JPH02122187A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH02122187A
JPH02122187A JP63274482A JP27448288A JPH02122187A JP H02122187 A JPH02122187 A JP H02122187A JP 63274482 A JP63274482 A JP 63274482A JP 27448288 A JP27448288 A JP 27448288A JP H02122187 A JPH02122187 A JP H02122187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethylene
refrigerator
vegetable
duct
compartment
Prior art date
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Pending
Application number
JP63274482A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kubota
亨 久保田
Shigeo Ushimaru
牛丸 茂雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63274482A priority Critical patent/JPH02122187A/ja
Publication of JPH02122187A publication Critical patent/JPH02122187A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、野菜を収納する専用の容器を備えた冷蔵庫に
関する。
(従来の技術) 一般に、野菜を収納する専用の容器を備えた家庭用冷蔵
庫における野菜容器内部には、青果物自身から放出され
るエチレンガスが滞留している。
このエチレンガスは植物ホルモンの一つに数えられ、追
熟、老化9葉緑素分解1葉・果実の離脱等の作用を持つ
ことが知られており、ippm以下の微量で影響を与え
ることがわかっている。このため、青果物の保存性を高
めるためには、前述のエチレンガスを除去することが必
要である。
そこで、従来、野菜容器内のエチレンガスを除去する方
法として、エチレン吸着番こより鮮度を維持するエチレ
ン吸収剤を前記野菜容器内に入れておく方法がある。こ
の方法は野菜容器の密閉性の優れている場合にはエチレ
ン吸収剤を野菜容器にのみ入れておくだけで十分にエチ
レンガスを除去することができる。しかし、通常の冷蔵
庫の野菜容器はかなりリークしており、野菜容器内の野
菜から発生するいするエチレンガスは野菜容器のみなら
ず、冷蔵庫全体(例えば冷蔵室、冷凍室)に拡散してし
まう。このため、野菜容器内のみに工チレン吸収剤を入
れた場合には、冷蔵庫内全体に拡散しているエチレンガ
スを効率よく吸収・除去することができなかった。
また、前記野菜容器の備えられた野菜室以外の冷蔵庫内
(例えば冷蔵室、冷凍室)に前記エチレン吸収剤を設置
しても、エチレンガスの拡散によってのみしか除去され
ず、特に食品等を収納した場合には、前述の拡散も効果
的に起こらず、エチレンガスを効率よく吸収・除去でき
なかった。さらに、冷蔵庫の扉を開閉すると、露点の高
い冷蔵庫外の空気が冷蔵庫内をこ流入し、エチレン吸収
剤の表面に水分が結露してしまい、エチレン吸収剤の吸
収性能が低下していた。この低下は、特にエチレン吸収
剤にパラジウム等の貴金属系の触媒を用いた場合には、
そのエチレン分解作用の寿命を短くするため、エチレン
吸収剤を温度の低い冷蔵室に設置できなかった。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の冷蔵庫は、野菜室の野菜容器内にエチ
レン吸収剤を入れても、密閉性の悪い野菜容器では、冷
蔵庫内全体に拡散しているエチレンガスを効率よく吸収
・除去することができなかった。また、野菜室以外の冷
蔵庫内に前記エチレン吸収剤を設置しても、エチレンガ
スの拡散によってのみしか除去されず、効率的な吸収・
除去ができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、野菜室に収
納した野菜の鮮度保存効果を有効に引き出せる冷蔵庫を
提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためlこ本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫
内の冷気を循環するダクト中に、エチレン吸収剤からな
る脱臭手段を設けたことを特徴とする。
(作用) このように構成されたものにおいては、野菜容器内の野
菜から放出したエチレンガスを、冷蔵庫内の冷気を循環
するダクトに循環させ、このダクト中に設けたエチレン
吸収剤からなる脱臭手段で効率よく吸収・除去すること
で、冷蔵室内のエチレンガスの濃度を下げることができ
、さらに野菜室の野菜容器内のエチレンガスの濃度も下
げることができ、野菜の長期保存を可能にすることがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明の一実施例に係る冷蔵庫の断面図、第2図は
本発明の一実施例に係る冷蔵庫のダクト部の部分断面図
である。
図において、食品を収容する貯蔵庫であるところの冷蔵
庫本体1は冷凍室2.冷蔵室3および野菜室4の3つの
部屋を備えている。この冷凍室2゜冷蔵室3および野菜
室4には、それぞれ扉5が設けられており、この扉5と
それぞれの部屋とはパツキン6により密閉されている。
前記野菜室4内には野菜容器7が設けられており、この
野菜容器7は野菜容器蓋8によりほぼ密閉している。前
