JPH02218196A - 半硬化樹脂銅張積層板 - Google Patents

半硬化樹脂銅張積層板

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JPH02218196A
JPH02218196A JP1038259A JP3825989A JPH02218196A JP H02218196 A JPH02218196 A JP H02218196A JP 1038259 A JP1038259 A JP 1038259A JP 3825989 A JP3825989 A JP 3825989A JP H02218196 A JPH02218196 A JP H02218196A
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copper
semi
copper foil
resin
cured resin
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JP1038259A
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Inventor
Kazuo Noguchi
野口 一夫
Takeo Kaneoka
金岡 威雄
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特にフラッシニサーキット等として電気、電
子機器等のプリント配線板に使用する半硬化熱硬化性樹
脂銅張積層板に関する。本発明の半硬化樹脂銅張積層板
は、従来の多段プレス法に比較して格段の生産性を有し
、かつ、半硬化度の精度も良好であることから、半硬化
樹脂銅張積層板を使用することが有利な種々の用途、例
えば、電磁波シールド用、多層板の中間層用等として好
適に使用されるものである。
〔従来の技術〕
従来の半硬化樹脂銅張積層板の製造法は多段プレスを用
い、半硬化状態の制御の関係から、通常は、10〜20
組仕込む熱盤間に、2組程度の積層材を仕込む方法で製
造されている。このため、生産性に劣り、高価な積層板
となるものであり用途が限定されるものであった。
一方、銅張積層板の製造法の一つとして、長尺の樹脂含
浸基材を所望枚数とその最外の片面又は両面に長尺の銅
箔を重ね合わせた構成の積層材を一対のベルト間で加熱
加圧するダブルベルトプレス法による連続的銅張積層板
の製造法が知られている(特開昭61−10456他)
この方法は通常、常温の樹脂含浸基材と銅箔とを一対の
ベルト間に供給し、ダブルベルトプレスの加圧加熱領域
で圧力50kg/Cn!以上、温度約200℃程度に加
熱加圧して樹脂を硬化させ、次いで加圧冷却領域で急速
に冷却して一対のベルト間から冷却された銅張積層板を
排出する方法が取られている。この連続製造法は優れた
方法であるが、高い圧力を使用するためには加圧に種々
の問題点が生じること、また、多段プレスと同等の生産
性を確保するためには、加熱加圧硬化時間を数分以内と
しなければ成らないこと等の問題点があった。
使用圧力の低下と寸法精度の向上を目的として、本発明
者は先に、積層材の真空下の予備融着(特願昭62−3
03284号)、積層材の予備加熱の利用(特願昭63
−45771号)を見出し出願した。
ところで、上記の連続プレスによって半硬化樹脂銅張積
層板を製造する方法に関する記載などは見出されていな
いものである。
〔従来技術の課題〕
本発明者は、上記の連続プレスの実用化について連続プ
レスと多段プレスとを比較した場合の特徴(利点、欠点
)について鋭意検討した。
その結果、連続プレスは、 ■、基材、銅箔などの積層材料を所定の長さに切断する
必要がない。
■、加圧加熱ゾーンに於ける被積層材に負荷される圧力
・温度・時間のバラツキは装置の安定性にのみ依存する
との特徴を有し、従って、 ■、■より、プリプレグ製造工程との連続化が容易であ
る。
■、また、粘着性のプリプレグが使用可能である。
■、■より、プリプレグ樹脂の硬化特性とそれに伴う物
性値を把握しておけば、樹脂の硬化度や物性を所望範囲
としだ銅張積層板を製造することが容易であり、かつ、
加工コストへのこの条件設定の影響は少ない。
