきあるいは電解銅めっき、無電解ニッケルめっきあるいは電解ニッケルめっきなどの手法を用いることができる。なお、スパッタやCVD等の手法により金属層を形成した後にエッチングを行うことで導体層を形成したり、導電性ペースト等の印刷により導体層を形成したりすることも可能である。
前記層間絶縁層は例えば熱硬化性を有する樹脂を用いて形成される。熱硬化性樹脂の好適例としては、EP樹脂(エポキシ樹脂)、PI樹脂(ポリイミド樹脂)、BT樹脂(ビスマレイミド−トリアジン樹脂)、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ポリエステル樹脂、けい素樹脂等が挙げられる。これらの中でも、EP樹脂(エポキシ樹脂)、PI樹脂(ポリイミド樹脂)、BT樹脂(ビスマレイミド−トリアジン樹脂)を選択することが好ましい。例えば、エポキシ樹脂としては、いわゆるBP(ビスフェノール)型、PN(フェノールノボラック)型、CN(クレゾールノボラック)型のものを用いることがよい。特には、BP(ビスフェノール)型を主体とするものがよく、BPA(ビスフェノールA)型やBPF(ビスフェノールF)型が最もよい。
以下、本発明を具体化した多層配線基板の一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、多層配線基板の概略平面図であり、図2は、多層配線基板の断面図である。
図1に示されるように、多層配線基板11は、平面視で矩形状を呈しており、複数(ここでは4×4個)の製品領域100と、それら製品領域100を包囲する枠部領域101とを有している。枠部領域101は、製品にはならないので、最終的にダイシング工程を経て切断され除去される。
図2に示されるように、多層配線基板11を構成するコア基板12は、ガラスエポキシからなる略矩形板状の部材(厚さ0.8mm)であり、主面としての上面13及び下面14を有している。コア基板12の上面13には第1のビルドアップ層15(積層配線部)が形成され、コア基板12の下面14には第2のビルドアップ層16(積層配線部)が形成されている。コア基板12における製品領域100の所定箇所には、上面13及び下面14を連通させるめっきスルーホール17が多数形成されている。めっきスルーホール17内にある空洞部には、銅フィラー入りのエポキシ樹脂からなる充填材18が充填されている。また、コア基板12の上面13及び下面14には、銅からなる導体層19(コア基板導体層)がパターン形成されており、各導体層19は、めっきスルーホール17に電気的に接続されている。
コア基板12の上面13上に形成された第1のビルドアップ層15は、エポキシ樹脂からなる樹脂絶縁層20,21(層間絶縁層)と、銅からなる導体層22,23(積層配線部導体層)とを2層ずつ積層した構造を有している。本実施の形態において、各樹脂絶縁層20,21の厚さは40μm程度であり、各導体層22,23の厚さは20μm程度である。
2層めの樹脂絶縁層21の表面上における複数箇所には、導体層23を構成する端子パッド230がアレイ状に形成されている。1層めの樹脂絶縁層20内には、複数のビア穴25及びビア導体26が設けられ、2層めの樹脂絶縁層21内には、複数のビア穴27及びビア導体28が設けられている。これらビア導体26,28を介して導体層19,22及び端子パッド230が相互に電気的に接続されている。また、2層めの樹脂絶縁層21の表面は、ソルダーレジスト29によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト29の所定箇所には、端子パッド230を露出させる開口部30が形成されている。各端子パッド230は、図示しないはんだバンプを介してICチップ(半導体集積回路素子)の接続端子に電気的に接続される。
