JP2647920B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP2647920B2 JP2647920B2 JP63222635A JP22263588A JP2647920B2 JP 2647920 B2 JP2647920 B2 JP 2647920B2 JP 63222635 A JP63222635 A JP 63222635A JP 22263588 A JP22263588 A JP 22263588A JP 2647920 B2 JP2647920 B2 JP 2647920B2
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- Japan
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- container
- vegetables
- ethylene
- refrigerator
- permeable filter
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷蔵室内に野菜等の青果物を収納するための
容器を設けた冷蔵庫に関するものである。
容器を設けた冷蔵庫に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来此種冷蔵庫では例えば実開昭59−36494号公報の
如く野菜等を収容するための容器を準備し、これに野菜
等を収納し冷蔵室内に設けて保存するようにしている。
即ち、野菜等の呼吸作用が低温状態で抑制されることに
よりその内部のビタミン類の酸化分解が防止され、又、
容器を密閉して間接冷却することにより、乾燥冷気の侵
入による野菜の乾燥劣化が防止され、それによって野菜
等を長期間新鮮に保存できるからである。しかし乍ら容
器の密閉性をあげ、野菜からの蒸気発散により内部の湿
度が高くなりすぎると、特に温度の低い前記公報の容器
上の仕切板下面に結露が生じ、却って野菜等の腐敗を早
めてしまう欠点がある。
如く野菜等を収容するための容器を準備し、これに野菜
等を収納し冷蔵室内に設けて保存するようにしている。
即ち、野菜等の呼吸作用が低温状態で抑制されることに
よりその内部のビタミン類の酸化分解が防止され、又、
容器を密閉して間接冷却することにより、乾燥冷気の侵
入による野菜の乾燥劣化が防止され、それによって野菜
等を長期間新鮮に保存できるからである。しかし乍ら容
器の密閉性をあげ、野菜からの蒸気発散により内部の湿
度が高くなりすぎると、特に温度の低い前記公報の容器
上の仕切板下面に結露が生じ、却って野菜等の腐敗を早
めてしまう欠点がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 これを解決するために例えば特開昭62−134477号公報
では容器の開口を閉塞する蓋体に一定の透湿製性を有す
る透湿膜を取付け、これに対応した蓋体部分に複数の透
孔を形成している。この様な膜は一定の水分透過性を示
し、容器内の湿度を85%〜90%の野菜等の保存に適した
値に維持するものであるが、野菜等の腐敗は他の要素に
よっても進行する。
では容器の開口を閉塞する蓋体に一定の透湿製性を有す
る透湿膜を取付け、これに対応した蓋体部分に複数の透
孔を形成している。この様な膜は一定の水分透過性を示
し、容器内の湿度を85%〜90%の野菜等の保存に適した
値に維持するものであるが、野菜等の腐敗は他の要素に
よっても進行する。
即ち、一般に野菜等の植物はエチレンの助けを借りて
生体活動を活発化するが、言い換えればこのエチレンが
老化を促す作用を奏する。又、植物はエチレンの少ない
環境下でも成長できるようにエチレンの自己生成機能を
有しており、根から切り離されてもその機能を失わな
い。従って野菜を収納した容器内にはそれから発散した
エチレンが充満し、これが野菜の腐敗を早める原因とな
っていた。
生体活動を活発化するが、言い換えればこのエチレンが
老化を促す作用を奏する。又、植物はエチレンの少ない
環境下でも成長できるようにエチレンの自己生成機能を
有しており、根から切り離されてもその機能を失わな
い。従って野菜を収納した容器内にはそれから発散した
エチレンが充満し、これが野菜の腐敗を早める原因とな
っていた。
本発明は以上の問題点を解決することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は冷蔵室内に略密閉した容器を設け、この容器
内と前記冷蔵室内とを連通する前記容器の背面側の部位
に微小粒体を焼結させて形成した多孔質体の透湿フィル
ターを設け、この透湿フィルターにエチレン吸着剤を混
入したものである。
内と前記冷蔵室内とを連通する前記容器の背面側の部位
に微小粒体を焼結させて形成した多孔質体の透湿フィル
ターを設け、この透湿フィルターにエチレン吸着剤を混
