JP2594335B2 - 冷蔵庫の野菜室 - Google Patents
冷蔵庫の野菜室Info
- Publication number
- JP2594335B2 JP2594335B2 JP63233949A JP23394988A JP2594335B2 JP 2594335 B2 JP2594335 B2 JP 2594335B2 JP 63233949 A JP63233949 A JP 63233949A JP 23394988 A JP23394988 A JP 23394988A JP 2594335 B2 JP2594335 B2 JP 2594335B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vegetables
- fruits
- refrigerator
- sheet
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜及び果実を新鮮な状態で長期保存する
と共に脱臭機能を付加した冷蔵庫の野菜容器に関するも
のである。
と共に脱臭機能を付加した冷蔵庫の野菜容器に関するも
のである。
従来の技術 従来、冷蔵庫の野菜室は適度な密閉性により、容器内
を高湿度に保持することにより野菜を長期保存させるよ
うにしている。以下図面を参照しながら、従来の冷蔵庫
の野菜室の一例について説明する。第４図は、従来の冷
蔵庫の野菜室の要部断面図である。冷蔵庫本体１は前面
に扉２を配置し、底部に上面が開口した野菜貯蔵容器３
が配設されている。前記野菜貯蔵容器３の上面開口面に
は、周辺にゴム製パッキン４が配設された蓋体５を有す
る。前記蓋体５は、スチロール樹脂等の熱過塑性樹脂等
よりなる多数の貫通穴を有する平板６と、該平板６に一
体成型された透湿膜７で構成されている。前記冷蔵庫本
体１は、外箱1aと内箱1bと両箱1a,1b間の空間に発泡注
入されたウレタン断熱材８より成り、前記扉２は外箱2a
とウレタン断熱材８と内枠９と該内枠９に配設された棚
10より成り、更に前記扉２の周辺にシール用パッキング
11が配設されている。そして、前記野菜貯蔵容器３は、
前記冷蔵庫本体１の冷蔵室12下部の所定位置に、前記野
菜貯蔵容器３が収納された時に外周辺にゴム製パッキン
４を有する前記蓋体５に密接される様に着脱自在に配設
されている。前記透湿膜７は、ポリエステル等の繊維層
の中間に数十ミクロンのシリコーンゴム薄膜等の透湿性
の樹脂層を有する積層部材で、水はもれないが、水蒸気
を適度に透過させる性質のものである。従って、前記野
菜貯蔵容器３に貯蔵した野菜13から蒸発した水分により
容器３内は適度な高湿度（80〜95％RH）に保たれてい
た。また、余剰の水分は、冷蔵庫の蒸発器（図示しな
い）により乾燥状態となる前記冷蔵室12へ矢印の如く水
蒸気分圧差により徐々に透湿し、前記蓋体５への結露を
防止し、水滴が野菜13の上に落下するのを防止してい
た。従って、貯蔵した野菜13が乾燥萎縮したり、落下し
た水滴によりヌルヌルした状態になることもなく野菜13
を長期保存出来るように工夫されていた。
を高湿度に保持することにより野菜を長期保存させるよ
うにしている。以下図面を参照しながら、従来の冷蔵庫
の野菜室の一例について説明する。第４図は、従来の冷
蔵庫の野菜室の要部断面図である。冷蔵庫本体１は前面
に扉２を配置し、底部に上面が開口した野菜貯蔵容器３
が配設されている。前記野菜貯蔵容器３の上面開口面に
は、周辺にゴム製パッキン４が配設された蓋体５を有す
る。前記蓋体５は、スチロール樹脂等の熱過塑性樹脂等
よりなる多数の貫通穴を有する平板６と、該平板６に一
体成型された透湿膜７で構成されている。前記冷蔵庫本
体１は、外箱1aと内箱1bと両箱1a,1b間の空間に発泡注
入されたウレタン断熱材８より成り、前記扉２は外箱2a
とウレタン断熱材８と内枠９と該内枠９に配設された棚
10より成り、更に前記扉２の周辺にシール用パッキング
11が配設されている。そして、前記野菜貯蔵容器３は、
前記冷蔵庫本体１の冷蔵室12下部の所定位置に、前記野
菜貯蔵容器３が収納された時に外周辺にゴム製パッキン
４を有する前記蓋体５に密接される様に着脱自在に配設
されている。前記透湿膜７は、ポリエステル等の繊維層
の中間に数十ミクロンのシリコーンゴム薄膜等の透湿性
の樹脂層を有する積層部材で、水はもれないが、水蒸気
を適度に透過させる性質のものである。従って、前記野
菜貯蔵容器３に貯蔵した野菜13から蒸発した水分により
容器３内は適度な高湿度（80〜95％RH）に保たれてい
た。また、余剰の水分は、冷蔵庫の蒸発器（図示しな
い）により乾燥状態となる前記冷蔵室12へ矢印の如く水
蒸気分圧差により徐々に透湿し、前記蓋体５への結露を
防止し、水滴が野菜13の上に落下するのを防止してい
た。従って、貯蔵した野菜13が乾燥萎縮したり、落下し
た水滴によりヌルヌルした状態になることもなく野菜13
を長期保存出来るように工夫されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、冷蔵庫の野菜室には種々の野菜や果実
が収納され、リンゴ等の青果物からは貯蔵中に成熟ホル