コア基板12の下面14上に形成された第2のビルドアップ層16は、上述した第1のビルドアップ層15とほぼ同じ構造を有している。即ち、第2のビルドアップ層16は、エポキシ樹脂からなる樹脂絶縁層31,32と、銅からなる導体層33,34とを2層ずつ積層した構造を有している。2層めの樹脂絶縁層32の下面上における複数箇所には、導体層34を構成するBGA用パッド340がアレイ状に形成されている。1層めの樹脂絶縁層31内には、複数のビア穴25及びビア導体26が設けられ、2層めの樹脂絶縁層32内には、複数のビア穴27及びビア導体28が設けられている。これらビア導体26,28を介して導体層19,33及びBGA用パッド340が相互に電気的に接続されている。また、2層めの樹脂絶縁層32の下面は、ソルダーレジスト36によってほぼ全体的に覆われている。ソルダーレジスト36の所定箇所には、BGA用パッド340を露出させる開口部37が形成されている。BGA用パッド340の表面上には、図示しないマザーボードとの電気的な接続を図るための複数のはんだバンプ38が配設され、各はんだバンプ38により、多層配線基板11は図示しないマザーボード上に実装される。
次に、上記構成の多層配線基板11の製造手順について説明する。
まず、準備工程において、ガラスエポキシからなる絶縁基板46の上面及び下面に銅箔47(金属箔)を貼着してなる複数の両面銅張積層板48(コア基板用材料)を準備する(図3参照)。
そして、アニール工程では、コア基板用材料である各両面銅張積層板48の加熱を行う。具体的には、図4に示されるように、収納ラック50(基板支持器具)において空隙を設けた状態で複数(例えば24枚)の両面銅張積層板48を縦置きにする。各両面銅張積層板48の主面12A(材料主面)同士を対向させて平行に配置されており、各両面銅張積層板48間の空隙は一定となっている。この状態の収納ラック50を熱風乾燥装置51内に配置して200℃で240分間加熱する。本実施の形態の熱風乾燥装置51では、装置上部に送風ファン52が設けられており、加熱部53で加熱された熱風W1が上方から下方に向けて送風されるように構成されている。
図5,図6に示されるように、収納ラック50は、耐熱性材料(例えば、ステンレス)を用いてボックス状に形成されたフレーム(枠体)55と、そのフレーム55に所定ピッチで固定され、各銅張積層板48間に空隙を確保するための複数の保持ガイド56(間隔保持部)とを備えている。各保持ガイド56は、例えば、直径2mm程度のステンレス製のワイヤを用いて形成され、フレーム55の対向する側部となる位置において両面銅張積層板48の挿入方向(本実施の形態では上下方向)に沿って設けられている。そして、近接する2本の保持ガイド56の隙間に両面銅張積層板48の縁部(枠部領域101)が挿入され保持される。
アニール工程を行った後、収納ラック50から取り出した両面銅張積層板48に対してYAGレーザまたは炭酸ガスレーザを用いてレーザ孔あけ加工を行い、両面銅張積層板48を貫通する貫通孔を所定位置に形成する。そして、従来公知の手法に従って無電解銅めっき及び電解銅めっきを行うことでめっきスルーホール17を形成した後、そのめっきスルーホール17内に充填材18を充填し熱硬化させる。
その後、コア基板導体層形成工程において、基板両面の銅箔47のエッチングを行うことでコア基板12上に導体層19をパターニングする。具体的には、無電解銅めっきの後、基板表面に露光用ガラスマスクを配置して露光を行い、さらに現像を行って所定パターンのめっきレジストを形成する。この状態で無電解銅めっき層を共通電極として電解銅めっきを施した後、まずレジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、コア基板12の表面に所定パターンの導体層19が形成される(図7参照)。
絶縁層形成工程において、コア基板12の上面13及び下面14に、それぞれエポキシ樹脂を主成分とするフィルム状絶縁樹脂材料を重ね合わせるようにして配置する。そして、このような積層物を真空圧着熱プレス機(図示しない)で真空下にて加圧加熱することにより、フィルム状絶縁樹脂材料を硬化させて上面13及び下面14に1層めの樹脂絶縁層20,31を各々形成する(図8参照)。
その樹脂絶縁層20,31の所定の位置にレーザを照射することによりビア穴25を形成する(図9参照)。そして、無電解銅めっきを行うことにより、ビア穴25内にビア導体26を形成するとともに、樹脂絶縁層20の上面全体に無電解銅めっき層を形成する。その後、露光及び現像を行って所定パターンのめっきレジストを形成する。そして、電解銅めっきを施した後、まずレジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、樹脂絶縁層20,31上に所定パターンの導体層22,33が形成される(図10参照)。