入したものである。
(ホ)作 用 本発明によれば透湿フィルターによって容器内は適当
な高湿度に保たれると共に透湿フィルターのエチレン吸
着剤が容器内の野菜から発生したエチレンを吸着し野菜
の老化を抑制する。
な高湿度に保たれると共に透湿フィルターのエチレン吸
着剤が容器内の野菜から発生したエチレンを吸着し野菜
の老化を抑制する。
(ヘ)実施例 次に図面を参照して本発明の実施例を説明する。第1
図は実施例としての冷蔵庫(1)の縦断面図を示す。前
方に開口する断熱箱体(2)の庫内は仕切壁(3)によ
って上下に区画され、上方に冷凍室(4)、下法に冷蔵
庫(5)が形成されている。仕切壁(3)内には冷凍サ
イクルの冷却器(6)が配設され、これによって冷却さ
れた冷気は後方の送風機(7)によって吸引加速され、
ダクト(8),(9)を通り、吐出口(10),(11)よ
り図中矢印の如く前記冷凍室(4)と冷蔵室(5)にそ
れぞれ供給される。
図は実施例としての冷蔵庫(1)の縦断面図を示す。前
方に開口する断熱箱体(2)の庫内は仕切壁(3)によ
って上下に区画され、上方に冷凍室(4)、下法に冷蔵
庫(5)が形成されている。仕切壁(3)内には冷凍サ
イクルの冷却器(6)が配設され、これによって冷却さ
れた冷気は後方の送風機(7)によって吸引加速され、
ダクト(8),(9)を通り、吐出口(10),(11)よ
り図中矢印の如く前記冷凍室(4)と冷蔵室(5)にそ
れぞれ供給される。
(12)は冷蔵室(5)の開口を上下に仕切る仕切前部
材であり、(13)はこの仕切前部材(12)後方に水平支
持した閉塞部材としての合成樹脂製の仕切板であり、
(15),(16)及び(17)はそれぞれ冷凍室(4)前方
開口、仕切前部材(12)上方の冷蔵室(5)開口及び下
方の開口を開閉自在に閉塞する扉で、扉(15),(16)
は一側を回動自在に枢支されて断熱箱体(2)に取付け
られている。扉(17)裏面には枠状のレール(19)が後
方に延在して取付けられており、このレール(19)に野
菜等の青果物を収納するための合成樹脂製の上面開放の
野菜容器(20)がその上方開口縁を支持されて着脱自在
に載置されている。このレール(19)は図示しないロー
ラーによって断熱箱体(2)内に引き出し自在に支持さ
れており、これによって扉(17)を引き出した時は容器
(20)も同時に引き出され、扉(17)を閉じた時は容器
(20)は仕切板(13)直下に位置して断熱箱体(2)内
にその内壁と間隔を存して収納されることになる。この
状態で容器(20)前部の上方開口縁には仕切板(13)前
部下面から下方に延在する突出片(21)先端に取付けた
シール材(22)が後方から当接してシールする。一方、
容器(20)後部の上方開口縁には仕切板(13)後部下面
から下方に延在する突出片(21)先端に固着した取付板
(50)先端に取付けたシール材(22)が後方から当接し
てシールし、容器(20)内部に冷気が直接流入しない略
密閉された野菜室(23)が構成される。これら突出片
(21)と取付板(50)とで延出壁(58)を構成するが、
両者を一体に形成しても良い。突出片(21)より外側の
仕切板(13)の後部及び前部には冷気流入口(24)及び
冷気流出口(25)が穿設されており、冷蔵室(5)内に
吐出された冷気が図中矢印の如くこの冷気流入口(24)
から容器(20)周囲に回り込み、冷気流出口(25)から
冷蔵室(5)内に帰還する。これによって野菜室(23)
は容器(20)壁面により間接冷却されることになる。
(27)は冷蔵庫(1)下部の機械室(28)に設けた冷凍
サイクルの圧縮機で、冷凍室(4)の温度でこの圧縮機
(27)と送風機(7)を制御することにより冷凍室
(4)内を例えば−20℃の凍結温度とし、冷蔵室(5)
の温度を感知するダンパーサーモスタット(29)にて吐
出口(11)を開閉して冷蔵室(5)内を+5℃等の冷蔵
温度とする。これによって野菜室(23)内も+5℃より
若干高いが低温に冷却されることになる。
材であり、(13)はこの仕切前部材(12)後方に水平支
持した閉塞部材としての合成樹脂製の仕切板であり、
(15),(16)及び(17)はそれぞれ冷凍室(4)前方
開口、仕切前部材(12)上方の冷蔵室(5)開口及び下
方の開口を開閉自在に閉塞する扉で、扉(15),(16)
は一側を回動自在に枢支されて断熱箱体(2)に取付け
られている。扉(17)裏面には枠状のレール(19)が後
方に延在して取付けられており、このレール(19)に野
菜等の青果物を収納するための合成樹脂製の上面開放の
野菜容器(20)がその上方開口縁を支持されて着脱自在
に載置されている。このレール(19)は図示しないロー
ラーによって断熱箱体(2)内に引き出し自在に支持さ
れており、これによって扉(17)を引き出した時は容器
(20)も同時に引き出され、扉(17)を閉じた時は容器
(20)は仕切板(13)直下に位置して断熱箱体(2)内