モンと呼ばれるエチレンガスが放出されるが、上記の構
成では、このエチレンガスが容器３内に残留しやすく、
貯蔵した青果物が有害なエチレンガスにより呼吸作用が
活発になり鮮度劣化が促進されることとなる。特に軟弱
なホウレン草等の葉野菜がリンゴ等のエチレン放出の多
い果実類と一緒に貯蔵されると、エチレガスにより鮮度
劣化が進むという課題があった。また、前記野菜室18は
略密閉構造で、種々の青果物が混在している為、混合臭
がしたり、臭気の強い青果物の臭いが他の青果物に移っ
たりするという課題があった。
が収納され、リンゴ等の青果物からは貯蔵中に成熟ホル
モンと呼ばれるエチレンガスが放出されるが、上記の構
成では、このエチレンガスが容器３内に残留しやすく、
貯蔵した青果物が有害なエチレンガスにより呼吸作用が
活発になり鮮度劣化が促進されることとなる。特に軟弱
なホウレン草等の葉野菜がリンゴ等のエチレン放出の多
い果実類と一緒に貯蔵されると、エチレガスにより鮮度
劣化が進むという課題があった。また、前記野菜室18は
略密閉構造で、種々の青果物が混在している為、混合臭
がしたり、臭気の強い青果物の臭いが他の青果物に移っ
たりするという課題があった。
本発明は上記課題に鑑み、青果物から放出されるエチ
レンガスを積極的に吸着除去すると共に、従来の蓋体の
透湿性を阻害せずに青果物を長期保存出来、且つ脱臭に
より快適な貯蔵が出来る冷蔵庫の野菜室を提供すること
を目的とするものである。
レンガスを積極的に吸着除去すると共に、従来の蓋体の
透湿性を阻害せずに青果物を長期保存出来、且つ脱臭に
より快適な貯蔵が出来る冷蔵庫の野菜室を提供すること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷蔵庫の野菜室
は、容器と蓋体とで形成された空間内にシート状エチレ
ン吸着剤を設けたのである。なお、シート状エチレン吸
着剤は蓋体に設けることが好ましく、その場合は蓋体の
貫通穴に対応するようにシート状エチレン吸着剤に貫通
穴を設ける。また、シート状エチレン吸着剤としては、
臭素を付加した繊維状活性炭を用いることができる。
は、容器と蓋体とで形成された空間内にシート状エチレ
ン吸着剤を設けたのである。なお、シート状エチレン吸
着剤は蓋体に設けることが好ましく、その場合は蓋体の
貫通穴に対応するようにシート状エチレン吸着剤に貫通
穴を設ける。また、シート状エチレン吸着剤としては、
臭素を付加した繊維状活性炭を用いることができる。
作用 本発明では、容器と蓋体とで形成された空間内にシー
ト状エチレン吸着剤を設けることにより、貯蔵した種々
の青果物から発生するエチレンガスを吸着して鮮度劣化
を抑制できる。
ト状エチレン吸着剤を設けることにより、貯蔵した種々
の青果物から発生するエチレンガスを吸着して鮮度劣化
を抑制できる。
また、シート状エチレン吸着剤を蓋体に設けたことに
より、シート状エチレン吸着剤が野菜や果物の収納の邪
魔にならず、シート状エチレン吸着剤と野菜や果物との
間隔があきやすいため、野菜や果物との接触の可能性が
低くシート状エチレン吸着剤の汚れや破損の可能性が少
ない。また、シート状エチレン吸着剤が葉野菜などで覆
われてしまう可能性が低くエチレンガスの吸着効率がよ
い。
より、シート状エチレン吸着剤が野菜や果物の収納の邪
魔にならず、シート状エチレン吸着剤と野菜や果物との
間隔があきやすいため、野菜や果物との接触の可能性が
低くシート状エチレン吸着剤の汚れや破損の可能性が少
ない。また、シート状エチレン吸着剤が葉野菜などで覆
われてしまう可能性が低くエチレンガスの吸着効率がよ
い。
また、蓋体の貫通穴に対応するようにシート状エチレ
ン吸着剤に貫通穴を設けたことにより、透湿膜の透湿性
を阻害せず、容器内の湿度を青果物に適した湿度に維持
できる。
ン吸着剤に貫通穴を設けたことにより、透湿膜の透湿性
を阻害せず、容器内の湿度を青果物に適した湿度に維持
できる。
また、シート状エチレン吸着剤として、臭素を付加し
た繊維状活性炭を用いることにより、容器内の脱臭を行
うことができ、臭気の強い青果物の臭いが他の青果物に
移るのを防止できる。
た繊維状活性炭を用いることにより、容器内の脱臭を行
うことができ、臭気の強い青果物の臭いが他の青果物に
移るのを防止できる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の冷蔵庫の野菜室について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第１図は冷蔵庫の要部断面を示すもので、14は冷蔵庫
本体、15は冷蔵室16の扉、17は野菜室18の扉で、19は冷
蔵室16と野菜室18を仕切る仕切り板である。前記野菜室
18は引出し式で、前記扉17と一体に配設された容器20と
本体内部に配設された蓋体21とから構成され前記扉17の
開閉により、容器20が手前に引き出されたり収納された
りするもので、扉17の閉時に前記蓋体21が前記容器20の
上面開口部に密接されるものである。前記蓋体21は多数
の貫通穴22を有するスチロール樹脂等の平板状の射出成
型品23と、該成型品23とインモールド成型により接合さ
れた透湿膜24と、前記射出成型品23の貫通穴22に対応す