次いで、上記1層めの樹脂絶縁層20,31の場合と同様に、絶縁層形成工程を行うことにより、2層めの樹脂絶縁層21,32を形成する。さらに、樹脂絶縁層21,32の所定の位置にレーザを照射することでビア穴27を形成する(図11参照)。そして、無電解銅めっきを行うことにより、ビア穴27内にビア導体28を形成するとともに、樹脂絶縁層21,32の上面全体に無電解銅めっき層を形成する。その後、露光及び現像を行って所定パターンのめっきレジストを形成して、電解銅めっきを施す。そして、レジストを溶解除去して、さらに不要な無電解銅めっき層をエッチングで除去する。その結果、樹脂絶縁層21上には、複数の端子パッド230が形成されるとともに、樹脂絶縁層32上には、複数のBGA用パッド340が形成される(図12参照)。
ソルダーレジスト形成工程では、コア基板12の上面及び下面の表面上に感光性液状樹脂材料を塗布して硬化させることによりソルダーレジスト29,36を形成する(図13参照)。なお、本実施の形態では、ハロゲンフリータイプの感光性液状ソルダーレジスト(例えば、日立化成工業株式会社製のSR−7200)が用いられる。
次ぐ、穴あけ工程では、ソルダーレジスト29の表面に露光用ガラスマスク58を重ね合わせるように配置する(図14参照)。その状態で、露光用ガラスマスク58を介して露光を行い、さらに現像を行うことで、ソルダーレジスト29に開口部30をパターニングする(図15参照)。
また、コア基板12の下面側のソルダーレジスト36についても、同様に、ソルダーレジスト36の表面に露光用ガラスマスク58を配置して、露光及び現像を行い、ソルダーレジスト36に開口部37をパターニングする(図15参照)。
そして、各開口部30から露出した端子パッド230や各開口部37から露出したBGA用パッド340に対して表面粗化処理及びニッケル−金めっきの処理を行う。その後、周知の手法によりはんだバンプ形成工程を行い、BGA用パッド340の表面上にはんだバンプ38を形成する(図2参照)。具体的には、ソルダーレジスト36上に、所定パターンのマスクを載置し、BGA用パッド340上にはんだペーストを印刷した後、そのはんだペーストをリフローする。その後、大判状態で一体化されている中間製品を、ダイシングブレード等の切断具を用いて個片に切り離すことにより、多層配線基板が完成する。
本実施の形態における製造方法の効果を確認するため、上述したアニール工程において、収納ラック50に縦置きで収納された各銅張積層板48の複数の位置(図16に示す測定点)に温度センサを配置し、各測定点での温度を測定した。その結果を図17に示す。ここで、熱風乾燥装置51の設定条件としては、温度が200℃であり、時間が240分である。なお、図17には、測定される温度が最も高い測定点(Max)と最も低い測定点(Min)と平均温度の測定点(Ave)とについて、各測定点での最高温度(Max.temp)及びガラス転移点Tg(例えば、180℃)よりも高い温度で保持されている保持時間(Keep time)を一覧表として示している。また、その一覧表には、測定点(Max)と測定点(Min)とで測定される最高温度及び保持時間のバラツキR(誤差)も示している。
また、本願発明者は、従来技術のように複数の銅張積層板48を横置きで配置し、上記と同じ条件(200℃、240分)で加熱した場合における複数の位置(図18及び図19参照)での温度を測定した。なお、図18の場合(比較例1)では、熱風乾燥装置51内に、50枚の銅張積層板48を平積みにしたものを1セットとして、それを3段分(3セット分)配置している。また、図19の場合(比較例2)では、熱風乾燥装置51内に、50枚の銅張積層板48を平積み(1セット分)にして配置している。図20には比較例1の場合の測定結果を示し、図21には比較例2の場合の測定結果を示している。
図20及び図21に示されるように、比較例1,2の場合、各測定点での温度は異なり、各銅張積層板48に対して均一に熱が伝わっていない。また、ガラス転移点Tg以上の保持時間(Keep time)も各測定点でバラツキRが生じている。
これに対して、図17に示されるように、本実施の形態の場合では、各測定点における温度はほぼ同じであり、各銅張積層板48に対して均一に熱が伝わっていることが確認された。また、ガラス転移点Tg以上の保持時間(Keep time)は、比較例1,2の場合よりもバラツキRが小さく、かつ十分に長い時間が確保されている。