にその内壁と間隔を存して収納されることになる。この
状態で容器(20)前部の上方開口縁には仕切板(13)前
部下面から下方に延在する突出片(21)先端に取付けた
シール材(22)が後方から当接してシールする。一方、
容器(20)後部の上方開口縁には仕切板(13)後部下面
から下方に延在する突出片(21)先端に固着した取付板
(50)先端に取付けたシール材(22)が後方から当接し
てシールし、容器(20)内部に冷気が直接流入しない略
密閉された野菜室(23)が構成される。これら突出片
(21)と取付板(50)とで延出壁(58)を構成するが、
両者を一体に形成しても良い。突出片(21)より外側の
仕切板(13)の後部及び前部には冷気流入口(24)及び
冷気流出口(25)が穿設されており、冷蔵室(5)内に
吐出された冷気が図中矢印の如くこの冷気流入口(24)
から容器(20)周囲に回り込み、冷気流出口(25)から
冷蔵室(5)内に帰還する。これによって野菜室(23)
は容器(20)壁面により間接冷却されることになる。
(27)は冷蔵庫(1)下部の機械室(28)に設けた冷凍
サイクルの圧縮機で、冷凍室(4)の温度でこの圧縮機
(27)と送風機(7)を制御することにより冷凍室
(4)内を例えば−20℃の凍結温度とし、冷蔵室(5)
の温度を感知するダンパーサーモスタット(29)にて吐
出口(11)を開閉して冷蔵室(5)内を+5℃等の冷蔵
温度とする。これによって野菜室(23)内も+5℃より
若干高いが低温に冷却されることになる。
第2図は仕切板(13)部分の縦断面図を示し、第3図
は取付板(50)の斜視図を示す。仕切板(13)は取付片
(21)より内方が全体として下方に凹んだ形状を成し、
中央の水平部分の周辺部に傾斜部(26)が形成され、後
と前の傾斜部(26),(26)に複数の矩形状の透孔(3
2),(33)が所定間隔でそれぞれ並設せられている。
透孔(32),(33)に対応する傾斜部(26),(26)の
裏側には長尺のシャッター(35),(36)が爪(37)に
よって着脱自在で且つ左右に移動自在に保持されて取付
けられており、前方のシャッター(36)には更に傾斜部
(26)を貫通して仕切板(13)上面に露出した摘み(3
8)が形成されている。各シャッター(35),(36)
は、中央部を仕切板(13)裏面の軸(39)に着脱自在で
回動自在に取付けられた連結アーム(40)の端部に係合
部(41),(42)にて十分なる予猶を有してそれぞれ係
合しているので、摘み(38)にてシャッター(36)を左
右に移動させることにより、シャッター(35)もそれに
連動して反対方向に移動する。従って、透孔(32),
(33)を開閉することにより、冷気が直接容器(20)内
に流入する状態と、冷気が流入しない間接冷却状態とを
選択でき、それによって野菜室(23)内を冷蔵室或いは
野菜室とに選択使用できるようになっている。
は取付板(50)の斜視図を示す。仕切板(13)は取付片
(21)より内方が全体として下方に凹んだ形状を成し、
中央の水平部分の周辺部に傾斜部(26)が形成され、後
と前の傾斜部(26),(26)に複数の矩形状の透孔(3
2),(33)が所定間隔でそれぞれ並設せられている。
透孔(32),(33)に対応する傾斜部(26),(26)の
裏側には長尺のシャッター(35),(36)が爪(37)に
よって着脱自在で且つ左右に移動自在に保持されて取付
けられており、前方のシャッター(36)には更に傾斜部
(26)を貫通して仕切板(13)上面に露出した摘み(3
8)が形成されている。各シャッター(35),(36)
は、中央部を仕切板(13)裏面の軸(39)に着脱自在で
回動自在に取付けられた連結アーム(40)の端部に係合
部(41),(42)にて十分なる予猶を有してそれぞれ係
合しているので、摘み(38)にてシャッター(36)を左
右に移動させることにより、シャッター(35)もそれに
連動して反対方向に移動する。従って、透孔(32),
(33)を開閉することにより、冷気が直接容器(20)内
に流入する状態と、冷気が流入しない間接冷却状態とを
選択でき、それによって野菜室(23)内を冷蔵室或いは
野菜室とに選択使用できるようになっている。
取付板(50)は左右に長尺の垂直辺(51)とその下端
から前方に延びる水平辺(52)から成る断面略L字状を
成し、垂直辺(51)上端に仕切板(13)の突出片(21)
下端に係合する係合溝(53)が形成されている。水平辺
(52)の先端には前述のシール材(22)が取付けられ、
又、水平辺(52)適所に段落部(54)が形成され、更に
段落部(54)には透孔(55),(55)が穿設されてい
る。(46)は本発明の透湿フィルターであり、段落部
(54)の深さ及び面積に合致した形状を成し、第3図中
矢印の如く段落部(54)内に収容し、両端の爪(57),
(57)にて保持する。第2図はこの状態を示す。