る様に設けられた貫通穴25を有するシート状の繊維状活
性炭26とから構成されている。前記繊維状活絶炭26は、
食品添加物である臭素酸カリウムと希酸で一定温度で反
応処理して臭素を付加したものである。繊維状活性炭を
使用するのは任意の形状に成型しやすいからである。前
記透湿膜24はポリエステル等の繊維層の中間に数ミクロ
ンから数十ミクロンのシリコーンゴム薄膜等の透湿性の
樹脂層を有する積層部材で、透湿度1,500〜3,500g/m2・
24hr（JISZ−0208防湿包装材料の透湿度試験方法に基づ
く測定値）程度のものである。また、前記シート状の繊
維状活性炭26は、周囲をプラスチック枠27で囲った形状
とし、前記蓋体21の左右に設けられた案内溝28に沿って
着脱自在としたものである。そして、前記野菜室18は冷
蔵室16からの冷気を前記仕切り板19の前後に設けられた
貫通孔を通して循環されることにより周囲から冷却され
る。
本体、15は冷蔵室16の扉、17は野菜室18の扉で、19は冷
蔵室16と野菜室18を仕切る仕切り板である。前記野菜室
18は引出し式で、前記扉17と一体に配設された容器20と
本体内部に配設された蓋体21とから構成され前記扉17の
開閉により、容器20が手前に引き出されたり収納された
りするもので、扉17の閉時に前記蓋体21が前記容器20の
上面開口部に密接されるものである。前記蓋体21は多数
の貫通穴22を有するスチロール樹脂等の平板状の射出成
型品23と、該成型品23とインモールド成型により接合さ
れた透湿膜24と、前記射出成型品23の貫通穴22に対応す
る様に設けられた貫通穴25を有するシート状の繊維状活
性炭26とから構成されている。前記繊維状活絶炭26は、
食品添加物である臭素酸カリウムと希酸で一定温度で反
応処理して臭素を付加したものである。繊維状活性炭を
使用するのは任意の形状に成型しやすいからである。前
記透湿膜24はポリエステル等の繊維層の中間に数ミクロ
ンから数十ミクロンのシリコーンゴム薄膜等の透湿性の
樹脂層を有する積層部材で、透湿度1,500〜3,500g/m2・
24hr（JISZ−0208防湿包装材料の透湿度試験方法に基づ
く測定値）程度のものである。また、前記シート状の繊
維状活性炭26は、周囲をプラスチック枠27で囲った形状
とし、前記蓋体21の左右に設けられた案内溝28に沿って
着脱自在としたものである。そして、前記野菜室18は冷
蔵室16からの冷気を前記仕切り板19の前後に設けられた
貫通孔を通して循環されることにより周囲から冷却され
る。
以上のような構成であるから、前記野菜室18に種々の
青果物29を貯蔵した時、青果物29の呼吸作用により放出
される水分は、前記透湿膜24により徐々に比較的湿度の
低い冷蔵室16へ透湿していく為、野菜室18内は過湿状態
とならず一般的な青果物の貯蔵に適した80〜95％RH程度
に維持される。また、青果物29特にリンゴ等の果実など
は呼吸作用により多量のエチレンガスを放出するが、こ
のガスを前記繊維状活性炭26が付加した臭素の作用によ
り吸着除去することで、青果物29特にホウレン草，レタ
スなどの軟弱野菜のエチレンガスによる障害（呼吸作用
の増大や変色など）を防止する。また、前記繊維状活性
炭26を蓋体21に設けたことにより、前記繊維状活性炭26
が野菜や果物の収納の邪魔にならず、前記繊維状活性炭
26と野菜や果物との間隔があきやすいため、野菜や果物
との接触の可能性が低く前記繊維状活性炭26の汚れや破
損の可能性が少ない。また、前記繊維状活性炭26が葉野
菜などで覆われてしまう可能性が低くエチレンガスの吸
着効率がよい。更に、前記繊維状活性炭26の脱臭力によ
り野菜室18のいやな腐敗臭や混合臭を除去する。従っ
て、従来より更に青果物29の鮮度劣化を抑制すると共
に、不快臭のない長期貯蔵をすることが出来る。
青果物29を貯蔵した時、青果物29の呼吸作用により放出
される水分は、前記透湿膜24により徐々に比較的湿度の
低い冷蔵室16へ透湿していく為、野菜室18内は過湿状態
とならず一般的な青果物の貯蔵に適した80〜95％RH程度
に維持される。また、青果物29特にリンゴ等の果実など
は呼吸作用により多量のエチレンガスを放出するが、こ
のガスを前記繊維状活性炭26が付加した臭素の作用によ
り吸着除去することで、青果物29特にホウレン草，レタ
スなどの軟弱野菜のエチレンガスによる障害（呼吸作用
の増大や変色など）を防止する。また、前記繊維状活性
炭26を蓋体21に設けたことにより、前記繊維状活性炭26
が野菜や果物の収納の邪魔にならず、前記繊維状活性炭
26と野菜や果物との間隔があきやすいため、野菜や果物
との接触の可能性が低く前記繊維状活性炭26の汚れや破
損の可能性が少ない。また、前記繊維状活性炭26が葉野
菜などで覆われてしまう可能性が低くエチレンガスの吸
着効率がよい。更に、前記繊維状活性炭26の脱臭力によ
り野菜室18のいやな腐敗臭や混合臭を除去する。従っ
て、従来より更に青果物29の鮮度劣化を抑制すると共
に、不快臭のない長期貯蔵をすることが出来る。
発明の効果 以上のように本発明の冷蔵庫の野菜室は、容器と蓋体
とで形成された空間内にシート状エチレン吸着剤を設け
ることにより、貯蔵した種々の青果物から発生するエチ