さらに、本願発明者は、本実施の形態の製造方法における基板の収縮バラツキを確認した。具体的な確認方法としては、図22に示されるように、準備工程で用意した両面銅張積層板48において、枠部領域101となる四隅に対応する位置にガイドホール60を形成しておき、ソルダーレジスト29,36の露光を行う穴あけ工程までの各製造工程で各ガイドホール60の間隔をパネルピッチPとして測定する。そして、ガイドホール60の形成時点(アニール工程前)でのパネルピッチPを基準として、アニール工程後の各製造工程におけるパネルピッチPの誤差ΔPを測定した。図23にはその結果を示している。なおここでは、銅張積層板48における絶縁基板46の材質や銅箔47の厚さを変更した3つのサンプル1〜3について、パネルピッチPの誤差ΔPを測定している。さらに、各サンプル1〜3について、銅張積層板48を平積みにして加熱を行った場合(図18参照)のパネルピッチPの誤差ΔPも測定し、その測定結果を比較例として図23の左側に示している。図23に示されるように、本実施の形態の製造方法では、比較例の場合と比べて、標準偏差Stdの値が小さく、パネルピッチPのバラツキが小さくなることが確認された。
さらに、本願発明者は、ソルダーレジスト29,36の下層にある導体層23,34(端子パッド230,BGA用パッド340)に対するソルダーレジスト29,36の開口部30,37の位置精度を測定した。その結果を図24に示している。なおここでも、銅張積層板48における絶縁基板46の材質や銅箔47の厚さを変更した3つのサンプル1〜3について位置精度を測定している。また、銅張積層板48を平積みにして加熱を行った場合(図18参照)の位置精度も比較例として図24の左側に示している。図24に示されるように、本実施の形態の製造方法では、比較例の場合と比べて、開口部30,37の位置ズレが小さく、各開口部30,37が精度よく形成されることが確認された。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態における多層配線基板11の製造方法では、アニール工程において、収納ラック50を用いることにより、複数のコア基板用材料間に空隙を設けた状態で複数の銅張積層板48を縦置きに配置することができ、その状態で各銅張積層板48を加熱することができる。このように、各銅張積層板48の間に隙間を設けることで、熱風乾燥装置51において各銅張積層板48の全体に熱風W1が吹き付けられ、それら銅張積層板48に対して均一に熱が伝わる。これにより、絶縁基板46の収縮バラツキを低減することができる。また、各銅張積層板48が空隙を設けた状態で縦置きに配置されているので、横置きにして空隙を設けた場合とは異なり、絶縁基板46が撓むといったことを防止することができる。従って、銅張積層板48の銅箔47をパターニングする際に、そのパターンの位置合わせを精度良く行うことができる。また、アニール工程以降の各工程における基板の収縮バラツキを抑えることができるので、ビルドアップ層15,16の導体層22,23,33,34やソルダーレジスト29,36の開口部30,37の形成工程において、下層の配線パターンに対して露光用ガラスマスク58等を正確に配置することができ、配線パターンの微細化が可能となる。
(2)本実施の形態の場合、アニール工程において、複数の銅張積層板48が樹脂材料のガラス転移点Tg以上の温度で240分以上加熱されるので、銅張積層板48の内部応力を確実に開放することができる。
(3)本実施の形態の収納ラック50は、ガラス転移点Tg以上の温度に耐えうる耐熱性材料(具体的には、ステンレス)からなるので、銅張積層板48のアニールを確実に行うことができる。また、収納ラック50は、ボックス状のフレーム55からなり、熱風W1を遮らない構造であるので、各銅張積層板48を確実に加熱することができる。
(4)本実施の形態の収納ラック50には、各銅張積層板48の空隙を確保するために複数の保持ガイド56(間隔保持部)が設けられている。この保持ガイド56は、ステンレス製のワイヤを用いて形成されており、熱風W1の送風方向である上下方向に沿って設けられている。そして、近接する2本の保持ガイド56の隙間に両面銅張積層板48の縁部(枠部領域101)を挿入することで各銅張積層板48を縦置きで保持することができる。このようにすれば、保持ガイド56によって熱風W1が遮られることを防止することができ、各銅張積層板48の製品領域100に対して確実に熱風W1を当てることができる。