から前方に延びる水平辺(52)から成る断面略L字状を
成し、垂直辺(51)上端に仕切板(13)の突出片(21)
下端に係合する係合溝(53)が形成されている。水平辺
(52)の先端には前述のシール材(22)が取付けられ、
又、水平辺(52)適所に段落部(54)が形成され、更に
段落部(54)には透孔(55),(55)が穿設されてい
る。(46)は本発明の透湿フィルターであり、段落部
(54)の深さ及び面積に合致した形状を成し、第3図中
矢印の如く段落部(54)内に収容し、両端の爪(57),
(57)にて保持する。第2図はこの状態を示す。
透湿フィルター(46)はフェノール系或いはメラミン
系樹脂の微小粒体を加熱、加圧成形した焼結樹脂にて構
成された多孔質体であり、これによって一定の水分透過
性と保水性を有している。即ちシャッター(35),(3
6)にて透孔(32),(33)を閉じた状態で野菜室(2
3)内に収納した野菜から発散される水蒸気により野菜
室(23)内の湿度が90%を越えようとすると前記透過性
によって余分の水分を吸収発散し、又、一部を保有して
野菜室(23)内が乾燥した場合はこの水分を野菜室(2
3)内に帰還せしめて野菜室(23)内の湿度を90%程に
維持する。これによって野菜の乾燥による劣化と湿度が
高過ぎることにより腐敗を防止する。
系樹脂の微小粒体を加熱、加圧成形した焼結樹脂にて構
成された多孔質体であり、これによって一定の水分透過
性と保水性を有している。即ちシャッター(35),(3
6)にて透孔(32),(33)を閉じた状態で野菜室(2
3)内に収納した野菜から発散される水蒸気により野菜
室(23)内の湿度が90%を越えようとすると前記透過性
によって余分の水分を吸収発散し、又、一部を保有して
野菜室(23)内が乾燥した場合はこの水分を野菜室(2
3)内に帰還せしめて野菜室(23)内の湿度を90%程に
維持する。これによって野菜の乾燥による劣化と湿度が
高過ぎることにより腐敗を防止する。
更にこの透湿フィルター(46)にはエチレン酸化吸着
剤から成る触媒を混入する。即ち大谷石等の多孔質体か
らなるエチレン酸化吸着剤を粉末状とし、前述の樹脂微
小粒体の加熱、加圧成形時にこの粉末を混入して同時に
成形する。これによって野菜から発散されるエチレンは
透湿フィルター(46)内の触媒に次々に吸着され取去ら
れてしまうため、特に略密閉された野菜室(23)内のエ
チレンガス濃度が低下し、エチレンによる野菜の老化が
抑制され、腐り難くなる。
剤から成る触媒を混入する。即ち大谷石等の多孔質体か
らなるエチレン酸化吸着剤を粉末状とし、前述の樹脂微
小粒体の加熱、加圧成形時にこの粉末を混入して同時に
成形する。これによって野菜から発散されるエチレンは
透湿フィルター(46)内の触媒に次々に吸着され取去ら
れてしまうため、特に略密閉された野菜室(23)内のエ
チレンガス濃度が低下し、エチレンによる野菜の老化が
抑制され、腐り難くなる。
この触媒のエチレン吸着力はしだいに低下するが、水
洗或いは温風によって吸着したエチレンを放散せしめら
れるので再使用ができる。この場合にも透湿フィルター
(46)を取付板(50)から外して行えば良い。この際、
同時にフィルター(46)の汚れも除去できるので湿度調
節機能の回復も同時に行える。特に透湿フィルター(4
6)とエチレン吸着部材を別部材として取付ける必要が
ないので部品点数の削減も達成される。
洗或いは温風によって吸着したエチレンを放散せしめら
れるので再使用ができる。この場合にも透湿フィルター
(46)を取付板(50)から外して行えば良い。この際、
同時にフィルター(46)の汚れも除去できるので湿度調
節機能の回復も同時に行える。特に透湿フィルター(4
6)とエチレン吸着部材を別部材として取付ける必要が
ないので部品点数の削減も達成される。
(ト)発明の効果 本発明によれば容器内に収納した野菜より発散される
水分によって上昇する容器内の湿度は透湿フィルターに
よって野菜等の保存に適当な高い値に調整維持されるの
で過度の多湿或いは乾燥による野菜の劣化を防止でき
る。
水分によって上昇する容器内の湿度は透湿フィルターに
よって野菜等の保存に適当な高い値に調整維持されるの
で過度の多湿或いは乾燥による野菜の劣化を防止でき
る。
又、野菜から発散されるエチレンも透湿フィルターの
エチレン吸着剤に吸着され、取去られるので略密閉した
容器内のエチレン濃度は低下し、野菜の老化による腐敗
も生じ難くなり、総じて野菜の長期保存が可能となる。
エチレン吸着剤に吸着され、取去られるので略密閉した
容器内のエチレン濃度は低下し、野菜の老化による腐敗
も生じ難くなり、総じて野菜の長期保存が可能となる。
特に多孔質体の透湿フィルターにエチレン吸着剤を混
入しているので、部品点数の削減が図れると共に、機能
の維持及び再使用の為の洗浄も同時に行える等の効果を
奏する。
入しているので、部品点数の削減が図れると共に、機能