レンガスを吸着して鮮度劣化を抑制できる。
とで形成された空間内にシート状エチレン吸着剤を設け
ることにより、貯蔵した種々の青果物から発生するエチ
レンガスを吸着して鮮度劣化を抑制できる。
また、シート状エチレン吸着剤を蓋体に設けたことに
より、シート状エチレン吸着剤が野菜や果物の収納の邪
魔にならず、シート状エチレン吸着剤と野菜や果物との
間隔があきやすいため、野菜や果物との接触の可能性が
低くシート状エチレン吸着剤の汚れや破損の可能性が少
ない。また、シート状エチレン吸着剤が葉野菜などで覆
われてしまう可能性が低くエチレンガスの吸着効率がよ
い。
より、シート状エチレン吸着剤が野菜や果物の収納の邪
魔にならず、シート状エチレン吸着剤と野菜や果物との
間隔があきやすいため、野菜や果物との接触の可能性が
低くシート状エチレン吸着剤の汚れや破損の可能性が少
ない。また、シート状エチレン吸着剤が葉野菜などで覆
われてしまう可能性が低くエチレンガスの吸着効率がよ
い。
また、蓋体の貫通穴に対応するようにシート状エチレ
ン吸着剤に貫通穴を設けたことにより、透湿膜の透湿性
を阻害せず、容器内の湿度を青果物に適した湿度に維持
できる。
ン吸着剤に貫通穴を設けたことにより、透湿膜の透湿性
を阻害せず、容器内の湿度を青果物に適した湿度に維持
できる。
また、シート状エチレン吸着剤として、臭素を付加し
た繊維状活性炭を用いることにより、容器内の脱臭を行
うことができ、臭気の強い青果物の臭いが他の青果物に
移るのを防止できる。従って、野菜や果実のエチレンガ
スによる障害と不快臭を除去して、従来より更に新鮮で
快適な青果物の貯蔵が出来る冷蔵庫の野菜室を提供する
ことが出来る。
た繊維状活性炭を用いることにより、容器内の脱臭を行
うことができ、臭気の強い青果物の臭いが他の青果物に
移るのを防止できる。従って、野菜や果実のエチレンガ
スによる障害と不快臭を除去して、従来より更に新鮮で
快適な青果物の貯蔵が出来る冷蔵庫の野菜室を提供する
ことが出来る。
第１図は本発明の一実施例における冷蔵庫の野菜室を示
す断面図、第２図は同野菜室の蓋体の斜視図、第３図は
第２図のＡ−Ａ′断面図、第４図は従来の冷蔵庫の野菜
室を示す要部断面図、第５図は同野菜室の蓋体の斜視図
である。 21……蓋体、22……貫通穴、24……透湿膜、25……貫通
穴、26……臭素を付加した繊維状活性炭。
す断面図、第２図は同野菜室の蓋体の斜視図、第３図は
第２図のＡ−Ａ′断面図、第４図は従来の冷蔵庫の野菜
室を示す要部断面図、第５図は同野菜室の蓋体の斜視図
である。 21……蓋体、22……貫通穴、24……透湿膜、25……貫通
穴、26……臭素を付加した繊維状活性炭。
Claims (2)
- 【請求項１】上面に開口部を有する容器と、前記開口部
に密接して設けられ多数の貫通穴を有し前記貫通穴を透
湿膜で覆った蓋体と、前記容器と前記蓋体とで形成され
た空間内に設けられたシート状エチレン吸着剤とからな
り、前記シート状エチレン吸着剤を前記蓋体に設けると
ともに、前記蓋体の貫通穴に対応するように前記シート
状エチレン吸着剤に貫通穴を設けた冷蔵庫の野菜室。 - 【請求項２】シート状エチレン吸着剤が、臭素を付加し
た繊維状活性炭である請求項１記載の冷蔵庫の野菜室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63233949A JP2594335B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 冷蔵庫の野菜室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63233949A JP2594335B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 冷蔵庫の野菜室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0282081A JPH0282081A (ja) | 1990-03-22 |
| JP2594335B2 true JP2594335B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=16963146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63233949A Expired - Lifetime JP2594335B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 冷蔵庫の野菜室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594335B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7296422B2 (en) * | 2004-03-30 | 2007-11-20 | Whirlpool Corporation | Produce preservation system |