(5)本実施の形態の熱風乾燥装置51では、その上部に送風ファン52が設けられており、加熱部53で加熱された熱風W1が上方から下方に向けて送風されるように構成されている。この場合、収納ラック50を用いて縦置きに配置された各銅張積層板48に対して平行に熱風W1を送風することができる。従って、各銅張積層板48間の隙間を熱風W1が通り抜けることができ、その際に各銅張積層板48に対して均一に熱が伝わり、絶縁基板46の収縮バラツキをより低減することができる。
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態の熱風乾燥装置51では、その上部に送風ファン52を設け、上方から下方に熱風W1を送風するものであったが、図25に示されるように、装置側面に送風ファンを設け、横方向(水平方向)に熱風W1を送風するよう構成してもよい。なおこの場合、各銅張積層板48が熱風W1の方向と平行となるよう収納ラック50を配置して加熱を行うようにする。つまり、空隙を確保できるのであれば各銅張積層板48を横置きにしてアニール工程を行ってもよい。
・上記実施の形態の収納ラック50では、両面銅張積層板48の間隔保持部として、ワイヤからなる保持ガイド56を有するものであったが、これに限定されるものではない。具体的には、フレーム55の一部に、基板縁部が挿入可能な凹部(例えば、位置決め溝)を等間隔に形成し、それら凹部を間隔保持部として用いてもよい。さらに、フレーム55の一部に、基板縁部を挟み込むための複数の凸部(例えば、固定用の小片突起)を設け、それら凸部を間隔保持部として用いてもよい。
・上記実施の形態では、多層配線基板11のパッケージ形態はBGA(ボールグリッドアレイ)であるが、BGAのみに限定されず、例えばPGA(ピングリッドアレイ)やLGA(ランドグリッドアレイ)等であってもよい。
・上記実施の形態では、各銅張積層板48を90度起立させた状態の縦置きにしてアニール工程を行ったが、これに限定されることはなく、例えば図26に示す別の実施形態のようにしてもよい。即ち、同図においては、収納ラック50Bに複数のコア基板用材料が斜め置きにして保持されている。
・上記実施の形態では、各銅張積層板48を収納ラックに支持させていたが、これに代えて、例えば、図27に示すような吊下器具50Aを用いて各銅張積層板48を吊り下げて保持してもよい。その場合、各銅張積層板48は保持ガイド58(間隔保持部)により一定の間隔に保持されることがよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)コア基板導体層を有するコア基板上に、積層配線部導体層及び層間絶縁層を積層してなる積層配線部を配置した多層配線基板の製造方法であって、樹脂材料を含んで構成された絶縁基板の主面上に金属箔を貼着してなる複数のコア基板用材料を準備する準備工程と、前記複数のコア基板用材料間に空隙を設けた状態で前記複数のコア基板用材料を縦置きにして加熱を行うアニール工程と、アニール工程後に前記金属箔をパターニングして前記コア基板導体層を形成するコア基板導体層形成工程とを含み、前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料を前記樹脂材料のガラス転移点以上の温度に240分以上加熱することを特徴とする多層配線基板の製造方法。
(2)上記(1)において、前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料を熱風乾燥装置内に配置して加熱を行うことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