の維持及び再使用の為の洗浄も同時に行える等の効果を
奏する。
第1図は冷蔵庫の縦断面図、第2図は仕切板の縦断面
図、第3図は取付板の斜視図である。 (5)……冷蔵室、(13)……仕切板、(20)……野菜
容器、(21)……突出片、(22)……シール材、(23)
……野菜室、(46)……透湿フィルター、(50)……取
付板。
図、第3図は取付板の斜視図である。 (5)……冷蔵室、(13)……仕切板、(20)……野菜
容器、(21)……突出片、(22)……シール材、(23)
……野菜室、(46)……透湿フィルター、(50)……取
付板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−297682(JP,A) 特開 昭62−190068(JP,A) 実開 昭63−137285(JP,U) 実開 昭63−134382(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】冷蔵室内に略密閉した容器を設け、この容
器内と前記冷蔵室内とを連通する前記容器の背面側の部
位に微小粒体を焼結させて形成した多孔質体の透湿フィ
ルターを設け、この透湿フィルターにはエチレン吸着剤
が混入されていることを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63222635A JP2647920B2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63222635A JP2647920B2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0271078A JPH0271078A (ja) | 1990-03-09 |
JP2647920B2 true JP2647920B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=16785544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63222635A Expired - Lifetime JP2647920B2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647920B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2594335B2 (ja) * | 1988-09-19 | 1997-03-26 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫の野菜室 |
FR2757935B1 (fr) * | 1996-12-30 | 1999-03-19 | Drean Henri Louis Marie | Amenagement specialise pour ameliorer le fonctionnement des refrigerateurs |
JP6944862B2 (ja) * | 2017-12-05 | 2021-10-06 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
CN113915877B (zh) * | 2021-04-01 | 2024-02-02 | 海信冰箱有限公司 | 一种冰箱及其控制方法 |
CN113915878A (zh) * | 2021-04-01 | 2022-01-11 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 一种冰箱及其控制方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62190068A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-20 | Daiee Shokuhin Kogyo Kk | 生鮮品の保存装置 |
JPS62297682A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-24 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 |
JPS63137285U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-09 |
-
1988
- 1988-09-06 JP JP63222635A patent/JP2647920B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0271078A (ja) | 1990-03-09 |
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