■、■より、装置の安定性が良好ならば、多段プレスに
比較して厚み、寸法等の精度の向上がもたらされる。
の利点を有し、 ■、■であるが、多段プレスと同等の生産性を得るには
、積層成形時間を数分以内とする必要がある。
■、従って、通常の銅張積層板を製造する場合、即硬化
性のプリプレグを使用する必要があるが、従来のプリプ
レグを触媒添加量等で即硬化すると物性が劣る欠点が生
じる。
の欠点を有することが明らかとなった。
そこで、本発明者は、上記のような連続プレスの特徴を
活かす方法について鋭意検討した結果、本発明を完成す
るに至った。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、長尺の樹脂含浸基材を1枚又は複
数枚とその最外の片面又は両面に長尺の銅箔を重ね合わ
せた構成の積層材を一対のベルト間で加熱加圧するダブ
ルベルトプレス法による連続的銅張積層板の製造法にお
いて、銅箔の剥離強度が0.2 kg / 0m以上で
完全硬化時の90%以下の範囲どなるように加熱加圧し
てなることを特徴とする半硬化樹脂銅張積層板である。
また、本発明の半硬化樹脂銅張積層板は、銅箔接着部近
傍と内部との性質が異なる絶縁層としたものであり、こ
の性質の相違が銅箔接着部近傍の絶縁層のマ) IJフ
ックス脂のガラス転位温度(Tgs℃)/完全硬化後の
マ) IJフックス脂のガラス転位温度(Tg’℃)=
0.75〜0.90であり、内部の絶縁層のTg’/T
g’ =0.55〜0.70であること又は中心部の絶
縁層の樹脂は実質的に硬化したものであることなどの樹
脂の硬化度を変えたものであること;銅箔接着部近傍の
絶縁層の樹脂含有量が60重量%以上であることであり
、銅箔と基材との間に厚み20μm以上の半硬化樹脂層
を有すること又は基材が不織布基材であることを特徴と
する半硬化樹脂銅張積層板である。
以下、本発明の構成について説明する。
まず、本発明の連続プレスとは、従来公知のダブルベル
トプレスに代表されるものである。
ここに、加圧、加熱条件は、従来と同様でよいが、積層
材の真空下の予備融着く特願昭62−303284号)
、積層材の予備加熱の利用(特願昭63−45771号
)、その他を適宜併用したものが使用されるものである
本発明の半硬化樹脂絶縁層とは、通常の熱硬化性樹脂(
=マトリックス樹脂)と基材(=ベース材、補強基材)
とからなるものである。
本発明のマトリックス樹脂としては、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シアナト樹脂
、その他の熱硬化性樹脂類、これらを適宜二種以上配合
してなる組成物、さらにこれら熱硬化性樹脂、それらの
二種以上配合してなる組成物をポリビニルブチラール、
アクリロニトリル−ブタジェンゴム、多官能性アクリレ
ート化合物その他の公知の樹脂、添加剤等で変性したち
の;架橋ポリエチレン、架橋ポリエチレン/エポキシ樹
脂、架橋ポリエチレン/シアナト樹脂、ポlJフェニレ
ンエーテル/エポキシ樹脂、ポリエステルカーボネート
/シアネート、その他の変性熱可塑性樹脂からなる架橋
硬化性樹脂組成物が挙げられる。また、ベース材として
は、クラフト紙、リンター紙、ガラス(E、 D、  
S、 T、石英その他各種ガラス製繊維からの)織布・
不織布、全芳香族ポリアミド、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミ
ド、ポリテトラフロロエチレンなどの耐熱エンプラ製繊
維の織布・不織布、さらにこれらを適宜混合或いは複合
使用してなる複合繊布・不織布などの長尺のものが挙げ
られる。
上記の基材に上記樹脂を含浸、塗布等し、必要に応じて
乾燥して本発明に使用するプリプレグを製造する。本プ
リプレグとしては、従来の多段プレス用と実質的に同様
の組成のマトリックス樹脂が使用可能であるが、当然、
触媒の種類やその添加量の増減、予備反応度などを連続
プレスで半硬化樹脂積層板を製造する本発明の工程を考
慮して適合させたものが好ましい。
銅箔としては、長尺の電解銅箔、圧延銅箔等、並びにこ
れらの裏面(接着面側)を接着用に処理したちの更に裏
面に接着剤層を形成したもの等であり、いずれも使用可