本発明を具体化した一実施の形態の多層配線基板を示す概略平面図。 本発明を具体化した一実施の形態の多層配線基板を示す要部断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 熱風乾燥装置を示す正面図。 収納ラック(横置き状態)を示す正面図。 収納ラック(横置き状態)を示す側面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態の多層配線基板の製造方法を説明するための断面図。 一実施の形態において縦置きに配置した各銅張積層板での温度の測定点を示す説明図。 一実施の形態における各測定点での温度変化を示す説明図。 比較例1において横置きに配置した各銅張積層板での温度の測定点を示す説明図。 比較例2において横置きに配置した各銅張積層板での温度の測定点を示す説明図。 比較例1における各測定点での温度変化を示す説明図。 比較例2における各測定点での温度変化を示す説明図。 ガイドホール及びパネルピッチを示す平面図。 基板の収縮バラツキを示す説明図。 ソルダーレジストの開口部の位置精度を示す説明図。 別の実施形態の収納ラック(横置き状態)を示す正面図。 別の実施形態の収納ラック(斜め置き状態)を示す正面図。 別の実施形態の吊下器具(吊り下げ状態)を示す正面図。
符号の説明
11…多層配線基板
12…コア基板
15,16…積層配線部としてのビルドアップ層
19…コア基板導体層としての導体層
20,21,31,32…層間絶縁層としての樹脂絶縁層
22,23,33,34…積層配線部導体層としての導体層
46…絶縁基板
47…金属箔としての銅箔
48…コア基板用材料としての両面銅張積層板
50,50B…基板支持器具としての収納ラック
50A…基板支持器具としての吊下器具
51…熱風乾燥装置
56,58…間隔保持部としての保持ガイド

Claims (9)

  1. コア基板導体層を有するコア基板上に、積層配線部導体層及び層間絶縁層を積層してなる積層配線部を配置した多層配線基板の製造方法であって、
    樹脂材料を含んで構成された絶縁基板の主面上に金属箔を貼着してなる複数のコア基板用材料を準備する準備工程と、
    前記複数のコア基板用材料間に空隙を設けた状態で前記複数のコア基板用材料の加熱を行うアニール工程と、
    アニール工程後に前記金属箔をパターニングして前記コア基板導体層を形成するコア基板導体層形成工程と
    を含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  2. 前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料を立てた状態にすることを特徴とする請求項1に記載の多層配線基板の製造方法。
  3. 前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料を縦置きにすることを特徴とする請求項1に記載の多層配線基板の製造方法。
  4. 前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料の材料主面同士を対向させて平行に配置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  5. 前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料の材料主面同士を対向させて平行に配置するとともに、前記空隙を一定にすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  6. 前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料を前記樹脂材料のガラス転移点以上の温度に加熱することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  7. 前記アニール工程では、前記樹脂材料のガラス転移点以上の温度に耐えうる耐熱性材料からなり、前記複数のコア基板用材料を縦置きで支持する基板支持器具を用いて加熱を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 前記基板支持器具は、前記複数のコア基板用材料間に前記空隙を確保するための間隔保持部を有することを特徴とする請求項7に記載の多層配線基板の製造方法。
  9. 前記アニール工程では、前記複数のコア基板用材料を熱風の方向に対して平行に配置して加熱を行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
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