| EP1591733B1 (en) * | 2004-04-29 | 2013-07-24 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Food container having odour filtering means |
| CN102679679B (zh) * | 2012-05-28 | 2016-12-14 | 海尔集团公司 | 一种果菜保鲜盒及采用该果菜保鲜盒的冰箱 |
| WO2016177821A1 (en) * | 2015-05-07 | 2016-11-10 | Arcelik Anonim Sirketi | A refrigerator comprising a crisper |
| CN111692817A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-09-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 保鲜盒及其选用方法、冰箱 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60176538A (ja) * | 1984-01-04 | 1985-09-10 | Buei Haneda | 炭素繊維及びこれを利用した果菜類の鮮度保持用シ−ト |
| JPS62297683A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-24 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2647920B2 (ja) * | 1988-09-06 | 1997-08-27 | 三洋電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP63233949A patent/JP2594335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0282081A (ja) | 1990-03-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2594335B2 (ja) | 冷蔵庫の野菜室 | |
| JPH08136113A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2732447B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2543185B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2004093061A (ja) | 冷蔵庫、抗酸化剤用収納容器 | |
| JP2011058704A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH0282080A (ja) | 冷蔵庫の野菜室 | |
| JPH06185851A (ja) | 食品保存庫 | |
| US20200156850A1 (en) | Food container for preserving freshness of food items | |
| JPH0571861A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2000004783A (ja) | 冷蔵庫の鮮度保持構造 | |
| JPH06185850A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH01123981A (ja) | 野菜貯蔵容器 | |
| JPH08285444A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH0473578A (ja) | 野菜貯蔵用冷蔵庫 | |
| JPH0514192B2 (ja) | ||
| CN101089522A (zh) | 冰箱 | |
| JP2769213B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH08303936A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
| JPH079823Y2 (ja) | 抗菌性食品包装用フイルム | |
| JP2574457B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP3279631B2 (ja) | 高湿室付き冷蔵庫 | |
| JP2763629B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPS616579A (ja) | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 | |
| JPH05317636A (ja) | 食品保存庫 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219 Year of fee payment: 12 |