能であり、適宜上記に説明した樹脂含浸基材の樹脂の種
類に応じて選択するものである。
以上の材料を使用して本発明の半硬化樹脂銅張積層板を
製造する。
まず、本発明の製造法によって製、造する半硬化樹脂銅
張積層板の銅箔の剥離強度は0.2kg/cm以上、よ
り好ましくは0.3kg/cm以上で完全硬化後の剥離
強度の90%以下の範囲となるように加熱加圧する。こ
の銅箔剥離強度の目安はマトリックス樹脂として熱硬化
性樹脂主体の組成物を使用した場合には、そのガラス転
位温度からも把握出来るものであって、マトリックス樹
脂のガラス転位温度(TgSt’)/完全硬化後のマ)
 IJフックス脂のガラス転位温度Tg1℃)=0.5
5〜0.90の範囲に相当する。ここに銅箔剥離強度が
0.2kg/cm未満では、得られた半硬化樹脂銅張積
層板を切断する場合、その他の取り扱い工程で不良発生
の原因となり易いので好ましくなく、完全硬化後の剥離
強度の90%を超えると硬化が進み過ぎて半硬化樹脂積
層板としての用途に不適当である。
銅箔剥離強度を上記の範囲に制御して連続積層成形する
方法は、所定の温度下で樹脂と銅箔とを圧着処理して、
その剥離強度の挙動を予め測定し、その条件より連続プ
レスの加熱温度と時間とを設定する方法であり、また、
所定の温度下での樹脂のガラス転位温度の挙動から、連
続プレスの加熱温度と加熱時間とを設定する方法による
。例えば、通常の多段プレス用のガラスエポキシプリプ
レグを使用した場合、200℃では、1〜3分間の加熱
で銅箔の剥離強度が0.3〜1.5 kg/Cm (完
全硬化後の銅箔剥離強度2.0kg/cm以上)、Tg
S/Tg’=0.70〜0.85程度となり、また、1
80℃では2〜4分間の加熱で、剥離強度が0.4〜1
.0 kg/Cm。
Tgs/Tg′=0.6〜0.75程度トナルモノテア
リ、本発明の場合、通常の連続プレス時間で半硬化樹脂
銅張積層板を製造することが可能となるものである。
上記において、銅箔接着部近傍と内部との性質の異なる
絶縁層とした半硬化樹脂銅張積層板は、エツチング、レ
ジスト剥離に於ける耐薬品性の保持、プリント配線パタ
ーンの容易な埋め込み、埋め込み硬化工程に於ける寸法
精度の保持、二次折り曲げ又は曲面加工性、その他種々
の点で利点を有するものである。変更する絶縁層の要因
としては、■、マ) IJフックス脂のガラス転位温度
〔銅箔接着部近傍の樹脂は高く内部は低くすることによ
って、プリント配線パターンの製造時には十分な耐薬品
性を持たせ、埋め込み時や二次成形時の成形性を容易と
すること;逆に銅箔接着部近傍の樹脂は通常の半硬化状
態のガラス転位温度とし、内部は実質的に硬化したもの
とし、強度やプリント配線パターンの位置精度を保持す
ること等〕。
■、マトリックス樹脂の含有量〔銅箔接着部近傍は接着
剤付銅箔、樹脂層形成プリプレグ、ガラス不織布、アラ
ミド不織布、紙などを使用して樹脂含有量の高い層とし
て、埋め込み性を良好とすること等〕。■、マ) IJ
フックス脂の種類〔銅箔接着部近傍はポリエステル等の
ラジカル重合成分、架橋ポリエチレン等の架橋性賦与熱
可塑性樹脂、架橋性賦与ゴムなどを含むプリプレグを用
いる方法等〕。■、ベース材の種類〔織布、不織布の組
合せ、ガラス/紙、ガラス/耐熱エンプラなど異種ベー
ス材の組合せ等〕。並びに■、■〜■の組合せをそれぞ
れ選択することが挙げられる。
また、銅箔剥離強度又は銅箔接着部近傍の絶縁層の樹脂
のTgSは、得られた半硬化樹脂銅張積層板を例えば、
エツチングによってプリント配線パターンを形成する場
合にはより好適な範囲とすることが好ましく、エツチン
グ液により表面樹脂が犯されないこと、銅箔の接着強度
が0.2kg/cm以上、好ましくは0.3kg/am
以上ないとパターン剥離等のトラブルの原因となること
、さらに、レジストとして有機溶剤溶解型のものを使用
する場合には溶剤によって表面が犯されないこと等が必
要となる。特に、有機溶剤型のレジスト剥離液を必要と
するものの場合には、Tg”/Tg”−0,8以上が好
ましく、この場合、銅箔接着部近傍を樹脂量の多いもの
、接着剤付き銅箔や樹脂層形成プリプレグを使用するこ
と、不織布プリプレグを併用すること等によって硬化度
の高い場合にも、パターンの埋め込み性を改善したもの