記冷蔵室3と野菜室4内の野菜容器7とは仕切り板9に
よって区切られている。
前述の野菜室4は引き出し式になっており、この野菜室
4の引き出し時には野菜室4内の野菜容器7の蓋8が庫
内に残り開放される。また、野菜室4の収納時には蓋8
が野菜容器74こ装着され、野菜容器7はほぼ密閉され
るように構成されている。これは、野菜容器7内を乾燥
させないためである。
また、冷蔵庫1内の周壁部には冷却器10が設けられて
おり、この冷却器10は冷凍室2.冷蔵室3および野菜
室4内の空気を冷却するもので、冷却器10で冷却され
た空気流11(図中の白抜き矢印)はファン12により
、冷蔵庫1内の各所屹流れていき、冷蔵庫1内を循環す
るように構成されている。この中で、冷蔵室3および野
菜室4への冷却空気流は冷却器10の下流側ダクト(流
路)13を通して流れるようtこ構成されている。
このダクト13の途中にはハニカム状のエチレン吸収剤
14からなる脱臭手段が埋設されている。
このハニカム状のエチレン吸収剤14には本実施例では
、臭素化カリウムを添着した活性炭が用いられている。
前記ダクト13の冷気吹き出し口15は逆方向からのご
み等が入ってくるのを防ぐように構成されている。
さらに、野菜室4の野菜容器7の内壁面にはペレット状
のエチレン吸収剤16が装着されている。
このペレット状のエチレン吸収剤16は野菜容器7内の
エチレンガスを吸収するものである。
17は野菜で、この野菜17からはエチレンガス18 
(図中の黒色矢印)が放出される。
次に、上記構成における本発明の一実施例に係る動作に
ついて説明する。
野菜室4の野菜容器7に入れられた野菜17からはエチ
レンガス18(図中の黒色矢印)が放出される。このエ
チレンガス18は野菜容器7の内壁面に装着されたペレ
ット状のエチレン吸収剤16で吸収される。しかし、こ
のエチレンガス18は、野菜容器7と蓋8のごくわずか
の隙間からもリークしていき、冷蔵庫1内全体へ拡散し
ていく。そして、この冷蔵庫1内全体へ拡散されたエチ
レンガス18は冷蔵庫1内を循環している冷却された空
気流11に混合される。
このエチレンガス18を混合した空気流11は、再び冷
却器10方向へ流れ、冷却器10により冷却される。冷
却された空気流11はファン12により、冷却器10の
下流側のダクト13を通過する。このダクト13を通過
する際に、ダクト13の途中に設置されたハニカム状の
エチレン吸収剤14からなる脱臭手段で冷却された空気
流11に混合されたエチレンガス18が吸収除去される
よって、再び冷厳室3および野菜室4内をこ冷気が流出
するときには、エチレンガス18の濃度を下げることが
でき、さらに野菜室4の野菜容器7内のエチレンガス1
8の濃度も下げることができるため、エチレンガス18
を効率的に除去するこ吉でき、野菜の長期保存を可能に
することができる。
また、前記エチレン吸収剤14からなる脱臭手段は冷却
器10によって冷却された露点の低い乾燥した空気11
に触れるため、エチレン吸収剤14を吸湿させることが
ない。よって、エチレン吸収剤14のエチレン吸収性能
を劣化させることなく、長期間使用することができる。
本実施例ではエチレン吸収剤14にハニカム状のものを
使用したが、エチレン吸収剤14がハニカム形状を成し
ているために、圧損が小さく、空気の吹き出しを妨げる
ことはない。また、エチレン吸収剤14はハニカム状の
ものではなくても良い。さらtこ、本実施例ではエチレ
ン吸収剤14の材質として臭素化カリウムを添着した活
性炭を用いたが、これに限ることなく、パラジウム等を
添着したエチレン分解触媒等を用いてもよい。
また、本実施例ではエチレン吸収剤14を冷厳室3中に
あるダクト13中に設けたが、これはエチレン吸収剤1
4が、エチレンガスを含む冷気11の流れの触れるダク
ト中であればどこに設置しても良く、例えばダク)13
の出入口iこ設置しても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、野菜容器内の野菜から放出したエチレ
ンガスを、冷蔵庫内の冷気を循環するダクトに循環させ
、このダクト中に設けたエチレン吸収剤からなる脱臭手
段で効率よく吸収・除去することで、冷蔵室内のエチレ
ンガスの濃度を下げることができ、さらに野菜室の野菜
容器内のエチレンガスの濃度も下げることができ、野菜
の長期保存を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る冷蔵庫の断面図、第2
図は本発明の一実施例1こ係る冷蔵庫のダクト部の部分
断面図である。 1・・・冷蔵庫本体  2・・・冷凍基3・・・冷蔵室
    4・・・野菜室7・・・野菜容器   8・・
・蓋 9・・・仕切り板   10・・・冷却器11・・・冷
却された空気(冷気) 12・・・ファン    13・・・ダクト14・・・
エチレン吸収剤 15・・・冷気吹出し口16・・・エ
チレン吸収剤 18・・・エチレンガス代理人 弁理士
 則 近 憲 佑 同  宇治 弘

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷蔵庫内の冷気を循環するダクト中に、エチレン
    吸収剤からなる脱臭手段を設けたことを特徴とする冷蔵
    庫。
  2. (2)食品を収容する貯蔵庫本体と、この貯蔵庫本体内
    の周壁部に内蔵した冷却器と、この冷却器に前記貯蔵庫
    本体内の空気を供給して冷却し、冷却した空気を前記貯
    蔵庫本体に戻す循環路を形成する流路と、前記冷却器の
    下流側流路中に埋設したエチレン吸収剤からなる脱臭手
    段とを具備したことを特徴とする冷蔵庫。
JP63274482A 1988-11-01 1988-11-01 冷蔵庫 Pending JPH02122187A (ja)

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