が望ましい。
本発明の半硬化樹脂銅張積層板は上記の構成を特徴とす
るものであるが、さらにプリプレグ間に長尺の離型性フ
ィルムを挿入して片面銅張の半硬化樹脂抱合せ板を製造
すること、この抱合せ板の製造に所定位置に多数の穴を
設けたものを用い、部分接着された抱合せ板とすること
、接着剤付き銅箔又はプリプレグ間に硬化した連続積層
板或いは金属フィルムを挿入し、硬化した絶縁層或いは
金属層を有する半硬化樹脂銅張積層板を製造することな
ども含まれるものである。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例等により説明する。
なお、実施例中のガラス転位温度は、DSCによって測
定したものである。
実施例1 ブロム化エポキシ樹脂100部に、ジシアンジアミド3
部、2−エチル−4−メチルイミダゾール0.1部を配
合し、アセトンに溶解したフェスを調整した。このフェ
スに長尺の巾525mm、厚み0,2n+mのガラス織
布を含浸し、乾燥して樹脂量40%の長尺のプリプレグ
(以下、PPIと記す)を得た。
上記で得たPPI  8枚を重ね合わせ、その両側の最
外層にそれぞれ厚み35pの銅箔(以下、Cul と記
す)を重ね、ダブルベルトプレスに連続的に送り込んで
加熱加圧成形を行った。成形温度は200℃、成形圧力
は 50kg/crlとし、成形時間はダブルベルトの
走行速度を変化させることにより、第1表に示した時間
とした。
得られた銅張積層板の銅箔接着力をJIS C−648
1に準じて測定した。また、ガラス転移温度をDSCに
より測定した。測定結果を第1表に示した。
第1表 また、試験No、■の銅張積層板の銅箔接着力分布を5
00mmについて100IIII11間隔の格子状に区
分した正方形内についてそれぞれ測定した結果を第2表
に示した。
比較例1 プリプレグPPIを長さ500mmに切断し、8枚を重
ね合わせ、その最外層に550順X550mmのCul
を重ね合わせ、多投プレスにより成形した。多投プレス
1段当たり(熱盤間)の仕込み組数は二組とし、熱盤温
度を180℃、圧力を50kg/cat、成形時間を2
0分とした。
得られた銅張積層板の銅箔接着力分布を実施例1と同様
に測定した結果を第3表に示した。
第1表の結果から、多段プレスによる完全硬化した銅張
積層板の製造法と同等以上の生産性を有する条件で本発
明の半硬化樹脂銅張積層板が製造できることが理解され
る。
第3表(多段プレス) 第2表から本発明の製造法によれば、銅箔接着力の場所
によるバラツキが極めて小さい半硬化樹脂銅張積層板が
製造できることが理解され、この結果は、第3表の多段
プレス法に比較して極めて優れたものである。このこと
から、エツチングなどに対する充分な耐薬品性を示し、
又、得られたパターンの接着不良に基づく剥離等のトラ
ブルも解消でき、しかもフラッシュサーキットの製造に
於けるプリント配線パターンの埋め込みなどの後加工の
し易い半硬化樹脂積層板が得られることが理解される。
実施例2 実施例1において、フェスの調製に用いる2−エチル−
4−メチルイミダゾールの配合量を0.3部に変更する
他は全て同様にしてプリプレグ(以下、PP2 と記す
)を得た。
実施例1で得たPPIを6枚重ね、その両側に上記のP
P2を1枚づつ重ね、さらに最外層にそれぞれCulを
重ねた構成とし、成形時間を1分間とする他は同様にし
て成形した。
得られた銅張板の特性を第4表に示した。
実施例3 実施例1において、銅箔として平均厚さ20ρの接着剤
付き銅箔(以下、Cu2と記す)を用い、成形時間を1
分間とする他は同様にして成形した。
得られた銅張板の特性を第4表に示した。
実施例4 実施例1において調製したフェスを用い、基材としてガ
ラス不織布(100g/m’)を用いてプリプレグ(以
下、PP3と記す)を得た。
実施例1で得たPPIを4枚重ね、その両側に上記のP
P3を1枚づつ重ね、さらに最外層にそれぞれCulを
重ねた構成とし、成形時間を1分間とする他は同様にし
て成形した。
得られた銅張板の特性を第4表に示した。
実施例5 実施例1において、実施例4で得たPP3を3枚重ね、
その両側にPP1を1枚づつ重ね、さらに最外層にそれ
ぞれCulを重ねた構成とし、成形時間を1分間とする
他は同様にして成形した。
得られた銅張板の特性を第4表に示した。
実施例6 実施例1において、実施例4で得たPP3を3枚重ね、
その両側にガラス織布架橋ポリエチレンプリプレグ(商
品名;レナトン、厚さ0.2mm) を1枚づつ重ね、
さらに最外層にそれぞれ厚み35J、IMの銅箔(Cu
l)を重ねた構成とし、成形時間を1分間とする他は同
様にして成形した。
得られた銅張板の特性を第4表に示した。
なお、第4表には、実施例1の試験Nα■の結果を実1
として記載した。
なお、第4表中の記載は、下記によった。
・Tgニガラス転位温度: 〔発明の作用および効果〕 以上、発明の詳細な説明および実施例、比較例から明ら
かなように、本発明の連続プレスによる半硬化樹脂銅張
積層板は、生産性にすぐれ、かつ硬化度のバラツキも小
さいものである。
このことから、フラシニサーキットの製造に於けるエツ
チング、レジスト剥離等による不良発生の危険を避けて
、より良好な埋め込み性を発揮させることが可能となる
さらに、絶縁層間の性質を変えた半硬化樹脂銅張積層板
においては、プリント配線パターンの埋め込み性をさら
に改良するばかりでなく、埋め込み以外の折り曲げ、曲
面加工なども可能すること、半硬化樹脂に由来する寸法
精度の信頼性不安を解消することなどが可能となるもの
であり、生産性、半硬化樹脂銅張積層板の性能の両面か
ら極めて実用的に優れ、その工業的意義は大きいもので
ある。
特許出願人  三菱瓦斯化学株式会社 代理人(9070)弁理士  手掘 貞文;面Hリクレ
ン性 : IS に準じて評価。
;押し込み性:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長尺の樹脂含浸基材を1枚又は複数枚とその最外の
    片面又は両面に長尺の銅箔を重ね合わせた構成の積層材
    を一対のベルト間で加熱加圧するダブルベルトプレス法
    による連続的銅張積層板の製造法において、銅箔の剥離
    強度が0.2kg/cm以上で完全硬化時の90%以下
    の範囲となるように加熱加圧してなることを特徴とする
    半硬化樹脂銅張積層板。 2 銅箔接着部近傍と内部との性質が異なる絶縁層を有
    するものである請求項1記載の半硬化樹脂銅張積層板。 3 銅箔接着部近傍の絶縁層のマトリックス樹脂のガラ
    ス転位温度(Tg^s℃)/完全硬化後のマトリックス
    樹脂のガラス転位温度(Tg^f℃)=0.75〜0.
    90であり、内部の絶縁層のTg^s/Tg^f=0.
    55〜0.70である請求項2記載の半硬化樹脂銅張積
    層板。 4 中心部の絶縁層の樹脂は実質的に硬化したものであ
    る請求項2記載の半硬化樹脂銅張積層板。 5 銅箔接着部近傍の絶縁層の樹脂含有量が60重量%
    以上である請求項2記載の半硬化樹脂銅張積層板。 6 銅箔と基材との間に厚み20μm以上の半硬化樹脂
    層を有する請求項5記載の半硬化樹脂銅張積層板。 7 基材が不織布基材である請求項5記載の半硬化樹脂
    銅張積層板。
JP1038259A 1989-02-20 1989-02-20 半硬化樹脂銅張積層板 Pending JPH02218196A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2730184A1 (fr) * 1995-02-07 1996-08-09 Cray Valley Sa Resine pour impregne a renfort oriente formable et produits moules obtenus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2730184A1 (fr) * 1995-02-07 1996-08-09 Cray Valley Sa Resine pour impregne a renfort oriente formable et produits moules obtenus

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